カテゴリ:旅行・お散歩( 250 )

東京から一番近い観光地、川越 2

a0208783_23422427.jpg
一時帰国から英国に戻るのが近付いて来た週末、姉と義兄と、家から一番近い観光地川越に遊びに来ました。大正浪漫夢通りから、川越観光のハイライトで目的地「蔵造りの町並み」に、やっと到着しました。
a0208783_23424854.jpg
重厚な土蔵商店がズラリと並んでいます。これは、何度見ても見応えあります。
a0208783_23532824.jpg
大火を防ぐ為、火災に強い蔵住宅&商店が多く建てられたそうです。
a0208783_23252787.jpg
超和風な黒光りする蔵造りの建物の合間に、白い洋風建築や、和洋折衷の看板建築も混じり、不思議と古い物同士で溶け合っています。
a0208783_23263495.jpg
埼玉りそな銀行の建物なんて、この迫力。一瞬何処の国?と思ってしまいますね。
a0208783_23273191.jpg
分かりにくいかも知れませんが、かなり凝った素敵なステンド・グラス。この建物は、確かビアホールになっていると思いました。
a0208783_23285981.jpg
看板建築はデザインが様々なので、幾つ見ても飽きません。
a0208783_23242969.jpg
しかし、交通量がかなり多いのと、人が半端なく多いので、建物の撮影は結構一苦労。
a0208783_23235925.jpg
そして、やはり川越でも、外国人の観光客、特にビザ発給の緩和で、アジア系の旅行者が顕著に増えたのを感じました。
a0208783_23294183.jpg
主要観光スポットを巡回するレトロ・バス。
a0208783_23304891.jpg
着物女子を多く見掛けるのは、京都とかと同様に、川越でもこういうレンタル着物屋が始まったからです。一昔前は、レンタル着物と言うと、自ら着物を好む女性と観光客とでは、一目で違いが分かる、歴史的な町並みに浮く程やたらケバイ着付け(成人式のような)が多かったのですが、最近のレンタル着物は随分センスが良くなったようです。ペアで5400円は、本当にかなりお得ですね。
a0208783_23311787.jpg
一方こちらは、着物の古着屋さん。中々充実した品揃えでしたが、外国人団体観光客が、品物を引っ張り出しっ放しで、散らかして帰って行くのには閉口しました。
a0208783_23314556.jpg
典型的な土産物屋の他にも、お洒落な店が確実に増えて来ています。この和風小物のお店は、天井からぶら下がる吊るし飾りが見事。
a0208783_23325783.jpg
川越のランドマーク的な「時の鐘」。
a0208783_23331851.jpg
外人観光客率の最も高い場所でもあります。
a0208783_23335387.jpg
観光スポットのすぐ側なのに、観光客は行かないような、味のあり過ぎる哀愁漂う飲み屋街もありました。
a0208783_015627.jpg
最後の最後に、川越のもう一つアイコン的な「菓子屋横丁」にやって来ました。
a0208783_23343811.jpg
人が異様に少ないのは、もう閉店間際の時間だからです。日中なら、この狭い小路は、歩くのがままならない程混んでいます。
a0208783_2335614.jpg
昔ながらの小路には、猫が似合います。しかし初対面の人間を恐れない猫ちゃんを見ると、虐待されないか不安になるなあ。
a0208783_23281065.jpg
やはり川越は何度訪れても楽しく、姉の家から簡単に行けるのに、東京や埼玉の他の街とはまるで違い、旅行気分が十分味わえます。付き合ってくれた姉と義兄に感謝。買い食いや買い物に徹するのも良し、歴史好きな人には、徳川将軍家縁の喜多院を始めとする、神社仏閣巡りもお勧めです。
 



[PR]
by piyoyonyon | 2017-10-12 15:21 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

