ミルキー・ガーデン

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このドレスは、百均ショップ「セリア」で、この造花に出会った時にデザインを思い付いたもの。ミルク色の朝靄の庭園に佇む少女みたいに見えれば…と、勝手にイメージして作りました。
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実際には、やはり花弁が人形用には大き過ぎた為、多くは自分で小さくカットしてから縫い付けました。
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でも、アート・フラワーを趣味にしていない限り、この造花の繊細な色合いや斑っぽい染め、型押しが自分では作れないので、やっぱり買って十分役に立っています。
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生地は、生成りのドビー・レースのコットン。それに、ドール・ハウス用の極細ノッティング・レース等、ビンテージ・レースを縫い付けています。身頃&袖のパターン自体は、アール・デコ風のドレスとほぼ同じです。
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ヘッドドレスのボンネットをどうしよう?と考え、結局二種類作って試してみました。幅広のビーズ付きヘアバンドのようなタイプ(写真下)と、後頭部まで覆うレース付き(写真上)のタイプです。
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やっぱり私が作るドール服&スタイリングは、どうも子供っぽくなるなあと、この服を見て実感しました(汗)。それでリカちゃんを専らモデルにしていた訳ですが、やはりmomoko DOLLだと、センスの子供っぽさが顕著に見える気がします。多分今回の主な原因は、スカートの丈やブーツ(本当はもっとロングのブーツを合わせたかった)の長さの微妙なバランスのように思えますが、これは人間の場合にも当て嵌まるので、今後は自分の服装の際にも気を付けたいと思います。
 




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# by piyoyonyon | 2017-11-24 15:33 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ホーンジーの「サミット」のミニ・カップ

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イギリスの陶器メーカー、ホーンジー社の「ヘアルーム」「ブロンテ」「サフラン」「フルール」なら、製造期間が長く余程人気だったからか、今でもフリマやチャリティショップでしょっちゅう見掛け、プロのアンティーク屋で買うのは馬鹿らしい程です。しかし、それ以前のホーンジー社の製品となると、出会う機会がめっきり減ります。この「サミット」と呼ばれるシリーズも、アンティーク・モールやマーケットも含め、私は今まで1、2度しか見たことがありませんでした。これは隣町のフリマの、ダンボール箱に雑多に詰められた、家財処理品らしいガラクタの中から見付けました。そう言う投げ遣りな状態で売られていた割に、ヒビもカケもありません。
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デザイナーはJohn Clappison ジョン・クラッピソンで、製造年は1960年。リップル・ボードのような凹凸の付いた紙を、表面に回し押し付けて縦縞状の溝を作り、スプレーで着色した後表面だけを軽く拭き取り、溝にだけ色を残すと言う独特な方法で製作しているそうです。この黄色(※実物はもっと濃い色)の他にも、赤、黒、アクア等の色のバリエーションがあります。
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高さ5cm位の小さなカップで、本来の用途は何なのか分かりません。もしかしたら、元は4個セットでエッグ・カップだったのかも知れないし、クリュエットの一部だったのかも知れません。シンプルなのに意外な凝った手法で作られ、見た目もシンプルながらポップな楽しさが滲み出て、何気に存在感のあるテーブルウェアです。





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# by piyoyonyon | 2017-11-23 15:33 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ペースト・ガラスのブーケ型ブローチ

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1930~40年代に流行ったらしいタイプのブローチで、今でも割と多く見掛け、ビンテージ・ジュエリーとしては全く珍しい物ではありません。ブーケ状に曲げたワイヤーの上に、大抵同色のラインストーンが留めてあります。
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大体この時代までは、ペースト・ガラスと言う、鉛分が多くて加工し易い為、宝石のように手作業でカットされたラインストーンが、ジュエリーに良く使用されました。元々は宝石の代用品として、主にヴィクトリア時代に発展しましたが、やはり輝きは宝石には遠く及びません。しかし今では、柔らかい独特な輝きを放ち、アンティーク&ビンテージのコスチューム・ジュエリー・ファンを魅了しています。
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この時代のブローチは、大きさ的には次の1950~60年代のブローチに比べると概ね小ぶりで、主張も控えめな優しいデザインが多く、返って一般の日本人にとっては使い易い物が多いと思います。
 




