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赤と黒のモチーフ繋ぎのグラニー・ブランケット

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地元のチャリティショップで、好みのモチーフ繋ぎのグラニー・ブランケットが、今時珍しく安く売られていました。収納には凄~く嵩張るから、これ以上増やしてどうしよう??とは迷いつつ、結局買ってしまいました。買うのを後押しするのは、他のチャリティショップでは4~5倍の値段で売られていたり、アンティーク&ビンテージ専門店だと20~30倍の値段だったりするからです。
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この手のアイテムは、野暮ったさや田舎臭さが身上だと思っています。だから、お洒落に色を押さえたシックな物より、カラフルなほうが寄り魅力的です。これは、いかにも余り毛糸を有効利用したような、かなりの多色使いの上、全てのモチーフの一番外側を黒か紺の毛糸で編んで統一し、更に白い毛糸でモチーフを繋げ、更に更に全体を朱に近い赤い毛糸で縁かがってあり、垢抜けない魅力に溢れています。
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全体の一辺は1m強で、それぞれのパッチは約15cm角。ウール100%の毛糸を多く使用しているらしく、アクリル毛糸メインの物よりずっしり重さがあります。パッチの大きさが揃わなかったようで、ズレて繋がっているところが御愛嬌。でも、私の母が作った、無理矢理繋げてボコボコと奇妙に盛り上がっちゃった、モチーフ編みのグラニー・ブランケットよりはマシです(笑)。
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蛍光っぽい色が混じったメランジュ毛糸が含まれているのも、野暮ったさの決め手。どちらにせよ、そういうイケてなさは、マス・プロダクトにはない、現在は失われつつある暖かい魅力だと思っています。 






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by piyoyonyon | 2017-11-30 15:29 | ファブリック | Comments(0)

