カテゴリ:旅行・お散歩( 254 )

ロチェスターの迫力のチャリティショップ

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イギリスのショッピングは、何処へ行っても同じチェーン店ばかりで、売られている商品も似たり寄ったりの品ばかりで、全く期待出来ないから、中古品を売るチャリティショップだけは、何処でもチェックすることにしています。そのチャリティ屋にしても、今時滅多に目欲しい商品に出会えるものではありませんが、ケント州のロチェスターで見たこのチャリティショップは、店自体が一見の価値ある迫力でした。
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まず本棚が、この状態! これで店なの?本当に売る気あるの?と思っちゃうでしょ。
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どうやら昔スーパーマーケット(小さめの)だった店舗を、そのまま利用しているようです。カウンター等が、そのまま残っています。
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この棚なんて、生鮮食料品が並んでいた冷蔵棚そのままだし。
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これだけ広く商品が山積みなのに、中途半端に古い、欠けた食器や壊れた玩具等ゴミとしか思えない商品が大半で、残念ながら買いたくなるものは一つもありませんでした。値札も貼っていないので、相場と比べて安いのかどうかは、生憎分かりません。
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でもしょっちゅう覗くと、掘り出し物に出会える日もたま~にある、なんてことが起こり得るのが古物屋です。
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P太が子供の頃は、こんな混沌としたジャンク屋が街のあちこちにあったそうで、とても懐かしく感じたそうです。彼は、すっかりこれも単なるジャンク屋だと勘違いしていました。確か店先も全くチャリティ屋に見えないのですが、ちゃんとチャリティ承認ナンバーが庇に記してあるんですよ…。
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その一方で、ビンテージ屋としか思えないお洒落なチャリティショップも、ロチェスターにありました。実際ビンテージ中心に売り、値段もビンテージ屋並です。元がタダの寄付品だと言う事は、誰もが分かり切っている事実なんだから、ビンテージ屋と同じ価格設定はないよなあ…とは思います。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-23 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

大聖堂の街、ロチェスター

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ロチェスター城を去った後は、その直ぐ側のロチェスター大聖堂を目指しました。(上の写真は城の上階から撮影したもの)
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ここも、前回は中に入れず仕舞い。確か、イースターか何かの礼拝中だったからのように記憶しています。
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大聖堂としては規模が小さいし、ゴシック建築に比べると装飾もシンプルです。
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でも壁や柱の一部は、建設当時(11世紀)のノルマン時代のまま残っているそうです。
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またしても礼拝直前で、祭壇まで近付けないとのことで、余りじっくり見学で出来ずに早々に出て来ました。
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左側のアーチ(トンネル)は、「College Gate カッレジ門」と呼ばれています。このカレッジとは、多分大聖堂付属学校のことだと思います。もしかしたら、昔は市外壁に繋がっていたのかも知れません。
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続いて、街の中心を歩きます。バンティング(万幕)が、夏の活気ある雰囲気を高めています。
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イギリスでは、大聖堂のある街は、規模や人口の高さに関わらず、大抵「市」に制定されています。これは自動的にそうなるのかと思っていたら(P太も)、申請して承認される必要があるそうです。ロチェスターは、大聖堂があっても「市」の申請をしていない「町」のままの、国内で数少ない例外の一つです。
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でも中世のお城も大聖堂もあり、おまけに港町の雰囲気で、人気の観光地なのは確かです。ハイストリートには、飲食店やギフト・ショップがいっぱい。今はそう言う街は、イギリス中何処でも中国からの観光客が居るのに、ここでは一人も見ないことに、P太は結構驚いていました(日本人は見ましたが)。
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この生地屋さんは、中々のセンス&セレクトの良さ。手芸小物&パッチワーク用の薄手コットン・プリント生地がイギリスで高価なのは、大抵がアメリカや日本からの輸入品だからのようです。ここで、イギリスとしては大変お得な価格の、結構役に立ちそうなコットン・プリントの端切れを幾つか買いました。
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御当地グルメなんて滅多に期待出来ないイギリスですが、例外は地元産の新鮮なアイスクリーム位。折りしもその日は絶好のアイスクリーム日和だったので、食べずには居られませんでした。P太は「ハニカム味」、私は「ストロベリー&クリーム」を選択。これが…、イギリスでベストに入る位美味でした。ストロベリーはジューシィでクリーミィ、ハニカム味は、砂糖の甘さではなく、本物の蜂蜜の風味がしっかりして驚きです。
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この青い看板の、「SOLLEY」と言うケント州のアイスクリーム・メーカーです。しっかり記憶せねば。
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やっぱりロチェスターには、市外壁が残っていました。昔は城塞都市だったようです。しかし前と違って、今城壁を見ると真っ先に想像するのは、これじゃあ5m級でも入って来ちゃうな…と言うこと。
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かつてギルドホールだった建物は、現在博物館になっています。
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その前にある古風なポスト。現役のようです。イギリスで緑色のポストは珍しい、かつ美しいフォルムです。
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城の近くの、色ガラスが美しい、優雅で印象的な大きな家。今は事務所かアパートになっているようです。
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城や大聖堂を見学出来たので、期待した通り前回よりもずっと町が充実して見えました、快晴の天気と美味しいアイスクリームが、更に町の印象を良くしているのは、言うまでもありません(笑)。
  
