アーディングリーのアンティーク・フェア 1

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イギリスでアンティークやビンテージを購入する方法には、「アンティーク・ショップやモールに行く」「アンティーク・マーケットに行く」「オークション(ネット含む)に参加する」「チャリティショップに行く」「カーブーツセール(フリマ)に行く」の他に、「アンティーク・フェアに行く」と言う選択があります。アンティーク「マーケット」と「フェア」は大体似ていますが、前者は基本的に入場無料で、一般道路や広場等で定期的に開催されるのに対し、後者は有料が多く、主にイベント会場で年数回のみ開かれることが、一番の違いかも知れません。そのアンティーク&コレクタブルズ・フェアの英国南部最大規模のものが、ウェイクハースト・プレイス庭園近くの「Ardingly アーディングリー」と言う村で、冬期以外のほぼ二ヶ月毎に二日間ずつ開催されます。その場所は、我が家からもそう遠くなく、今まで何度も通過しているのに、フェアには一度も行ったことがありませんでした。何故かと言えば、フェアは平日に行われ、車の運転出来ない私だけでは、行くのが非常に難しいからです。それと、入場料が20ポンドも掛かります。しかしこれは、初日の料金(二日目も有効)で、最終日だけなら入場料5ポンドです。夫婦揃ってウラン・ガラスに興味を持つようになって、アンティーク・モールに一層頻繁に行くように以来、フェアにも一度は行ってみたいと思うようになりました。そして6月の開催日には、P太が平日でも有給休暇が取れそうなので、いよいよ行ってみることにしました。
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フェアは、アーディングリーにある「South of England Show Ground 南イングランド・ショウ・グラウンド」と言う、元々は農業展示会に作られた、その他にも様々な催しに使用される会場で行われます。こう言ったショウ・グラウンドは、多分イギリスの各州に一つはあるのではないかと思われます。駐車場(無料)は広大ですが、既にかなりの数の車で埋まっていました。
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この入り口で入場料を払い、小さなチケットを受け取ります。一度荷物を置きに駐車場に戻ったりして再入場する場合、多分このチケットの提示が必要なんだと思います。フェアは、屋内と屋外で開催されています。
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開場は8時で、その日は9時までには家を出る予定でしたが、P太に緊急の仕事が入ってしまい、その上途中の田舎道が工事の為に渋滞し、会場に到着したのは結局凄―く遅れて11時頃。おまけに、その日の天気予報は、曇りだったからこそこの日を選んだのに、予報に反し実際には小雨が降り続いていて、止むを得ず、まずは屋内の会場から回ることにしました。
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多分家畜の品評会用の建物らしく、地面はワラ混じりの砂です。さすがに排泄物は落ちていませんが、床に直接商品を置くのは、砂塗れになるから憚られると思います。
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初日に入場20ポンドも掛かるなんて、それだけ初日に「良い品」は売れてしまうって意味でしょうが、品物の単価が50ポンドを超える客でもない限り、初日にそれ程払う価値があるとは思えません。
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ストールに寄って、それぞれ特色があります。一番多いのは、陶器、ガラス、銀器専門かな。
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こちらは玩具専門。
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一つだけあった、ミッドセンチュリーのビンテージ専門店。私好みのレトロ物は、少数派なようです。アンティーク・モールでも中々見掛けない、ミッドウィンターの「レッド・ドミノ」の食器が売られていました。
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ポップなプリントのビンテージ・ドレスも、ちらほらと。
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しかし、やはり長い裾は砂塗れ。おまけにここでは試着は出来そうもないし、衣料を買うのは難しいかも。
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ビンテージ・バッグも、一応チェックしました。右手前の銀製のチェーンを編んだパーティ・バッグは、価値は高いのですが、鎖帷子みたいで重くて使い辛そう。
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布物やボタン等の手芸用品専門店。手芸用品の中でも、銀製のピンクッションやメジャー・テープ等は、特に人気があります。
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ここは、リトグラフなどプリント画専門でした。
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アール・デコ時代に流行したらしい、ハダカの女のフィギュリンが付いた器。幾つかはウラン・ガラス。
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右手に立ててあるのは、ガラスに繊細なレースや刺繍布が挟んであるトレイ。多分、手鏡やブラシとセットのドレッサー用。沢山集まると、綺麗で見応えあります。
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大好きな、ポーランドの古い木製人形。プロの店で一体4ポンドは、破格の安さです。でも、今まで持っているタイプと余り変わらないので見送りました。左隣は、オーストリアの「バイツ人形」のようです。
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仲良くしっかり抱き合っているのは、まるでイタリアの「レンチ」のように、フェルトを型に入れてボディや顔を形成した人形。左隣は、多分ロシアの陶器人形。
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アクセサリーを買ったストールで写真を撮らせて貰った、巨大ボーブル。直径20cm以上あります。「窓に飾ると素敵よ!」って言われたけど…(笑)。
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ここのフェアは、テレビでは何度も見たことがあり、ペットワースの超高級アンティーク&アート・フェア程ではないにせよ、それなりにアンティークらしい商品が多いんだろうなと想像していました。しかし実際には、思っていたよりずっとジャンク率が高めでした。コレクタブルズの意義範囲は広いので、現代のアジアの工芸品を専門に売る店等、全く古くない商品ばかりを扱うストールも結構あります。
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ビンテージ・ジュエリーは、全体的にさすがに充実していて、この↑ストールは特に素晴らしい品揃えでした。
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中にはフリマ並みの価格で購入することの出来るコスチューム・ジュエリーもあります。アンティークの世界では、ファイン・ジュエリー(宝石・貴金属)に対して、地位が数段低く見られているからかも知れません。
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あちこちのストールで、どれでも一個1~5ポンドと謳って、新旧コスチューム・ジュエリー(壊れたもの含む)を、箱等にごっちゃに詰めたものが設置されていました。
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でも、このランクのコスチューム・ジュエリーなら、フリマでもっと安く見付けられる可能性が高いなあ。実際、既に自分で持っているものも多かったし。…毎度のごとく、記事が長くなり過ぎたので、「2」に続きます。
  




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by piyoyonyon | 2016-07-13 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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