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黒猫ヤーコプの縫いぐるみ kawaii

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猫好きな方なら、猫の可愛さを上手く表現した縫いぐるみは、世の中に非常に少ないと言う事を、良く御存知だと思います。私もその通りで、今までこれ以上に優れた猫の縫いぐるみに出会ったことがありません。これは、もう随分昔、私が愛猫ヤーコプを失くして悲しんでいた時、育ての母が出費してくれた黒猫の縫いぐるみ。縫いぐるみと言えど、子供の玩具ではなく、ほとんど大人用の工芸品で、価格も1万円位しました。
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買ったのは、俳優の津川雅彦さんの経営する、「グランパパ」と言う高級玩具屋さん。青山本店で、奥様の朝岡雪路さんが接客して下さって、確か「これは津川のお気に入りなんですのよ~」とおっしゃっていたような(余りに昔で忘れた)。黒猫の他に、同じ仕様で三毛猫縫いぐるみも存在したことは記憶しています。首に赤い合皮の首輪を付け、金色の鈴がなります。
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これが、実家で飼っていたヤーコプです。ツヤツヤの毛並みが美しく、大変お利口さんでお行儀が良く、甘ん坊で、大のお喋り好きで、皆からとても愛された猫でした。実はそれまで、黒猫に余り良いイメージを持っていなかったのですが、ヤーコプと暮らしてからは、黒猫が大好きになりました。それがある日、家から姿を消して、家族で必死に探しましたが、ヤーコプは二度と帰って来ませんでした。当時、周囲で他にも何件か猫失踪の話を聞き、猫エイズが流行しているとか、毒入りソーセージが撒かれた等の噂を聞きました。
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やっぱり、撮影していると、こいつが嗅ぎ付けてノコノコとやって来ました! 今まで数々の猫モデルにびびったとらじも、このヤーコプだけは、何故か最初から全く平気なようです。
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大きさも、大体猫の実物大です。以前、やはり黒猫フランキーを失くして悲しんでいる義母に貸したら、余りにリアルで、余計悲しくなると突っ返されました(笑)。
  
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by piyoyonyon | 2014-10-31 15:31 | おもちゃ・人形 | Comments(4)

マルチ・カラーのラインストーンの小枝のブローチ kawaii

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Hythe ハイスの、ハイストリートに並ぶチャリティショップは、モチロン(いつでも何処でも)一通り覗きましたが、観光地なせいか、値段は概ね平均より若干高めだと思いました。これは、チャリティショップではなく、ハイストリートの端近くの、リサイクル屋とビンテージ屋の中間のようなお店で買ったブローチ。値段は、商品全体的に、今時のチャリティ屋よりずっと安めでした。
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最初は「花束かな」と思っていたのですが、よく見ると、ヒース(エリカ)のような小枝に、木の実に見立てたマルチカラーのラインストーンが散らばった雰囲気。ラインストーンは、小粒ながら未だ輝きが十分美しく、繊細ながら存在感があり、中々私好みのデザインです。実は枝の先が幾つか曲がっていますが、直そうとして捥げたら取り返しが付かないので、目立つものでもないし、そのままにしています。裏面には、古風な形態の留め具が付いています。地金はアンティーク・ゴールド色。重さはないので、割と薄い生地の服にも使用できます。透かし細工のブローチと同じ年代の、アール・デコ期辺りの製品だと思います。
 
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by piyoyonyon | 2014-10-30 15:30 | アクセサリー | Comments(0)

