タグ:アンティーク・モール ( 104 ) タグの人気記事

プリムローズ色のウラン・ガラスのクリーマーとシュガー・ボウル

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プルボローのアンティーク・モールで、P太が買った、ウラン・ガラスの小さなクリーマーとシュガー・ボウルのセットです。我々の道楽としては高価(今までで最高値)だったので止めたんですけど、可愛く小ぶりで場所を取らないし、いかにも発光が強そうだからと言って、結局誘惑に逆らえませんでした。
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このクリーマー(ミルク・ジャグ、またはピッチャー)が、イギリスの物としては小っちゃ過ぎ。英国人は紅茶にミルクをたっぷり入れるので、これでは一人分にしかなりません。ただし、もしかしたらコンティネント(大陸)の製品で、コーヒーのクリーム用だと考えれば、有り得る大きさかも。
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シュガー・ボウルは、ひっくり返すと、やはりジェリーみたいに見えます。ボウル、クリーマー共に、底面に渦巻きのような細かい模様が入っています。
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一応、重ねることが出来る構造になっています。ヴィクトリア時代の型抜きガラスで、黄色く縁に向かって乳白になった、このラッパ型エパーンと丁度同じような色をしています。
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放射線量も同じ位で高めで、狙った通り、ブラック・ライトで濃く輝きます。やはりこの輝きの濃いほうが、ウラン・ガラスとしては魅力的ですから。
  





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by piyoyonyon | 2016-12-26 15:28 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

