カテゴリ:飲み物・食べ物( 59 )

シュルーズブリでの夕食

シュルーズブリで予約したB&Bは、街の中心からそう遠くない立地にありました。丁度通りの向かい側には、パブもあって便利。長時間車を運転して来たP太にとって、夕食時にはビールが飲みたいから、運転しなくても行ける店が一番なのです。その向かいのパブを覗いて見ると、未だ午後6時位なのに既に相当混んでいます。おまけに衛生レートも、トップ・グレードのお墨付き(イギリスでは重要)。料理は在り来たりなパブ・メニューばかりのようでしたが、これは英国中大抵何処へ行っても同じなので構いません。義母も納得して、そのパブへ入ることに決めました。店に入ってメニュー・カードを改めて見ると、地元チェーン店であることが分かりました。その分、お値段はちょっと安めです。しかも其の夜は「グリル・ナイト」で、グリル料理を一品注文すると、もう一皿はタダになると言う太っ腹な特典が。P太が「グリルの盛り合わせ」を食べたいというので、私はもう一つのグリル料理「ガモン(厚切りのポーク・ハム)・ステーキ」を注文することにしました。
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P太の注文した「グリルの盛り合わせ」は、ビーフ・ステーキ、チキンのグリル、ハンバーグ、ソーセージの組み合わせです。付け合わせには、目玉焼き、チップスとグリーン・ピース、そして朝食でも御馴染みの焼きトマトが付いています。日本の凝った繊細な野菜料理に比べると、まるで芸のない不味そう&可哀想な付け合せにしか見えませんが、チップス&グリーンピースは、イギリスの定番中の定番なのです。ただし、チップスは誰でも好きですが、グリーンピースは残す人が多く、余り好まれていない様子。単に、冷凍を茹でるだけで済んでコストが安いから、良く付け合せに使われるだけだと思います。この盛り合わせ、色んな肉が味わえる…と思いきや、どれも味が単調で、最後はちょっと飽きて来たそうです。
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一方私が頼んだガモンは、塩気が半端なくキツかった。パイナップルの輪切りの乗っているのがせめてもですが、これが二切れ以上あっても良かったような。目玉焼きにもチップスにも、全くソースが必要ない程でした。結構急いで食べたので、義母に「そんなにお腹透いていたの?」と言われましたが、こう言う肉は冷めると硬くなるから急いだのです。案の定、終いのほうは硬くてしょっぱくて、食べるのがしんどくなって来ました。
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義母は、これまた典型的なパブ・メニュー「ハンター・チキン(BBQソースとチーズを乗せて焼いた鶏肉)」を選びました。お年寄りは余り量が食べられない上に、食べ残すことを非常に嫌います。しかしこのパブでは小盛りの選択も出来、義母は本当はそれを希望したのですが、P太が注文時に言い忘れた為、普通盛りで来てしまいました。食べ切れないので、最後はP太と私で手伝いましたが、結局これが一番良い味付けで、最も賢い選択だったようです。デザートは結構魅力的でしたが、メインだけですっかり満腹になり、誰も欲しいとは言い出しませんでした。確かにお得だし、お腹はいっぱいになったけど、正直言ってイマイチな夕食でした。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-11 15:26 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

帰国の〆はお寿司!

