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高原の切り絵のポストカード・セット

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もう随分昔、友達の結婚式に参加する為、長野市の老舗ホテルに滞在しました。ついでに長野観光もして、東山魁夷美術館を見学したり、善光寺を拝観したりしました。善光寺の門前は、昔ながらの土産物屋がひしめき正に私好み。その中に「武井工芸店」と言うハイセンスな、主に地元アーティスト作品を扱う素敵なお店があり、夢中になって店内を眺めた記憶があります。これは、そこで購入したポストカードのセット。柳沢京子さんと言う切り絵作家さんの作品で、葉書が五種一枚ずつ入っています。
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そのうち一つは、「信州の四季1」と言うセット。印刷は普通のオフセットですが、質の良い少しザラ付いた用紙に濃度もしっかりと印刷されてあり、まるでシルク印刷のような充実感があります。切り絵ならではのシャープな表現と、奥行きのある構図が魅力。黒一色なのが、返ってお洒落です。
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もう一つは、「野の花つぶやき2」セット。「ねこやなぎ」「せつぶんそう」などが描かれています。こちらはあっさりシンプルな構成ですが、枠の使い方が利いています。
長野県へは、学生時代の合宿も含めて何度か行きましたが、美しい自然や歴史的な街並み、美味しい食べ物等、とても良い印象が残っています。このポストカード・セットは、そんな嬉しい思い出を蘇らせてくれる一つ。もう一度、善光寺を訪れてみたいな。
  
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by piyoyonyon | 2014-08-31 15:32 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

オレンジ色のビンテージ・スカート

ほんの気まぐれで訪れたセットフォードには、町の規模の割にチャリティショップが結構多くありました。中には、4、5軒が集中した「チャリティショップ通り」らしきものも。値段は、概ね他の町より安めだったかな。そのセットフォードのチャリティ屋の一軒に、衣料は全て一着1ポンド、食器類は一つ50ペンスと言う格安の店がありました。そこで、いかにもスウィンギンの時代らしいオレンジ色のプリント生地を使用した、手作りらしき奇妙なビンテージ・スカートを見付けて買いました。
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「奇妙な」と言うのは、素材が、イギリスで今まで見たことのない、紗のようなシャリ感のあるスケスケの化繊混生地だからです。スカートの形も、単に筒状に縫った布に、ゴム紐を通しただけのような極単純なもの。丈はやたら長く、私が履くとフルレングスになる位です。実際のところ着るとお洒落!とは程遠いのだけど、単なるビンテージ・ファブリックとして買って、例え切り刻んだとしても、一向に構わない値段でした。それ位、布地の柄自体は気に入っています。
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切り刻んで何か作ろうか、それとも丈を半分位に切り詰めてオーバー・スカートにしようか、肩紐を縫い付けてサンドレスに改造しようか(ムームーみたいになりそう)…、などと色々考えています。
  
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by piyoyonyon | 2014-08-30 15:26 | ファッション・コスメ | Comments(0)

バスケット入り水仙のエナメル・ブローチ kawaii

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花期的には季節外れですが、最近フリマで出会ったブローチです。花籠はビンテージ・ジュエリーの定番のモチーフだけど、大抵籠に入っている花の種類は不特定かアソートで、このブローチのように水仙だけを表しているのは、結構珍しいように思いました。
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花の中心は透明なトパーズ色のエナメル、花びらはパール掛かったクリーム色のエナメル。葉と籠のリボンには、透明な緑のエナメルが施され、これが地金と共にギラギラ光り捲くっていて、安っぽく見えますが、レトロキッチュっぽいとも言えるかな(笑)。高さは5cm位で、結構ずっしり重みがあります。状態が良い分そんなに古くは見えませんが、アシンメトリーな籠のフォルムが、いかにも1950年代らしいと思います。
 
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by piyoyonyon | 2014-08-29 15:26 | アクセサリー | Comments(0)

