誕生50周年記念リカちゃん展限定リカちゃん人形

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郡山市民美術館でリカちゃん展を見る直前、館内のショップの横を通り過ぎる際、以前ネットで見掛けたことのある、この限定特別版の人形が目に入って、絶対ほしー!買わなくちゃ~と思いました。展示を見終わって、改めて売店で人形の箱を手に取ると、…1万円以上して、想像したよりも高いっ。私の持っているリカちゃん人形の中では、最高価格な程です。リカちゃんと言えば、安価なことが魅力の一つでもあるのに…。でも、結局買っちゃいました。着替えだけでなく、小物も色々、一般のリカちゃん人形には今は付属しなくなったスタンドも付いていることを考えれば、1万2千円は妥当な値段だと納得しました。
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箱の側面も、1960年代らしいサイケデリックなパターンで覆われています。箱の奥底には(気付かない人、居るんじゃないかなー)、歴代のリカちゃん人形を紹介したリーフレットも入っていました。
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元々は初代のリカちゃんの着ていた、1960年代に流行したらしい軍服風の赤いベルベットのミニ・ワンピースを、現在の4代目リカちゃんが着こなした仕様になっています。髪形も出来るだけ似せているようですが、初代と四代目では、体付きも表情も大分異なり、結果的には全体的な印象がガラリと違います。
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想像はしていたことですが、実物の髪型は、パッケージやリーフレットの写真のような見事な外巻きカールには、全くなりません! 前髪も、写真とは大分違います。初代のトレードマークだった髪の両脇の赤いリボンは、透明なゴム紐に括り付いていて、外したら二度と着けられそうもないから、そのままにしておくつもり。典型的な中国製ボディで、首は傾けられるけど(ってかちょっと座り悪い)、足がちゃんと閉じないのは気になります。初代は赤いパンプスを履いていましたが、この四代目は赤いロング・ブーツを履いています。
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でもまあ、ノスタルジックな可愛いさは十分滲み出ているかな。瞳のベースは紫系、メイクはピンク系で、こちらも現在の一般的な中国製リカちゃんと同じです。共布の赤い帽子も付属していたので、被せてみました。
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ついでに、着替えさせてみました。サイケなパターンや蛍光色、ケミカルな素材が、いかにも60年代っぽらしさを表しています。姪は、この黒いエナメル風ショルダーバッグを、えらく気に入っていました。
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とにかく髪のバランスが悪いので、何とかまとめないといけないかも知れません。さすがにレトロ・ファッションはばっちり決まりそうだから、これからもモデルとして活躍してくれることを期待しています。
 



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# by piyoyonyon | 2017-06-23 15:30 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