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いよいよ、翌日の早朝には出発して、イギリスに戻らなくてはならない時がやって来ました。東京滞在最終日は、まず東伏見稲荷神社へお参りに行きました。
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この神社は、昭和初期に京都の伏見稲荷を分霊して創建されたそうです。私が田無に住んでいた際、ここと田無神社は、何か困り事がある度にお参りしました。その度に何とかクリア出来た訳だから、御利益が有ると言えばその通りだし、とにかく訪れると勇気を貰える場所です。
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お昼ご飯は、「青葉」で中華そばを。美味しいラーメンも、帰国したら食べたい物の一つでした(…何度か食べたが)。ここのは煮卵が嬉しく、期待通りの美味しさでした。
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晩ご飯は寿司。姉の家からそう遠くない、新潟から直送される、質の良さで人気の大型魚店「角上魚類」に買い付けに行きました。最初は前回同様にお刺身の盛り合わせを買う予定でしたが、御飯を炊かなくて済むからと、寿司に変更しました。
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不精して容器のままですけど(笑)、さすがにネタが良く、折り詰めとは思えぬ美味しさです。そう言えば、日本に到着してすぐにも、姉の家の近所の美味しい回転寿司屋に行きました。
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美味しいかまぼこも。かまぼこの刺身って、日本では手抜きおかずの代表でしょうが、イギリスでは味わえぬ恋しい食べ物の代表です。
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お寿司用の卵焼きも、寿司と一緒に買いました。味噌汁は、姉と私が好きな生のアオサです。卵豆腐もあります。ちと野菜が少なかったか(笑)。
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魚屋の隣の八百屋で、ホワイト・アスパラガスが売られていたので、茹でて定番のホランディーズ・ソース掛けにしました。英国以外のヨーロッパでは、春を告げる御馴染みの食材ですが、うちの近所の店で4、5年前まではホワイト・アスパラガスが売られていたこともあるのに、その後はとんと見掛けなくなりました。
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本日の日本酒はこれで! 私は大して飲めませんが・・・。
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6月から長々と続いた今回の帰国のレポートも、これで一先ず終了です。読んで下さって有難うございました。また今後も何か、帰国関係の記事が出て来るかも知れません。今回もとても充実した日々を送っていたので、ブログのネタには困りませんでしたが、写真も多いしまとめるのが面倒で、ついダラダラと進めてしまいました。特に、食べ物の写真を見て美味しさを思い出すのは、イギリスに住んでいる身としては悶絶の苦しさ(笑)。今回は結婚後初の単独での帰国で、その間に義父が急死したり、イギリスでまたテロが起きたりと、色々気が揉む事もありました。歳をとって来て、家族や友達の有り難さが、一層身に染みる帰国でもありました。日本でもイギリスでも、社会も個人的にも、いつまでも同じと言う訳には行かず、大きく変わりつつあることをヒシヒシと実感します。親が元気なうちに、出来るだけ早くまた帰国せねばと思います。
  




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by piyoyonyon | 2017-10-26 15:33 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

田無「けんぞう」で大満足ディナー

私が日本に帰って来た直後から、姉と義兄は「『けんぞう』には一度は行っておかなくちゃだね~」と言い続けていました。「けんぞう」は、姉夫婦がクリスマスや誕生日等のお祝い事に必ず利用する、田無の行き付けのフレンチ・レストランです。その位、毎回外れなく美味しく、お店の雰囲気も和やかで居心地良く、特別で豪華なお料理はちょっとだけ贅沢で、おまけに姉の家から近くで便利なのです。皿の上の好物は一番最後に残して置いて食べるタイプの私なので、「けんぞう」へ行くのは、イギリスに戻る直前が良いと思っていました。それで、イギリスに帰る前々日に、とうとう姉と義兄と「けんぞう」を訪れました。
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三人とも、ディナー・コースを注文しました。まずは美しい前菜の盛り合わせ。グラスに入っているのは、ホワイト・アスパラガスのムースのジュレ乗せです。
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テリーヌとラタトゥユとポテトのトリュフ・クリーム乗せ。あんまり昔で詳細を憶えてないのですが(…メニューの写真を撮っておくべきでした)、本当は料理にもっとお洒落な名前が付いているはずなのです。どれも味わいや食感がそれぞれ違って、充実した嬉しい前菜の一皿。田無の我々のお気に入りの飲食店は、地産地消を推奨しているお店が多いのですが、ここもそうで、特に野菜が美味しいのです! 料理には先代シェフが自家菜園で育てている野菜も混じり、店先で野菜が直売されることもあります。
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前菜と主菜の間に、本日のスープが出ます。その日は私の大好物の御馴染みコーン・ポタージュでしたが、ここのは滑らかでクリーミィで、他所のとは段違いの美味しさ。
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主菜は、5種類の中から選べます。私は魚を選択しました。真鯛の甲殻類ソースだったと思います。このお店は、メインの肉や魚が美味しいのは然ることながら、付け合せの野菜にも工夫が溢れて抜群に美味しく、見た目も独特で毎回楽しませてくれます。
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お魚の下には、とろりと柔らかく煮込まれた大根が。
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姉は、鴨のオレンジ・ソースだったかな。
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義兄は、確かビーフの洋酒系こってりソース煮込みでした。家では、まず作れない料理です。
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デザートの盛り合わせも、これまた毎回美しい~。
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クレム・ブリュレと、ベリー類のムース、そしてソルベです。やっぱり日本人としては、少しずつ違う味を楽しむことに幸せを感じます。西洋料理なら、イギリスでも簡単に食べられるはずなのに…と言いたい所ですが、一皿の量、繊細な油や塩加減など、やはり日本で味わうものが一番しっくり来ます。特に、この付け合せ野菜の、それぞれの持ち味を生かして丁寧に調理された工夫は、イギリスではほとんど見られない事です。