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# by piyoyonyon | 2017-11-22 15:25 | アクセサリー | Comments(0)

再びデヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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P太と義母とのシュロプシャー旅行で、今回の一番の目当てで最後の目的地、バラのブリーダー会社デヴィッド・オースティン社の直営バラ園を訪れました。
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ここは、庭園として美しいだけでなく、オースティン社の言わば生きた商品サンプル&カタログで、同社のバラを見て選ぶのには最適な場所です。
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そして、会社が新製品を一押しするのは当たり前です。ここでもその通りで、新しい品種は目立つように多く植えられています。新品種のバラの大きく育った姿を見るチャンスは、一般の店舗や他の庭園ではまずないので、私も自ずと一層注目します。特にERの場合、新しい(特に2006年以降の)品種のほうが、健康的にも寄り優れて、自信がある為に推奨されます。
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今年発表されたのは、この「デイム・ジュディ・デンチ」。「Dame デイム」は「Night ナイト」に相当する女性向けの称号で、ジュディ・デンチは「007シリーズ」のM役としても出演している、イギリスを代表する存在感に圧倒される女優さんです。アプリコット色のバラは、人気が根強いそうです。
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この「ジェームス・L. オースティン」も、今年発売された新品種。初代デヴィッド・オースティンの息子で、二代目の弟の名前だそうです。売り上げの10%がパーキンソン病基金に寄付されることから、恐らくこの方はパーキンソン病を患っているのでしょう。「デイム・ジュディ・デンチ」と共に、独特なうっとりする香りでした。
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その他、この庭園を見渡して、オースティン社が強く推していると分かる新しめの品種の一つが、2013年発売の「ザ・レディ・ガーデナー」。デヴィッド・オースティン氏拘りの、透明感のある花色が素敵。
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この「オリヴィア・ローズ・オースティン」(2014年)も然り。推奨する理由として、花自体の美しさや香りだけでなく、耐病性や育て易さ、花付きの良さ、株のまとまり具合などが総合的に含まれるようです。
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そして、エリザベス女王の長女の名を頂く「プリンセス・アン」(2010年)も、発売から7年経つのに、今も強くお薦めされている品種です。鮮やかな花色が目立って美しいけれど、棘が割と多いのが難点。「御本人も棘棘しいからね!(ズバッ)」と義母。
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昨年発売の「デスデモーナ」は、蕾はピンクなのに、花開くと純白になる魅惑のバラ。香りも非常に強くて心地良く、最近はすっかり鼻の利かなくなった義母が、このバラの香りなら分かると嬉しそうでした。
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「ジ・アンシェント・マリナー」(2015年)は、中心程ピンクの濃くなるのが魅力。
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私が特に惹かれたのは、ERの数少ないランブラー・ローズの一つ「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(2014年)です。世の中の全てのランブラーの中でも、繰り返し咲き、尚且つ香りが良い品種は稀です。このバラの場合、四季咲きの上、ダブル咲きの小さな花弁も花色も香りも、全てが魅力的。ただしランブラーは凄く大きく育つので、もううちには植える場所がないなあ(苦笑)。
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しかしたまに、ここ2、3年の内に発売されたのに、後から何らかの問題が発生・発見されて、早々とカタログから姿を消す品種もあります。例えば、2014年の赤バラ「ヒースクリフ」とか。赤バラは、開発が難しいと聞きます。これは、「テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ」。
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最近のオースティン社のカタログで、この「チャールズ・ダーウィン」(2003年)がかなり推されているのに驚きました。それまでそんなことはなかったのに、今はお買い得な推薦コレクション・セットにも含まれている程です。もしかしたら、最近改良されて質が安定したのかも。
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「ガートルード・ジェキル」「グラハム・トーマス」、そしてこの「メアリー・ローズ」なんかは、発売から数十年経つのに、今でもERを代表する不動の人気です。
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もしかしたら、義母と一緒なら寄るのでは…と密かに期待していたのが、このバラ園付属のティールーム。
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やっぱりお茶することになりました! 義母は食事の量は少ないのですが、いつも何かしらお茶菓子を食べている食いしん坊なのです。三人とも、クリーム・ティーを注文しました。
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食器は、オースティン社のオリジナル。描かれたバラの品種は、うちにもある「ザ・ジェネラス・ガーデナー」です。この食器は、売店や通販でも購入出来ます。
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食べ方が汚くてスミマセン。クロテッド・クリームが良質で、スコーンもさっくり美味しく焼かれて、満足のクリーム・ティーでした。時々ホイップ・クリームしか出さないクリーム・ティーに、バターが付いて来る事があるんですけど、ここのは本物のクロテッド・クリームの他にも、バターが付いていました。因みに、ホイップ・クリームとバターを混ぜると、本当にクロテッド・クリームっぽい味になります…。
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周りを見渡すと、多くの客が「あの三段トレイ」を注文していました。アフタヌーン・ティーは予約制ですが、待っている間、バラ園をぶらぶらしていれば良いようです。
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勿論、バラを買って帰る予定で、このバラ園に寄りました。P太から、車に積めなくなる為一人一株ずつまでと念を押されたので、私も義母もどれを選ぶかウンウン迷いました。前回と違って、鉢植えのバラは人気&お勧めの品種に搾られ、アルファベット順ではなくなっていましたが、欲しい品種は割とすぐに見付かりました。この時期、裸苗は未だ売られていません。
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相変わらず、孔雀がえらそーに店内を闊歩しています。
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トイレにも試供品が置いてあった為、全員その香りの良さに感動したのが、オースティン社オリジナルのバラの香りのハンド・ソープとローション。値段は凄く高いんですが、セットで買うと若干割安になるので、義母は義妹へのお土産に買っていました。
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結局クリーム・ティーの威力で、その日は夕食が必要ありませんでした。お年寄りと旅行するのは大変なこともありますが、義母とは興味やノリが大体共通するから、正直言って実の両親と出掛けるよりずっとラクです。何より、義母が楽しんでくれて本望です。そしてやっぱり、初夏にもう一度このバラ園を訪れたい!