スタンヴァンケルフリントのキャセロール

大きな陶器のキャセロールなら、義両親から婚約祝いに貰ったプール社のものがあるのですが、余りに大きくて、お客様を呼んだ時位にしか出番がないし、高さがあり過ぎて、オーブンの上段にも入り切れないのが難点です(下段の大きなオーブンは余熱に時間が掛かる)。それで、今まで二人用の普段使いには、耐熱ガラスのキャセロールを使っていたのですが、もう少し色気のあるものをと思い、小ぶりの陶器のをずっと探していました。そして、やっとこれだと思えるものに出会ったのが、このキャセロールです。
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やはりオーブンで長時間煮込みに使うキャセロールには、薄手の磁器より、ずっしり厚手のストーンウェアのほうが効果的かな、と思っていたのです。どっしりしたフォルムが安定していて、蓋にも本体にも程良い大きさの取っ手が付いて、使い易そうです。直径はハンドルを除いて23cm位で、容量はガラスの一般的なキャセロールとほぼ同じ位だと思います。直火もOKなようで、うちの調理コンロは電気なので使えませんが、卓上コンロで鍋料理として使用出来そう。大降りの花模様の柄のほうは、特にレトロ感はなく、可もなく不可もなくと言ったところ。でも、食べ物を美味しく見せてくれそうなデザインではあります。主線は、焼き締めのような技法で描かれています。フリマで買った時の状態は、多少埃は被っていたものの、未使用かと思える程綺麗でした。何度もオーブンで使っているうちに、どうしても焦げがこびり付いてとれない悲しい状態になるので、その点このシンプルな柄のキャセロールなら、ガンガン使ってもデザインに影響なさそうです。
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余り北欧ビンテージっぽく見えませんが、ノルウェーの「Stavangerflint スタヴァンゲルフリント社」の製品です。スタンヴァンケルフリント社は、1949年創業で、1968年にフィッギオフリント社と合併しました。でもスタンヴァンゲルの名前は、1978年までは使用していたそうです。日本ではフィッギオ程知られてはいませんが、それに並ぶノルウェー・ビンテージを代表する陶器メーカーだそうです。そう言えば、多分同時代のフィンランドのアラビアのテーブルウェアにも、似たデザインがありますね。
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by piyoyonyon | 2014-08-28 15:27 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ドイツのメルヘン柄ビンテージ・ファブリック

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ブライトンのアンティーク・モールで出会った、ドイツ語の書かれたビンテージ生地です。鮮やかな空色がベースの元気いっぱいの色合いで、いかにも子供向けと思われる可愛いモチーフがてんこ盛りの、とにかく他に見ない中々インパクトの強いデザインで目を引きました。元は、子供用の掛け布団カバーだったようです。布地はかなり大きく、ご覧の通り柄も大振りなのですが(大文字で天地約2cm)、使用済みの古布の宿命で、あちこちに解れがあるので、全体的には使えません。しかしこの大柄を生かすとなると、ある程度大きなアイテム、バッグとかクッション・カバーかな~と思っています。(…ほんとに作る??)
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とにかく、何処を見ても可愛い柄です。勿論ドイツのラッキーシンボル、毒キノコちゃんも登場。
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真ん丸い小鳥柄は、特に可愛い。書かれたドイツ語は、「小さいお花ちゃんは、月の光の中でとっくに眠ったよ。眠れ、眠れ、我が子よ眠れ…」みたいな、子守唄か童謡のような内容です。
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人物画の表現にも、ビンテージらしい味があります。ドイツで御馴染みの眠りの精、「サンドマン」も描かれています。時々柄中に「GRAZIELA」の文字が入っており、調べてみると、確かに70年代のドイツの生地だと言うことです。この名前で検索したら、他にも好みの柄が盛り沢山! 前に御紹介したこの絵皿も、同じシリーズのようです。1960~70年代のプリント生地が大好きで、イギリスにもモッズ文化の本場なだけに、素敵なビンテージ・プリント生地がありますが(ただし人気過ぎて滅多に手に入らない)、私には少しモード過ぎる気がします。その点私にとっては、北欧や中欧のものが一番です。ドイツのビンテージ生地は、北欧と比べても、ずっと垢抜けないところが魅力。子供対象として考えると、中欧の素直なデザインがピカ一で、もし子供目線で見た場合、この時代のドイツのデザインには、最も親しみを感じたかも知れません。
 