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by piyoyonyon | 2015-08-22 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ノルマン様式の城の見本、ロチェスター城

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もしイングリッシュ・ヘリテイジ(EH)の年会員になったら、前から見てみたいと思っていた有料の場所の一つが、このケント州の「Rochester Castle ロチェスター城」です。英国内のノルマン時代の城砦の中では、最も良い保存状態で残る見本と言われています。この町自体には、10年近く前に一度訪れたことがありますが、城は例に寄ってEHの入場料が高く、外側から眺めるだけで内部には入りませんでした。
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孤高なお姿に見えますが、実は立地は現在の町の中心のすぐ側。城中以外は入場無料で、城壁内は公園になっています。この空堀部分は、かつて墓地だったことがあるらしく、城壁に墓石が並べられています。
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基本的に角にそれぞれ塔を持つ四角柱のフォルムで、外壁はほぼ完璧に残っています。
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しかし実は、中は見事にがらんどう! 石造りの部分のみが残り、木の床や壁は、すっかりなくなってしまっています。
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でも石造建築物の構造としては、返ってこのほうが分かり易いのかも。
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この横一列に並んだ穴に、かつては床板が嵌め込まれていたようです。
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塔の中の螺旋階段と、分厚い壁の中の通路と通って上階を目指すことが出来ます。
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内部は、中央が石の壁で区切られ、縦割りに2ブロックになっています。
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何だか「マインクラフト」のよう。
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その中央を仕切る壁に、井戸らしきものが嵌め込まれているのが、初めて見る面白い構造だと思いました。
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その上はこうなっていまして、どの階からも水を汲み上げることが可能だったのかも知れません。
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少し横ちょに外れて、ここ元礼拝堂は、現在資料室になっています。
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当時の様子を再現した模型やジジオラマを見ると、遺跡は一層興味深くなります。
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今気付きましたが、左上の女性の表情が面白い…。
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上から覗くと、こんな感じ。かなり深い四角い箱状態です。
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えっちら登って、とうとう最上階に到着。
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中世のお城は、軍事的に眺望の利く立地に築く必要があったので、ここからの眺めは当然抜群です。
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こちらは、ロチェスターのもう一つのシンボル大聖堂。その背後に、ロチェスターの街並みが。
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River Medway メッドウェイ川は、この河口近くでは川幅が広く、潮の満ち引きもあり、ほとんど海と同じです。対岸は、「Strood」と言う別の町。
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川の真ん中に、サビサビの潜水艦が浮かんでいます。
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吹き抜け状態になっている城の中央空間の上には、鳩除けの網が張られていますが、「あくまで鳥除けで強度はないので人間は乗るな」の張り紙がありました。トランポリンと勘違いする、勇敢なバカが居るようです。
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以前は廃城にしては入場料が高いなあと思っていましたが、実際には、見るところの多い大変充実した遺跡で、払う価値は十分あると分かりました(払ってないけど)。当初は義母も連れて来ようかと考えていましたが、磨り減って不均一な高さの石段の、狭く急な螺旋階段の昇り降りが多過ぎて、どうやらお年寄りには無理そうです。遺跡や旧跡を回るのは、足腰が丈夫なうちに貪欲に行わねば~と肝に銘じました。
  
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by piyoyonyon | 2015-08-20 15:38 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

