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アール・デコのウラン陶器のトースト・ラック

1920~30年代には、放射性物質のウランが、ガラスの着色だけでなく、陶器の釉薬にも使用されていました。一般的に「ウラン陶器」と呼ばれるアイテムは、濃いオレンジ色で、もし通気の悪い室内で大量に保管している場合、気分が悪くなる程放射線量が高いと言われています(ひえ~)。しかしその他にも、絵付けされた陶器の上に、ほぼ透明に釉掛けされたものが存在することも分かり、P太のウラン・マニア心を俄然くすぐりました。こちらは、放射線量も全く大したことはなく、返って同時代のウラン・ガラスよりもずっと低めです。アール・デコらしい洒落たフォルムで、手描きで絵付けされた、中々魅力的なデザインのテーブル・ウェアが多いのですが、プロの店では大きなセットばかりな上、実際食器としては使えないこともあり、今までP太は買えずにいました(と言うか、場所を取り過ぎるので私が禁止していたw)。
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ところが、キングストンのアンティーク・モールで、トースト・ラックだけ単品で売られているのに出会いました。実は、同柄の大きなティーセットも直ぐ側で売られていたのですが、何故かトースト・ラックとジャム・ポットだけは、そのセットから外されて販売されていたのです。トースト・ラックのほうがアイテム的に面白く、フォルム的にも凝っていて素敵なので(値段も安かった)、トースト・ラックを買うことを勧めました。
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イングリッシュ・ガーデンらしいタチアオイのような花が、このスタンドの出っ張り同士の隙間にどうやって?と、不思議に思うように描かれています。写真では上手く撮れませんでしたが、実は薄~く黄色い釉薬が掛かっています。この黄色にウランが含まれる訳で、部分的には濃い目に溜まって見えます。「トースト・ラック」と言うのは、その名の通りパンのトーストを立て並べる為の食器で、イギリス独特のアイテムです。今はどうか知りませんが、日本でもお馴染みの食パンをスライスしたものは、何せ昔はヨーロッパの他の国には存在しませんでした。銀やステンレスなどの金属のトースト・ラックもありますが、この陶器の古風な雰囲気は、ビンテージ(しかももうじきアンティークに育つ)ならではだと思います。
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ウラン・ガラスに比べると、輝きは薄くて劇的ではないし、まあはっきり言って発光自体はつまらないのですが、単なるビンテージ陶器としては中々可愛いく、カード・ラックとして実用出来るところもマルです。今のうち、この手のウラン陶器をアンティーク・モール等で、出来るだけ多く見て学習しておいて、夏にフリーマーケットで単品を安く手に入れたい、と言うのがP太の計画です。
  
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by piyoyonyon | 2016-01-30 15:33 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ウラン・ガラスのグラマラス・ブローチ

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キングストンのアンティーク・モールで出会った、これぞウラン・ガラスの魅力が最大限に発揮されたようなビンテージ・ブローチです。今まで私が手に入れた古いブローチの中にも、ウラン・ガラスのラインストーンが幾つか混じっていましたが、それは部分的にだけで、全て、またはメインがウラン・ガラスじゃない限り、「ウラン・ガラスのビンテージ・ジュエリー」とは呼べないんじゃないかと思いました。その点このブローチは、本当に全ての石がウラン・ガラスだし、一粒一粒が大きめで、更にウランの含有量が高いらしく発光は強めです。
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自然光の下で普通のラインストーンとして見ても、十分美しい輝きです。
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1940~50年代頃の製造だと思いますが、その割に放射線量は割と高めでした。買ったのはまたしてもP太だけど、どうせ管理するのは私。裏は、オープンではなく金属台座で塞がっているので、実際ブローチとしても全く問題なく着用出来ますから、使っちゃおうと思います!
  