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by piyoyonyon | 2017-10-23 15:35 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

国立の「甘味ゆい」の職人技カキ氷

もう既に季節外れで、もっと早く記事にすべきでしたが…、イギリスに戻る直前、再び国立を訪れ、お友達のキチ吉ちゃんに、美味しいお店や可愛いお店を案内して貰いました。その中の一軒が、前回帰国した際、屋台で美味しい鯛焼きを売っていた「ゆいさん」のオープンした甘味処。特にカキ氷が抜群に美味しいらしく、丁度6月初旬でも日差しがギラギラと暑い日だったので、食べに行きました。
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大人気で、並ぶのは必須。店内で待てればラッキーだけど、それもすぐに満席で、外で待つことになる人が多いようです。夏は、開店と同時に整理券を配って、2時間待ちも当たり前だとか。
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店内はお客さんがいっぱいだったので、写真は撮っていませんが、ナチュラル系のお洒落な雑貨屋さんのような、若々しくて懐かしい、木調の落ち着く内装。ほうじ茶を、渋い蕎麦猪口に入れて出すのが素敵です。一台の削り器で、ゆいさんが一つ一つ丁寧に削るので、時間は掛かります。その上、一人で二つ以上のカキ氷を注文して平らげる人もザラ! その削る作業を眺めていると、削っては優しく手で押し固めて盛るの繰り返しで、正に職人技です。
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席に通されてからもしばらく待ち、いよいよ来ました。「黒蜜アーモンド」「カルダモンとキウィ」「カボチャとカシュー」「キャラメル・クランベリー」「カカオすもも」「アンデスメロン・ミルク」「洋ナシ」など、沢山のソソられるシロップやトッピングが選べる中、私達はスタンダード中のスタンダード「宇治金時」と「苺ミルク」のカキ氷を注文し、二人で分けっこすることにしていました。
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食べてみて納得。キメの細かい削り氷は、サクッとちゃんと食べ応えがあり、尚且つ口の中ではふわ~っと溶け、これは最早カキ氷の芸術品です。
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香り高い濃厚な抹茶と、ふっくらした丁度良い甘さの粒餡との相性も抜群で、カキ氷ってこんなに美味しいものだったんだ~と、目からウロコの美味しさでした。
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苺ミルク・カキ氷は、苺色シロップではなく苺そのもの。苺好きには堪りません。昔のプールの帰りなんかに食べたカキ氷は、例の明治屋の色付きシロップが、最後は足りなくて単なる味無し氷になったり、または底に溜まって極甘になりましたが、ここのはカキ氷に対するシロップが、丁度良い濃さ・量・割り合いで、最後まで同じ味で頂けるのも、美味しさの決め手だと思います。たかが水を凍らせて削った物と侮るなかれ。たかが氷でもこんなに絶品にしてしまう、日本人の食に対する追求って、やっぱり凄いと感心します。長時間並んでも待ってでも、また食べたくなるゆいさんの職人魂カキ氷です。




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by piyoyonyon | 2017-10-21 17:26 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

