カテゴリ:ファブリック( 56 )

赤いクロスステッチとクロシェのテーブル・クロス

うちからはちょっと遠い、しばらく御無沙汰していたケント州のフリーマーケットに久々に行きました。さくらんぼ等の果物や特産のコブ・ナッツ(ヘーゼル・ナッツの親戚)を販売しているストールが出ており、ケントらしいと思いました。これは、そのフリマで出会った古い布。一辺120cm位あり、テーブル・クロスのようです。
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クロスステッチとカットワークとクロシェ編みがふんだんに施された、非常に手の込んだ、丁寧に使い込まれた布で、最早「家族遺産」と呼ぶべきクラスだったのでは?と想像しています。クロスステッチを施した9枚のパネル生地を、クロシェで繋ぎ、更に縁もクロシェ・レースで囲んだ形態です。
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何より、赤い糸を使用しているのが印象的。この赤がすっかり色褪せ、良い具合に落ち着いて見えます。地布もくすんで、時代の古さと長年愛されて来た事を物語っています。
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メインとなる中央のパネルの刺繍は、こんな不思議なパターン。アクセント・カラーが赤一色なので、フォークロアっぽくも見え、北欧風にも感じられます。
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クロスステッチには、良く見ると白い糸も使用されています。一見目立ちませんが、これが何気に刺繍に奥行きをプラスしている訳です。
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パネル生地を繋ぐクロシェにも、赤い糸の組み込まれているのがポイント。パターン自体は、白一色の縁のレースとほぼ同じようです。この日は、結局この布位しか収穫はありませんでしたが、これだけも満足する程ウットリ美しいテーブル・クロスです。ずっと大事にしたいと思います。
 



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by piyoyonyon | 2017-09-25 15:28 | ファブリック | Comments(0)

ビンテージの白い長いレース布

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イギリスで一番多く見掛けるビンテージ・ファブリックと言えば、刺繍物ではなく、プリント布でもなく、やはり白い布ではないかと思います。白い綿や麻の布の縁を、レースで装飾したテーブル・クロスや敷物等です。白だから、どんな色やインテリアにも合わせ易い訳ですが、白一色な上に一番多いアイテムなだけに、どれも同じに見え、余程手の込んだ個性的なデザインじゃない限り、買う気が起こりません。また、白だから汚れ易いので、状態が良い物には中々出会えないと言う点もあります。フリマで、そんな古い白い布ばかりを山積みしているストールがありました。試しにゴソゴソ漁ってみると、こんな風変わりな布を見付けました。
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縦30×横90cm位の横長の、今まで見たことの無いタイプの、用途不明の布です。素材からして、まずテーブル・センターではなさそうです。カット・ワーク、チュール・レース、トーション・レース、フィレ・レース等の白のレースばかりを繋ぎ合わせてあり、言わばレース見本のパッチワーク。
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特にフィレ・レースは、非常に繊細で図案が独特で目を引き、この布の中心となっています。合計三枚のパネルが使用され、それぞれデザインが異なります。まず中央のは、円にヘルメット、ホルン、樫の葉、ライオンの顔(?)など不思議な組み合わせで、何やら紋章風。
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右端のも、王冠やフルール・ド・リスやイルカらしき生物が組み合わせてあり、どう見ても紋章風。
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左端のみ、器にバラ等の花が生けられた具象的なデザイン。これらのフィレ・レースの雰囲気から、かなり古い物なのでは?と想像しています。
 




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by piyoyonyon | 2017-08-29 15:33 | ファブリック | Comments(0)

オレンジ色の花畑刺繍のテーブル・クロス

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フリーマーケットで、中々魅力的な古い刺繍のクロスに出会いました。刺繍自体はイギリスらしく基礎的で素朴な物ですが、布は一辺1m以上ある大作です。
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中心に、オレンジ色系の花の刺繍が大きなリース状に施してあり、その他にも花模様が散っていて、大きい割に間延びしていない構図です。
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何より、四辺の端を囲む太めの青いリックラック・テープが、全体をピリッと引き締めています。
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オレンジ色だけど、程良く色褪せて、暑苦しくない優しい印象。
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布地の素材はリネンのようです。リネンは、生乾きの状態でアイロンを掛けなければいけないのですが、洗濯後あっという間に乾き切ってしまい、しばしばその機会を逃してしまいます。
 




