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ロイヤル・レゴ・ファミリー

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パスポート申請でロンドンに行った折、リージェント通りの玩具のデパート「Hamley’s ハムレイズ」にも、ちょこっとだけ寄りました。
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その店に、ほとんどレゴ専門の階があり、吹き抜けからこんな物が覗いていました。ほぼ等身大です。こんな大きな物を根気良く上手く組み立てたと感心するし、何よりちゃんと似ています。この背後には、実物大のイギリスの赤い電話ボックスも、レゴで制作されていました。一応説明すると、2011年のロイヤル・ウェディングの様子でして、左からケンブリッジ公夫人(キャサリン妃)、ケンブリッジ公(ウィリアム王子)、チャールズ皇太子、ハリー王子です。はっきり言って人気の少ない、コーンウォール公夫人(カーミラ)とエディンバラ公(フィリップ殿下)はハブ。…ん?肝心のエリザベス女王の姿も見えないんですけど?
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女王陛下は、別個におわしました。玉座も背景のユニオン・ジャックも、全部レゴ製で力作です。しかし、この店で特に興味を引いたのは、このレゴ・モデル達だけ位で、平日でそれ程混んでいなかったこともあり、デモストレーションする店員達の、子供相手のテンション高い声だけが、やたら空しく店内に響き渡っていました(笑)。そもそも、イギリスならではの商品がそれ程ないし、レゴにしてもデンマークのメーカーだし、この店ならではの品揃えも特に感じられず、やはり原宿キディランドのほうがずっと面白いとは思いました。
 




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by piyoyonyon | 2017-03-26 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

プール・ポッタリーの手描きの器

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この陶器は、昨年の夏頃フリマで入手しましたが、ちょっと思い出したくない不愉快な経験がありまして、今まで御紹介せずにいました。用途は多分シュガー・ボウルの、人気の「Poole Pottery プール・ポッタリー」の手描きの花模様の器で、内側のくすんだピンク色も魅力的で、50ペンス(約70円)で手に入れられてラッキーと思っていました。ところが買った直後、売り手の女性が私を追っ掛けて来て、「貴女の払った50ペンス玉はなので、別なお金で払って欲しい。持っていなければ売らない」と言われました。つまり、私の手渡したコインを偽金だと疑っているのです。1ポンド玉の偽硬貨は、普通に大量に出回っていると聞きますが、まさか50ペンスの偽金はあり得ないだろうと思いました。何故って、偽硬貨を作るほうがコストが掛かる。しかし、売り手の女性は頑として譲らない様子。丁度他に50ペンスの持ち合わせがなかったから、その偽金疑惑の50ペンス玉を返却して貰い、渋々替わりに1ポンド玉を払って御釣りを受け取りました。
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良く見れば、私が手渡したコインは、確かに部分的に緑青を噴いたように変色しています。50ペンス玉は銀色硬貨なので、銅を含む訳がなく、従って緑青を噴くはずもないのです。たかが50ペンスとは言え、そりゃ騙されたと思ったら不愉快だろうし、こちらだって、そんな胡散臭い外国人だと疑わられては屈辱です。
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イギリスでは、外国との流通が非常に盛んな上、似た外国のコインが結構多いので(例えば同じくエリザベス女王の肖像が入った香港ドルとか)、正しくない、または怪しいコインを、ちょろ誤魔化して渡す人が絶えません。しかし、日本と違って自動販売機を使用する機会はほとんど無い為、確認する機会もなく、大抵はいつの間にか入手して持ち続けています。一般の店舗でも、対応が店主本人じゃない限り、偽コインや似た外国コインを受け取っても、従業員は(お札は確認する義務があるようですが)一向に気付かないし気にしません。と言うことは、そう言うコインを御釣りとして客に渡しても、全くお構いナシなのです。この私の怪しい50ペンスも、地元の一般チェーン店で釣銭として受け取ったはずです。正しくないと指摘されやっと気付くのは、大抵フリマで支払う時だけ。もっともフリマ自体が、怪しい硬貨の根城だと言えます。
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皆様もイギリスを旅行する際は、どんな有名店で買い物しようと、現金で支払う限り、注意して一々釣銭を確認して下さい。例え偽金じゃなくとも、しょっちゅう金額自体を間違えますから(笑)。しかし、正規のイギリスのコインにしても、数種類デザインがある為、特に慣れないと即断するのは大変です。―――はたして私の怪しい50ペンス玉が、偽硬貨だったのか、または良く似た他所の国のコインだったのかは、何せ頭に来ていたから、その後すぐに他のストールで支払ってしまったので(爆)、今だ謎のままです。
 