東京から一番近い観光地、川越 1 sanpo

a0208783_2265790.jpg
今回の日本滞在も終盤に近付いた週末、姉と義兄と一緒にお出掛けしたいな~と思い、結構無理に誘って、埼玉県の川越市に行くことにしました。東京都は東西にはかなり長く、沿線の利便にも寄るので、川越が「東京から一番近い観光地」と言えば語弊はありますが(東京自体が観光地と言えばそうだし)、少なくとも姉の家の在る場所からは、川越は最も手軽に行ける観光地だと思います。
a0208783_18471472.jpg
駅に到着後、義兄が銀行に寄りたかったこともあり、今回初めて市の中心商店街を通って、歴史的景観地区「蔵のまち」を目指しました。和服を着ている女性を、多く見掛けました。
a0208783_1850129.jpg
街の中心部にも、こんな歴史を感じさせる木造建物が未だ残っています。背後のビル(マンション)との、コントラストも凄まじい(笑)。和文具屋さんになっていました。
a0208783_18515991.jpg
まずは、昼食を取ることにします。場所は、「小江戸(川越の別称)蔵里」を選びました。元醸造所の蔵が、土産物店、飲食店、市場、展示場に改装され、観光に必要な物がコンパクトにまとまっているスポットです。
a0208783_18543274.jpg
その中でレストラン「八州亭」は、「大正蔵」と呼ばれる、実際大正自体に建てられた酒蔵に入っています。地の食材をふんだんに使った、日本酒に合う料理をテーマにした和風レストランです。
a0208783_1859622.jpg
広々とした開放感のある店内は、酒蔵の時代から改装はほとんどされず、当時の面影をそのまま残しています。ただし広いだけに、団体客も利用するのかも知れません。
a0208783_1904481.jpg
義兄は、元々この蔵で作られていた地酒「鏡山」を注文。ガラス製の徳利&杯が綺麗ですね。
a0208783_1921674.jpg
姉が注文した飲み物は、地ビールの「COEDO 伽羅(生)」。味見させて貰いましたが、これ、まるでエールみたいで味わい深く、普段ビールには余り惹かれない私が、また飲みたくなる程超美味でした~。
a0208783_19115566.jpg
私と義兄は、お寿司付きの天ざる蕎麦セットを注文しました。天ぷらには、勿論川越らしくイモ天が付いています。どれもソツ無く美味しく頂けました。
a0208783_19133536.jpg
姉だけは、川越名産の三元豚を使用した肉汁蕎麦セットを注文しました。暖かい豚汁に、冷たいお蕎麦を潜らせて頂きます。こちらは、天ぷらではなくミニ天丼付きでした。汁は甘めで、ほっとする美味しさ。どちらも、蕎麦と饂飩から選べます。
a0208783_19165793.jpg
昼食後、目的地を目指して歩いて行く途中にも、あちこちにこんな昭和の香りがする建物が残っています。観光客相手ではなく、ちゃんと地元密着の現役の商店なのがまた素晴らしい。
a0208783_1918323.jpg
この辺で、やたら若者の多く集まる神社に遭遇。絶対アニメとかの聖地に違いない!と思い訪ねてみると、「神様はじめました」と言う漫画&アニメのモデルになっているそうで、特製痛絵馬も販売されていました。
a0208783_19195411.jpg
この熊野神社、元々は足腰に御利益があるようで、参道脇にはこんな足ツボ・マッサージ(?)が設けられていました。この上を靴を脱いで歩く訳ですけど、マジで涙が出る程痛かったです。特に、あちこちの弱った姉にとっては、「もう一思いに殺してくれ~」と叫びそうな位辛かったそうです。
a0208783_1923760.jpg
そうこうしている内に、「大正浪漫夢通り」に到着。
a0208783_19251585.jpg
この辺りからは、レトロな建物が目白押しです。
a0208783_19283067.jpg
まるで、小金井公園の東京江戸たてもの園のよう。
a0208783_19264511.jpg
こんな公道に面した表側だけ洋風に見える商店を、「看板建築」と呼ぶそうです。ファサードは、一見石造りのようなモルタル製の場合もあれば、トタン葺きの事もあります。関東大震災後、鉄筋コンクリートを建てる予算はない中小規模の店舗圏住居として、都市部に増えたそうです。
a0208783_19313598.jpg
その一方で、重厚な土蔵の商店も混じり…、
a0208783_19334641.jpg
…昔ながらの木造建築商店も健在です。綺麗に手入れされていて、粗末な感じが全くしません。
a0208783_19355484.jpg
木造三階建ての、見るからに絶対タダモノではない鰻屋さん。
a0208783_2202834.jpg
距離的には本当は大したことないんですけど、こんな風に建物の写真を撮ってばっかで、更にお店もちょこちょこ覗くので、結局カメラ馬鹿のP太と一緒じゃなくとも、歩みが非常にノロい私達でした(笑)。





[PR]
by piyoyonyon | 2017-10-11 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

サウス・ダウンズの眺望道路

a0208783_0113559.jpg
イングランドの南部に在る、東端はイースト・ボーン、西端はウィンチェスターと、東西約140kmに連なる美しい丘陵地帯South Downs サウス・ダウンズ。イギリスで、最も新しく指定された国立公園です。この丘陵地帯を東西に横断するのは、「サウス・ダウンズ・ウェイ」と呼ばれる国立遊歩道、及び自転車道しかありません。しかし、南北に貫通する眺めの良い自動車道なら幾つかあります。チチェスターミッドハースト間のA286号線、途中で展望場所の高台も通過するチチェスター~ペットワース間のA285号線、プルボローに通じるA29号線、ブライトンディッチリング間の通称ディッチリング・ビーコン道などです。それらとは別に、要塞遺跡シスベリー・リングから、かなり高地を通る自動車道が見えました。地図には記されていないけれど、絶対眺めが良いのに違いなく、未だ一度も通ったことがないので、帰りはその道を通ることにしました。その為には、わざわざソンプティングの教会脇の道路まで戻りました。行き止まりに見える細い道でしたが、実はサウス・ダウンズを南北に横断していたのです。
a0208783_0104940.jpg
期待通り眺めは良く、所々に駐車場が設けられていました。この右手の少しだけ樹木の茂っている丘の頂上が、先程訪れたシスベリー・リング。
a0208783_0121146.jpg
ここからは海も見えます。写真では見えにくいのですが、実は海上には夥しい数の風力発電が立っています。手前に見える白い道は、実は道ではなく、その風車から電力を運ぶ高圧電線を地中に埋めた場所だそうです。この辺りの地質はチョークなので、少し掘ればもれなく白く見える訳です。
a0208783_0151244.jpg
更に進むと、もう一箇所見晴らしポイントがありました。定員三台程度の駐車場には、冷蔵庫が不法投棄され、何やら荒れた雰囲気でしたが…。右手の丘の影には、実はLancing ランシングの寄宿学校があります。中央奥に白く見える崖は、チョークの採掘場です。
a0208783_0123774.jpg
更に、羊の放牧地脇の一応遊歩道らしき道を通り、高台に登ります。
a0208783_0131139.jpg
文字通り、ちょっと変わった毛色の羊です。
a0208783_0142420.jpg
Steyning ステイニングの町が見下ろせます。サウス・ダウンズの北側は、大抵丘が突然盛り上がったように始まり、急な斜面になっているようです。
a0208783_0135076.jpg
こちらは、ブライトン北部のデヴィルズ・ダイク方面。
a0208783_0153717.jpg
夕暮れに通ると、特に雄大で心寂しい雰囲気が味わえます。こんななだらかな緑の丘ばかりのイングランドなので、山育ちの私は、もっと標高の高い場所が恋しくなります。しかし、日本では北海道位でしか出会えない丘陵地帯も、やはり何度見ても美しいのでした。





[PR]
by piyoyonyon | 2017-10-07 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

