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ウラン・ガラスの六角形のソルト・セラー

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ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」では、予め「ウラン・ガラスに10ポンド以上使わないように」とP太に釘を刺しておきました。それで最初は、変な形の吹きガラスのヴィクトリア時代の花瓶8ポンドを買うつもりでしたが、最終的に、このオープン・ソルト・セラーを見付けました。小さくて場所を取らず、色も意匠も美しく、発光も強くて、正に私達のコレクションには理想的。ところが値札がなく、肝心の価格が分かりません。複数の契約出店者の参加しているアンティーク・モールでは、必ず値札に値段と出店者名、またはブース番号を記さなければならないシステムですが、時々値札の漏れがある、または紛失することがあります。そういう時は、レジに持って行って、モール側から出店者に値段を問い合わせて貰わなければなりません。出店者に連絡の付かないこともありますが、今回はすぐに繋がりました。値段は最初10ポンドと言われましたが、モール側から8ポンドに値切って貰い、値段交渉出来る機会に恵まれて、返ってラッキーでした。
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アメリカ・オハイオ州のケンブリッジ市にあった、「Mosser」と言うガラス・メーカーの、19世紀末の製品だそうです。この透明の黄色+乳白黄色の組み合わせの「プリムローズ色」の他に、無色透明、黄色のみ、コバルト・ブルー等、同形で幾つかの色のバリエーションが存在したようです。
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基本は、何故か古いガラス製のソルト・セラーに良くある六角形ですが、縁が鋭角ではなくカーブになっている所や、とろんとした乳白色な所、また、花のようなカット模様が入って透明感や反射が美しく、小さいながら中々充実したデザインだと思います。ソルト・セラーって本当に卓上の宝石…と言うか、ガラスならではの魅力が際立って、返ってウラン・ガラスのジュエリーより魅力的に見えます。
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縁が乳白黄色と言うよりは、限りなく白に近いのですが、この部分にもちゃんとウランが含まれているらしく、ブラック・ライトで発光します。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-17 15:27 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

卓上の宝石、ソルト・セラー

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イギリスのチャリティショップやフリーマーケットで、非常に小さな古臭いガラスの容器を、時折見掛けることがあります。中央に窪みがあるので、どうやら容器らしいことは分かります。しかし、全体でも直径は5cm以下の小ささで、しかも大抵ガラスが分厚く、つまり容量は非常に限られている為、何を入れて利用出来るのか一瞬検討が付きません。もし日本であれば、さしずめ薬味入れ位にはなりそうです。実はこれらは「Salt cellar ソルト・セラー」と呼ばれ、主に食卓で使用する塩入れ容器なのです。古くは古代ローマ時代から、主に20世紀初頭まで使用されました。時にソルト・ディッシュとも、またイギリスではソルト・ポットとも呼ばれます。蓋付きもありますが、蓋のないタイプは「オープン・ソルト(セラー)」と呼ばれます。小さな専用スプーン付きの場合もありますが、「ソルト・ディップ」とも表現されることから、食べ物を容器に持って行って直接塩を付けたり、または指で塩を摘んで料理に振り掛けたりもしたようです。素材はガラスがメインで、他にも銀やブラス等の金属、陶器、木製など。ガラスと金属の組み合わせも、良く見掛けるタイプです。陶器製と木製は、調理時に使用する現代のキャニスターを差すことが多いかも知れません。卓上ソルト・セラーは、20世紀前半までは存在していたようですが、蓋に穴の開いた、容器から直接塩を料理に振り掛ける、便利な「salt shaker ソルト・シェイカー」が1911年に登場すると、急速に姿を消して行きました。
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これは、以前も御紹介したことがある、随分昔にハンガリーの蚤の市で購入した、ユーゲントシュティール時代のオープン・ソルト。枠はエナメル彩色付きの銀メッキで、中にガラスのインナーがセットされています。後からイギリスのアンティーク番組で、全く同じものが登場したのを目撃し、ソビエト時代のロシア製であることが分かりました。番組中の値段は、スプーン無しで50ポンド位しました。
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一方、こちらは現在のアメリカ製のソルト・セラー。とは言え、今までソルト・セラーだとは全く気付きませんでした。昔の物よりは割と容量があるので、私は普段、ジャム入れや薬味入れとして利用しています。日本の料理番組で、調味料入れとして登場するのも度々見掛けます。
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アンティークやビンテージの場合、銀製や銀との組み合わせは当然高価ですが、型抜きガラスだけの物なら、簡単に安価で見付けることが出来ます。一人一つずつ配されたらしく、大抵セットで販売されていたので(昔は6個組みが基本)、今でも割と多く残っている訳です。上の写真の三つは、ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」内の「ジャンク・ショップ」で買った、一個50ペンスの物。フリマでも大抵この程度の価格で手に入りますが、そんな値段でも、100年を超えている可能性が高いのです。割れ物とは言え、掌に収まる程小さく、更に分厚く頑丈に出来ている場合が多い為、持ち運びには苦労することもなく、初心者向けイギリスのアンティーク土産としては、最適なアイテムの一つかも知れません。
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現在塩入れとして使う人は今はまずいないでしょうが、アクセサリー入れ等としてなら、勿論今でも十分活用出来ます。大抵カット・ガラス風に華やかな装飾が施されており、デザインも様々なので、幾つか集めて並べると、まるでジュエリーのように綺麗だし、また和食器の豆皿のように魅力が増すように思います。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-14 15:28 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ハンガーフォード・アーケードでウラン・ガラス探し

