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ウラン・ガラスのストッパー

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これは何かと言うと、「Stopper ストッパー」と言うアイテムです。ストッパーとは、この場合ガラスの香水or化粧瓶やデキャンターの栓(キャップ)を差します。アンティークの香水瓶等の銀製の栓なら、一般的に「top トップ」と呼ばれるようですが、ガラス製の栓は大抵ストッパーと呼ばれています。そして、昔の装飾的な瓶の場合、大抵ストッパーも凝った装飾が施され、その多くは美しいカットガラス(風)でした。例え本体が割れてしまっても、栓だけは分厚い固体ガラス(中が空洞でない)の為壊れにくく、残っている場合が多くあります。そして、ストッパーのみが古物として売られているのを、実際良く見掛けます。私も、もしサンキャッチャーとして使ったら、素敵なんじゃないかと思っていました。
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ライで訪れたアンティーク・ショップ&モールの中にも、そんなストッパーだけをバスケット等に集めて売っている店が幾つかありました。もしこのストッパーの中にウラン・ガラスが見付かれば、値段は手頃だし小さいし中々美しいし、私達にとっては好都合なのに…なんて夫婦で話していて、試しに(と言うかほとんど冗談で)ブラック・ライトを当てて見ました。すると、自然光ではどう見ても無色透明なのに、バスケットの中の20個位のストッパーの半数は、緑色に光ったのです。
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その中で、一番濃く光るものを選んで買って来ました。…ほらね、確かに緑色に発光しているでしょ? 多分瓶本体では、ガラスの厚み自体が薄過ぎて、発光も気付けなかった程だと想像しています。  
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しかし何故、着色の目的ではないはずなのに、ウランをガラスに使用したのか?? …ウラン・ガラスは、まだまだ奥が深いようです。





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by piyoyonyon | 2016-04-30 15:25 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ライでアンティーク・ショップ巡り