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by piyoyonyon | 2017-01-29 15:32 | テーブル&キッチンウェア | Comments(2)

イギリスの地名の基礎知識

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物心が付いた頃から異様に地図が好きで、今でも地図を眺めていると、全く飽きずについ時間を忘れてしまいます。それに伴って、地名にも興味があります。地名の語源は、歴史や地形(かつての)を教えてくれます。つまり、地名には真実が潜んでいる訳です。アメリカ合衆国の地名は、大体英語系、スペイン語系、ネイティブ・アメリカン系に分けられますが、イギリスの地名は、大雑把に分けても、アングロ・サクソン(ゲルマン)系、ケルト(ゲール語)系、古代ローマ帝国の支配に寄るラテン語系、ヴァイキング来襲に寄る北ゲルマン(北欧)系、ウィリアム征服王が持ち込んだノルマンディー・フランス系があり、長い歴史の中で、これらが複雑に組み合わさって変化し、形成されている場合が多いようです。下に挙げたものは、特にイギリスの地名で目にし易い単語で、全くのトリビアですが、頭の隅に入れておくと、イギリスを旅行する際、多少は奥深くなることと思います。(注:じいいのウンチクの如く長いので、余程暇な時にお読み下さい)

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《-bury, -borough, -burgh》 例:Canterbury, Salisbury, Shrewsbury、Peterborough, Scarborough, Edinburgh
イギリス中で、非常に良く見掛けます。ドイツ語の-burg、フランス語の-bourgに相当し、防衛の為の囲い(堀や土塁や塀)、従って近世以前の城砦そのものや城壁(市外壁)を指します。ただし、例えこの単語が付いていても、城下町や城壁都市ばかりではなく、実際には市外壁を持たない、遺跡すら残ってもいない町や村もあります。しかし、かつては簡易な木柵等で囲まれていたのかも知れません。因みに、先史時代の要塞遺跡には、「ナントカburyリング」や「ナントカburyキャンプ」と名が付くところが多いようです。

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《-ton 》 例:Brighton, Kensington, Tauton, Boston
「囲い地」「屋敷」「荘園」「居住区」を意味し、長じて「town=町」の語源となったようです。

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《-ham》 例:Birmingham, Nottingham, Buckingham, Durham, Faversham, Lewisham
「農場」や「屋敷」、「定住地」を意味します。hamlet(villageより小さな集落)と同じ語源です。ドイツ語の「-heim」に相当。とは言え今は、大都市に成長している例も多く見掛けます。SouthamptonやNorthampton、Littlehamptonの「-hampton」は、「-ham」と「-ton」の合体形です。

《-don》 例:London, Swindon, Croydon
「丘」を意味します。ただし反対に「谷」を指すこともあり、Croydon の由来は「crocus valley クロッカスの谷」だそうです(…今の街の様子からは全く想像できん!)。ついでにSwindonは、「豚の丘」が由来。念の為、豚は富の象徴で、プラス・イメージだったそうです。

《-den》
「谷」や「窪地」のことです。現在の「den」は、巣穴等を意味する単語ですが、関連しているのかも。しかし、こちらも全く逆の「丘」を意味する場合があるそうです。どういうことだ。ケント州のMaidstoneの南には、「 -den」の付く村が沢山あります。要するに凸か凹かは、現地へ行けばハッキリすると言う事ですね…。