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by piyoyonyon | 2014-08-27 15:25 | ファブリック | Comments(0)

ミッドウィンターのアール・デコのお皿

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最近フリマで出会った、直径約23cmのお皿です。アール・デコの時代から40年代位のデザインだなとは思いましたが、バックスタンプを見るまで、ミッドウィンター社のものとは知りませんでした。テレンス・コンランやジェシー・テイトがミッドウィンターで活躍した1950年代、それ以前のミッドウィンターの資料は乏しく、柄名もデザイナー名も不明です。ただバックスタンプには「MIDWINTER PORCELON BURSLEM」と書いてあるので、1920~30年代の製品のようです。花の絵自体は、スタイル・クラフト時代(50年代)の「PETULA」に良く似ています。絵付けは、手描きらしく見えます。
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スージー・クーパーの「スウォンジー・スプレイ」や、ウェッジウッドの「ブレコン」のように、中央に花束等の植物を描いて、縁をラインがグラデーションで処理したデザインは、この時代のテーブルウェアの流行だったようで、イギリスの数社の陶器メーカーに似たような製品が見られますが、ミッドウィンター社のこの皿は、そう言ったコンテンポラリーの中でも、色合いが一際鮮やかで目を引きます。ディナー・プレートだったらしく、絵柄上あちこちにナイフ傷がありますが、この時代のものとしては珍しく貫入もなく、状態は割と良好です。縁にマイナーなカケ(または製造時の凹み)はありますが、それすらすっかり磨耗されて馴染んでいます。
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by piyoyonyon | 2014-08-26 15:36 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

青系ヘキサゴン・パッチワークのティーコジー

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手作りの可愛いデザインのティーコジーは、見逃せないアイテム。それがイギリスならではのヘキサゴン・パッチワークとなれば、尚更です。このティーコジーのパッチワークは、全て青系の小花プリント&無地の布が、バランス良く配置されています。両面、全く同じパターンです。
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中面は、水色と緑の小花柄プリント。間には綿が薄く入って、ふんわり軽い仕上がりです。
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やはり、頭にちょこんとループが付いているのが良いですね。これがあると、アクセントとなって全体が締まって見えるし、使わない時は壁に掛けておけます。
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プリント生地の一つ一つは、特にレトロらしくもない平凡な柄なのですが、ヘキサゴン・パッチになったことで魅力倍増です。先日、義妹が参加している東ロンドンのクラフト&アート・フェアに行った時、参加者さんから聞いた話では、イギリスでは、パッチワークに向くような細かい柄の薄手コットン生地は、アメリカからの輸入品中心で、やはり値段が高いし種類が少ないしで、中々思い通りに手に入らないようです。
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by piyoyonyon | 2014-08-25 15:24 | ファブリック | Comments(0)