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自分の誕生日には、今年もロマンティックな城下町ライに、連れて行って貰うことに決めていました。しかし丁度誕生日の辺りは、夫婦共に体調が良くなかったり、天気の良い週末に恵まれなかったりで、ずっと先延ばしにしていました。更に、人気の観光地で混むからと、イースター休暇中は避けた為、結婚記念日と順番が前後してしまいました。もう何度も訪れている町なので、観光はすっ飛ばして、ここでの目的も、飽きもせずアンティーク・ショップ巡り。そして、またしてもウラン・ガラス・ハントが中心です。
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まずは、「First Class Junk Shop 最高級ガラクタの店(…実際そう看板に書いてある!)」のお店へ。駐車場の隣なのです。ガラス製品中心の、中々良い品揃えです。結構魅力的なウラン・ガラスもありましたが、値段がファースト・クラスでした(笑)。
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その近所の、普通の民家の窓。ちょっとブライトンの雑貨屋さんみたい。日本では御馴染みのムーミン・グッズも、イギリスで見掛けるのは結構珍しいのです。
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そしてお誕生日ランチは、今年も、独創的なシーフードが美味しい「The Ship Inn」です。美味しい店を把握していることも、毎年この町に来たくなる理由の一つ。
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P太は、普通にハンバーガーを選びました。あ、でも、付け合せのフライド・ポテトは「チップス」ではなく、「フレンチ・フライ」(チップスより細い)なのが、ちょっとだけイギリスでは変わっています。
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私は、こんなの他で見たことのない、「鱈の燻製のポーチド・エッグ乗せ」と言うのを注文してみました。鱈とポーチド・エッグが、ジャガイモとホウレン草とレンズ豆のカレーの上に乗っています。このカレーが、実はかなりスパイシーで、最初は新鮮な組み合わせで美味しかったのですが、最後には辛過ぎて相当辛くなって来ました~。メニューにはカレー味とも辛いとも一言も書いてなかったのに、もし義母が知らずに頼んでいたら、完全にアウトですね。P太ママは、カレーも辛いものも嫌いですから。
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食事の会計時に出て来るサービスの飴を、やけに有り難く感じながら(笑)、アンティーク・ショップ巡り再開です。ここは「Quay」と言う、昔は港の倉庫街だった建物で、今はアンティーク街になっています。
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ここは、その中で一番ジャンク率の高いアンティーク・モール。
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レースが印象的な、フランスの1950年代の民族衣装人形です。
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アトマイザーなど香水瓶中心のブース。装飾の凝ったデザインが多く、コレクターも多いし、更に蓋が銀製だったりするので、概ね高価なアイテムです。ブリキ製のオーナメントは現行品。
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中央の、薄い黄色の瓶がウラン・ガラス。
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アンティーク・ショップと言っても、店主やブースの管理人の好みや目的は様々で、商品の半分位は、現行品や新し目の中古品、またはビンテージを加工した手作り品だったりします。
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このお店は、1/3位がペンキ屋になっていました。古家具の塗装やリフォームも、取り扱っているようです。
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この黄色い椅子に、古風な花柄のクッションを合わせたセンスが、中々素敵で目を引きます。
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カラフルなビンテージのキッチン用品中心の、いつ覗いても楽しい好みのお店。
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倉庫街を離れ、Wish Ward通りにもアンティーク屋が並んでいます。昔の井戸の鉄製手押しポンプが、花壇の素敵なアクセントに。
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ビンテージ・ドレスやコスチューム・ジュエリー等の品揃えが毎回うっとりする、センス良い女性店主のお店。
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一方、こちらはビンテージ・ショップにしか見えないディスプレイですが、実はチャリティショップです。
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ハイストリートの、私には余り縁の無い、コスチュームではなくファイン・ジュエリー(貴金属)の専門店。
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でも、魅力的な物も結構あります。銀製品に七宝加工と言うのも、英国人が珍重する人気の高いアイテム。
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アンティークの町に絵になる、背後の建物もばっちり決まっているクラシック・カー。絶対効果を分かっていて、持ち主は場所を選んで駐車しているのです。案の定、沢山の人が群がり写真を撮ったりして退けないから、隣に駐車していたドライバーは、中々発車出来なくてムカついていました。
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結局この町では、今回ウラン・ガラスの収穫には余り恵まれませんでしたが、ジャンク率は程良く、小物も多いので、アンティーク・ショップ巡り自体は毎回十分楽しめます。
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この日は、午前中は快晴で、真夏並みの格好の観光客も何人か見掛けましたが、午後は予報より早く雨が降り出して、旧市街地の散策も底々に、早々に引き上げなくてはなりませんでした。同じ南東部とは言え、うちからはかなり時間が掛かる不便な場所だし、既に夏時間で日は長かったのに残念です。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-29 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

イギリスの子供用フォーマル・ドレスの人形版

イギリスの大人のフォーマル・ドレスと言うと、肩紐のないチューブ・トップが圧倒的に人気ですが、子供用のフォーマルには、こんな形のノースリーブ型が多いように思います。さすがにチューブ・トップだと、子供にはセクシ~過ぎて倫理的に問題かも?だし、そもそも冬は寒いし、子供の凹凸のない体型では、ずり落ちる可能性が高いからだと勝手に思っています(…私は今でもずり落ちそうですが)。
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形は、シンプルなノースリーブのトップに、ギャザーたっぷりのふんわりスカート(これはプリンセス・ラインですが)が基本だけど、生地は艶々したサテンやチュール、オーガンジーでキラキラ華やか。袖付きと言うのは、もしかしたら余りフォーマルらしいとは見なされないのかも知れません。一方ロリータ・ファッションのように、大きな襟や膨らんだ袖やフリルたっぷりの装飾、子供にとっては着心地一番っぽいコットン地のドレスは、日本的な発想のように思います。まあどちらにせよ、子供が喜べばそれで良いんじゃないかな。
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お揃いのバッグとトーク帽もどきも作りました。ヘッド・ドレスがないと、落ち着かない性分のようです(笑)。イギリスでは、「アスコット帽」等、フォーマルにヘッド・ドレスは定番ですが、日本人から見ると、仰々し過ぎて、照れ臭い感じがするかも知れません。カチューシャ式になった、装着し易いトーク帽も売られています。
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寒い季節には、大抵ドレスの上に、ボレロかカーディガンを羽織らせられますが、私はフェイクファーのショールにしました。ブローチはビンテージです。ファー(動物愛護の国なのでフェイクしかありません)のショールやコートと言うのも、イギリスのフォーマルの定番のようです。
ところで、「日本では(フォーマルを着る必要のある)パーティーなんて行く機会滅多にないよ」とボヤく人を聞きますが、忘年会や新年会等の宴会も、英語に訳せば立派なパーティーです。しかし、「パーティー」と言う言葉に、あくまで華やかでロマンティックな憧れを抱く人は、大抵仕事の後で、いつもの仕事の服装のままで、セクハラ上司に酌しなくちゃならないムードのない「義務」を、パーティーとは呼びたくない!と、主張するかも知れません。子供でもパーティー服の需要が多いのは、欧米ならではのようです。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-28 15:32 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