クリスマス・シーズンのルイス

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12月に入り、快晴の週末があり、何処へ出掛けようと考えて、恐らくこの辺りで一番ヨーロッパのクリスマスらしい雰囲気が味わえる町、Lewes ルイスに行くことにしました。チチェスターやウィンチェスター、カンタベリー等の大聖堂都市も、クリスマスは良い雰囲気だと想像しますが、駐車のし易さを考えると、多分ルイス位の規模の町のほうが、訪れるのにはずっと手軽です。
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ルイスに来て何をするかと言えば、勿論主にアンティーク・モール巡り。まずは、「フリー・マーケット」と言う名の、元礼拝堂を改造したモール。
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入り口に、中世のお姫様が使用したような、天井付きのベッドがありました。
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毎度の如く私が惹かれるのは、100年以上昔の「アンティーク」よりも、やはりミッドセンチュリーやスウィンギング時代の「ビンテージ」が多い、更に女性らしいセレクトの小物がストール。
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1950年代辺りの食器棚を利用したディスプレイは、何度見ても素敵。
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今回は、クリスマスらしいアイテムを中心に御紹介します。この季節、私の大好きな、薄いガラス製のビンテージ・ボーブルがあちこちで売られていました。
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「フリー・マーケット」の近くの、旧マーケットの建物では、実際クラフト・マーケットが開かれていました。
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お次にやって来たのが、やはり教会を改造したアンティーク・モール。宗教建築の再利用、イギリスでは特に多いと思います。
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入り口には、手作りのリースが。生の植物を利用しても、大抵一ヶ月位は色褪せずに長持ちするよう工夫されています。
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中二階から眺めると、天井が高くて、教会らしさが良く分かります。
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ここのモールは、全体的にやや高級なアンティークが多め。でも一つだけ、キッチュなビンテージ・ボーブルを沢山扱うストールがありました。
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バラで販売するストールもあれば、一箱分セットで販売するストールもあります。ここはバラ。一個2ポンドから5ポンド位です。
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全体的に見ると、何度眺めて飽きない程魅力的なのですが、実際買いたいかと言えば、もう随分似た物を持っているしってことになります。
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唯一惹かれたのは、手前のリスのようなモール製の動物が張り付いたボーブル。
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左のカラフルなクレープ・ペーパーを巻いた物も、何かクリスマスの装飾のようです。
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ちょっと小生意気そうな、スノーマンの人形。もしかしたら、昔の日本製かも知れません。
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こちらのストールは、セット販売でした。1セット20~30ポンド位。中央の長いオーナメントは、ツリーの天辺に差す物。「topper トッパー」と呼ばれます。
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パッケージの紙箱も、良い味に育っています。
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橋の袂に毎週出店している、バッジ(インド風天ぷら)屋さんの屋台。今まで何度も見掛け、毎回その匂いに激しく誘われましたが、お昼ご飯を済ませた直後だったのに、今回初めて買ってみました。
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バッジは豆の粉の天ぷらで、グルテン・フリー。オニオン以外は、パコラと呼ばれるようです。何と、バッジ・バーガーなんてメニューも。インド人ではなく、白人女性二人が切り盛りしています。その内の一人は、ジブリ映画のファンらしく、P太のコートに着いているトトロのバッジにすぐに気が付き(いい歳したオッサンがトトロのバッジ…)、「どのジブリ映画が一番好き?」と尋ねて来ました。
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私達が注文したのは、小盛りアソートです。注文後に揚げるので、カラッと出来立て熱々。付け合せに、マンゴー・チャツネ等の二種類のソース(またはインド風漬物)が選べます。オニオンの他に、パースニップ、ケール、芽キャベツなんかが揚げてありました。どの野菜も美味しい!! 天ぷらもそうですが、野菜の美味しさが一層際立つ、または野菜嫌いでも克服出来る調理法かも。ルイスを訪れる際には、是非お試し下さい。
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橋を渡り、長いルイスの目抜き通りの東の果て、「Cliffe Street 崖通り」に入って来ました。ここにも、アンティーク・モールが数軒。
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幾つかのアンティーク屋は小規模ですが、ちゃんとモール形式になっています。ディスプレイが、いかにもクリスマス仕様。
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ツリーに飾り切れないボーブルは、こうやってまとめてボウルに盛ると綺麗。
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こちらは、古物番組にも度々登場するモール。奥が迷路のように深く複雑な構造で、掘り出し物に出会える確率も高めです。
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イギリスのお土産モチーフとしても代表的な、赤いポストの缶。この三つは貯金箱のようです。右の裏面には、実は成婚時のチャールズ&ダイアナの写真がプリントしてあります。
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そのお向かいのモール。やはり奥が深く、地下&屋根裏も含めて4階の構造です。
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針金で作った、卓上ミニ・ツリー。ちょっと楽しいアイディアです。
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上階の奥のほうには、部屋を丸ごと表現したような、1950~70年代のレトロ率の高いストールが幾つかあって、いつ見ても心が躍ります。
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左の戸棚の扉の文字の書体が、いかにもイギリスらしい。
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椅子の上には、実はおもちゃの国のノディ君の人形が座っています。
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屋根裏の小部屋ってところが、また好み。
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緑と赤の鹿のガーランドを飾って、少しクリスマス気分。
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緑のビニールのレトロ籠も、赤と緑の刺繍テープ、金のリボンでクリスマス仕様。
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でもやっぱり、ビンテージ・ボーブルのキッチュな色合いが一番クリスマスらしいかな。
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アンティーク・モールの窓から、町並みとお城が見えます。丁度雪が降っているような雰囲気ですが、実は窓が汚れているだけ(笑)。
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日が翳り出すと、薄暗い古風な町並みにイルミネーションが映えて、益々クリスマスらしさが盛り上がって来ました。
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特にツリーの電飾は、やはり薄暗くなったほうが見栄えが増します。
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最後に訪れた、Needlesmaker内のアンティーク・ショップの聖歌隊人形。…他人とは思えん(笑)。
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今回既にクリスマス・プレゼントは買い終えていたので、ここに来る目的は特になかったのだけど、やはりクリスマス・シーズンのルイスは雰囲気抜群です。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-21 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ユールトムテのクリスマス壁掛け