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by piyoyonyon | 2016-01-28 15:26 | アクセサリー | Comments(2)

キングストンのアンティーク・モール 2

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キングストンのアンティーク・モールの記事の続きです。モール内のポーリッシュ・カフェでの昼食後、残りのアンティーク・モール内を巡ります。
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グラスゴー・スタイルの柄が魅力的な、陶器の洗面ボウルとピッチャー。コスチューム・ドラマ等を見ていると、昔はこれをベッド脇に置いて、起床後顔を洗ったようです。
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黄緑色の部分だけウラン・ガラスの、ヴィクトリア時代のものらしい花瓶。
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上はルーサイトのインタリオのブローチ(ただし彩色ナシ)、下は、多分これと同じ、ヴィクトリア時代のセルロイド彫刻のブローチ。
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P太が「(千と千尋~の)釜爺の引き出し」と呼んだ、漢方薬局の薬箪笥。その上には、日本の人形用かも知れない小さな蒔絵箪笥が。
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二階に登って左手は、特に女性的なアイテムが多く揃っていてワクワクしました。
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イギリスではアンティークかビンテージでしかお目に掛かれない、毛皮のコート。
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結構惹かれた、シープスキンのような素材のクロシュ。
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写真上部に、幾つ持っていても足りないルーサイトのインタリオのブローチが写っています。
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チェコのフィリグリーのビンテージ・ブローチは、プロの店ではこの位の値段(18ポンド)がするのかあ。
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とても好みのイラストの陶製キャニスター。余りにお洒落過ぎて、現代のリプロ物かと疑いました。
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デンマークのビョルン・ヴィンブラッドのデザインのボウル。
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最奥には、1960~70年代中心の小奇麗な古着専門店が。
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こんなマキシ丈のドレスは、スウィンギングの時代ならではですね。素材は、テロテロの化繊と言うのが圧倒的に多いみたい。
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グルーヴィー感ではブライトンの古着屋のほうが上だけど、値段的にはロンドン中心部よりかなりお得なんじゃないかな。
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結局このアンティーク・モールは、アンティーク+レトロ・ビンテージ+ジャンクの割合が程良く、アクセサリーや布物、古着など女性的なアイテムも豊富で、尚且つ古物屋としては明るく清潔で、良質なアンティーク・モールだと感じました。何より、ルイスのポーランド陶器カフェでポーランド料理が食べられなくなった今、ここのポーリッシュ・カフェの魅力は捨て難い! しかし、キングストンは結構大きな街で、その上このモールは中心部にある為、駐車場所を探すのが大変でした。止むを得ず、いかにも貧しい雰囲気の団地街に駐車しましたが、イギリスとしても非常にゴミが散らかっているし、ベランダからゲロを噴射する住民は居るしで(うえ~)、そんな荒んだ場所で車上荒らしに会わなかったのは、幸運だったかも知れません。

  
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by piyoyonyon | 2016-01-22 15:38 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

