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プルボローのアンティーク・モール

「Hardham ハードハム」の、英国最古級の壁画が残る教会へ行く途中、通過した隣村(町の規模だが村だそうだ)「Pulborough プルボロー」の端の、街道と川が交差する場所に、アンティーク屋らしき店があるのを、車窓からでも私が見逃す訳はありません。教会を見学した後は、当然立ち寄りました。
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これが、その川沿いのアンティーク屋「The Corn Store」。併設されたティールームは人気らしく、午前中からかなり賑わっていました。
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規模は然程大きくありませんが、アンティーク・モール形式になっており、我が家にもあるIKEAのガラス・ケース(笑)がズラリと並んでいます。
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ビンテージ・ジュエリーは、2ポンドからと手頃な値段。中には、結構珍しい素材の物も混じっています。
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こちら左下は、幾つでも欲しくなる、アール・デコ時代のチェコ製のフィリグリーのブローチ。
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プラスティック製ですが、既に昔ならではの味わいが滲み出ているクリスマス・ボーブル。
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ウラン・ガラスに興味を持つようになって以来、ガラス器全般にも注目するようになりました。これは、フロスト加工の吹きガラスに、手描きのエナメル彩色の花柄が愛らしいピッチャー。
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ラリックのようなオパール色の、カトラリー・レスト(食卓でナイフやフォークを置く台)。右はプードル型、中央はカップ、左のにはカタツムリのモチーフが乗っています。
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屋根裏のような2階にも売り場あり。
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デキャンタ等ガラス瓶のストッパー(栓)。自然光では無色透明なのに、やはり幾つかはウランが何故か含まれているのか、紫外線光を当てると緑に発光します。
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ポーランドの木製人形は、今や軒並みこの位の値段だなあ。私の持っているのと、同じタイプです。
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薄いガラス製の、レトロ感満点のボーブルの詰め合わせ。箱入りセットで22ポンドです。
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中々好みの品揃えのストール。古いトランプを紐で繋げて、バンティング(ガーラント)に見立てています。中央の馬のぬいぐるみは、シュタイフ社製で、元はメリー・ゴーラウンド型の玩具のパーツだったようです。
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もう一体、ポーランドの木製人形がありました。これは、今まで見たことのないコスチュームのタイプ。
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木の枝を三角形のトレリスに組み立て、ツリー代わりにオーナメントを飾った楽しいディスプレイのアイディア。ツリーを置くスペースのない家でも、真似出来そうです。
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その中で、このクリスマスの天使人形に惹かれました。大した値段ではなかったのですが、今回は他にも幾つか買う物があったので見送り。多分、昔の日本製です。
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結局、小規模ながら結構充実していて、P太も私も買いたい物に出会え、中々楽しめました。店の脇を流れるのは、「River Arun アラン川」。この下流に、人気の城下町「Arundel アランデル」があります。運河で他の川と繋がり、19世紀の後半までは、ロンドンとポーツマスを結ぶ重要な商業交通路だったそうです。
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そこに架かる、18世紀中頃に建てられた「Old Swan Bridge」と言う石橋。かつてここに、白鳥亭と呼ばれるホテルがあったことから名付けられたそうです。脇に船着場があり、今でもボート下りが楽しめるみたいです。店の側の専用駐車場は3、4台限定ですが、この橋のすぐ向こう側にも駐車場があるので、車で気軽に立ち寄れる、中々貴重なアンティーク・モールです。場所は、ペットワースからそう遠くありません。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-13 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

英国最古の教会壁画

ある日の昼食時間、いつものようにテレビの古物番組「Bargain Hunt」を眺めていたら、イギリスでは割と貴重なサクソン時代(5~11世紀)の教会の中でも、国内で最古級、尚且つ保存状態も最高クラスの壁画が残ると言う教会が紹介されていました。場所は、ウェスト・サセックス州の「Pulborough プルボロー」近く。うちから遠くないじゃないかと言うことで、翌日夫婦で早速訪れることにしました。
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教会は、プルボローのすぐ南の「Hardham ハーダム」と言う村にあります。教会の正式名称は、「Church of St Botolph 聖ボトルフ教会」と言います。ボトルフは、7世紀のイースト・アングリアの修道院長で、「Botwulf of Thorney」 や「Botulph」、「Botulf」とも呼ばれ、旅行者と農業の守護聖人だそうです。
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サクソン教会の例に漏れず、小さく簡素な造り。情報がなければ、そんな特殊な内部を持つ教会とは絶対気付けない、何の変哲もない地味な外観です。
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この村は、「Southdowns National Park サウスダウンズ国立公園」の端に位置します。南側に、そのサウスダウンズの山(丘)並みが見えます。
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鐘楼は木製。多分、屋根からでないと登れない仕組みです。
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教会の外壁には、不思議な窪みがありました。古来、大陸からの進んだ文化の多くは、ドーヴァー海峡を渡ってイギリスに伝えられた為、その海峡に面するケント州(当時王国)は、サクソン時代にはイングランド内でキリスト教の一番発達した先進国でした。ところが、その隣のここサセックス(南サクソンの意味)は、意外にも、キリスト教化するのがイングランドでも最も遅い部類だったとか。
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今はヨロズ屋の一軒すら見当たらない、「village 村」よりは「hamlet 集落」と呼ぶのが相応しいような寒村ですが、ここは古代ローマ時代には重要な中継地でした。村を貫通する現在のA(国道クラス)29号線は、かつては「Stane (stoneの意味らしい)Street」と呼ばれる石畳敷きのローマの旧街道で、ロンドンとチチェスターを繋いでいました。この村でも、ローマ時代の駅舎や宿舎、村や浴場の遺跡が発見され、またその時代の建物や石畳の石材は、後に教会建設に再利用されたようです。
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内部も、想像した通り極めて質素。少し黴っぽい臭いがしました。後の時代のノルマン時代の教会と比べても、窓が極端に少ないのが印象的です。
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天井には、古めかしい木製の梁が。デヴォン州で一番古い建造物と呼ばれる、古城付属の茅葺屋根の礼拝堂を思い出させ、返って豪華絢爛な教会建築より、純粋な信仰心が感じられます。
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そして、壁画はほぼ内壁の全面にビッシリ描かれているのが圧巻。窓の側面にさえ、壁画が施されています。中には、イングランドの守護聖人聖ゲルギオウス(ジョージ)を描いた、英国最古の像も混じっています。制作者は、「Lewes ルイスの画家集団」だったと言われています。吟遊詩人のように、当時はこう言った流れの芸人達が、各地を旅行しながら仕事をしていたようです。
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多分、キリストの洗礼の場面。教会は、ウィリアム一世に寄るイングランド征服間近の1055年に建造されましたが、壁画が制作されたのは、それより遅れて12世紀と言われ、有名なバイユーのタペストリー同様に、「アングロ・ノルマン形式」と呼ばれています。
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主祭壇部分。実は「サクソン教会」と呼ばれる建物の多くは、単に起源をサクソン時代に持つだけで、後に何度も改装され、オリジナルの建造物は部分的にしか残っていない場合がほとんどです。ところがこの教会は、建設当時の姿をほぼ完璧に残しているようです。
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更に、壁画がここまで完全な状態で残っているのは、長年この上に漆喰が塗られていたからだそうです。19世紀になって、漆喰の下から壁画が発見されました。
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受胎告知の場面。壁画は、イギリスでは珍しいフレスコ画の技法で描かれました。イタリア等地中海沿岸ではお馴染みの手法ですが、ここイギリスでは、湿気が多く乾くのに時間が掛かり過ぎる為、フレスコ画が発達しなかったそうです。
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この教会の壁画の中でもアイコン的な、アダムとイヴの像。絵が余りにも稚拙で、一瞬どちらが男で女かは見分けが付きにくいのでした(笑)。
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壁画が制作されたのは、暗黒時代と言われる中世。はっきり言って芸術の分野は、技術的にも感性的にも、前のローマ時代から退化しています。この牛の絵も、ラスコー洞窟の壁画から進化なく無く見えます。
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とは言え、千年近くも昔の、特権階級ではない、一般市民の信仰心を、こんなに生き生きと伝える資料は、世界的に見ても中々ないのではと思います。
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バチカンのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画より、300年以上も前に制作された教会壁画。うーん、非常に興味深い、貴重な物を見させて貰いました。これはイングリッシュ・ヘリテイジ級(歴史的建造物第一級には指定されている)、いや、世界遺産クラスかも知れません。入館は無料ですが、見学させて貰った後は、信者ならずとも感謝の気持ちを込めて、文化遺産保護の為にも御布施を忘れずに。