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《-combe》 例:Barcombe、Winchcombe、Castle Combe、High Wyecombe
やはり「谷」を差します。Barcombは、「ブリトン人の谷」の意味。

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《-borne》 例:Eastbourne, Westborne
riverよりも小さい、「stream, brook=小川」よりは大きい川を意味します。この名前の付く町には、川が流れていると言う訳です。Winterbourneと言う地名も良く見掛けますが、雪解け水や冬の長雨で、冬期のみ現れる川のことのようです。

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《-ford》 例:Stafford, Oxford, Stratford, Guildford, Telford, Thetford, Hungerford
現在でも通用する英単語で、川や湖沼などの、橋無しで渡れる「浅瀬」を意味します。ドイツ語の「-furt」に相当します。この名前の付く町は、大抵浅めの水辺にあります。勿論今は橋が架かっていると思いますが、古くから橋のある町なら、「Cambridge=ケム川に架かる橋」「Edenbridge=エデン川に架かる橋」のような名前になることが多いはずです。シェイクスピアの出身地で有名なStratford (upon Avon)は、ラテン語の「strat=道」と「ford」が合体した名前。

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《-chester, -caster, -cester》 例:Chester、Manchester、Leicester、Colchester、Chichester、Gloucester、Exeter、Dorchester、Doncaster、Lancaster
これも、いかにもイギリスらしい地名。古代ローマ帝国の言語、つまりラテン語の「castra」を元に古英語化した言葉で、城や要塞や基地を意味します。つまり、この地名の付く町には、かつてローマ軍の駐屯地があった場所で、今でも古代ローマの遺跡が残っているはずです。ローマが去った後には大聖堂が築かれ、現在は州都クラスの大きな都市に成長している例が多いと思います。

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《-ey》 例:Romsey, Romney
「島」を意味します。現在は内陸であっても、低地か干潟で、かつては島、または満潮時や洪水時に島状態になる湿地帯であった場合が多いようです。Elyも、そのバリエーション。

《-ley》 例:Barnsley, Bromley, Swanley
元は「leah」と言う古英語で、森を切り開いた土地、「森の中の開拓地」の意味。盆地のような地形の場所が多いようです。「-leigh」も同意語。

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《-wich, -wick》 例:Norwich, Ipswich, Woolwich, Warwick
ラテン語や古英語で、「農場」とか「場所」を意味します。ただしヴァイキング系の言葉では、-wickは「湾」「入り江」を意味する言葉から来ており、Yorkの古名「Jorvik」は、これに基づくそうで、川の湾曲部をも指すのかも知れません。

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《-ing》 例:Dorking, Reading, Working, Worthing
動詞の現在進行形のような町名を、イギリスでは結構見掛けます。これは、古英語の「ingas」が語源で、「people of~(~の人々)」を意味し、つまり人が集まる場所を意味しているようです。ドイツ語の「-ingen」に相当。Hastingsも、その一種。BirminghamやNottinghamは、「 -ing」と「 -ham」の合体形です。

《-pool》 例:Liverpool, Blackpool
「港」を意味します。この名の付く町は、古くからの港町です。

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《Chipping-》 例:Chipping Camden, Chipping Norton
古英語で市場を意味し、古いマーケット・タウンであることを示しています。ただしウィルトシャーの「Chippenham」は、人名から付けられたもので、この語源には当て嵌まらないそうです。

《shep, ship》 例:Shepshed、 Shepton Mallet、Shipley
船ではなく、古英語で「sheep 羊」の意味。

《-minster》 例:Kidderminster, Leominster, Wimborne Minster
「minster」は、大聖堂に近い大きな教会や修道院のことで、ドイツ語の 「Münster」と同じ。単に「Minster」だけの地名も見掛けます。

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《-low,-law》 例:Ludlow, Harlow
「丸い丘」を意味し、時に埋葬地、すなわち古墳を指すそうです。日本の宝塚市等の、「塚」のような言葉かも知れません。Lewesも、その変化形だとか。

