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イスラム教徒の結婚式

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P太が、会社の若い同僚の結婚披露宴に招待されました。その同僚は、英国生まれの英国育ちですが、インド系のイスラム教徒だそうです。私はその人とは面識がありませんが、イギリスなので、配偶者及び小さな子供は、ほぼ自動的に同伴で招待されることになります。それで、私が咄嗟に思ったことは、「貴重な機会。面白そう」と「花嫁さん、めっちゃ綺麗に違いない!」でした。昨今のテロや難民問題で、イスラム教徒に良いイメージを持っている日本人は、正直言って少ないと思います。私も然りです。決してイスラムだからと言う訳ではなく、現代文明にそぐわない宗教にしがみ付いている人が頂けません。しかし、我々がイスラム教徒について知識がなく、また知る機会もないのは、紛れも無い事実です。こんなにムスリムが多いイギリスに住んでいても、です。それで、折角見ず知らずの私まで招待して頂けるのだし、この機会にイスラムの文化や習慣に対する知識を多少得るところで、損も害も全くないだろうと思いました。
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招待状からして、西洋とはスタイルがまるで違います。花婿さんは、これをイギリスで印刷すると結構高いので、わざわざインドに発注したそうです。送料込みでも、1/3程度の値段だったとか。
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披露宴会場は、南ロンドンのクロイドン近くの、「Addington Palace アディントン宮殿」と言うお屋敷です。元々は17世紀に建てられたマナー・ハウスで、その後裕福なアメリカ商人に買い取られたり、カンタベリー大聖堂の大司教の別荘となったりもしました。
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丘勝ちな地形に造られた庭園は、著名な「ケイパビリティ」ブラウンに寄って設計され、見事だったはずですが、今は残念ながら大部分がゴルフ場になっています。
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披露宴自体は、お屋敷の中ではなく、こので行われます。
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こことて相当広く、豪華なのは確かです。8人掛けのテーブルが30位あるので、招待客は全部で200名は軽く超えそう。私が若い頃は、故郷では結構あった規模ですが、今は日本の田舎でも、それ程の派手婚が存在するのかは分かりません。
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到着した招待客は、まず全身の写るフォト・ブースに立ち、そのインスタント写真を二枚受け取り、一枚は記念に持ち帰り、もう一枚は芳名帳に貼ってお祝いのメッセージを書く仕組み。言わば、プリクラの豪華版です。これ程大きな結婚式でも、誰が来て誰が何を書いたのか、一発で分かります。これは別にイスラム教の伝統ではなく、最近のイギリスの豪華婚のオプションみたいです。私の格好が若作り過ぎたのが問題なんですけど、自分達の写真を見て、これじゃまるでお父さんと娘じゃないか!と、二人ともガクゼンとしました。
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こんな仲睦まじい写真が展示されている程ですから、新郎新婦はすっかりイギリス化されて、それ程厳格なイスラム教徒ではないようです。
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出席者は、白人が10名程度、黒人も少し、東アジア人は私だけ、後は、イスラム教徒ばかりではなさそうですが、皆インド系のようでした。
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期待した通り、正装したムスリム&インド人女性の美しいこと。金色のブレード等の装飾が非常に華やかで、ライトの下で星の如く煌きます。パッション・ピンクにエメラルド・グリーンを組み合わせたサリー等、服の地色自体が鮮やかな人も居ますが、渋めの地色一色のほうが、装飾が映えてお洒落に見えました。
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一言でムスリムと言っても、信仰の熱心さは様々です。新郎の家族は、女性は皆頭髪を出していたし、男性は預言者モハメットに対する敬意と言われている髭は生やしていないし、何より私達のような非ムスリムを招待してくれる程なので、やはりガチンゴチンの教徒ではなく、かなり自由な家族のようです。その一方で、この晴れの日でも、ほとんど黒ずくめの格好のムスリム女性も見掛けました。さすがに、全身黒テントで目だけ出した女性は居ませんでしたが。男性では、西洋のスーツでかなりお洒落にキメたインド人も居ました。
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彼女達は、ブライド・メイドとフラワー・ガールです。新婦が揃いで衣装を用意するので、彼女達の数が多い程、新婦側の財力と結婚式の豪華さの見せ所になります。この見ていて飽きない民族衣装の美しさに比べると、今の西洋の正装は、私の服装も含めて、何てつまらないんだろうと痛感しました。これに対抗出来るのは(対抗する気はありませんが)、日本人の場合、やはり着物しかありません。
