藤の季節のナイマンズ

P太は、休日でも平日と変わらない時間に起床しますが、休日はずうっとパジャマのままで、経済雑誌を読んだりSNSに夢中になってダラダラ過ごします。休日位良いだろってことでしょうけど、出掛ける予定の前もこれだと困ります。その上(大して重要なことでもないのに)、途中で止められない性分だし。その週末は、午前中に食料の買出しを済ませるはずだったのに(店が空いているから)、お昼までパジャマ姿でした。「パジャマ男にはお昼御飯は上げないよっ」と言って、ようやく着替えさせました。昼食後買い物に出ると、その後一日家で過ごすのには勿体無い、抜群に良いお天気。さっさと買い物を済ませて、ナショナルトラスト(NT)の「Nymans Garden ナイマンズ庭園」に出掛けることにしました。
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少なくとも、こんな充実した庭園が、うちから割と近いところにあり、更にNTの会員なので、思い立ったら午後からでもサクッとすぐ行けるのは有難いことです。
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まず目に入って来るのは、宿根層のボーダー花壇。この時期は、アリウムやジュームが咲いていました。
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このティアレア、日陰に強く、尚且つ良く映えるので、うちにも欲しいと思っています。しかし近所のナーサリーで買うと、NTの売店の半額。
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バラ園は、この時は未だ早過ぎる状態でした。多分、丁度今が見頃じゃないかな?
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咲いているのは、ハマナス系のルゴサ・ローズのみ。けれど、香りはかなり強く匂っています。
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それと、コンパニオン・プランツのネペタとジェラニウム(風露草)。
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この一際香りの強い八重のルゴサ・ローズは、実はイングリッシュ・ローズの「ワイルド・エドリック」でした。一度買おうと思ったことがありますが、実物を見て、余りに幹がトゲトゲなので止めたんだ…。
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ここの庭園でも、巨大なシャクナゲやツツジが見事です。
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今まで、チョーク質のアルカリ性土壌の多いイギリス南東部で、酸性土壌を好むシャクナゲやツツジが、どうしてこんなに元気良く育つのだろう?と疑問に思っていましたが、weald(森林丘陵地帯)の土は概ね弱酸性の粘土質の為、それらの発育に向いているそうです。
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プラスティックのような質感に見える、シャクナゲの一種。
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イギリスのシャクナゲが巨大なら、クチナシの木や花弁も巨大。香りは、日本で一般的な種類ほど強くありません。
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オーニソガラム? カマッシア? 花色や、すっくとした姿が絵になっていました。
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そして、ナイマンズの最大見所の一つが藤の季節。何せ英語版ウィキの「藤」の項目を引くと、ここの写真が出て来る位です。見事な藤棚ですが、周囲が草ぼーぼーなせいか、余り注目されていません。藤棚は、日本が本場みたい。
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西洋では、藤が建物の壁面を覆うのは珍しくない光景ですが、花に近付いて見ると、やっぱり何だか和風だな…と思ってしまいます。
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廃墟のお屋敷の壁に這う藤も、丁度見頃でした。
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このお屋敷前のノット・ガーデンも、ツゲが育って「らしく」なって来ました。
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屋敷前の円形庭園は、この時期の植え込みはチューリップとウォール・フラワー(エリシマム)。随分、開花の遅いチューリップがあるもんですね。
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クリケット場(?)脇の長~い藤棚は、日当たりがイマイチで開花が遅れていました。このクリケット場の四隅に、どう見ても場違いな日本の石灯籠があるのですが、…気にしないでおこう(笑)。
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この脇で、ミツバチの大群を目撃。丁度引越し中だったようです。
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アセビ、シャクナゲ、椿の大木。皆、大抵日本から導入されたもので、酸性土壌好きです。
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今まで余り入ったことのなかったロック・ガーデンも、この時期は色んな花に溢れて、見応えがありました。工事中や作業中とかで、立ち入り禁止のことが多かったのです。
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ミヤマホタルカズラの群生。鮮やかな青に目を奪われウットリ。
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空色のネモフィラが一般的ですが、こんな色のもあります。品種名は「ブラック・ペニー」。
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オキナグサ(の花後)が、陽に透けて綺麗。
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ほんの数時間でも、こういう場所を歩くと、一層季節を実感しますね。今年のバラは大変期待出来そうなので、近々また来ようと思います。
  
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by piyoyonyon | 2015-06-14 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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