イギリスのゴミ箱の模型

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1ポンド屋で買った、現在イギリスの典型的なゴミ箱のミニチュアです。元々は卓上用ゴミ箱で、実用のほうはさして期待できませんが、現物を結構忠実に縮小化してあり、更にファッション・ドールにぴったりのサイズだと思いました。「セサミ・ストリート」のオスカーが住み着いているような、昔ながらのブリキ、またはポリ製の蓋付き円柱ゴミ箱も存在しますが、今はこう言ったキャスター付きの四角いゴミ箱が、イギリスでは主流になって来ています。「wheelie bin ウィーリー・ビン」と呼ばれ、大抵市町村別に色やプリントが変わり、各家庭に一個ずつ供給されているようです。
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特大のゴミ袋をぱんぱんに詰めたものが、大体3つ分位入る大きさです。家庭の一般ゴミの場合、これを週に一度のゴミの回収日に、公道に面した家の入り口付近に置いておくと、回収者が大きなトラックで回って来て、ゴミを持って行ってくれる仕組みになっています。…うーむ、元々庶民派ファッション・ドールとは言え、悲しい位生活臭(更に疲労感も)が漂う、写真のシンディ人形
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こんな風に、ガラガラ引っ張って持ち運びします。うちのは、もっと背が高いみたい。アパート等の集合住宅を除いては、各家庭一軒一軒にゴミの収集に来る訳です。日本のような、特定のゴミの収集所はありません。もしあったとしたら、イギリスのことなので、誰もがルールを守らず、とんでもない混沌ぶりになると思います。
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by piyoyonyon | 2014-10-29 15:27 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