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by piyoyonyon | 2017-08-09 15:26 | ファブリック | Comments(0)

ビンテージのカラー・クロシェ・ドイリー 5種

フリーマーケットで、古い鉤針編みのドイリーが何枚か売られていました。その中から、色付きの物だけ5枚選んで買って来ました。スタンダードな白だけの物のほうが、本当はドイリーとして一番映えて使い易いし、撮影にも役立つのですが、カラー・クロシェのレトロな魅力には中々逆らえません。
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まずは、定番の立体的なバラの模様編み。昔、イギリスで結構流行った手芸のようで、今までも何度か見掛けました。
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バラの花部分は、グラデーションの糸で編まれています。
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バラ編みのバリエーション。パステル・カラーの、少し艶のある柔らかい化繊糸で編まれています。
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バラは中央だけで、葉がハート型なのが可愛い。
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バラと共に、古いクロシェのドイリーのモチーフとして、イギリスで良く見掛けるパンジー。
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三色スミレの和名の通り、大抵花の部分は色分けされて複数の色の糸で編まれていますが、これは藤色一色の為、余りパンジーっぽく見えません。
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白と淡いピンクの、砂糖菓子のような色合いで編まれたドイリー。
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モチーフは、二色使いの花になっています。
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最後の大き目のドイリーは、一瞬白一色のスタンダードなデザインに見えますが…、
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…実は良く見ると、端が白鳥モチーフになっています。赤い嘴は、リボンか何かの布を縫い付けてるようです。これだけで、ちゃんと白鳥に見えるところが結構凄い。こんなドイリー、初めて見ました。白鳥の首がかなり出っ張っているので、敷物として本当に役に立つのかどうかは謎ですけど(笑)。
 



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by piyoyonyon | 2017-06-06 15:32 | ファブリック | Comments(0)

青いクロシェ・パッチワークのブランケット

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昨年末、フリーマーケットで出会った、かぎ針(クロシェ)のモチーフ編みを繋いだ、大きなグラニー・ブランケットです。一目見て、大好きなクロシェ・パッチワークの中でも、特に好みにどんぴしゃだと惹かれました。価格は2ポンドと言われ、1ポンドに値切ろうとした(…最早クセ?)けど断られ、結局言い値で買いました。しかし本当は、2ポンドでも十分安い、魅力的で状態も造りも良いブランケットなのは、重々承知しています。もしアンティーク・モールで買ったら、30~50ポンドはしそうです。
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沢山の色を使用した、レトロ・キッチュな雰囲気満点のモチーフ編みを、青い毛糸で繋げて統一してあります。全体的な大きさは100×150cm位で、子供用のベッドなら、ベッド・スプレッド(カバー)としても使えそうです。一つのモチーフは5cm角位と小さめで、しかも割と細い毛糸で緻密に編んであり、それをこんなに大量に繋げてブランケット・サイズに仕上げてあるのだから、相当な労力を要した力作であることが分かります。
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こういうのを広げて撮影していると、シマシマのあの子が必ず嗅ぎ付けてやって来て、撮影の邪魔をしたなあと思い出し、涙が込み上げて来ます。
 




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by piyoyonyon | 2017-02-28 15:26 | ファブリック | Comments(0)

青いクロシェ縁の刺繍クロス

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昨年の秋頃にフリマで購入した、古い刺繍布です。素材はコットンで、大きさ的にはテーブル・センター、または西洋の長方形のお盆に敷くトレイ・クロスと言ったところ。
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刺繍のモチーフは、イギリスの刺繍の定番、花いっぱいのコテージ・ガーデンと、ヴィクトリア時代のクリノリン・スタイル(中に枠を入れて大きく膨らませたスカート)のドレスを着た、ボンネットを被った横向きの女性です。もしそれだけだったら、在り来たりで余り気に止めなかったかも知れませんが、気に入ったのは、縁を囲む幅約5cmの、青いコットン糸で編んであるクロシェのレースです。
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これも、もし白いレースだったら、然程印象に残らなかったことでしょう。青だから目を引き、額縁効果で刺繍を引き立てています。刺繍の中心となるドレスの糸の色と、丁度このクロシェ糸の色が合っており、全体的に上手く調和して見えます。しかも、単に市販のレースを縫い付けたのではなく、布の大きさに沿って角もピッタリ合うように編んであり、このレースも刺繍を作成した人の手作りなのは、疑いようがありません。刺繍からレース編みまでこなす、昔の女性の手間を惜しまない働きぶり、また作品に込めた愛情に感心します。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-01 15:24 | ファブリック | Comments(0)