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by piyoyonyon | 2016-12-06 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ナイマンズの秋のボーダー花壇

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午前中は雨が降っていた土曜日、午後からは大体天気が回復したので、日頃の運動不足を少し解消する為にも散歩に出ようと言うことで、ウェスト・サセックス州のHandcross ハンドクロス村近くの、「Nymans Garden ナイマンズ庭園」に行きました。既に午後3時近くの、今までで一番遅い時間に訪れました。ここもロンドンから割と近い、人気のナショナルトラストの庭園で、晴れた週末の午後イチ位には、付属の駐車場が満杯で、村内に駐車しなければならない程です。しかし、その日は天候が不安定な上に遅い時間だった為、返って問題なく駐車出来ました。
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この時期、私達夫婦が庭園を訪れるのは、純粋に植物を楽しむ為よりも、只トレッキングしたいとか、リフレッシュしたい場合が多いと思います。とは言えナイマンズは、秋もしっかり花々で楽しませてくれます。まずは、バラ園を囲む生垣外側のボック&チェリー・セージのボーダー花壇。
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アスターやクレオメ、フーシャや秋明菊も加わり、全体的に野趣溢れる雰囲気です。
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どちらかと言えば普段は地味なアスターも、群生すると見応えあります。
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ここのバラ園には、四季咲きのイングリッシュ・ローズが多いのですが、この時は花自体は余り咲いていませんでした。うちの裏庭のほうが多い程。白黒の傘の主はP太。青空なのに、未だ時々雨が降ります。
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このバラは、「Gentle Hermaione ジェントル・ハーマイオニー」。シェイクスピアの戯曲「冬物語」に登場する、心優しき王妃に因みます。
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こちらは「Lichfield Angel リッチフィールド・エンジェル」。英国中部のリッチフィールド大聖堂で発見された、8世紀の石灰石板の天使のレリーフからの命名です。
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続いて、ウォルド・ガーデンの迫力の秋のボーダー花壇がお出迎え。ここでは、誰もが見入っていました。花壇の種類で言えば、「インフォーマル・ペレニアル(宿根草)・ボーダー」に分類されるはずですが、「インフォーマル」とは言え、いかにもキッチリ念蜜に植栽計画された雰囲気。
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植えられているのは、ダリア、ジニア、セージ、アスター、フロックスなど。それにトリカブト(汗)も混じっています。ここのボーダー花壇、季節毎に開花時の花に取り替えるので、このように見事に花いっぱいか、または改装中で全く花ナシの悲しい状態か、のどちらかです。どの季節のボーダー花壇も楽しませてくれますが、私は秋が一番見応えあるように思います。
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噴水の周囲のトピアリーは、まるでスター・ウォーズのBB-8のよう。でも、スター・ウォーズ7公開の遥か前からこの形なのです。何でも、女王のジュビリーを記念して王冠を象っているとか。
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噴水の後には、また両側に盛り沢山のボーダー花壇が続きます。
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日本では、盛夏の花と言うイメージのダリアですが、イギリスでは初秋から霜が降りる頃まで咲き続ける秋の花です。
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花弁の大きさや花色の鮮やかさから、やはりダリアは、どの花壇でも主役になり得る存在です。
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夏から咲き始めるフーシャも、イギリスではどちらかと言えば秋を彩る花。
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秋のボーダー花壇を通ると、館に到着します。いつもなら賑わっているこの辺りも、今回は遅い時間なので最早訪問者が疎らです。
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カメラ馬鹿のP太に寄れば、秋冬は日照時間が少ないし、晴れの日自体も稀だけれど、こんな低い日差しのほうが、撮影には向いているそうです。特に、雨上がりの澄んだ空気は最適だとか。
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半分廃墟のお屋敷の入り口には、シコンノボタンが咲いていました。非耐寒性のはずなのに、地植えされて、しかも大株に育っています。この鮮やかな花色は、私のカメラでは拾えないなあ…。
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館の南側は、私が初めてこの庭園を訪れ始めた頃には、工事中で立ち入り禁止でしたが、徐々に整備され、今では中々充実したロック・ガーデンになっています。
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数年前に完成した「sink garden 凹んだ庭」は、この季節はコスモスに覆われていました。ハートの繰り抜きが可愛いベンチの背面には、NYMANSと彫刻されています。
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公共遊歩道にもなっている庭園周辺の牧草地では、日本語でアマツバメと訳される鳥「swiftスイフト」が、物凄いスピードで沢山飛び回っていました。飛びながら、空中の虫を食べているのです。スイフトは普段は絶壁に住んでいますが、渡りの途中だけ平地でも姿を見ることが出来るそうです。しかしここで見掛けたのは、普通のスイフトではなく、どう見ても腹部の白い「alpine swift アルプス・スイフト」でした。イギリスで見掛けるのは、かなり珍しいかも知れません。
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日本と違いイギリスの紅葉は、8月下旬辺りから、気象条件や木の種類に寄り、徐々にゆっくり始まります。ナイマンズ周辺の谷も、一部の木だけが紅葉真っ盛りです。
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ふと気が付けば、既に他の訪問者もほとんど見当たらず、閉園時間間近! 日もすっかり傾き、気温もひんやりし始め、ここまで遅く居たのは初めてです。去り際に谷間を眺めると、淡く虹が掛かって見えました。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-02 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