閲覧要注意! ハイスの骸骨教会

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一応ハロウィーン特集。今回の記事は、怖がりな方、視覚的ショックに弱い方、エグイ画像が苦手な方は、決して御覧にならないで下さい。P太からも、「本当にコレ、君のブログに載せるの…?」と心配された程です。しかし、今回私達がHythe ハイスに来た一番の目的は、元々この教会を訪れる為でした。
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町を見下ろす高台に立つこの教区教会は、正式名を「St. Leonard’s Church」と言いますが、地元民からは単なる「church」、また地元民以外からは「bone church」や「skull church」と呼ばれています。
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この教会のことは、以前義母から聞いてはいましたが、義母のことなので、名前も場所も失念していた為(彼女は頭の良い人ですが、場所や名前を憶えるのがメチャ苦手)、訪れることが出来ませんでした。ところが最近、ネットで偶然ヒットし、たちまち見たくて堪らなくなりました。
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教会自体は、極普通のノルマン様式の建物です。起源は11世紀。
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町の規模を考えると、結構大きく立派な内部かな。でも、特に印象的な部分は見当たりません。
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一度出入り口を出て、左手(東)に向かいます。するとこんな看板が。「Crypt」は、普通聖堂の儀式&埋葬用の地下室を意味します。
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更に、こんな細い入り口を潜ると…、
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…こじんまりした、綺麗な花々で溢れた花壇がありました。
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そして、お目当てはこの中にあります。これは出る際に撮影したのですが、実際には、私達が午後の一番最初の訪問者でした。受付係の女性が案内してくれて、内部には独特なカビっぽい臭いが漂っており…、
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…人骨の山!!  Cryptと呼ばれるものの、地下じゃないんですねー。割と陽が燦々と差しています。
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更に入り口と最奥には、こんな整列棚もあります。しかも両側。
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ここには、主に中世の人骨約2000体分(頭蓋骨だけなら1200個近く)が、400年以上前から保管されています。「Ossuary」と呼ばれる、言わば納骨堂ですが、日本の骨壷に入れた納骨堂と全く違ってダイレクト。
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これらの遺体は、今までは14世紀の黒死病(ペスト)の犠牲者とか、11世紀の「ヘイスティングスの戦い」の戦死者じゃないかと言われていましたが、最近の調査で、実はほとんどが自然死なのだと分かりました。死亡年はバラバラだし、男女の比率が同じ位だからです。今は火葬が主流のイギリスですが、昔は当然土葬だけだったので、限られた墓地の敷地は、割とすぐに遺体で満杯になりました。そこで百年毎位に掘り返し、言わば墓地をリニューアルしなければならなかったのは、ヨーロッパ大陸を初め、イギリスでも普通だったそうです。ところが、その際掘り出された遺骨は、大抵散骨されて現代では残っておらず、この教会のようにきちんと保管されている例は、イギリスでは極めて稀(国内に二つだけ)なのだそうです。
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とは言えこの教会でも、この納骨堂の存在は、長い間忘れ去れていたそうです。場所が、先出のように地下墓所ではなく、祭壇部分の先の外側で、ちょっと変わった位置にある為かも知れません。
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実は私、大量の骸骨を見るのは、今までも何度か経験済みです。主にカソリックの国では、教会、大聖堂、修道院などの地下にカタコンベがあり、骨が山積みされていることがあります。また、「聖遺体」と称して、御聖人様のミイラを金糸や貴金宝飾類で飾り立て、ガラスケースに入れて展示している場合が結構あります。でも、これ程沢山の人骨を、こんなに間近で見るのは初めて。
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「触らないで下さい」とサインがありますが…、一体誰が触りたいって言うんでしょうか! 何でも、現代人の肌の油分が、遺骨を傷めるそうです。骨の山がドドッと崩れて来て、自分に伸し掛かっても敵いませんしね。
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とは言え、400年の公開の間に、多くの人に撫でられて(おいおい)、ツルピカになっちゃった頭蓋骨も。
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私のカメラのオート・フォーカスが、骸骨の幾つかを顔と認識してしまい…、うう、たまらんのう。
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しかし、骸骨より余程薄気味悪いと思ったのが、このプリミティブなガーゴイル。この他にも、昔の大理石の祭壇の破片、ステンドグラスの破片、古代のケルティック・クロスの墓標、遺骨に残っていた髪の毛の束(さすがに気味悪過ぎて、ここでお見せ出来ません!)なんかも展示されていました。
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この時代、乳幼児の死亡率も相当高かったので、子供の遺骨も多いだろうと思いきや、実はほとんど残っていません。何故なら、小さな子供の骨は、薄くて脆過ぎる為です。例外は、上段中央の二つで、初めは、子供ではなく小人症の成人のものではないかと言われて来ました。子供の頭蓋骨なら、下段右端のように、成長過程独特の溝が入っているからです。しかし最近の調査で、5、6歳の子供のものだと分かりました。
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こうして冷静に(?)沢山の頭蓋骨を眺めていると、骨格に寄っては、目が寄っていたり離れていたり、頬骨が張っていたり、やけにおでこが出っ張っていたのが分かり、骨からして、生前はさぞかし美形であられたと思える骸骨と、そうでないもの(失礼)があるんだね…と、つくづく思いました。中央の若干小さめの二つは、ローティーンの兄妹のものと言われ、確かに良く似ています。
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中には、戦で負傷したと思われる、槍穴が開いている頭蓋骨等も残っています。しかし、槍穴部分の骨が再生されていた痕も判明しており、負傷後一ヶ月は生存し、多分脳の破損で死亡したのだろうと言われています(聞くだけでも痛い話だ…)。ところでこの頭蓋骨は、何故すぱーんと真っ二つに切れているのだろう??
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ほとんど子供のような好奇心で訪れましたが、受付係りの女性の興味深い説明を聴き、歴史や人体、人間の生死を考える、良い勉強の機会となりました。ただし、この日は週末だったので結構訪問者は居ましたが、この女性は、人がほとんど訪れない日でも、ここの入り口のデスクに、一人で居なければならないんだろうか?とずっと気になっていました。しかし、きっと慣れ切っているのでしょう。彼女のペンケースもドクロ仕様で、さすがはプロ!と思いました(笑)。公開期間は5月初日から9月いっぱいで、拝観料一人1ポンドです。
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by piyoyonyon | 2014-10-28 15:29 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

