カテゴリ:手芸用品( 19 )

最近手に入れたビンテージ・ボタン4種

その日のフリーマーケットは、何故か手芸材料が「当たり」の日で、布類の他に、久々にビンテージ・ボタンを手に入れました。フリマで手に入るボタンと言うと、プロの商い人でもない限り、中途半端に古いボタンが雑多にガラス瓶に詰まった物だったりしますが(それはそれで面白いアイテムだけど)、これは、一般人のストールなのに、きちんと同種類ずつビニール袋に小分けされて販売されていました。恐らく、古い衣類から外して保管していたのではないかと思います。一袋(セット)50ペンスで、全部で4袋買いました。
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まずは、ちょっと崩れた目玉焼きの上に小花が乗ったような、不思議なデザインのボタン。
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ひらひら波打った形が、かなり個性的です。黄色メインと言うのも、ビンテージ・ボタンとしては割と珍しいようです。素材は、セルロイドっぽいです。
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ロイヤル・ブルーと白を重ねて、細かい複雑な削り模様を入れた、インパクトあるボタン。技法的には、このボタンに少し似ています。直径は3cm程あります。
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この削り加工は手作業らしく、かなり手間が掛かっています。この手のボタンは、「layered carved 重ねて削った」ボタンと言われ、素材は多分セルロイドで、アール・デコ時代に流行ったようです。
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素直に愛らしい、花型のプラスティック製ボタン。ペパーミント・グリーンと赤味掛かったチョコレート色の二種で、色の組み合わせも素敵です。チョコ色は、結構細かい傷が目立ちます。一つだけ、サイズの一回り大きな物が混じっています。後は、直径2cm程度です。とろりとした質感も色も、ボタン同士がカチカチと触れ合う音も独特で、もしかしたらカゼインかベークライト製かも知れません。
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小袋ではなく、六角形のプラスティック・ケースに入っていました。このケースも、最早古びて味があります。
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最後は、無色透明のボタンが袋にどっさり詰められていました。皆ガラス製かなと期待しましたが、2/3位はプラスティック製でした。どっちがどっちか分かりますか?
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答えは、右がプラスティックで左がガラスです。ガラス・ボタンは常に人気ですが、例えプラスティック製でも、透明感がありデザインが繊細で、ガラス製に負けない魅力があるボタンも少なくないと思います。





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by piyoyonyon | 2017-10-31 15:38 | 手芸用品 | Comments(0)

ビンテージのイースター・リボン

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コヴェント・ガーデンのアンティーク・マーケットに行った際、フリマやチャリティショップではまず見掛けないアイテムだと思い、友達の誕生日プレゼントに加える為に買いました。恐らく1950年代の、イースター用のプリント・リボンです。台紙を見ると、子供服に装飾する用途が説明されています(比率から言って人形の服っぽいけど)。勿論、イースターに配るお菓子の袋の口を縛ったりと、単にラッピングに使っても良いのです。台紙に描かれた子供は、ぷくぷくの様子にしたかったのでしょうが、イラストのタッチのせいか、どちらかと言うとムキムキまっちょっぽく見えます(笑)。印刷の色使いや書体にも、50'sらしさが出ています。
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リボンはコットン製で、イースターのトレード・マーク、ウサギとイースター・エッグがプリントされています。英国製で、長さは1ヤード(約91cm)。手芸材料としてはさすがに色褪せて見えるし、友達が実際使うとも思えませんが、リボンからも台紙からも滲み出る、古い物ならではの味わいを楽しんで貰えたらと思っています。
 




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by piyoyonyon | 2017-04-13 15:26 | 手芸用品 | Comments(0)

古い手芸材料がどっさり

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人形の服を作っていると、スナップ・ボタンやスプリング(鍵)・ホックを、結構湯水のように使ってしまいます。ところがイギリスでは、これらの値段が驚く程高いのです。例えば、スナップ6~10ペアで1シート2ポンド位で、しかも現在は大きさの異なるアソートしかなく、多くは人形の服には大き過ぎて使えません。そうなると、フリマで古い物を探すしかないのですが、恐らくこの国では元々手芸が日本程盛んじゃないらしく、そうしょちゅう見付かるアイテムではないし、たまにあっても、中古なので1シート全部は揃っていない上、フリマとしては概ね割高な値段です。スナップは、浅草橋の問屋で箱買いして来ていたのですが、生憎スプリング・ホックのほうは在庫が切れてしまいました。ところが、人形の服に使えそうな小さなサイズのホックは、イギリスでは中古でも中々出会えず、半年位探し回りました。そんな中、古い小さめのスナップとホックが大量に詰まったビニール袋を、フリマで手に入れることが出来ました。一袋1ポンドでも買う価値は十分あると思い、値段を聞いたら、全部で20ペンスとのこと。これで、しばらくスプリング・ホックに不自由しなくて済みそうです。
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台紙のデザインも、最早中々味わい深いでしょう? 古い手芸用品のコレクターが世の中に多いのは、パッケージの魅力も理由の一つかも知れません。日本の手芸用品の台紙にも、味わい深いデザインが結構ありますよ。イギリスの製造業は80年代に多くが姿を消したので、これら全てがイングランド製と言う事実に、時代の古さを感じずにはいられません。大体、1950~70年代辺りの製品に見えます。
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それにしても、イングランド製のスナップの多くは、台紙の大きさに対して、元から余りにパラパラと(つまり間隔が広く取られ過ぎて)付いて売られていたのが、非常に気になります(笑)。
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袋の中には、イギリスではこれまた中々貴重な、くるみボタン・キットも含まれていました。左上の台紙のプリントの女性の服装が、いかにも50年代風。四角いくるみボタンは、初めて目にしました。