セブン・シスターズでの夕食

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イーストボーンを去る時、丁度夕暮れ時だったので、どうせなら「Beachy Head ビーチィ・ヘッド」や「Seven Sisters セブン・シスターズ」を回って帰ろうと言う事になりました。これらは、チョーク質の白亜の絶壁の景勝地で、朝日や夕日に照らされた眺めは特に印象的だからです。
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これがビーチィ・ヘッドと呼ばれる岬。相変わらず、「突然地面が終る」と言った見事な崖っぷりです。
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崖注意の看板が所々に立っているだけで、柵はなく、好きなだけ端に近付いて良い(あくまで自己責任で)ことになっています。おまけに脆いチョークだから、とても崩れ易いのです。
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こんな先まで、どんなに勇気のある人が歩いたのでしょうか。考えるだけで、足が竦みます。
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ここから、崖はそのままセブン・シスターズに繋がっています。セブン・シスターズへのアクセスは、最寄の駐車場やバス停から徒歩約30分の「Cuckmere Haven カックメア・ヘヴン」と、駐車場から階段を下りてすぐに行ける「Birling Gap バーリング・ギャップ」の二通りが一般的です。
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そして丁度、この車に遭遇。何の車かと言いますと、この辺りは自殺の名所なので、それを阻止する為、ボランティアの人々が、自殺しそうな人を説得して回っているのです。昼メシ時に自殺したい人は少ないはずで、やはり早朝と夕暮れに多いだろうから、こうして毎朝夕パトロールしている訳です。
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この日は、丁度食料の買出し前で、家に食べ物がほとんど残っておらず、夕食は一体どうしよう?と話していたところでした。この時点で、大体午後八時。突然P太が、「そうだ、この近くにはあの店があるじゃないか!」と閃きました。あの店とは、カックメア・へヴンの「Golden Galleon ゴールデン・ガロン」と言う人気のパブです。私達もお気に入りで、何度か友達を連れて来たこともありました。
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この店に来るのは1、2年ぶりでしたが、何と店の名前が「Cuckmere Inn カックメア・イン」に変わっていました。他のお客さんの中にも、「ゴールデン・ガロンじゃなくなったんだね」と話していた人が居たのが聞こえたので、割と最近変わったようです。名前だけでなく、多分経営自体も変わったはずで、はたして以前と同じレベルの料理が味わえるのか??と、少々不安でした。
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P太が選んだメインの料理は、「豚バラ肉巻き」。基本的に薄切り肉が一般流通してしない為、肉巻き自体がイギリスではかなり珍しいのです。これは、ピスタチオとアプリコットが巻かれています。脂身と肉のバランスが絶妙で、柔らかくジューシィでとても美味しかったそうです。付け合せは、レモン風味のポテト、季節の野菜、ブラック・プディングと辛目のソース。
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一方、私は「ハルーミのフライとチップス(揚げイモ)」を注文。言わば、「フィッシュ&チップス」のベジタリアン版です。Halloum ハルーミ(ハルミ)は、キプロスや地中海東部沿岸で食される、ヤギの乳から作られた生チーズで、モッツァレラをずっと硬くしたようなもの。熱っしても解けず、きゅこきゅこした独特の食感が楽しめます。イギリスでもBBQやグリルするのが人気ですが、フライ(と言うか天ぷら)なんて初めて聞きました。
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とてもシンプルな料理ですが、衣にはエールが入っていて、凄く味わい深い! チップスも、今まで食べたチップスの中で最高位に美味しく、「チップスの芸術品」とさえ思いました。フィッシュ&チップスには御馴染みの付け合わせ「マッシィ・ピー(潰したグリーン・ピース)」にしても、キュウリのピクルスが混じっているから、一味も二味も違います。全体的に、素材の味を最大限に引き出した、繊細なギリギリの薄味で、レベルの高さが感じられました。…思い出す度に、また食べたくなります(笑)。
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既に相当お腹いっぱいでしたが、二人でシェア用のデザートの盛り合わせの魅力には逆らえず、注文することに。運んで来たウェイトレスさんが、「これを食べたら、お腹空いたなんてもう絶対言えないわよ~」と、自信たっぷりに言う程のボリュームです。
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まず、「ピーナッツ・バターとチョコのチーズ・ケーキ」。P太の大好物のピーナッツ・バターとチーズ・ケーキの組み合わせですから、感激していました。想像通り、こってり濃厚なお味。
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それと、「ベルギー・チョコレートのブラウニー、ヴァニラ・アイスクリーム添え」「昔ながらのシェリーのトライフル」「苺とブラック・ベリーのイートン・メス」。イートン・メスは、その名の通り有名なイートン校発祥のデザートで(ランシング・メスと言うのもあるらしい)、普通はホイップ・クリームにベリー類とメレンゲを入れます。でも、これにはホイップ・クリームにギリシャ風ヨーグルトとローズヒップ・シロップが混じっているから、まったり甘ったるくなく、爽やかな酸味があります。私は、イートン・メスが一番気に入りました。
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イギリスのデザートは、大抵大き過ぎて、終盤には飽きて来ることが多いから、この色んな味を少しずつ楽しめる盛り合わせは、一人ずつデザートを注文するより、選んで正解です。結果的には、「ゴールデン・ガロン」の時よりも、更に独特のメニューが増え、質も一層向上したと感じ大満足でした。
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by piyoyonyon | 2015-08-09 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