四月の庭便り&猫便り

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もう4月も終盤ですが、今年初の庭便りです。イギリスのこの冬は、記録的な暖冬だったとは言え、単に気温だけが高く、降水量はいつもの冬より更に多い程で、主に北イングランドの多くの地域が未曾有の洪水に見舞われました。しかし、その後気温は一向に春らしく上昇せず、未だ霜が降りそうな朝もしばしば。植物の成長は、異様に早いと思う一方で、非常にゆっくりだと感じる場合もあります。例えば、2月末に咲き始めた近所の桜は、その後低い気温が続いた為、一ヶ月以上咲き続けていました。
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チューリップなんて、三月中旬には蕾が大きく膨らみ色付いて、イースターまでに咲いてくれるかなと期待していましたが、実際にはそれから開花まで3週間近く掛かりました。
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庭の最奥のベンチの上の壁に、P太がやーっとトレリスを設置してくれて(2年待ち!)、庭全体の見栄えが随分良くなりました。木塀は相変わらずボロボロですが(笑)。開花時に垂れ下がって来るイングリッシュ・ローズ「ザ・ジェネラス・ガーデナー」の枝が、ベンチに座るのを邪魔するのは、これで今年は防げるはずです。バラの反対側にはハニーサックルを植え、上手く育てば、ベンチの周囲は濃厚な香りに包まれるはずです。
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そのベンチの脇に植えていたラズベリーを、引っこ抜いて処分しました。実の美味しくない種類だったし、バラより凄まじいトゲトゲの藪が、非常に大きく茂るからです。その上驚く程侵略性が強く、広範囲に根が伸びて、辺り一面から芽吹いて厄介でした(…未だ根が残っていて、あちこちから芽を出します)。代わりに、ビバーナム「オーロラ」(オオチョウジガマズミ)と、耐陰性のある白いイングリッシュ・ローズ「クロッカス・ローズ」を植えました。丁度今ビバーナムが咲いていて、うっとりする芳香を放っています。ベンチの近くに香りの良い植物を植えるのは、イギリスのどのガーデニングの本にも推奨されています。
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今年はブルーベルの開花は早いと思いましたが、自分のブログで確認したら、実際には昨年と変わりありませんでした。名前の通り青紫が主体ですが、白花も可愛いと思います。
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「おんも、行くよ」と呼ぶと、どんなにぐっすり寝ていても飛んで来るトラ猫。一番のお気に入りは、私と一緒にこのベンチで休んで、いっぱい撫でて貰うことです。
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ぶぶっ、おっさん臭い(年齢的には本当におっさんだけど)変な顔~。
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最近は、周囲に犬を飼っている家が多く、トラは他所の庭には余り行きません。一方ポコは、朝以外ほとんど庭にさえ出ませんが、先日は生まれて初めて隣の庭に「冒険」に行きました。
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このランタン型のガーデン・ライトは、1ポンド屋のソーラー・ライトとしては、最高位に許せる見た目です。かなり分厚いアクリル製で、この手の物としては構造もまあまあ丈夫そう。人気で絶対すぐに売り切れちゃうと思い、10個まとめて買って来ました。その日はバラの肥料も一緒に買ったから、重くて運ぶのが非常に大変でした。でも案の定、その後すぐに売り切れてしまったようです。庭用ソーラー・ライトは、日本でも人気なのではと思いますが、もし買うのであれば、colour changing type=光の色が変わるタイプを断然お勧めします。LEDの単色光は青白く辛気臭くて、まるでお弔いの明かりみたい…。
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リンゴが、やっと咲き始めました。今年は花付きが大変良いので、秋の収穫を期待しています。バラも夏咲き大輪系のクレマティスも、既に蕾を付け始めて、これからが楽しみです。とは言え、未だ気温1,2度の寒い朝もあるので、霜で痛まないか心配です。
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アーチのクレマティス・モンタナにも、蕾がいっぱい膨らんでいて、咲くのを今かと待ち続けていますが、やはり気温が低いせいで、どうも進むのが非常に遅いように感じます。
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…とか思っていたら、昨日ミゾレやアラレやまで降ってしまいました。もうすぐ5月なのになあ。
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毎年、3月初旬からこの時期には、やけに庭仕事に熱心です。張り切り過ぎて、筋肉痛を起こすこともしょっちゅう。「ここにも隙間がある」「ここも空いている」と、花壇の植物が足りないように感じ焦りますが、実際には初夏には植物が育ってすっかり埋まります。それどころか、盛夏にはジャングルのように茂って、文字通り手が付けられなくなり、ガーデニング熱も一時失せます(笑)。秋に入って地面が掘り易くなると(夏はガチガチに硬い)、再び庭仕事開始。毎年、こんな感じで繰り返しています。