キングストンのアンティーク・モール 1

夫婦で古物番組を見てたら、グレーター・ロンドン西部の「キングストン」と言う町のアンティーク・モールが登場していて、中々規模が大きく充実しているようだったので、あそこならうちからそう遠くないと、昨年末に行って見ることにしました。因みに、「キングストン」と言う地名はイギリス中に沢山あり、ここは正式には「Kingston Upon Themes テームズ河畔のキングストン」と呼ばれます。
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その「Kingston Antique Centre キングストン・アンティーク・センター」がここ。「Old London Road オールド・ロンドン・ロード」と言う、昔の救貧院などの建物が残る袋小路(注:徒歩では通り抜け出来る)に所在し、周囲にはビンテージ・ドレス・ショップや、大きめのチャリティショップもあります。
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中に入ると、まず高級そうな大型家具類が目立ちますが、その合間には中々魅力的な陶器類が。
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スージー・クーパーのアール・デコ時代の(ドレスデン・スプレイ?)テーブルウェア。
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でも奥は、好みのごっちゃりした、一般的なアンティーク・モールでした。
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我々の一番のお目当ては、やはり今回もウラン・ガラス。これは大きなトロフィー型のボウル(?)で、値段は100ポンド以上します。
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小さなソルト&ペッパーなのに、125ポンドもする大人気のクラリス・クリフ
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古いビスク・ドールや市松人形は、人形好きの私にとっても怖いのですが、好みのポーランドの木製人形が混じっていました。特にポーランドの民族衣装を着たタイプ(中央)のは、いつか必ず欲しい…。
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イギリスのアンティーク・モールの例に漏れず、店内は結構複雑な構造になっています。こんな不思議な階段で、二階に続きます。
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チェコのアール・デコ時代のフィリグリーのアクセサリーが充実。
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中央のクリップ式ブローチは、私のものに似ています。
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非常に繊細で美しい、マザー・オブ・パールのピアスド・ワークのブローチ。直径は6cm位。今まで壊れずに存在してるのが奇跡だし、例え実際手に入れたとしても、壊しそうで着ける勇気がありません。
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奥中央の、シュガー・ピンクの縁の小鳥柄の皿が結構気に入りました。P太には「子供っぽいんじゃない?」と言われましたが、そこが良いんじゃん。
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フランスの1920年代の、ピアノ型の小箱(アクセサリー入れ)だそうです。
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古いビスク・ドールには珍しく、余り怖くない顔の民族衣装人形。服の造りが凝っていて重厚です。
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人形が座っているフォークロア調のトールペイントの椅子も、中々素敵でしょ。
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ここで、古物以上に私が興奮したのが、中二階のような場所にあるカフェ。このモール内にカフェがあるとは、予め調べて知っていましたが、ポーリッシュ・カフェとは知りませんでした。小さめですが、ピエロギやビゴシュ、グラーシュ等の代表的なポーランド料理を、手頃な値段で提供しています。
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昼食の未だだった私達は、ここで食事をすることにしました。P太が頼んだのは、ポーランド餃子「ピエロギ」。「ザワークラフトとマッシュルーム」「挽肉」「カッテージ・チーズとポテト」の代表的な三種類のフィリングがあり、頼めばミックスも可能です。つるんモチモチとした皮も、中身も凄く美味しい~。
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私は、ポーランド風トマトソースのロール・キャベツ(パン&バター付き)を注文。ハンガリーのこってりパプリカ味のロール・キャベツに比べ、口当たりはマイルドでしたが、実はかなり胡椒等のスパイスが利いていました。肉厚のキャベツも中身の挽肉もトロトロに煮込んであり、塩梅も丁度良く実に好み。値段が安いので、最初は小盛りだろうかと思っていましたが、結構ボリュームあり、結局その日は夕食不要でした。
記事が長くなって来ましたが、未だ見終わっていないブースが残っているので2に続きます…!
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by piyoyonyon | 2016-01-21 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ヴィクトリア時代のウラン・ガラスのボート・ディッシュ

ある日P太が、仕事帰りに地元の商店街に立ち寄って一通り歩いてみたら、どの街とも変わらないチェーン店しかなく、商品も皆似たり寄ったりなものばかりで、改めてイギリスのショッピングが余りにもつまらないことに、落ち込んでまで帰って来ました。よし、それなら次の週末、またアンティーク・モールでも行くか!と誘ってみると、P太大賛成。そこで、義両親の家に行く途中、ウェスターハムのアンティーク・センターに寄りました。ここは小規模ですが、ジャンク率が高そうなのを憶えていたのです。
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そして狙い通り、ここで素敵なウラン・ガラス器に出会いました。ルイスのアンティーク・モールで見掛けた、ヴィクトリア時代の40ポンドもするウラン・ガラスのボート型皿のハンドル無し版です。「Davidson」と言うイギリスのメーカーで、このデザインのシリーズ名は、アメリカでは何故か「William & Mary」と呼ばれているそうです。こういう黄色に乳白が混じったウラン・ガラスの色を、一般的に「プリムローズ」と呼ぶようです。ルイスで見掛けたものは、ハンドルが不自然に引っ付いて見え、しかも場所を取りそう&壊れ易そうで、ハンドル無しのほうがバランス的にはずっと良いと感じました。しかも価格は、ルイスの物の半額以下。
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元々の値段は18ポンドでしたが、15ポンドに負けて貰いました。アンティーク・モールで値切れるなんて、古物番組「バーゲン・ハント」の中だけだと思っていましたが、その店で前にレジに居た女性客が、5ポンドの商品を2ポンドに値切ろうとしていて、店主が「うちは10ポンド以上の商品じゃないと値切り交渉に応じません」と話していたのを、P太はしっかり聞いていたのです。店主は、P太には気前良く負けてくれました。
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今まで手に入れたウラン・ガラスは、ブラック・ライトを当てると美しく発光するものの、単なるガラス器としては、余りビンテージorアンティークらしくはありませんでした。ところが今回のは、初めて自然光で見てもアンティークらしく、何度眺めても飽きないうっとりする美しさに、私もP太も大満足。ホタテ貝のようなレリーフ模様も、三日月のような色と形も可憐です。放射線量のほうも、今までのウラン・ガラスの中ではぶっちぎりの高さ。それでも、人体には問題ありません。今ではP太の放射能に関する知識も、相当なものになりました。
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義両親の家へ行くと、丁度義妹一家も来ていました。そこでP太がブラック・ライトで照らして見せると、皆感動。特に8歳の姪は、感嘆の声を上げていました。子供から見ても、この美しさは独特で驚きだと思います。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-21 15:36 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り 布物編