英国で二番目に大きい要塞遺跡シスベリー・リング

a0208783_22145760.jpg
Sompting ソンプティングのサセックスで二番目に古い教会を訪れた後は、近くの要塞遺跡「Sissbury Ringシスベリー・リング」で、ハイキングすることにしました。
a0208783_22152863.jpg
前回は、遺跡側の狭い駐車場に幸運にも空きを見付けることが出来ましたが、今回はFindon フィンドンの村の外にある、もっと大きな駐車場に車を止めました。こちらは遺跡まで2km程緩い斜面を登ることになりますが、トレッキングが目的の一つなので問題無し。
a0208783_22162328.jpg
森の入り口の手前までで、既に結構高度が上がるので、海とワージングの町が見えました。
a0208783_221774.jpg
イギリスの広葉樹林は、下草がほとんどなく、歩き易いことが多いと思います。
a0208783_22173329.jpg
森を抜けると、また海が見えます。
a0208783_22183285.jpg
更に、牧場や林を通ります。
a0208783_22185998.jpg
やっと遺跡の西側が見えて来ました。
a0208783_2220413.jpg
土塁と空堀に囲まれているのがそれです。土塁の上は遊歩道になっており、草が削られて、地表が白いチョーク質なのが分かります。
a0208783_22521426.jpg
この遺跡はナショナルトラストの管理下で、急な斜面には簡素な階段が設置されています。国立サウス・ダウンズ遊歩道の通過地点でもあり、サイクリング・コースにもなっています。階段が傷む為、自転車は階段禁止との標識があります。
a0208783_22204049.jpg
この要塞跡の西側には、青銅器時代のフリント石採掘場の遺跡もあります。かなり深い穴がボコボコ開いていて、落ちる人が多くて危険だからか、新たに鉄柵で囲まれていました。
a0208783_22213339.jpg
土塁に囲まれた、かつての居住区だった遺跡内部は、牧草地に覆われたイギリスの他の多くの要塞遺跡と異なり、結構樹木が生い茂り、見晴らしは良くありません。その為、イギリスで二番目に大きな要塞遺跡のはずなのに(因みに一番はドーセット州の「メイドン・キャッスル」)、余り規模の実感が沸きません。
a0208783_2222615.jpg
樫の木が生えていましたが、常に海風が直撃する為か、樫としてはかなり低い樹高です。
a0208783_22264536.jpg
ここで、P太としばらく逸れてしまい、一人で勝手に散歩しました。イギリスでは、ちょっと田舎に行くと、今でも携帯の電波が通じないのです。
a0208783_22225070.jpg
遺跡の南側には美しい谷…と思いきや、正体はゴルフ場で毎回ガッカリします。ゴルフ発祥の国だからか、イギリスはゴルフ場が多過ぎる気がします。この場所は、古代ローマ時代にはブドウ畑だったそうです。
a0208783_2223156.jpg
東側の入り口に到着。鉄器時代の要塞は、原始宗教的な意味があったのか、必ず真東と真西に主門を設けていたようです。
a0208783_22233965.jpg
この日の視界はまず良好で、東側にはブライトンの町やセブン・シスターズの白い崖まで見えます。実はこの一週間前、セヴン・シスターズの沖で突然謎の毒ガスが発生し、浜辺に居た多数が目の痛みや嘔吐を訴えて病院に運ばれました。原因は、第二次世界大戦中の撃沈した戦艦から発生したとか、対岸のフランスの工場からの汚染だとか、今だはっきりしません。
a0208783_22244170.jpg
向こうから歩いて来た中年男性、遠方から何かアニメのTシャツ着ているように見えましたが、すれ違い様に確認したら、「デスノート」の月(ライト)柄でした。
a0208783_222585.jpg
北には、もう一つの要塞遺跡、「Chanctonbury Ring チャンクトンベリー・リング」の森が見えます。
a0208783_22261028.jpg
ここでやっとP太を見付けました。野生の馬を撮影するのに、すっかり夢中になっていたようです。
a0208783_22382725.jpg
イギリスの他の要塞遺跡に比べると、スピリチュアル感は今一つかも知れませんが、海を臨む小高い丘の頂上に立地し、土塁の上からの眺めはさすがにバッチリで、自然が豊かで、犬の散歩やハイキングには持って来いの場所だと思います。





[PR]
by piyoyonyon | 2017-10-05 15:29 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