鳥と食器柄の風呂敷

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こちらは、昨年お友達のIちゃんから貰った、やはり小型の風呂敷、または大判のハンカチです。お花の他に、鳥(鳩笛?)や食器等が、青系でまとめてある和風の民芸調の柄で、好みにどんぴしゃ。ただし、食器はティー・カップやケトルの洋食器だし、アルファベットで「マーマレイド」とまで書いてあるのに、これで何故和風に見えるのか不思議です。
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今丁度欲しい弁当包みにぴったりの大きさなのですが、やはり勿体なくて使えにゃいっ。
 



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by piyoyonyon | 2017-01-08 15:25 | ファブリック | Comments(0)

こけし柄の双六風呂敷

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お友達のMちゃんから昨年誕生日のプレゼントとして貰った、小型の風呂敷、または大判のハンカチです。大好きなこけし模様の上、スゴロクとして実際遊べる優れもの。風呂敷やハンカチがゲーム板になる発想は、ありそうで中々無かったと思いました。
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その上、パッケージ(帯)に記載してあるホーム・ページから、揃いのデザインの駒とサイコロがダウンロード&プリント出来る心配りようです。
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更に、こけしのイラストのしっかり可愛いところが素敵。「振り出しに戻る」等の残念な指示の場合、こけしちゃんもガッカリな顔をしています。また、地色が「弁柄色」ってところが、和らしさを盛り上げています。
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実は双六としては、イギリスでは他に読める人がいない為(別に説明すれば良いだけですが)、まだ遊んでいません。そしてハンカチとしては、可愛い過ぎて勿体なくて使えません!
  




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by piyoyonyon | 2017-01-02 15:31 | ファブリック | Comments(0)

サンタ・クロース柄のXmasストッキング

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フリマで買った、コットン製のクリスマス・ストッキングです。すなわち、イヴの晩に枕元に飾って置くと、翌朝までにサンタ・クロースがプレゼントを詰めてくれると信じられているアイテムです。日本では、Xmasソックスと呼ばれることもあるようですが、本来英語ではストッキング=長靴下なのです。もっとも、現在の子供は大量にプレゼントを受け取るので、クリスマス・ストッキングも、とてつもなく巨大な物が用意されています。こんな小さなストッキングは、今は単なるデコレーションと考えるほうが良さそうです。
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後姿もちゃんと有り。多分、「Cut-n-sew pattern fabric」から作った物ではと思っています。
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シンプルながら、イラストの色使いやタッチに、昔らしさが何気に滲み出ていて気に入っています。白いお髭のラインに、手袋と同じ青を使うなんて、出来そうで中々思い付かない構成でしょ。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-20 15:27 | ファブリック | Comments(0)

クリスマス柄パッチワークのテーブル・ランナー

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昨年のクリスマスに、イギリスの義妹から貰ったプレゼントです。既製品で、タグが付いています。それに寄ると、デザインはノルウェーの首都オスローだそうです。しかし、ノルウェーらしさは特に感じられません。もしかしら、デンマーク発のお手頃価格雑貨屋「TIGER」で売られていたのかも、と思っています。
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30×120cm位の細長い布で、用途は、テーブルの長辺に沿って中央に敷く、「table runner テーブル・ランナー」ではないかと思います。でも、食卓に敷くのは最も汚す確率が高く、パッチワークでは上に何か乗せた時に安定が悪いので、実用するとしたら、椅子の背に掛けるとかの使い方をするとは思います。
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キッチュな苺柄やサクランボ柄など、クリスマスに関係ないプリントも混じっています。布目は粗く、プリントは安っぽく、版ズレも結構激しいので、製造はインドとかかなあ。垢抜けなさが、返って魅力。勿論ミシン仕上げだとは思いますが、これだけのピースを繋げて製品化するのは、やっぱり大変な手間だと思います。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-17 15:27 | ファブリック | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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