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フェアリー・ピラミッド・ランプの台

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最近ガラス製品を調べる機会が多く、多少知識も得た(つもりでいる)ので、ある日ふと、長年何気に使っているこの直径7cm位のガラス製のボウルが、「これってもしかしてデプレッション・ガラスのオープン・ソルトじゃない?」と言う事に気付きました。
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スカラップの縁が可愛く、またカット・ガラス風(本当は型抜き)の模様がかなり細かくて美しいので、確か10年近くも前、フリマで50ペンス程度で買いました。しかし、そんなに古いものとは全く思えず、すっかり割と最近の、元は食品の容器か何かだと信じ込み、ずっと作業机上の消しゴム入れとして使っていました。
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しかし改めて良く見ると、ガラスの精度は荒く、縁はギザギザで繋ぎ目がはっきり見え、初期の型抜きガラスの特徴が良く出ており、確かに古そうです。底に「FAIRY PYRAMID」との刻印があり、初めてちゃんと調べてみたら、…想像とは全く違うシロモノでした。
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元は、こんなガラス製のドームを乗せて使用する、キャンドル・スタンドでした~。しかも、1840年代から製造されたヴィクトリア時代のもの。思ったより、ずっと古かった訳です。「フェアリー・ランプ」とか「ライト」と呼ばれ、ウィキにも掲載されています。「Samuel Clarke サミュエル・クラーク」と言うデザイナーに寄って発明され、特に19世紀末には持て囃されました。ヴィクトリア女王にも献上され、女王自ら使用したそうです。この台の部分には通常水を張り、背の低い安定性のあるキャンドルをドームで覆って使用し、当時の照明器具としては安全性が高かった為、主に就寝時に使用されたようです。
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ガラス製のドームには、様々な色、フロスト・ガラスやミルク・ガラス、ベネチア風マーブル模様付き吹きガラス、エナメルの手描き、カット・ガラス、動物型や顔型等の、沢山のバリエーションが存在したようです。当然、現在は人気のコレクタブルズになっているのですが、今までアンティーク・モールでもアンティーク番組でも見掛けたことがありませんでした(…単に気付かなかっただけ?)
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思いがけず身元が判明した時こそ、古物探しの醍醐味かも知れません。この台だけでも相場では20ポンド以上するらしく、これからは、消しゴム入れとして使うのが、ちょっと勿体ないような気がして、もうちょっとマシな扱いをしようと思います(笑)。勿論、台だけでも、ティー・ライト・ホルダーとして使用出来ます。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-30 15:29 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

小人の草履屋さん

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白雪姫人形に着物を着せてドナドナさせる際、草履も手作りしなくちゃと思い、ついでに幾つかまとめて作りました。「こびとのくつやさん」と言う童話を思い出しながら。子供の頃、この話が大好きでしたが、大人になっても別な意味で好きでした。やってもやっても終わらない仕事を目の前に、もし「明日になって小人が全部仕上げてくれていたらなあ…」などと、しょうもない幻想を思い巡らせたものです(つまり弱音を吐いていた)。
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手持ちの、またはイギリスでも手に入る材料で、更に超不器用者でも出来る範囲なので、自分なりに工夫しました。参考にしたのは、おばーちゃん達の和手芸で、「厄除けミニチュア草履」とか呼ばれるちりめん細工です。鼻緒がほとんど金色だけだし、すげ方も本物とは違いますが、ゴム紐な分、市販のプラスティック製のリカちゃんの草履より、返って人形の足からは脱げにくいと思います。
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んが! 実際リカちゃん人形に履かせてみて、致命的な事実を発見。足袋を履かせると、サイズが遥かに小さ過ぎました(汗)。足袋が、人形に履かせ易いよう、大きめのサイズになっているのです。爪先立ちのバービーやディズニー・プリンセス人形なら目立たないんですけど、次回からはもっと大きい草履にせねば…。
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とは言え、予め土台さえ用意しておけば、簡単に楽しく作ることが出来ます。ほんの少しの端切れでOKなので、帯や帯上げ等の余った布で、今後は一緒に作っておくと良いと思います。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-29 15:31 | おもちゃ・人形 | Comments(4)