観賞用廃墟?ベイハム・オールド・アビー

8月最後の週末は、いよいよEH(イングリッシュ・ヘリテイジ)を入場料無しで訪問出来る最後のチャンスでした。しかし、学校の夏休みの終盤でもあり、全ての高速道路が再び大渋滞の予想だったので、高速を通らなくても行ける、イースト・サセックスの「Bayham Old Abbey ベイハム・オールド・アビー」を目的地に選びました。ここを後回しにしたのは、かつて入場口の外側から、眺めたことはあったからです。当時はそれで十分だと思っていましたが、年会員証でタダで入場出来るのなら、この機会を逃す手はありません。
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御覧の通り、修道院の遺跡です。16世紀に国王ヘンリー八世が解散法で多くの修道院を閉鎖した為、イギリスにはこんな修道院の廃墟が沢山あります。
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ここの第一印象は、「まるでチャンネル4(と言うイギリスの民放TV局)のアイデントのようだ」でした。我ながら発想が俗っぽくて浅ましいと思いましたが(笑)、実は何も恥じることはありませんでしたあ。何故って、その映像は、本当にここで撮影されたものを元に、CG加工されているそうだからです。
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普通EHの説明板は、イラスト付きで分かり易く充実しているのですが、ここでは部屋の名称を示すサインしかありませんでした。入り口受付けで、音声ガイドを借りるべきだったかと反省。年会員になった当初は、良く音声ガイドを利用していたのですが、結構説明が長くて自分のペースで回れない為、夫婦揃ってウザくなって止めてしまったのです。
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ベイハム・アビーは、13世紀初頭にプレモントレ修道会の大修道院(=アビー)として建てられ、15世紀には拡張され、16世紀の解散法で廃院になるまで機能していました。今でも結構辺鄙な場所ですが、修道士達は俗世から離れた環境を望んでいた為、こんな土地を好んで選んだようです。とは言え、近くに川が流れ、水の便は良かったので、修道生活にとっては理想的な立地だったそうです。
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修道院解散後は、しばらく王家が土地を所有していましたが、エリザベス一世に寄り売却されました。18世紀前半には、ジョン・プラット卿(後のベイハム子爵)の手に渡ります。当時はゴシック・リバイバルの時代で、裕福層の中には、わざわざ庭園の中に「ニセ廃墟」を建設する者も居る程、廃墟が流行していました。プラット卿も、このベイハム・アビーを、最高のガーデン・アクセサリーと見なして購入したようです。
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レイコック寺院やダウントン・アビー(ありゃドラマの中だけだけど)のように、元修道院を邸宅に改装する例もありますが、プラット卿の場合は、邸宅は遺跡の脇に別に建設し、廃墟にはサマーハウスやオランジェリー等を増築したり、一層絵になる廃墟らしく手を加えました。
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プラット卿の命を受け、この遺跡を庭園としてデザインしたのは、ロンドンのケンウッド・ハウスも手掛けた、高名な景観庭園師ハンフリー・レプトン。
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その後19世紀後半に、プラット家の子孫のカムデン一家が、ここを見下ろす丘の上に建設したお屋敷に移り住み、この修道院跡と旧邸宅は1961年にEHに寄付されました。
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これが、かつての聖堂のnave=身廊部分。
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側面の窓のアーチの大きさから、かなり大規模な建物だったことが想像出来ます。
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この辺りは、身廊と翼廊が交わるクロッシング部分。
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あちこちの壁や柱に、ガーゴイルと思われる、実物大の人間?の頭像が嵌め込まれていて、一瞬ドキッとします。脆い砂岩の為に崩れて、一層不気味です。
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そもそも、突然顔だけっていうのが悪趣味。その昔ケルト民族が、敵兵の生首を柱に埋める風習があったと言うのを、嫌でも思い出さずには居られません。
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翼廊の端には、小さな螺旋階段が。昔は塔に続いていたのだと想像します。
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身廊の最奥は主祭壇部分。今はすっかり大木に侵略されています。
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分厚い石の壁に食い込んだ、木の根の破壊力が圧巻。これを見て、私もP太も同時に「ラピュタみたいだ!」と言いました。
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身廊脇(側廊か礼拝堂跡)に、ひっそりと佇む二つの小さな墓石。19世紀の館主の息子達の墓だそうです。どちらも、生まれた当日に亡くなっています。
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柵の向こうに、現在の村の教区教会が見えます。
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修道僧達の食堂の竃跡と思われます。素焼きのタイルが丹念に重ねられています。
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ベイハム・アビーは、サセックスとケントの州境にあります。この14世紀築のケント側の楼門は、「Kentish Gate ケント門」と呼ばれています。左側の出っ張った部分は、19世紀にサマーハウスが増築された跡。対するサセックス側の「サセックス門」も存在したはずですが、今は残っていません。
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こちらは、遺跡の脇に立つ、18世紀築のジョージアン様式のプラット卿のお屋敷。
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屋敷は、南側の一部がEHの受け付けと売店として利用され、また北側の図書室とダイニングの二部屋だけが、近年改装され一般公開されています。と言っても、家具もほとんどなくガランとした状態。
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そしてこれが、どうやら現在の子爵家のお屋敷のようです。こんなドラマのような現役の屋敷が、結構イギリスのあちこちに存在するんですよ~。
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結局、好みの廃墟…のはずなのに、景観庭園のオブジェとして後年手が加えられた遺跡の為、正直言って少しだけ興醒め。何だか、本当にCG処理されたような、妙にウソ臭い感じがあちこち漂いました(笑)。そんな中、遺跡の中に設けられた簡素な新生児の墓は、真実のモニュメントとして一番印象的でした。
 