誕生50周年記念リカちゃん展

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日本に到着して約一週間後、東京の姉の家から、福島県の両親の家へ移動しました。義妹に会ったら、丁度郡山市の市民美術館でリカちゃん人形50周年展が開催されるところなので、私がそれに合わせて帰って来たんじゃないかと思っていたとのこと。そういう催しが松屋銀座で開催されたのは知っていましたが、その後全国巡回して、丁度郡山に来るとは全く知りませんでした。我ながら、何てタイミングが良いんだ。おまけに弟が仕事の関係でタダ券を貰っていたので、早速義妹と姪と一緒に出掛けて来ました。
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特別展入口の手前に、四季を追ってリカちゃんの日常生活を表した展示が。
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これは春。立派な木製のリカちゃんハウスは、展示用に特別に作られたもので、市販はされていません。こんなの、本当に手に入ったらいいのになあ。
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夏は海辺へドライブ。新ボーイフレンドのはると君が登場。
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秋。リカちゃんは明らかにハロウィーンのドレスだけど、お友達はバレリーナとナースのコスプレなのか?
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冬は、山小屋でパパとママと過ごします。双子の妹、三つ子の妹弟はどーした(笑)。
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1967年の発売当初のリカちゃんと言うと、子供ながら最新のファッションを纏い、未だ一般人には馴染みのなかった洋風の家に住み、現実離れした、女の子達にとっては遠い憧れの存在だったそうです。それどころか、贅沢品だからと、買って貰えない子供も多かったとか。現在のリカちゃんは、ファーストフード・ショップに行ったり、回転寿司に行ったりと、もっと身近な手の届くイメージなんじゃないかな。
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これは何かと言いますと、「リカちゃん展限定リカちゃん人形」のパッケージを、等身大のハリボテに再現した物です。要は、観光地に良く在る「顔はめ」の亜種。本来お人形が詰まっている部分に、人間がリカちゃんのアイマスクを付けて立つと、自分がリカちゃん人形になった気分になる?訳です。
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主な展示内容は、歴代のリカちゃん、及び家族やお友達人形は勿論、衣装や家、家具等のグッズをズラリと紹介したもの。同じ人形が、モデル・チェンジしながらも、50年間売り続けられているって素晴らしい事です。撮影は概ね禁止ですが、この様々なコラボ・リカちゃんは、撮影が許可されていました。
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まず、郵便局でフレーム切手と共に限定発売される「浅田真央リカちゃん」(…ピンボケてしまった)。2013~14年シーズンのフリープログラムの衣装を着ているそうです。
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PVでも競演した、「アリアナ・グランデ×リカちゃん」。私は、最初ドロンジョ様だと勘違いしました(笑)。その後イギリスのマンチェスターで、あんな惨事が起こるとは、勿論この頃は誰も予想出来きません。
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ちょっと前まで市販されていた、「くまもんリカちゃん」。
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同じく一般販売された、「ハローキティ・リカちゃん」。マイメロやキキララ、リラックマ・リカちゃんもそうですが、ファンシー・キャラクターとコラボ物のリカちゃんは、どれもデザインがキャラのイメージに忠実で優秀。
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昨今はハローキティと同じ位仕事を選ばない(笑)、ドイツの老舗ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」。でもこの着ぐるみリカちゃんは、スカートもテディ柄で可愛く、絶妙にコラボしています。
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オリエンタルな魅力の、花王「アジエンス」のリカちゃん。この仕様の人形、懸賞でゲット出来るらしい。
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すっかり飛行機のアテダントかと思った、資生堂「dプログラム」のリカちゃん。
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制服もチョコレート色の「コディバ」のリカちゃん。
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「ピエール・エルメ」のリカちゃんは、マカロンのイメージ? 甘い香りが漂って来そう。
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長年キャンペーン・ガールを勤める、イチゴの品種「さがほのか」のリカちゃん。アクセサリーまでイチゴ盛り沢山で、ドレスの一番下段は半立体のイチゴ・モチーフです。
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「明星チャルメラ」おじさんのコスプレをした、庶民的なリカちゃん。リカちゃんコラボのカップ麺は、パパの故郷おフランスを意識して、「オニオングラタン味」&「ポトフ味」と美味しそうでソソられる…。
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無地の着物でもこんなに華やかで充実して見える、「一竹工房」のリカちゃん。着こなしの参考にしたい。
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レトロな着物と文化人形が可愛い宇山あゆみさんのリカちゃんは、ここの全てのコラボ・リカの中で、私の一番のお気に入り。市松柄の草履や、赤いオカッパ頭のモデル人形にも注目です。
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イラストレーターのタケヤマ・ノリヤさんのリカちゃんも、やっぱりレトロで好み。童話の主人公のようなイメージ。ドレス制作はHANONのフジイサトミさん。
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MOMOLITAこと小森桃子さんのリカちゃんは、相変わらずパンキッシュ。ベストが手刺繍っぽくて好きです。
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リカちゃんの生みの親、タカラ社の創業者である佐藤安太氏のリカちゃん。デザインはタケヤマ・ノリヤ氏。リカちゃんの腕に付いているダッコちゃん人形(制作は高林律子さん)は、同じくタカラのヒット商品でした。
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衣装デザイナーの本多淑人さんのリカちゃんは、懐かしのポーズ人形風。
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リカちゃんキャッスルのリカちゃんは、マリー・アントワネットみたいなロココ調。
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「コムサフィユ」のリカちゃん。もし自分が子供だったら、ここの服を着たかったと思ったもんです。
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「ROOTOTE」のリカちゃんは、人形そのものより、ミニチュア・バッグの精巧さが眼を引きます。
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ファッション・ブランドとのコラボ・リカちゃんも、色々出ていました。
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しかし、服そのものはお洒落で可愛いんですけど、他と比べるとちょっと味気ないように感じてしまいました。
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思うに、どうも全体的に人形愛が薄いっつーか、髪型やメイクとかも、もっと拘って欲しかった。
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その中で一番気に入ったのは、この右の「Pridia」の、「銀河鉄道999」のメーテルを髣髴とさせる衣装です。
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姪が一番コーフンして気に入ったと言っていたのは、スワロフスキーのリカちゃん。小道具の姿見までキラッキラ。日本の姪もイギリスの姪も、光りもんが好きだ…。
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最後に、本当にメーテル×リカちゃん。後ろのイラストがいつものメーテルと違うのは、松本零士氏の奥様でリカちゃんの原案をデザインした、牧美也子さんが描いているかららしい。この他、牧さんのイラストの原画の展示や、実際子供がリカちゃんで遊べるコーナーも設けられていました。
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お次に後半戦~の、ミュージアム・ショップです。一般店舗でも売られているリカちゃん人形+グッズもありましたが、ここでしか買えないアイテムも色々。姪と一緒に、どれを買うかウンウン迷いました。
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特設の、リカちゃんのガチャガチャことカプセル・トイ。中に入っているのは缶バッジです。姪は、結構可愛い柄のバッジを当てました。
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開催初日と言うことで、地方新聞やテレビ局の取材が沢山来ていました。義妹と姪は、地元TV局にインタビューされて、実際ニュースに出ていたそうです。ついでに、私も一緒に地元新聞に掲載されていた…。
  