秋の近所のヴィクトリアン庭園

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何処かに出掛けるのにしては価値の全くなさそうな、暗~い曇天の週末、それでもやはり運動はせねば!と、夫婦で近所に散歩に出掛けました。うちの周辺には、鉄道の廃線跡の遊歩道の他にも、結構良い散歩コースがあるのです。その中の一つが、ヴィクトリア時代のお屋敷の庭園跡です。長年修復中でしたが、今年ようやく復元が完了したとのことで、見に行くことにしました。
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まず、線路脇の草原を通って行きます。ここは、それまではコンクリートで川岸が固められた排水溝のような小川が流れていましたが、近年わざと川床を変更して蛇行させ、まるでビオトークのような自然の趣に改良しました。大雨の際には氾濫原となり、多分住宅地の洪水を防ぐ役目もあるのだと思います。
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そして、森を通ると人口湖に出ます。ここも、元々はお屋敷の庭園の一部でした。鴨やカナダ・ギースや水鶏、青鷺など、いつも水鳥でいっぱい。この秋は雨が少なくて、随分水位が下がっていました。
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いよいよ、ヴィクトリアン庭園に近付いて来ました。まず目に入るのが、大きな噴水。
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そして、かつては屋敷のテラスに続いていた、まるで宝塚の舞台のような(表現がなんだかなー)階段。
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うーん、確かに美しく復活しましたね。フォーマル・ガーデンなので、余り好みではないのですが。合計8ヘクタールの土地が、4段階の高さに分かれて、この庭園の他に、ヴィクトリア時代に大流行した競技「クローケー(ゲートボールのようなもん)」場、テニス・コート、森、原っぱ、湖が含まれています。既に一般の住宅地に分譲されている部分を含めると、かつては更に広大な敷地だったものと思われます。
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元々この庭は、1880年代に、王室御用達でもあった庭園設計士James Pulham に寄ってデザインされたそうです。
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私達がこの町に引っ越して来た当初は、ここは、多少植物は植えられていたものの、石の装飾品の残骸があちこちに散らばる、正に「庭の廃墟」と言う感じでした。
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夏であれば、もっと花盛り沢山で美しかったことと思いますが、その頃はナショナルトラスト等の庭園巡りで忙しかったもので。
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これがお屋敷の写真。19世紀中頃に裕福な商人の邸宅として建てられ、もし今でも残っていれば、豪華結婚式場兼ホテルか、それこそナショナルトラスト級になっていたものと思います。
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そして庭園も含む航空写真。お屋敷自体は、1920年代に売却されて女子寄宿学校として使用され(良くある話)、その後取り壊され、その跡にはあろうことか、非常に醜いアパートが建てられました。多分1960年代のことなので、特に公共建築物のデザインが酷い時代です(旧共産国っぽいっと言うか高島平っぽいっつーか)。折角庭園はヴィクトリア時代らしく復元されたのに、建物自体には悲しい程似合っていません(笑)。
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でもアパートの駐車場には、大変美しい紅葉の木がありました。
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その脇には、これまたヴィクトリア時代の庭園の名残りの、「ロッカリー(ヴィクトリア時代に流行した、自然の岩場のようなロック・ガーデン)」が。このロッカーリー形式は、Pulham自身の発明であり、十八番でもあった為、彼の名をとって「Pulhamite」とも呼ばれます。
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また、アパート脇に、迫力の大きな樅の木。ここは、ヴィクトリア時代のお屋敷になる前は、中世の鹿の狩猟場だったそうです。もしかしたらこの木は、その頃から存在するのかも。かつてお屋敷正面玄関に続いたアプローチにも、大きな針葉樹並木が残り、今は瀟洒な住宅地になっています。
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当時の邸宅の豪華さを伝える建物は、現在レンガ造りの厩舎のみ。厩舎だけでも十分大きな立派な建物で、歴史的建築物2級指定。今は集合住宅に改装されています。
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厩舎の脇には、立ち枯れた赤杉のような木を利用した、こんなオブジェが。現在未だ制作中のようで、辺りにはオガクズが散らばり、針葉樹の芳しい香りが辺りに漂います。
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鹿が木の幹を貫通しているように見える、中々楽しいデザイン。
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このお庭、宝くじの利益金で復元・管理されているそうです。新たに公衆トイレも設置され、有難い限り。イギリスに住んでいると、紅茶の飲み過ぎで、やたらトイレが近いものですから(笑)。
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ヴィクトリア庭園脇に、一際見事な紅葉の木がありました。幹には、何か括り付けてあります。
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近付いて良く見ると、クロシェ・パッチのブランケットを、木の幹に巻き付けてありました。ウィッシング・ツリーに見立てているのか、メッセージ・カードらしき物も沢山括り付けてあります。
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更に木の枝には、こんなポンポンが沢山ぶら下げてあります。
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周囲のベンチも、こんな感じ。
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もう一つのベンチ。どうやら、地元の編み物愛好家達の作品のようです。
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街路灯にさえ。多分アクリル毛糸なので、雨曝しでもお構いなしってのが、イギリスらしい自由で大胆な発想と言えばその通り。
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冴えない天気の日の、数時間だけの散歩でしたが、ヴィクトリアン庭園も想像通りに美しく復元され、その他にも色々面白い物を見ることが出来、十分運動にもなって満足です。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-28 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウラン・ガラスのラッパ型パフェ・カップ