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by piyoyonyon | 2016-09-20 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

アーディングリーのアンティーク・フェア 2

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ウェスト・サセックス州のアーディングリーと言う村の、南イングランド・ショウ・グラウンドで開催されている、英国南部最大の「アンティーク&コレクタブルズ・フェア」に来ています。一時は雨が結構激しく降ったこともあり、屋内会場でかなり長く時間を過ごしましたが、屋外会場を回る頃には、丁度雨が止んでいました。
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ところが屋外が、想像した以上にとんでもなく広い! 歩いても歩いてもストールが続きます。
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屋外で販売されているのは、主に家具やガーデン用品等の大物ばかりかと思いきや、食器等の小物中心に売るストールも結構あります。
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そして、最初に訪れた建物の他にも、屋内会場が点在しているとは気が付きませんでした~。
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こんな雨の日には、屋外ストールは商売上がったりで絶対不利だから、きっと屋内の出店料のほうが高いんだろうなと、てっきり思っていました。しかし屋内出店者の話だと、晴れた日には、客は出来るだけ外を歩きたがり、屋内に中々寄り付かないので、その日は屋内にとってたまたま「当たり」だっただけだそうです。相当早い時期に出店を申し込まなくてはならないだろうから、開催日の天気は本当にバクチだと思います。
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元々農業展示会用の施設だから、場所に寄っては家畜の臭いのかなり強い場所も(笑)。
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布小物の専門店。フェア全体的に、プロの店ならではの品揃えと思える、昔の美しい手仕事の布物は、残念ながら余り見掛けなかったように思います。
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照明器具も人気。凄く美しいバカラ社製のランプシェードを、販売しているストールもありました。
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ここのアンティーク・フェアは、比較的ドーヴァーに近いこともあり、「国際」アンティーク・フェアと謳っていて、実際ユーロで直接支払える、ユーロ歓迎のストールも結構あります。しかし当日は国民投票前日で、会場にまでEU離脱を促すポスターを貼っているストールや、客に離脱を熱心に訴える店主も見掛けました。EUから離脱すると、彼等の商売にも響くと思いますが、総じて骨董商には離脱派が多いと感じました。
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パヴィリオンと呼ばれる、もしかしたら競走馬等の品評用のギャラリーが付いた建物。この中にも、ストールが入っていました。
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以前このショウ・グラウンドで開催されたエコ・フェアに参加したことのあるP太が、ここの屋台の食べ物は高くて不味いからと言い(まあイギリスでは常識ですが)、その日はおにぎり持参で行きました。しかし雨が降っていて、やむを得ず屋内で立ったまま食べる情けなさ。食べ物屋台自体は沢山あり、中にはドイツ・ソーセージ屋も。焼きソーセージ、茹でソーセージの他、ベルリン名物カレー・ソーセージも売っています。
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家畜用らしいテントの中にも、ストールがそれぞれ入っています。
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好みの女性らしいセレクトのビンテージ小物を集めた店。
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ビンテージ布の専門店。
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リバティ等の中々魅力的な端切れもありましたが、全体的に、何かを作ろうと言う気には全くなれない程値段が高い(涙)。
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パヴィリオンの裏側にも、小高い並木に沿ってストールが続いています。
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古い学校用?の椅子がズラリ。荷物を積んで来たらしい、奥の二連続きのトラックの大きさも圧巻!
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凄~く充実した手芸用品専門店で、古いボタンが色・素材別にケースにたっぷり詰まっていました。しかし既に店仕舞い中で、じっくり見る時間はまるでナシ。
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農業会場だから、あちこちにこんな可愛い動物モチーフの付いた門もあります。
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このアンティーク・フェアは、今まで何度も「Bargain Hunt バーゲン・ハント」と言うBBCの古物番組に登場していて、もしかしたらこの日も撮影しているかもね~とか話していたら、…本当に行われていました。
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何故BBCにこれ程骨董番組が多いかと言えば、実際イギリスにアンティーク好きが多い以外にも、安上がりだからに他ならないだろうと思っていました。その予測通り、本当に簡素な撮影隊の低予算番組(笑)。そして、番組内の基本ルール「きっちり一時間以内で古物3アイテムを買っている」はずが絶対ないと疑っていましたが、やはり一時間以上掛かっているようです。
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更に、一日一会場で番組二回分は撮影しているんだろうなとは思っていましたが、やはり2回戦分(2組×2回)撮影していました。しかし2回目なんて、もう店仕舞いし始めているストールが多い遅い時間です。古物番組は再放送がやたら多く、中には随分昔に撮影されたらしい番組もあります。このチームのアドバイザーで骨董鑑定士(骨董競り師)のチャールズ・ハンソンさんが、一体現在本当はどの位の年齢なのか、私は興味がありましたが、思いがけず確認することが出来ました。その他にも、何か別なアンティーク番組(多分Put Your Money Where Your Mouth Is)の撮影が、このフェア内で行われていました。
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結局、すっかり全部見て回ることは出来なかったけれど、十分楽しめて満足満足。これほど広大で店舗が集まっていると、商売の買い付けをする人にとっては、最適な場所ではないかと思います。それでいて、ポートベローのアンティーク・マーケットのように混み過ぎて歩き辛い、なんてことは全くないのです。やはり私には二日目のみで十分ですが、午後1~2時頃から仕舞い出すストールも多いので(閉場は4時)、出来るだけ早い時間に出向くのに越したことはありません。それと、やっぱり天気の良い日を選ぶのが大切だと思います。これだけ丸一日楽しめて、我が家から近くてガソリン代の掛からないことを考えれば、入場料一人5ポンド(二日目のみ)は安い位かも知れません。ここで買ったものについては、また後で御報告します!
  