田無の隠れ家的ダイニング・バー「炭味坐」

田無駅北口の三井住友銀行の裏手に、小さな飲食店や居酒屋が集まる小路があります。しかし何せ田無なので(笑)、怪しさや裏ぶれ具合は極めて薄く、明るく小奇麗なお店ばかりです。そこに、姉と義兄のここ数年のお気に入りのダイニング・バーが一軒あると言うので、駅で待ち合わせて案内して貰いました。
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外装写真はHPから拝借。ここ「炭味坐 すみざ」のお料理は、土佐備長炭を使用した炭火焼きを始め、拘りの旬の食材を使用した、国籍に囚われない、かつ奇をてらわない、お酒にぴったりな創作料理です。
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メニューには、すごーく個性的な訳ではないけれど、一工夫があって気が利いている、美味しそうなお料理が並びます。お値段も手頃。今気付いたけど、「チーたらの天ぷら」が気になるよ。
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日本酒のセレクトが良い点も、義兄は気に入っています。こじんまりとした店内は、さりげなくお洒落で清潔感と落ち着きがあり、正に「隠れ家的」。女性だけの集まりでも、全く平気な雰囲気です。居酒屋なのに全席禁煙なのも、姉と義兄のお気に入りの理由の一つ。やはり繊細なお酒とお料理の味わいを楽しむのには、タバコの煙は頂けません。
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姉が注文した、うっとり美しい色合いの青いワイン。ブルー・ハワイのようなカクテルではなく、フランス産辛口スパークリング・ワインなのですよ。
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メモリーカードが壊れてしまい(当初カメラ自体の調子が悪いと思っていた)、スマホで撮影している為、生憎料理の色がイマイチに写っているのですが、お通しは、多分赤魚の粕漬け。
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生ハムの一口クロケット(コロッケ)は、トマト・ソースの酸味でさっぱりとし、細かいパン粉使用なので余り脂っこくありません。
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春キャベツのアンチョビ炒め。実は、キャベツって相当好きな野菜です。アンチョビと炒めるのは、キャベツ自体を味わう最高の調理法の一つだと思いますが、こんな風に歯ごたえを残すのは、意外と難しいものです。
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質の良いお刺身の盛り合わせ。のどぐろ(左から二番目。正式名称:赤ムツと言う高級魚)はふわっとして旨みが多く、本マグロとサーモンは口の中でとろりと蕩けます。
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穴子入りの出し巻き卵焼きは、卵自体の味が濃く、味付けもしっかり目でお酒の進む味。
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若鶏の唐揚げの油林鶏ソースは、食べ易いサクッと軽めの口当たり(食べるのに気合が必要な揚げ物って好きじゃないんです)。地中海野菜が綺麗で、盛り付けもお洒落です。
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〆のフクレモノは、高菜のチャーハンで。どれも飽きの来ない丁度良い味付け、油っこさ、食感、量で、最後まで美味しく居心地良く頂きました。この日は混んでいませんでしたが、満席で座れないことも多いそうです。もし近くに住んでいたら、間違いなく定期的に通ってしまうと思います。




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by piyoyonyon | 2017-10-16 15:28 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

やっぱり美味しい「グラスハープ」の惣菜パン

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今回帰国して、姉も義兄も「日本に帰って来たからには、あれは食べておかないと駄目じゃろう」と、色々用意&御馳走してくれたのですが、日本に帰ったら絶対食べたかった物の一つが、姉の家の近所のパン屋さん「グラスハープ」のお惣菜パンでした。普段パンは甘系が好きで、しょっぱ系の惣菜パンには余り惹かれない私なんですけど、ここのは全く別。毎日でも食べたくなります。
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今回、まずは卵&レンコン鶏そぼろのサンドウィッチを買ってみました。卵は元々サンドウィッチで一番好きな具なのですが、蓮根鶏そぼろなんて、どう考えてもご飯のおかずにしかならないものを、一体どうやってパンに合わせるの??と興味深々でした。
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ふわっとした口解けの食パンに、とろ~り餡かけの鶏そぼろ、シャキシャキの蓮根の組み合わせが絶品! 丁度良い塩梅の味付けや、レンコンの切り方の大きさに、相性抜群の秘密が隠されていると思います。
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この美味しさはもうヤミツキで、この後何度もリピしました。いつも、具に合わせてパンの種類を替えている工夫、またはパンに合わせた具の探究心に感心します。
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次に、メンチカツ・サンドを試しました。日本では御馴染みの惣菜パンですが、私は選ぶのは初めてかも。まず、バンズからして違います。白くもっちりした、まるで中華まんの皮みたいなバンズには、ゴマがたっぷり。
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メンチは柔らかくジューシーで、キャベツがシャキシャキしています。ソースは、トマトの酸味が利いて酸っぱめ。メンチカツ・サンドとしては、口当たりも柔らかくアッサリ目なのではないでしょうか。
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本当は、この他にも幾つか「グラスハープ」のお惣菜パンを試し、写真を撮りましたが、メモリーカードが壊れてしまい、ダウンロード不可能…。ガン見しているコイツ↑が、必ず食事中には食卓に寝そべっている為、鼻面を押し付けられないよう注意して、折角撮影したと言うのに。ここのパンを買う時ばかりは、P太と一緒のほうが、一度にもっと多くの種類のパンを楽しめるのに残念だなっと思いました。