サセックスで二番目に古い教会

ウィキペディアの「英国の古い建築物リスト」で、サセックスで二番目に古い教会が、海辺の町Worthing ワージング近くのSompting ソンプティングと言う村にあると知り、晴れた週末に訪ねてみる事にしました。
a0208783_19222629.jpg
それがここ。A27号線からちょっと横道にそれた場所で、「教区教会」の標識が出ています。正式名称を「The Church of St. Mary the Blessing Virgin 祝福された聖処女マリア教会」と言います。
a0208783_1923444.jpg
11世紀から12世紀の、アングロ・サクソン時代とノルマン時代に建てられた教会で、今でも当時の建築部分が多く残っています。主に地元のフリント石を用いて建設し、部分的にフランスから輸入したカーン石(白い砂岩)で装飾し、屋根には粘板岩を葺いているそうです。
a0208783_19241073.jpg
西側の塔は、サクソン時代の建造物。石材には、古代ローマ時代のレンガも再利用されているそうです。
a0208783_19233120.jpg
この特徴的な尖塔の形は、「Rhenish helm(ライン地方の舵の意味) 」と呼ばれ、本来ドイツのライン川流域のロマネスク様式教会に多い形式です。イングランドでは、ここが唯一の例と言われています。
a0208783_19244063.jpg
外観の北西側には、かつての建物が取り壊され跡に、新たに建てられているのが分かります。この場所には、13世紀にテンプル騎士団の宿舎が設けられていたようです。
a0208783_1925876.jpg
この北側のアーチ通路口は、何故か塞がれました。その下に、何だか訳ありそうな鉄製の十字架が。
a0208783_19253979.jpg
北側を除き、墓地が囲んでいます。東と西の墓地は古く、南側は後から増設したようです。
a0208783_1926473.jpg
天使像や玩具が集中した一角があり、どうやら死産か出産後すぐに亡くなった赤ん坊のお墓。
a0208783_19262774.jpg
通路を囲む、強固で機能的な土留め、またはガーデン・エッジと思いきや、小さな墓石でした! 無縁墓碑なんでしょうが、リサイクルが大胆…。
a0208783_19265298.jpg
サウス・ダウンズの丘の斜面の高台に立地する為、ワージングの町が見下ろせます。海抜は、せいぜい50m程度かも知れませんが。
a0208783_19274746.jpg
内部にも入ってみましょう。数段低くなった南翼廊が入り口になっています。かつてこの部分はテンプル騎士団の礼拝堂で、独立した建物だったのを、19世紀に教会と繋げたそうです。
a0208783_19524525.jpg
白い漆喰の塗られていない、剥き出しの砂岩のままの部分が、どうやらオリジナルのようです。
a0208783_19394017.jpg
南翼廊の壁面に嵌め込まれた、何だか崇高な雰囲気が漂うプリミティブな造詣のレリーフは、修道院長を表していおり、12世紀の物で保存状態良好。
a0208783_19292844.jpg
教会の規模にしては、立派なオルガンもあります。
a0208783_1929791.jpg
内部は、想像通り簡素です。木製の屋根が、イギリスの村の教区教会らしさを伝えています。
a0208783_1930052.jpg
身廊北側に出っ張った、印象的な装飾。かつては、この奥にテンプル騎士団の宿舎がありました。
a0208783_19305126.jpg
北翼廊には、二つの礼拝堂が。この教会は、中世にはウィリアム征服王直属のブランバー公家の庇護の元、またテンプル騎士団の中継地として発展しましたが、18世紀にはかなり朽ち果てていたそうです。その為に、返って大きく手を加えられず、当時の姿を残しているのかも。
a0208783_19313811.jpg
内陣・祭壇部分。ステンド・グラスは、近代の製作だと思います。
a0208783_19361868.jpg
祭壇の周囲の壁には、用途不明の窪みが幾つか開いています。サクソン教会やノルマン教会には、こう言う造りが多いと思います。
a0208783_19321832.jpg
P太が、「遺灰壷とかを入れて置く為の棚じゃない?」と言っていましたが、その頃キリスト教には火葬はないでしょ…。全く歴史オンチだなあ。
a0208783_19371128.jpg
サセックスで一番古いワース教会もそうでしたが、イギリスで貴重なサクソン教会の多くは、今は何の変哲もない小さな村に残っていることが多いようです。どんなガイドブックにも掲載される大聖堂も勿論面白いけれど、やはり古い小さな教会も、隈なく見学出来て興味深い!と感じました。





[PR]
by piyoyonyon | 2017-10-03 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ドキドキ秋葉原入門

