エイヴォンのクリスマス・オーナメント型ボトル

12月に入ったので、クリスマス関係のグッズを交えて御紹介して行きたいと思います。
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一見、金プラの安っぽいボーブル(クリスマス・ツリー・オーナメント)に見えますが、リング付のトップを除いてガラス製です。しかも、実はボトルになっていて、中にはバブル・バスが詰まっています。様々な形がありコレクターズ・アイテムになっている、アメリカのエイヴォン社の香水瓶の一つです。多分、手頃で無難なクリスマス・ギフトとして発売されたのだと思います。元は、同型で数色のバリエーションが存在したようです。
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外箱も、残ったままの状態で売られていました。どちらかと言うと、このパッケージのデザインが素敵で買いました。まるでゴールデン・ブックスに登場するような、昔絵本らしさが溢れるイラスト。絵のテーマは、「The Twelve Days of Christmas クリスマスの12日」と言う、英語圏では誰でも知っているクリスマス・キャロルに基づいています。
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クリスマス当日からエピファニ(1月6日)の前日までの12日間のことで、愛しい人から一日一種、毎日違った内容の贈り物を貰える(貰って嬉しいかは、現在ではびみょーな内容…)、その数が一日ずつどんどん増える数え歌です。まず一日目は、「A partridge in a pear tree 梨の木の1羽の山鶉」。
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続いて二日目は、「Two turtle doves 2羽の小雉鳩」。只の白鳩に描かれていますが。
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三日目、「Three French hens 3羽のフランス雌鶏」。昔からある歌だろうし、三日目までは、「その贈り物、もしかして料理に使う為?」って内容ですね(涙)。
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四日目、「Four calling birds 4羽の歌う鳥」。とりあえず、鳥モチーフばかりなのが、このパッケージのイラストが魅力的なところ。
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蓋の「Five golden rings 5つの金の指輪」も含めて、歌の五日分までが表現されている訳です。私は、貰えるなら五日目だけで結構ですから(笑)。
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山小屋風チャリティショップで1ポンドで買いましたが、元々は地元の他のチャリティショップでもっと高く売られていたもので、その値札も未だ残ったままでした。箱の蓋のプリントのハゲは、それを剥がした痕。本体&パッケージ共に、クリスマスのワクワクする雰囲気が盛り上がるデザインです。
  
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# by piyoyonyon | 2014-12-01 15:30 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ウェイクハーストで紅葉&キノコ鑑賞