秋のボディアム城

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先月末のお天気の良い平日に、有給休暇を取ったP太と一緒に、イースト・サセックス州南部に在る、NT(ナショナルトラスト)の「Bodiam Castle ボディアム城」へ出掛けました。ここは、イギリスを代表する中世の城の一つで、イギリスの城のカレンダーや、ナショナルトラストのガイドブックの表紙にも登場する程、絵になるロマンティックな古城です。
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平日なのに、予備の駐車場を使用する程混んでいました。海外(フランスやドイツ)からの車も、結構多く見掛けました。左手に見える四角いコンクリートの建物は、第二次世界大戦の砲撃代の跡。しかし、こんな大きな町から離れた辺鄙な場所が、ドイツ軍に攻撃される事はなかった為、兵士達はダラダラと専ら茶を飲んで過ごしていたそうです。
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ここを訪れるのは三度目ですが、二度目は真冬だった為、城内は閉鎖されて入れず、堀の外側から眺めるだけでした。
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四方を堀に囲まれている訳ですが、日本の城の深い堀+切り立った石垣とは全く違い、水面が地面と大差ない高さの、非常に幅の広い堀で、まるで湖に浮かんでいる城に見えると思います。
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これは城の南側で、正面に見えますが裏門です。城主夫妻の個人的な入り口に使用されたのではと言われ、かつては橋が架かっていたようです。
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この日は風がほとんどなかった為、水面に写る城もはっきりと美しく見えます。
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夏には堀に睡蓮が花開き、更にロマンティックな光景になるし、冬には堀の水面から登る蒸気霧に城が包まれた姿も幻想的です。
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とにかく、歴史的ドラマの撮影にも度々使用される、非常に絵になる城です。
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堀の東側の草原に、中世の騎士のような木像が建てられていました。
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その側には、こんな木像も。大蛇にしか見えませんが、もしこれが竜だとしたら、人物のほうは、イングランドの守護聖人セイント・ジョージ(聖ゲルギオウス)ではないかと思います。
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城の正門=門楼は、北側に在ります。城の北の斜面には、ブドウ畑が広がっています。地球温暖化で、イギリスのワインの生産量が急増しているそうです。
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城内へは、この木橋を通って行きます。
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現在は、NTの受け付けや駐車場が南側にあるから、南が正面に思えますが、当時は主要道路が北西から伸びていた為、北側の門楼に続く橋も、堀の北西側(写真右手)から伸びていたそうです。
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こちらが門楼(ゲートハウス)。
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門の天井に穴が沢山開いていますが、敵が侵入した際、この穴から弓矢で打ったり、石や煮え滾る油を落としたりする為に開けられたのではないかと言われています。別名「殺人穴」。
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堀の外からはほぼ完璧な城に見えますが、御覧の通り、内部はほぼがらんどうの廃墟です。
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しかも、この敷地全てが城だった訳でなく、建物は塔に連なる四角い外壁に沿っての部分だけで、中央の広い部分は中庭でした。
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このボディアム城は、14世紀末に、百年戦争での活躍で莫大な富と栄誉を得た、国王直属の騎士であり国会議員だった、Sir.Edward Dallingridge エドワード・ダリングリッジ卿に寄って建てられました。国内の反乱や、フランスからの侵略に備えて建設されましたが、実際には一度も攻撃されたことはないそうです。
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ノルマン様式より後の時代で、この頃から、城に要塞としての戦力的な実用性だけでなく、優雅で快適な住居としての建築美が求められるようになりました。
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しかし17世紀の清教徒革命の際に、当時の城主が国王側だった為、城はオリヴァー・クロムウェルに破壊されて朽ち果てて行きました。
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こちらは、西側に在る従者用の厨房だった部分。これは、巨大な調理用竈だったようです。この城では、西半分は概ね召使い達のスペースで、城主一家は主に東側に住んでいました。
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南東の大広間だった部分。玉座…と言うか、城主の席が再現されていました。
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スタッフが、中世の衣装を纏い案内しています。
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南西の塔の地下は、井戸になっていました。単に堀の水が流れ込んでいるだけに見え、とても飲用出来る水に見えませんが、実際当時でも飲用は不可能で、子供でも衛生上は安全な酒類(エール)を飲まざるを得なかったそうです。
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塔は外側から見ると円柱なのに、内部は六角形になっているのが分かります。勿論最初は、天井で塞がれていました。この南西塔の上部は、かつては巨大な鳩小屋で、約200羽の鳩が、卵や肉の食用の為に飼われていたそうです。
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南(裏門)塔の一階。先程写真を撮った対岸が見えます。
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ここは、塔の上にも登れる仕組みになっています。まるで梯子のように急な、手すりがなきゃ絶対ムリな螺旋階段です。
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それぞれの階は、せいぜい6畳もない広さ。
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それでも暖炉とトイレは、各階に設置されていました。勿論、超急降下ボットン式です(笑)。
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暖炉の脇に、不思議な模様の蝋印を発見。
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非常に急な上に真っ暗な螺旋階段を上り詰めて(結構緊張)、屋上に到着。
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これは、城の南東に広がる丘陵地帯です。丁度、紅葉の美しい季節でした。未だ紅葉の始まったばかりの木もあれば、既に葉をすっかり落とした裸木もあります。イギリスの紅葉は、日本のように一気にドラマティックな変化を遂げる訳ではないのです。
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こちらは南西側。最初にこの城を訪れたのは、イギリスに住み始めて間もない頃でした。その時は、こんな風に塔には登れる仕組みではなかったと記憶していますが、10年の間に整備されて、一般公開されるようになったようです。
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ここの四隅の塔は内部が全て六角形なのに、南東の塔の内部だけは、何故か正六角形ではなく不規則な六角形になっていました。
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四角い東塔と円柱の南東塔と、城主夫妻の居室が在った部分。
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礼拝堂だった部分。かつては、この窓にステンド・グラスが嵌め込まれていたようです。その頃ステンド・グラスは大変高価だったのに違いなく、エドワード卿の財力を物語っています。
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礼拝堂の床に、当時のタイルが少しだけ残っていました。あ、南塔の暖炉の文様はコレだ。
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北東塔の内部も、少しだけ登れます。
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楼門から上部へ登って、北西塔へ渡ることが出来ます。部屋の一部が再現されていました。
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城の内部全体を実感するのには、ここは最高のスポットみたい。
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中世の衣装も再現されていました。当時、布地や衣類は大変貴重だったので、虫に食われては一大事。そこで虫を避ける為、着ない間は臭いトイレの上に干していたそうです。…それは…、避けるのは虫だけではなかったことでしょう。
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堀に囲まれた城内部に入らなければ、高い入場料を払う必要はないので、周囲は地元周辺の人々の、格好のピクニックや犬の散歩スポットになっているようです。
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要塞としての意味が強い、無骨なノルマン様式の古城を中心に見学して来たせいか、生活を優雅かつ贅沢に楽しみ始めた時代の城との違いを、はっきりと感じました。塔に登れるようになったお陰が、大きいと思います。最初に訪れた時より、この城に対してずっと充実した印象を得ました。
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最後に、やっぱりNTのティー・ルームでクリームティーの〆となりました~。
 


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by piyoyonyon | 2017-11-29 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