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by piyoyonyon | 2016-07-14 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

アーディングリーのアンティーク・フェア 1

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イギリスでアンティークやビンテージを購入する方法には、「アンティーク・ショップやモールに行く」「アンティーク・マーケットに行く」「オークション(ネット含む)に参加する」「チャリティショップに行く」「カーブーツセール(フリマ)に行く」の他に、「アンティーク・フェアに行く」と言う選択があります。アンティーク「マーケット」と「フェア」は大体似ていますが、前者は基本的に入場無料で、一般道路や広場等で定期的に開催されるのに対し、後者は有料が多く、主にイベント会場で年数回のみ開かれることが、一番の違いかも知れません。そのアンティーク&コレクタブルズ・フェアの英国南部最大規模のものが、ウェイクハースト・プレイス庭園近くの「Ardingly アーディングリー」と言う村で、冬期以外のほぼ二ヶ月毎に二日間ずつ開催されます。その場所は、我が家からもそう遠くなく、今まで何度も通過しているのに、フェアには一度も行ったことがありませんでした。何故かと言えば、フェアは平日に行われ、車の運転出来ない私だけでは、行くのが非常に難しいからです。それと、入場料が20ポンドも掛かります。しかしこれは、初日の料金(二日目も有効)で、最終日だけなら入場料5ポンドです。夫婦揃ってウラン・ガラスに興味を持つようになって、アンティーク・モールに一層頻繁に行くように以来、フェアにも一度は行ってみたいと思うようになりました。そして6月の開催日には、P太が平日でも有給休暇が取れそうなので、いよいよ行ってみることにしました。
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フェアは、アーディングリーにある「South of England Show Ground 南イングランド・ショウ・グラウンド」と言う、元々は農業展示会に作られた、その他にも様々な催しに使用される会場で行われます。こう言ったショウ・グラウンドは、多分イギリスの各州に一つはあるのではないかと思われます。駐車場(無料)は広大ですが、既にかなりの数の車で埋まっていました。
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この入り口で入場料を払い、小さなチケットを受け取ります。一度荷物を置きに駐車場に戻ったりして再入場する場合、多分このチケットの提示が必要なんだと思います。フェアは、屋内と屋外で開催されています。
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開場は8時で、その日は9時までには家を出る予定でしたが、P太に緊急の仕事が入ってしまい、その上途中の田舎道が工事の為に渋滞し、会場に到着したのは結局凄―く遅れて11時頃。おまけに、その日の天気予報は、曇りだったからこそこの日を選んだのに、予報に反し実際には小雨が降り続いていて、止むを得ず、まずは屋内の会場から回ることにしました。
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多分家畜の品評会用の建物らしく、地面はワラ混じりの砂です。さすがに排泄物は落ちていませんが、床に直接商品を置くのは、砂塗れになるから憚られると思います。
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初日に入場20ポンドも掛かるなんて、それだけ初日に「良い品」は売れてしまうって意味でしょうが、品物の単価が50ポンドを超える客でもない限り、初日にそれ程払う価値があるとは思えません。
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ストールに寄って、それぞれ特色があります。一番多いのは、陶器、ガラス、銀器専門かな。
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こちらは玩具専門。
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一つだけあった、ミッドセンチュリーのビンテージ専門店。私好みのレトロ物は、少数派なようです。アンティーク・モールでも中々見掛けない、ミッドウィンターの「レッド・ドミノ」の食器が売られていました。
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ポップなプリントのビンテージ・ドレスも、ちらほらと。
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しかし、やはり長い裾は砂塗れ。おまけにここでは試着は出来そうもないし、衣料を買うのは難しいかも。
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ビンテージ・バッグも、一応チェックしました。右手前の銀製のチェーンを編んだパーティ・バッグは、価値は高いのですが、鎖帷子みたいで重くて使い辛そう。
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布物やボタン等の手芸用品専門店。手芸用品の中でも、銀製のピンクッションやメジャー・テープ等は、特に人気があります。
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ここは、リトグラフなどプリント画専門でした。
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アール・デコ時代に流行したらしい、ハダカの女のフィギュリンが付いた器。幾つかはウラン・ガラス。
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右手に立ててあるのは、ガラスに繊細なレースや刺繍布が挟んであるトレイ。多分、手鏡やブラシとセットのドレッサー用。沢山集まると、綺麗で見応えあります。
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大好きな、ポーランドの古い木製人形。プロの店で一体4ポンドは、破格の安さです。でも、今まで持っているタイプと余り変わらないので見送りました。左隣は、オーストリアの「バイツ人形」のようです。
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仲良くしっかり抱き合っているのは、まるでイタリアの「レンチ」のように、フェルトを型に入れてボディや顔を形成した人形。左隣は、多分ロシアの陶器人形。
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アクセサリーを買ったストールで写真を撮らせて貰った、巨大ボーブル。直径20cm以上あります。「窓に飾ると素敵よ!」って言われたけど…(笑)。
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ここのフェアは、テレビでは何度も見たことがあり、ペットワースの超高級アンティーク&アート・フェア程ではないにせよ、それなりにアンティークらしい商品が多いんだろうなと想像していました。しかし実際には、思っていたよりずっとジャンク率が高めでした。コレクタブルズの意義範囲は広いので、現代のアジアの工芸品を専門に売る店等、全く古くない商品ばかりを扱うストールも結構あります。
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ビンテージ・ジュエリーは、全体的にさすがに充実していて、この↑ストールは特に素晴らしい品揃えでした。
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中にはフリマ並みの価格で購入することの出来るコスチューム・ジュエリーもあります。アンティークの世界では、ファイン・ジュエリー(宝石・貴金属)に対して、地位が数段低く見られているからかも知れません。
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あちこちのストールで、どれでも一個1~5ポンドと謳って、新旧コスチューム・ジュエリー(壊れたもの含む)を、箱等にごっちゃに詰めたものが設置されていました。
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でも、このランクのコスチューム・ジュエリーなら、フリマでもっと安く見付けられる可能性が高いなあ。実際、既に自分で持っているものも多かったし。…毎度のごとく、記事が長くなり過ぎたので、「2」に続きます。
  




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by piyoyonyon | 2016-07-13 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ペットワースでアンティーク・ショップ巡り