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ナイマンズへ行った次の週、同じくナショナルトラスト(NT)の庭園「Wakehurst Place ウェイクハースト・プレイス」へ行きました。ここへは、例の駐車場がNT会員にさえ有料になって以来、一度も来ていませんでした。ところが今回は、RHS会員の義両親と一緒だったので、無料で駐車することが出来ました。
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生憎、一番見事なカエデの紅葉は、ほぼ終盤で葉がほとんど散っていました。
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でもお屋敷脇のボーダー花壇は、ペンステモンとダリアの花がいっぱいで、まだまだ華やかです。
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この花壇がいつも花々で溢れているのは、宿根ボーダーとは言え、育苗場で季節の花を次々に育てていて、空いた場所に植え込んでいるからのようです。
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ここで沢山の種類のペンステモンを見ていて、うちのクリムゾンの葉の細い品種が、「ジョージ6世」ではなく(商品札にそう書いてあったのに)、実は「ガーネット」であることが判明しました。
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日本では盛夏の花のイメージの強いダリアですが、イギリスでは晩秋まで咲き続けます。
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続いて、壁に囲まれた典型的な英国式庭園、ウォルド・ガーデンはこんな感じ。
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やはりダリアやバーベナ、銀葉植物等が映え、まだまだ見応えある雰囲気です。
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ルドベキア。くすんだオレンジ色の花もありますが、この黄色の花びらと黒いシベのコントラストのが好き。
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ここの庭園のアイコン的な、18世紀製造の鉛製巨大プランター。
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何だか恐ろしい枝ぶりの大木(笑)。垂れ下がった枝が、地面に触れて根付いています。
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モミジの古木が多いことで有名な庭園なので、紅葉の時期は特に訪れる価値があります。
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これはマユミの木かな? 池、清流、湿地と、水辺と植物を上手く組み合わせているのも、この庭園の魅力。
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この「日本の菖蒲園」も、この時期モミジ効果で、かなり日本らしく見えます。
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でもこの季節、ウェイクハーストでの我々の一番の楽しみは、何と言ってもキノコ観察です。こちらは、入り口近くのシクラメンの群生の合間に生えていた、「ヒトヨダケ」。一晩で急に生えて消えるので、和名は「一夜茸」。インクのように溶けるので、英名は「インク・キャップ」です。
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直径20cm位もある、まるでどら焼きのような巨大キノコ。
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そして最も絵になり、一番テンションも上がるのは、やっぱり童話の挿絵に登場するようなキノコ「フライ・アガリック(ベニテングダケ)」。私もP太も、ほとんどキチ★イのようにしつこく撮影します(笑)。毎年大体同じ場所に生えるので、この庭園内での定位置を憶えてしまいました。
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これは生えたて。つまり毒キノコの赤ちゃん。この辺りで、義父が義母から「貴方は、いっつもその大きなカメラを持ち歩いているけど、一体何を撮っているの? 今日だって、一体何枚撮影したの!?」と厳し~く突っ込まれ、渋々(?)我々のキノコ撮影に参加していました。
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何故か水玉がなくて、まるでトマトみたい。
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丁度成熟期で、まるで図鑑に乗るような理想的なキノコ型。
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老齢期に入って、傘が反対側に沿っています。
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これはちょっと珍しい(笑)。他のキノコとコラボレーション! いや、単に侵略されている?? このベニテングダケ、紛れもなく毒キノコですが、主にドイツ語圏では幸運のシンボルとされており、見ているとこんなに嬉しくなるのだから、確かにその効果覿面だとと思います。
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天気は生憎一日中曇天で、暗くおまけに風が強く、撮影が大変でしたが、雨が降らなかっただけ儲けものかも知れません。キノコ観察するなら、やはりこの庭園が一番のように思います。義両親のお陰で、久々にウェイクハーストを訪れることが出来、今年も無事キノコちゃん達に出会えて満足満足(笑)。
  
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# by piyoyonyon | 2014-11-30 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ラベンダーのポプリ・サシェ

仕事のストレスで弱っている友達に、何か元気付けるものを送らねばと思いました。もし日本なら、何かちょこっとした可愛い雑貨や、美味しいお菓子等を送ろうと思い付いたところでしょうが、ここはイギリス。そんなものは全くありません(キッパリ)。そこで、緑のフィリグリーのブローチと一緒に、うちの庭のラベンダーを乾燥させたものを送ろうと思いました。ラベンダーの香りには、気持ちを沈静させて、リラックスさせる効果があります。しかし、そのままラベンダーだけを送っては味気ないので、サシェと言うものを拵えることに。
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一体ラベンダー…に、見えるでしょうか?? 恐らく、世界で一番初歩的&原始的な刺繍です(笑)。リネン地に、ほとんど下描きもせず、刺繍糸6本どりでザクザクと刺しただけ。葉と茎には、グラデーションの刺繍糸を使用しています。袋の角の処理をちゃんとしなかったので、長方形ではない変な形になっちゃいましたね。一応、枕に忍ばせたり、クローゼットに下げたりして(虫除けにもなる)利用できます。
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裏面は、こんな風になっています。中央がパカッと開き、ボタン不使用で中身を出し入れ出来る仕組み。クッションカバーを作る際も、良く利用する手です。中には、不織布の出汁袋に乾燥ラベンダーの詰め込まれたものが入っています。なので、このサシェも、元々出汁袋サイズに作ってあります(笑)。来年になったら、またフレッシュな香りの乾燥ラベンダーを送って、詰め替えてもらおうと思います。
  
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# by piyoyonyon | 2014-11-29 15:25 | ファブリック | Comments(0)