モッズ時代のビンテージ・ファブリック 5種

フリマで中々見ることのない古い薄手のプリント布にも、出会う時は一気に出会うものです。これらの生地は、全て同じストールで買いました。それぞれ結構量がたっぷりあるのに、全部で20ペンスの大バーゲン。どれも、1960年代後半から1970年代の、モッズの時代らしいパターンです。人形の服作りには適さない、柄の大き過ぎる布もありますが、少なくとも、ブログ用の撮影の背景としては役に立ちそうです(笑)。
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大きさは、写真の縦横が、実物の30×40cm位だと想像してみて下さい。テロテロの透けそうな化繊地ですが、構図や鮮やかな色合いは気に入っています。ラズベリー(多分)をメインのモチーフにしたってところが、ちょっと個性的。柄だけなら、ユーゲントシュティール風とも言えます。この布で、もしワンピースやスカートなんかがあったら、それなりに可愛よさそうです。
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トラッドの象徴のような、御馴染みのdogtooth(千鳥格子)柄の上に、モッズらしいポップな花束を散らした大胆なセンスが、この時代ならでは。やはり薄い化繊素材。
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ハイビスカスっぽい花が混じった、いかにも~なサイケデリックなパターンと色合い。エミリオ・プッチ風とも。シャリシャリする、ナイロンと綿の混紡のようです。
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多分レーヨン混の、柔らかい小花柄生地。写真では色が大きく変わってしまいましたが、もっと赤みの強い紫色が使用されています。オレンジや黄色、黄緑色は、この時代を一番象徴する色ですが、それらに、ほぼ反対色である紫や藤色を合わせることが多かったようです(激し~)。
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これのみ、布地が小さい為、少し拡大して撮影しています(実物の縦25×横30cm位)。そして今回、この生地だけが綿100%でした。まあこの時代、きっと鮮やかな化繊が全盛で、天然素材は流行ではなかったのかも知れません。それでも、地色に鮮やかセルリアン・ブルーを選択し、ポピーらしき花をマジェンダ・ピンクで表現したところが、ファンキーなこの時代らしさを物語っています。
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by piyoyonyon | 2014-10-27 15:35 | ファブリック | Comments(0)

昔の人形用ニット服の手芸雑誌2冊

またしても、イギリスの古いニットの人形の服の作り方を紹介した、雑誌と言うかリーフレットを手に入れました。そしてまたしても、無理矢理どんなアイテムも毛糸の編み物オンリーで作っていて笑えます。
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まずは一冊目の表紙から、上段中央のシンディの胸当て付きパンツ(サロペット?)、素材感はともかく、色合いだけなら結構可愛く見えます。
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裏表紙。冬服だしゲージも高めなので、割と真っ当に見えます。左は、編み目が凝っていて結構ゴージャスそう。中央は、フリンジ付きポンチョがビンテージらしくて中々可愛い。
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イブニング・ドレス。左は、ラメ糸を使用し、ホルター・ネックで結構雰囲気は出ています。右:三段スカートになっており、裾にコットン・レースを縫い付けているところには一応工夫が。
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モッズ時代のバービーが登場しています。人形用ニット服の場合、やはりズボンがもったりして最高にイケてませんね! バブシュカまでニット…。コレぐらい縫ったほうが、絶対早いし見た目も自然だと思います。それにしても、これらのリーフレット、結構真っ当な手芸メーカーや大手チェーン店が発行しているのに、どれにも人形の名前とコピーライトは一切記載なし。どうやら人形メーカーに断りなく、撮影掲載していたようです…。
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乳児・幼児人形も掲載されていますが、服はともかく、人形自体がキモ怖いのでパス。ただ、このブリブリ動物がプリントされたベビー・ベッドは、時折フリマで見掛けるアイテムで興味深いのです。引っ越して来た時、我が家のガレージにも、似た物(めちゃめちゃに壊れていた)が置かれたままでした~。
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ところで、シンディやバービーよりも一段背の高い醜い人形は、どうやら「The Bionic Woman (日本語タイトル:「地上最強の美女 バイオニックジェミー」)」と言う、1970年代のアメリカの実写ドラマの主人公を模しているようです。どのページにも掲載されているところを見ると、これでも当時は相当人気があった訳ですね…。
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もう一冊は、フィッシャーマン風セーターを着たシンディが表紙。人形の比率に対してゲージが大体合っているし、パンツは普通に布製なので、無理なく自然に見えます。総じて、ニット(棒編み)作品よりも、クロシェ(鈎針編み)の服ほうが、人形、特にファッション・ドール用には可愛いみたい。
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裏表紙は、掲載作品総出演。
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スキー服等冬用のアウトフィットなら、全身ニットでも割と素直に馴染みます。白&サックス・ブルーですっきりまとめ、セーターとキャップの模様(多分編み込みではなく刺繍)も可愛い。
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しかし夏服、特にビーチ・ウェアとなると、やはり無理が大きいなあ(笑)。暑苦しさ全開! デザインや色は悪くないのに、せめてコットン糸か、サマーヤーンで編めば違和感無かったのにね。
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海辺のイブニング・ドレスも、ふわふわニット! しかし姪が遊んでいるところを見ていると、ニットのパーティ・ドレスでも全然疑問に思っていないようなんですよ。左の人形は、後期のトレーシィかも知れません。
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イギリスの乳児・幼児人形は、この時代から既に怖いが、もう少し年長の人形なら、ずっとマシに見えるのがあります。帽子と御揃いの、花模様のコートが中々素敵。
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「農民風ドレス」と名付けられた服。ペチコートの裾が、レース編みになっていて可愛い。
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そして、人形用ニット服の面白さのハイライトは、やはり男児用人形「アクションマン」のコーナーです! サッカーのユニフォームも、ソックスまでニット(ああ、暑苦しい)。この服で、どーやって試合に勝てるんだ(笑)。ギミックに限って言えば、当時の女児人形より数段優れているので、ポーズにはやけにリアリティが。
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こんな怪しくムサ苦しいクリケッター、いないよ!(笑)。このフロッキーの髭のアクションマンは、良くゲイ役を演じさせられています…。
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キャンプのシーンでは、フライパンの中に目玉焼きまで入っている、小道具の拘り具合! 全体的にこちらの本は、セット・背景が凝っていて、撮影の完成度が高い点は楽しめます。
 