《-kirk, Kirk-》
古いヴァイキングの言葉で、「教会」を意味します。なので、ヴァイキングが襲撃、または定住した地域に残り、イギリス南部ではまず見掛けません。地名の頭にも、語尾に付く場合もあります。

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《Llan-》
これで「thlan スラン」に近い発音で呼ばれます(現地人以外は絶対に正確に発音できません!)。ウェールズに大変多い地名。言い換えれば、これで始まる地名があれば、そこはウェールズです。「教会」や「教会のある村」を指します。
 
《magna》《parva》 例:Appleby Magna, Appleby Parva, Chew Magna
ラテン語でmagnaは大きい、 parvaは小さいを意味します。イギリスの田舎で良く見掛ける、「Great~(大ナントカ村)」や「 Little~(小ナントカ村)」と言った地名と同じ意味。ただし英語の文法と違い、名詞の後に形容詞が付きます。現在は、何故かレスターシャー周辺に多く残る地名。今でも村か集落ばかりで、これらが付く大きな町はありません。「大ナントカ村」のある側には「小ナントカ村」があるものと思いきや…、片方がGreatまたはLittleに変わってしまっていたりで、必ずしもmagnaとparvaで1セットとは限らないようです。

《-cot》 例:Ascot, Didcot,
古英語で「cottage コテージ=小さな家、田舎家」の略。ただし、ケルト系の言葉で森を意味する「Coed」、 または「Coet」を由来とする場合もあります。

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《-hurst》 例:Wakehurst, Sissinghurst, Midhurst, Goudhurst
主に南イングランドで、通り名やお屋敷名に付くのが見られる名称。サクソンの言葉で、「森のある丘」を意味するそうです。

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《-worth》 例:Tamworth, Petworth
「囲い地」を意味します。特権階級者等の、広大な領地を指すことが多いようです。

《-wolt 》 例:Stow-on-the-wolt
「標高の高い森林地帯」のことで(日本で言えば山林ってとこか)、南東イングランドに広がる丘陵森林「weald」と同じ意味です。ドイツ語の「Wald」も同源。

《-le-、-en-le-》 例:Chester-le-Street、Chapel-en-le-Firth
こんなまるで偽フランス語のような地名を、イギリスのあちこちで見掛けます。11世紀のノルマン征服後に伝わった、ノルマンディー・フランス語が元ではないかと考えられていますが、未だはっきり解明されていません。使い方は、「of ~の」とか「near ~の近くの」の代わり。

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《hithe、hythe》  例:Hythe, Smallhythe, Rotherhithe
古英語で船着場の意味。例え内陸にあっても、船着場が存在するはずです(またはかつてあった)。

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《Nor-》
古英語で「北」を意味します。ノーフォーク州の州都Norwichは、大体「北の町」のような意味です。

《Sud-, Sut-》
古英語で「南」を意味します。イギリス各地で見掛けるSuttonと言う地名は、「南の町」を意味します。

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あと、イギリス中で非常に多いのが、「St.~」の付いた、キリスト教の聖人に因む地名。特にコーンウォールへ行くと、こんな名前の聖人、聞いたことなんですけど!と思える地名が沢山あります。

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また、イギリス中で「Avon」「Ouse」と言う名前の川を見掛けます。どちらもケルト系の言葉で、川そのものを意味します。「Beacon」と名の付く山(丘)も、あちこちで見掛けます。烽火や篝火の意味で、かつて頂上で本当に伝達手段として烽火が焚かれた程、小高い眺望の良い山や丘に残る名前です。

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その他にも、「-port(港)」「 -mouth(河口)」「 -field(野原、平野)」が付く地名は、現在の英語の意味のままですよね。全体的にイギリスの地名の由来は、単純に地形から来た素朴な物が多いようで、日本のように謎めいた(横溝正史的な)伝説を含むような複雑な地名は、余り見掛けられないようです。地名の知識・研究なんて、全くの雑学のようでも、極めれば「toponymy 地名学」と言う専門的な学問になるそうです。