スウェーデンの木靴のミニチュア

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スウェーデンでは、民族衣装に合わせて、木靴(英語ではclogs クロッグ)を履いていることがあるのを見掛けます。そして今でも、現在のファッションにマッチする、「モヘダトフェール」等のサボが生産されています。しかし、こんな木靴のミニチュアが、スウェーデンに存在するとは知りませんでした。形的には、伝統的な全体が木製のクロッグではなく、靴底だけが木で出来た、甲部分は皮製(またはビニール)の現代風のサボなので、もしかしたらサボ・メーカーのノベルティか何かで、スーベニールではないかも知れません。
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黄色い甲に、釣鐘草のような青い花がハンドペイントで描かれ、正にスウェーデン色。
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更に、黄色と青のスウェーデン色の織りの紐で繋がれています。…この紐、何かに似ていると思ったら、IKEAの青バッグのハンドルと同じだ(笑)。そして内底には、トナカイ横断注意の道路サイン風のシールが。こんな可愛いサボの、もし人間用にフリマで出会えたら、絶対買うんだけどなーと思いますが、イギリスのフリマでは、私に合うサイズには出会えそうもありません。さっさと諦め、本国へ行って買うべし。
  
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# by piyoyonyon | 2014-11-28 15:38 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ナイマンズで秋の森を散歩

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晴れた週末、紅葉(&キノコ撮影)を楽しみに行こう!と、割と近所のNymanns Gardens ナイマンズ庭園に出掛けました。明け方までは雨が沢山降っていたので、ウェリーズは欠かせません。
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紅葉自体で言うと、日本のほうがずっと劇的で見応えありますが、イギリスでは、都市周辺でも自然を楽しむ場所が豊富にあるのが良いところ。ここでは、紅葉は数週間で一気に変わるのではなく、木の種類に寄り数ヶ月掛けてゆーっくり進みます。でも暇さえあれば、ちょくちょく出掛けて、長く楽しむことが出来ます。
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右下に写っている木なんて、もう冬枯れになってるでしょ?
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普通イングリッシュ・ガーデンの一番の見頃は6~7月ですが、このナイマンズは、返って秋に実力を発揮するんじゃないかと思える位、秋の花壇が充実しています。これはバラ園の外側。この時期は、セージやフーシャ、ダリアが見事です。
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まるで、ビンテージのエナメル・ブローチのようなダリア。
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出入り口の売店で、このチェリー・セージの鉢苗が特価で売られていました。帰る時には、人気で売れたらしく、かなり数が減っていました。
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目が覚めるような、青いセージも素敵。
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もこもことフロッキー加工のような、メキシカン・ブッシュ・セージ。耐寒性が弱いと聞くけれど、毎年植え替えしているのかな。
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まるで着物の柄のような、小菊の群生。
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蝶も未だ飛んでいます(虫嫌いな方、御免なさい! 私もですが)
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バラ園自体も、結構未だ花が咲いていました。
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一番花付きが良かったのは、この「Old Blush China」。 アイルランド民謡「The Last Rose of Summer 夏の名残りの薔薇(邦題:庭の千草)」のモデルは、このバラだと言われています。
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香り豊かなイングリッシュ・ローズの、「Strawberry Hill」。この品種名は、有名な建物の名前からとったそうですが、花色も丁度苺のシャーベットみたいな色をしています…。
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新しく入り口に出来た案内板地図を見て、このボーダーが、実はとても広大なウォルド・ガーデン内の一部だと言うことに、初めて気付きました。道理で、石塀の門がある訳だ。
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正午を過ぎると、駐車場の空きを確保するのが難しくなる程人気のナイマンズ。今回は、お弁当を持って午前中に到着しました。この廃墟のお屋敷の前で、お昼を頂きます。今日のメニューは、ベーコンとブリー・チーズとオニオン・チャツネのパニーニ。
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前回はスカビオーサで溢れていたサンク・ガーデン(窪んだ庭)は、こんな状態になっていました。
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今回は、紅葉を楽しむのが一番の目的だったので、久々に谷間の森の中を歩くことにしました。途中牧草地がかなりぬかっており、ウェリーズを履いて来て正解。
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最近遊歩道を整備したらしく、ゴロゴロとした砂岩が敷き詰められていました。底の厚い靴も必須。
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所々で、こんな彫刻を見掛けました。倒れた木を削ってあるのです。この他にも、立ち枯れした木にフクロウの彫刻を創作中でした。
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陽に透ける、何かの赤い実。(ちょっとピンボケ)
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この木の、地上2m位のところにシダが育っています。
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気温は例年より未だ高めだったので、思ったよりキノコには出会えませんでした。しかし、極上の森林浴を楽しめました。
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一番紅葉が進んでいたのは、この一角。大きな樫の木は、最早葉が散り始めていて、この週末が最後と言う状態でした。
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この日は、平均気温より5度以上高く、歩くと汗ばむ程の暖かさでした。トレッキングの後は、お決まりのアイスクリーム・コース。ここのアイスクリーム屋台はソフトクリーム専門なのですが、時々こんなノスタルジックなものが食べたくなります。戸外で食べるアイスクリームも、今年はこれが最後かなあと夫婦で言いながら味わいました。例え近場でも、こんな綺麗な秋の日を無駄にしなくて、本当に良かったと思います。
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# by piyoyonyon | 2014-11-27 15:21 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