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by piyoyonyon | 2014-10-26 15:44 | 本・メディア | Comments(0)

お針子用布製メジャー kawaii

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フリマで、古いソーイング・ボックスに詰め込まれていた、今まで見たことのないシロモノです。約1mの布製のメジャーの先に、針山やポケットが付いています。珍しい面白いアイテムだけど、一体どうやって使うんだろう?と考えて、多分ドレス・メイキングをする人が、このメジャーを首に掛けて、立ったまま仮縫い等をする際に使用するんだろう、との見解に辿り着きました。
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もしかしら、元々これ用にプリントされた布から作った、キットだったのかも知れません。渋い深緑色の地に、野の花や虫がプリントされて、中々レトロっぽい味わいが出ています。
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メジャーは、裏と表でインチとメートルの表示さているところが、イギリスならでは。
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その先には、片側は針山とマグネット、もう片側はポケットと鋏を繋げておくスナップが付いています。しかしここに鋏をブラ下げたまま行動するのは、やはり危ないような…。
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私には使いこなせそうもないので、ドレス・メイキングをする人にこそ愛用して欲しい、古風な職人っぽさが滲み出る、興味深いアイテムです。
 
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by piyoyonyon | 2014-10-25 15:38 | 手芸用品 | Comments(0)

ヨハン大公のオルゴール

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蓋に風景写真の貼ってある、アルプス地方の昔のベタなお土産オルゴールは、イギリスの古物として今までも何度か見掛けたことのあるアイテム。でもシャレー型オルゴールに比べ、造りもかなり大味なので、まず買うことはないと思っていました。しかしこれは、オルゴールの曲目としては今までで初めて出会った、子供の頃の大好きな曲だったので、見逃す訳には行きませんでした。
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「Erzherzog Johan Lied ヨハン大公のヨーデル」と言う、オーストリアの民謡です。ヨハン大公は、実在の19世紀のハプスブルク家の王子(皇帝レオポルド二世の息子、フランツ二世の弟、フランツ・ヨーゼフ一世の大伯父)で、有能で人柄の優れた、国民から人気の高い人物でした。「アルプス王」と呼ばれ、実際にチロル州やシュタイヤーマルク州の発展に、大きく貢献・活躍しました。しかし彼が、今だ歌にまで名を残す程有名で親しまれている一番の理由は、庶民の女性を人生の伴侶として選び、一生愛し抜いた為のようです。ヨハン大公は、宮廷や貴族社会を嫌い、山と民衆を愛し、ついには町娘のアンナと恋に落ち、結婚を望みました。勿論、保守的な宮廷は大反対の大合唱。当時の他国の王室であれば、「そんな身分の低い女、妾の一人にすれば良いではないか」で済むことですが、何故かハプスブルク家には、伝統的にオシドリ夫婦が多く、生涯愛妾を持たない男性も少なくありませんでした。恋愛結婚や貴賤結婚も、彼が初めてではありませんでした。結局、幾つかの条件を受け入れて、ヨハン大公はアンナと正式に結婚することが出来ました。世界的に有名な指揮者のニコラウス・アーノンクールは、彼らの子孫に当たるそうです(今知ったけど)。
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蓋を開けるとオルゴールを奏でる、お馴染みの仕組みです。音色は今でも鮮明で美しく、一曲が結構な長さ。でもムーブメント自体は、日本のサンキョー製。「ヨハン大公のヨーデル」は、かつて日本でも大変流行し、この歌が入っているかどうかで、レコードの売れ行きも変わった程だそうです(やっぱり今知りました)。