海辺のリゾート、イーストボーン

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ペヴェンシー城を去った後、P太に頼んで、一度訪れてみたかった、近くの「Eastbourne イーストボーン」の町に立ち寄って貰うことにしました。ここは、ブライトンと並ぶ、イギリス南東部を代表する海辺のリゾートと言われています。それなのに、今まで一度も来た事がありませんでした(ルイスの祭りを見に行く為、駐車だけしたことはある)。何故かと言えば、P太が「老人が死にに行く町」と呼んで、馬鹿にして嫌っているからです。イギリスの御年寄りは、定年後海辺に住むことを望む人が多いらしく、この町は特に人気だそうです。実際町には、年金者用のアパートメントが沢山設けられているとか。
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まず海岸沿いには、イギリスの海辺の町らしく、ジョージ時代やヴィクトリア様式の立派な建物がズラリと並んでいます。多くは、マリーン・ビュウのホテルになっている模様。
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そして、これもイギリスの海辺のリゾートの象徴、「Pier ピア(桟橋)」があります。ヴィクトリア時代に立てられた優雅な建物が多いのですが、内部は大抵単なるゲーム・センターかソソられない飲食店になっており、特に面白いものではありません。しかも、海辺のゲーセンと言う事で、ガラの悪い連中が集まり易いせいか、火事で燃やされるニュースを度々耳にします。このイーストボーンのピアも、昨年放火されました。
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その側では、巨大スクリーンで音楽フェスが行われていました。グラストンベリーの様子を放送していたようです。
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この無骨な塊は…、かつての軍事要塞で、現在博物館になっています。大陸に近い南東部の海岸線には、チューダー時代、ナポレオン戦争時代、世界大戦中の、こんな軍事建造物が今だあちこち残ったままです。
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町の発展に尽力を注いだ貴族の領主、後の7代目デヴォンシャー公ウィリアム・キャヴェンディッシュの像だそうです。P太は、「オビ・ワン」だと言い張って、聞き入れませんでしたが…(勝手にしてくれ)。公爵様のお陰かどうか、ビーチ沿いは、概ね花壇も良く手入れされ、綺麗に整備されているようです。
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町の中心部へも行ってみました。カール・マルクスやドビュッシー等多くの著名人お気に入りの、古くからのリゾート地だし、国際観光都市だし、優雅な雰囲気なのかなと少し期待していたのですが…、
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優雅なのは、駅舎だけのようです。後は、イギリス中何処でも同じチェーン店ばかりで、道行く人もどうも概ね品がなく、「なんか…、私達の町よりクラップ・タウンだね!」と、P太と意見が一致しました。
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それと、ここのカモメは一際凶暴です! イギリスのカモメは、良くチップス(揚げ芋)を狙いますが、ここのは通行人のアイスクリームを奪っていました。
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歩行者天国のショッピング・モール前にいきなり立っている、「ポートランド石」の石像(って言うか石のまんま)。良く見ると、貝の化石がびっしりです。ドーセット州の島で採掘される、建造物用としては高級な石材ですが、この街には相応しい、美しいとは言い難いオブジェです。
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しかし、ちょっと中心から外れると、雰囲気良さげな古本屋が残っていたりします。
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こんなコレクタブルズ屋さんがありました。主に切手やコインを扱っているようですが、中にはこんな木製人形もあり、むっ、これは私も買ったことがある、スペインの人形じゃないか。閉店時間じゃなかったら、じっくり覗いてみたかったお店でした。
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お年寄りの町だけあってか、多くのチャリティショップで、ビンテージ・ドレス(単なる古着ではなく)がやたら充実していると思いました。町の中心部は全く期待出来ませんが、ビーチは雰囲気が良いし、それと中心部の間の所々には、アンティーク・モール等もあるようなので、それなりに楽しめるかも知れません。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-08 15:18 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