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プルボローのアンティーク・モールで見掛け、一目でスウェーデン製のクリスマス飾りだと確信し買いました。値段は、チャリティショップ並みでした。長さ55×20cm幅位の麻布で、上辺に壁に掛ける為の木製バー、三角形に折られた裾の先にはベルが着いています。こういうアイテムを「ウォール・タペストリー」と呼ぶようですが、北欧人は布で壁を飾るのが本当に好きみたいで、北欧には特に多く存在するようです。
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布の上部には、クリスマスの必須アイテムのキャンドルが描かれていますが、ハートを組み合わせてあるところにも、北欧らしさが出ています。
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下部には、いたずらっこそうな双子(?)の女の子が。何だか服装が可愛い。彼女達は、サンタ・クロースの助手の小人「ユールトムテ」なのではと思っています。図案のタッチも色合いも、版の抜き合わせ方も、やっぱり北欧のビンテージ布は魅力的で、自分の好みにドンピシャ合う物が多いと思いました。
   




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by piyoyonyon | 2016-12-15 15:31 | ファブリック | Comments(0)

プルボローのアンティーク・モール

「Hardham ハードハム」の、英国最古級の壁画が残る教会へ行く途中、通過した隣村(町の規模だが村だそうだ)「Pulborough プルボロー」の端の、街道と川が交差する場所に、アンティーク屋らしき店があるのを、車窓からでも私が見逃す訳はありません。教会を見学した後は、当然立ち寄りました。
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これが、その川沿いのアンティーク屋「The Corn Store」。併設されたティールームは人気らしく、午前中からかなり賑わっていました。
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規模は然程大きくありませんが、アンティーク・モール形式になっており、我が家にもあるIKEAのガラス・ケース(笑)がズラリと並んでいます。
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ビンテージ・ジュエリーは、2ポンドからと手頃な値段。中には、結構珍しい素材の物も混じっています。
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こちら左下は、幾つでも欲しくなる、アール・デコ時代のチェコ製のフィリグリーのブローチ。
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プラスティック製ですが、既に昔ならではの味わいが滲み出ているクリスマス・ボーブル。
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ウラン・ガラスに興味を持つようになって以来、ガラス器全般にも注目するようになりました。これは、フロスト加工の吹きガラスに、手描きのエナメル彩色の花柄が愛らしいピッチャー。
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ラリックのようなオパール色の、カトラリー・レスト(食卓でナイフやフォークを置く台)。右はプードル型、中央はカップ、左のにはカタツムリのモチーフが乗っています。
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屋根裏のような2階にも売り場あり。
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デキャンタ等ガラス瓶のストッパー(栓)。自然光では無色透明なのに、やはり幾つかはウランが何故か含まれているのか、紫外線光を当てると緑に発光します。
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ポーランドの木製人形は、今や軒並みこの位の値段だなあ。私の持っているのと、同じタイプです。
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薄いガラス製の、レトロ感満点のボーブルの詰め合わせ。箱入りセットで22ポンドです。
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中々好みの品揃えのストール。古いトランプを紐で繋げて、バンティング(ガーラント)に見立てています。中央の馬のぬいぐるみは、シュタイフ社製で、元はメリー・ゴーラウンド型の玩具のパーツだったようです。
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もう一体、ポーランドの木製人形がありました。これは、今まで見たことのないコスチュームのタイプ。
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木の枝を三角形のトレリスに組み立て、ツリー代わりにオーナメントを飾った楽しいディスプレイのアイディア。ツリーを置くスペースのない家でも、真似出来そうです。
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その中で、このクリスマスの天使人形に惹かれました。大した値段ではなかったのですが、今回は他にも幾つか買う物があったので見送り。多分、昔の日本製です。
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結局、小規模ながら結構充実していて、P太も私も買いたい物に出会え、中々楽しめました。店の脇を流れるのは、「River Arun アラン川」。この下流に、人気の城下町「Arundel アランデル」があります。運河で他の川と繋がり、19世紀の後半までは、ロンドンとポーツマスを結ぶ重要な商業交通路だったそうです。
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そこに架かる、18世紀中頃に建てられた「Old Swan Bridge」と言う石橋。かつてここに、白鳥亭と呼ばれるホテルがあったことから名付けられたそうです。脇に船着場があり、今でもボート下りが楽しめるみたいです。店の側の専用駐車場は3、4台限定ですが、この橋のすぐ向こう側にも駐車場があるので、車で気軽に立ち寄れる、中々貴重なアンティーク・モールです。場所は、ペットワースからそう遠くありません。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-13 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