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開始は1時半のはずで、新郎新婦もとっくに到着していていましたが、何故かいつまで経っても始まる様子がありません。何度か「もうすぐ始まるので着席して下さい」とアナウンスがあっても、多くの出席者が好き勝手に歩き回っています。結局、新郎新婦の入場は3時過ぎ!
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正餐開始も、当然その後です。ムスリムなので、アルコール類は一切ありません。食事は、勿論インド料理。前菜は、サラダ、タンドリー・チキン、魚のフライ、そして何故か春巻きを、各テーブルでセルフ・サービスで取り分けるシステムでした。
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私の知る限り、一般のインドのレストランでは、春巻き、炒飯、焼きソバ程度の中華料理はメニューにあります。しかしこの春巻きが…、春巻きなのに相当辛かった。こんなに辛い春巻きは、生まれて初めてです。味は、概ね美味しかったのですが。
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メインはカレー。チキン・ティッカ・マサラ、ダール(豆カレー)の他に、もう一つ違うソースのチキン・カレー、そして野菜カレーの四種。白米と、シナモン香るピラウ・ライスが用意されていました。イスラム教徒は、豚肉を不浄として食べません。ヒンドゥー教徒は、牛肉を神聖視して食べません。それでインドの大抵の飲食店では、肉は鶏か羊しか提供しないのですが、ここではラムはなくてチキンだけでした。
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普通の結婚式の食事と言うと、特に西洋料理のコースの場合、給仕に時間が掛かり、人に寄っては冷めていたりパサパサに乾いていたりで、余り美味しくないのが定番です。その点カレーは、かなり時間が経って煮詰まっても、更に美味しくなるだけで、こんな大規模のパーティーには持って来いの料理だ、とP太は言います。実際彼にとっては、今まで一番美味しい結婚式の食事だったそうです。私にとっては、美味しいことは美味しかったのですが、全体的にかなり辛く(ダールでさえ辛い)、油とニンニクの量も半端なく、更に散々待った空きっ腹状態で食べたので、次の日は腹具合が少し可笑しくなりました。
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デザートだけは西洋風。チーズ・ケーキのサマー・フルーツ・ソース乗せです。かなりあっさり軽くて、ほとんどムースのようなチーズ・ケーキでした。
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他の招待客も、同じくかなり空腹だったらしく、皆一気に平らげたようです。食事が終わるや否や、再び皆テーブルを好き勝手に離れて行きます。普通のイギリスの結婚披露宴と言うと、日本同様にスピーチまたスピーチなんですけど、この披露宴、スピーチや出し物等が全くないんです! 司会のアナウンスすら、ほとんどありません。良く言えば、全く自由気ままで堅苦しくないのです。
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じゃあテーブルで他の招待客と談笑でもしよう…にも、出席するはずだったP太の同僚・上司の2~3組が、待てど暮らせど誰一人来ない! まさかの、ドタキャンどころかすっぽかしです。こんなに人が多いのに、私達のテーブルは非常に寂しい状態でした。後で義母に話したところ、「白人だから、ムスリムの結婚式に躊躇したんじゃない?」と言っていましたが、もしそうだったら、何か理由を付けて予め断れば良いだけだし、同僚の一人は同じムスリムだそうです。
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仕方なく、新郎新婦に挨拶に行き、カードとお祝いを渡して会場を去ることにしました(既に5時頃)。ウェディング・ケーキが、上部の重さに耐え兼ねて、崩壊寸前のピサの斜塔状態。
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期待した通り、花嫁さんもウットリ綺麗ですが、花婿さんも男前で、とても絵になるカップルです。まるでボリウッド・スターのよう。P太に寄ると、新郎は頭も抜群に良いそうです。背後の女性達も、凄い美人揃い。
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義母は一度ムスリムの結婚披露宴に出席したことがあり、やたら長い上に相当奇妙だったと感じたそうです。また義母は、インド人の結婚式にも招待されたことがあるものの、辛い食べ物が大の苦手の為、食事をほとんど食べられなかったとか。P太は、モーリシャスの富豪のインド人の友人の結婚式には出席したことがあります。招待客は五千人規模で、警察が交通整理に出る程だったそうです。P太の友人アジョイもインド人ですが、古城で行われた結婚式は、インドらしさは微塵もありませんでした。たかがこの一件に参加したところで、イスラム教徒orインド人の結婚式が分かったとは全然言えませんが、スピーチも進行係もない位で、驚く程の変わった物は特に無かったと言うのが感想です。始終ボリウッド音楽が、大音響で会場に流れていたのも想定内です。P太の同僚達が無断欠席した事のほうが、余程驚きでショックでした。
  