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Petworth Park ペットワース・パークで散策を楽しんだ後は、ペットワースの町へ向かいます。町内は狭く駐車が難しいので、ペットワース・パーク内の駐車場に車を残したまま、しばし歩きます。
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ペットワースは、丘の上の町。民家に寄っては、庭からこんな素敵な田園風景が見下ろせます。
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そしてペットワースは、アンティーク屋が集まる町として知られています。私がここを知ったのも、デザイナーのマーガレット・ハウエルのお気に入りの町だと、友達が教えてくれたから。しかし、経営者自ら拘って選んだ(多分)家具やアート中心の店舗が多く、外国からの観光客が気軽に買える商品は少ないかも…。
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唯一、それぞれの契約者がブースや棚ごとに自分の好きな物を売る、アンティーク「モール」形式なのはこのお店だけ。
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隣の倉庫らしき建物も売り場になって繋がっていて、店内は結構広めです。
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このお店でヴィクトリア時代のウラン・ガラスの美しいワイン・グラスを見付けましたが、実用しないグラスにしては高いので見送り。
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古着や布小物が集まった、女性好みのブースもありました。
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右のゴブランのビンテージ・バッグは、中々好みです。
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お次は、チューダー時代の木組みの建物自体が、まるで骨董品のようなアンティーク屋さん。売られている物は高級で手が出ませんが、店内の造りを眺めるだけでも価値があります。ここで女性店主が、「ペットワースのアンティーク・フェアにも行きましたか?」と聞いて来たので、「行きましたが、サウナのような暑さでしたよ」とP太が答えたら、「あらやだ、明日は私がフェアの店番担当なのよ。明日は今日より更に気温が上がるはずなのにねえ」と心配そうでした。
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木製の塔が印象的な教会。
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古い建物が多く残る町並み自体は素敵ですが、幹線道路が町の中心を貫いており、狭い折り曲がった道路を沢山の車が結構なスピードで通過する為、歩いていてちっとも気が休まりません。ドイツとかだったら、こんな歴史的な町には、絶対バイパスを設置するところなのになーと思います。景観が良い通りや広場に駐車を許可するのも、ヨーロッパの他の国では余り見掛けないことです。
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そんな中、歩行者天国で雰囲気抜群なのが、石畳の残る、その名も「Cobble Lane 石畳小路」。
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ここにもアンティーク屋やアート・ギャラリー、お洒落な雑貨屋等が並びます。
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この通りは、店舗だけでなく民家の庭にしても、手入れが行き届いています(ペットワース中大抵そうですが)。石塀の上に、何故かチューリップが植えてある、斬新なガーデニング。
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アーツ&クラフツ専門の骨董品店です。例に寄って、手が出る商品はありませんが、ここの品揃えは徹底していて、本当にデザインが素敵な物ばかりでした。
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例えば、この小ぶりの可愛い本棚なら、並ぶ本もアーツ&クラフツらしい表装。
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お店のシンボル・マークのようです。
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一方、その向かい側にあるアンティーク屋は、レトロと呼べる小物が多くホッとしました。
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1950~60年代のテーブルウェアも。右の三角形が連なったパターンのコーヒー・セットと同じシリーズの砂糖入れを、長年使用していますが(電池やUSB入れとして…)、同柄を見掛けたのは初めてです。
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オランダのホーロー製のキャセロール。ちょっと惹かれました。ル・クルーゼ並みの厚み&重さです。
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ここでウラン・ガラスのストッパーを見掛けましたが、ストッパーにしちゃ値段が高くてパス。ストッパー位なら、カーブーツセールでも見付かりそうだし。ペットワースのアンティークは、総じて高めだと感じました。
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この古めかしい建物もアンティーク屋。やはり「大物」中心っぽいので、店内には入っていません。
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こちらの建物もアンティーク屋さん。同じく中には入っていません。
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今回初めて気が付いたお店。ペットワースでは珍しい、いかにも女性店主らしいセレクトの小物が主体の、中々好みのお店でした。小さく入り組んだ店内も楽しいし。
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やはりペットワースのアンティーク屋は、全体的にジャンク率が低く、本格的な骨董美術品中心で、結局買いたい物は何も見付かりませんでした。これだけお店を廻ったのに、ウラン・ガラスの収穫が全くなくて、P太は少しガッカリしていました。ちょっとはアンティークに対する関心が深まったので、この町のアンティーク屋も昔よりは楽しめるかも…と期待しましたが、やっぱりペットワースは町自体が結構ポッシュでした(笑)。
   




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by piyoyonyon | 2016-05-23 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ペットワース・パークにブルーベル花見