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# by piyoyonyon | 2017-06-22 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

1950年代の女性雑誌

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日本に住んでいた頃は、相当な雑誌好きでした。しかし、ここイギリスでは全く雑誌を買っていません。日本の雑誌が手に入らないのもありますが、イギリスの雑誌は広告ばかりで、内容が非常に薄っぺらいと言うのが一番の理由です。日本のに比べると、お金出してまで買う価値のある雑誌は非常に少ないと思います。逆に、スーパーマーケットでタダで配る雑誌のほうが、余程充実している位です。そう思っていた矢先、1950年代の婦人向け雑誌を眺めてみたら、広告ですら、当時の文化を伝える資料として面白いと思いました。レトロなイラストや写真、印刷も魅力的で、じっくり選んで2冊購入しました。
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一冊はファッションが充実していて、帰国の際に友達へのお土産にしました。
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この頃のファッションは、今見ても品があって素敵です。女性を魅力的に見せる効果がばっちりだと思います。多分、この手の格好を嫌う男も少ないでしょう。
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小説も掲載されています。読んでいませんが、ミステリーのようです。
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植物画も、古いと何だか魅力的。イギリスで御馴染みの夏の花ばかりです。
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この時代のイギリスの食べ物は、…ちと怖いですね(笑)。イラストは可愛い。
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そして、広告の数々。左のような布地が欲しい~。既に、ナイロン生地が大モテの時代だったようです。
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雑誌の対象は主婦だったんでしょうね。子供向け用品の広告も、多く掲載されています。
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左上のは、ニベアのような缶に入った歯磨き粉のようです。
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額装したい位可愛い、アイス・キャンディーの広告。大手メーカーなので、一ページ費やしています。
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もう一冊は自分用。ベリー類のサマー・フルーツの特集で、利用法&保存法等が紹介されています。
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イギリスでは、庭に果樹を植えることが一般的なので、今でもジャム用の瓶や蓋のカバー、ラベル等が良く売られています。丁度日本で、初夏に梅干&梅酒用品が売り出されるのと同じ。
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調理器具等を平面的に表現したこの時代のイラストは、とても好み。
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古い印刷の魅力も相まって、果物のイラストが素敵です。50年以上経っても、紙が割と綺麗な状態なところを見ると、紙質自体が結構上等なようです。
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今見ても、お洒落で実用出来そうなファッション雑貨が色々。
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読者コーナーのようです。レース模様のようにデザインされた縁も、書体も可愛い。
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やっぱり額装したい程魅力的な(味はまっぴらだけど。笑)、イギリスを代表するチョコレート・メーカー、カドバリーの1頁広告。―――しかし、現在の雑誌の広告も、年月が経てば、こんな風に味わいが出て、面白い文化資料になるのかどうかは、全く持ってナゾだと思います。
  




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# by piyoyonyon | 2017-06-21 15:36 | 本・メディア | Comments(2)