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# by piyoyonyon | 2017-11-21 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

再びデヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 1

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今回のシュロプシャー旅行に義母を誘ったのは、元々「イングリッシュ・ローズ」のブリーダーで有名なデヴィッド・オースティン社のバラ園を、一緒に見に行く事が一番の目的でした。義母もバラが好きなので、滅多に行けないこのの機会を楽しみにしていました。しかし本当は、6月の最初のバラの季節に訪れたかったのですが、亡くなった義父の相続等の手続きで未だ忙しく、また今年の6月は記録的に気温が高く、バラの開花期が異様に短かった為、秋の二度目の開花時まで待つしかありませんでした。
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この「David Austin Rose Garden デヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン」は、Albrighton オルブライトンと言う村に在ります。最寄の大きな町はTelford テルフォードかWolverhampton ウルヴァーハンプトンで、其処に宿泊する手もありましたが、どちらも観光に魅力的ではない為、30km程離れた歴史的な州都Shrewsbury シュルーズブリを選びました。とは言え、オルブライトンは高速の出口に近い為、シュルーズブリからのアクセスは良好です。
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車のドアを開けると、建物や駐車場の周囲もバラが沢山植えられていて、やはり今回も既に濃厚なバラの香りが漂っています。
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こちらの建物は、併設されたティー・ルーム。
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ここは、言わばバラのブリーダー会社の生きた商品カタログなので、入場は無料です。バラは、香りや咲き進みに寄る花色の移り変わり、枝ぶり、葉の茂り具合、幹の棘の多さ等、紙やネットのカタログだけでは分かりにくい事が多いので、実物を見てから選ぶのが一番です。ショップ内を通って、いよいよバラ園に向かいます。最初は、巨大な鉢植えに植えられたバラがお出迎え。
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そして、三本の平行した通路に沿ってバラだけが植えられた、「ロング・ガーデン」に進みます。この庭園ならそれ程広くないし、高低差もほとんどないから、義母にとっても歩き易いはずです。
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バラには、初夏にしか咲かない一季咲きもありますが、ER(イングリッシュ・ローズ)のほとんどは、1年に2回開花時期を迎える返り咲き、または6月から初霜まで絶えず咲き続ける四季咲きです。そして夏の冷涼なイギリスでは、9月頃にバラの二度目の最盛期を迎えます(日本では大抵10月)。
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ところが今年の9月は、ERの多い自分の庭を見ても、余りバラが咲いていませんでした。それで、折角このバラ園へ遥々やって来たのに、もしバラの花の数がショボかったら責任重大だなあと、内心心配していたのですが、…前回同様沢山咲いていました。
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透明感のある繊細な花色は、初代デヴィッド・オースティン氏が、オールド・ローズの魅力を持つ現代のバラ「イングリッシュ・ローズ」を作ろうと思い立った時から、特に拘って来たものだそうです。
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義母がまずこのバラ園で驚いたのは、バラの株が非常に健康だと言う事。前回訪れた時、私も同様に驚きました。イギリスの他の名立たる庭園を訪れても、この時期のバラは、これ程傷んでいない葉を青々とこんもり茂らせてはいません。ERは品種自体が丈夫だし、勿論肥料や薬剤は最良の物を使用しているのもあるのでしょうが、剪定にもその秘密があると見ました。
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中央のレンガ敷きの通路沿いには、ERばかり植えられていますが、両脇の芝生の通路沿いには、ERに混じってオールド・ローズやその他のバラが植えられています。
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沢山の種類のバラが植えられている中、目を引かれる品種は自ずと決まっています(大抵は自分が既に持っているバラ。笑)。これは、「レディ・オブ・シャロット」。
