カテゴリ:旅行・お散歩( 260 )

海辺のリゾート、イーストボーン

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ペヴェンシー城を去った後、P太に頼んで、一度訪れてみたかった、近くの「Eastbourne イーストボーン」の町に立ち寄って貰うことにしました。ここは、ブライトンと並ぶ、イギリス南東部を代表する海辺のリゾートと言われています。それなのに、今まで一度も来た事がありませんでした(ルイスの祭りを見に行く為、駐車だけしたことはある)。何故かと言えば、P太が「老人が死にに行く町」と呼んで、馬鹿にして嫌っているからです。イギリスの御年寄りは、定年後海辺に住むことを望む人が多いらしく、この町は特に人気だそうです。実際町には、年金者用のアパートメントが沢山設けられているとか。
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まず海岸沿いには、イギリスの海辺の町らしく、ジョージ時代やヴィクトリア様式の立派な建物がズラリと並んでいます。多くは、マリーン・ビュウのホテルになっている模様。
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そして、これもイギリスの海辺のリゾートの象徴、「Pier ピア(桟橋)」があります。ヴィクトリア時代に立てられた優雅な建物が多いのですが、内部は大抵単なるゲーム・センターかソソられない飲食店になっており、特に面白いものではありません。しかも、海辺のゲーセンと言う事で、ガラの悪い連中が集まり易いせいか、火事で燃やされるニュースを度々耳にします。このイーストボーンのピアも、昨年放火されました。
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その側では、巨大スクリーンで音楽フェスが行われていました。グラストンベリーの様子を放送していたようです。
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この無骨な塊は…、かつての軍事要塞で、現在博物館になっています。大陸に近い南東部の海岸線には、チューダー時代、ナポレオン戦争時代、世界大戦中の、こんな軍事建造物が今だあちこち残ったままです。
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町の発展に尽力を注いだ貴族の領主、後の7代目デヴォンシャー公ウィリアム・キャヴェンディッシュの像だそうです。P太は、「オビ・ワン」だと言い張って、聞き入れませんでしたが…(勝手にしてくれ)。公爵様のお陰かどうか、ビーチ沿いは、概ね花壇も良く手入れされ、綺麗に整備されているようです。
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町の中心部へも行ってみました。カール・マルクスやドビュッシー等多くの著名人お気に入りの、古くからのリゾート地だし、国際観光都市だし、優雅な雰囲気なのかなと少し期待していたのですが…、
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優雅なのは、駅舎だけのようです。後は、イギリス中何処でも同じチェーン店ばかりで、道行く人もどうも概ね品がなく、「なんか…、私達の町よりクラップ・タウンだね!」と、P太と意見が一致しました。
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それと、ここのカモメは一際凶暴です! イギリスのカモメは、良くチップス(揚げ芋)を狙いますが、ここのは通行人のアイスクリームを奪っていました。
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歩行者天国のショッピング・モール前にいきなり立っている、「ポートランド石」の石像(って言うか石のまんま)。良く見ると、貝の化石がびっしりです。ドーセット州の島で採掘される、建造物用としては高級な石材ですが、この街には相応しい、美しいとは言い難いオブジェです。
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しかし、ちょっと中心から外れると、雰囲気良さげな古本屋が残っていたりします。
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こんなコレクタブルズ屋さんがありました。主に切手やコインを扱っているようですが、中にはこんな木製人形もあり、むっ、これは私も買ったことがある、スペインの人形じゃないか。閉店時間じゃなかったら、じっくり覗いてみたかったお店でした。
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お年寄りの町だけあってか、多くのチャリティショップで、ビンテージ・ドレス(単なる古着ではなく)がやたら充実していると思いました。町の中心部は全く期待出来ませんが、ビーチは雰囲気が良いし、それと中心部の間の所々には、アンティーク・モール等もあるようなので、それなりに楽しめるかも知れません。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-08 15:18 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

