カテゴリ:アクセサリー( 163 )

黄緑系ラインストーンのブローチ

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毎週月曜日にコヴェント・ガーデンで開催されるアンティーク・マーケットに、二週続けて行った際、一週目にアクセサリー専門のストールの「どれでも一個5ポンド」の箱の中で出会い、その後やはり未だ気になっていたので、二週目にとうとう買いました。正直言って、凄く珍しいデザインのブローチではないし、フリーマーケットでも出会いそうで、これで5ポンドは、私にとってはそんなにお買い得だった訳ではありません。それでも忘れられずに買ったのは、爽やかな黄緑系でまとめたラインストーンの輝きが中々美しく、尚且つ大き目のラインストーンがウラン・ガラスだったからです。
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P太に見せたら、きっと喜ぶであろうと思ったのもあります(勿論使用するのは私ですが)。値段を告げたら、「5ポンド? 安いじゃん」ですって。P太を一緒に連れて行って、買わせるべきだなあ(笑)。
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こんなか細い流線状のワイヤーに、円型のラインストーンが散っているような可憐なデザインは、1940~50年代のブローチに割と良く見られるタイプです。その中でもこのブローチは、サイズも小ぶりであっさりとしていて、いかにも「着飾ってまっせ~」と言った気張りがなく、さりげなく使い易そう。黄緑色は、生命の力や若々しさを連想させます。ピンクや黄色い服なんかに合わせたら、きっと春にぴったりです。
  




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by piyoyonyon | 2017-03-27 15:37 | アクセサリー | Comments(0)

オープン・バックのピンクのラインストーンのブローチ

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フリマでプロの骨董商から買った、多分アール・デコ時代のブローチです。もしかしたらそれより少し古い、エドワーディアン~1910年代の物かも知れません。外側に楕円形に並んだ大き目のピンクのラインストーンは、裏ホイル無しで、台座も底が開いている状態で、つまりオープン・バックと呼ばれるタイプです。中央には直径5mm程のマルチ・カラーの花が並び、この中心にも大変小さなラインストーンが鏤められています。全体的に、少女か若い女性が使うのに相応しい雰囲気です。
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楕円下方の中央のラインストーンが、色もカットも明らかに別な物に挿げ替えられているのが分かります。とは言え、大きさだけは丁度ピッタリ同じラインストーンが、良く見付けられたものだと感心します。また、右端の花モチーフも無くなり、代わりに粘土か何かをテキトウに詰め込んで、何となく花のように形成し、中央を金で彩色してあります。遠目には使用に差し支えない程度には一応見える、苦肉の策です。しかし、それだけ元持ち主から、気に入られて使い続けられた証拠です。もし売る為に補修するとしたら、もっとマシに修理するだろうし、そもそも貴金属でもない中古アクセサリーを、わざわざ修理する売り手はフリマには居ません。
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オープン・バックって、やはりガラスの透明感がしみじみ美しいと思います。補修されたラインストーンに比べ、他のピンクのラインストーンは、現在は余り見られない繊細な色合いなのが、返って対比で分かります。稚拙な修理さえ、大事された痕跡として愛おしく見えます。
  




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by piyoyonyon | 2017-03-16 15:21 | アクセサリー | Comments(0)

ボーンの手彫りのバラのブローチ

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イギリスの国花、また昔からジュエリーのモチーフとしても御馴染みの、バラを模っているはず…なのですが、枝ぶりや葉の形から、どちらかと言うと白い牡丹に見えなくもないブローチです。ネットで検索したら、非常に似た物にヒットして、それにはヴィクトリア時代の物だと説明してありました。本当にそれ程古いか?と疑っていますが、例えもっと新しいとしても、20世紀前半以前の製品で、手彫り手彩色なのは確かです。一見セルロイドのようですが、手に取るとずっしり重く、ボーン製なのが分かります。ボーンとは呼ばれるものの、本当は鹿の角とかなんじゃないかと思っていましたが、実際に牛の骨なんだそうです。セルロイドより硬い分、彫るのは大変な訳ですが、結構細かく深く彫られています。素材のせいで、バラが優しい乳白色に見え、更にまろやかで独特な艶が加わっているのが魅力です。
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出会ったのは、地元の普通の大手チェーンのチャリティショップ。チャリティ屋で売っている中古アクセサリーと言うと、今時の廉価品が圧倒的に多いのですが、時々こんな味のあるビンテージやアンティークも混じっているので、やはり諦めずにマメにチェックするのに越した事はありません。
  



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by piyoyonyon | 2017-03-08 15:25 | アクセサリー | Comments(0)