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俯き加減が愛らしい、「ウィンド・フラワー」。
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モティスフォントでも見掛けた、可憐な黄バラ「ブライス・スピリット」。
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ウェールズ語で「愛」を意味する、「キャリアド」。
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フロリバンダの「ラプソディー・イン・ブルー」は、人気の高い紫色のバラで、うちの近所でも植えられているのをしょっちゅう見掛けます。色味は、我が家の紫バラ「ブルー・フォー・ユー」より濃く暗め。母が紫の蔓バラを欲しがっていたので、これを誕生日に贈りました。育成が良いから、蔓バラにもなります。
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ランブラーの「ランブリング・ロージー」。オースティン社では、自社作出のバラだけでなく、ハイブリット・ティーを含む、あらゆる人気&推薦品種も育成・販売していますが、この庭園には剣弁高心咲きは一つもありません。総じて剣弁高心咲きはフォーマルなイメージが強く、他のバラや宿根草と調和しにくい為だと思います。
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お次に、低い柘植の垣根が描く文様の中にバラが植えられた、「ルネッサンス・ガーデン」を尋ねました。
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普段は惹かれないフォーマル・ノット・ガーデンですが、ここのはバラそのものの魅力が物を言います。もしこれがハイブリット・ティーに多い剣弁高心咲きのバラ中心だったら、雰囲気が全く違うと想像します。
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そして、前回と違って、やっぱりバラ園は、青空の明るい日差しの下が格別。時折雲の濃くなる時はありましたが、雨が降る程には一度もなりませんでした。
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所々に置かれた彫像は、初代デヴィッド・オースティン氏の亡き妻パット・オースティンの作品。
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残念ながら、蔓バラの見本となるパーゴラには、ほとんどバラが咲いていませんでした。
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でもやっぱり私は、バラだけでなく宿根草と混栽された「ライオン・ガーデン」が一番好きです。
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ここで最も目立っていたのがアスター。一つ一つは地味な花ですが、群生すると見事です。
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そしてルドベキア。黄色やオレンジ色は、盛夏から秋ならではの宿根草の色彩です。
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秋の訪れを象徴するセダムには、蜂がびっしり。
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秋明菊も、イギリスの秋を代表する宿根草。
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白蝶草の和名を持つガウラ。
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すっと背の高い宿根草も、バラとの相性が良く、目を引くアクセントになります。
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スタンダードの下草のエリゲロンも、バラに似合っています。義母の話だと、「こんな雑草みたいな花なのに、ガーデン・センターとかで買うと結構高い(怒)」のだそうです。何処かから種を拾って来たら、後は勝手にどんどん増えそうですが…。
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とにかく義母は、棘の少ないバラが好き。そう話していたら、見知らぬ女性(他の訪問者)が、「私の一押しはこれよ。香りは最高。棘は多いけどね」と言って示したバラは、「ムンステッド・ウッド」でした。
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…うーん、この時期でも十分美しく見応えはありますが、やっぱりいつかは6月にここを訪れたいなあとつくづく思いました。ルピナスやデルフィニウム等、イングリッシュ・ガーデンを代表する宿根草との組み合わせは、色彩がいかにも英国らしく、文字通り絵のように美しいと想像します。