征服王上陸の地、ペヴェンシー城

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快晴の週末があったので、久々にイングリッシュ・ヘイリテイジ(EH)の遺跡に行くことにしました。しかし、申し込んで半年以上経つのに、未だ本会員証が届かないないんですよ…。仮の会員証の期限すら切れ、既に発行二回目の仮証です。しかも、最初に向かったこの↑「Michelham Priory ミッチェルハム修道院」は、いつの間にかEHの管轄ではなくなっていました。昨年までは、EHの会員なら半額の割引があったようですが、それすら消えていました。結局、会員証が利かない場合、入場料金が凄く高いので、入り口だけ見学して見送り。それもこれも、本会員証と共にガイドブックが届かず、確認出来なかったせいです。きっとEHがいい加減なので、修道院側が愛想を尽かしたのに違いない!と思いました。
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気を取り直して、次の目的地「Pevensey Castle ペヴェンシー城」に向かいました。ここは、Eastbourne イーストボーンの西の小さな村にあります。
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このチューダー時代の建物には、少年王エドワード6世が滞在したことがあるそうです。以前はアンティーク・ショップだったことがあるようで、看板が残っていますが、今は売りに出されていました。
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村のハイストリートは、そのまま真っ直ぐ城門に続いています。城壁フェチなので萌えます。
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外城壁の中は、こんな広々とした草地になっています。かつて城の使用人や、村民の居住区だったと思われる場所です。この中は入場無料で、地元民が気軽に散歩に訪れています。私達も、ここだけなら以前も訪れたことがありました。
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外城壁の所々突起した部分は、見張り塔だったようです。
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大方崩れ落ちて、僅かしか残っていないように見える外城壁ですが、城壁内自体が一段高い場所に築かれている為、壁外から比べると結構な高さです。
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この場所は、ノルマンの城が築かれる以前は、「Anderitum」と言うローマ植民地の要塞でした。ノルマン時代の城壁の下に、ローマ時代の壁が残っています。ローマ時代のほうが造りがしっかりしているように見え、土木工事を始め色々な技術が、やっぱり中世には退化したんだなーと実感しました。
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外城壁の中に、更に堀に囲まれた内城壁があります。日本の城で言えば、本丸と呼ばれる部分です。
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廃墟ですが、このベヴェンシー城、ノルマンディー公ギョーム(イングランド王ウィリアム一世)が、イングランド征服の際に上陸に成功し、ヘイスティングスの戦いの足掛かりとしたことで知られ、イギリス史上、結構重要な場所とされています。
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遺跡は、まず航空写真で上空から確認するのが、一番把握し易いですね。
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堀は、かつては海に直結していたものと思われますが、今は単なる窪地で、雨が降れば水が溜まって一応堀となるけれど、そうでなければ湿地帯か空堀…と言った状態です。
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いよいよ、内城壁内に入ります。ここからは有料。昔は、跳ね橋が架かっていたものと思われます。
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城内は、こんな風になっています。城門、砦、北塔、南塔、東塔…の一部が残るのみです。北塔の内部は、現在資料室になっています。
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すっかり鳩の巣となっている、見事な廃墟っぷりの城門の内側。
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城門の階段を下ると、地下牢跡を見ることが出来ます。「洪水注意」の張り紙があるのにも関わらず、床に足を踏み入れてビシャッとやってしましました。2~3cm程度かと思ったら、10cm位浸水していたのです。この他にも、地下の幾つかが、洪水の為立ち入り禁止になっていました。
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大抵こういう昔の井戸は、半分以上埋め立てられていますが、ここのは深いままでした。
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南塔の地下に詰まっていた、砲弾ではなく砲丸の山。火薬のない時代、武器として飛ばした石の玉です。
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これが、「keep 」と呼ばれる中心となる陣地、または城主一家の居城だった部分。日本の城で言うと天守閣かな。当時の部屋らしきものは、一切残っていません。
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現在は海岸線から1km程内陸にありますが、当時は海に隣接し、この砦のすぐ脇が船着場だったそうです。
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北塔を登ります。
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と言っても、塔の上部は崩れ落ちているので、大した高さはありませんが、少なくともここからは、遺跡の全体を眺めるのには最適です。右の礎石部分は礼拝堂跡。彼方に海も見えます。
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北塔の上階。窓は弓を射る為のものなので、最小限に開けられています。
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これは何かと言うと、鳩の雛です。城の窓部分には、鳩が入り込まないように、内側からも外側からも鉄格子や網が張ってあるのにも関わらず、何処か隙間から鳩が入り込み、返って狐も猫も入れない安全な場所なので、伸び伸びと子育てしている訳です。雛のほうも、網が人間を遮っているのを知っているから、近寄っても逃げません。鳩はこんなに身近な鳥なのに、意外にも雛を見るのは初めて。P太は、「ぶっさいくな雛だなあ」と言っていましたが。
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エリザベス一世時代に鋳造された、「ペヴェンシー・ガン」と名付けられた大砲。
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城としては荒廃が進み、建築物は余り残っておらず、当時の地形からも様変わりしていますが、ローマ時代にも要塞であり、第二次世界大戦中も、ドイツ軍の侵攻に備える軍事基地として使用され、立地的に興味深いと思いました。ローマの遺跡を中世に再利用するのは、ヨーロッパでは良くあることですが、近代の戦争にも利用するのは、イギリス南東部ならではかも知れません。太古から軍事的に重要な場所が、飛行機の飛ぶ時代になっても重要だった訳です。ここは、主にアメリカ軍とカナダ軍が使用したそうですが、彼らにとっては、中世の城が軍事基地だなんて、さぞ驚きだったことでしょうね。
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by piyoyonyon | 2015-08-06 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