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by piyoyonyon | 2017-10-30 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウィズリー庭園の植物フェア 2

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RHS(英国王立園芸協会)直営の庭園Wisley ウィズリーで開催されている植物フェアに、夫P太と義母と義母の友人サリーと来ています。
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会場をぶらぶら眺めながら、巨大温室に到着。
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この温室が完成して10周年なのを記念して、入り口にセダムの巨大ケーキが展示されていました。
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このガラスの板には、多分温室設立の為にお金を寄付した人の名前が刻まれています。日本の神社仏閣等の奉納石碑に、ちょっと似ています。
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実は私達夫婦、こういう場所での食事は高いからと、予め車の中でおにぎりを食べて来たのですが(何処までもケチ)、この温室脇のカフェのBBQの匂いには勝てませんでした。ベジタリアンのファラフェル・バーガーもあったのに、珍しく肉食のチーズ・バーガーを選択。肉が良質でスパイスが利いていて、何よりバンズがイギリスには珍しく真っ当だったので、値段に見合う美味しさでした。
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食後は、引き続きフェアを見学します。庭園の合間には、アートが展示販売されていました。野晒しなのは、屋外に置けるガーデン・アクセサリーだからです。
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こちらの女性像は、「秋」と言うタイトル。サビサビに見えますが、実は鉄ではなく樹脂製で、あくまで錆色は人工的に着色したのだそうです。
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一方こっちは、本当の鉄製。
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世界的に有名な庭園のフェアなので、観光バスに乗ってやって来る、ヨーロッパ大陸からの訪問者もいっぱい。飛行機で来る海外旅行者は、残念ながら植物を買っては帰れませんが、植え方や組み合わせ方等のガーデニングのアイディアは、見るだけでも勉強になると思います。
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例えば、石製のシンク「トラフ」は、プランターとしてやはり人気。
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シェイド・ガーデンの見本。和風庭園に共通する、渋めのしっとり具合があります。
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モミジと紫陽花は、絵になる組み合わせ。
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多肉植物を、枯れた木の根と組み合わせた、野趣溢れる植え方。凄く好みです。
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非常に背の低い匍匐製の植物を、チェッカー状に配置したもの。見事だけど、いつまでこの状態を保てるのかなあ? ちょこんと、ネズミの像が乗っています。
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単に緑の苔をこんもり植えただけなんですけど、非常にインパクト大で惹かれる! まるで巨大な抹茶パフェのよう…。
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このフェアでは、植物だけでなく、ガーデン・アクセサリーも豊富に販売されていました。
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ガラス製の温室は、小さくとも値段が張ります。
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樹脂製のミニ滝。ポンプで水が循環します。もし流水好きの愛猫トラちゃんが生きていたら、いつかこんなのを買って上げたいと思っていました。
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こんなガーデン・チャイムには、常に目がありません。でも余程大きな庭じゃない限り、余りデカくてうるさく鳴ると御近所迷惑ですね。日本なら、季節外れの風鈴だけで苦情が来ます。
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何故か、赤いギンガム・チェック柄の蓋のジャムで御馴染みの、フランスの食品メーカー「ボンヌ・ママン」も出店していました。ここのカスタード・プリン(crème caramel)は、私達夫婦の好物。まー、日本のコンビニの高級プリン程度の味なのですが、イギリスでは凄く美味しく感じます。
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生憎この日は非常に天候が変わり易く、途中で雷がなったり土砂降りになったりもしました。雨脚が強くなった時、この右側の大きなテントに入りました。
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扉越しには、大輪の菊の展示場かと思っていましたが、良く見るとダリアでした。
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義母もサリーも私も、普段ダリアは余り好きではありませんが、こうして何種類も一堂に集まると見事だと意見が一致しました。
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天然なのに、人工物のようなキッチュな魅力があります。
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ポンポン咲きは、やっぱり可愛さピカ一。
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大輪系は、直径30cm近くあります。
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フラワー・アレンジメントも。ダリア一種類と羊歯をバスケットに盛ると言うのが、どうもお決まりのアレンジのようで…、ちょっと仏壇のお供えっぽいと思いました(苦笑)。
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英国バラ協会は知っていましたが、英国ダリア協会なんてのも存在するそうです。
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ポンポン咲きを、カップケーキに見立てたアレンジ。思わず食べたくなるような可愛いアイディアですが、ダリアは有毒注意です。
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この中国風の東屋では、ジャズの生演奏が行われていました。手前左で踊っている老夫婦は、ただ踊りたくて勝手に踊っているのです。お元気で仲が良くて何よりです。
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高齢の義母が長時間は歩けないもので、結局庭園の植物自体は余り見ませんでしたが、チェルシーやハンプトン・コート程メチャ混みではないものの、充実した植物フェアを楽しむことが出来ました。
 




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by piyoyonyon | 2017-10-19 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウィズリー庭園の植物フェア 1