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魅力的な布地、特にプリント生地は、昔から余り存在しなかったらしいイギリス。あるとしたら、古いカーテンに集中して残っていると思います。
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カーテンと言えど、昔はぺらぺらな綿生地も使われていたようです。遮光・防寒性はなく、カーテンの機能的にはペケですが、ビンテージの布としては返って加工し易いと思います。
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でもライバルの多い貴重なアイテムなので、素敵な柄のは値段もそれなりにします。
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60~70年代頃に一般的だったらしい、透ける程薄い綿ポリ混のプリント布。鳥や花をあしらったブライト・カラーのパッチワーク風の柄が、中々の可愛さです。 子供用のパジャマや布団カバーでも作ったのかな。
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これぞサイケデリック!な化繊プリント生地の、これぞロンドン・モッズ・ファッションなワンピース。でも今は、仮装パーティでもない限り、着るのには勇気が要りそう…。
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製作途中の刺繍布、古い服や枕カバーの切れ端等がゴッチャリ詰まっています。ゴミのように見えても、こんな中から、時々思わぬ掘り出しものを見付けることがあります。全ては想像力&創造力次第。
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好みのカラフルなパッチワーク繋ぎのグラニー・ブランケットですが、こういう場所で買うと25ポンドもします。この時期のチャリティショップを狙おう。クリスマス・プレゼント用に、新品の製作物の寄付が多いようですよ。
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こちらは、渋い色合いのグラニー・ブランケット。正におばーちゃん色。
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ニードルポイントの、横長のフットスツール(オットマン)。
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昔の子供用のファンシー・ドレス(コスプレ用衣装)。今時のケミカル大全開な色のキャラクター物と違い、褪せたシックな色合いが印象的です。多分、リトル・ボー・ピープの衣装ではないかと思います。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-19 15:31 | ファブリック | Comments(0)

ウランのジェリー?

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こんな風に皿に盛ると、まるでライム・ジェリー(しかも安っちい合成着色料入り)のように見えるかも知れませんが、実はこの透明な黄色い物体はガラスで出来ています。その上、120年以上昔に製造されたガラスで、更にウランが含まれ、紫外線を当てると発光するウラン・ガラスです。
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厚さは5cm以上あり、しかもヴィクトリア時代のウラン・ガラスなので、放射線量もアール・デコ時代の製品よりずっと高めです。多分極めて初期の型抜きガラスだったらしく、形成がいびつでエッジがボコボコしています。当時ウランは、単なるガラスの着色の目的で使用されていた為、発光の効果を狙った訳ではなさそうです。して、一体何の目的でこれが製造されたかと言いますと、実は「piano rest」と呼ばれる、楽器のピアノの足を乗せる為の台なんです。昔はピアノの足のキャスターにストッパーが無かったようで、このガラスの台に乗せて固定していたようです。だから元々は、3~4個で1セットになっていたはずです。ピアノは相当な重量ですから、このガラスの中央の窪みにも、結構激しい摩擦の跡が残っています。
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コスメ・セットと同じ日に、ルイスの別なアンティーク・モールで買いました(P太が)。値段は4.5ポンドだったかな。不思議なアイテムが、昔は世の中に存在していたことを知り、二人揃って感心しました。勿論今なら、ペーパー・ウェイトとして使用出来ます。ずっしり重いので、役目はばっちり果たすはずです。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-14 15:25 | その他 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り ビンテージ缶編