夫婦でウラン・ガラスに興味を持ち始めてから、丁度1年位が過ぎましたが、まだまだ飽きる気配は全くありません。何より、今まで仕方なくアンティーク屋巡りに付き合ってくれたP太が、今では進んでアンティーク・モールに行きたがるので、このままずっと飽きずに続けられたらと思います(笑)。夫婦で趣味や興味を共有出来るのは、つくづく有難いことです。とは言え、ウラン・ガラスはフリマやチャリティショップでも結構入手出来、私達のコレクションも随分増え、本当に置き場所に困って来ました。
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今回フリマで手に入れたこのウラン・ガラスは、今で言うとパフェを盛るカップ(イギリスではsundae cupと呼ばれる)に見えますが、もしかしたら本来は花瓶かも知れません。
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台は八角形ですが、口は四角っぽいラッパ型で、何気に面白いスタイリッシュなフォルム。もし花瓶だとしたら、「エパーン」の一種なのかも知れません。ラッパ型が単独で、元から同素材の台が付いたエパーンの場合、単なるラッパ型の花瓶と見なされることが多いようです。
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厚みがあるズッシリ重い型抜きガラスで、製造年代は多分1920~30年代のアール・デコ時代だと思います。放射線量は、この時代としては平均値(つまり余り高くない)。
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食器でなければ、今でも実用することが出来ます。しかし口が広がった花瓶は、花をたっぷり目に生けなくてはならず、ちょっと使い辛いかも。でも安定感は抜群で、たっぷり花を盛っても倒れにくい利点はあります。




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by piyoyonyon | 2016-11-27 15:31 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

紫のエナメルとラインストーンのブローチ

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形的には、花と葉っぱを模った、割と良く見掛けるタイプの1940~50年代辺りのブローチなのですが、紫色にまとめてあるところが、ちょっと珍しいと思い買いました。
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花びらはモーヴのエナメルで塗装、花の中心のラインストーンは紫です。葉をモーヴと、ほとんど白のツートーンで表現しているところが、一捻りあってお洒落だと思いました。モノトーンは勿論、茶系、青系、黄色系、緑系、ピンク系など、割とどんな色の服にも合わせ易いと思います。
 




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by piyoyonyon | 2016-11-26 15:20 | アクセサリー | Comments(0)

ディズニーの和服美人

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ロンドン郊外のギャラリーで、手作りの和風アクセサリーを少しだけ委託販売して貰っているのですが、前々から着物を着たファッション・ドールを作って欲しいとオーナーから言われ、やっとやっと完成しました。今年人形の着物作りにせっせと励んでいたのも、元はと言えばその練習の為です。モデル人形に選んだのは、少し前のタイプのディズニーの白雪姫。髪も漆黒だし、何故かとっても和顔で、イギリスで中古で手に入るファッション・ドールの中では、着物が似合うのはこの人形しかないと思ったからです。
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こちらの着物は、姉が送ってくれた、赤地に梅柄の和風生地で作りました。やはり赤い着物って可愛い。この時代のディズニー人形は、元々肘が折れ曲がっている仕様なのですが、この程度の角度なら、着物を着るのには差支えがないようです。昔のバービー人形のように、肘が直角に曲がっていると、どう着物を着せても救いようがなくヘンに見えました。手の平は、日本のファッション・ドールよりずっと大きめ。
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いかにも安っぽいシールのアイ・プリントが嫌だったので、目のみリペイントしています。歯を見せて笑っているのも、大和撫子らしくなくて気になり、本当は口も塗り潰そうかと思ったのですが、形自体が開いた形になっているようだから諦めました。
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こちらは、雛祭りにリカちゃん用に作った晴れ着と同じ生地を使用しています。中古だから髪の状態に差があるのは仕方ないにせよ、同時代の同じモルド、同じアイ・プリントの人形のはずなんですけど、アイプリの位置が微妙に異なる為(要は製造品質にムラがある)、かなり顔の印象が違って見えます。はっきり言ってしまえば、この白雪姫さんのほうが老けて見えます(笑)。それも、もう振袖は似合わないぐらい…。
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最初は、こちらの髪は結い上げてみようかと企みましたが、それには短か過ぎ、かつ技術もありませんでした(涙)。どちらも、ただ一つに縛って、共布のヘア・アクセサリーを付けているのみです
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既成の草履を履かせる訳にはいかないので、草履も手作りしました。
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勿論イギリスの誰かが気に入って買ってくれると嬉しいのですが、日本のレベルではドール服を販売出来る腕前ではないので、試せるだけでも貴重な機会だと有難く思っています。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-25 15:33 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ビンテージのバラ柄の缶