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5月の初旬に、気温が急激に上がり、突然冬(前の週は雪が降った)から夏に移り変わったような状態になりました。ブルーベルの花期も、今年はそろそろ終わりに違いないと、その週末はブルーベル花見に出掛けることにしました。ブルーベルは、この季節イギリスの何処の森林でも見ることが出来る野草ですが、久しぶりにウェスト・サセックスの町Petworth ペットワースに行くことにしました。ここなら、広大な公園を歩いた後、アンティーク・ショップ巡りも出来るからです。夫婦でウラン・ガラスに興味を持ち始めてからは、庭園(または自然)だけでなくアンティーク屋も楽しめる、と言うカップリングが多くなりました。
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たった一週間前の週末より、木々の緑が明らかに濃くなって、すっかり春から夏の景色に変わってるのに気付きました。やって来たのは、町の面積の大部分を占めると思われる「Petworth House & Park」。
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駐車場側の入り口から、まず見えて来るのが、高台に立つ「Ionic Rotunda」と呼ばれる新ギリシャ様式の東屋。これだけでも、相当贅沢なのが分かります。
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この季節、イギリスのあちこちで、菜の花の黄色い絨毯が見えます。
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東屋の背後には、期待通りブルーベルの群生が広がっていました。
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日陰を好むブルーベルの群生地としては、ここはちょっと陽当りが良過ぎるせいか、周囲の草の背が高いのが難点。未だ白い水仙の花も混じっています。
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ブルーベル自体を楽しむのなら、もっと群生の密度が高い、または面積の広い他の庭園や公園や森林が、この周辺には幾らでもありますが、甘い香りに包まれて、これだけの眺めを見ることが出来たら満足です。
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ブルーベルの他には、シャクナゲやツツジが咲いていました。日本人の度肝を抜く、イギリスのシャクナゲの巨木。ここには、珍しい種類のシャクナゲも多いそうです。
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ツツジとブルーベルの組み合わせ。
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これはウツギかな?
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こちらはハンカチの木のようです。
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Petworth House ペットワース・ハウスが見えて来ました。ここで、草花自体を楽しむ「植物庭園」と呼べるのは、せいぜいお屋敷脇の僅かなこの場所位で、後の敷地は、ひたすらダダっ広い、自然の野山にしか見えない「風景式庭園」なんです。ここの庭園のバラは、何故かとげとげしいルゴサ種(ハマナスの改良種)ばかりで、周囲で遊んでいた子供達は、イギリスの藪代表ブラックベリーだと勘違いしていました。
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ペットワース・ハウスの全景。「ハウス」と呼べど、お屋敷どころか宮殿です。内部はターナーやヴァン・ダイクの名画のコレクションで知られていますが、今は金満臭プンプンの豪華過ぎる内装と芸術には興味が沸かず、今まで一度も入ったことナシ。実は有料(ナショナルトラスト会員じゃないと13ポンド以上も掛かる)なのは、内部と館の北側だけで、それ以外の広大な敷地は、誰でも出入り自由な正に公園。
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そしてこれが、ランスロット・「ケイパビリティ」・ブラウンに寄る景観式庭園。自然の、しかしバランス抜群の風景に見えるよう、念蜜に計算されて作成された庭は、日本庭園のコンセプトと共通するものがあります。とは言え、お屋敷自体が宮殿並みに巨大なだけに、そこから眺める為の、また屋敷が組み込まれて絵になって見える庭の規模は、コンパクトに凝縮した自然美を箱庭的に愛でる日本庭園と異なり、とてつもなくデカイ。ケイパビリティ・ブラウンは、当時の王侯貴族に引っ張りダコだったようで、彼の設計した庭は、イギリス中の屋敷や城に残っていますが、ここは代表作の一つだそうです。
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今年はケイパビリティ・ブラウンの生誕300周年で、このペットワース・ハウスでも、記念展示が行われているようです。
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この公園、英国南東部一の鹿の数でも知られ、お屋敷の周囲には、鹿が立ち寄れない為の堀&柵が設置されています。もっとも、訪問者の多い日中の屋敷周辺では、鹿達は全く見掛けません。フンだけは散らばっているので、閉園後はやって来るみたいです。
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凄い巨大な丸太が転がっていました。
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大木の多くは、ほとんど樹皮だけで生きているようです。
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お屋敷西側の平地から丘に登ると、背後にはひたすら丘陵地帯が続いて見えます。これも全て屋敷の敷地で、全部で700エーカーもあるそうです。いつか丸一日掛けて、出来るだけ遠くまで歩いてみたいと思っています。鹿達は、日中はこの奥に集まっています。
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池に浮かぶ島に石像が立っていて、遠目からは私もP太もコペンハーゲンみたいな人魚像だと思っていましたが、近付いて確認して見たら、…犬でした。城主の飼い犬とかなんでしょうか。
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池には水鳥がいっぱい。この強面の鴨は、他の鳥が近付いて来ると攻撃し、見た目通り性格も激しい。
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Greylag goose(灰色ガン)は、ぴよぴよ達を連れていました。
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この巨大テントの中では、丁度アンティーク&アート・フェアが行われていました。入場料は、普通に払うと10ポンド(1500円以上)もしますが、既に屋敷と公園の入場料を払っているなら無料とのことで、覗いてみない手はありません。想像した通り、中は、庶民の家屋には全く似合わない(笑)、手の届かない値段の高級な骨董品ばかり。そして、象牙や鼈甲など、ワシントン条約に引っかかるもの多数。でも、ヴィクトリア時代のジュエリーや銀器、細工の美しい時計等は、目の保養にはなりました。
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テントの外にも、売り物のガーデン・アクセサリーが展示されていました。巨大スノードロップと、お屋敷の珍しい光景。
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中々素敵なデザインですが、何せ「アート」なものだから、見た目は似ていても、クラフト・フェアとかで売られているガーデン・アクセサリーとは、三~四桁違いの値段でびっくりです。
 



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by piyoyonyon | 2016-05-19 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ライでアンティーク・ショップ巡り

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自分の誕生日には、今年もロマンティックな城下町ライに、連れて行って貰うことに決めていました。しかし丁度誕生日の辺りは、夫婦共に体調が良くなかったり、天気の良い週末に恵まれなかったりで、ずっと先延ばしにしていました。更に、人気の観光地で混むからと、イースター休暇中は避けた為、結婚記念日と順番が前後してしまいました。もう何度も訪れている町なので、観光はすっ飛ばして、ここでの目的も、飽きもせずアンティーク・ショップ巡り。そして、またしてもウラン・ガラス・ハントが中心です。
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まずは、「First Class Junk Shop 最高級ガラクタの店(…実際そう看板に書いてある!)」のお店へ。駐車場の隣なのです。ガラス製品中心の、中々良い品揃えです。結構魅力的なウラン・ガラスもありましたが、値段がファースト・クラスでした(笑)。
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その近所の、普通の民家の窓。ちょっとブライトンの雑貨屋さんみたい。日本では御馴染みのムーミン・グッズも、イギリスで見掛けるのは結構珍しいのです。
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そしてお誕生日ランチは、今年も、独創的なシーフードが美味しい「The Ship Inn」です。美味しい店を把握していることも、毎年この町に来たくなる理由の一つ。
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P太は、普通にハンバーガーを選びました。あ、でも、付け合せのフライド・ポテトは「チップス」ではなく、「フレンチ・フライ」(チップスより細い)なのが、ちょっとだけイギリスでは変わっています。
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私は、こんなの他で見たことのない、「鱈の燻製のポーチド・エッグ乗せ」と言うのを注文してみました。鱈とポーチド・エッグが、ジャガイモとホウレン草とレンズ豆のカレーの上に乗っています。このカレーが、実はかなりスパイシーで、最初は新鮮な組み合わせで美味しかったのですが、最後には辛過ぎて相当辛くなって来ました~。メニューにはカレー味とも辛いとも一言も書いてなかったのに、もし義母が知らずに頼んでいたら、完全にアウトですね。P太ママは、カレーも辛いものも嫌いですから。
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食事の会計時に出て来るサービスの飴を、やけに有り難く感じながら(笑)、アンティーク・ショップ巡り再開です。ここは「Quay」と言う、昔は港の倉庫街だった建物で、今はアンティーク街になっています。
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ここは、その中で一番ジャンク率の高いアンティーク・モール。
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レースが印象的な、フランスの1950年代の民族衣装人形です。
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アトマイザーなど香水瓶中心のブース。装飾の凝ったデザインが多く、コレクターも多いし、更に蓋が銀製だったりするので、概ね高価なアイテムです。ブリキ製のオーナメントは現行品。
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中央の、薄い黄色の瓶がウラン・ガラス。
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アンティーク・ショップと言っても、店主やブースの管理人の好みや目的は様々で、商品の半分位は、現行品や新し目の中古品、またはビンテージを加工した手作り品だったりします。
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このお店は、1/3位がペンキ屋になっていました。古家具の塗装やリフォームも、取り扱っているようです。
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この黄色い椅子に、古風な花柄のクッションを合わせたセンスが、中々素敵で目を引きます。
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カラフルなビンテージのキッチン用品中心の、いつ覗いても楽しい好みのお店。
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倉庫街を離れ、Wish Ward通りにもアンティーク屋が並んでいます。昔の井戸の鉄製手押しポンプが、花壇の素敵なアクセントに。
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ビンテージ・ドレスやコスチューム・ジュエリー等の品揃えが毎回うっとりする、センス良い女性店主のお店。
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一方、こちらはビンテージ・ショップにしか見えないディスプレイですが、実はチャリティショップです。
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ハイストリートの、私には余り縁の無い、コスチュームではなくファイン・ジュエリー(貴金属)の専門店。
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でも、魅力的な物も結構あります。銀製品に七宝加工と言うのも、英国人が珍重する人気の高いアイテム。
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アンティークの町に絵になる、背後の建物もばっちり決まっているクラシック・カー。絶対効果を分かっていて、持ち主は場所を選んで駐車しているのです。案の定、沢山の人が群がり写真を撮ったりして退けないから、隣に駐車していたドライバーは、中々発車出来なくてムカついていました。
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結局この町では、今回ウラン・ガラスの収穫には余り恵まれませんでしたが、ジャンク率は程良く、小物も多いので、アンティーク・ショップ巡り自体は毎回十分楽しめます。
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この日は、午前中は快晴で、真夏並みの格好の観光客も何人か見掛けましたが、午後は予報より早く雨が降り出して、旧市街地の散策も底々に、早々に引き上げなくてはなりませんでした。同じ南東部とは言え、うちからはかなり時間が掛かる不便な場所だし、既に夏時間で日は長かったのに残念です。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-29 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