征服王上陸の地、ペヴェンシー城

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快晴の週末があったので、久々にイングリッシュ・ヘイリテイジ(EH)の遺跡に行くことにしました。しかし、申し込んで半年以上経つのに、未だ本会員証が届かないないんですよ…。仮の会員証の期限すら切れ、既に発行二回目の仮証です。しかも、最初に向かったこの↑「Michelham Priory ミッチェルハム修道院」は、いつの間にかEHの管轄ではなくなっていました。昨年までは、EHの会員なら半額の割引があったようですが、それすら消えていました。結局、会員証が利かない場合、入場料金が凄く高いので、入り口だけ見学して見送り。それもこれも、本会員証と共にガイドブックが届かず、確認出来なかったせいです。きっとEHがいい加減なので、修道院側が愛想を尽かしたのに違いない!と思いました。
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気を取り直して、次の目的地「Pevensey Castle ペヴェンシー城」に向かいました。ここは、Eastbourne イーストボーンの西の小さな村にあります。
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このチューダー時代の建物には、少年王エドワード6世が滞在したことがあるそうです。以前はアンティーク・ショップだったことがあるようで、看板が残っていますが、今は売りに出されていました。
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村のハイストリートは、そのまま真っ直ぐ城門に続いています。城壁フェチなので萌えます。
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外城壁の中は、こんな広々とした草地になっています。かつて城の使用人や、村民の居住区だったと思われる場所です。この中は入場無料で、地元民が気軽に散歩に訪れています。私達も、ここだけなら以前も訪れたことがありました。
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外城壁の所々突起した部分は、見張り塔だったようです。
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大方崩れ落ちて、僅かしか残っていないように見える外城壁ですが、城壁内自体が一段高い場所に築かれている為、壁外から比べると結構な高さです。
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この場所は、ノルマンの城が築かれる以前は、「Anderitum」と言うローマ植民地の要塞でした。ノルマン時代の城壁の下に、ローマ時代の壁が残っています。ローマ時代のほうが造りがしっかりしているように見え、土木工事を始め色々な技術が、やっぱり中世には退化したんだなーと実感しました。
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外城壁の中に、更に堀に囲まれた内城壁があります。日本の城で言えば、本丸と呼ばれる部分です。
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廃墟ですが、このベヴェンシー城、ノルマンディー公ギョーム(イングランド王ウィリアム一世)が、イングランド征服の際に上陸に成功し、ヘイスティングスの戦いの足掛かりとしたことで知られ、イギリス史上、結構重要な場所とされています。
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遺跡は、まず航空写真で上空から確認するのが、一番把握し易いですね。
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堀は、かつては海に直結していたものと思われますが、今は単なる窪地で、雨が降れば水が溜まって一応堀となるけれど、そうでなければ湿地帯か空堀…と言った状態です。
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いよいよ、内城壁内に入ります。ここからは有料。昔は、跳ね橋が架かっていたものと思われます。
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城内は、こんな風になっています。城門、砦、北塔、南塔、東塔…の一部が残るのみです。北塔の内部は、現在資料室になっています。
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すっかり鳩の巣となっている、見事な廃墟っぷりの城門の内側。
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城門の階段を下ると、地下牢跡を見ることが出来ます。「洪水注意」の張り紙があるのにも関わらず、床に足を踏み入れてビシャッとやってしましました。2~3cm程度かと思ったら、10cm位浸水していたのです。この他にも、地下の幾つかが、洪水の為立ち入り禁止になっていました。
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大抵こういう昔の井戸は、半分以上埋め立てられていますが、ここのは深いままでした。
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南塔の地下に詰まっていた、砲弾ではなく砲丸の山。火薬のない時代、武器として飛ばした石の玉です。
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これが、「keep 」と呼ばれる中心となる陣地、または城主一家の居城だった部分。日本の城で言うと天守閣かな。当時の部屋らしきものは、一切残っていません。
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現在は海岸線から1km程内陸にありますが、当時は海に隣接し、この砦のすぐ脇が船着場だったそうです。
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北塔を登ります。
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と言っても、塔の上部は崩れ落ちているので、大した高さはありませんが、少なくともここからは、遺跡の全体を眺めるのには最適です。右の礎石部分は礼拝堂跡。彼方に海も見えます。
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北塔の上階。窓は弓を射る為のものなので、最小限に開けられています。
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これは何かと言うと、鳩の雛です。城の窓部分には、鳩が入り込まないように、内側からも外側からも鉄格子や網が張ってあるのにも関わらず、何処か隙間から鳩が入り込み、返って狐も猫も入れない安全な場所なので、伸び伸びと子育てしている訳です。雛のほうも、網が人間を遮っているのを知っているから、近寄っても逃げません。鳩はこんなに身近な鳥なのに、意外にも雛を見るのは初めて。P太は、「ぶっさいくな雛だなあ」と言っていましたが。
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エリザベス一世時代に鋳造された、「ペヴェンシー・ガン」と名付けられた大砲。
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城としては荒廃が進み、建築物は余り残っておらず、当時の地形からも様変わりしていますが、ローマ時代にも要塞であり、第二次世界大戦中も、ドイツ軍の侵攻に備える軍事基地として使用され、立地的に興味深いと思いました。ローマの遺跡を中世に再利用するのは、ヨーロッパでは良くあることですが、近代の戦争にも利用するのは、イギリス南東部ならではかも知れません。太古から軍事的に重要な場所が、飛行機の飛ぶ時代になっても重要だった訳です。ここは、主にアメリカ軍とカナダ軍が使用したそうですが、彼らにとっては、中世の城が軍事基地だなんて、さぞ驚きだったことでしょうね。
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by piyoyonyon | 2015-08-06 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