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# by piyoyonyon | 2017-11-20 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

十一月の猫便り

先月の猫便りで、愛猫ポコちゃんに付いてお伝えするのは最後になるかも、と自分でも思っていましたが…、ポコちゃんはちゃんと生きています。
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でも、元気だとは全く言えない状態です。すっかり痩せて、かつてのタヌキ猫の面影はまるでなくなりました。撫でると骨がゴツゴツし、私の上に乗ると、余りに軽くてショックを受けます。あんなに全ての行動がうるさい猫だったのに、今はすっかり静かになってしまいました。
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動物病院から戻って来た直後は、本にゃん自身が余程嬉しくて興奮していたこともあり、返って入院前より活発だった程です。薬(ステロイド)の作用で、食欲も通常並みにありました。しかし、服用期間が終了する前から、すぐに食欲は落ち、再びベッドでおねんねも膝乗りもしなくなり、時折歩くのもふら付き、しょっちゅう息切れがして喉を鳴らすことさえ困難になりました。元々好き嫌いの多い頑固な性格で、今はほとんど好物の海老を少し食べるのみです。栄養が不十分で代謝が悪いらしく、入院検査時に剃られた毛も、一ヶ月経つのに未だ一向に生え揃いません。
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最早階段を昇り降りするのも大変なようで(特に下り)、滅多に行き来しなくなりました。それで、階下にももう一つトイレを、二階にも食事場所を設けました。この時期、上階のほうが暖かいから、二階にずっと居てくれたほうが安心なのですが、トラちゃんが生きていた頃ポコちゃんは専ら一階中心に過ごしていたこともあり、やはり一階にも行かないと気が済まないようです。寒い夜の一階で単独で過ごさせるのは心配なので、時々私が一階のソファで寝ると、喜んで一緒におねんねしてくれます(…もしかしてP太の鼾がイヤ?)。ポコは非常に軽くなったものの、私はポコが乗っている間は寝返りがうてない為、腰を痛めてしまいましたが…。また、一階の掃き出し窓から鳥やネズミを眺めることには今だ熱心なようで、時々興奮してウニャウニャと啼くこともあります。晴れた暖かい日は、窓辺でずっと日向ぼっこが出来、比較的体調が良いようですが、この時期のイギリスでは快晴の日が稀で、また晴れても日照時間自体が短いのです。
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毛艶は良好なままで、ふんわりしています。呼吸は相変わらず異様に速く粗いものの、薬の服用以来咳は出なくなりました。元々凄く感情表現が豊かな猫なので、もうその体力すら中々出ないのに、撫でると嬉しさを精一杯大きなゴロゴロで応えようとするところが健気で不憫です。
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そんな、目立って悪化もしなければ良くもならない状態が、今のところ1ヶ月近く続いています。しかし、今日御飯を食べたからと言って、明日も食べてくれるとは言えないのです。現在未だ自力で何とか行動出来るからと言っても、次の日から急激に体調が悪くなるかも知れないのです。今は只、ポコちゃんとの一日一日を大切に過ごしています。





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# by piyoyonyon | 2017-11-19 15:27 | 動物 | Comments(4)

ピンクとパッチワーク・プリントのエプロン

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シュルーズブリのアンティーク・モールで私が買ったのは、この古いハーフ・エプロンです。ピンクと70年代っぽいパッチワーク風のプリント生地を基調にした、ポップな雰囲気が溢れるデザインです。
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パッチワーク風プリントには、苺やリンゴ柄も含まれているところが、この時代らしさを盛り上げています。変形のポケットの縁は、赤いバイヤスでパインピングされ、更に黒のリックラック・テープが縫い付けられ、無地部分が一番多いのに、かなり賑やかな雰囲気。
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染みやペンキらしきものも付いているし、あちこち解れて、正直言って状態は余り良くありません。それでも、今まで見たことのないタイプのエプロンで、持っていて損はなさそうと思いました(フリマ並みに安かったし)。使うつもりはないんですけど、P太も義母も、私にぴったり似合うと言っていました。
 