ブルーベルの季節のエメッツ庭園

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最早かなり季節外れですが、4月に日本へ発つ前日は、天気が良く気温も暖かく、P太も休暇がとれたので、ケント州の「Emmets Garden エメッツ庭園」へ、急遽ブルーベルの花見へ行きました。
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ここは、ナショナルトラストの中でも割と地味な庭園でして、晴れた週末でも駐車場は結構スカスカです。しかし、その日は平日だったのに、既に学校のイースター休暇が始まっていた為、駐車場は満杯で予備まで使用され、大勢の子供達で賑わっていました。
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イギリスのこう言った場所では、復活祭の時期には、子供向けのエッグ・ハントのイベントが大抵催されるからです。姪も、ナショナルトラストのどれかにエッグ・ハントへ行くと張り切っていました。エッグ・ハントと呼べど、今時茹で卵を喜ぶ子供はおらず、チョコレート・メーカーと協賛した卵型チョコ集めです。
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このエメッツで庭園らしいのは、せいぜいこのロック・ガーデンと、この頃未だ時期ではないバラ園位。
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元々庭園が付属していたお屋敷なんて、今は個人の集合住宅で、一般人は近づくことさえ禁止だし。この辺が、今一マイナーな理由です。
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ここは庭園と言うよりは、周囲の森林内での散歩を楽しむのに適した場所と考えたほうが良いかも知れません。お目当てのブルーベルも、森の中に群生します。
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エメッツは高台にあり、森は谷間に広がっています。勿論、遊歩道が完備されています。
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谷を挟んで見える、最寄の村「Ide Hill アイド・ヒル」の教会。
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ブルーベルは、イギリス中で見ることの出来る一般的な野草ですが、群生を鑑賞するなら、平地よりも高低差のある場所が見応えあり、特にこんな斜面が一番だと思います。
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芽吹いたばかりの新緑が、ブルーベルを一層引き立たせます。
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白樺との組み合わせは、特に絵になります。
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こちらはピンクの木蓮。
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でも、今回一番ブルーベルの花色が際立つと思ったのが、この砂っぽいサーモン・オレンジ色の遊歩道とのコントラスト。
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ここで今ブルーベルを存分に楽しんでいる私が、翌日(実際には日付が変わって翌々日だが)日本で桜を楽しむとは、誰も想像出来まいw。
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絶好のアイスクリーム日和でしたが、生憎カフェには長い行列が出来ていて、この日はアイスクリームは諦めました。
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この数日前にリース・ヒルで咲き始めのブルーベルを見て、今年はこれだけで十分と思っていましたが、やはり満開のブルーベルを見る事が出来て大満足です。連れて来てくれたP太に感謝。
 




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# by piyoyonyon | 2017-06-20 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

マダム・アレクサンダー人形「アイ・キャン・タイ・マイ・シューズ」

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小金井公園のフリマで買った2体のマダム・アレクサンダー人形のうち、もう一体がこちらです。
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2003年発売の「I Can Tie My Shoes」と言うデザインで、つまり「あたし、自分で靴紐結べるもん」と言っている訳です。
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生憎こちらは、ドレスの水シミが目立っています。が、ピンクのギンガム・チェックの、スカートには靴の刺繍とリボンが付き、胴衣にはレースアップのビスチェが付いた、大変可愛いドレスです。
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肝心の靴紐はと言うと…、これがリボンが短過ぎて、不器用な私には結べません! 幼児でも結べる設定になっているのに、あな恥ずかしや。
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金髪で、瞳はグレイです。典型的な古風な幼児人形の顔ですが、渡辺直美さんにも似ているような気がしてなりません(笑)。
 


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# by piyoyonyon | 2017-06-19 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