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by piyoyonyon | 2017-10-14 15:39 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

進化系南部煎餅

姉は、出張等の先々で、美味しい物を見付けると、本人は忙しくて家で食べる機会も中々ないのに、買わずには居られないようです。そして私は、そういう食べ物を、「これ日持ちしないから傷んじゃうんじゃない?」とか「封を切ったのに早く食べないと湿気っちゃうよ~」とか言いつつ、せっせと食べました(笑)。これは、姉が取材の帰りに通った東京駅構内の、東北物産展のような催しで、咄嗟に寄って買って来た物です。
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岩手(+青森県の一部)名物の南部煎餅に、コーンポタージュを練り込んで、一口サイズにして焼き上げた物なのですが、…むむっ美味! 元々の南部煎餅は、小麦粉の風味が香ばしい、クッキーの原型のような素朴な味わいのお煎餅です。これの胡麻入りを冷たい牛乳と一緒に、ゆーっくり食べるのが結構好きですが、今時の子供達には地味過ぎて敬遠する味かも知れません。その点このコーンポタージュ味は、食べ出したら止まらない後引く美味しさ。丁度良い甘辛さと、南部煎餅の香ばしさが良く合います。小さな一袋はあっと言う間になくなってしまったので、是非通常の大きな丸いサイズで出して欲しいものです。
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地元の南部地方では、南部煎餅に赤飯を挟んだり、お吸い物の具にしたりして、長年親しんで来たそうです。お土産用には、この他にも今はリンゴ味やカボチャ味が開発されているそうですが、伝統を守りつつ、こうしてどんどん時代に合った創意工夫を怠らない日本の食文化は、素晴らしいと思います。





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by piyoyonyon | 2017-10-08 15:27 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