グリニッジの国立海洋博物館

カティサーク号での姪の誕生パーティが終了し、急いでグリニッジのマーケットで遅い昼食を取った後、P太と義両親と一緒に「National Maritime Museum 国立海事博物館」に向かいました。
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入場料は、他のイギリスの大きな国立博物館同様、基本的に無料で、任意の寄付金制です。V&Aとかとは違って、寄付を強要されることはないようです。
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海と言っても、ここでは航海学、主に海軍、特にトラファルガー海戦に付いて詳しく展示してあります。
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この巨大なライトの下は、実はベビーカーの「駐車場」になっています。ベビーカーの絶対数が、本当に日本より遥かに多いのですよ。
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ここにも、沢山の「figurehead」が展示してありました。
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そしてこちらは、船体に付いていた「バッジ」と呼ばれるプレート。もし自分のバッジ・サイズだったら、身に着けたくなる程結構可愛いデザイン揃いだと思いました。
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この金ピカの船は、フレデリック皇太子の儀式用の遊覧船。フレデリックは、国王ジョージ二世の長男で、ジョージ三世の父。王位に就くことなく亡くなった人物です。
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イギリスをナポレオンの侵略から守ったトラファルガー海戦の展示は、私にとっても興味深いものでした、丁度前日位にテレビで、海戦を指揮して戦死した、英国最大級の英雄ホレーショ・ネルソン提督の遺体が、帰国まで腐敗を防ぐ為に、ブランデー漬けにされたと放送していたものですから…。
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ネルソン提督が死亡時に着用していた軍服も展示されており、弾痕や血液まで残っていて(涙)、例え撮影禁止じゃなくとも、写真に撮りたいとは思いませんでした。ただ、その服のサイズから想像すると、英雄と言う豪傑なイメージからは懸け離れた、意外に小柄で華奢な人だったようです。
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ネルソン提督に少し興味があったのは、その愛人レディ・エマ・ハミルトンから名付けた、美しいイングリッシュ・ローズが存在するからです。エマは、その美貌と性的魅力と利発さの為、労働者階級出身から上流階級にのし上がり、当時のヨーロッパのファッション・リーダーにまでなった女性でしたが、ネルソンとはW不倫ながらも純愛だった様子。二人の関係は、ローレンス・オリヴィエ&ヴィヴィアン・リー主演の、「美女ありき」と言う映画にもなりました。しかし、ネルソンの戦死後は、酒に溺れ借金に塗れ、愛人だった為に軍人未亡人としての年金も一切貰えず、困窮の中で亡くなったそうです。
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第一次世界大戦前の、純金製のクリスマス・ギフト・ボックスだそうです。これに似た物が、先日古物番組のオークションで500ポンド以上で落札されていましたが、出点者はフリマで10ペンスで手に入れたとか。
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夥しい数の軍艦の模型も展示されていました。ミニチュア好きとしては、非常に精巧なモデルに目を見張る一方で、これらが人を殺す為の乗り物だと思うと複雑な気持ちです。
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凄くでっかい、船の水中プロペラ。
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二階には、床に大きく世界地図の描かれた場所があります。これを見ても、日本ってイギリスから遠い…。
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客船で使用された、アールデコ時代のウェッジウッド社の食器です。中々素敵なデザイン。
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ついでに、こんなものが博物館の入り口にありました~。当然イギリスで見掛けるのは初めてで、どう考えても日本製。おまけに日本語しか書いてないし。「これじゃあ、日本人しか使い方が分からないじゃん」と私が言うと、「日本人以外、室内で傘が濡れていても気にしないから、それでいいんだよ」とP太。
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元々グリニッジそのものが、大航海時代から、概ね王室に属する海軍の土地でした。今でも、王立海軍大学等の立派な建築物が沢山所在します。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-02 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