オヤジの庭

今日は「父の日」なので、私の福島の実家の父の庭を御紹介します。私の父は、小学生の頃から煙草を吸う不良で、高校生の時には本当にやんき~になりました(本人曰く「ワルぶっていただけ」)。その後大学を卒業して教師になり、その初任給で買ったのが、何と植木! ガーデニング好きな元ヤンです(爆)。何でも、父が育った食糧難の時代の田舎では、植物を鑑賞する為の「庭」を持っていたのは裕福な家のみで、それに対し庶民の家庭では、家屋以外の敷地は全て作物を育てるのに利用、つまり畑として使用していたらしいのです。そんな家庭で育った父にとって、庭は長年の憧れだったそうです。
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現在の庭は、私が小学生の頃に家を建て替えて以来、父が何十年も掛けてコツコツと作り続けて来たものです。プロの庭師に依頼すれば早かったものを、父は自分のライフワークだからと、そして作る事自体が楽しいからと、頑なにほとんど一人で作って来ました。一応10年以上前に計画通りに完成に至っている…はずなんですけど、決して終わりのないのが庭仕事。そして、元々整理整頓の全く出来ない両親なので、「本当にこれで一段落してるの?」と思える程、あちこちまとまりなくゴチャゴチャして見えます。
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庭は、大きく分けて南向きの前庭、東側の玄関先、北向きの裏庭になっています。日本の伝統的な住居らしく、イギリスと違って前庭がメインです。とは言え、ガレージが結構大きく占めるている為、田舎の家としては然程大きな庭ではありません。中央に見える大きな木は、金木犀です。
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庭のスタイルは、純粋な日本庭園です。私も父も、庭は建物や背景に似合うことが大切だと思っています。
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庭の所々に大きな岩が配置され、その合間に植物がちょこちょこと植えてあります。父は、30歳代の頃は皐月の盆栽に熱中していましたが、今は母と共に山野草を愛でています。
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当初、前庭には池を作るつもりでしたが、風水に寄れば、家の南側に水を貯めると家族に病人が出ると言われているそうで(大量の湿気が家に入り込むからで、あながち迷信ばかりではないらしい)、姉から強く反対された為、代わりに小さな滝を作りました。この岩場から、蛇口を捻ると水が滝のように流れる仕組みです。
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この庭で現在一番大きな木が、この枝垂れ桜。三春の滝桜の子孫だそうです。私が子供の頃と比べても随分大きく育ち、今では広がった枝が、前庭の1/3位を覆うようになりました。枝垂れ桜は、実家の地域では斜面に育つことが多く、うちのように平地に生えているのは割と珍しいんだとか。
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両親の家の庭で、一番きちんと見えるのが玄関先。私が帰省した際は、白い沈丁花が咲いていました。
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沈丁花の下には、ヘレボラスが。
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この「つくばい」のみ、プロにお願いしました。この下は、水琴窟になっています。
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数日後、つくばいは桜の花びらでいっぱいになっていました。
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子供の頃は、両親の植物好きにウンザリしていたものですが、結局いつの間にか私も庭仕事に勤しむようになりました。父のように歴史好き、切手好きになったのも、三人きょうだいの中では何故か私だけ。なんだかんだ言っても、私が父に一番性格が似ているようです。





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# by piyoyonyon | 2017-06-18 15:23 | ガーデニング・植物 | Comments(0)

アンティークのMOPと銀メッキのスプーン

帰国する際の日本の友達へのお土産は…、やはり今回も古物中心になってしまいました(汗)。現行品だと、日本人の好みに合う物が中々見付からない、もしあったとしても、大抵それは既に日本で売られている(しかも大差ない値段で)からです。結果、日本では中々手に入らない、または日本では割と高価なアイテムで、専業主婦の私でもイギリスで買える範囲の物となると、アンティークやビンテージに偏ってしまいます。
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このスプーンも、そんなお土産の一つで、友達は高かったんじゃない?と聞きましたが、本当は友達には申し訳ない位安いんです(白状済み)。確かに、日本のアンティーク屋なんかだと凄く高く売られているようですが、これは銀メッキでして、この手のアイテムがイギリスで高いのは、純銀製の場合だけだと思います。
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とは言え、100年以上前のスプーンで、古き優雅な時代を忍ばせるデザインなのには変わらないと思います。ハンドルはMOP(マザーオブパール)で、美しく輝きます。
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匙の部分にも、優雅なアイビーのような模様が彫刻されています。元の用途は、多分ティー・スプーンかデザート・スプーンで、6本位のセットだったと思いますが、例え一本だけでも、ジャム・スプーンやシュガー・スプーンとしてなら、使って貰えるのではないと思いました。





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# by piyoyonyon | 2017-06-17 15:28 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