それでは皆様、良いお年を。




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by piyoyonyon | 2016-12-31 15:23 | イギリス生活・文化 | Comments(2)

「クラブツリー&エヴリン」のXmasオルゴール缶

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夏にフリマで購入した、お菓子の空き缶です。クリスマスにギフト用として販売され、元は中にファッジ(キャラメル風の菓子)が詰まっていたようです。古い物では全くありませんが、底にオルゴールが嵌め込まれているのと、イラストの精密さに惹かれました。オルゴールの曲目は、クリスマスらしく「くるみ割り人形序曲」。
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イラストは、いかにもイギリスらしい古風な店構えの、「クラブツリー&エヴリン」の店舗そのものを表現しています。まずジョージアン様式のドアには、大きなクリスマス・リースが掲げられています。
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窓から覗ける店内には、この缶を始め、クラブツリー&エヴリンの商品が、細かくリアルに描かれています。この店の名前と聞くと、昔東京に住んでいた頃、入浴剤好きの父の為にと、クラブツリー&エヴリンで買ったバス・キューブ(入浴剤をサイコロ状に固めたもの)を、母が出張で上京した際、お土産に持たせたのを思い出します。母が家に帰って父に渡すと、甘い物にも目がない父は、「これチョコレートだばい?!」と勝手に言い張り聞かなかったそうです。確かに銀紙に包まれていて、ホワイト・チョコに見えなくもなかったのですが、母が「いいえ、お風呂に入れる物だって言ってましたよ」と言うのも無視し、父はバス・キューブを齧り、そのまま顔をしかめて洗面所に激走したそうです。我が父ながら、意地汚いこと限りなし…。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-16 15:28 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

東方の三博士のFDC

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ハンガーフォードのアンティーク・モールで、玩具とゲームのFDCの他に、もう一枚買ったFDC(初日カバー)とは、このクリスマス柄です。この切手自体も、同じ切手のFDCも既に持っていますが、この封筒の柄(「カシェ」と言うらしい)のFDCは初めてでした。切手自体は国単位で発行しますが、FDCは郵便局各支局が民間業者に依頼して制作することが多い為、同じ切手でも数種のFDCが存在するそうです。発行は1981年。切手の絵柄は、児童絵画を採用しているようです。切手の貼り方にも注目。出来るだけ、切手が出来るだけ目立つように、大きく間隔を取って配置されています。右下に、一応小さく宛名ラベルがあります。
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このカシェは、キリスト生誕の際の「東方の三博士(or三賢者)」を表しています。皆血色と愛想が良く、こんなお茶目で可愛いじじい柄は、結構珍しいのではないかと思いました。カシェの印刷が、一般の印刷物とは一味違うのもFDCの魅力。渋い凹版印刷と、ツヤツヤ盛り上がったバーコ印刷が、レトロ感を高めています。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-03 15:31 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

ビンテージのバラ柄の缶

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いかにも昔のイギリスらしい、元はギフト用のお菓子が詰まっていた缶です。底には、「Blue Bird Confectionery」との刻印があります。「青い鳥菓子店」と訳すと、何だか名前も可愛い。検索してみると、工夫を凝らした、様々な夢のあるデザインの缶入り菓子を販売していたメーカーのようです(…毎度ながら中の菓子は不味かったと思うが)。今では、「Needler’s」と言うメーカーに吸収合併されているそうです。
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フタには、8つのブロックに区切られた中に、それぞれ一種類ずつバラの花が、中々好みの1950年代っぽいタッチで描かれています。種類はハイブリット・ティーと一重のバラだけで、この時代の品種の流行が伺えます。ブロックの間には溝がエンボスされ、まるでブリキ製の水彩絵の具のパレットみたい。フタは、蝶番式に本体に繋がっている仕組みです。
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バラの背景も、側面のレンガ模様も、地のパターンは何故か木地。古い缶には、木調パターンと言うのが結構多くて、妙に惹かれます。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-24 15:38 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