アランデルでアンティーク・ショップ巡り

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P太の足が回復したので、ウラン・ガラス目当てのアンティーク・モール巡りも再開しました。今回訪れたのは、まるで御伽噺そのものようなロマンティックな城下町Arundel アランデル。イギリスの観光に人気の町の常で、この町にも幾つかのアンティーク屋があります。
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まずは、アラン川に架かる橋を渡ってすぐの、その名も「Bridge Antiques」を物色。入り口は見落としてしまいそうな程小さいものの、中は結構広く充実しています。
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ここで最初に見付けたウラン・ガラスは、このショーケースの中の脚付きプレートと大きなスプーン。微妙に可愛くない(笑)「不思議の国のアリス」のフィギュリンと、一緒に飾られていました。
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彫刻が施されたペーパーウェイト。ウラン・ガラスとしては今まで見たことがないアイテムだし、中々美しいので惹かれましたが、値段は結構高かったので断念。ガラスのペーパーウェイトは、イギリスでは人気のコレクタブルズです。
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アンティーク・モールに良くある、かつての普通の民家だった建物を改装したので、幾つもの小部屋がそのまま残っているタイプです。奥は、ロイヤル・コペンハーゲン中心の部屋になっていました。
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ビョルン・ウィンブラッドの陶器もいっぱい。因みに、同じアランデルのチャリティショップでも、ウィンブラッドのプレートが売られていましたが、チャリティ屋なのに10ポンドもしました…。5ポンド以下なら買うのに。
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何処でも人気の、マイクロ・モザイクのブローチ。手前の柄の細かい三つが、年代の古いものです。奥のマザー・オブ・パールの双眼鏡も、人気の古物です。
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二階の右手奥には、メディアにも度々取り上げられるビンテージ・カメラの専門店が。これは入り口部分で、内部は圧倒される品揃えです! このブースのみ、おじいちゃん店主が常在しています。
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二階の手前左の部屋は、一目で女性のオーナーと分かる、結構好みの商品セレクト。
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良く見ると、古物だけでなく、割と新しい製品も混じっていますが、全体的なディスプレイは調和が取れています。
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絶対昔の日本製に違いない、砂糖菓子みたいなビスク製の人形。ぎこちない西洋っぽさに、良い味が滲み出ています。
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手前の星型のデザート・ボウルはウラン・ガラス。中央のロシア製らしい木製人形に惹かれましたが、結構な値段でした。こう言う外国の古いスーベニールこそ、フリマで出会えると大抵格安なんですけどね。
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棚の高い部分に飾ってあるので、良く確認出来ませんでしたが、中々魅力的なガラス製のパステルの花のネックレス。隣のクロシュ・ハットも素敵です。
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続いてやって来たアンティーク屋は、家具やアートなど大物中心で、私達夫婦にはちと縁遠そう。ここで、携帯電話でバリバリの関西弁で喋っている日本人女性に遭遇し、「今の言葉、中国語に聞こえたかも知んないけど、西日本の方言なんだよ」と、後からP太に説明しました。するとP太、「それ位は聞いてて分かったよ。母親と喋ってたんだろ?」と、大方聞き取れたそうです。
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生憎閉まっていましたが(と言うか、開店しているのを見たことがない)、独立したアンティーク屋さん。
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ビンテージ・ジュエリーや布物など女性的なアイテム中心で、セレクトは魅力的そうです。
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一方、ハイストリートから少し横道に反れて、ここは元教会の建物を利用した、アンティークやクラフトのお店が集まる「Nineveh House」にやって来ました。
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一階のアンティーク屋は、金彩の食器や銀器など、割とオバサマ趣味中心。イギリスでは、古物と言うとこういうほうが主流です。
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中々可愛いプリント生地の、レトロな雰囲気のハンドメイドの子供服が売られていました。こんな昔ながらの素直なデザインの子供服が、一番可愛いと思います。
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二階は回廊式。
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ビンテージ中心のブースもあります。
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海賊版にしか見えない、1950年代のへなちょこなミニー・マウスのミルク・ガラスのランプ・シェイド。
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蓄音機やラジオ等、昔の電化製品専門のブース。木製のラジオもあれば、ベークライト製もあります。
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この他、町にはステッキ専門や軍物中心のアンティーク屋なんかも存在して、店舗数は多くないものの、意外と骨董度の濃くて深いアランデルです。実はこの日は、P太が有給休暇をとったので平日でしたが、こんな肌寒い天気でも底々観光客が居ました。夏のお城の庭園の美しい季節には、さぞ賑わうと思われます。
  
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by piyoyonyon | 2016-03-28 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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