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9月の初旬、RHS(英国王立園芸協会)の直営庭園Wisley ウィズリーで、フェアが開かれるので、義母から私達夫婦も一緒に久々に行かないかと誘われました。義母はRHSの会員なので、同伴一名は入場無料になります。しかし、残り一名分だけでも、入場料がかなり高いのです。そこで義母は、陶芸仲間で同じくRHSの会員のサリーも連れて来てくれて、私達夫婦二人ともタダで入場することが出来ました。
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国際的に有名なRHSの庭園の上、フェア開催日とあり、更に入り口の建物が改装中で、駐車場の一部が塞がっており、庭園までの道路には長蛇の車の列。予備の予備のかなり遠い(5km程離れた)駐車場に通され、そこからミニ・シャトルバス、更に園内の送迎乗り物で入り口に向かいました。シャトルバスの他に、シャトルトラクターなんてのも。ちょっと乗ってみたかった(笑)。
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花壇の合間のあちこちに、アートも展示されています。単なるオブジェに見えますが、実は巨大なエアー・プランツ。
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ウィズリーでは、毎年「リンゴ収穫祭」や「クラフト・フェア」等様々なイベントが開催され、今回のは具体的にどんなフェアなんだろう?と思っていましたが、ナーサリー(育苗・栽培業者)やガーデン・アクセサリー・メーカーが、直接販売するフェアのようです。
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こう言った庭園の売店で販売される植物は、普通イギリスでも一番割高ですが、この日は生育者・業者直売なだけに、かなりお得な物も数多くありました。義母もサリーも買う気満々。両手に抱え切れない程買って帰る人、カートを借りる入場者も居ます。
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出店者には、様々な植物の専門があります。例えば、ここはフーシャ(フクシア)専門。
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こちらは、日影のハンギング・バスケットに最適で御馴染みの、ベゴニア専門ナーサリー。花弁が直径10cm近い八重のベゴニアは、バラに負けない華やかさ。
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同じく日影に強い、ヒューケラの専門店。自転車は、良くあるイギリスのガーデン・アクセサリーのアイディアです。
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ヒース(エリカ、ヘザー)専門。プランターに使用しているのは、パレットと呼ばれる重機の梱包材の再利用です。垂直にも使用出来るのは驚き。
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唐辛子の専門店なんてのも…。辛さを段階別に表示していますが、見た目では全く想像付きません。
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オーナメンタル・プランツのストールでは、竹の幹から生えた根を、おじぃの髭に見立てた個性的なプランターが、注目を集めていていました。うちの庭には置きたくないが…。
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こちらもオーナメンタル・プランツのブース。天然とは思えない、激しい色合いの植物…。
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多肉植物は、イギリスでも人気。非常に平べったいセダムが目を引きました。
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デヴィッド・オースティン社と並ぶ、英国の有名なバラのブリーダー「ハークネス社」のブース。
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新種の「Cream Abundance」と言う美しいバラが、紹介されていました。
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禍々しい空気を漂わせる、「ウツボカズラ」等の食虫植物専門。でもハエとか食べてくれるのだから、お役立ちですよね。
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大輪系の百合専門。濃厚な芳香が漂っていました。
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ホスタ専門。日本の野草ギボウシが、シーボルトに寄ってヨーロッパに伝えられ(言わば密輸だ)、今やイングリッシュ・ガーデンに欠かせない植物になったと言われています。
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カラー専門。チューリップやヴィオラにも真っ黒い花は結構存在しますが、このカラーの黒は相当な迫力。
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ネリネとアガパンサスの専門ナーサリー。淡い水色の小屋との色の組み合わせがメルヘンです。
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ナメクジ&カタツムリが非常に多いイギリスの庭で、彼等に捕食されない為便利な植物、ペンステモンの専門店。
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因みに、この向こう側が、工事中の入り口の建物。囲むフェンスが古風なレンガ塀柄で、一瞬本物かと思う程良く出来ています。




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by piyoyonyon | 2017-10-18 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

再びドーキングでアンティーク・モール巡り

バークシャーのHungerford ハンガーフォードでのアンティーク・モール巡りで、生憎姉への誕生日プレゼントのビンテージ・ジュエリーが見付からなかった為、次の週、恐らく我が家から一番近いアンティークの町Dorking ドーキングに、再び探しに行きました。
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まずは、この町で一番大きなアンティーク・モールを訪ねます。
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ニードルポイントの布が張られたオットマン(フット・ストゥール)は、イギリスらしいアイテム。
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昔の子供用のピースの大きなパズルを、バランス良く額装しています。中々味のあるイラスト&印刷。
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P太が大好きな、科学骨董品専門のストール。何年も同じ商品が並び、売れている様子は全くありません(笑)。ここは、どちらかと言うとミニ私設博物館ですね…。
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何だかストールの空きが目立ち、こんなところにもEU離脱決定後の不況の波が感じられました。
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お次に、通りの向かいのアンティーク・モール。このアンティーク屋が集まるWest Streetは、幅は狭いのですが、交通量が多くて横切るのは結構大変です。
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元一般家屋だった建物を繋げているので、外観からは「モール」には全く見えませんが、例の如く内部は入り組んで奥深いのです。
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縁はないけど、うっとり繊細で美しい銀細工の数々。
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イギリスらしい、素朴なヘキサゴン・パッチワーク。
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ここのモールの二階は、ガラス製品が豊富なので、ウラン・ガラスは結構見掛けました。
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このベネツィア・ムラーノ・ガラスの鳥も、ウラン入り。白鳥のような首なんですが、鶏のようなトサカのある謎の鳥です。
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以前比べると、ウラン・ガラスを購入する勢いは落ち着いて来ました。これは飽きた訳ではなく、既に持っている似たようなアイテムは不要だし、さすがに置く場所がなくなって来たので(笑)、デザイン、大きさ、値段共に寄り厳選しているからです。
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イッタラ等、北欧ガラスも時折混じっています。…新品を買うのと変わらない値段だ。
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藍染めの食器を集めた棚は、やっぱり絵になります。
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シュタイフ等のテディベアや、人形がズラリ。上段右と中段左の魚の縫いぐるみは、結構シュタイフの定番で、ドイツ本国へ行くとカタツムリやロブスターの縫いぐるみなんかも見掛けます。
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この二階の奥は、古着やバッグ、アクセサリー、手芸用品類など、女性向けのアイテムがぎっしりの、毎回楽しいストール。
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プラスティック製の造花付きバスケットが、キッチュで可愛い。
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ビンテージのブローチに比べ、ネックレス(50年代以降のプラスティック製以外)は、全体的に若干値段設定が高めのように感じます。ブローチよりネックレスのほうが、アイテム的に実用的だからかも知れません。
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続いて、このアンティーク・モールにやって来ました。いつも入り口で、店番のお年寄り達が御喋りに花を咲かせています。
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小規模ながら、女性的なアイテムが充実したストールがあります。
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イギリスのアイコン的な赤い公衆電話ボックスに、ビンテージの受話器をディスプレイした素敵なアイディア。この電話ボックス、携帯電話の普及でどんどん不要になって来てる訳ですが、私も分けて欲しいよ。
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中央は、アール・デコ時代のフィリグリーのバックルのようです。
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人気のコレクタブルズ、19世紀のサンプラー。昔のお嬢様の刺繍の練習記念です。
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味のある、多分セルロイド製のチロリアン人形。人形用のベビー・ベッドも味があります。
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このセレクトの中々素晴らしいビンテージ・ドレス&アクセサリー専門の店も、勿論チェックしました。さて、今回こそは、無事姉へのプレゼントを見付けることが出来たでしょうか??
 




