またもやルイスでアンティーク・モール巡り
またしても、姉の誕生日が近付いて来たので、アンティークの町ルイスに出掛けました。
この日のランチは、ポーリッシュ・ポッタリー・カフェで、久々にポーランドの餃子ピエロギを食べるのを、夫婦揃って楽しみしていました。ところが、カフェでは厨房が閉鎖され、もうポーランド料理は提供しないとのこと。急遽、別の御昼御飯場所を探さなければならなくなりました。ルイスは観光地の割に、食事場所が余り豊富ではないようです。イタリアンやサンドウィッチ屋等、家族連れが入るような、イギリスで在り来たりな食べ物の店なら多いかな。で、最終的に選んだのが、この↓ハンバーガー・レストラン。
P太は普通のベーコン・バーガー。私はハルーミとフムスのを選びました。これは、バーガーとしては珍しいかも。ローストしたパプリカとロケット、チリソースが挟んであり、かなり美味しい組み合わせでした。付け合せのフレンチ・フライ(チップスより細い)も美味しく、P太のハンバーグも十分美味でした。んが!バーガー・バンが非常に残念です。これはこの店のせいではなく、イギリス中何処でもそうで、全体的にパンの質が、それでも経済大国?と思える程の恥ずかしいレベルです。---次回からルイスへ行く時は、弁当持参にしよ。
気を取り直して、今回もルイスの主要のアンティーク・モールの全てを廻ります。
またしても、御一緒にアンティーク・モール巡りのお宝探し気分になって頂ければ幸いです。
目当ては、相変わらずビンテージ・ジュエリー。またはビンテージ・バッグ。
バッグの写真が多いのは、姉に見て貰って今後の参考にする為です。
しかしバッグの場合、ちょっと凝ったデザインで良いなと思うと、やはり全て予算オーバーでした。
それを考えると、前回ブライトンに二回続けて通ってまで買って姉に贈った、アール・デコ時代のビンテージ・バッグは、相当お買い得だったようです。
郵送料の掛かる、大きな重いバッグも送れないし、バッグの選択肢はかなり狭く厳しいようです。
これは今回ルイスで見たビンテージ・バッグの中で、一番素敵だと思ったもの。リボン刺繍や天然石のビーズがふんだんに縫い付けられてあり、自分でも欲しくなる美しさでした(笑)。
こんなルーサイトの持ち手が付いた1950~60年代の、ころんとした木製バッグは、イギリスよりアメリカのほうが豊富かも。田舎家の絵自体はかなり稚拙なのに、全体的には愛らしさが滲み出ています。
まるで服装史の図鑑にでも載っていそうな、アール・ヌーヴォー時代の典型的なオリエンタル調のドレス。裾の刺繍が繊細で素敵です。
アンティーク・モールでは、天井にも注目。昔の照明器具がズラリと並んでいます。義両親の家でも、幾つかのランプ・シェイドはヴィクトリア時代の建設時のままです。
こんなカラフルなガラス製のランプ・シェイドが、最近古物番組でオークションで高値で落札されていました。
一方、まるで家の一室のように商品を陳列したストールにも、相変わらず目が引かれます。
売っている一つ一つの商品は、余り好みでもない上、古い物ですらなかったりするのですが、全体的にはまとまって魅力的に見えるのだから、いつも不思議に思います。
凄~く好みの60'sらしい花柄のキャニスター・セット。オレンジ単色の蓋のデザインが利いています。
このティー・セットはフランス製。フランスのビンテージの食器と言うと、昔のカフェオレどんぶりを始め、こんな吹き付けステンシル柄が多いような。
こちらは、以前ミッドウィンターのロゼールを中心に売っていたストール。相変わらず、ミッドセンチュリーのダイニング・ルームの様子が、忠実に再現されています。
素敵な柄のハーフ・エプロン。確か値段は10ポンドで、イギリスのアンティーク・モールでのビンテージ・エプロンの値段としても、ちょっとお高め。
いかにも60年代後半らしい、プリント・テーブルクロスとマグの柄。
プロのカメラマンの話では、イギリスのビンテージやアンティークを日本に持って来て、輸入住宅とかで出来るだけ西洋っぽく撮影しても、「空気」が違うらしくて、イギリスと同じようには絶対ならないそうです。
北欧ビンテージに影響されたっぽい、50年代らしい食べ物柄のJAJ(英国のパイレックス)のキャセロール。
ここ、本当に梯子のような急な階段を登り詰めた屋根裏部屋なので、重い大きな家具を運び入れるのは大変そう(特にガーデン用の鉄製テーブル・セット)。
実際住むとなったら、夏は暑いわ冬は寒いわで散々ですが、子供の頃はこんな屋根裏に憧れました。
自分のものを買う為に来た訳じゃなくとも、色々珍しいアイテムを見ることが出来、ルイスでのアンティーク・モール巡りは、毎度ながら充実した楽しい時間です。しかし全部を見て廻るのは、やっぱりかなり重労働で、ふと隣を見れば、連れ合いP太はグッタリ気味…。お疲れ様でした(笑)。さて、果たして今回は一体何を、姉へのプレゼントに選んだのでしょうか? それは明日御報告しまっす。
by piyoyonyon
| 2015-09-06 15:23
| 旅行・お散歩
こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。
by piyoyonyon
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