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by piyoyonyon | 2016-11-19 15:30 | 手芸用品 | Comments(0)

ビンテージの針セット・カード

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フリマのプロらしきディーラーの、古い裁縫道具が詰まったダンボール箱で見付けました。イラストは、明らかに1950年代~60年代前半。最初は古いグリーティング・カードが紛れ込んでいるのかな?と思いましたが、表紙には「NEEDLE CARD」と書いてあり、中面には針が数本入っていました。つまり、このチェコの針カードと同種の製品です。日本でも、昔の針セットのパッケージには、味わい深い物が多かったようです。
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表紙のイラストは、広げると、こんな風に裏表紙に繋がっています。ブリジット・バルドーのようなグラマラスな御姐さんが、裁断をしているところ。この時代らしい、中々素敵なイラストです。西ドイツ製。
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中面はこんな感じ。左には普通の縫い針、右には、今は一本しか残っていませんが、刺繍針がセットされていたようです。大きく弓なりに沿った針は、初めて実物を見ました。「円形マットレス針」と言い、マットレスの他にも、分厚くて普通の針では貫通しないような家具の修復に使用されるようです。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-02 15:30 | 手芸用品 | Comments(0)

昔の刺繍道具セット

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山小屋風チャリティショップで、ちょっと変わったものを見付けました。縦15×横22×高さ8cm位の、いかにも古めかしいプリントの紙箱です。
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上から見ると、横長の六角形をしています。まるで縄で編んであるバスケットのような模様が、プリントされています。持ち上げてみると軽いので、単なる空き箱かなと思っていたのですが…、
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中には、こんな手芸用品がセットされていました。刺繍糸、針、紙製のメジャー・テープ(インチ表示のみ!)、プラスティック製の指貫です。多分、1950~60年代のギフト・セットだったのではないかと思います。
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はっきり言って大きく上げ底されていて、箱の大きさの割に内容が少ないのですが、蓋を開けた瞬間、カラフルな刺繍糸が目に入り、思わず心がときめきます。
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これらの糸の色味の、元々は相当鮮やかだったのに違いない中にも、年月を経た物だけが出せる独特な渋さや色褪せ感の、微妙に混じっているところが、古物好きには堪りません。
  




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by piyoyonyon | 2016-09-12 15:25 | 手芸用品 | Comments(0)

古いガラスのボタンの詰め合わせ

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アーディングリーのアンティーク・フェアで、P太がウラン・ガラスの鶏フィギュリンを買っている最中、偶然同じストールで目に入って、思わず衝動買いしたボタン達です。だって、ボタンの中でもガラス製は特に人気で、普通は値段が高めのはずなのに、一袋1ポンドとフリマ並みの安さで売られていたのですから。フェアには、手芸用品専門店やボタン専門店も幾つか出店していましたが、ボタンは専門店のほうが返って高価です。
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五弁の花型ボタンは、端が少し欠けていますが、特に目を引きます。型押しで細かい花模様の付いたボタン(左下二つ)は、やっぱり可愛い。元は柄が着色されていたようです。
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このボタン5つは、良く確認するとプラスティックでした。でも、硬質で透明度の高いルーサイトのような樹脂で、現代のプラスティック製ボタンとは、やはり風合いやデザインが大分違います。

ところで、アンティーク・フェアで、ウラン・ガラス製のボタンはあるか、一応探したり尋ねたりしたのですが、ボタン専門店でさえ全く手応えありませんでした。モールでも見掛けたことはないし、イギリスでは結構珍しいアイテムのようで、以前フリマで2つだけでも手に入れることが出来たのはラッキーでした。
  




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by piyoyonyon | 2016-07-21 15:32 | 手芸用品 | Comments(0)