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by piyoyonyon | 2017-09-21 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウィンクワースで紅葉散歩

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割と晴れた週末、そろそろ紅葉でも見に行きたいねと言う話になりました。サリー州の「Winkworth Arboretum ウィンクワース森林公園」なんてどう?と提案すると、P太大賛成。ここは日本のモミジが多いことで有名ですが、今まで何故か紅葉の季節には行ったことがなかったからです。
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ここは、ナショナルトラストの中でも、「庭園」ではなく、自然の丘陵地帯を利用した「樹木園」と言った感じです。20世紀初頭に、世界中から珍しい樹木が集められて植えられました。その数、1000種類とか。一番の見頃は、春から初夏に掛けての木蓮、桜、ブルーベル、ツツジの季節。そして秋の紅葉。しかし私達は、今までブルーベルの開花時しか訪れたことがありませんでした。
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入り口から左手に向かって歩いて、まず見えて来るのが木製の展望台。
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ここから、「Badger’s Bowl」と呼ばれる窪地と、背後の牧歌的な丘陵が見渡せます。…うーん、今日の視界は、霞んで余り良くありません。夕方から雨が降る予報なので、湿度が高いのかも。
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これが「Badger’s Bowl」。言わば盆地のような地形で、多分この辺りが公園の中でも特に土地が低く、従って寒暖の差も大きいはずです。
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この窪地の端に、モミジの集まっている一角があり、その中でも一番色鮮やかな木がこれ。
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今はイギリスでも庭木として御馴染みのモミジ(Japanese maple、またはAcer)ですが、当時は珍しかったのに違いありません。ただし、ここまで木が大きく集まっている場所は、今でも目を引くと思います。
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続いて、モミジが多く植えられていると記憶していた森の中に入りましたが、意外と紅葉している木は余り見掛けませんでした。
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そこで進路を変更し、清流に沿って上流の湖を目指します。
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途中、こんなものを見掛けました。巣箱ではなく、単なるオブジェです。だって穴がない。
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もう一つありました。可愛いことは確かです。
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湖に到着。やっぱりこの時は未だ、紅葉の最盛期には早過ぎたのかなあ。
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湖の脇に一本だけ、良い色に変わっている木がありました。周囲はトゲトゲの枯れたアザミの野原だった為、P太は近付きたがりませんでした。
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湖の脇から延びる「Azalea Steps ツツジ階段」の周辺が、特に魅力的な紅葉スポットに見えましたが…、
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無情にも、丁度ここで雨が降り出しました~。確か前回も、このボート小屋辺りで雨に見舞われたような。
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いえ、予報通りなんですけど、予報よりも1、2時間位早い降り出しでした。
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周囲で子供達がかなりうるさく騒いでいたので、雨のお陰で静かになったと言えばその通りです。子供の一人は、こんな場所に来るより、人工のウォーター・スライダーや、家でゲームで遊ぶほうがずっと楽しいと文句を垂れていました。早く連れて帰ってくれ。
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写真の腕と天気が残念な上に、木の種類に寄って葉の変色する時期がマチマチなので、やはり日本の一気に変化するドラマティックな紅葉に比べちゃうと、どうしても物足りないですよね…。
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その代わり、日本の人気の紅葉スポットのように、歩くのもままならない程めちゃ混みすると言うことは、イギリスでは何処もないようです。
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丘の上に続く階段かと思ったら、ベンチと言うか椅子でした。森の玉座?
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雨には降られましたが、まあまあ紅葉は楽しめました。何より、運動には十分なりました。帰途に着いた途端、小雨からバケツをひっくり返したような豪雨に変わったので、去るのには丁度良いタイミングでした。




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by piyoyonyon | 2016-11-14 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ドーキングのアンティーク街で青いウラン・ガラス探し