ミニチュア傘とバッグのブローチ

黄色いエナメル花ブローチと同じ、フリーマーケットの今年の初日に買ったものです。この寒い季節のフリマは、不用品を売る一般人よりもプロの骨董商の出店者が多く、通年開かれている駅前駐車場のフリマも、どちらかと言えば最早アンティーク・マーケットのような見た目です。このブローチが売られていたのも、プロらしきストールでしたが、これは「一つ何でも50ペンス」の箱に放り込まれていました。
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傘とバッグを表したミニチュアのブローチで、もし子供だったら、絶対お人形遊びに使っちゃうだろうな~と思える愛らしさです。素材は多分ボーン+ブラスの金具で、総手作業で製造され、それぞれ手彫りでフォークロアっぽい花柄が施されています。地色が茶色な為、傘は不二家のパラソル・チョコを思い出させます。
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恐らく1930~50年代のお土産品で、傘にはオーストリアの州名の一つ「Körnten ケルンテン」と書かれています。バッグの裏側には、ケルンテンの山並みらしき風景まで描かれた凝りようです。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-21 15:30 | アクセサリー | Comments(0)

黄色い花のエナメル・ブローチ

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フリーマーケットでの、私にとって今年最初の戦利品です。P太がウラン・ガラスのボンボン・ボウルを買ったのと、同じストールで買いました。フリマで出会う機会は中々ない、大好きな1960年代のフラワー・パワー感が溢れるエナメル・ブローチの上、目立った剥げもなく、コンディションは中々の良さ。おまけに、10ペンス(約14円)の安さでした。花びらは、この手の花の基本のような優しい柔らかい黄色。更に中央の「マルカワ・フーセンガム」みたいな元気なオレンジ色が、この時代らしいポップさを表しています。
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極めてシンプルな分、使い勝手は良さそうです。ただし、花びらの付け根がかなり細く、金属製とは言え、乱暴に扱うと千切れてしまう恐れがあります。実際買った時点では、かなりひん曲がっていたので、注意深く形を整えました。丁度フリマ到着時に本格的に雨が降り出し、多くのストールが店仕舞いを始めていたのに、この寒い季節のフリマの初日としては、まあまあ収穫に恵まれました。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-15 15:28 | アクセサリー | Comments(0)

朱色と緑のミニ・マトリョーシカのキルト・ピン

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友達に毛糸のショールをプレゼントする際、ショールには前を留めるキルト・ピンが必要だろうと、フリマで買った身長4cm足らずの小さなマトリョーシカで手作りし、同封しました。と言っても、手作りと呼ぶのは全く御子がましい、ハートの木製モチーフと、花型のレース・モチーフを繋げただけなんですけど(笑)。
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このマトリョーシカは、入れ子式の中の小さな人形ではなく、元々キーホルダーか何かだったようで、初めから頭にヒートンが打ってあります。顔はケバ系で余り好みではありませんが(笑)、テラコッタに近い朱色と抹茶緑、そしてサックスブルーの渋い色合いが、マトリョーシカとしては結構珍しく、またフォークロアらしくて気に入りました。中央の花柄も可愛いく、朱色地は水玉模様付きです。
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材料さえ揃えば、作るのは凄く簡単…だったはずなのですが、その肝心のキルト・ピンが、イギリスでは中々手に入らず苦労しました。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-11 15:24 | アクセサリー | Comments(0)