「あえん」で野菜の底力を堪能

この日は、半休をとった姉と新宿で待ち合わせて、野菜たっぷりのお気に入りの自然派レストラン「あえん」で夕食の予定です。
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…の前に、何故か和風カフェでガッツリおやつを食べる、思い切り食い意地の張った姉妹(笑)。私は、抹茶パフェを選びました。抹茶スウィーツって、全然飽きません。
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姉は、栗のチーズ・ケーキです。
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しばらくグルグルと新宿でショッピングを楽しんだ後、伊勢丹本館裏の伊勢丹会館内の「あえん」にやって来ました。「あえん」は、安全性と土作りから拘った厳選食材のレストランです。基本的には和風居酒屋だそうですが、オヤジ臭さの微塵も無い、清潔感のある落ち着いたお洒落な店内で、どちらかと言えば女性客を多く見掛けます。今回は、二人ともコース料理を注文しました。まずは、南瓜や茄子の出汁餡掛け。
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旬の野菜料理の盛り合わせ。どれも素材の持ち味を生かした、簡潔な調理法&最小限の味付けですが、それぞれ違った味わいに丁寧に調理されています。
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長芋の素揚げは、シンプルに塩で頂きます。こう言う野菜の美味しさを再発見出来る、堪能出来るレストランや料理って本当に好き。
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青いトマトの天婦羅。これはトマトの味が凝縮されていて、トマトが苦手な姉は絶対パスの味でした。添えられたソースはバルサミコを煮詰めたもので、どちらも結構酸味が強かった為、タレは甘めでも良かったかも。
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生の水茄子は酢味噌で。独特な食感が楽しく、茄子をこんな風に食べられるのも、新鮮でアクが少ないからだと思います。
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叩き胡瓜には、白髪葱が乗っています。全体的に薄味だけど、どれも野菜自体の味が濃くて驚きます。
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ほっとする優しい味の、冬瓜の海老餡掛け。これらの料理を味わう時、食べる側も、ジャンク・フードに毒されない、繊細な味覚を持っていなくてはならないなあと痛感します。そして、うちのP太君は全く問題ありませんが、こう言う野菜料理の豊かさを理解出来る西洋人は、多分かなり少ないだろうと想像します。
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次に、鶏の竜田揚げです。季節の野菜料理が売りのレストランですが、ベジタリアンではないので、厳選された肉や魚介の料理も充実しています。ジューシーで口当たりが軽く、美味しい竜田揚げでした。本当は茗荷タルタル・ソースが付いていましたが、私は茗荷が苦手なもので、タルタル抜きで注文しました。そしたら、頼んだ訳ではないのに、好みのおろしポン酢に替えてくれたのが、嬉しい配慮でした。
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名物の、栃木県産の桜山豚のざる蒸しです。いわゆる豚しゃぶですが、食材の味を存分に楽しめる、健康的な調理法ですよね。生憎、イギリスでは薄切り肉が手に入りません。桜山豚は、モチモチして柔らかく、さっぱりしていながら旨みの多いのが特徴。脂身も美味しく頂けました。添えられた野菜も美味しく(今回はレタス)、梅ポン酢と甘めの二種類のタレで、最後まで飽きません。
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豚と一緒に、ご飯セットが出て来ました。千葉県産こしひかりの玄米と、麦味噌の味噌汁、ジャコ(とろろも選べる)、お新香のセットです。〆にご飯物が出ると落ち着くのは、やはり日本人ならでは。
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更に、デザートも付いています。とろっとろで液体寸前の抹茶ミルク・ジェリーです。この店には珍しく、隣の席(会社の同僚らしい30歳代の男女7~8人)が非常にうるさかったのが難でしたが、今回もどの料理も美味しく、体の中から綺麗になれる気がして大満足。私達姉妹は揃って酒に弱いのですが、本当は日本酒、焼酎、国産ワイン、果実酒、オリジナルのカクテルやソフト・ドリンクも色々充実しています。
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「日本に帰って来たら、一度は『あえん』には行っとかないと駄目じゃろう」と、またしても姉が御馳走してくれましたが、確かに日本って良いなーと毎回つくづく実感させてくれるレストランです。





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by piyoyonyon | 2017-09-26 15:25 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