東方の三博士のFDC

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ハンガーフォードのアンティーク・モールで、玩具とゲームのFDCの他に、もう一枚買ったFDC(初日カバー)とは、このクリスマス柄です。この切手自体も、同じ切手のFDCも既に持っていますが、この封筒の柄(「カシェ」と言うらしい)のFDCは初めてでした。切手自体は国単位で発行しますが、FDCは郵便局各支局が民間業者に依頼して制作することが多い為、同じ切手でも数種のFDCが存在するそうです。発行は1981年。切手の絵柄は、児童絵画を採用しているようです。切手の貼り方にも注目。出来るだけ、切手が出来るだけ目立つように、大きく間隔を取って配置されています。右下に、一応小さく宛名ラベルがあります。
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このカシェは、キリスト生誕の際の「東方の三博士(or三賢者)」を表しています。皆血色と愛想が良く、こんなお茶目で可愛いじじい柄は、結構珍しいのではないかと思いました。カシェの印刷が、一般の印刷物とは一味違うのもFDCの魅力。渋い凹版印刷と、ツヤツヤ盛り上がったバーコ印刷が、レトロ感を高めています。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-03 15:31 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

青いウラン・ガラスのクリーマー

これが、今回ドーキングのアンティーク・モールで買った、青いウラン・ガラスです。ウラン・ガラスの着色に使用するウラン化合物は、基本的に黄色です。だから、本来黄色いウラン・ガラスが一番多いはずですが、実際に私達が最も目にするのは緑色系です。この緑色は、ウラン化合物に鉄を加え、化学反応を起こして出しているそうです。その為、黄色か黄緑色のウラン・ガラスに比べ、大抵青味の強い緑色のウラン・ガラスは、紫外線光での発光が弱く、ウランの含有量が低めです。黄色や緑の他にも、ウラン・ガラスには数色存在すると聞いていたので、今回実際に確かめてみようと言うことになりました。まず良く聞くのが、青のウラン・ガラス。青と言っても、コバルト・ブルー等の深い青ではなく、シアンやアクア・ブルー、言わばカクテルのブルー・ハワイのような水色です。黄色や緑同様、自然光でも蛍光色っぽく見えるのが特徴のようです。
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結構沢山青いウラン・ガラスを見掛けた中で、一番手頃な値段で小さかった為、最終的にこのクリーマー(ミルク・ピッチャー)を選びました。初期の精度の悪い型抜きで製造されたらしく、底には抜き型の名残りの剥離?みたいなものが付着したままだし、まるでワザとのように、見事に全体的に気泡だらけ。
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ヒビではない、多分ガラスを型を注入する際に出来たらしい筋も、いっぱい付いています。
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しかし、上から見ると、まるで花のような形に出っ張り、かなり愛らしいのです。全体的にやたら装飾的で、アール・デコより古いエドワーディアン以前の、多分ヴィクトリア時代の物ではないかと思っています。
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発光させてみると…、よ、弱い! 多分ウランの含有量自体が元々僅かな上、青さが邪魔して、余り緑色に光って見えません。案の定、放射線量も自然値と変わらない程度。最近P太が寄り強いブラック・ライトを購入し、モールの室内が暗かったから確認出来たものの、晴天の日の屋外フリマで見付けるのは無理そうです。
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発光が好きでウラン・ガラスに惹かれる私としては、黄色や緑に比べると、ちょっとガッカリ。しかし、単なる古いガラス器として見る分には、装飾も繊細で色も美しく、十分魅力的です。
 