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いかにも昔のイギリスらしい、元はギフト用のお菓子が詰まっていた缶です。底には、「Blue Bird Confectionery」との刻印があります。「青い鳥菓子店」と訳すと、何だか名前も可愛い。検索してみると、工夫を凝らした、様々な夢のあるデザインの缶入り菓子を販売していたメーカーのようです(…毎度ながら中の菓子は不味かったと思うが)。今では、「Needler’s」と言うメーカーに吸収合併されているそうです。
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フタには、8つのブロックに区切られた中に、それぞれ一種類ずつバラの花が、中々好みの1950年代っぽいタッチで描かれています。種類はハイブリット・ティーと一重のバラだけで、この時代の品種の流行が伺えます。ブロックの間には溝がエンボスされ、まるでブリキ製の水彩絵の具のパレットみたい。フタは、蝶番式に本体に繋がっている仕組みです。
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バラの背景も、側面のレンガ模様も、地のパターンは何故か木地。古い缶には、木調パターンと言うのが結構多くて、妙に惹かれます。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-24 15:38 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ピューター製の巣箱と小鳥のアクセサリー・セット

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フリマで見付けた、縦4cm位の小さなピューター製鳥の巣箱です。一見トリンケット・ボックス(小物入れ)なのですが、これが一筋縄では行かない(笑)造りになっています。
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まず、蓋の裏にピンが付いていまして、ブローチになります。
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更に、蓋の上部の小さな二羽の鳥が外れ、イヤリング(ピアス)になる、一粒で三度美味しい仕組みです。ただし、イヤリングは二羽とも向きが一緒なので、実際耳に着けるなるとバランスの悪いのが難点。そして、蓋の鳥とは明らかに親鳥と雛ではなく、単に種類の違う鳥ですよね…。
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巣箱の裏側にも、しっかり可愛い模様が。内側に「TORINO」とのホルマークがあり、詳細は不明(もしかしてイタリアの都市トリノ?) この手のピューター製アクセサリー・セットは、以前日本でも輸入品として見掛けた覚えがあります。検索したところ、猫やテディベア等、様々なバリエーションが存在したようです。
 




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by piyoyonyon | 2016-11-23 15:36 | アクセサリー | Comments(0)

秋のノールで鹿見散歩

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快晴の週末、体を動かさねば!と思い(ほぼ脅迫観念)、ケント州のNT(ナショナルトラスト)のお屋敷&公園「Knole ノール」へ、夫婦で散歩に出掛けました。丁度「ウィンクワース森林公園」に行った次の週で、きっと紅葉が更に進んで美しいだろうね~と言う期待もありました。
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ここは貴族のお屋敷と言うか、ほぼ城規模です。「シシングハースト城庭園」の元所有者&制作者ヴィタ・サックヴィル・ウェストの実家であり、ヴァージニア・ウルフ(一時ヴィタと同性愛関係にあったらしい)の小説「オーランド」の舞台であり、「ブーリン家の姉妹」等歴史映画&ドラマの撮影も度々行われています。城内は何度か見学しているので、今回は見送り。公園へ直行です。
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城の周囲には、広大な森林&草原になっており、大量の鹿が生息しています。
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元々は中世から続く狩猟場で、ケント州の唯一の生き残りだとか。
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しかし、合間の所々にゴルフ・コースのあるのが、本当に目障り。
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公園内に、幾つか民家があることにも、今回初めて気付きました。
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上の写真の造りが独特で可愛いコテージは、遺跡(廃墟)の中に立てられているようです。元は、公園管理人の住居だったのかも。
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今回は、今まで歩いたことのない、西側の谷に沿って歩きます。
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最寄の町Seven Oaks セヴン・オークスの教会の尖塔が見えます。
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歩き始めてすぐに気付きましたが、ここは原生林に近い森で、生育しているのはイギリス古来の樹木、特に樫の木中心です。そのせいか、一週間前のウィンクワースと比べても、どうも紅葉が美しくない…。樫の紅葉って、何だか葉が焦げているみたいなのですよ。返って庭園や一般家庭の庭木や街路樹のほうが、今や外来の樹木が多く、紅葉のバラエティには富んでいるように感じました。
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1987年の記録的なハリケーンで、根こそぎ倒されたままの木も沢山残っています。この木は、S字状に折れ曲がって、未だ生きています。
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ここの鹿は、奈良公園の鹿程は人馴れしていませんが、若い好奇心の強い鹿のみは、時折人間のすぐ近くまで姿を現します。
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この若い雄鹿は、通行人の目の前を、全く気にも止めず堂々と横切って行きました。何故かと言えば、谷の反対側に、ギャル鹿達数匹が居た為です。鹿も女にゃメチャメチャ弱い!
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こんな緩やかな登りになった谷を、歩いて来ました。
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この道は、南端の出入り口に続きます。ノールの館内は高い入場料が掛かりますが、この公園だけなら入場無料です。しかし専用駐車場も、NT会員じゃない限り結構高い料金が掛かるので、非会員はこの南門付近の道路に車を止めています。
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帰りは、森の中の尾根道を通って屋敷に向かいます。所々に、見晴らしの開けた場所があります。
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とにかく、すっごくたっぷり歩くことは出来ました。紅葉は期待外れでしたが、鹿が見られたからまあいいや。
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歩いた後は、毎度の如くアイスクリーム・モード。こんなんだから、たっぷり歩いても余り意味がありません(笑)。久々に、NTオリジナルのアイスに出会いました(SOLLEY’Sのよりちょっと安い)。私は相変わらずイチゴ味、P太はキャラメル&ヘーゼルナッツ味です。イチゴは勿論美味しかったのですが、P太のも、キャラメルとナッツのつぶつぶが入っていて美味しい~。ただし屋外で食べるのには少し肌寒く、カフェの室内で食べました。多分これが今年最後の、散歩の後のアイスクリームになると思います。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-22 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

