モッコウバラの季節のポールスデン・レイシー

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季節に合った花々の記事を、出来るだけ早くアップしたいのですが、旅や散歩記事が立て混んでいて(特に帰国記事を未だダラダラと続けているから)、中々空きがありません(苦笑)。5月末の連休の最終日、天気が良かったので、Leith Hill リース・ヒルにハイキングに行くつもりでしたが、午前中に到着したのにも関わらず、駐車場は満杯。諦めて、急遽別の場所を目指すことになりました。そこで思い付いたのが、ナショナルトラストのお屋敷&庭園「Polesden Lacy ポールスデン・レイシー」。
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以前義母がナイマンズの売店でモッコウバラの苗を買った時、店員さんが「ポールスデン・レイシーの壁面に、このバラの見事な見本がありますよ」と言っていました。その義母のモッコウバラの苗も、今年ようやく花を沢山咲かせています。と言う事は、ポールスデン・レイシーでも見頃に違いない…と思い、目指すことにした訳です。ここにはいつも紅葉を見に来るので、初夏に訪れたことはありませんでした。
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お屋敷南側のテラスでは、沢山の人がピクニック&日光浴を楽しんでいました。デッキチェアは、ここで一般訪問者に貸出しているようです。
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ありました、屋敷の西壁にモッコウバラが。中国原産の棘の全くない品種で、日本の高温多湿な気候にも適した、最も栽培が簡単なバラと言われていますが、イギリスではそれ程知られていません。ここでは耐寒性がギリギリの為、西向きに植えるのが推奨されています。
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義母のも八重の黄木香ですが、これも同じ。イギリスでは、学名の「Rosa banksiae lutea」で呼ばれます。この他モッコウバラには、黄の一重、白の一重と八重があるようです。芳香は、余りありません。
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この季節、藤の黄色版みたいな金鎖も見事。
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続いて、壁に囲まれたバラ園に行きます。ここのバラは、見頃までは未だもう少し間がありました。モッコウバラは、開花が早いのです。
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ここでも、満開だったのはルゴサ系のバラだけ。
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ここのバラ園は、20世紀前半に流行した、一区画に同じ種類のバラばかりをまとめて植える、フォーマル・ローズ・ベッドです。だから、これだけ広大なのに、植えられたバラの種類はかなり限られています。
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うちにもあるけど、完璧な花びらだと思った、フロリバンダの銘花「アイスバーグ」。
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「Rosa spinosissima Andrewsii」と言う、原種系のバラ。直径3cm程度のちびちびの花弁でも、ちゃんとカップ咲きです。葉も、サンショウバラのような小ささ。
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この旧水道塔の中で、花壇で余った植物を無料(寄付金制)で配布していました。この時は、根上げしたチューリップ。募金して貰って来ました。
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圧倒されるような、壁を覆う白いクレマティス・モンタナ。これで空が青いと尚良しだったのに、午後になってからどんどん曇って来ちゃいました。
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シャクヤクだけのボーダー花壇でも、種類に寄っては満開です。
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この時人々を特に魅了していたのが、このアイリス・ガーデン。ジャーマン・アイリスを、色別に仕切って大量に植えてあります。
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この隣は、同じようなラベンダー・ガーデンにする予定だそうですが、未だ何も植えられていませんでした。
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どちらにせよ、まとめて同じ種類を大量に植えるフォーマル・ガーデンは、広大な土地を持つ庭のみに許されるスタイルで、庶民の庭造りの参考にはなりません(苦笑)。
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大きな庭園には、必ず育苗所があります。言わば庭の裏方です。いつも花を絶やさない状態なのは、ここで次の季節の苗をせっせと育ているからです。キッチン・ガーデン(菜園)も一緒になっていました。
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ここには、大き目の園芸小屋(potting shed)もありました。こんなに大きくなくて良いから、憧れます。
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ウォルド・ガーデンの南側が、また見事なペレニアル・ボーダー花壇になっています。
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こういう巧みな植物の組み合わせ方は、英国式庭園の真骨頂です。
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先程のアイリス・ガーデンを、壁の丸窓から覗いて見るとこんな風。
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濃いガーネット色のアストランティア。
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「Helianthemum Wisley Pink」と言う、繊細なピンク色の花。葉も銀色で綺麗。英語では「ロック・ローズ」と呼ばれる、結構御馴染みの庭草ですが、日本の風土には合わないそうです。
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やはり銀葉が目を引く、マーガレットの一種の群生。
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アリウム・ギガンチュームとカルフォルニア・ライラックの組み合わせ。同じ紫色系でも、色味や質感が全く違って奥行きがあります。
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ここで、何だか凄―くうるいハンガリー人家族に遭遇。子供が三人もいる上に、両親も叫びまくってメチャうるさかった…。
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急遽やって来たポールスデン・レイシーでしたが、庭も中々見応えがあるので、いつもと違う季節もやっぱり良いもんだなと思いました。紅葉の時期にはウットリする程美しいサリー丘陵地帯は、若葉の季節もやはり美しいと実感しました。
  
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by piyoyonyon | 2015-06-21 15:38 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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