グリニッジのマーケット

大型帆船カティサーク号での姪の誕生パーティがお開きとなった後は、P太と義両親と一緒に、近くの博物館に行く予定でした。しかし、空腹で一歩も進めないので(特に私が)、その前に急遽腹ごしらえです(笑)。日本の皆様なら、何故パーティ直後なのに空腹?と不思議に思われるかも知れませんが、義妹は食料は子供達の分しか用意して来なかったし、例えあったとしても、イギリスのパーティ(特に子供の)の食べ物は、概ね粗末で不味く、お腹を満たす気には到底なれないからです。カティサーク内にはカフェもありましたが、観光地価格で高く、おまけにイギリスの典型的なカフェ・メニューばかりで、食べたいものもありませんでした。
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そこで私達が目を付けたのは、グリニッジのマーケット。非常に混んでいましたが、ありとあらゆる国の屋台が並び、早く安く、ちょっと変わった美味しいものを食べるのには、持って来いだと思いました。
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一応一通り見渡して一番惹かれたのは、イタリア屋台のライス・コロッケでした。フィリングを詰めた硬めのリゾットを球状にし、細かいパン粉を付けて揚げてあります。フィリングは、「ボロネーズ・ソース(ミート・ソース)」、「トマトとホウレン草」「チーズとベーコン」など10種類位の中から選べます。こんなの、イギリスの他のイタリアン・レストランでも、今まで見掛けたことがありません。
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私は「ナスとモッツァレラ」、P太と義両親は「チキンのワイン・クリーム・ソース」を選びました。コロッケは温めてあり、無料でサラダを付けてくれます。余り油っこくはなく、でも一個でお腹いっぱいになり、正に私達が望んだ通りの昼食でした。しかし厳密に言うと、またもや選択を誤り、チキンのほうが美味でした。
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この屋根付きマーケット(注:「屋内」とも違う)は、現在半分位が工事中でして、営業している半分は食べ物屋台、その半分がクラフト系の雑貨を売るストールが占めています。
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この黒いウール地に鮮やかなアップリケのスカートには、ちょっと惹かれました。
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Tシャツのプリントはお洒落なんですが、フレンチ・スリーブってのがどうもね…。
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非常に久々にグリニッジを訪れましたが、人気の観光地なだけに、アーティスト雑貨屋やビンテージ屋等の個性的な店が集まっており、じっくり歩くのはやはり面白そうだと思いました。
 
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by piyoyonyon | 2015-07-31 15:20 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

カティサーク号で誕生会

今年の姪の誕生日は、ロンドン東部のGreenwich グリニッジにある「Cutty Sark カティサーク号」で行われることになりました。カティサークは、19世紀の大型帆船で、唯一現存する、中国から英国へ茶葉を運んだ「tea clipper 紅茶輸送快速帆船」です。私は今まで二回見学したことがありますが、婚約時に訪れた二回目の後、火災に遭い消失しました。しかし3年前に、やっと修復が終了したそうです。
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現在のカティサークは、陸に固定された船型の博物館です。その周囲には、土産やアンティークのストールが並んでいます。
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このビンテージ服屋の中央のコート・ドレスには、マジで懸想しました。サイズもぴったりそうだったし。
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現在のカティサークの入り口は、ミュージアム・ショップになっています。この店だけなら、入場料を払わずとも誰でも入ることが出来ます。
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ここで売られているものは、まずカティサーク号の模型。うちの母は、こんな大型帆船が大好きで、カティサークの模型も持っています。本物で誕生会なんて聞いたら、さぞ羨ましがることでしょう。
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それと紅茶。トワイニングの特別仕様缶入りで、結構高価です。
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中国繋がりで、ブルーウィロウ風の陶器のアクセサリー。
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紅茶繋がりで、不思議の国のアリス・グッズも。結構可愛いけど高い。
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昔の船には付き物だった、ドブネズミの縫いぐるみも! かなり良く出来ています。それに対する解決策として、猫を乗船させていたらしく、一緒に猫の縫いぐるみも売られていました。
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こちらは、樹脂製の黒猫のブローチ。中々お洒落です。
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ショップから船を見上げると、こんなかんじ。
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いつもなら、子供がいっぱいの誕生会なんて真っ平御免なP太ですが、今回は団体料金で内部が見学できるし(さもないとべらぼうに高い!)、誕生会そのものには参加しなくて良いと言う事で、やって来ました。チケットを見せて、いよいよ内部へ。このように船は脇で支えられ、宙に浮いている状態になっています。
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そして、船底を見上げることが出来る仕組みになっています。ここには、カフェも併設されています。
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こちらは、「figurehead」と呼ばれる、船体の先に付いていた彫像のコレクション。これが必ず女性を模っているから、英語では、船の代名詞は「she」と女性形で呼ばれるものだと、すっかり今まで信じていましたが(P太も)、こうして見ると男性型も存在することが分かりました。
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船底がとても細いことに、P太も私も改めて驚きました。ティークリッパーは、蒸気や電力を使用しない船としては、驚異的なスピードを誇っていた為、細い船底が必須だったようです。
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19世紀当時の衣装をまとったガイドさんに寄る、解説付きツアーもあります。その手前に居る縞のパーカーを着たクソガキが、悪戯でガイドさんを蹴り捲くっており(親、注意して止めろよ)、大変な仕事だと思いました。
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誕生会は、一応「海賊パーティ」と言うテーマになっています。姪や義妹・義弟を始め、お友達の何人かは海賊コスプレで参加。義妹は、子供達の海賊ごっこを上手く仕切っていました。
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私も、一応こんな格好で参加しました。義父には、「ジプシーの仮装かい?」なんて言われましたが…。
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続いて、船内に入ります。天井が、木製の茶箱仕立てになっています。
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床も、茶箱を模しています。これは、ここ船の最下部には、かつて茶箱が出来るだけ多く積まれていたからのようです。中国からは紅茶を運んだけれど、中国へは阿片を運んだ…のかも知れません。
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その上階。ここにも、かつては茶箱が出来るだけ積み込まれていたそうです。今は展示室になっていて、当時の船内の食事の見本などを見ることが出来ます。それに寄ると、平日の食事は主に塩漬け肉で、日曜日だけイギリス人の好物のパイ料理が供給されたそうです。
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子供用のアトラクションも、あちこちに。これは、乗員を積み上げる木製のゲーム。
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ついに船上(甲板)に出ます。この日は曇りの予報でしたが、屋内に居る間に雨が降ったようです。
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このドーム型の建物は、テームズ河の地下を潜る徒歩トンネルの入り口。20年近く昔、途中まで潜りましたが(何せ結構距離がある)、確か有料だったと記憶しています。
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1940年代のスタイルをばっちり決めた母子が、何故か船内に二組居ました。戦争記念イベントか何かに参加するの?
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乗組員の生活エリアは、全てこの船上に集まっていたようです。
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思った程定員は多くなかったようですが、面白いのは、一般船員と役職者用の設備の格が全く違うこと。イギリスは元々階級社会の上、船の世界は、命令系統を明確&迅速にする為、更に厳格な階級制度だからのようです。水夫達のベッドは、寝台車よりも狭い粗末なものでした。これは水夫用のキッチン。
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一方、こちらは船首部分にあるVIP用のキッチン。船長には、個室&専用シャワーやトイレもあったようです。
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役職者用の会議室。
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この天井からぶら下がった円盤は、ワイングラス・ホルダー。船が揺れてもワインが零れない為の工夫です。
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立派な暖炉も設置されていました。このカティサーク、火災で消失したとは言え、丁度解体修理中だったので、幸運なことに、多くのオリジナルの部材を既に取り外していたと言われています。
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子供達は、勿論本物の船での海賊ごっこに大興奮で、私達大人も楽しめました。が、何せ団体割引でも入場料が非常に高く、たかが子供の誕生日なのに、毎年大がかりで大変だと思いました。そしてカティサーク号は、やはり「船」だった頃のほうが格好良かったと感じました。上↑は、9年間の写真です。
  