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by piyoyonyon | 2016-04-27 15:31 | ガーデニング・植物 | Comments(0)

アプフェル・シュトゥルーデルのレシピのティータオル

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欧州のティータオル(布巾)やエプロン、トートバッグ等の布類のお土産には、その土地ならではの料理の作り方の記載されているものが時々あります。これはそのオーストリア版で、オーストリアの国民的なお菓子、シュワちゃんも好きだと言う「アプフェル(アップル)・シュトゥルーデル」の作り方が、中央に書いてあります。
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ただし、肝心のお菓子のイラストは一切なく、描かれているのは人物ばかり。これが、オーストリアのお土産物で良く見掛ける、ファンシーっぽく単純化された少年少女なのですが、全員色とりどりの民族衣装を着て、リンゴや鳥や花も周囲に散っていて、文句なしの可愛さです。
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シュトゥルーデルは、旧ハプスブルク帝国の領域ほぼ全土に見られる、極薄の皮が特徴のパイです。お隣ハンガリーでは、「レーテシュ」と呼ばれます。そのフィリングは様々で、デザートやお茶菓子になる甘いものだけでなく、食事になるしょっぱい系も存在します。起源は諸説ありますが、トルコのフィロだと言う説が有力です。その皮の薄さ、本来なら生地を伸ばす際、下に敷いた新聞紙が透けて読める程じゃないと駄目らしいので、実際家庭で作るとなると、かなりスキルを要して大変そうです。
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元持ち主は、恐らくコレクション用に持っていたらしく、未使用だったようで、ノリも利いてプリントも鮮やかなままです。昔から何度もオーストリアを旅行して来て、この手のイラストのお土産は、余りに国中で良く見掛ける為、触手が動いたことはなかったのですが、今では幾つ持っていて欲しくなる程です。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-26 15:37 | ファブリック | Comments(0)