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古い缶は人気の高いコレクタブルズなので、イギリス中何処のアンティーク・モールでも、結構頻繁に見掛けるアイテムです。
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昔からイギリスでは、お菓子の詰まった可愛いデザインの缶が、プレゼントとして定番だったようです(…中のお菓子は不味かったのに違いありませんが!)。
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今でも工夫を凝らした菓子入りのギフト缶が、クリスマス、バレンタイン、イースター等イベント毎に色々発売されます。缶のデザインは様々なものの、お菓子の内容のほうは、チョコレート、ファッジ、クッキー(ショートブレッド含む)程度しかなく、今も昔も非常にバラエティに乏しいはず。
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ハンドルが付いた、クロスステッチっぽい柄の缶。
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60~70年代らしい、メリーゴーラウンドみたいな柄のビスケット・ティン(クッキー保存用の缶)。
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ジャコビアン調の刺繍柄。「ジャコビアン」とは、ジェームス一世時代(17世紀初頭)に流行した様式です。
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こちらも刺繍っぽい、ただしクロスステッチやニードルワーク風です。刺繍みたいな柄の缶には、大抵惹かれてしまいます。蓋にはコインが入る切り込みがあり、用途は貯金箱のようです。
 
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by piyoyonyon | 2015-12-13 15:33 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り 陶器編

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もう食器類は十分持っているし、食器棚は満杯なので、滅多なことではテーブルウェアは増やせませんが、本当は見れば欲しくなる食器がまだまだあります(笑)。
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1950年代のミッドウィンター社の、人気のドット柄のシリーズ。ここまで揃ったセットは、今では中々見掛けることはないかも知れません。
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日本で大人気のスージー・クーパーは、アール・デコ時代の手描きのものなら、イギリスでも高値で取り引きされますが、それ以上に珍重されて高価なのが、同じくアール・デコ期のClarice Cliff クラリス・クリフの陶器。オレンジ色をメインとした、ドドンとダイナミックな(はっきり言って大味な)手描き彩色が特徴です。
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こちらもイギリスのアンティークとして絶大的な人気の、William Moorcroft ウィリアム・ムーアクロフトの陶器。アーツ&クラフツらしいデザインで、「パイプライン」と呼ばれる盛り上がったアウトラインが特徴です。
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でも私としては、こんなスウィンギングらしいデザインのほうが、やっぱ好みだなー。
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こちらは気取りがない素朴な花柄で、一層普段使いし易そうです。
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むっ、好みのイラストと思ったら、スウェーデンのグスタフ・ベリの皿でした。
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20世紀初頭のものっぽい、陶器のティー・カディ。全般的にイギリスでは、こんな写実的な柄の付いた、エレガント系の古物のほうが、断然人気なようです。
 
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by piyoyonyon | 2015-12-12 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウラン・ガラスのコスメ・セット

ルイスのアンティーク・モールを一通り見渡して、最終的に今回P太が一番気に入って購入したのは、このウラン・ガラスでした。実際見たり写真を撮るだけで十分楽しめるのだから、別に毎回買う必要はないと思うのですが(そもそも場所とるし!)、ウラン・ガラス熱が高過ぎて、買わずには居られないようです。
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ボトルが二つ、パウダー・ジャー(白粉入れ)一つ、ピントレイ一つの4点セットです。元は、全てを乗せる為のトレイも付属していたものと思われます。こう言う化粧用のガラス器セットは、「ドレッシング・セット」や「トイレット・セット」、「パウダールーム・セット」などと呼ばれ、イギリスの古物としてはかなり頻繁に見掛けるものです。セットの内容は、ボトルは無しでパウダー・ジャーが二個の場合があったり、指輪スタンドやキャンドル・スタンドが付いていたりと様々です。典型的なアール・デコ期のデプレッション・ガラスのアイテムで、大抵透明に着色され模様が型押しされたプレス・ガラスですが、その中でウラン・ガラスは初めて見ました。
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ボトルは微妙に高さが異なり、元は多分化粧水や乳液を入れて使用したと思われます。
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模様が全面びっしりで、ブラック・ライトを当てると一番美しいパウダー・ジャー。
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精度の良くない型抜きガラスの為、ピントレイの端はかなりギザギザしています。こんな深めの細長い形は、ピントレイとしては割と珍しいかも。
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自然光では非常に淡く色付けされているように見えますが、ブラック・ライトを当てると相当光ります。
 
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by piyoyonyon | 2015-12-08 15:32 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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