陶器の表札

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表札と言っても、御覧の通り番地だけです。英語では、「house plaque」とか 「number plaque」と呼ばれます。イギリスの家(門や玄関)には、番地と時々通り名、後はせいぜい「ナントカ屋敷」等の家屋通称が在れば記すだけで、事業者でもない限り、個人名を記すことはまずありません。その番地の表札ですが、一番てっとり早く手に入れる方法は、DIY屋(ホームセンター)でバラの数字を買って来て、自分で組み合わせること。もう少しお金を掛けると、DIY屋か合鍵屋で、既成の装飾付きサイン・プレートに、オーダーメイドで番地と家屋名を加えて貰う方法なんかがあります。陶芸の盛んな町では、オーダーメイドの陶器製の表札を良く見掛けます。宜しければ、過去の表札コレクションを御参照下さいね。
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我が家の表札は、前の家の持ち主から受け継いだだけの、焦げ茶のドアにブラス製の数字で、ドアの最上部の目に入りにくい場所に掲げてある(他に場所がないので仕方ないのだが)上、ブラスが経年でくすんで目立たない為、番地を間違えるそそっかしい人が今まで何人かいました。それで、丁度良い大きさの気に入った物が手に入れば、行く行くは換えたいと思っていました。ドイツ語圏で良く使われる、ロイヤル・ブルーの地の長方形のホーロー製表札が好きで、イギリスのアンティーク・モール等でも時折見掛けますが、生憎うちの番地と同じ数字に出会ったことはありませんでした。
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そんな中、フリマでこの陶器製の表札に出会いました。売り主の話だと、閉店したお店のデッドストック品だそうです。2枚あったうち、ラッキーなことに一つがうちの番地とドンピシャ。しかも手描きでスウィートピー柄が可愛い。観光地Rye ライの、個性的なデザインが多いことで人気の工房「The Monastery Pottery (現Cinque Ports Pottery」」の製品です。普通に買うとそれなりの値段ですが、フリマでは50ペンスでした。地色は白だから焦げ茶のドアで目立つし、サイズ的にも丁度ドアのスペースに合いそうです。
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裏面はこんな風になっていて、結構複雑な造りです。厚みが1cm程あるので、出来るだけ重量を減らし、尚且つある程度強度を持たせる為の工夫なのかも知れません。




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by piyoyonyon | 2016-10-01 15:31 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

紙製レシピ・ボックス

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山小屋風チャリティショップで、大きな紙製のレシピ・ボックスを買いました。未使用で、ビニール・シュリンクに包まれたままの状態でした。1950年代のアメリカのレシピ・ボックスは、大抵手の平に乗る小ささで、現在の雑誌に付属して来る、またはスーパー・マーケット等で無料配布するレシピでも通常A5サイズです。しかしこの箱は、それらより遥かに大きいB5×奥行き15cm位で、レシピ・ボックスとしては今まで見たことのない巨大さ。紙製と言えど、分厚く頑丈に出来ていて、まるで家具のようです。
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側面に、なんとこんな引き出しが付いています。多分、筆記道具や小物を入れておく為のものだと思います。
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箱の柄は、面に寄って全て異なっています。これは表面。一見マシュー・ライスっぽい水彩画で、良く見ると彼のイラスト程巧みでもスタイリッシュでもありませんが、それなりの味わいはあり楽しいイラストです。
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こちらは裏面。水色ストライプで有名な「コーニッシュ・ウェア」が、イギリスらしさを伝えています。
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側面。右下の水玉の片手鍋は東欧風。
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もう一方の、引き出しのある側面。描かれているのが、イギリスでお馴染みの食材&調理道具だけではないので、このイラストレーターの、食文化に結構通じていることが伺えます。
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そして、中に入っているレシピ・カードのデザインが、また全て異なっていて、凄く凝っていてちょっと圧巻。…しかしこんなアイテム、多分寄付者はプレゼントとして誰かから受け取ったのではと想像しますが、そっこーチャリティショップ行きなのは道理だなあとつくづく思いました。6種類しか料理しない、他の料理は作りたいとも食べたいとも思わない国民がほとんどを占めるこの国で、わざわざ自分でレシピを書き留める人が、一体何人居るって言うんでしょうか?? 私も、レシピをパソコンに書き溜めることはあっても、手書きすることは最早ありません。このレシピ・ボックスは、十分大きくて他の収納に使えそうだからと買いました。