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焼きゴテ模様に加えて、アルプスの高山植物のトールペイントをあしらった側面も、朴訥ながら、一応フォークロア調で可愛いのです。もしかしたら、製造は東欧かも。
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蓋の写真の場所は特定出来ませんが、オーストリアの何処かなのは確かだと思います。グロスグロックナー山とかかなあ? ポスト・カードを、単に木箱に貼り付けただけにも見えます。
  
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by piyoyonyon | 2014-10-24 15:32 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

フェアリー・グレンのフラワーパワーの人形用ドレス

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ビンテージ・シンディのアウトフィットと共に買った、もう一着のファッション・ドール用の服とはこれです。不特定の1/6サイズのファッション・ドール用の着替えを販売していた、「Faerie Glen フェアリー・グレン」の1970年代頃の製品です。形自体は割とクラシックなお嬢ドレスなのですが、この蛍光ピンク地の派手な花柄ナイロン生地で作ったところが、この時代と、このメーカーのセンスならではの成せるワザです。因みに、デザインは異なりますが、同社の幼児型抱き人形用の服にも、同じ生地を使用したものがあります。
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共布のキャップには、ゴム・カタン糸が縫い付けてありましたが、すっかり緩み切っていたので外し、伸びるテグスの極細をザクザクと縫い付けました。テキトウ過ぎ?と思ったけど、被せてみると、支障は無いみたい。
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いわゆるカントリー・スタイルのはずなのに、この生地で表現するとは、本当にスゴイ感覚ですね…。しかし、この手のイカれた柄が、やっぱりバッチリ似合ってしまうシンディちゃんです。
  
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by piyoyonyon | 2014-10-23 15:34 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

「パリシー」のブルーのキャニスター

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キャニスターはもう特に必要ないんだけど、これは見たことのない素敵な柄だし、割と小ぶり(高さ10cm位)だし、値段も安かった(モチロン!)ので買ってしまいました。ちょっとフォークロア調の模様を、渋い青系+焦げ茶でまとめた、中々お洒落なデザインです。サックスブルー一色の陶器の蓋(内側にゴム・パッキンが付いている)の質感や、心持ち裾窄まりで、下部にギザギザ模様の付いたフォルムも魅力的です。ストーンウェア製で、プール社の花シリーズのような、滑らかで半マットな釉薬で覆われています。 「Palissy パリシー」と言う、イギリスのメーカーの製品です。
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パリシーは、19世紀中期に創業の老舗陶器メーカーです。名前は、16世紀のフランスの伝説の陶芸家ベルナール・パリシーから取ったものだそうです。可憐なシンブル(西洋指貫)等を生産していましたが、1960年代からは、いかにもスウィンギンスらしいポップなパターンの、カジュアルなテーブルウェアを出していました。パッケージ入りのままのピン・トレイやアッシュ・トレイを見掛ける機会が良くあり、ギフト製品も多く手掛けていたようです。1958年にロイヤル・ウースターの傘下に入りましたが、1988年に姿を消したそうです。
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by piyoyonyon | 2014-10-22 15:38 | テーブル&キッチンウェア | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

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