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# by piyoyonyon | 2017-11-18 15:35 | ファッション・コスメ | Comments(0)

キノコの季節

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この秋らしいキノコ柄のカットソー生地は、チャリティショップで更に値引きされて安く売られていた、幼児用の衣料から切り取ったものです。布地が思い通りに全く手に入らないイギリスでは、こんな風に古着を素材として再利用する事に大いに頼っています。本当はわざわざ買わずに、自分や家族の着なくなった服を活用するのが一番なんでしょうけど、ファッション・ドールにぴったりな細かさの装飾やプリント生地が、大人用では中々ありません。その点この子供用なら、ドール服に使える!と一目で思いました。
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パターンは、日本ヴォーグ社の「わたしのドールブック リカちゃんNo.6」のフード付きワンピースを元にしています。しかしこの本に載っているパターンって、子供の着せ替えし易さを考慮してなのか、重ね着する事を前提としているのか、それともそう言うのが流行で許せる時代だったのか、余り人形の体にフィットしない、人形に対してダブダブとみっともなく大きな服が多いんです。最初は単に自分の作り方が悪いせいだと思っていましたが、後から同様に感じている人が多い事に気付きました。
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このワンピも、最早型紙を切り取った時点で、人形に合わせてどう見ても大き過ぎるので、予めサイズを若干調節してみました。しかしそれでも、やっぱりかなり大きく仕上がってしまいました。
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特に袖の長過ぎるのが気になって、ピュアニーモSボディのリカちゃんに着て貰い、何とか落ち着きました。
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可動式素体ピュアニーモSボディは、通常のリカ・ボディより少し背が高くなり、手も長くなっています。ただし上半身は異様に華奢で、肩幅や身幅はリカ・ボディより小さい程です。その代わり、下半身はムッチリと太めです(すなわちアンコ型)。しかしこんな風にトップたっぷり目の服なら、上半身の華奢さに余り違和感がないのではと思います。ピュアニーモの、どっしり丈夫そうな素材の質感は気に入っています。

 




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# by piyoyonyon | 2017-11-17 15:25 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

楕円のウラン・ガラスのラインストーンのブローチ

今回P太が、シュルーズブリのアンティーク・モールで買ったウラン・ガラスは、この楕円状にラインストーンが並んだ古いブローチでした。アクセサリーは、ウラン・ガラスのコレクションとしては、最も嵩張らない上に実用も出来るので(私が、だが)、一番有り難いアイテムかも知れません。
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横幅4cm程度の楕円のリング状に、薄緑色と無色透明のラインストーンが並んだ、あっさりシンプルなデザインです。ウラン・ガラスとして発光するのは、勿論薄緑色のラインストーンのみです。台座の裏面を見ると、何故か葉っぱのリースのように形成されているのが分かります。表側から見て、その意味が全然ないので、単に全く別物のデザインのブローチの台座の型を、使い回ししたようです。
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今まで我々が手に入れたウラン・ガラスのビンテージ・ジュエリーは、ウラン・ガラスの生産が盛んだったアール・デコ時代より後の、1940~50年代の物が中心でしたが、これは、もう少しだけ古いかも知れません。裏のピンの形態やデザイン的には、エドワーディアンっぽく見えます。ただし、台座の型抜きは粗いし、ラインストーンは爪留めではなく接着してあるだけなので、高級な造りでは全くないようです。けれど、柔和な雰囲気と控えめな主張が使い易く、悪くないデザインだと思います。
  




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# by piyoyonyon | 2017-11-16 15:37 | アクセサリー | Comments(0)