インドで買ったボタン類 kawaii

10年以上前、南インドのタミール・ナドゥを旅行した際、ショッピングを楽しむ機会なんて、観光地ママラプラムのパシュミナ&骨董品屋、そしてチェンナイ(マドラス)のショッピング・モール位しかありませんでした。それでもこの二つに行けただけで、結構嬉しいものが手に入れられたのだから、旅の印象がかなり違ったと思っています(…もう二度とインドに行くこともないが)。チェンナイのショッピング・モールは、日本やイギリスで言うと既に古臭い垢抜けない雰囲気でしたが、ここへ来て生き返った心地がしました。冷房が効いていただけでなく、普通の清潔感が保たれていたからです! 宿泊した有名なホテルの隣にあり、つまり外国人観光客や、インド人でも比較的裕福な層だけが楽しむような場所で、普段のインドの姿とはかけ離れた、多分価格も全てインドの一般的な物価に比べるとずっと高かったのだと思います。このショッピング・モールで、インド・オリジナルのバービー人形二体の他に、手芸品店でボタンを幾つか買いました。それがこれ↓。
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涙型(本当は葉っぱを模ってある)のはM.O.P.、長方形はボーン、トッグルは水牛の角か何かで出来ているようです。天然素材の質感が、中々効果的に生かされたデザインです。本当は、全て5つずつあります。元々は、インドらしい手漉きの台紙に括り付けて販売されていました。服に並べて縫い付けると言うよりは、バッグ等に一つだけ使用すると、気の利いたアクセントになると思います。どんな場所でも(笑)、可愛いもの、素敵な雑貨を探す努力を怠ってはいけない。このボタンは、見る度に私にそう思わせてくれます。
 
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by piyoyonyon | 2014-08-24 15:28 | 手芸用品 | Comments(0)

フランスの童話の昔絵本

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私がイギリスのフリマに取り付かれ始めた頃、クロイドンで秋の一日だけ開催されたフリマで買ったものです。このフリマは、私にとっては中々豊作だったなあ…。A3位の大判の絵本なのですが、綴じ糸は切れて背表紙は外れ、補修したセロテープも剥がれ落ちて変色した跡だけが残り、今にも崩壊寸前のボロボロ状態。では、何故そんな傷んだ本を買ったかと言えば、印刷物そのものには、発色は綺麗ながら、古本ならではの味が十分あり、気に入ったイラストだけでも切り取って額装したら、それなりに映えそうと思ったからです。お値段も、それに見合う程度(10ペンス)でしたし。発行はフランスで1944年、使用言語もフランス語。出版社は何故かアメリカ。イラストレーターの名前を見ると、ロシアとかのスラブ系のようです。そう言えば、表紙にルパシカらしき衣装を着た男の子が描かれています。
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フランスの絵本と言っても、内容は「赤頭巾」「みにくいアヒルの子」「三匹の熊」など、世界中の誰もが知っている御馴染みの童話ばかりで、特にフランスらしい物語はありません。見返しは、両ページ同じイラストが並んでいるだけ。巻末の見返しも同じ。フルカラーなのに、ちょっと勿体ない気がします。
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肝心の画風ですが、人物は全て醜く怖く描かれていて、全く期待出来ません(笑)。動物も、種類に寄っては大変気持ち悪く、「三匹の仔豚」なんて、最早仔豚ではなくリアルな「豚」過ぎて、まるで「ドクター・フー」の怪物みたい! この絵本に限って言えば、返って狼のほうが余程マシに見えます。
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「みにくいアヒルの子」中の猫…、何故そんなにパンパンに太っている?? 
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しかし中には、結構可愛い動物も。これは「三匹の熊」の仔熊です。
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私が一番好きなのは、この「七匹の仔山羊」のページ。家具類がフォークロアで可愛く、特に中央の赤いテーブルクロスが利いています。テーブルの上にはサモワール(やはりロシアか)。陶製の暖炉(&コンロ)も、フランスのものではないような。このイラストは、額装すると本当に映えそうです。
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by piyoyonyon | 2014-08-23 15:19 | 本・メディア | Comments(0)