マダム・アレクサンダー人形「マイ・ファースト・コミュニオン」

小金井公園のフリマで、最初におおっと目を引いたのが、アメリカのマダム・アレクサンダー人形2体でした。箱入りで、しかもタグやリーフレットが残ったままです。非常に魅力的に写ったものの、今回の日本滞在も最終的に大荷物になるのは疑いようがなく、初っ端からこんな嵩張る物を買って大丈夫か?と戸惑いました。でも結局、2体とも買っちゃいました。どちらも2000年代の8インチ(約20cm)のスリープアイの「ウェンディ」タイプで、2体で1800円でした。同じストールで、他にもマダム・アレクサンダー社のもっと大きな「ケリー」と思われる人形も売られていましたが、さすがに半端なく大きいので見過ごすことに。
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買った二体のうちの一つが、この「My First Communion」です。純白のドレスを着てベールを被っているので、最初はウェディング・ドレスかと思いましたが(こんな幼いのに)、「first communion」は「初聖体拝領(プロテスタントでは初正餐式)」を意味し、つまり宗教儀式の装束だそうです。
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樹脂製の箱が付属し、首に掛けているロザリオの他にも、箱の中からこんなロザリオが出て来ました。箱に描かれたブドウと麦は、キリストの血と肉を意味する、正餐式に使用される葡萄酒とパンを表しているようです。ロザリオはずっしり重く、小さいながら凝った装飾が施されています。
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ヘッドドレスはこんな感じ。髪がちょっとボサボサ気味で、靴下に水シミがあるものの、子供に遊ばれた訳ではなく、単に飾られていたか箱のまま仕舞われていたようなので、状態は概ね良好です。
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2004年の発売で、金髪に眼はブルー。この人形には、ブルネットやラテン(ヒスパニック)系、アフリカン(黒人)バージョンもあるようです。この他にも、アメリカには結構多くのファースト・コミュニオン人形が存在し、どうやら女の子の初めての聖餐式の際に、本人に出来るだけ似た仕様の人形が選ばれて、プレゼントされるのが通例のようです。衣装は抜群に可愛いものの、題材そのものが日本人にとっては馴染みがないせいか、日本には余り入って来ない人形かも知れません。
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滞在先に帰って、同じく人形好きの姉に見せたら、それまでマダム・アレクサンダー人形は知らなかったものの、「おやっ、何て品の良い可愛いお人形なんだ!」と、イッパツで魅力が分かるようでした。造りが丁寧で、プラスティック製なのにビスク・ドールのような質感と気品があります。
  




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# by piyoyonyon | 2017-06-16 15:27 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

小金井公園のフリーマーケット 1

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東京・武蔵野地区で義兄の車でリサイクル・ショップ巡りをした翌日は、姉と義兄と小金井公園のフリマに行く予定でした。…ところが! 前日姉は音楽フェス(の帰りのレストランの)階段から落ち、尾骶骨にヒビが入り、フリマ当日は義兄が姉を病院に車で運ぶことに。尾骶骨骨折って、治療法がなくて、放って置いて自然治癒を待つしかないんですね~。当然姉は、しばらくは歩くのも難儀な上、自転車に乗るなんて持っての他の、不自由な生活を強いられましたよ…。結局フリマには、私一人で行きました。
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行き帰りの途中、用水路上の遊歩道(かつサイクリング・コース)を通ります。東京都内とは言え、未だこの辺りには、地蔵堂や道祖神や庚申塔等の民間信仰の石碑、屋敷神の残る古くから続く農家、古風な円柱形の郵便ポストが点在し、田舎らしい長閑な雰囲気が味わえます。
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周囲には所々畑や植樹園が見え、季節の花を眺めるのも楽しみです。畑には、こんな芝桜のカーペットも。
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遊歩道脇で、ちょっとポコに似た、藪睨みの猫ちゃんに遭遇。毛皮が微妙にサビ色です。
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この小金井公園では、月一位でフリマが開催されます。姉の家から徒歩で行けますが、何せ公園自体が都内最大級で、とんでもなくダダッ広い。公園に入ってからフリマ開催場所に到着するまでが、また延々と歩かなくてはならず、全行程の1/3位あるんじゃないかと思える程です。
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丁度武蔵野は、ソメイヨシノが終わり掛け、枝垂れ桜が満開と言う季節でした。
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広大な公園内で、フリマが開催されるのはこの通路両脇の500m位だけ。イギリスの郊外型フリマに比べると小規模ですが、人口密度は高く、非常に賑わっています。
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イギリスのカーブーツセールと違って、捨てるような値段のアンティークやビンテージに出会える確率は低いのですが、日本でフリマに売り手として参加する人と言うと、物を無駄にせずリサイクルする=エコ意識の強い人(…イギリス風に言えばヒッピー系っつうか)が多いようで、割と好みのアイテムが多く売られていました。特に洋服は、私の好きなSM2とか、やたらナチュラル系が多かったなあ。
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あと、籠バッグが多く売り出されているのに気付きました。ナチュラル系って確かに籠バッグ好きが多いはずで、買いはしたものの、実際には相当使い辛い為、売りに出していると見た(笑)。
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ナチュラル系にはハンドメイド好きも多いので、布地の端切れをあちこちのストールで見掛け、安価で手に入れることが出来ました。
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ここはビンテージ・ジュエリー中心のストール(姉に寄ると昔から出店しているらしい)。真珠やアメジスト等の半貴石アクセサリーが、1000円位から買えることも。
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この公園には、ドッグランも併設されていて、犬の散歩にも大人気。まるで焼き立てのパンのようなふかふか毛皮の芝わんこには、特にトキメキます。
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この日は快晴で、未だ4月だったと言うのに、半袖の夏服でも汗ばむ程のジリジリ来る日差しでした。既にイギリスとは比べ物にならない日本の暑さに、この先の滞在は大丈夫なのか?と不安に思った私です。