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8月末までのイングリッシュ・ヘリテイジ・ラッシュが終わった直後の週末、何処かへ出掛けたいと考えて、夫婦揃って真っ先に思い付いたのが、アンティーク・ショップ(モール)巡りでした。思い返せば夏の間は、フリマやチャリティショップでのウラン・ガラス探しには余念が無かったものの、アンティーク・モールへはすっかり御無沙汰していました。午後からの出発の上、天気も冴えなかったので、目的地は、アンティーク屋が一箇所に集中しているDorking ドーキングを選びました。
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まず訪れたのは、P太お気に入りの科学的な機械専門のストールがあるモール(通行人のおじーさんも絵になっています)。ところが、そのストールはすっかり無くなっていました。
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代わりに、私好みの1960~70年代のビンテージを売るストールが入っていました。
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家型の箱の中には、1970年代の「Chinese takeaway 中華ホカ弁屋」のジグゾー・パズルが入っているそうです。珍しいモチーフだ…。
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左のミッドウィンター「ロゼール」でキャニスターは、結構珍しいかも。
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昔の玩具達も、中々良い品揃え。
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以前アランデルで買った、ウラン・ガラスの魚型ボウルの色違い。こちらはウラン・ガラスではありませんが、セットで見ると一層楽しい。
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続いて、ティー・ルームが併設されているモールにやって来ました。ここは、ガラス製品が結構充実しています。この日の我々のメイン・テーマは、青いウラン・ガラス探しだったのです。
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外からは、オーストリアの民芸品っぽい、トールペイントの大きなチェストが見えました。
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いかにもアール・デコ時代らしいフォルムの、美しいウラン・ガラスの香水瓶。凝ったデザインが多く、人気のコレクタブルズ・アイテムなので、さすがに値が張ります。
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こちらは、更にデザインが繊細で優雅。やはりウラン・ガラスです。
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一方、多分アール・デコ時代のセルロイド製のブローチは、1つ3ポンドとかなりお買い得です。
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ガラス製品は、二階に多くあります。型抜き模様の非常に細かい、ウラン・ガラスのケーキ・スタンドです。値札には現代の製品と書いてありますが、多分100年以上昔の物だと思います。
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青いウラン・ガラスは、意外とすぐに見付かりました。右のホルン型のがソレ。
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青いガラスと一言で言っても、コバルト・ブルーからアクアと色も様々で、更に吹きガラス、型抜き、カット・ガラスと、製造方法や製造年代に寄り雰囲気が大きく異なります。左の縁が乳白掛かったバスケット型は、3点ともヴィクトリア時代のウラン・ガラス。Davidsonの製品で、このメーカーのコレクターも多いそうです。
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中央のバスケット型のガラス器も、実は紫外線光で緑に発光します。写真では紫掛かって見えますが、肉眼ではほとんど無色です。やはり型抜き模様が細かくて綺麗。
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ウラン・ガラスではないけれど、少し乳白掛かった青いガラス+エナメル彩色の、中々好みのアーツ&クラフツ・スタイルのビスケット入れ。
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オーストリア製のホーロー皿。直径は15cm位で、私が持っているものよりずっと大きめです。
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もしかしたら日本製の、50年代のリスのS&Pには、明らかにディズニー映画の影響が。
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大好きなノルウェーのフィッギオ・フリントの「マーケット」のティー・セット。これだけ揃っているのは、中々見掛けないかも。同じく「マーケット」の変形スキレットも、売られていました。
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右から、ミッドウィンターの「レッド・ドミノ」、リッジウェイの「ホームメーカー」。どちらも大変人気の50年代の食器で、とても稀少&高価になって来ています。左はフィンランドのアラビアかな?
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ミッドウィンターのビンテージ食器の中でも特に価値の高いのが、テレンス・コンランのデザイン。本物は初めて目にしました。1955年製造の、デザイン名は「サラダウェア」。
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二階(日本式に)の最奥は、古着やファッション小物中心の、私にとってはいつも心躍るストールです。
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好みのビンテージ・ファブリックのクッション。カーテンの再利用かも知れません。
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へなちょこなキノコ柄のビンテージ布は、キャミソールのようです。
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ウェールズ織りのバッグと眼鏡ケース。やはり織りが全体なほうが、お洒落なようです。
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また、ウェールズ織りのケープ(下)も、モッズらしくてお洒落。上のサッカー柄の赤いセーターは、ダサさの瀬戸際の微妙なセンス(笑)。
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ビンテージ・バッグは、ゴブランや刺繍物に一層惹かれます。
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最後に、多分町で一番大きなアンティーク・モールにやって来ました。ただしどのモールも、一般の家屋の小部屋を繋げた複雑な構造で、どれが一番大きいかは判別しにくいのですが。
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棚は可愛いくまとまっているけど、その左の人間頭部のガラス器が気になるなあ…。
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エプロンのフェルトの花アップリケが可愛い、レトロ・キッチュなお土産人形。
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P太の好きな科学アンティーク屋は、このモールに引っ越していました。一体彼は、このストールだけでどんだけ粘って写真を撮っているんだか…。
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私にはチンプンカンプンの機械ばかりの中、唯一即座に分かるのはコレ。モールス信号発信機です。
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姉に上げたのと同じ位大きくて、同じ位凝ったデザインのフィリグリーのブローチ。ガラス・ケースの中で、値段は確認出来ませんでした。
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屋根裏も有り。多くの店舗が古い家屋を利用しており、梯子のような急で狭い階段&段差がやたら多いので、やはりイギリスのアンティーク屋巡りは、歳とって足腰が弱ったらもう出来ないなあといつも痛感します。
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予報より早く雨が降り出し、早めに引き上げなくてはなりませんでしたが、お目当ての青いウラン・ガラスも、じっくり観察&購入出来て、目的は十分果たせました。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-09 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