古代の首都セットフォード 2

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全くの気まぐれで、何の前情報もなくやって来た、ノーフォーク州の古いマーケット・タウンThetford セットフォード。思いの他とても歴史の古い興味深い町で、一人散歩を楽しんでいます。
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これは「Ancient House」と言う、チューダー時代の木組みの家で、今は地元の生活や歴史について展示した博物館になっているようです。時間があれば、覗いて見たかったなあ。
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こんな立派なホールもありました。バンティングまで飾られていますが、用途は不明。
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チャリティショップは、期待通り何軒かありました。これはチャリティショップではなく、単なるリサイクルショップのようですが、品揃えも中々良く、値段はチャリティ屋より安い程でした。
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この地で蒸気機関車製造会社を経営していた、Charles Burrel チャールズ・バレルの博物館。このボロボロの倉庫の中に、初期の蒸気機関車が保管展示されていて、イベント等の際には実際稼動されるそうです。
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「セットフォード・グラマー・スクール」の建物の一部。後から調べたことには、イギリスで最も古いグラマー・スクール(元々は大聖堂や修道院に付属した文法学校)の一つで、あのトーマス・ペインも卒業したそうです。
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その内、P太のミーティングが終了したとの連絡が入り、合流して一緒に町を散策。再び城跡を眺めたりしました。更に、「Thetford Priory」と言う修道院の遺跡を見学することに。イングリッシュ・ヘリテイジ管轄ですが、入場は無料。おおっと、これは中々好みの見事な廃墟っぷり。
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この修道院、本名は「The Cluniac Priory of Our Lady of Thetford」と言い、12世紀に起源を持ちます。かつては巡礼地として賑わったものの、例の如く、ヘンリー八世の解散法に寄って1540年に破壊されて以来、廃墟となっています。「priory」は、日本語では「小修道院」と訳されますが、ここは大きな礼拝堂や回廊を持ち、「abbey 大修道院」並みの規模に見えます。
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こちらの外壁が結構残っている部分は、かつての修道僧達の住居部分、つまり寮で、巡礼者も宿泊出来たようです。幅はあるけど、奥行きは意外と狭い薄っぺらい建物です。
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正面のアーチの二つは、12世紀のオリジナルの建造物だそう。
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井戸も残っています。この修道院跡にも、ユーレイ伝説があるらしく、先出の老舗パブと共に、心霊追跡番組に登場したことがあるそうです。まあ酷いぶっ壊され方をしたのだろうから、惨殺された修道僧の幽霊が出て来ても不思議ではないかも。
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壁のあちこちに、こんな装飾された窪みがあります。恐らく、かつてはキリストやマリア像などが飾られた祠だったのでしょう。
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廃墟の中で一番背が高く目立つのが、この礼拝堂の身廊最後部、大窓部分のアーチ。18世紀のスケッチを見ると、当時はもっと建造物が残っていたようで、今は鉄棒などに支えられ、コンクリで補修されたりしていますが、さもなくばどんどん崩れて来ているはずです。
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そこの地面にある、まるで公園の砂場のような場所は、実はノーフォーク公トーマス・ハワード二世の墓の跡。奇しくも彼は、ヘンリー八世の処刑された二人の妻、アン・ブーリンとキャサリン・ハワード共通の祖父であります(つまりエリザベス一世の曽祖父)。彼の墓は、現在Framlimngahmに移されているそうです。
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これはレンガ造りの竈で、ここが修道院の厨房だったことを物語っています。この反対側には、更に大きな竈跡もありました。
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入場無料なのにも関わらず、本当に見応えのある立派な遺跡でした。更にこの町には、地図に寄れば、friary(托鉢修道院)跡や、ローマ植民地時代の住居跡もあるそうです。お天気も絶好で、この日単なる思い付きでにやって来たセットフォードが、実は歴史的に大変興味深い町で、訪れた甲斐があったなーとつくづく思いました。ガイドブックに頼りながら、有名な見所ばかりを見学する旅も悪くないけれど、偶然発見したり、自分の意思で調べたり(いつも後調べですが…)、現地に来ない限り興味を持てない&実感出来ない、地元ならではの事実を知ることの出来る旅行は、一層印象に強く残ります。
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by piyoyonyon | 2014-08-22 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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