帰国した際、お友達のTちゃんに会うことになりました。では何処で会おう?と言う話になった時、Tちゃんが病み上がりで、東京からは離れた場所に住んでいることもあり、彼女の行き慣れた&行き易い街が良いと思い、秋葉原が候補地の一つに挙がりました。丁度私も、秋葉原で訪れたい店があるものの、一人で行くのを躊躇していた所だったので、案内して貰うのに絶好の機会だと思い、秋葉原に決定しました。
a0208783_19583578.jpg
実は私、未だ秋葉原が純粋に(?)電機街だった大昔に、秋葉原駅を通勤に利用していた時代があるのですが、オタクの街に変貌してからは、ほとんど近寄ったことがありません。何だか行くのには勇気が必要で、「秋葉原はカップルで訪れる場所ではない」と勝手に信じ込み、新宿のヨドバシで満足しているP太とも、今まで一緒に行ったことが一度もありませんでした。
a0208783_19443549.jpg
それで、再開発が完了した以降は、ほぼ初めて私的にはアキバに足を踏み入れた訳ですが、…いや~本当にすっかり変わったなあ。
a0208783_1945229.jpg
昔は駅舎も古臭くてみすぼらしかったし、ガード下には、小さな専門部品ばかりを売る、戦後の闇市の名残りのような小さな店舗が軒を連ね、正直胡散臭い埃っぽい薄汚い街だったのです(…どんなに昔だよ?)。
a0208783_1958791.jpg
そして昔は、アキバにはラーメン屋か安っぽいカレー粉が漂うカレー屋かモスバーガー位しかないイメージで、食事場所に困ったものですが、今は駅ビルや大きなヨドバシのビルの中に、飲食店街も入っています。(男性客が多いせいなのか、やたらトンカツ等の肉系が多かったが)。
a0208783_19453376.jpg
しかし、SF映画みたいな近代的なビルの合間に、時折こんなレトロな店も残っています。
a0208783_19471898.jpg
Tちゃんは、月に1、2度は御夫婦で秋葉原を訪れるそうです。旦那様は声優の追っ掛け、Tちゃん(見た目はお洒落な奥様)自身は「ユーリ!!! on ICE」の腐系薄い本で、目的は違えどお互いを受け入れ、夫婦揃ってヲタ生活を満喫しているようです。まー、うちも似たようなもんですね。
a0208783_19481658.jpg
私が訪れたかった店とは、ここ、ファッション・ドール専門の「アゾンインターナショナル」直営店。
a0208783_2011557.jpg
さすがに充実していて、アレもコレも欲しくて煩悩に塗れ、凄~く長居してしまいました。スタッフさんの対応も丁寧。今はネット通販で、日本のどんな僻地でも何でも買える時代ですが、私が古風な人間せいか、特にドール関係は、やはり実物を見て買うのが好きです。
a0208783_1948504.jpg
義兄が喜びそうな店も、やっぱり中野だけでなく、アキバにも沢山在ります。
a0208783_19492244.jpg
歩道には、ちらし配りのメイド・カフェの店員さんやコスプレイヤーは勿論、フクロウを連れたこんな人も。外人観光客の撮影に応えるのは、お手の物と言った感じです。
a0208783_195045.jpg
昔はアニメイトと言えば、駅から遠い隠れるような変な立地に存在したものですが、今はマルイにも入っている程で、随分市民権を得たもんです。Tちゃん御用達の、BL専門の店なんての在り、何とビル丸ごとです。人気の「ユーリ!!!」と「おそ松さん」の薄い本専門フロアもあり、更に「チョロ松受け」とかカテゴリー別に分けられています。「進撃」ではやはり「リヴァエレ」が圧倒的に多いらしく、もっと個性的な組み合わせはないのか?との私の質問に、Tちゃんの即答は「ライベル」でした。大男二人の絡みじゃ、何だかプロレスみたいじゃん。…何の事か分からない人は、わざわざググったりしないでスルーして下さいw。
a0208783_1951464.jpg
最後に、街からは少し離れるけれど、Tちゃんお勧めの神田明神を案内して貰うことになりました。途中、やたら立派な校舎の小学校が在ります。
a0208783_19521028.jpg
秋葉原駅から北西(湯島方面)へ向かうと、いきなりこんな急な崖&長い階段が現れて驚きます。
a0208783_19525460.jpg
階段を登り切った、高台の上が神社。昔は神田明神と聞けば「銭形平次」でしたが、今はアニメ「ラブライブ!」の聖地として、ラブライバーを始めヲタ達の絶大な人気を集めているそうです。
a0208783_19534073.jpg
神社専用のガチャも。日本の神社仏閣の、この手の臨機応変な商魂や地域性は大いに歓迎。やたら「寄付(お布施)しろ」の一転張りより、参拝者を楽しませてくれ、ずっと良いと思います。
a0208783_1954512.jpg
痛絵馬もこの通り。
a0208783_19542293.jpg
凝った手描きの絵の付いた物は、まずここで絵馬を購入し、一度わざわざ家で制作してから、再び奉納に持って来るそうです。
a0208783_19544750.jpg
う、うちの姉が書いたんじゃないよね…。おまけに、絵のモチーフは何故か吉田戦車のカワウソだし。
a0208783_19551172.jpg
銭形平次、最早影薄~いと思いきや、一応ひっそりと顔ハメとして隅に居ました(笑)。
a0208783_19553426.jpg
門前には、昔ながらの茶屋が並びます。
a0208783_19555519.jpg
その一方で、期間限定アニメ・カフェも在りました。事前予約必須だそうで、一見さんお断り。
a0208783_19561847.jpg
ちょっと足を伸ばして、「日本学校教育発祥の地」として知られる湯島聖堂も行ってみました。既に夕暮れで全て扉が閉まっており、未だ参拝客の多かった神田明神と違い、犬の散歩中の地元民が周囲に数人しか居らず、静まり返った独特の異次元的な雰囲気が漂っていました。
a0208783_19563939.jpg
結局、秋葉原は全然飽きない場所だと分かり、夜まで長居しちゃいました。これからは、恐れずにアキバを訪れられそうです(笑)。特に、神田明神を訪れた威力は大きいと思います。これのお陰で、街の印象が大きく変わりました。次回は、是非P太を連れて来なくては。Tちゃん、名ガイド本当に有難うございました♪
 



[PR]
by piyoyonyon | 2017-09-28 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

再びドーキングでアンティーク・モール巡り

バークシャーのHungerford ハンガーフォードでのアンティーク・モール巡りで、生憎姉への誕生日プレゼントのビンテージ・ジュエリーが見付からなかった為、次の週、恐らく我が家から一番近いアンティークの町Dorking ドーキングに、再び探しに行きました。
a0208783_17552793.jpg
まずは、この町で一番大きなアンティーク・モールを訪ねます。
a0208783_17562288.jpg
ニードルポイントの布が張られたオットマン(フット・ストゥール)は、イギリスらしいアイテム。
a0208783_17555890.jpg
昔の子供用のピースの大きなパズルを、バランス良く額装しています。中々味のあるイラスト&印刷。
a0208783_1756516.jpg
P太が大好きな、科学骨董品専門のストール。何年も同じ商品が並び、売れている様子は全くありません(笑)。ここは、どちらかと言うとミニ私設博物館ですね…。
a0208783_17573342.jpg
何だかストールの空きが目立ち、こんなところにもEU離脱決定後の不況の波が感じられました。
a0208783_17584945.jpg
お次に、通りの向かいのアンティーク・モール。このアンティーク屋が集まるWest Streetは、幅は狭いのですが、交通量が多くて横切るのは結構大変です。
a0208783_17595192.jpg
元一般家屋だった建物を繋げているので、外観からは「モール」には全く見えませんが、例の如く内部は入り組んで奥深いのです。
a0208783_17591758.jpg
縁はないけど、うっとり繊細で美しい銀細工の数々。
a0208783_1801554.jpg
イギリスらしい、素朴なヘキサゴン・パッチワーク。
a0208783_1805934.jpg
ここのモールの二階は、ガラス製品が豊富なので、ウラン・ガラスは結構見掛けました。
a0208783_1812268.jpg
このベネツィア・ムラーノ・ガラスの鳥も、ウラン入り。白鳥のような首なんですが、鶏のようなトサカのある謎の鳥です。
a0208783_1814926.jpg
以前比べると、ウラン・ガラスを購入する勢いは落ち着いて来ました。これは飽きた訳ではなく、既に持っている似たようなアイテムは不要だし、さすがに置く場所がなくなって来たので(笑)、デザイン、大きさ、値段共に寄り厳選しているからです。
a0208783_1844482.jpg
イッタラ等、北欧ガラスも時折混じっています。…新品を買うのと変わらない値段だ。
a0208783_1841695.jpg
藍染めの食器を集めた棚は、やっぱり絵になります。
a0208783_18262215.jpg
シュタイフ等のテディベアや、人形がズラリ。上段右と中段左の魚の縫いぐるみは、結構シュタイフの定番で、ドイツ本国へ行くとカタツムリやロブスターの縫いぐるみなんかも見掛けます。
a0208783_18552.jpg
この二階の奥は、古着やバッグ、アクセサリー、手芸用品類など、女性向けのアイテムがぎっしりの、毎回楽しいストール。
a0208783_1852942.jpg
プラスティック製の造花付きバスケットが、キッチュで可愛い。
a0208783_186492.jpg
ビンテージのブローチに比べ、ネックレス(50年代以降のプラスティック製以外)は、全体的に若干値段設定が高めのように感じます。ブローチよりネックレスのほうが、アイテム的に実用的だからかも知れません。
a0208783_1863665.jpg
続いて、このアンティーク・モールにやって来ました。いつも入り口で、店番のお年寄り達が御喋りに花を咲かせています。
a0208783_187686.jpg
小規模ながら、女性的なアイテムが充実したストールがあります。
a0208783_1873262.jpg
イギリスのアイコン的な赤い公衆電話ボックスに、ビンテージの受話器をディスプレイした素敵なアイディア。この電話ボックス、携帯電話の普及でどんどん不要になって来てる訳ですが、私も分けて欲しいよ。
a0208783_188645.jpg
中央は、アール・デコ時代のフィリグリーのバックルのようです。
a0208783_189349.jpg
人気のコレクタブルズ、19世紀のサンプラー。昔のお嬢様の刺繍の練習記念です。
a0208783_1810099.jpg
味のある、多分セルロイド製のチロリアン人形。人形用のベビー・ベッドも味があります。
a0208783_1810256.jpg
このセレクトの中々素晴らしいビンテージ・ドレス&アクセサリー専門の店も、勿論チェックしました。さて、今回こそは、無事姉へのプレゼントを見付けることが出来たでしょうか??
 