グリニッジの国立海洋博物館

カティサーク号での姪の誕生パーティが終了し、急いでグリニッジのマーケットで遅い昼食を取った後、P太と義両親と一緒に「National Maritime Museum 国立海事博物館」に向かいました。
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入場料は、他のイギリスの大きな国立博物館同様、基本的に無料で、任意の寄付金制です。V&Aとかとは違って、寄付を強要されることはないようです。
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海と言っても、ここでは航海学、主に海軍、特にトラファルガー海戦に付いて詳しく展示してあります。
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この巨大なライトの下は、実はベビーカーの「駐車場」になっています。ベビーカーの絶対数が、本当に日本より遥かに多いのですよ。
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ここにも、沢山の「figurehead」が展示してありました。
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そしてこちらは、船体に付いていた「バッジ」と呼ばれるプレート。もし自分のバッジ・サイズだったら、身に着けたくなる程結構可愛いデザイン揃いだと思いました。
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この金ピカの船は、フレデリック皇太子の儀式用の遊覧船。フレデリックは、国王ジョージ二世の長男で、ジョージ三世の父。王位に就くことなく亡くなった人物です。
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イギリスをナポレオンの侵略から守ったトラファルガー海戦の展示は、私にとっても興味深いものでした、丁度前日位にテレビで、海戦を指揮して戦死した、英国最大級の英雄ホレーショ・ネルソン提督の遺体が、帰国まで腐敗を防ぐ為に、ブランデー漬けにされたと放送していたものですから…。
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ネルソン提督が死亡時に着用していた軍服も展示されており、弾痕や血液まで残っていて(涙)、例え撮影禁止じゃなくとも、写真に撮りたいとは思いませんでした。ただ、その服のサイズから想像すると、英雄と言う豪傑なイメージからは懸け離れた、意外に小柄で華奢な人だったようです。
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ネルソン提督に少し興味があったのは、その愛人レディ・エマ・ハミルトンから名付けた、美しいイングリッシュ・ローズが存在するからです。エマは、その美貌と性的魅力と利発さの為、労働者階級出身から上流階級にのし上がり、当時のヨーロッパのファッション・リーダーにまでなった女性でしたが、ネルソンとはW不倫ながらも純愛だった様子。二人の関係は、ローレンス・オリヴィエ&ヴィヴィアン・リー主演の、「美女ありき」と言う映画にもなりました。しかし、ネルソンの戦死後は、酒に溺れ借金に塗れ、愛人だった為に軍人未亡人としての年金も一切貰えず、困窮の中で亡くなったそうです。
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第一次世界大戦前の、純金製のクリスマス・ギフト・ボックスだそうです。これに似た物が、先日古物番組のオークションで500ポンド以上で落札されていましたが、出点者はフリマで10ペンスで手に入れたとか。
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夥しい数の軍艦の模型も展示されていました。ミニチュア好きとしては、非常に精巧なモデルに目を見張る一方で、これらが人を殺す為の乗り物だと思うと複雑な気持ちです。
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凄くでっかい、船の水中プロペラ。
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二階には、床に大きく世界地図の描かれた場所があります。これを見ても、日本ってイギリスから遠い…。
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客船で使用された、アールデコ時代のウェッジウッド社の食器です。中々素敵なデザイン。
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ついでに、こんなものが博物館の入り口にありました~。当然イギリスで見掛けるのは初めてで、どう考えても日本製。おまけに日本語しか書いてないし。「これじゃあ、日本人しか使い方が分からないじゃん」と私が言うと、「日本人以外、室内で傘が濡れていても気にしないから、それでいいんだよ」とP太。
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元々グリニッジそのものが、大航海時代から、概ね王室に属する海軍の土地でした。今でも、王立海軍大学等の立派な建築物が沢山所在します。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-02 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