トリコロールのビンテージ・ボタン

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金色の花ブローチ七宝のバックルと一緒に出会った、直径3.5cmもある大きなプラスティック製のボタンです。10個まとめてビニール袋に入って売られていました。赤、白、ロイヤル・ブルーの三色の層を重ね、断面が映えるように複雑に削ってあります。鮮やかながらコクのある色合いと、独特のとろんとした艶が魅力。一体どんな服に使用したのだろうかと、考えると楽しくなります。ネイビー・ブルーや白なんかの、カチッとしたジャケット&コート類に合わせたのかな、などと想像するのは、古いボタンの醍醐味です。
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カットされたロイヤル・ブルーの部分が、三日月のように見えますが、意図したのかは微妙なところ。
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ネットで非常に似たボタンにヒットして、そこには1940年代のフランスのベークライト製と書いてありました。多分年代と生産国は当たっていると思いますが、ベークライトにしては軽く変色もありません。本当の素材は、恐らくカゼインではないかと思っています。カゼインは、19世紀末に発明された、乳蛋白から作られる合成樹脂です。加工し易く耐久性に優れている為、ボタンを作るのには最適な素材でした。今でもカゼインからボタンは生産されていますが、1920~40年代には特に盛んに作られた為、古いカゼイン・ボタンにはアール・デコらしいデザインが多く見られるようです。そう言われてみれば、私の持っている古いプラスティック製のボタンの多くは、ベークライトでもセルロイドでもないと思っていましたが、実はカゼイン製かも知れません。単なるプラスティックのボタンとは言え、デザインや色、質感に、今の製品とは違う味わいがたっぷりです。
 




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by piyoyonyon | 2016-06-22 15:36 | 手芸用品 | Comments(0)

七宝のビンテージ・バックル

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金色の花のブローチと一緒に、小雨の日のフリマで買ったのはこれです。多分服のウェストを絞る為の、細いベルト用の対になったバックルです。
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七宝焼きの中でも、これは「クロワゾネ(有線七宝)」ではなく、「象嵌七宝」と言う技法のようです。彩色前に、柄の主線となる金属線を植線するのではなく、型抜き鋳造や彫刻、打ち出しで凹ませた部分に、釉薬で彩色する技法です。
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裏面に「Germany」の刻印があり、どう見ても東西ドイツ統一後ではなく、東西分裂前、つまり第二次世界大戦前(or中)の製品だと思います。元々はどんな服装に合わせたのか、想像するとワクワクしますが、チョーカーに加工しても良いかもと思い購入しました。同じストールで、この他いかにもアール・デコらしい、中々魅力的な七宝のバックルも売られていましたが、そちらは釉薬が大きく剥がれて、残念ながら状態が良くありませんでした。
 



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by piyoyonyon | 2016-06-20 15:27 | 手芸用品 | Comments(0)

ハリネズミの針山

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フリマで「どれでも一個10ペンス」と書かれたダンボール箱に入っていた、古い陶器のハリネズミです。お腹部分に手書きのバックスタンプ(最早スタンプとは言いませんね…)が入っていますが、達筆過ぎて読めませんでした。ちょっと調べたところ、マン島の陶房で制作されたようです。製造年代は分かりませんが、1950年代とかかなあ。まるで豚の貯金箱のような、睫の長いレトロな大きな目が、手描きで彩色されています。独特の風貌の為、同工房のこのシリーズを、コレクションしている人も居るそうです。
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正面から見た顔は、更にマヌケです。頭部に大きく穴が開いていますが、用途は不明。調べたネットでは、一応花瓶と言うことになっていました。しかしその場合、水が漏れますよね…。元は、小さな穴からは樹脂製の針(毛)が出ていたようです。
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私は綿を包んだ布を押し込んで、ピンクッションに改造してみました。何せハリネズミだから、針でいっぱい刺されても違和感がないと思いまして(笑)。レトロな外見に合わせて、スウィンギングな柄のビンテージ布を使いました。綿の中には、針の錆止め&香り付けに、自家製ラベンダーを混ぜています。
 
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by piyoyonyon | 2016-02-05 15:25 | 手芸用品 | Comments(0)

パッチワーク柄プリント生地のソーイング・バスケット

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またまた買ってしまった、ビンテージのソーイング・バスケット。勿論P太からは、「一体何処に仕舞うんだよ?」と突っ込まれましたが(それはお互い様じゃ)、フリマで50ペンスで売られていたら逆らえません! ただし今回のは、上から見ると大体正方形で、ちょっとだけ小ぶりです。
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蓋に張ってある布地は、茶や黄色がメインのパッチワーク風のプリント生地で、実家の自分の部屋のカーテンが、少しこれに近いような柄でした。この生地が、いかにも70年代っぽい上、バスッケット部分も、横紐が白メインに茶やオレンジ色のビニール・コードで編んであり、レトロなキッチュ感満点です。
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蓋の布は色褪せていますが、バスケット部分、中面のライナーは綺麗で、状態はとても良好です。底部分には、どう見ても壁板の再利用らしきプリント合板(これも実家の自分の部屋のみたい)が張ってあります。
 
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by piyoyonyon | 2016-01-14 15:27 | 手芸用品 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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