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オックスフォードシャーの古代遺跡「アフィントンの白馬」で、たっぷりパワー・チャージ&トレッキングした後は、お隣バークシャーのアンティークの町「Hungerford ハンガフォード」がそう遠くないじゃないかと言うことで、再び訪れました。ここは、高速道路M4号線の出口からも割合近く、アクセスが良いのです。
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到着したのは、かろうじて日没前の4時頃。
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真っ先に向かったのが、このTVにも度々登場するアンティーク・モール「ハンガフォード・アーケード」です。
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早速、主に食器類が軒並みチャリティショップ以下の値段で売られている魅惑のストール(ブース)へ。今回初めて、この部分に「The Junk Shop」と言う名前が付いていることに気付きました。
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やはり今回も、一番のお目当てはウラン・ガラスです。上から二番目の棚の、黄緑色の変な形の吹きガラスの花瓶がウラン・ガラスでした。最初は、これを買うつもりでいました。
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前回、手描きのフロスト・ウラン・ガラスの花瓶を買った、ガラス専門のストール(って言うか棚だけです)。ウラン・ガラスをウラン・ガラス(またはヴァセリン・ガラス)と記して販売しているのは、このストールぐらいです。
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こちらは、ヴィクトリア時代の黄色いウラン・ガラスのキャンドル・スタンド。中々凝ったフォルムの上、ウランの含有量が高そう、かつ発光も強そうでしたが、ヒビ有りにしては値段が高かったので見送り。
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同じく、ウラン入りデプレッション&エレガンス・ガラスのティー・セット。繊細な型押し模様が付いています。
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ブラック・ライト(紫外線光)を当てて撮影しています。ウラン・ガラスの中でも、香水瓶は特に高価なアイテムです。とは言え、ガラスの問題ではなく、香水瓶自体に凝った贅沢な仕様が多く、人気のコレクタブルズだし、キャップが純銀製だったりする為です。
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こちらも、紫外線光を当てて撮影。元はプリムローズ色の型押しガラスで、専用カタログも出版される程人気のデヴィッドソン社の製品らしく、お値段は高めでした。
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見事バラバラで揃っていないピアノ・レスト。どれもウラン・ガラスではありません。しかし、全て合成着色料たっぷりのジャンク・ジェリーに見えます。
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クランベリー・ガラスに、手描きの優雅なロココ調のエナメル彩色のお皿。
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こちらのコバルト・ブルーのデキャンタ?は、私の花瓶に良く似た仕様。多分同時代の物。
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チロリアンな魅力が一杯の、ガラス製のビア・ジョッキ。用途的には私には無用だけど、絵柄には非常に惹かれます。蓋に、ホルンのモチーフが付いている所も可愛い。
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とても手の込んだ、ヴィクトリア時代のクロス・ステッチのサンプラー。色褪せ具合が素敵です。やはり、コレクターの多い人気アイテムです。
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北欧ビンテージを多く扱ったストール。私も持っている、ローゼンタールのビョルン・ウィンブラッドの絵皿のバリエーションがありました。下段は、ロイヤル・コペンハーゲンのクリスマス・プレート。
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ややっ、これは楽器のハンマー・ダルシマー? 実物は初めて見ました。
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布物が多いストール。ビンテージ布の端切れ等もありましたが、値段は概ね高めでした。
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イギリスらしい、ヘキサゴン・パッチワークのブランケット、またはカバー。かなり大きなサイズの大作です。
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やっぱりここのアンティーク・モールは毎回楽しく、ウラン・ガラスも充実していて、来て良かったと思いました。私もP太も、買いたい物に出会うことが出来ましたし。今回の収穫については、また後日御紹介します。スピリチュアル・スポットで清々しい気分になった直後に、物欲で煩悩塗れの浅ましい私達夫婦です(笑)。
  