再びシュルーズブリのアンティーク・モールへ

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シュルーズブリの中心部に到着した時、小雨がパラ付く天気だったので、雨宿りも兼ねて、アンティーク・モールで過ごす事にしました。確か前回も、同じ理由でここを訪れたと記憶しています。
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街のド真ん中の、旧市場会館近くの便利な立地ですが、売り場は地下になっており、足腰の弱い義母にとっては、降りるのがちょっと大変でした。
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売り場自体にも幾つか段差が在り、梯子のように急な狭い階段付きの、古い木組みの建物のアンティーク・モール程ではありませんが、お年寄りには優しいとは言い難い造りになっています。アンティーク・モールは、大抵古い建物を再利用している為、完全バリア・フリーと言うのは滅多にないようです。
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テーブルの左側の、二つのアール・ヌーヴォーの椅子がとても素敵でした。値段はかなりお買い得で、イギリスに住んでいると、アンティーク&ビンテージの家具類は、驚く程の安さで手に入れられる機会があります。
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多分素人がリメイクした、子供部屋用のキャビネットだと思いますが、中々捨て難い愛らしさです。手前の、透かしの鉄細工が動物柄の青いベンチも可愛い。
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50年代っぽいバラ柄の、かなり大きな宝石箱。木製にブ厚くペイントしてある仕様です。
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開けると、こんな造りなっています。日本製のように見えます。
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前回も圧倒的だった、ビンテージ缶(+玩具)の専門ストール。
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丁度一年経ちましたが、昨年も見た同じ商品が、未だかなり残っていました。多分自分のコレクションを見せたいが為、博物館代わりに出店していて、儲けは二の次なのだと思います。
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本型、家型、ドラム型…。缶には、本当に色んなデザインが在ります。
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駅のホームを、ブリキで表現した玩具。素材がブリキだと、どうしてこう魅力的に見えるんでしょうね。
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可愛いし手頃な値段だったので、最初にこのビスケット缶を買おうかと懸想しました。
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猫ポスターもテディベアも昔の玩具も可愛いのですが…、実はこの隣に、子供の皮膚病の見本の、凄―く気持ち悪いポスターが飾ってありました。
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昔の香水のラベルを額装したもの。中々素敵ですが、結構強気のお値段。
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80年代のバービー人形。着ているドレスは、フェアリー・グレンの製品のようです。お相手は、ケンではなくアクション・マン
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制作途中の、刺繍のぺらぺらティーコジー。…にしちゃ高いなあ。続きは、自分で仕上げろって事ですか? こんな風に図案が直接布地にプリントされた仕様も、販売されていたんですね。
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イギリスには、今でも様々な種類のアニュアル本(主にギフト用の年鑑読本)がありますが、かつてはテディベア専門のアニュアル本も存在したようです。中身も、この表紙並みに可愛い絵ばかりだったら良かったのですが、複数のイラストレーターが執筆していて、いつも全くそうは行かないのがアニュアル本。
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勿論、ウラン・ガラスは幾つか見掛けました。このキャンドル・スタンドは、良く見ると土台の魚がブキミです。
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典型的なアール・デコのデザインの花瓶。フロスト・ガラスなので、思いの他濃く発光します。
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これも花瓶。…うーん、どれもかなり大きくて場所を取るし、デザインが大味です。
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こちらは、スウィンギン時代のポップなプリント生地が充実したストール。
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特に、この青地の花柄の布が好みでした。こんな素直に愛らしい、言わば子供っぽい花柄は、イギリスのビンテージには珍しく、どちらかと言うと、ドイツとかで良く見掛ける生地みたい。
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この時代のイギリスらしい花柄と言えば、一癖有るこんな感じです。
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2枚とも色違いのハンカチに思える、中々魅力的なプリント布なんですが、小さい割に結構高かった。
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このワイン瓶柄の布は、ハーフ・エプロンのようです。言わば飲兵衛エプロン。
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右下のエプロンは、メキシコ柄。アメリカなら、メキシコ柄の布は割とスタンダードなようです。
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こっちのエプロンは、ファッション雑誌柄です。本当にビンテージ・エプロンには、様々なデザインがあります。黒地にカラフルな水玉、色使いやタッチ等、イラスト的には好みです。
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ウェールズに割と近いせいか、ウェールズ織りのコートが3着もありました。緑系のが素敵。
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こちらは、ウェールズ織りの財布。
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結局、P太も義母も私もそれぞれ収穫に恵まれ、ここで楽しく有意義に時間を過ごせました。
 




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# by piyoyonyon | 2017-11-15 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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