トプシィ&ティムの水曜日の絵本

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1970年代に書かれた、イギリスの双子のきょうだい「トプシィとティム」の絵本、これは水曜日のお話です。
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ある朝、二人が窓から前庭を眺めていると、見知らぬ黒と白の兎が、パパの植えたマリーゴールドを食べているのが見えました。早速保護して、兎をダンボール箱に入れて、二人は大喜び。
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もっと兎と遊びたかったけど、パパとママに急かされて、後ろ髪を引かれながら学校へ行く時間となりました。「学校へ行ったら、メイポール先生に、迷子の兎の心当たりを聞いてみてちょうだい」とママ。
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学校に着いた二人が、先生に尋ねると、先生はクラス全員に、「誰か、黒と白の兎を失くしたかも知れない人を、知っている人はいませんか?」と聞きました。すると、クラスメイトのジョニーが手を上げて、「フィッシュウィックさんです」と答えました。更に、「彼は僕の隣に住んでいて、そういう兎を飼っています」と言いました。
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下校時間に、ママが学校に双子を迎えに来て、それを聞き、「じゃあ午後には、フィッシュウィック氏に兎を返しに行かないといけないわね」と言いました。それを聞くやトプシィは、もう兎と遊べなくなると分かり泣き出しました。ティムも、足を引きずって歩きながらションボリ。ところで信号機の脇に、馬車が描かれていますね。幾ら70年代でも、馬車はないだろう…と思われるかも知れませんが、今でもイギリスでは、時々公道を馬車が走っているのを(都会でも)見掛けるんですよ!
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食事をとっている最中も、兎がダンボール箱から飛び出て来てじゃれ付きます。何も知らない兎は、すっかりトプシィ達に懐いています。
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ママは、兎をチャック式のバッグに入れて、フィッシュウィックさんの所へ連れて行きます。…ちょっと御近所に行くだけなのに、ママの格好のお洒落なこと! 手には手袋も嵌めます。「もしあんた達が良い子にしていたら、フィッシュウィックさんは、兎を訪ねに来ても良いって言ってくれるかも知れないわよ」と言われては、二人は大人しく兎を見送るしかありませんでした。
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この時代は、子供だけでも留守番してもOKだったのですね。現在のイギリスでは、12歳以下の子供だけを家に残すことは、例え数分買い物に行く間だけでも、法律で固く禁じられています。ママはすぐに帰って来ましたが、何故か未だチャック式のバッグを、大事そうに持っています。
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バッグを開けると、あの黒と白の兎が飛び出て来ました。「フィッシュウィックさんが言うには、この兎はもうあんた達のものだって」 兎は、晴れてトプシィとティムのものとなったのです。「ただし、ちゃんと世話して、正しい餌を上げるって約束しなくちゃ駄目よ」 ---ところで、ドアの上の黒い怪しい線は、版のミス??
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子供達は、兎に「Wiggles ウィグルズ(鼻や耳をひくひくさせると言う意味)」と言う名前を付けました。パパが帰宅すると、ウィグルズ用の小屋を作ってくれました。イギリスでは、料理の出来るお母さんは少ないようですが、DIYの出来るお父さんは多いようです。表紙に描かれた兎小屋が、その出来上がったものです。
  
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# by piyoyonyon | 2014-11-26 15:31 | 本・メディア | Comments(0)