プリント人形「ムーシュカ」

数年前から、「Mooshka ムーシュカ」と言う東欧風の名前の付いた、布製の人形が販売されていました。アメリカの玩具メーカーのデザインで、数種類のキャラクターが出ていますが、どれもポップなブライト・カラーの可愛いプリントの服を着ていて、中々気になる存在でした。それが最近、中古品を手に入れることが出来ました。顔も髪もアクセサリーも、予め布にプリントされた物を縫い合わせて立体化してあり、つまり「cut-n-sew pattern fabric (布に予めプリントしてある手芸キット)」を組み立てたのと同じ作りです。しかし、もしそれだけなら、余り惹かれなかったと思いますが、ちゃんと服を着脱出来る着せ替え人形なのです。
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「Mooshka ムーシュカ」は、仲良し紙人形達が手を繋いだら、ふかふかの布製人形になっちゃった~♪と言う設定らしいです。パッケージの箱も可愛く、元は同じくプリント生地の指人形(おくるみ赤ちゃん)と、紙人形が付属していたようです。大・中・小、歌うバージョン、妖精シリーズ、体の中の電灯が光るおやすみバージョン等が存在するようですが、これはその中で小の「Tots」の、「Zana」と言う名前のお人形のようです。
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とにかく全シリーズ、西洋人っぽさを残しながら、ちゃんと可愛い顔なのが気に入っています。ポイントは垂れ眉。頭のカチューシャのリボンには、元はサクランボのチャームが付いて揺れていたようです。そんなに古くないとは言え、子供が遊んだ中古玩具なので、買った当初は少し薄汚れており、洗濯機洗濯可なので洗いました。さすがに乾くのはメチャ早いのですが、生地が化繊の為、静電気で埃を吸い寄せ余計に汚れて見えました~(涙)。ガムテープでぺたぺた剥がしたら、大体落ちましたけど。
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靴や靴下、下着、ブレスレットは、ボディに直接プリントしてあります。靴下がボーダー、しかも左右バラバラな柄ってのが、私のツボかも。
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手の平にはべロクロ・テープが付いていて、手を合わせることが出来る仕組み(その割に腕が短過ぎるが)、もしくは、付属の指人形を持たせることが出来る仕組みだったのかも知れません。
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ポケットには、テディ・ベアと赤ちゃん指人形用の哺乳瓶?のような物が、入っているようにプリントされています。スカートや袖、ポケットの縁には、鈎針編みのレースが。
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素直な子供らしい服装で、女の子が初めて持つ着せ替え人形としては、多分こんな人形が理想的なのじゃないでしょうか。リカちゃん等の1/6ファッション・ドールは、一応対象年齢は概ね3歳以上となっていますが、小さ過ぎて大人でも扱いにくく、靴や小物は非常に脱げ易い&失くし易いし、ソフト・ビニールやプラスティック製の人形は体が硬い為、年少さんには未だ着替えが難しいのです。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-21 15:25 | おもちゃ・人形 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

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