[PR]
by piyoyonyon | 2017-09-21 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

小金井公園のフリーマーケット 2

a0208783_23485674.jpg
東京に滞在中、前回からほぼ一ヶ月後に、小金井公園のフリマにもう一度行きました。今度は、尾骶骨骨折から回復して、ようやく長距離を歩けるようになった姉と一緒です。
a0208783_23492798.jpg
前回は4月でも既に非常に暑かったのですが、この日も快晴で、今回はそれにも増して5月なのに既に暴力的な暑さでした。緑の濃さが、前月とはまるで違います。姉と二人で、日焼け&防暑&水分補給対策ばっちりで出掛けました。こんなに暑いのに、公園内のBBQ場は大人気。
a0208783_2350955.jpg
余りに朝から暑過ぎたせいか、フリマの出店数は前回よりも少なめでした。会場に着くや否や、姉から「あんた…、目付き凄く怖いよ?」とドンビキされました。やはり、自動的に獲物を狙う目になっていたのネ(爆)。今回の姉の一番の目的は、ファッション・ドールの中古家具を買うこと。私も中古ドールを見掛けたら買いたいと思っていたのですが、前回も含めてほとんど出会いませんでした。やはり今は、リカちゃん等の着せ替え人形で遊ぶ子供自体が少ないのか?? それとも早朝に、業者かマニアに買い尽くされてしまうのでしょうか。
a0208783_23504129.jpg
どちらにせよ、一家族(一つのストール)につきの子供服は、イギリスと同じ位多いものの、玩具の数は、見ていて明らかにイギリスより少ないと感じました。日本の都市部の住宅事情も関係しているでしょうが、やはりイギリスって、子供にオモチャを与え過ぎだと実感します。
a0208783_2351169.jpg
姉は、例のビンテージ・ジュエリーのストールで、中々素敵なブローチを買いました。
a0208783_2351429.jpg
結局目的の物には出会えなかったものの、姉は本皮のコートを格安で手に入れ満足気でした。用意して来た小銭の百円玉3500円分を、全部使い切ったそうです。私も、今回も底々収穫があり、やっぱりフリマは日本でも楽しいなと思いました。ところで、売り手じゃないから分かりませんが、強引な値切りババアって、今でも日本のフリマに必ず出没するのでしょうか?(笑)。
 



[PR]
by piyoyonyon | 2017-09-14 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