フィリグリーとアンバー色ラインストーンのブローチ

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ラインストーンはアンバー色のみ、台座は古美銅色で、色味的には地味ですが、ラインストーンの大きさと、台座の組み合わせ方や立体感が、中々インパクトの有るビンテージ・ブローチです。全体の直径は5cm位で、中央の一番大きなラインストーンは直径2cm程あります。
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一番大きなラインストーンの周囲に、直径9mm位のラインストーンを四つ並べ、その合間に、透かし金具を円錐状に丸めた物を配置しています。この円錐状金具の使い方が印象的で、初めて目にした仕様です。
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台座には本当に銅が含まれているらしく、部分的に緑青を吹いていますが、裏面は綺麗なので、一応使用には差し支えなさそうです。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-28 15:37 | アクセサリー | Comments(0)

ポーランドの木製人形 8

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久々~に、大好きな古いポーランド産の木製人形を、フリーマーケットで手に入れることが出来ました。結構コレクターが居るらしく、アンティーク・モールとかネット・オークションでは、底々高く売られているアイテムだから、もうフリマではすっかり見掛けなくなっちゃった、と残念に思っていたところです。
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この人形には、服に幾つかのパターンがあり、今回手に入れたのは、前にも入手したことのあるプリント・ワンピース+白エプロン・タイプです。エプロンが切りっぱなしのかなり悲しい仕上がりですが、白くトリミングされたワンピースのプリント生地は中々の可愛さです。髪は剥げ掛かって大分乱れていたので、後頭部をポンドで貼り付けてまとめました。また、目の片方の彩色が欠けていたので、リペイントしました。それ以外は、ニス焼けも衣装の色褪せもなく、割と良い状態で十分可愛く見えます。
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こつこつ集め続けて、これで記念すべき10体目となりました。いつかこの人形で、赤頭巾ちゃんタイプと、貴重な(?)ポーランド本国の民族衣装タイプが、手に入れば良いなあと思っています。




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by piyoyonyon | 2017-11-27 15:25 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

チロリアンなビンテージ・ハンカチ

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オーストリアのお土産に良くある、日本の漫画みたいなシンプルな人物画が、民族衣装を着てプリントされた布ですが、ハンカチは初めて目にしました。大抵こんな図案が使用されているのは、織物かテーブル・クロスや付属のナプキンかエプロン等の厚手の布です。オーストリアのお土産ハンカチであれば、必ず高山植物柄の刺繍です。そこで、これなら生地も薄く柄も小さいから、ドールの服作りに持って来いだと思い購入。しかし、人物が中心に向かって立っている為、ハンカチの端をスカートの裾に利用する場合、天地が逆になってしまう事を、家に帰ってから気付きました~。
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でもまあ、ハンカチの柄として十分可愛いから、良いって事にします(笑)。中央の地は水玉だし、ハートと花の可愛いボーダーも入っているし。
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人物は男女混合全部で8人で、それぞれ衣装が違います。こんなシンプルなイラストでも、多分これはどの地方の衣装…と、正確に決まっているのだと思います。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-26 15:31 | ファブリック | Comments(0)

MOP製花付きブローチ

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そんなに珍しいタイプではない、一輪の花を模った小ぶりのビンテージ・ブローチなんですが、捨て置けない少女っぽい可憐さがあります。
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ポイントとなるのは、花を模したらしい星型のマザー・オブ・パール。その周りに、AB加工のラインストーンが並び、葉や茎の上にもラインストーンが鏤められています。
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金古美色の台座がシックです。台座の葉の一部は透かし細工のようになっており、良く見ると結構面白い凝ったデザインです。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-25 15:34 | アクセサリー | Comments(0)

ミルキー・ガーデン

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このドレスは、百均ショップ「セリア」で、この造花に出会った時にデザインを思い付いたもの。ミルク色の朝靄の庭園に佇む少女みたいに見えれば…と、勝手にイメージして作りました。
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実際には、やはり花弁が人形用には大き過ぎた為、多くは自分で小さくカットしてから縫い付けました。
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でも、アート・フラワーを趣味にしていない限り、この造花の繊細な色合いや斑っぽい染め、型押しが自分では作れないので、やっぱり買って十分役に立っています。
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生地は、生成りのドビー・レースのコットン。それに、ドール・ハウス用の極細ノッティング・レース等、ビンテージ・レースを縫い付けています。身頃&袖のパターン自体は、アール・デコ風のドレスとほぼ同じです。
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ヘッドドレスのボンネットをどうしよう?と考え、結局二種類作って試してみました。幅広のビーズ付きヘアバンドのようなタイプ(写真下)と、後頭部まで覆うレース付き(写真上)のタイプです。
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やっぱり私が作るドール服&スタイリングは、どうも子供っぽくなるなあと、この服を見て実感しました(汗)。それでリカちゃんを専らモデルにしていた訳ですが、やはりmomoko DOLLだと、センスの子供っぽさが顕著に見える気がします。多分今回の主な原因は、スカートの丈やブーツ(本当はもっとロングのブーツを合わせたかった)の長さの微妙なバランスのように思えますが、これは人間の場合にも当て嵌まるので、今後は自分の服装の際にも気を付けたいと思います。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-24 15:33 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ホーンジーの「サミット」のミニ・カップ