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by piyoyonyon | 2017-01-12 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

茶色いベルベットの刺繍バッグ

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プルボローのアンティーク・モールで、姉へのクリスマス・プレゼントとして買いました。値札には1930年代のビンテージ・バッグと書いてありましたが、状態が綺麗過ぎて、ビンテージ風に作られた、比較的新しい製品なのではと疑いました。色々調べましたが、結局真相は掴めず。しかし、例えビンテージじゃなかったとしても、古風で品のあるデザインは十分魅力的で、造りは丁寧だし、中々優秀なビンテージ風のリプロ物と言えます。本当のビンテージだったとしても、当然古いから価値がある訳ではなく、デザインが良くなかったり、状態が悪くて実用出来ないバッグでは、意味がありませんから。
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茶色いふかふかのベルベット地に、緑色系で刺繍が施され、更にシード・ビーズや竹ビーズ、スパンコールが縫い付けてあります。この刺繍のパターンが、アール・デコ風、またはアーツ&クラフツ風と言えばその通り。口金にも細かい古風な模様が彫り込まれ、ワンタッチで簡単に開く仕組みです。
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ハンドルはベルベットのリボン。容量は、パーティ・バッグとしてはやや大きめで、派手過ぎず地味過ぎず、使い勝手は良さそうです。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-30 15:27 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

アール・ヌーヴォーのシュガー・シフター・スプーン

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オズウェストリーのアンティーク・モールで、友達にプレゼントする為に買った、「シュガー・キャスター・スプーン」、または「シュガー・シフター・スプーン」と呼ばれるアイテムです。
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今まで自分用に買ったシュガー・シフター・スプーンは皆シンプルでしたが、これはハンドル部分にアール・ヌーヴォー(ヴィクトリアン後期~エドワーディアン期)調の型押し模様があります。もし穴開きのボウル部分も装飾的なら、尚良しでした。素材は銀メッキ。元々は、茶漉しのように焼き菓子等に粉砂糖を振り掛ける為のスプーンですが、水切りが出来る為、私は瓶詰めの塩水漬けオリーブを掬うのにも愛用しています。
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もしイギリス旅行で何か記念にアンティークを買おうと思ったら、カトラリー類はイギリスらしくてお勧めの一つ。何せかつてイギリスには、魚料理専用のナイフ&フォーク、ボイルド・エッグ専用のスプーン等、事細かく用途別に分けられ、様々な意匠を凝らしたカトラリーが、沢山存在したのです。ティー・スプーンやデザート・フォーク、ディナー用カトラリーであれば、人数分を揃える必要があるかも知れませんが、ジャム・スプーンやシュガー・トング、サーヴァー・スプーン、ケーキ・サーヴァー、ピクルス・フォーク、バター・ナイフ等は単独で十分です。特にジャム・スプーンには、職人の遊び心溢れるデコラティブな物が多いようです。銀器を奮発しても良いし、銀メッキであれば、例え100年以上昔の物でも、手頃な値段で入手出来る機会があります。食べ物自体は長年まるで発達しなかったこの国で、何故テーブルウェアだけがそれ程発展したのか、今だ不可解ですが、これらの製造が、イギリスの産業を繁栄させるのに一役買ったのは、間違いないと思います。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-27 15:27 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