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by piyoyonyon | 2016-11-10 15:20 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ドーキングのアンティーク街で青いウラン・ガラス探し

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8月末までのイングリッシュ・ヘリテイジ・ラッシュが終わった直後の週末、何処かへ出掛けたいと考えて、夫婦揃って真っ先に思い付いたのが、アンティーク・ショップ(モール)巡りでした。思い返せば夏の間は、フリマやチャリティショップでのウラン・ガラス探しには余念が無かったものの、アンティーク・モールへはすっかり御無沙汰していました。午後からの出発の上、天気も冴えなかったので、目的地は、アンティーク屋が一箇所に集中しているDorking ドーキングを選びました。
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まず訪れたのは、P太お気に入りの科学的な機械専門のストールがあるモール(通行人のおじーさんも絵になっています)。ところが、そのストールはすっかり無くなっていました。
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代わりに、私好みの1960~70年代のビンテージを売るストールが入っていました。
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家型の箱の中には、1970年代の「Chinese takeaway 中華ホカ弁屋」のジグゾー・パズルが入っているそうです。珍しいモチーフだ…。
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左のミッドウィンター「ロゼール」でキャニスターは、結構珍しいかも。
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昔の玩具達も、中々良い品揃え。
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以前アランデルで買った、ウラン・ガラスの魚型ボウルの色違い。こちらはウラン・ガラスではありませんが、セットで見ると一層楽しい。
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続いて、ティー・ルームが併設されているモールにやって来ました。ここは、ガラス製品が結構充実しています。この日の我々のメイン・テーマは、青いウラン・ガラス探しだったのです。
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外からは、オーストリアの民芸品っぽい、トールペイントの大きなチェストが見えました。
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いかにもアール・デコ時代らしいフォルムの、美しいウラン・ガラスの香水瓶。凝ったデザインが多く、人気のコレクタブルズ・アイテムなので、さすがに値が張ります。
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こちらは、更にデザインが繊細で優雅。やはりウラン・ガラスです。
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一方、多分アール・デコ時代のセルロイド製のブローチは、1つ3ポンドとかなりお買い得です。
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ガラス製品は、二階に多くあります。型抜き模様の非常に細かい、ウラン・ガラスのケーキ・スタンドです。値札には現代の製品と書いてありますが、多分100年以上昔の物だと思います。
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青いウラン・ガラスは、意外とすぐに見付かりました。右のホルン型のがソレ。
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青いガラスと一言で言っても、コバルト・ブルーからアクアと色も様々で、更に吹きガラス、型抜き、カット・ガラスと、製造方法や製造年代に寄り雰囲気が大きく異なります。左の縁が乳白掛かったバスケット型は、3点ともヴィクトリア時代のウラン・ガラス。Davidsonの製品で、このメーカーのコレクターも多いそうです。
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中央のバスケット型のガラス器も、実は紫外線光で緑に発光します。写真では紫掛かって見えますが、肉眼ではほとんど無色です。やはり型抜き模様が細かくて綺麗。
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ウラン・ガラスではないけれど、少し乳白掛かった青いガラス+エナメル彩色の、中々好みのアーツ&クラフツ・スタイルのビスケット入れ。
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オーストリア製のホーロー皿。直径は15cm位で、私が持っているものよりずっと大きめです。
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もしかしたら日本製の、50年代のリスのS&Pには、明らかにディズニー映画の影響が。
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大好きなノルウェーのフィッギオ・フリントの「マーケット」のティー・セット。これだけ揃っているのは、中々見掛けないかも。同じく「マーケット」の変形スキレットも、売られていました。
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右から、ミッドウィンターの「レッド・ドミノ」、リッジウェイの「ホームメーカー」。どちらも大変人気の50年代の食器で、とても稀少&高価になって来ています。左はフィンランドのアラビアかな?
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ミッドウィンターのビンテージ食器の中でも特に価値の高いのが、テレンス・コンランのデザイン。本物は初めて目にしました。1955年製造の、デザイン名は「サラダウェア」。
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二階(日本式に)の最奥は、古着やファッション小物中心の、私にとってはいつも心躍るストールです。
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好みのビンテージ・ファブリックのクッション。カーテンの再利用かも知れません。
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へなちょこなキノコ柄のビンテージ布は、キャミソールのようです。
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ウェールズ織りのバッグと眼鏡ケース。やはり織りが全体なほうが、お洒落なようです。
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また、ウェールズ織りのケープ(下)も、モッズらしくてお洒落。上のサッカー柄の赤いセーターは、ダサさの瀬戸際の微妙なセンス(笑)。
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ビンテージ・バッグは、ゴブランや刺繍物に一層惹かれます。
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最後に、多分町で一番大きなアンティーク・モールにやって来ました。ただしどのモールも、一般の家屋の小部屋を繋げた複雑な構造で、どれが一番大きいかは判別しにくいのですが。
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棚は可愛いくまとまっているけど、その左の人間頭部のガラス器が気になるなあ…。
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エプロンのフェルトの花アップリケが可愛い、レトロ・キッチュなお土産人形。
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P太の好きな科学アンティーク屋は、このモールに引っ越していました。一体彼は、このストールだけでどんだけ粘って写真を撮っているんだか…。
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私にはチンプンカンプンの機械ばかりの中、唯一即座に分かるのはコレ。モールス信号発信機です。
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姉に上げたのと同じ位大きくて、同じ位凝ったデザインのフィリグリーのブローチ。ガラス・ケースの中で、値段は確認出来ませんでした。
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屋根裏も有り。多くの店舗が古い家屋を利用しており、梯子のような急で狭い階段&段差がやたら多いので、やはりイギリスのアンティーク屋巡りは、歳とって足腰が弱ったらもう出来ないなあといつも痛感します。
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予報より早く雨が降り出し、早めに引き上げなくてはなりませんでしたが、お目当ての青いウラン・ガラスも、じっくり観察&購入出来て、目的は十分果たせました。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-09 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