グリニッジのマーケット

大型帆船カティサーク号での姪の誕生パーティがお開きとなった後は、P太と義両親と一緒に、近くの博物館に行く予定でした。しかし、空腹で一歩も進めないので(特に私が)、その前に急遽腹ごしらえです(笑)。日本の皆様なら、何故パーティ直後なのに空腹?と不思議に思われるかも知れませんが、義妹は食料は子供達の分しか用意して来なかったし、例えあったとしても、イギリスのパーティ(特に子供の)の食べ物は、概ね粗末で不味く、お腹を満たす気には到底なれないからです。カティサーク内にはカフェもありましたが、観光地価格で高く、おまけにイギリスの典型的なカフェ・メニューばかりで、食べたいものもありませんでした。
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そこで私達が目を付けたのは、グリニッジのマーケット。非常に混んでいましたが、ありとあらゆる国の屋台が並び、早く安く、ちょっと変わった美味しいものを食べるのには、持って来いだと思いました。
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一応一通り見渡して一番惹かれたのは、イタリア屋台のライス・コロッケでした。フィリングを詰めた硬めのリゾットを球状にし、細かいパン粉を付けて揚げてあります。フィリングは、「ボロネーズ・ソース(ミート・ソース)」、「トマトとホウレン草」「チーズとベーコン」など10種類位の中から選べます。こんなの、イギリスの他のイタリアン・レストランでも、今まで見掛けたことがありません。
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私は「ナスとモッツァレラ」、P太と義両親は「チキンのワイン・クリーム・ソース」を選びました。コロッケは温めてあり、無料でサラダを付けてくれます。余り油っこくはなく、でも一個でお腹いっぱいになり、正に私達が望んだ通りの昼食でした。しかし厳密に言うと、またもや選択を誤り、チキンのほうが美味でした。
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この屋根付きマーケット(注:「屋内」とも違う)は、現在半分位が工事中でして、営業している半分は食べ物屋台、その半分がクラフト系の雑貨を売るストールが占めています。
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この黒いウール地に鮮やかなアップリケのスカートには、ちょっと惹かれました。
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Tシャツのプリントはお洒落なんですが、フレンチ・スリーブってのがどうもね…。
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非常に久々にグリニッジを訪れましたが、人気の観光地なだけに、アーティスト雑貨屋やビンテージ屋等の個性的な店が集まっており、じっくり歩くのはやはり面白そうだと思いました。
 
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by piyoyonyon | 2015-07-31 15:20 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