プリムローズ色のウラン・ガラスのクリーマーとシュガー・ボウル

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プルボローのアンティーク・モールで、P太が買った、ウラン・ガラスの小さなクリーマーとシュガー・ボウルのセットです。我々の道楽としては高価(今までで最高値)だったので止めたんですけど、可愛く小ぶりで場所を取らないし、いかにも発光が強そうだからと言って、結局誘惑に逆らえませんでした。
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このクリーマー(ミルク・ジャグ、またはピッチャー)が、イギリスの物としては小っちゃ過ぎ。英国人は紅茶にミルクをたっぷり入れるので、これでは一人分にしかなりません。ただし、もしかしたらコンティネント(大陸)の製品で、コーヒーのクリーム用だと考えれば、有り得る大きさかも。
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シュガー・ボウルは、ひっくり返すと、やはりジェリーみたいに見えます。ボウル、クリーマー共に、底面に渦巻きのような細かい模様が入っています。
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一応、重ねることが出来る構造になっています。ヴィクトリア時代の型抜きガラスで、黄色く縁に向かって乳白になった、このラッパ型エパーンと丁度同じような色をしています。
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放射線量も同じ位で高めで、狙った通り、ブラック・ライトで濃く輝きます。やはりこの輝きの濃いほうが、ウラン・ガラスとしては魅力的ですから。
  





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by piyoyonyon | 2016-12-26 15:28 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

クリスマス・シーズンのルイス

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12月に入り、快晴の週末があり、何処へ出掛けようと考えて、恐らくこの辺りで一番ヨーロッパのクリスマスらしい雰囲気が味わえる町、Lewes ルイスに行くことにしました。チチェスターやウィンチェスター、カンタベリー等の大聖堂都市も、クリスマスは良い雰囲気だと想像しますが、駐車のし易さを考えると、多分ルイス位の規模の町のほうが、訪れるのにはずっと手軽です。
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ルイスに来て何をするかと言えば、勿論主にアンティーク・モール巡り。まずは、「フリー・マーケット」と言う名の、元礼拝堂を改造したモール。
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入り口に、中世のお姫様が使用したような、天井付きのベッドがありました。
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毎度の如く私が惹かれるのは、100年以上昔の「アンティーク」よりも、やはりミッドセンチュリーやスウィンギング時代の「ビンテージ」が多い、更に女性らしいセレクトの小物がストール。
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1950年代辺りの食器棚を利用したディスプレイは、何度見ても素敵。
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今回は、クリスマスらしいアイテムを中心に御紹介します。この季節、私の大好きな、薄いガラス製のビンテージ・ボーブルがあちこちで売られていました。
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「フリー・マーケット」の近くの、旧マーケットの建物では、実際クラフト・マーケットが開かれていました。
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お次にやって来たのが、やはり教会を改造したアンティーク・モール。宗教建築の再利用、イギリスでは特に多いと思います。
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入り口には、手作りのリースが。生の植物を利用しても、大抵一ヶ月位は色褪せずに長持ちするよう工夫されています。
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中二階から眺めると、天井が高くて、教会らしさが良く分かります。
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ここのモールは、全体的にやや高級なアンティークが多め。でも一つだけ、キッチュなビンテージ・ボーブルを沢山扱うストールがありました。
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バラで販売するストールもあれば、一箱分セットで販売するストールもあります。ここはバラ。一個2ポンドから5ポンド位です。
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全体的に見ると、何度眺めて飽きない程魅力的なのですが、実際買いたいかと言えば、もう随分似た物を持っているしってことになります。
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唯一惹かれたのは、手前のリスのようなモール製の動物が張り付いたボーブル。
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左のカラフルなクレープ・ペーパーを巻いた物も、何かクリスマスの装飾のようです。
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ちょっと小生意気そうな、スノーマンの人形。もしかしたら、昔の日本製かも知れません。