ウィルトシャーでの夕食

今回のイースター休暇&結婚記念日のお出掛けでは、当初昼食はパブかレストランで取る予定でした。しかし後から、昼ご飯にはお弁当を持参して、夜ご飯を外食することに変更しました。そのほうが、アンティーク・モール巡りの為に時間も節約出来るし、疲れて帰宅した際食事を作らなくて済むからです。結果的には、私達には珍しく早めに家を出たのにも関わらず、途中高速道路でひどい事故渋滞に巻き込まれて、随分時間を喰ってしまったので、弁当を持参したのは正解でした(…結局サービスエリアで食べた)。
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そして夕食は、前々から気になっていた、シルベリー・ヒルエイヴベリー近くの茅葺屋根のパブで取る計画でした。予め、ネットで下調べもしておきました。―――ディナー営業開始時間まで未だ少し間があったので、先史時代最大の建造物シルベリー・ヒル周辺の夕暮れ時を散歩。
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道路を挟んで、シルベリー・ヒルの反対側の丘の頂上にある「West Kennett Long Barrow」と言う古墳では、こんな遅い時間でも、未だ結構多くの人が歩いていました。いや、もしかしたら黄昏時こそスピリチュアルと言うことで、一層人気があるのかも知れません。
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これがお目当てのパブ、「Wagon & Horses」。外観が印象的なだけではなく、地元産の食材を使った料理で評価も高いのです。
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ところが、開店と同時に訪れたのにも関わらず、その日は予約で満杯で入れず。ネットには要予約とは書いてなかったけど、やはりこの日は特別だったようです。私達同様に諦めた客が、他にも2組居ました。
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確かにこの日は何処の食事処も混むだろうし、早めに帰路に付かなくてはならないから、すぐに他を探さなくてはなりません。ところが、余りに田舎でネットが通じず、スマホが使えない。そこで車を再びマールバラ方面へ走らせ、一番最初に出会ったのが、同じくA4号線沿いのWest Overtonと言う村のパブ「The Bell」。(既に日がどっぷり暮れていたので、ウェブで拾って来た写真です) 外観が地味だし、最初はどうかなあと思いましたが、ミシュランのガイドブックにも紹介されています。今までミシュラン掲載の食事処で、ハズレはありません。そして早い時間なのに、既に客が結構入っています。
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これも拾って来た写真。新しく快適に改装されてはいるけれど、実はここも旧街道沿いの老舗パブのようです。そして、この店も主に地元産の食材を活用しているそうで、期待は高まりました。
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私が注文したのは、鮭のロースト。小海老とsamphireと言う野菜をブラウン・バターで炒めたもの、ジャガイモを荒く潰してレモン風味を付けたものが添えられています。盛り付けも洗練されていて、鮭の焼き加減も丁度良く、素材の味が生きた繊細な味わいで、うーん、しみじみ美味しいぞぉ~♪♪ 小海老炒めには、ほんのり甘酸っぱく味が付いています。samphireは、最近スーパーでも見掛ける新顔野菜で(おかひじきの一種らしい)、見た目は奇妙ですが、クセがなくて食べ易く、特に炒め物に合うみたい。
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一方P太が選んだのは、家では余り食べる機会がないからとのことで、豚バラ肉の煮込み(スロウ・ロースト)です。ブラック・プディングとクリーミィなマッシュ・ポテト、ちりめんキャベツ炒め、サイダー(リンゴ酒)のグレービー添えです。豚バラはとろとろで柔らかく、こちらも期待に全く反せず非常に美味でした。…んが、パブのメインの一皿としては、値段が高めの割に、どちらも量がお上品過ぎて、これだけではどうも足りません。イギリスでは珍しく、私達にとっても、前菜とデザートを合わせて丁度良い位の量でした。そこで我々は、デザートを注文せずには居られませんでした。
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どのデザートも味は濃そうだったので、一つをシェアすることに。選んだのは、「ダーク・チョコレートとジンジャーのタルト、塩キャラメル・アイスクリーム添え」です。タルトは想像通り濃厚でしたが、甘さはかなり控えめです。そして塩キャラメル・アイスは、塩が半端無く利いています。普段私は、デザートにアイスって余り好きではないのですが、このアイスは後引く美味しさでした。正に組み合わせも抜群の大人のデザートで、大満足の一皿。添えられた白い粉は、ポップコーン・パウダーとのことですが、これはポップコーンそのものでも良かったんでないかな、とちょっと思いました(…ムセる)。とにかく、これで丁度良い量となりました。
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結局、記念日を祝うのに相応しい、素敵な思い出深い食事となりました。前回義両親とエイヴベリーと訪れた際は、焦ってマールバラのハイストリートのチェーン・パブに入って昼食を取り失敗しましたが、元々農作物の豊富な地域だし、実はこの周辺は、魅力的な食事処には事欠かなかったようです。遺跡巡りやアンティーク・ショップ巡り等でウィルトシャーを訪れる楽しみが、また一つ増えました。