風車のある村

あるお天気抜群の日曜日、フリーマーケット以外は何処にも出掛けなかったので、夕方に義両親の家に行く際、いつもの高速道路ではなく普通道を通過して、せめて季節の風景を楽しみながら進もうと言う事にしました。しかも、高速が渋滞の折に良く代用する国道クラスの道路ではなく、古風な風車のある村を通る田舎道をわざわざ行く事にしました。ここの風車は西を向いているので、夕方や遅い午後に眺めると、光の当たり具合が丁度良く、見応えがあるのです。
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村の名前は「Outwood アウトウッド」。 狙った通り、非常に良い眺め&気持ちの良い午後だった為、しばし車を止めて周囲を歩いて見ることにしました。
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ガイドブックにも紹介されていないので、今まで気付きませんでしたが、この周辺は、「Harewoods ヘアウッズ」と言う、NT(ナショナルトラスト)管理の土地になっています。これはほんの入り口部分で、ここから主に北の、サリー丘陵地帯の中の約2500エーカーの森と牧草地が、管理下になっているそうです。
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森の中には、こんな風に池が点在しているとのことです。ただし、雨の多い冬の間は、森の地面全体が湿地のようにぬかっており、ここ最近でやっと地が固まったようです。
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この季節は、丁度ブルーベルの見頃。
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場所に寄っては、青紫のブルーベルだけでなく、白花やピンクも混じっています。
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「cowslip」と呼ばれる野生のサクラソウも、イギリスでは非常に良く見掛ける春の野の花です。このクリーム色のが多分原種で、一番逞しいのだと思います。最近高級なアンティーク・ショップで、アーツ&クラフツの何十万円もするような花器に、このサクラソウとブルーベルが生けてあるのを見掛けました。何処にでもある草花なのに、凄く素敵に見えました。青紫とクリーム色って、やっぱ似合うんですね。
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アネモネ・ネモローサ(ヤブイチゲ)も、春の森の地面を覆う代表的な花。フィンランドでは、これが春を告げる象徴なんだそうです。
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森の入り口のNTの駐車場は、ほぼ満杯でした。犬の散歩等に、持って来いのスポットのようです。今度時間がある時に、じっくり歩いてみたいと思います。
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今でもイギリスの所々に、この手の風車が残っていますが、大抵風の強い丘の頂上に建てられました。右に立って見える運動会の玉入れのような物は、「beacon」と呼ばれる「のろし」、または「篝火」。言わば、昔の伝達手段です(ロード・オブ・ザ・リング3を見れば使い方が分かる)。これが立っていると言う事は、やはりここが周囲で一番標高の高い場所で、更に昔は見晴らしが良かったはずです。
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青空に白い風車が映えます。現在どんどん増えている背の高い三枚羽根タイプの風車は、風力発電の為の物ですが、昔の風車は主に穀物の製粉に使用されました。
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近くで風車を見てみようとしたら、残念ながら私有地の中で近付けませんでした(…なので入り口から写真撮ってます)。つまりこの風車、個人の所有物な訳です。今は動いておらず、単なるランドマークのようですが、やっぱり風車のある田園風景は絵になるので、このままずっと残って欲しいと思います。
  



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by piyoyonyon | 2016-05-15 15:21 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

公衆電話ボックスの活用法 2

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ロンドン西部「Kingston Upon Themes キングストン・アポン・テームズ」の、「キングストン・アンティーク・センター」がある、「オールド・ロンドン・ロード」。その名の通り、昔の救貧院の建物なんかが残る、ちょっと古風な袋小路です。その小路の端(中心地から見ると入り口)に、何か奇妙な物体が並んでいました。
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近付いて見ると…、イギリスの象徴の一つである、赤い公衆電話ボックスがズラッと並んでいます。直立しているのは一個だけで、他はドミノ倒しのように傾いています。最早公衆電話としての機能は果たさず、当然ドアは開かない仕組みで、単なるモダン・アートのオブジェの様子。
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目を引くのは確かで、面白いことは面白いんですけど、活用法と言うよりは…、やはりこんなに世の中で公衆電話ボックスが不要になり、時代は変わって行くんだねえと、すっかり年寄りっぽく哀愁を感じました。
 
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by piyoyonyon | 2016-01-24 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

キングストンのアンティーク・モール 2

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キングストンのアンティーク・モールの記事の続きです。モール内のポーリッシュ・カフェでの昼食後、残りのアンティーク・モール内を巡ります。
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グラスゴー・スタイルの柄が魅力的な、陶器の洗面ボウルとピッチャー。コスチューム・ドラマ等を見ていると、昔はこれをベッド脇に置いて、起床後顔を洗ったようです。
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黄緑色の部分だけウラン・ガラスの、ヴィクトリア時代のものらしい花瓶。
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上はルーサイトのインタリオのブローチ(ただし彩色ナシ)、下は、多分これと同じ、ヴィクトリア時代のセルロイド彫刻のブローチ。
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P太が「(千と千尋~の)釜爺の引き出し」と呼んだ、漢方薬局の薬箪笥。その上には、日本の人形用かも知れない小さな蒔絵箪笥が。
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二階に登って左手は、特に女性的なアイテムが多く揃っていてワクワクしました。
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イギリスではアンティークかビンテージでしかお目に掛かれない、毛皮のコート。
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結構惹かれた、シープスキンのような素材のクロシュ。
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写真上部に、幾つ持っていても足りないルーサイトのインタリオのブローチが写っています。
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チェコのフィリグリーのビンテージ・ブローチは、プロの店ではこの位の値段(18ポンド)がするのかあ。
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とても好みのイラストの陶製キャニスター。余りにお洒落過ぎて、現代のリプロ物かと疑いました。
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デンマークのビョルン・ヴィンブラッドのデザインのボウル。
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最奥には、1960~70年代中心の小奇麗な古着専門店が。
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こんなマキシ丈のドレスは、スウィンギングの時代ならではですね。素材は、テロテロの化繊と言うのが圧倒的に多いみたい。
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グルーヴィー感ではブライトンの古着屋のほうが上だけど、値段的にはロンドン中心部よりかなりお得なんじゃないかな。
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結局このアンティーク・モールは、アンティーク+レトロ・ビンテージ+ジャンクの割合が程良く、アクセサリーや布物、古着など女性的なアイテムも豊富で、尚且つ古物屋としては明るく清潔で、良質なアンティーク・モールだと感じました。何より、ルイスのポーランド陶器カフェでポーランド料理が食べられなくなった今、ここのポーリッシュ・カフェの魅力は捨て難い! しかし、キングストンは結構大きな街で、その上このモールは中心部にある為、駐車場所を探すのが大変でした。止むを得ず、いかにも貧しい雰囲気の団地街に駐車しましたが、イギリスとしても非常にゴミが散らかっているし、ベランダからゲロを噴射する住民は居るしで(うえ~)、そんな荒んだ場所で車上荒らしに会わなかったのは、幸運だったかも知れません。