緑のムーングロウのフィリグリー・ブローチ

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緑色の好きな友達用に買った、ビンテージのブローチです。エドワーディアンからデコ期に流行した、透かし座金(=filigree)の繊細でクラシックな魅力が、凝縮されたようなデザインです。幅は4cm程度で、花や葉のようなモチーフが重ねてあり、本当に凄く細かい緻密な細工です。結構立体感もあります。
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台に鏤められた石は、緑色でまとめてあります。その中でも一際目立ち、このブローチのデザインに奥行きを出しているは、中央で不思議な輝きを放つ、オリーブ・グリーン×乳白色の、ムーングロウの楕円のカボション。まるでマスカット・キャンディのようで(いつも発想が食い意地張っていて恥ずかしい…)、とろんとした質感も魅力です。これはアクリル樹脂のルーサイトではなく、ガラスのようです。実はカボションの端が欠けていますが、実物大ではそんなに目立ちません。製造国は、恐らくチェコではないかと思っています。
 
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# by piyoyonyon | 2014-11-25 15:37 | アクセサリー | Comments(0)

もっちもちハワイアン・バター餅

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その日は一日中大嵐で、フリーマーケットにも行けない退屈な日曜日でした。そこで、「ええい、ケーキでも焼いたろ」と思い立ち、前から作ろうと思っていた、「ハワイアン・バター餅」なるものを作ることに。これは、例えハワイを何度観光で訪れようとも、現地に友達が居るかホームステイでもしない限り、一般のお店では味わえない、ハワイの家庭の味だそうです。小麦粉の換わりに餅粉を使い、牛乳だけなくココナツ・ミルクを加えているのが特徴的なケーキです。私がこのお菓子に興味を持ち始めたのは、外側がカリッと焼けて中がもっちもちと言う、非常に好みの食感だと聞いたから。それに、餅粉やココナツ・ミルク等、大抵家に常備してある食材だけで出来ます。幾つかのレシピを拝見して、

餅粉(またはだんご粉):200g
ベイキング・パウダー:小さじ半分
三温糖:100g
溶かしバター:30g
卵:一個
ココナツ・ミルク:100cc
牛乳:100cc
バニラ・エッセンス:少々

・・・の配合で作ってみました。大抵のレシピは、これより砂糖とバターの割合が多いようです。作り方は、

1.オーブンを予め180Cに温めておく。
2.材料を全部混ぜる。
3.型に流して30~40分位焼く。

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たったこれだけです。粉をふるう手間もないので、本当に簡単です。一般的には、四角い天板に流して焼いて、四角くカットするみたいですが(だからケーキじゃなくて「餅」と呼ばれるのかも)、私は丸いケーキ型を使いました。切ってみて、既に相当弾力がありました。切り口が、半透明に近い茶色いのが分かりますか?? 食べてみて、外側はクリスピー、中は本当にもっちもちのプルプル! 私に影響されてモチモチな食べ物が好きなP太も、凄~く気に入っていました。温かいほうが美味しいので、少しずつ切り分けて、冷めたものはオーブン・トースターで温め直して食べました。もし胡桃入りで、三温糖の代わりに黒糖で作れば、多分「ゆべし」のようになりそうです。表面は甘いのですが、中は然程でもありません。でも次回は、もう少し砂糖とバターを減らして挑戦してみるかな。グルテン・フリーですけど、凄くハイカロリーなケーキなのです。しょっちゅうは食べられません! 私はお菓子には、無塩バターでなく、微塩バターと言うのを使っています。そのほうが、家庭で焼くお菓子らしくて美味しいように感じます。
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P太の勧めで、義両親の家にも持って行くことにしましたが、以前義母が日本の餅を食べられなかったので、「ヨーロッパには元々こういうモチモチ食感の文化がないから、受け入れるのは無理なんじゃないか」と懸念していました。義両親や義妹夫婦に試食してもらいましたが、案の定アジア人の義父以外には、変わり過ぎたお菓子で駄目だったようです。このモチモチ感の良さが分からないなんて…、やっぱり西洋人と理解し合うのは難しい!と痛感した瞬間でした(大げさ)。
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# by piyoyonyon | 2014-11-24 15:25 | 飲み物・食べ物 | Comments(2)