「エパーン」のラッパ型ウラン・ガラス

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シュルーズブリのアンティーク・モールで、P太が買ったウラン・ガラスです。その時は現金の持ち合わせがほとんどなく、ところがデビット・カードでの支払いが、その店では10ポンド以上じゃないと受け付けないとのことだったので、最初は諦めるつもりでした。そこで、じゃあ私がお金を貸そうか?と提案すると、喜んで買いました。しかし、用途不明のナゾなアイテムだったから、それ本当に欲しいの?と念を押して聞きました。元値は9ポンドで、更にそのストールでは、全品値札より二割引でした。その上、何やらオマケが付いて来ました。
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吹きガラスっぽく作られていますが、型抜きガラスです。しかし、黄色と乳白のウラン・ガラス、そしてフリルのような縁と、ヴィクトリア後期のガラスの特徴が出ています。
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ラッパ型と呼べど、どちらかと言うと、楽器のトランペットよりも、「エンジェルズ・トランペット(Brugmansia)」の花にそっくり。正面から見ると、まるで朝顔みたいです。
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家に帰って調べたところ、これは「epergne エパーン」とアイテムの一部で、元は金属か何かの台が付いていたであろうことが分かりました。エパーンは、テーブル・センターピース、つまり卓上のアクセントになる装飾品で、食物を持ったり、花を生けたり、キャンドル・スタンドとしても利用されました。銀製や陶器製もあり、食べ物が盛り易い皿型やボウル型などもありましたが、このラッパ型のガラス製は、特にヴィクトリアン後期に流行したようです。主に、花を生けるのに利用されたのだと思います。
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もし、元がこのガラス一つだけだったとしたら、こんな風に台に乗っていたかも知れません。ラッパが単独の場合、ガラスの台が元から固定されて、普通の花瓶にしか見えないこともあるようです。
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その一方で、こんな大掛かりな装飾の一部だった可能性もあります。余りにもデコラティブで、最早毒々しい程悪趣味ですね(笑)。当然すこぶる場所を取るので、巨大なダイニング・テーブルを持っていた、かなり裕福な家庭のみでしか所有出来ないアイテムだったことが想像出来ます。
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こちらは、同じアンティーク・モールで売られていた、ラッパ型ガラスの大きなエパーンを、バラバラに分解した状態のもの。乳白の水色ですが、やはりウラン・ガラスです。
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そしてこれが、オマケとして貰ったもの。小ぶりでカット・ガラス風ですが、やはりラッパ型ガラスのエパーン(の一部)だそうです。
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P太としては、私に借金してまで買って大正解だったようです。何故なら、このラッパ型ガラスの先のカスタード色(と言うかほとんど白)の部分が、今まで私達が手に入れたウラン・ガラスの中で、放射線量の最高値を更新したから…。ねえ、それって、本当に嬉しいの?? 普通ウラン・ガラスは、緑色の発光も、ガラスと言うからには透明感があるものなのですが、このカスタード色部分には全く透明感がありません。 
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そのうちフリマかアンティーク・モールで、ぴったり収まる台が見付かればと思っています。
 