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こちらのストールは、セット販売でした。1セット20~30ポンド位。中央の長いオーナメントは、ツリーの天辺に差す物。「topper トッパー」と呼ばれます。
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パッケージの紙箱も、良い味に育っています。
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橋の袂に毎週出店している、バッジ(インド風天ぷら)屋さんの屋台。今まで何度も見掛け、毎回その匂いに激しく誘われましたが、お昼ご飯を済ませた直後だったのに、今回初めて買ってみました。
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バッジは豆の粉の天ぷらで、グルテン・フリー。オニオン以外は、パコラと呼ばれるようです。何と、バッジ・バーガーなんてメニューも。インド人ではなく、白人女性二人が切り盛りしています。その内の一人は、ジブリ映画のファンらしく、P太のコートに着いているトトロのバッジにすぐに気が付き(いい歳したオッサンがトトロのバッジ…)、「どのジブリ映画が一番好き?」と尋ねて来ました。
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私達が注文したのは、小盛りアソートです。注文後に揚げるので、カラッと出来立て熱々。付け合せに、マンゴー・チャツネ等の二種類のソース(またはインド風漬物)が選べます。オニオンの他に、パースニップ、ケール、芽キャベツなんかが揚げてありました。どの野菜も美味しい!! 天ぷらもそうですが、野菜の美味しさが一層際立つ、または野菜嫌いでも克服出来る調理法かも。ルイスを訪れる際には、是非お試し下さい。
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橋を渡り、長いルイスの目抜き通りの東の果て、「Cliffe Street 崖通り」に入って来ました。ここにも、アンティーク・モールが数軒。
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幾つかのアンティーク屋は小規模ですが、ちゃんとモール形式になっています。ディスプレイが、いかにもクリスマス仕様。
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ツリーに飾り切れないボーブルは、こうやってまとめてボウルに盛ると綺麗。
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こちらは、古物番組にも度々登場するモール。奥が迷路のように深く複雑な構造で、掘り出し物に出会える確率も高めです。
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イギリスのお土産モチーフとしても代表的な、赤いポストの缶。この三つは貯金箱のようです。右の裏面には、実は成婚時のチャールズ&ダイアナの写真がプリントしてあります。
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そのお向かいのモール。やはり奥が深く、地下&屋根裏も含めて4階の構造です。
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針金で作った、卓上ミニ・ツリー。ちょっと楽しいアイディアです。
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上階の奥のほうには、部屋を丸ごと表現したような、1950~70年代のレトロ率の高いストールが幾つかあって、いつ見ても心が躍ります。
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左の戸棚の扉の文字の書体が、いかにもイギリスらしい。
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椅子の上には、実はおもちゃの国のノディ君の人形が座っています。
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屋根裏の小部屋ってところが、また好み。
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緑と赤の鹿のガーランドを飾って、少しクリスマス気分。
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緑のビニールのレトロ籠も、赤と緑の刺繍テープ、金のリボンでクリスマス仕様。
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でもやっぱり、ビンテージ・ボーブルのキッチュな色合いが一番クリスマスらしいかな。
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アンティーク・モールの窓から、町並みとお城が見えます。丁度雪が降っているような雰囲気ですが、実は窓が汚れているだけ(笑)。
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日が翳り出すと、薄暗い古風な町並みにイルミネーションが映えて、益々クリスマスらしさが盛り上がって来ました。
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特にツリーの電飾は、やはり薄暗くなったほうが見栄えが増します。
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最後に訪れた、Needlesmaker内のアンティーク・ショップの聖歌隊人形。…他人とは思えん(笑)。
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今回既にクリスマス・プレゼントは買い終えていたので、ここに来る目的は特になかったのだけど、やはりクリスマス・シーズンのルイスは雰囲気抜群です。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-21 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ユールトムテのクリスマス壁掛け