人形用ハンドニットのワードローブ

何処かの誰かの手作りです。バービー人形等1/6サイズ・ファッション・ドール用の手編みの服が、何着かビニール袋にパンパンに詰まって、フリマで一袋10ペンスで売られていました。姪っ子用に一袋買いましたが、その前に中身を確認し、ついでにちょこっと撮影。入っていたのは、左上から時計周りに、ミント・カラーのスカートのホルターネックのロング・ドレス、ブルーのフリルの付いたサーモン・ピンクのブラウス、少しジプシー風の赤いスカートのドレス、御揃いのマフラー付きサックス・ブルーのセーター、花刺繍とリボンの付いたエプロン、マーメイド風のドレス(カラフルな裾と袖のみクロシェ編みのようです)。赤い筒状のは、多分タイト・スカートだと思います。ドレスやエプロンの裾には、ケミカル・ピコレースが縫い付けてあります。
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試しに、シンディちゃんにも着せてみました↓。毛糸のもこもこエプロンが、意外な可愛さです。いつも、こういう「何が何でも無理矢理全部ニット編みの人形用の服」を、ダサダサと馬鹿にしている私ですが、実物を手にとってみると、作り手の愛情がひしひしと感じられて、胸がきゅんと熱くさえなります。特に今回買った服は、未使用のように状態も良く、ゲージも割と高くて素材も柔らかく、全体的にふんわりした優しい色合いなので、心までほんわかします。言わば、全くイケていないのは確かだけど、凄~く愛おしい存在。どんどん作り手も減って来ているようだし、イギリスの文化遺産として、保護活動をして残して欲しい程です。
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勿論姪は、こんな全部ニット編みのヘンテコなドレスでも大喜びで、早速全部をデイジー姫人形に着せていました。最近は、人形の着替えをする手つきも慣れて、大分危なっかしくなくなって来たようです。そして実際着せてみると、思った程は変ではありませんでした(笑)。今のイギリスの女の子は、次から次へと新しい人形を買って貰えるし、メーカー側もそういう戦略で商品を開発しているから、全般的に着せ替えには余り興味がないようですが、姪は、私の希望(企み)通り、人形の着せ替えが大好きに育ちました。
  
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# by piyoyonyon | 2014-11-23 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

中世の王家の狩猟場で森林浴

フォレスト・ロウの村から、クラフト・フェアが開催されたお屋敷沿いの、森の中の道路を、再び通って帰りました。途中、展望台があるので車を止めて、しばしティー・ブレイク(いつでも何処でも紅茶入りポットを持ち歩く)。ここは、「クマのプーさん」で有名な、「Ashdown Forest アッシュダウンの森」の南西の端です。
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標高差の少ないイギリス南東部ですが、所々に眺望の良い高台があり、こんな景色を眺めることが出来ます。一番奥に霞んで見えるのは、North Downs ノースダウンズの丘並み。
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古いマーケット・タウン、 East Grinstead イースト・グリンステッドも見えます。町が丘の上に横たわり、頂上らしき場所に、ノルマン様式の教会が立っているのが分かります。
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周囲の森は、針葉樹に白樺等が混ざった雑木林。
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森の地面は、大きなシダ植物に覆われています。ここには鹿も沢山生息しているらしく、周辺の道路では、「鹿(横断)注意」のサインも良く見掛けます。
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イギリス南東部のケントやサセックスには、「weald ウィールド」と呼ばれる独特な森林丘陵地帯が広がり、かつては豊富に採れる木材を利用して、製鉄所、つまりタタラ場が点在していたそうです。その中でも、海抜が最も高めのこのアッシュダウンの森は、中世からチューダー時代に掛けて、イングランド王室の狩猟場とされて来ました。当時は、堀と木塀(または柵)で囲まれていたそうです。この場所は、その塀の34もあった門の跡の一つ。狩好きのヘンリー八世は、特にこの森を頻繁に訪れていたようですが、後に二番目の妻となる、ヒーヴァー城のアン・ブリンに会いに行く為と言う目的もあったようです(その際滞在したのがBolebroke Castle)。あの残虐な王様のことだから、もし庶民がこの狩猟地に入りでもしたら、即刻処刑かと思っていたのですが、普段は地元住民は、この中で薪を拾ったりすることが許可されていたそうです。17世紀の終わりには、森の半分が一般人に払い下げとなり、残りは「common」と呼ばれる 公有地となりました。今でも、南東部最大の約2500ヘクタールの森が、良く整った遊歩道付きで、一般人に解放されています。
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# by piyoyonyon | 2014-11-22 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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