カティサーク号で誕生会

今年の姪の誕生日は、ロンドン東部のGreenwich グリニッジにある「Cutty Sark カティサーク号」で行われることになりました。カティサークは、19世紀の大型帆船で、唯一現存する、中国から英国へ茶葉を運んだ「tea clipper 紅茶輸送快速帆船」です。私は今まで二回見学したことがありますが、婚約時に訪れた二回目の後、火災に遭い消失しました。しかし3年前に、やっと修復が終了したそうです。
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現在のカティサークは、陸に固定された船型の博物館です。その周囲には、土産やアンティークのストールが並んでいます。
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このビンテージ服屋の中央のコート・ドレスには、マジで懸想しました。サイズもぴったりそうだったし。
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現在のカティサークの入り口は、ミュージアム・ショップになっています。この店だけなら、入場料を払わずとも誰でも入ることが出来ます。
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ここで売られているものは、まずカティサーク号の模型。うちの母は、こんな大型帆船が大好きで、カティサークの模型も持っています。本物で誕生会なんて聞いたら、さぞ羨ましがることでしょう。
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それと紅茶。トワイニングの特別仕様缶入りで、結構高価です。
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中国繋がりで、ブルーウィロウ風の陶器のアクセサリー。
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紅茶繋がりで、不思議の国のアリス・グッズも。結構可愛いけど高い。
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昔の船には付き物だった、ドブネズミの縫いぐるみも! かなり良く出来ています。それに対する解決策として、猫を乗船させていたらしく、一緒に猫の縫いぐるみも売られていました。
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こちらは、樹脂製の黒猫のブローチ。中々お洒落です。
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ショップから船を見上げると、こんなかんじ。
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いつもなら、子供がいっぱいの誕生会なんて真っ平御免なP太ですが、今回は団体料金で内部が見学できるし(さもないとべらぼうに高い!)、誕生会そのものには参加しなくて良いと言う事で、やって来ました。チケットを見せて、いよいよ内部へ。このように船は脇で支えられ、宙に浮いている状態になっています。
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そして、船底を見上げることが出来る仕組みになっています。ここには、カフェも併設されています。
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こちらは、「figurehead」と呼ばれる、船体の先に付いていた彫像のコレクション。これが必ず女性を模っているから、英語では、船の代名詞は「she」と女性形で呼ばれるものだと、すっかり今まで信じていましたが(P太も)、こうして見ると男性型も存在することが分かりました。
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船底がとても細いことに、P太も私も改めて驚きました。ティークリッパーは、蒸気や電力を使用しない船としては、驚異的なスピードを誇っていた為、細い船底が必須だったようです。
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19世紀当時の衣装をまとったガイドさんに寄る、解説付きツアーもあります。その手前に居る縞のパーカーを着たクソガキが、悪戯でガイドさんを蹴り捲くっており(親、注意して止めろよ)、大変な仕事だと思いました。
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誕生会は、一応「海賊パーティ」と言うテーマになっています。姪や義妹・義弟を始め、お友達の何人かは海賊コスプレで参加。義妹は、子供達の海賊ごっこを上手く仕切っていました。
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私も、一応こんな格好で参加しました。義父には、「ジプシーの仮装かい?」なんて言われましたが…。
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続いて、船内に入ります。天井が、木製の茶箱仕立てになっています。
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床も、茶箱を模しています。これは、ここ船の最下部には、かつて茶箱が出来るだけ多く積まれていたからのようです。中国からは紅茶を運んだけれど、中国へは阿片を運んだ…のかも知れません。
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その上階。ここにも、かつては茶箱が出来るだけ積み込まれていたそうです。今は展示室になっていて、当時の船内の食事の見本などを見ることが出来ます。それに寄ると、平日の食事は主に塩漬け肉で、日曜日だけイギリス人の好物のパイ料理が供給されたそうです。
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子供用のアトラクションも、あちこちに。これは、乗員を積み上げる木製のゲーム。
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ついに船上(甲板)に出ます。この日は曇りの予報でしたが、屋内に居る間に雨が降ったようです。
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このドーム型の建物は、テームズ河の地下を潜る徒歩トンネルの入り口。20年近く昔、途中まで潜りましたが(何せ結構距離がある)、確か有料だったと記憶しています。
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1940年代のスタイルをばっちり決めた母子が、何故か船内に二組居ました。戦争記念イベントか何かに参加するの?
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乗組員の生活エリアは、全てこの船上に集まっていたようです。
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思った程定員は多くなかったようですが、面白いのは、一般船員と役職者用の設備の格が全く違うこと。イギリスは元々階級社会の上、船の世界は、命令系統を明確&迅速にする為、更に厳格な階級制度だからのようです。水夫達のベッドは、寝台車よりも狭い粗末なものでした。これは水夫用のキッチン。
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一方、こちらは船首部分にあるVIP用のキッチン。船長には、個室&専用シャワーやトイレもあったようです。
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役職者用の会議室。
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この天井からぶら下がった円盤は、ワイングラス・ホルダー。船が揺れてもワインが零れない為の工夫です。
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立派な暖炉も設置されていました。このカティサーク、火災で消失したとは言え、丁度解体修理中だったので、幸運なことに、多くのオリジナルの部材を既に取り外していたと言われています。
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子供達は、勿論本物の船での海賊ごっこに大興奮で、私達大人も楽しめました。が、何せ団体割引でも入場料が非常に高く、たかが子供の誕生日なのに、毎年大がかりで大変だと思いました。そしてカティサーク号は、やはり「船」だった頃のほうが格好良かったと感じました。上↑は、9年間の写真です。
  
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by piyoyonyon | 2015-07-29 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

ちょっとだけ国立散歩

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谷保の古民家カフェに行く前と戻って来てから、キチ吉ちゃんとP太と、ちょこっとだけ国立を散歩しました。国立は、元々は駅の南口に商店街が発展していましたが、駅の高架化に伴い、北口も再開発が進み、素敵なお店がどんどん増えて来ています。キチ吉ちゃんの旦那様キチ助ちゃんのコーヒー豆屋さん「国立コーヒーロースター」は、北口からすぐの場所にあります。
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これは、その近くにある階段。細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の、前半に登場する場所です(丁度最近テレビで放映されたようですね!)。あれが国立を舞台にしているとは、見てすぐに気付きましたが、後半の豊かで人懐こい山村とは対照的に、前半はどちらかと言うと都会の無情さが伝わって来るようなイメージで描かれていると思います。ともあれ、高低差のある街、特にこういう公道の階段には、何故か惹かれます。実際に住むとなると、車は通れないし不便なんですけどね。
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階段の上は、全く真平らの普通の住宅地でした。階段の部分だけ、段差があって崖になっているようです。
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そして昼食後は、キチ吉ちゃんお勧めの「ゆいさんの鯛焼き屋さん」へ。毎週土曜日、この自然食品屋さんの前に出店するそうです。
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普通の鯛焼き型ではなく、一つ一つバウルーのような型で、しっかり丁寧に焼き上げます。だから外側は香ばしく、中はふっくら。餡子の量や甘さのバランスもどんぴしゃり。
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紙袋のスタンプも可愛く、思わずにっこりしてしまいます。皆で一個ずつ食べ終わった後、キチ吉ちゃんは「足りない」と言って、もう一つ買って食べていました…(もう何も驚くまい)。
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最後に、「国立コーヒーロースター」で、自分用と義母への御土産用に、抜群に美味しいコーヒー豆を買って帰りました。---キチ吉ちゃんやキチ助ちゃんにまた会えるのも、いつになることやら。
  