  
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by piyoyonyon | 2016-01-22 15:38 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

キングストンのアンティーク・モール 1

夫婦で古物番組を見てたら、グレーター・ロンドン西部の「キングストン」と言う町のアンティーク・モールが登場していて、中々規模が大きく充実しているようだったので、あそこならうちからそう遠くないと、昨年末に行って見ることにしました。因みに、「キングストン」と言う地名はイギリス中に沢山あり、ここは正式には「Kingston Upon Themes テームズ河畔のキングストン」と呼ばれます。
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その「Kingston Antique Centre キングストン・アンティーク・センター」がここ。「Old London Road オールド・ロンドン・ロード」と言う、昔の救貧院などの建物が残る袋小路(注:徒歩では通り抜け出来る)に所在し、周囲にはビンテージ・ドレス・ショップや、大きめのチャリティショップもあります。
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中に入ると、まず高級そうな大型家具類が目立ちますが、その合間には中々魅力的な陶器類が。
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スージー・クーパーのアール・デコ時代の(ドレスデン・スプレイ?)テーブルウェア。
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でも奥は、好みのごっちゃりした、一般的なアンティーク・モールでした。
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我々の一番のお目当ては、やはり今回もウラン・ガラス。これは大きなトロフィー型のボウル(?)で、値段は100ポンド以上します。
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小さなソルト&ペッパーなのに、125ポンドもする大人気のクラリス・クリフ
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古いビスク・ドールや市松人形は、人形好きの私にとっても怖いのですが、好みのポーランドの木製人形が混じっていました。特にポーランドの民族衣装を着たタイプ(中央)のは、いつか必ず欲しい…。
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イギリスのアンティーク・モールの例に漏れず、店内は結構複雑な構造になっています。こんな不思議な階段で、二階に続きます。
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チェコのアール・デコ時代のフィリグリーのアクセサリーが充実。
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中央のクリップ式ブローチは、私のものに似ています。
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非常に繊細で美しい、マザー・オブ・パールのピアスド・ワークのブローチ。直径は6cm位。今まで壊れずに存在してるのが奇跡だし、例え実際手に入れたとしても、壊しそうで着ける勇気がありません。
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奥中央の、シュガー・ピンクの縁の小鳥柄の皿が結構気に入りました。P太には「子供っぽいんじゃない?」と言われましたが、そこが良いんじゃん。
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フランスの1920年代の、ピアノ型の小箱(アクセサリー入れ)だそうです。
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古いビスク・ドールには珍しく、余り怖くない顔の民族衣装人形。服の造りが凝っていて重厚です。
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人形が座っているフォークロア調のトールペイントの椅子も、中々素敵でしょ。
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ここで、古物以上に私が興奮したのが、中二階のような場所にあるカフェ。このモール内にカフェがあるとは、予め調べて知っていましたが、ポーリッシュ・カフェとは知りませんでした。小さめですが、ピエロギやビゴシュ、グラーシュ等の代表的なポーランド料理を、手頃な値段で提供しています。
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昼食の未だだった私達は、ここで食事をすることにしました。P太が頼んだのは、ポーランド餃子「ピエロギ」。「ザワークラフトとマッシュルーム」「挽肉」「カッテージ・チーズとポテト」の代表的な三種類のフィリングがあり、頼めばミックスも可能です。つるんモチモチとした皮も、中身も凄く美味しい~。
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私は、ポーランド風トマトソースのロール・キャベツ(パン&バター付き)を注文。ハンガリーのこってりパプリカ味のロール・キャベツに比べ、口当たりはマイルドでしたが、実はかなり胡椒等のスパイスが利いていました。肉厚のキャベツも中身の挽肉もトロトロに煮込んであり、塩梅も丁度良く実に好み。値段が安いので、最初は小盛りだろうかと思っていましたが、結構ボリュームあり、結局その日は夕食不要でした。
記事が長くなって来ましたが、未だ見終わっていないブースが残っているので2に続きます…!
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by piyoyonyon | 2016-01-21 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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