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by piyoyonyon | 2016-09-29 15:30 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

タータン・チェックのドレスのシンディ人形

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久々~に、ビンテージ・シンディ人形を手に入れました。ほんとに久しぶりで、少なくとも今年初めて。もうフリマで出回ることもなくなったのかと、すっかり諦めていたところです。買った当初、髪は相変わらずグチャグチャで、足の付け根が緩めですが、つい最近まで子供に遊ばれていたらしい状態の割には、その他は結構良い状態でした。何より、オリジナルの服を着たままのシンディ人形を、50ペンスで手に入れることが出来たのだからラッキーです。このタータン・チェックのドレスが、まるで新品のように綺麗。中にはぱんつも履いていましたが、こちらのほうは、明らかにオリジナルではない、手作りの(多分元のを失くした為)でっかいメッシュのパンツで、最早ババぱんつと言うより男子のブリーフみたいでした…。
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この服を着たシンディは、「Bonnie Sindy ボニー・シンディ」と言う名前で、1979年に販売されていたそうです。「Bonnie ボニー」とは、スコットランドや北イングランドで使われる言葉で、「美しい」とか「魅力的な」と言う意味です。タータン・チェックのマキシ丈にパフスリーブの割と細身のドレスで、元はレースのショールが付属していました。「McSindy」や以前御紹介した「Highland Fling」のように、シンディ人形では、時折こんなスコティッシュ・ファッション仕様を販売していたようです。
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70年代のシンディ人形なので、手足のむっちり感が半端ありません。それと、植毛が疎ら過ぎて、髪をかき上げると大きく禿が出来ていて、女の子が泣き出しそうな酷さ。リップカラーが、私の好きでない薄い色だったし、少し塗装が欠けていたので、この際ほんのちょっと濃い目の色に塗り替えました。たったこれだけで、随分見栄えがマシになり、つくづく口紅の色って顔の印象に大切だなーと痛感しました。
   




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by piyoyonyon | 2016-09-09 15:25 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ピューター製のミニチュアの食器

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花柄マトリョーシカサーミ人形を買ったストールで、後から気になって、もう一度訪れて買ったミニチュアの食器です。これらは、1つ20ペンスではなく、更に安くて4つで50ペンスにしてくれました。ピューターで出来ており、小さいながらずっしり重みがあります。
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イギリスではドール・ハウスが一般的な為、古物としても様々なミニチュアを見掛ける機会が多いのですが、これはドール・ハウス用(一般的に1/12スケール)には大き過ぎ、どちらかと言えばファッション・ドール(1/6スケール)にぴったりのサイズです。
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古風なタンカード(ジョッキ)の大小と、多分「flagon フラゴン」と呼ばれる蓋付きの器、それと皿があります。タンカートとかのミニチュアなら、今までも見た覚えがありますが、お皿が存在するところに惹かれました。縁の模様も、かなり細かいのです。ヴィクトリア時代に実用されていた食器類のデザインを、そのまま忠実に再現&雛形化しています。元は、少なくとも、もう一枚の皿とキャンドル・スタンドがセットされていたようです。
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「Hantel ハンテル」と言う、イギリスのミニチュア・ピューター・メーカーの製品です。ハンテルでは、ピューターに手彩色した、特に物語のキャラクターや動物等の小さく精巧な人形が、人気の高いコレクタブルズとなっているそうです。
 





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by piyoyonyon | 2016-07-20 15:35 | おもちゃ・人形 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

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