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by piyoyonyon | 2015-07-29 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

ちょっとだけ国立散歩

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谷保の古民家カフェに行く前と戻って来てから、キチ吉ちゃんとP太と、ちょこっとだけ国立を散歩しました。国立は、元々は駅の南口に商店街が発展していましたが、駅の高架化に伴い、北口も再開発が進み、素敵なお店がどんどん増えて来ています。キチ吉ちゃんの旦那様キチ助ちゃんのコーヒー豆屋さん「国立コーヒーロースター」は、北口からすぐの場所にあります。
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これは、その近くにある階段。細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の、前半に登場する場所です(丁度最近テレビで放映されたようですね!)。あれが国立を舞台にしているとは、見てすぐに気付きましたが、後半の豊かで人懐こい山村とは対照的に、前半はどちらかと言うと都会の無情さが伝わって来るようなイメージで描かれていると思います。ともあれ、高低差のある街、特にこういう公道の階段には、何故か惹かれます。実際に住むとなると、車は通れないし不便なんですけどね。
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階段の上は、全く真平らの普通の住宅地でした。階段の部分だけ、段差があって崖になっているようです。
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そして昼食後は、キチ吉ちゃんお勧めの「ゆいさんの鯛焼き屋さん」へ。毎週土曜日、この自然食品屋さんの前に出店するそうです。
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普通の鯛焼き型ではなく、一つ一つバウルーのような型で、しっかり丁寧に焼き上げます。だから外側は香ばしく、中はふっくら。餡子の量や甘さのバランスもどんぴしゃり。
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紙袋のスタンプも可愛く、思わずにっこりしてしまいます。皆で一個ずつ食べ終わった後、キチ吉ちゃんは「足りない」と言って、もう一つ買って食べていました…(もう何も驚くまい)。
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最後に、「国立コーヒーロースター」で、自分用と義母への御土産用に、抜群に美味しいコーヒー豆を買って帰りました。---キチ吉ちゃんやキチ助ちゃんにまた会えるのも、いつになることやら。
  
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by piyoyonyon | 2015-07-18 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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