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by piyoyonyon | 2016-11-04 15:26 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ウラン・ガラスのストライプの花瓶

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オズウェストリーのアンティーク・モールで、貝型のダブル・ソルトの他にP太が買ったものです。ヴィクトリア時代の花瓶で、薄い緑と乳白緑が縞状になっているのが特徴です。私の好きな、盛り上がった手描きのエナメル模様が入っています。全体的に、昔の吹きガラスらしい曲線的な優美さが漂います。
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正直言って、彩色の状態は余り良くなく、特に金彩はあちこち剥げ落ちています。点で描いたような柄自体は、コバルト・ブルーのガラスの花瓶に似ています。多分、同時代(19世紀後半~20世紀前半のアール・ヌーヴォー期)の作成だと思います。
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ひらひらした波状の縁は、ヴィクトリア時代に流行したもの。この縁にも、かつては金彩が施されいたようで、少しだけその跡が残っています。
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ストライプ模様やエナメル彩色は、ブラック・ライトで照らしても、変化が出て面白いと思いました。
  





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by piyoyonyon | 2016-10-27 15:26 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ウラン・ガラスの貝型ダブル・ソルト・セラー

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オズウェストリーのアンティーク・モールで、P太が真っ先に惹かれたウラン・ガラスです。何と言っても、遠目にもギラギラと輝く蛍光色。縁にカケが幾つかあって状態は難有りですが、ヴィクトリア時代のウラン・ガラスに違いなく、しかも黄色なので、紫外線光で強く発光すると見込まれました。
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ホタテ貝型の小皿が二つ連なった形態の、用途は塩入れのようです。こう言った昔の卓上用の塩入れの器を、英語で「salt cellar ソルト・セラー」と呼びます。その中でも、こんな蓋のないタイプは「open salt (cellar)」と呼ばれます。これは、オープン・ソルトが二つ連なった形式で、尚且つ中央に取っ手が付いているので、さしずめ「double (open) salt cellar with handle」と言ったところ。20世紀初頭に「salt shaker 塩降り」が登場するまでは、こんなソルト・セラーが一般的だったようです。
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非常に初期の精度の悪い型抜きガラスで、気泡どころか穴(窪み)が開いています。カケやヒビはガラス製品の価値に響きますが、最初から出来ている気泡は、特にマイナス点にはならないようです。
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見込んだ通り、ウラン含有量は高く、ブラック・ライトは勿論、自然光でも凄まじく輝きます。その様子を見て、ほくそえんでいる大満足の我が夫…。蛍光色が巷に溢れる現代とは全く違い、ヴィクトリア時代の人達にとっては、さぞかし衝撃的な色だったのに違いありません。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-24 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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