サブカルの殿堂、中野ブロードウェイ

a0208783_173720.jpg
この日は、中野のショッピング・モール「中野ブロードウェイ」へ行きました。ドール用品を買いたいものの、秋葉原まで行く勇気が無かったからですが、中野ブロードウェイも、P太と一緒ならいざ知らず、一人で行くのは結構ドキドキです。入り口からして、「エーテルが煮えてる」のマネキンがシュール。
a0208783_1735553.jpg
この老朽化の激しいショッピング・モールは、今やオタクの巣窟、と言うかコレクタブルズの集大成、要はサブカルチャーの殿堂です(姉に「サブカルって言っちゃ駄目。今はクールジャパンって呼ばなくっちゃ」と言われました)。アニメ・漫画・ゲーム物のみならず、ありとあらゆるコレクション物を扱うマニアックな店舗が入っています。平日の日中なのに、一体何処から沸いて来るのか?と思える程、いつも結構人が居ます。
a0208783_17414575.jpg
とは言え、やはりここで幅を利かせているのは古漫画(&グッズ)専門店「まんだらけ」。このブロードウェイのアイコン的な店で、この中だけでも専門別に何店舗もあります。
a0208783_1772642.jpg
BL専門店なんてのも…。いや、もしかしてガチゲイ物も混じっている?
a0208783_17421320.jpg
「パタリロ!」のレコード・ジャケットが否応無しに目を引くw。半端なく古い少女漫画が集まっています。
a0208783_1744593.jpg
このカオスなショーケースが、中野ブロードウェイの全てを物語っています。一昔前やビンテージの漫画&アニメ・グッズを探すのには、コンパクトにまとまって便利な場所なのかも。
a0208783_1742050.jpg
現に、Redditとか4chanのような英語オタク・チャットサイトでは、アキバよりこっちが好き!と言う外人ヲタも多いようです。
a0208783_1752976.jpg
左:白ブリーフが眩しいキン肉マン、右:日ペンの美子ちゃん(…日ペンって健在なのか~)。そのオリジナル・グッズを販売してるようです。「超人墓場」って店名も凄いよ。
a0208783_178712.jpg
そんなカオスな中、高級ビスク・ドール専門店なんてのが存在するのです。いきなり空気が違う。
a0208783_1765348.jpg
このビンテージ屋さんは、値段は高いものの、いつも充実した楽しい品揃え。
a0208783_1755890.jpg
ブライス人形は、このブロードウェイでも人気。時々、作家物のアウトフィットも見掛けます。
a0208783_1762149.jpg
ビンテージ・リカちゃん。懐かしの玩具を眺めるのは、やはり楽しいものです。
a0208783_1791249.jpg
ここが、今日の私の目当てのドール専門店(ピンボケ失礼)。2坪程度の小さな店舗ながら、特にマニア度の凝縮された空間になっていました。丁度男性韓国人観光客のお客が来店して、お互い言葉が通じないのに、男性は熱心に目的の商品(何かとても複雑そうだった)を尋ね、スタッフも心得た物で、忍耐強く応対し何度も確認して、最終的にはちゃんと目的の物が見付かったのには感心しました。
a0208783_1710846.jpg
ガチャだけがずら~っと並んだストール(?)もあり、これらを眺めているだけでも、日本の文化の奥深さ、と言うか底知れなさを感じます(笑)。
a0208783_17103117.jpg
アルムおんじがちゃら男になった「ちゃらおんじ」とか…。下半身はももてこ??
a0208783_171124.jpg
「春はあけぼの…。やうやう白くなりゆく私の小宇宙」なんて、商品コピーを読むだけでも面白い。馬鹿馬鹿しくも、良く考えるな~。
a0208783_17113387.jpg
1/6ファッション・ドールにぴったりなサイズのミニチュアが多いのですが、こういう物は一度買い出すと止まらなくなり、中毒性があるのは良く分かっています。
a0208783_17115727.jpg
一体何故こんな物を商品開発したの?? でも思わず買いたくなる(笑)。
a0208783_17123075.jpg
オリジナル・プリントのTシャツ専門のお店。どれも、とんでもないバカ全開なデザインばかり(笑)。値段は手頃で、ここでP太へのお土産バカTを買いました。
a0208783_17125030.jpg
同じお店の、この右上のTシャツも、P太は絶対喜ぶと確信しました。「最後の晩餐」と言うタイトルで、セサミストリートのキャラ全員(注:ビッグバード以外)が、食卓を囲んでいます。
a0208783_17131597.jpg
その向かいの店の、ガッチャマンTシャツも、P太へのお土産に良さそうでしたが(デビルマンは既に持っているw)、こちらは値段がちょい高めでした。ガッチャマンは、イギリスでも放送されていたから絶対受けるよ。
a0208783_17134171.jpg
余りに古くてボロいビルなので、今まで何回も解体の噂が飛び交う中野ブロードウェイですが、勝手ながら、いつまでもこの姿のままで居て欲しいと願います。
 




[PR]
by piyoyonyon | 2017-09-12 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