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イギリスの陶器メーカー、ホーンジー社の「ヘアルーム」「ブロンテ」「サフラン」「フルール」なら、製造期間が長く余程人気だったからか、今でもフリマやチャリティショップでしょっちゅう見掛け、プロのアンティーク屋で買うのは馬鹿らしい程です。しかし、それ以前のホーンジー社の製品となると、出会う機会がめっきり減ります。この「サミット」と呼ばれるシリーズも、アンティーク・モールやマーケットも含め、私は今まで1、2度しか見たことがありませんでした。これは隣町のフリマの、ダンボール箱に雑多に詰められた、家財処理品らしいガラクタの中から見付けました。そう言う投げ遣りな状態で売られていた割に、ヒビもカケもありません。
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デザイナーはJohn Clappison ジョン・クラッピソンで、製造年は1960年。リップル・ボードのような凹凸の付いた紙を、表面に回し押し付けて縦縞状の溝を作り、スプレーで着色した後表面だけを軽く拭き取り、溝にだけ色を残すと言う独特な方法で製作しているそうです。この黄色(※実物はもっと濃い色)の他にも、赤、黒、アクア等の色のバリエーションがあります。
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高さ5cm位の小さなカップで、本来の用途は何なのか分かりません。もしかしたら、元は4個セットでエッグ・カップだったのかも知れないし、クリュエットの一部だったのかも知れません。シンプルなのに意外な凝った手法で作られ、見た目もシンプルながらポップな楽しさが滲み出て、何気に存在感のあるテーブルウェアです。





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by piyoyonyon | 2017-11-23 15:33 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ペースト・ガラスのブーケ型ブローチ

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1930~40年代に流行ったらしいタイプのブローチで、今でも割と多く見掛け、ビンテージ・ジュエリーとしては全く珍しい物ではありません。ブーケ状に曲げたワイヤーの上に、大抵同色のラインストーンが留めてあります。
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大体この時代までは、ペースト・ガラスと言う、鉛分が多くて加工し易い為、宝石のように手作業でカットされたラインストーンが、ジュエリーに良く使用されました。元々は宝石の代用品として、主にヴィクトリア時代に発展しましたが、やはり輝きは宝石には遠く及びません。しかし今では、柔らかい独特な輝きを放ち、アンティーク&ビンテージのコスチューム・ジュエリー・ファンを魅了しています。
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この時代のブローチは、大きさ的には次の1950~60年代のブローチに比べると概ね小ぶりで、主張も控えめな優しいデザインが多く、返って一般の日本人にとっては使い易い物が多いと思います。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-22 15:25 | アクセサリー | Comments(0)

再びデヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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P太と義母とのシュロプシャー旅行で、今回の一番の目当てで最後の目的地、バラのブリーダー会社デヴィッド・オースティン社の直営バラ園を訪れました。
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ここは、庭園として美しいだけでなく、オースティン社の言わば生きた商品サンプル&カタログで、同社のバラを見て選ぶのには最適な場所です。
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そして、会社が新製品を一押しするのは当たり前です。ここでもその通りで、新しい品種は目立つように多く植えられています。新品種のバラの大きく育った姿を見るチャンスは、一般の店舗や他の庭園ではまずないので、私も自ずと一層注目します。特にERの場合、新しい(特に2006年以降の)品種のほうが、健康的にも寄り優れて、自信がある為に推奨されます。
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今年発表されたのは、この「デイム・ジュディ・デンチ」。「Dame デイム」は「Night ナイト」に相当する女性向けの称号で、ジュディ・デンチは「007シリーズ」のM役としても出演している、イギリスを代表する存在感に圧倒される女優さんです。アプリコット色のバラは、人気が根強いそうです。
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この「ジェームス・L. オースティン」も、今年発売された新品種。初代デヴィッド・オースティンの息子で、二代目の弟の名前だそうです。売り上げの10%がパーキンソン病基金に寄付されることから、恐らくこの方はパーキンソン病を患っているのでしょう。「デイム・ジュディ・デンチ」と共に、独特なうっとりする香りでした。
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その他、この庭園を見渡して、オースティン社が強く推していると分かる新しめの品種の一つが、2013年発売の「ザ・レディ・ガーデナー」。デヴィッド・オースティン氏拘りの、透明感のある花色が素敵。
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この「オリヴィア・ローズ・オースティン」(2014年)も然り。推奨する理由として、花自体の美しさや香りだけでなく、耐病性や育て易さ、花付きの良さ、株のまとまり具合などが総合的に含まれるようです。
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そして、エリザベス女王の長女の名を頂く「プリンセス・アン」(2010年)も、発売から7年経つのに、今も強くお薦めされている品種です。鮮やかな花色が目立って美しいけれど、棘が割と多いのが難点。「御本人も棘棘しいからね!(ズバッ)」と義母。
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昨年発売の「デスデモーナ」は、蕾はピンクなのに、花開くと純白になる魅惑のバラ。香りも非常に強くて心地良く、最近はすっかり鼻の利かなくなった義母が、このバラの香りなら分かると嬉しそうでした。
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「ジ・アンシェント・マリナー」(2015年)は、中心程ピンクの濃くなるのが魅力。
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私が特に惹かれたのは、ERの数少ないランブラー・ローズの一つ「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(2014年)です。世の中の全てのランブラーの中でも、繰り返し咲き、尚且つ香りが良い品種は稀です。このバラの場合、四季咲きの上、ダブル咲きの小さな花弁も花色も香りも、全てが魅力的。ただしランブラーは凄く大きく育つので、もううちには植える場所がないなあ(苦笑)。
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しかしたまに、ここ2、3年の内に発売されたのに、後から何らかの問題が発生・発見されて、早々とカタログから姿を消す品種もあります。例えば、2014年の赤バラ「ヒースクリフ」とか。赤バラは、開発が難しいと聞きます。これは、「テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ」。
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最近のオースティン社のカタログで、この「チャールズ・ダーウィン」(2003年)がかなり推されているのに驚きました。それまでそんなことはなかったのに、今はお買い得な推薦コレクション・セットにも含まれている程です。もしかしたら、最近改良されて質が安定したのかも。
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「ガートルード・ジェキル」「グラハム・トーマス」、そしてこの「メアリー・ローズ」なんかは、発売から数十年経つのに、今でもERを代表する不動の人気です。
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もしかしたら、義母と一緒なら寄るのでは…と密かに期待していたのが、このバラ園付属のティールーム。
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やっぱりお茶することになりました! 義母は食事の量は少ないのですが、いつも何かしらお茶菓子を食べている食いしん坊なのです。三人とも、クリーム・ティーを注文しました。
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食器は、オースティン社のオリジナル。描かれたバラの品種は、うちにもある「ザ・ジェネラス・ガーデナー」です。この食器は、売店や通販でも購入出来ます。
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食べ方が汚くてスミマセン。クロテッド・クリームが良質で、スコーンもさっくり美味しく焼かれて、満足のクリーム・ティーでした。時々ホイップ・クリームしか出さないクリーム・ティーに、バターが付いて来る事があるんですけど、ここのは本物のクロテッド・クリームの他にも、バターが付いていました。因みに、ホイップ・クリームとバターを混ぜると、本当にクロテッド・クリームっぽい味になります…。
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周りを見渡すと、多くの客が「あの三段トレイ」を注文していました。アフタヌーン・ティーは予約制ですが、待っている間、バラ園をぶらぶらしていれば良いようです。
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勿論、バラを買って帰る予定で、このバラ園に寄りました。P太から、車に積めなくなる為一人一株ずつまでと念を押されたので、私も義母もどれを選ぶかウンウン迷いました。前回と違って、鉢植えのバラは人気&お勧めの品種に搾られ、アルファベット順ではなくなっていましたが、欲しい品種は割とすぐに見付かりました。この時期、裸苗は未だ売られていません。
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相変わらず、孔雀がえらそーに店内を闊歩しています。
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トイレにも試供品が置いてあった為、全員その香りの良さに感動したのが、オースティン社オリジナルのバラの香りのハンド・ソープとローション。値段は凄く高いんですが、セットで買うと若干割安になるので、義母は義妹へのお土産に買っていました。
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結局クリーム・ティーの威力で、その日は夕食が必要ありませんでした。お年寄りと旅行するのは大変なこともありますが、義母とは興味やノリが大体共通するから、正直言って実の両親と出掛けるよりずっとラクです。何より、義母が楽しんでくれて本望です。そしてやっぱり、初夏にもう一度このバラ園を訪れたい!





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by piyoyonyon | 2017-11-21 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

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