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by piyoyonyon | 2015-07-18 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

東京観光の王道、浅草へ

日本滞在の日程も、いよいよ残り少なくなって来ました。浅草と言えば、東京観光の筆頭で、団体旅行者や修学旅行生や外国人観光客率の最も高い場所の一つですが、意外にもP太は未だ一度も訪れたことがないとのこと。それでその日は、「バリバリの観光地だよ。覚悟して~」と言いつつ、連れて行くことにしました。
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いつも人の多い場所ですが、この時は未だ一月中だったから、浅草寺への初詣客で更に混んでいました。
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まずは、何はともあれ浅草寺の雷門。
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浅草のシンボルで、記念撮影をする人が特に多い場所ですが、この大提灯の底まで見上げる人は、意外と少ないのじゃないでしょうか。こんな凝った竜の木彫になっているんですね。
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そして、観音堂への表参道である仲見世通りを進みます。
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この通りには、ひたすら典型的なお土産屋がズラーッと並んでいる訳ですが、実はこういう他愛ない土産物は、眺めていて全く飽きない私です(笑)。
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こんなメチャ混みの場所は、本来出来るだけ避けるんですけど、それでも日本は、未だ他の国に比べたらずっと安全で、余り気を張る必要がないなーと、今回つくづく感じました。そして、これでも平日だから、週末よりはかなりマシな混み具合だったのだと思います。
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通りの合間に、スカイツリーが見えます。更に混んでいそうなので、今回行く気はナシ。
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浅草寺観音堂に向かって、次に現れるのが宝蔵門。
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五重塔も見えて来ました。
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ここの大提灯の底も、凝った竜の彫刻になっています。
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こちらは、左右の黒い大提灯の底。
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この眺めには、西洋人観光客のテンションは、確かに上がると思います。
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そしていよいよ、観音堂です。
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御手洗場の彫像は、高村光雲作。
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やっぱり、大提灯の底には木彫が。
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内部は、天井画が中々凝っていて綺麗。
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お参りに来ていた男子大学生達が、「今年は彼女がいっぱい出来ますように!」(←彼女を持ったことのない男の発言に違いない)「僕はいっぱいじゃなくて良いから、可愛い彼女が出来ますように!」と、無邪気にデッカイ声でお祈りしていました(笑)。そりゃあやっぱ、量より質でしょ。
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ここでもやはり、中国人観光客が顕著に増えたと実感しました。レンタルの着物を着て御満悦で参拝する中国人を沢山見たら、誰も日中関係が緊迫しているとは信じられませんね。
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浅草にも、レトロな建物があちこち残っています。老舗「神谷バー」は、お客も年配層が多いように見えました。一度入って飲んでみたいなー。
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そのすぐ側の、松屋浅草店兼東武浅草駅。どちらもアールデコ様式です。
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王道と言えど、結局見学したのは浅草寺だけで、さっさと次の目的地浅草橋に移動しましたが、スカイツリーも 金斗雲ビルも間近で見ることが出来、浅草初心者としては、P太は十分満足したようです。
  
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by piyoyonyon | 2015-07-06 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

松本の工芸通り「中町通り」

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雑貨好きにとっては、松本に来たら絶対外せないのが、女鳥羽川を挟んで縄手通りと平行するように走る「中町通り」です。蔵造りの店舗やレトロな建物が並ぶ中、魅力的な工芸品店がずらりと集まっています。私もここは、松本に寄る度に必ず訪れます。と言うより、ここに来るのが一番の目的で、松本に立ち寄ることも。
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勿論、松本民芸家具等の地元の工芸品を中心に扱うお店もあるし、全国の優れた作家作品を集めたお店も見掛けます。と言っても、凄く敷居が高い訳ではなく、手の届く値段の商品に沢山出会えます。
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このお店は、この通りの代表格。日本中&アジアの陶器や郷土民芸を取り扱う「ちきりや工芸店」です。店内には驚く程沢山の商品が並び、三春張子も売られていました。
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この漆器屋さんで、姉はP太用の塗りの味噌汁碗を買ってくれました。姉夫婦&私は、姉の家で会津塗りのちゃんとした味噌汁碗を使っているのに、P太だけ安物では可哀想だと言って。P太、感激していました。
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長く続いているお店も多い中、新しく出来たお店もちらほら。この北欧風のお洒落なお店は、カラフルなフェルト雑貨等を扱うお店のようです。
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売り物なのか単なる置物なのか、可愛い古い折り畳みの椅子。こんなアンティークやビンテージなら、普通のインテリアにもすんなり馴染みそうです。
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佃煮専門店、地元産ジャム専門店とかもあって、食の魅力にも逆らえない通りです。
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ウェブやガイドブックでも良く紹介されている、なまこ壁造りの土蔵の本格カレー屋さん。最初に聞いた時、早合点して勝手に「なまこカレーを食べさせる店?!」だと思ってしまった…。土蔵に入っている飲食店って、絶対美味しそうに思えて期待出来ます。
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前にも御紹介しましたが、看板建築の見本のような薬屋さん。建物自体も目を引きますが、今でも元々の薬局を続けているままなのが凄い。レトロな赤い円柱ポストも、ばっちり絵になっています。
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最後の最後まで、地酒やら地野菜&果物等をドッサリ買い込み、帰路の列車に乗り込みました(笑)。食べ物も期待通りハズレが全くなく、物欲を満たし、たった一泊ながら大充実の松本旅行となりました。最初はもっと暖かい土地を選ぶべきだったかなーとも思いましたが、結果的には天気に大変恵まれました。P太と旅行しても何処でも楽しいんですけど、やはり気の合う女子同士の旅行は、何歳になっても止められません。
 