眺望抜群!ウォルベリー・ヒルとクーム・ジベット

a0208783_1765294.jpg
ある日地図を眺めていて、バークシャーのHungerford ハンガーフォードから遠からぬ場所に、観光的に興味を引く場所を示す☆星マークで、「Combe Gibbet クーム・ジベット」と呼ばれる場所があることに気付きました。Combe クームとは、その近くの村の名前のようですが、「gibbet ジベットって単語、何~?」とP太に尋ねると、絞首刑場(台)だそうです。・・・・・・それが観光地なのか・・・・・・。やっぱイギリスって、日本人の常識を色々飛び超えていてスゲエ。小高い丘の上に位置し、眺めが抜群な場所らしいので、日の長い季節にハンガーフォードを訪れる機会があったら、ついでに行ってみたいと思っていました。
a0208783_16452399.jpg
場所は、ハンガーフォードの南東7km程度の、Inkpen インクペンとCombe クームと言う村の間にあります。しかし、AやBクラスの主要道路が全くなく、細い折れ曲がった農道しか通じていない為、7kmよりもずっと長く感じました。途中ゲートの付いたコモン(共有地)も通過する為、もしナビがなかったら、この道本当に進めるのぉ?と思いっきり迷うところでした。インクペンを過ぎると、進行方向に小高い丘が聳え、ジベットはその頂上に立っていました。最初P太は、携帯電話の電波塔だと勘違いしていましたが。
a0208783_16351690.jpg
峠には、無料駐車場が完備されています。この丘自体はWalbury Hill ウォルベリー・ヒルと呼ばれ、イングランド南東部の最高峰です。今までサリー州のリース・ヒルが南東部で一番高いと思っていましたが、実はこちらのほうが3mだけ高いそうです。
a0208783_1762386.jpg
何はともあれ、確かにここからの眺めは絶景。丘は東西に連なっている為、360度とまでは行きませんが、北側と南側は広く開け、特に北側はかなり遠くまで見渡せます。私が今までイギリス南東部で体験した中でも、最高級に眺望の良い丘だと感じました。
a0208783_179576.jpg
海抜300m程度でも眺望が抜群なのは、周りが更に低いことと、イギリスが牧草地だらけで、視界を遮る樹木が少ないからです。地表がチョーク質の為、大きな木が育たないようです。
a0208783_16375353.jpg
北側は、ケネット川流域のKennet Valley ケネット谷から、丘が急に隆起したような地形です。
a0208783_163774.jpg
谷と呼べど、周囲も高低差が大して無い為、日本人が想像するような谷間には全く見えません。ハンガーフォードの町は、丁度コモンの森の影になって見えないようです。
a0208783_16384653.jpg
この日は天候が非常に変わり易く、途中で土砂降りに見舞われたりもしました。しかしその為に、返って雲が複雑で興味深い模様を空に描いています。この西側には、どう見ても豪雨を降らせているドス黒い雨雲が見えましたが、幸運もこちらへは来ませんでした。
a0208783_16392450.jpg
南側は、なだらかな丘陵地帯で、徐々に下っています。この辺りは、バークシャーとハンプシャー、ウィルトシャーの州境で、主要道路も通じず、本当に住むには辺鄙な場所だと感じました。インクペンの村にはパブが一軒ありましたが、丘の反対側のクームには、ヨロズ屋の一軒もなさそうでした。
a0208783_16443739.jpg
とは言え、絞首刑台は確かに観光に人気らしく、結構多くの人が次々に訪れていました。大きな水溜りは、先程まで大雨が降っていたのを物語っています。
a0208783_16403083.jpg
絞首刑台さえなければ、、まるで「風立ちぬ」のタイトルが入りそうな風景(笑)。丘の頂上が不自然に盛り上がっていますが、実はこれは「Inkpen Long Barrow インクペン・ロング・バロウ」と言う、青銅器時代の古墳(長墳)なのです。やっぱりこの時代の埋葬地って、見晴らし抜群の場所が選ばれたようです。古代のお墓の上を処刑場にしちゃったとは驚きですが、当時それが判明されていたかは謎です。
a0208783_16361163.jpg
絞首刑場と言えど、常に刑場として長年使用されていた訳ではなく、17世紀末、浮気をしていた男が、浮気相手の女と共謀し、妻とその間の自らの息子を殺した罪で処刑される際、この場所が特別に選ばれたようです。デヴィルズ・パンチボウル近くの丘もそうですが、イギリスの絞首刑場は、寄り遠くまで、寄り多くの人が眺められるよう、度々出来るだけ高い場所に設けられたようです。そして恐らく、公衆に見せしめの為に、死体はしばらくその場に晒し者にされたと思われます…。
a0208783_16455841.jpg
念の為、この木製の絞首刑台はオリジナルではありません。何度も朽ちて、その都度わざわざレプリカを建て直したそうです。因みに、「gibbet ジベット」と言う単語は、絞首刑場だけでなく、囚人を籠に入れて吊るして放置し餓死させる刑台(「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出て来るやつ)をも指すようです。
a0208783_17221183.jpg
更に、駐車場の東側は、実は私の大好きな鉄器時代の要塞遺跡(hill fort )になっています。
a0208783_16465583.jpg
遺跡の中央を遊歩道が貫通していますが、生憎この時期は牧草地で草が深く、土塁程度は確認出来たものの、遺跡の概要を実感出来なかった為、途中で引き返しました。
a0208783_1795497.jpg
とは言え、やはり見晴らし抜群の立地は、防衛機能を伴う集落を建設するには、理想的だったであろうと納得出来ます。
a0208783_17482980.jpg
更に更に、ここには第二次世界大戦中の砲台も設置されていたそうです。イギリスで軍事的に重要な土地は、千年経っても重要なのです。
a0208783_17103592.jpg
埋葬地や要塞を建設するのなら理解出来るものの、こんな眺めの良い清々しい立地を、処刑場に選んだ昔の英国人の感覚には、やはり驚かされますが(…イエス様の磔台も丘の上だったがな)、非常に興味深い、訪れる価値のある場所でした。ハンガーフォードを車で訪れる際は、是非ここにも立ち寄ってみて下さい。





[PR]
by piyoyonyon | 2017-09-07 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

プロフィールを見る
画像一覧

お知らせ

手帳一冊目(2014年7月までのブログ)はこちら

日々のつぶやきブログはこちら

コメント欄を承認制にしています。

Copyright
©2007-2017
Der Liebling
All Rights Reserved.

ブログジャンル

海外生活
雑貨

カテゴリ

全体
ごあいさつ&お知らせ
おもちゃ・人形
アクセサリー
テーブル&キッチンウェア
ファブリック
インテリア・デコレーション
箱・缶・入れ物
ファッション・コスメ
バッグ・靴・帽子
手芸用品
本・メディア
ステーショナリー・グラフィック
飲み物・食べ物
旅行・お散歩
ガーデニング・植物
動物
その他
イギリス生活・文化

タグ

(159)
(140)
(120)
(117)
(112)
(103)
(91)
(76)
(74)
(71)
(67)
(59)
(58)
(57)
(56)
(56)
(52)
(48)
(44)
(41)

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月

最新の記事

再びデヴィッド・オースティン..
at 2017-11-21 15:23
再びデヴィッド・オースティン..
at 2017-11-20 15:30
十一月の猫便り
at 2017-11-19 15:27
ピンクとパッチワーク・プリン..
at 2017-11-18 15:35
キノコの季節
at 2017-11-17 15:25

記事ランキング

検索

最新のコメント

真木さん、ありがとうござ..
by piyoyonyon at 02:00
ぴよよんさん、 ぽ..
by 真木 at 10:18
はっちさん、ありがとうご..
by piyoyonyon at 18:35
ぴよよんさん、こんにちは..
by はっち at 17:38
真木さん、ありがとうござ..
by piyoyonyon at 05:45
ポコちゃん・・・! ..
by 真木 at 10:53
にいくさん、ありがとうご..
by piyoyonyon at 06:23
そんなに悲しいことが起こ..
by にいく at 15:55
kagichoさん、こん..
by piyoyonyon at 17:05
ぴよよんさん、こんにちは..
by kagicho at 10:09

画像一覧

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。