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by piyoyonyon | 2016-04-25 15:27 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

ビンテージのフェイク・パールのネックレス

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1950年代から60年代前半に掛けて、模造品も含めて、パールのネックレスが大流行したそうです。それに伴い、この時代の服装も、大変女性的でエレガントでした。この時代のバービー人形のアウトフィットにも、必ずと言って良いほどパールのネックレスが付属しています。その当時のパールのネックレスが、現在ビンテージとして割と沢山残っているのを見掛ける機会がある訳ですが、今でも使用に耐えられる状態となると、模造品と言えど、元々それなりに質の良いものに限られるようです。
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この古い模造パールのネックレスは、そんな結構質高品質の物らしく、糸の緩みも今だ無く、芯はガラスでずっしり重みがあり、目立ったパール加工の剥げもありません。何より、光沢が本真珠にも負けない位、大変美しいままです。ベージュ掛かったエクル色なので、日本人の肌色に馴染み易いと思います。古風な留め具も素敵。ジュエリー風水では、パールは女性の運気にとても良いとされていますが、P太に言わせると、確かにパールのアクセサリーは、女性を上品に美しく見せる効果が(例えフェイクでも)あるそうです。日本は本真珠の世界有数の産地で、ヨーロッパよりも手頃に入手出来るようなので、もっと身近に愛用したいものです。




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by piyoyonyon | 2016-04-24 15:20 | アクセサリー | Comments(0)

イギリスの玩具とゲームのFDC

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お土産を買うのが旅行の最大の楽しみの一つで、旅行先では財布の紐もつい緩む私ですが、イギリスでは滅多に物を買うことがありません。その土地ならではの特産品や工芸品もほとんど存在しないし、質を考えると、どうしても値段に納得の行かない商品ばかりだからです。記念日の外出位は、後々思い出になるのだし、多少割高に感じても、何か一つは買ったほうが良いと自分に言い聞かせてはみるものの、それでも出費してもいいなと思える物には中々出会えません。結婚記念日でハンガーフォードへアンティーク・ショップ巡りへ行った際も、ウラン・ガラスを買ったのは全てP太で、結局私は色々探して回って、この一枚50ペンスのFDC2枚(もう一つはクリスマス柄)しか買いませんでした。
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1989年発行の、玩具とゲームをモチーフとした切手のFDC(初日カバー)ですが、お洒落に処理され過ぎていて、テーマの「子供の時代の郷愁」は余り感じられません。それでもイギリスの切手としては、まあまあ魅力的です。タッチや色彩に、1980年代後半から90年代前半のセンスが感じられます。




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by piyoyonyon | 2016-04-23 15:37 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

花の妖精の人形用ドレス

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妖精のコスチュームには、やっぱりコットンでは地味だなーと思い、ピンクのサテン地で花の妖精のドレスを縫ってみました。ラグラン仕様の袖には、オーガンジーのリボンを活用しています。スカートの内側には、チュールを二重にして入れてあるから、かなり膨んでいます。
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羽は、1ポンド・ショップで買った子供用の魔法のステッキ(ワンズ)を改造して作りました。丁度こんな妖精の羽の幼児版が、やっぱり1ポンド屋等で売られています。いかにもキッチュな色合いに、ノスタルジーが沸きます(笑)。両腕にゴムを通して着用する、幼児版と同じ仕組みにしてあります。そしてリカちゃんの手には、そのミニチュア・サイズのワンズを作って持たせました。ふんわりスカート、羽、ワンズ、ティアラと言うのが、イギリスの幼女の大好きな「フラワー・フェアリー・プリンセス」ごっこの必須アイテムのようです。
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羽をとると、こんな感じ。「シュガープラム・フェアリー(クルミ割り人形の金平糖の精)」っぽくもありますね。
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根気のない私には珍しく、ビーズやらレース・モチーフ、スパンコールなどの装飾を盛り沢山で縫い付けたので、かなーりずっしり重みがあります(笑)。