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by piyoyonyon | 2015-06-30 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

松本のレトロ建物コレクション

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歴史ある文化の薫り高い町の例に漏れず、松本市でも古い魅力的な建物をワンサカ見ることが出来ました。宿泊した「花月ホテル」自体が明治時代の洋館で、特にその周囲にはレトロ建築が目白押しです。
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丁度「江戸東京たてもの園」で、看板建築について勉強して来たばかり。この辺りは、正に生きた看板建築の街です。
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元の目的のまま使用されている場合もありますし、別な目的で再利用されている場合もあります。とにかく、古い建物が打ち捨てられたり取り壊されたりされず、現役なのは嬉しい限りです。
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その中でも、レンガ造りが一際印象的な「上土会館」。
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上の写真の建物の裏面。「看板」(前面だけ)ではなく、実は全体的に洋館風の建築になっていました。
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微妙な道路のカーブに沿って建てられた店舗。左側は現在居酒屋、右側はレストラン・バーになっています。
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この酒屋さんの隣(ホテルの向かい)もレトロ建築で、現在古本屋兼カフェになっています。夜遅くまで営業しており、賑わっていました。昔、アイルランドのダブリンで始めて古本屋兼カフェを見て、良いアイディアだなと思いましたが、今やカフェ付き書店は、日本でもイギリスでも然程珍しくなくなりました。
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元は何の建物として建てられたのだろう?と想像を巡らせるのも、またレトロ建築の楽しみ。
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キチ吉ちゃんの松本でのショッピングのお目当ての一つ、「10cm」と言う大変ハイセンスな工芸雑貨屋さんです。総タイル張りの建物で、元は飴屋さんだったそうです。
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その飴屋さん自体は、今でも向かい側で営業中。包装紙が老舗らしいデザインで、中々好みでした。
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店構えも店名のロゴもレトロで素敵。自転車も絵になっています。
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本当にこんな建物ばかりなもんで、あれもこれもと撮影して、足取りがちっとも進みません(笑)。でも、姉もキチ吉ちゃんもレトロ建築&撮影大好きだからヨカッタ。
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一方で、廃墟になっているレトロ建築は、やはり物悲しさ倍増…。
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そして、こんなドラマの撮影に使えそうな、昔ながらの飲み屋街にも非常に惹かれます。
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街の中心地にも、レトロ建築がぼこぼこ残っています。
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大きな建物が綺麗に改装されていると、一瞬古いのか新しく西洋風に建てたのか見分けが付きません。
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時計が印象的。ちょっと銀座の和光のよう?
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現在結婚式場のこの建物は、かつては銀行だったようです。
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松本城のすぐ側の、素敵な建物。お土産屋さんのようで、もし開いていたら、中で売られている商品にも期待出来そうと思いましたが、閉まっていました。
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城下町だけあって、土蔵建築の商店も沢山あります。左は和菓子屋さん、右はブラッスリーだったかな。
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ここは、蔵を利用したレストラン。姉とキチ吉ちゃんが、「あっ、れりご~が居るよ! れりご~が」とイヤそうに言うので、何かと思ったら…、
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…これでした(鼻はニンジンじゃねーな)。「オラフ」と固有名詞で呼んで上げて(笑)。昔の松本は、こんなに雪は多くなかったそうです。
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松本城近くで、一際目立っていたお城風の建物。背の高いビルの合間でも、なんのそのの存在感。
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古本屋さんでして、内部も外観に負けじと強烈でした。
 