サフィレットの花型ブローチ

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アンティーク&ビンテージ・ジュエリーの中には、「saphiret サフィレット」と言う、非常に魅力的な変光ガラスが存在します。姉も欲しいとボヤいていましたが、今では大変貴重となり、イギリスではアンティーク・ショップでもマーケットでもフェアでも、今まで実物を見掛けたことすらありませんでした。サフィレットは、ボヘミア(チェコ)のヤブロネッツ地方で、19世紀後半から生産されていた装身具用ガラスで、このビーズやラインストーンを使用したアクセサリーは、古いコスチューム・ジュエリーの中では、最も高価な部類かも知れません。何故なら、唯一製造方法を知る一族が断絶してしまった為、今では全く同じに製造することが出来ないからです。その値段は、ヘタな貴金属よりずっと高い程です。チェコに行かない限り、手に入れる機会はないかもと思っていたところ、フリマでそれらしき物(なので確信はない)に50ペンスで出会いました。
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サフィレットは、茶掛かったピンクの中に、水色の混じって見えるのが特徴です。更に茶色や緑のシラーを放つなど、角度に寄ってかなり色が変わります。その独特な色合いは、一説には、金を溶かして加えている為ではないかと言われています。色が変わって見えるガラスと言うと、AB(オーロラ)加工のビーズやラインストーンもそうですが、ABが表面だけ文字通り虹色に輝くのに対し、サフィレットは内側から不思議に変光するので全く違います。天然石のムーンストーンやラブライドライトに少し似ていないこともありませんが、単なるガラスのはずのサフィレットのほうがずっと高価です。
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ただしサフィレットは、20世紀初頭のエドワーディアン時代までのアクセサリーにしか使用されなかったらしく、これはどう見ても1940年代以降のデザインのブローチなので、50年代にドイツでサフィレットの代用品を目指して生産された、「sapphirine サフィリーン」の可能性が強いと思います。本来寄り古くて希少なサフィレットのほうが、当然価値は跳ね上がるはずですが、見た目だけならサフィリーンでも十分魅力的です。この二つは度々混同され、特にサフィレットの人気が高い日本では、両方とも一緒くたに「サフィレット」と呼ばれて売られることが多いようです。好みに合い、価値に適切な値段かどうか見極めることが出来れば、どちらでも構わないと思います。
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因みに、周囲の黄緑色のラインストーン(中央の大きいもの除く)はウラン・ガラス。サフィレット及びサフィリーンは、多分周囲の色に影響され易いせいか、それのみ、または水色か無色の石と組み合わせることが多いようなので、これは結構珍しい組み合わせかも知れません。しかし、変わったガラスの特性を抜きに見ても、ラインストーンがキラキラ綺麗に輝いて、普通に可愛い花型のブローチです。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-07 15:28 | アクセサリー | Comments(0)

ピンク系ラインストーンのブローチ

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昨年のフリーマーケットでの、最後の戦利品です。かなり大きなブローチで、縦7cm以上あります。その上ラインストーンびっしりで、ずっしり重みもあります。特徴的なのは、薄~い藤色掛かったピンク色と無色AB加工のラインストーンで構成されており、輝きは派手なれど、色合いがかなり繊細なこと。
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一番上のラインストーンに欠けがある以外(不思議な箇所が壊れたものだ)、状態は良好です。大振りなので、またしても姉に上げようと思っています。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-31 15:28 | アクセサリー | Comments(0)

小熊のミーシャのバッジ

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隣町のフリマで、今回も収穫は何もないな…と思ったものの、念の為もう一度見渡したら、既に覗いたはずのプロらしきストールの、壊れたアクセサリー等のガラクタが詰まった箱の中で、このバッジに気付きました。やはり、出来るだけ何度も念入りにチェックするのに、越したことはありませんね。日本人にとっては幻のオリンピック「モスクワ五輪」のマスコット・キャラクター、小熊のミーシャを模っています。値段は50ペンス。この手のアイテムは、旧共産圏で買うと、返って高いと思います。
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縦3cm程度の小さい、軽量金属の安っちい子供騙しなバッジだと思いましたが、家に帰って良く見ると、毛並み等が異様に細かく表現され、更に保護の為に表面がコーティングで覆われているようです。ベルトには、五輪模様(って言うか単なる丸五つ)まで型押しされています。腕がうにょんと変な方向を向いて、にやりと人を小馬鹿にしたように笑っているのは、相変わらずのミーシャです。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-25 15:31 | アクセサリー | Comments(0)

ウラン・ガラスのネックレス

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今まで幾つかウラン・ガラスのアクセサリーを手に入れましたが、それらは大体、ウラン・ガラスの製造がほぼ終了した1940年代以降のアクセサリーで、単に前時代から余っていたラインストーンを使用しただけ、と言った感じでした。そこで、実際ウラン・ガラスの製造が盛んだったアール・デコ時代以前の、しかも部分的にではなくウラン・ガラスがメインのアクセサリーを、今度は手に入れたいと思っていました(…あくまでフリマで安く)。そしてとうとう出会ったのが、このネックレスです。
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大きさのグラデーションになった主要のガラス・ビーズが、ウラン・ガラス特有の黄色っぽい緑色ではなく、どちらかと言えば青みの強い、エメラルド・グリーンに近い緑色なのですが、間に繋げた無色透明のシード・ビーズを除いては、睨んだ通り全てウラン・ガラスでした。間には菊座も繋げてあり、間違いなくアール・デコ時代のデザインの、多分チェコ製のファイヤー・ポーリッシュ・ビーズだと思います。
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例えウラン・ガラスじゃなかったとしても、ビーズの色合いと透明感が美しい、中々素敵なネックレスです。良く見ると大きいビーズのあちこちにカケがありますが、遠目には気になりません。直に肌に触れない、衣類の上からとかなら、実際使用することも出来ます。
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アール・デコ時代のウラン・ガラスとしては放射線量は高めで、紫外線光でかなり濃く輝きます。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-22 15:25 | アクセサリー | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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