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by piyoyonyon | 2016-04-22 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ウィルトシャーのマーケット・タウン、マールバラ

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ハンガーフォードでアンティーク・モール巡りをした後は、ここまで来たのだから、ついでに寄ってみたいアンティーク・モールがもう一つありました。それがここ、隣町のMarlborough マールバラ(マールボローと記されることも)の「Marlborough Parade Antique Centre パレード・アンティーク・センター」。やはりここも、古物番組で知りました。マールバラは、ハンガーフォードから16kmしか離れていませんが、バークシャーではなく、お隣の州のウィルトシャーにあります。
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ハンガーフォード・アーケード」で白熱して三時間も費やしてしまった為、ここへは割と閉店間際に到着しました。内部は撮影禁止ですが、またしても元教会の建物を利用したアンティーク・モールです。もしかしたらこの前庭は、かつては墓地だったかも…。しかし、もうじきNewburyに移転するそうです。
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生憎ここでは、気に入ったウラン・ガラス器は見付けられませんでしたが、未だ外は明るいので、しばし町を散策することに。
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マールバラは、イギリスで二番目に幅広いハイストリート(目抜き通り)を持つ古い町です。バース街道のロンドンからの中継地として発展したマーケット・タウンで、かつては鉄道が二路線も通っていたそうです。今はハイストリートの中央は、味気ない駐車場になっていますが、昔はここに市場が立っていたものと思われます。
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ハイストリートに面して立つ、やけに立派な建物。最初はタウン・ホール(町役場)かなと思いましたが、実は商業会館だそうで、内部は一般に公開もされいるそうです。
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その裏には、いかにもヨーロッパの旧市街地らしい、こんな雰囲気の良い小路が。
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坂道や階段が公道になっている小路って大好き。
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そして、町の中心に、こんな魅力的なビンテージ・ドレス屋があったとは。
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残念ながら、既に閉店後でした。でも今回は、あくまでP太とウラン・ガラス・ハントが目的だからな…。
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好みのごっちゃり感の、こんな雑貨屋さんも。店名は「猫のヒゲ」です。
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一瞬可愛く見えたのですが、良く観察すると、実は割と何処でも扱っている商品中心でした。
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若干フランスのビンテージも扱っています。
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でも、このウサギ柄のカフェオレ・ボウルにはちょっと惹かれました。フランス製らしく、うどんが食えそうな程デカイんです。
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「seasalt」と言う、ナショナルトラストの売店なんかで見掛ける衣料ブランド。時々好みの服があります。
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このワンピースの花柄なんて、かなりの可愛いさ。でもワンピースの形は、50年代風でウェストが細くてフレンチ・スリーブで、私の敵でした。
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今は交通の要所から離れてしまい、大きな町から割と遠いせいか、それとも単に観光地だからか、町の規模の割に商店は充実していて、代表的なチェーン店は一通り揃っています。
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児童権利支援を目的とした慈善団体「セーブ・ザ・チルドレン」の創始者エグランティン・ジェップが、教壇に立っていたことのある、今は図書館の元小学校の建物。彼女の名前は、イングリッシュ・ローズの品種名(エグランタイン、イグランティーヌとも)にもなっています。
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ハイストリートの端には、セント・メアリー教会が、そしてもう一方の端には、淘汰されて今はアート・センターになっている、このセント・ピーター教会が立っています。この先に、イギリスで最も学費の高い、「マールバラ・カレッジ」と言う私立寄宿学校があります。その敷地内に、かつて王宮の一つであったノルマン時代の城跡の小高い人工丘があり、その丘自体は元々「シルベリー・ヒル」と同年代の古墳で、「アーサー王伝説」に登場する魔法使いマーリンの墓との伝説が残っているそうです。
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エイヴベリー及び周辺の先史時代の遺跡観光の基地として、立ち寄る人が多いと思いますが、古い町並み自体も中々魅力的で、見る価値のあるマールバラです。





   
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by piyoyonyon | 2016-04-21 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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