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# by piyoyonyon | 2017-06-15 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

フィッギオの「ロッテ」の大皿

今回の一時帰国は、P太をイギリスに残したままの単独だったので、あちこちに旅行せず、割と近場だけで、まるで日本に住んでいた時のように過ごしました。P太とはほぼ毎日ビデオ・チャットで話していましたが、改めて痛感したのは、それ以外の時は英語を喋らなくて済むのが、何てラクチンなんだ~と言う事です(笑)。で、東京滞在中にまずしたいと思っていたのが、リサイクル・ショップ巡り。義兄にお願いすると、自分の得意分野なこともあり(義兄はリサイクル屋でお宝を見付けるのが得意!)、快く車で連れて行ってくれました。
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その中の一店で出会ったのが、このノルウェーのフィッギオ・フリントの「Lotte ロッテ」の大皿です。思わず、ひゃっほー♪と思いましたよ(笑)。これ、人気のトゥーリ・デザインの上、相当でかくて重量も半端なく、郵送料が嵩むこともあり、日本の北欧ビンテージ屋なんかではかなり高い値段で売られているんですが、そのリサイクル屋では普通の大皿の値段で売られていました。メジャー・チェーン店のリサイクル屋だから、当然細かいマニュアルに則って、慎重に買い取り&価格設定するはずなのですが、未だ時々こんな掘り出し物があるのです。イギリスのアンティーク・モールと比べても、ずっと安価でした。
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デザインは、フィッギオでも特に人気の高い、トゥーリ・グラムスタッド・オリヴァーに寄るもの。ちょっとクセのある独特な人物画を、レトロな花模様と渋めの青系で、すっきり巧みにまとめてある魅力的な意匠です。「ロッテ」のシリーズは、同じく人物の描かれた「マーケット」や「サーガ」と並んで中々貴重なようですが、こんな大きなサイズの皿自体が、日本に入って来ることの珍しいアイテムのようです。
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縁の文様も、何気にお洒落。
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もしイギリスで出会っていたとしたら、当然自分の物にしているところですが、思いがけず日本で出会った為、余りに重くて持って帰れそうもありませんでした。丁度友達への誕生日プレゼントを探していたこともあり、絶対好みに合いそうで、ホーム・パーティーの多い友達の役に立ちそうだと思い、プレゼントに加えることにしました。使ってくれると嬉しいなあ。
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…なんて思って姉の家で撮影していたら、ケモノが。
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ハイちゃんこと、ロシアン・ブルーの灰斗くん2歳です。いつもしっかりカメラ目線(笑)。
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何度叱っても、テーブルの上に乗ることを躊躇しません!(涙)。 念の為、有り余る好奇心から皿の匂いを嗅いでいるだけで、決して皿を舐めたりはしていない模様。
   



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# by piyoyonyon | 2017-06-14 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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