ハンガリーの「ジェルボー」のバニラ・キプフェル

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先月末、P太がハンガリーの首都ブダペスト近郊ゲデレー(王妃シシィの愛した城で有名な町)に出張で行きました。一泊だけですが、「お土産、買えたら買って来て~」と頼んでいました。ところが帰宅した当日は、夜の11時過ぎなのに、夜ご飯を食べる暇がなかったそうで、睡眠までの僅かな時間に夕食・入浴とバタバタし、お互いお土産の事などすっかり忘れていました。翌朝になって、「そう言えば」とP太がスーツ・ケースの中から取り出しのがコレ。…ややっ、私が大好きなブダペストのケーキ店「Gerbeaud ジェルボー」のお菓子ではないか! 空港で去り際に咄嗟に買ったそうですが、我が夫、良くやった。
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中に入っているお菓子は、「バニラ・キプフェル(ン※複数形)」と言います。ウィーン生まれの三日月型のアーモンド・ビスケットで、ドイツ語圏全般でクリスマスのお菓子として御馴染みだそうです。17世紀にオスマン帝国軍が二度目のウィーン包囲をしましたが、結局中欧連合軍に惨敗し撤退しました。ウィーン市民は勝利を記念し、にっくきトルコの旗模様を模した三日月型のパン(クロワッサン)や、このバニラ・キプフェルを作って食べて祝った、との言い伝えがあります。オスマン軍は余程慌てて退却したらしく、その際置いて行った大量のコーヒー豆が、ヨーロッパ初のカフェの始まりになったとも言われています。ハプスブルク領だったハンガリーで、このビスケットが広まったとしても、全く不思議ではありません。
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封を開けた途端、濃厚なバニラの香り。三日月型…ではなく、最早円型で、しかも塗した粉砂糖が半端ない量です。しかし食べて見ると、結構歯応えが有る割にホロホロと口の中で崩れ、思いの他デリケートな味わいで、言わば和三盆のような上品な甘さ。うーむ、期待を裏切らない美味しさです。ドイツ語圏もハンガリーも、伝統的にコーヒーが好まれる国ですが、これはコーヒーと紅茶、どちらにも合いそうです。
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「ジェルボー」は、ブダペストのド真ん中「Vörösmarty tér ヴェレシュマルティ広場」に在る、ハンガリー最高級の老舗菓子店。店名がフランス語なのは、創業者のスイス人パティシエの名前に因むからだそうです。最高級と言っても、値段は日本人にとってはそれ程ではなく、私と姉が初めてブダペストを訪れた際は、通貨フォリントが今より更に安かったこともあり、毎日ここで二個ずつケーキを食べていました(笑)。
 



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by piyoyonyon | 2017-09-23 00:56 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

武蔵野の老舗カフェ「くすの樹」

姉と二人で小金井公園でフリマを楽しんだ後は、老舗カフェ「珈琲館くすの樹」で、昼食を取ることにしました。公園からは結構歩く上、こんな炎天下の中は相当キツかったのですが、公園内でハワイ風ドーナッツを予め食べておいたので、何とか目的地まで持ち応えました(笑)。
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「くすの樹」は、1970年代から続くカフェ。五日市街道沿いのドイツの木組みの家風の本館+中世のお城風の建物と聞けば、武蔵野地区にお住まいの人なら、入ったことはなくとも、「ああ、あれか!」と思い当たる人は結構多いかも知れません。専用駐車場に樹齢200年の大きな楠の木のあるのが、店名の由来だそう。
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ちょっと写真では分かり辛いのですが、左がお城(円筒形天守城)。秋には、外壁を伝う蔦の見事な紅葉で覆われます。多目的ルームとして使用され、貸し切りで結婚式等も開けるそうです。
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木彫を生かした、古き良き日本のカフェらしい内装。
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天井は高く、二階席もあり、結構広いのです。
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カウンターも、日本の正統派のカフェらしい構え。
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ここ、肝心のコーヒーは勿論美味しいのですが、食事系(パン)もレベルが相当高くて見逃せないのですよ。私は、姉一押しのローストビーフ・サンドウィッチを注文。オプションでコーン・クリームスープを付けました。
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姉は、ローストポーク・サンドウィッチを選択。やはりコーン・クリームスープをオプションで。
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柔らかいローストビーフが美味しいのは然る事ながら、胡桃入りのバンズとの組み合わせがバッチリ。
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ローストビーフはイギリスが本場で、「カーヴェリー」や「サンデイ・ロースト」には付き物ですが、イギリスで特に美味しいと感じた経験がありませんねえええ。
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一方姉のローストポークは、勿論ホロホロと柔らかく味が良く染み、こちらは食パンを丸く繰り抜いてトーストしたような、あっさりしたパンで挟んであります。フィリングに寄ってパンの種類を変えているところが、また心ニクイのです。
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値段は二つとも同じですが、牛肉と豚肉の価格差の為か、ローストポークの付け合わせには、ポテサラの他にもマスク・メロンが。
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この店はデザートも美味しいのですが、後で田無でカキ氷を食べようと言うことになり(未だ食うか。w)、この時は見送りました。さすがに帰りを全行程歩いて帰るのには、暑過ぎたし疲労していたので、しばし玉川上水沿いの遊歩道を通って、田無行きのバス停まで歩きました。





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by piyoyonyon | 2017-09-18 15:27 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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