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プルボローのアンティーク・モールで見掛け、一目でスウェーデン製のクリスマス飾りだと確信し買いました。値段は、チャリティショップ並みでした。長さ55×20cm幅位の麻布で、上辺に壁に掛ける為の木製バー、三角形に折られた裾の先にはベルが着いています。こういうアイテムを「ウォール・タペストリー」と呼ぶようですが、北欧人は布で壁を飾るのが本当に好きみたいで、北欧には特に多く存在するようです。
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布の上部には、クリスマスの必須アイテムのキャンドルが描かれていますが、ハートを組み合わせてあるところにも、北欧らしさが出ています。
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下部には、いたずらっこそうな双子(?)の女の子が。何だか服装が可愛い。彼女達は、サンタ・クロースの助手の小人「ユールトムテ」なのではと思っています。図案のタッチも色合いも、版の抜き合わせ方も、やっぱり北欧のビンテージ布は魅力的で、自分の好みにドンピシャ合う物が多いと思いました。
   




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by piyoyonyon | 2016-12-15 15:31 | ファブリック | Comments(0)

プルボローのアンティーク・モール

「Hardham ハードハム」の、英国最古級の壁画が残る教会へ行く途中、通過した隣村(町の規模だが村だそうだ)「Pulborough プルボロー」の端の、街道と川が交差する場所に、アンティーク屋らしき店があるのを、車窓からでも私が見逃す訳はありません。教会を見学した後は、当然立ち寄りました。
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これが、その川沿いのアンティーク屋「The Corn Store」。併設されたティールームは人気らしく、午前中からかなり賑わっていました。
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規模は然程大きくありませんが、アンティーク・モール形式になっており、我が家にもあるIKEAのガラス・ケース(笑)がズラリと並んでいます。
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ビンテージ・ジュエリーは、2ポンドからと手頃な値段。中には、結構珍しい素材の物も混じっています。
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こちら左下は、幾つでも欲しくなる、アール・デコ時代のチェコ製のフィリグリーのブローチ。
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プラスティック製ですが、既に昔ならではの味わいが滲み出ているクリスマス・ボーブル。
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ウラン・ガラスに興味を持つようになって以来、ガラス器全般にも注目するようになりました。これは、フロスト加工の吹きガラスに、手描きのエナメル彩色の花柄が愛らしいピッチャー。
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ラリックのようなオパール色の、カトラリー・レスト(食卓でナイフやフォークを置く台)。右はプードル型、中央はカップ、左のにはカタツムリのモチーフが乗っています。
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屋根裏のような2階にも売り場あり。
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デキャンタ等ガラス瓶のストッパー(栓)。自然光では無色透明なのに、やはり幾つかはウランが何故か含まれているのか、紫外線光を当てると緑に発光します。
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ポーランドの木製人形は、今や軒並みこの位の値段だなあ。私の持っているのと、同じタイプです。
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薄いガラス製の、レトロ感満点のボーブルの詰め合わせ。箱入りセットで22ポンドです。
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中々好みの品揃えのストール。古いトランプを紐で繋げて、バンティング(ガーラント)に見立てています。中央の馬のぬいぐるみは、シュタイフ社製で、元はメリー・ゴーラウンド型の玩具のパーツだったようです。
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もう一体、ポーランドの木製人形がありました。これは、今まで見たことのないコスチュームのタイプ。
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木の枝を三角形のトレリスに組み立て、ツリー代わりにオーナメントを飾った楽しいディスプレイのアイディア。ツリーを置くスペースのない家でも、真似出来そうです。
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その中で、このクリスマスの天使人形に惹かれました。大した値段ではなかったのですが、今回は他にも幾つか買う物があったので見送り。多分、昔の日本製です。
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結局、小規模ながら結構充実していて、P太も私も買いたい物に出会え、中々楽しめました。店の脇を流れるのは、「River Arun アラン川」。この下流に、人気の城下町「Arundel アランデル」があります。運河で他の川と繋がり、19世紀の後半までは、ロンドンとポーツマスを結ぶ重要な商業交通路だったそうです。
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そこに架かる、18世紀中頃に建てられた「Old Swan Bridge」と言う石橋。かつてここに、白鳥亭と呼ばれるホテルがあったことから名付けられたそうです。脇に船着場があり、今でもボート下りが楽しめるみたいです。店の側の専用駐車場は3、4台限定ですが、この橋のすぐ向こう側にも駐車場があるので、車で気軽に立ち寄れる、中々貴重なアンティーク・モールです。場所は、ペットワースからそう遠くありません。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-13 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

東方の三博士のFDC

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ハンガーフォードのアンティーク・モールで、玩具とゲームのFDCの他に、もう一枚買ったFDC(初日カバー)とは、このクリスマス柄です。この切手自体も、同じ切手のFDCも既に持っていますが、この封筒の柄(「カシェ」と言うらしい)のFDCは初めてでした。切手自体は国単位で発行しますが、FDCは郵便局各支局が民間業者に依頼して制作することが多い為、同じ切手でも数種のFDCが存在するそうです。発行は1981年。切手の絵柄は、児童絵画を採用しているようです。切手の貼り方にも注目。出来るだけ、切手が出来るだけ目立つように、大きく間隔を取って配置されています。右下に、一応小さく宛名ラベルがあります。
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このカシェは、キリスト生誕の際の「東方の三博士(or三賢者)」を表しています。皆血色と愛想が良く、こんなお茶目で可愛いじじい柄は、結構珍しいのではないかと思いました。カシェの印刷が、一般の印刷物とは一味違うのもFDCの魅力。渋い凹版印刷と、ツヤツヤ盛り上がったバーコ印刷が、レトロ感を高めています。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-03 15:31 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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