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by piyoyonyon | 2015-06-24 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

松本民芸家具の老舗ホテル「花月」

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松本旅行用の宿選びをする際、ネットで検索していて、「うわー、ここ素敵! 私達に絶対合う」とイッパツで思って(一応他の二人の確認をとってから)予約したのが、この「松本ホテル花月」。明治時代の洋館に増築したレトロな建物の老舗ホテルで、インテリアは松本民芸家具で溢れていると言うのです。
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松本城縄手通り中町通りの中間位で、立地も魅力的でした。確かに、ロビーは松本民芸家具尽くし。
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西洋からの直輸入のアンティーク家具なんかだと、日本家屋ではサイズ的に合わなかったり、デザイン的に浮いてしまうことも多いと思いますが、松本民芸家具は、さすが日本の風土で生まれ育っただけあって、モダンな家にも和室にもしっくり馴染みます。それでいて、重厚でクラシックな魅力がたっぷり。
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チェアシートやテーブルセンター等の布類も素敵だし、天井の梁等の木調を強調した建物自体も魅力的。全く古臭くなく、かと言ってモダン過ぎず、センス良くレトロらしさを残しています。
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ついでに、お土産コーナーで売られている、女将さんお手製の胡桃クッキーが超美味!
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エレベーター前にも(この後ろは自販コーナー)、松本民芸家具。
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部屋は、修学旅行気分で和室を選びました(念の為、枕投げはしなかったが)。建物はレトロでも、室内の設備は抜かりなし。三人でも十分広々として、ここにも松本民芸家具のテーブル・セットが置いてあります。
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洗面所はダブル・シンク。勿論部屋にトイレとお風呂も付いていますが、入浴は名水を沸かしている地階の大浴場を、夜・朝共に利用しました。大浴場に設置してある、ウォーターサーバーの天然水がまた有り難い。
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朝食は、結婚式の披露宴やパーティが行われることもあるレストランで用意されていました。ここもまた、松本民芸家具や工芸品が沢山で心が躍りました。
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柳宗悦や芹沢銈介、新宿の「備後屋」や仙台・盛岡の「光芸社」等が好みの人には、堪らないと思います。
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朝ご飯は、ビュッフェではありませんが、和食と洋食から選べます。我々が選んだのは、三人とも和食の「とうじそば御膳」。これに、地野菜のサラダ&ドリンク・バーが付きます。
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拘りの地元産や自家製の新鮮な材料を集めて丁寧に作られたもので、一つ一つが味わい深く、かと言って朝に食べて嬉しい食品ばかりで大げさ過ぎず、理想的な宿の朝食だと感じました。
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唯一普通の朝食と違うのは、この「とうじ(投汁)そば」が付いて来ること。元々は松本の野麦街道沿いの「奈川」と言う山間地域の郷土料理で、汁にザルごと麺を入れて温めて食べる、言わば蕎麦の「しゃぶしゃぶ」です。蕎麦の入った取っ手の付いた小ぶりのザルは、「とうじ籠」と呼ばれるそうで、工芸品店で購入出来ます。和風が大充実な一方、洋風(パン)のほうも、地元老舗パン屋の焼き立てパン+長野県産の果物の自家製ジャムが各種用意されていて、非常にソソられました。
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たっぷり朝食をとった後、ホテルから無料コーヒー券を頂いていたので、併設のカフェに向かいました。ここも民芸家具や工芸品でいっぱい。
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ケーキもどれも美味しそう。朝食をとった直後じゃなかったら、試したかったのになあと思っていたら、キチ吉ちゃんが「一つのケーキをみんなで分けっこしない?」と言い出しました。…やっぱキチ吉ちゃんの食欲は、我々ぴよ・とよ姉妹を上回る!!
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でも結局魅力には逆らえず、頼んじゃいましたよ(笑)。地元産のリンゴを使った、シンプルなケーキです。
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しっとりしていて、リンゴの甘み&酸味が程良くて、スルッと平らげちゃいました。ほんのり赤く煮染まったリンゴの断面が、また綺麗でしょ?
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西洋とも勿論違う、日本でも独特なこの雰囲気は、もし松本に住んでいたら通いたくなるかも。でも、おばさま方がお喋りを楽しむより、おじさまが一人コーヒーを啜りながら新聞を読むのが、一層似合う気がしました。
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数々の魅力的なインテリアが楽しめ、正に私達にぴったりな宿でした。サービスも行き届いてスタッフの対応も良く、大満足の滞在となりました。またいつか松本に宿泊する際も、絶対このホテルにすると思います。
  
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by piyoyonyon | 2015-06-22 15:21 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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