タグ:チェコスロヴァキア ( 4 ) タグの人気記事

クリア・ラインストーンのフィリグリーのブローチ

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フリマで手に入れた、見事な透かし金具(フィリグリー)の古いブローチです。とても繊細な型抜き金具のフィリグリーで、まるで本物の銀線細工のように見えます。
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幅は7cm位あり、最初はバックルかと思う程の大きさでした。ラインストーンは、全て無色透明に統一してあります。またしても、アール・デコ時代のチェコスロヴァキア製だと思います。
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残念なのは、小さめのラインストーンの底が、カット仕様じゃなく平らな為、台座の経年に寄る濁りが透けて見え、輝きがイマイチでプラスティックのように安っぽく見える事。そのラインストーンが一つだけ欠けていますが、平面底のラインストーンの持ち合わせがなかったので、修理出来ずにいました。しかし、このブローチを姉用にと持って来てあるので、日本で補充を手に入れて修理したいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2017-04-20 15:27 | アクセサリー | Comments(0)

赤い花柄のウラン陶器のピッチャー

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今回ブラックリーのアンティーク・モールでP太が買ったのは、このピッチャー(ジャグ)です。ウラン「ガラス」じゃなくて陶器じゃないかとお思いでしょうが、黄色掛かった釉薬にウランが含まれている「ウラン陶器」なのです。ただし今まで見て来たウラン陶器は、紫外線光を当てると極微量に発光するものでした。しかも発光するのはガラス質の釉薬のみで、オレンジ色系の塗料がウラン入りの場合は発光しません。発光が楽しくてウラン・ガラスに興味があるのだから、(余り)発光しないウラン陶器はつまらないと今まで思っていましたが、このピッチャーは、同じアンティーク・モールで見掛けた花柄のティー・セットと同様に、ウラン・ガラス並みに発光します。こんなに強く発光する釉薬が存在するとは、夫婦揃って驚きでした。
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放射線量を測ったら、案の定ヴィクトリア時代のウラン・ガラスを超えるブッチギリの放射線量を放っていました。ある程度厚みのあるガラスと違い、陶器の場合、表面を覆っている極薄―い釉薬にウランが含まれている訳ですから、この釉薬のウラン含有量が半端なく高濃度なのを示しています(注:それでも人体に影響を与える程ではありません)。
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ウランの有無に関わらず、見た目的にも中々悪くない陶器だと思っています。手描きの絵付けで、大胆ながら決して大味ではない赤い花が、力強く描かれています。葉を黒で表現したところも気に入っています。
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勿論、花瓶としてなら使用に差し支えありません。本当は、牡丹や芍薬等もっと華やかな大輪の花を生けるのが似合いそうです。ウラン・ガラスの本場(?)チェコスロヴァキア製で、多分アール・デコ期の製品です。
  




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by piyoyonyon | 2017-04-09 15:25 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ウラン・ガラスのデザート・ボウル

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P太がフリマで鱗模様のウラン・ガラスのお皿を買った日に、私はこのウラン・ガラスの小さなボウルを見付けました。直径は10cm位で、デザート・ボウルのセットの一つか、またはコスメ・セットに付属する小物入れだったのではと思います。シンプルながら、アール・デコ時代のデプレッション・ガラスらしいデザインの特徴は出ています。底面に小さく「CZECHOSLOVAKIA」と刻印されているのが、かろうじて読めます。チェコ(ボヘミア)は、ウランが初めて発掘され、ウラン・ガラスが最初に生まれ(注:古代ローマ帝国を除く)、最も盛んに製造された場所です。
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放射線量は最低限のレベル(つまり自然値と大差ない)で、従って紫外線での発光も弱め。
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その日のフリマは出店数が少なかったのに、夫婦揃ってウラン・ガラスを入手出来てラッキーでした。やっぱりフリマでのお宝獲得の確率って、必ずしも規模や出店数には比例しないところが面白いと思います。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-08 15:32 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

イジー・トルンカのアンデルセンの絵本

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フリマでは、余程時間がたっぷりある時じゃない限り、普段書籍は熱心にチェックしないのですが、これは自然に目に飛び込んで来た絵本。何故なら、普通は書籍はシートの上に山積みか、ダンボール箱に背表紙だけ見せて並べてあるのに、テーブルの上に一冊だけ御大層に乗せられていたからです。それだけに、ちょっと特別な雰囲気の本なのは見て取れました。
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恐らくフルカラーのカバーは失くなっており、表紙にはタイトル文字もなく、カットが箔押しで印刷されているだけでした。背表紙にはアンデルセン童話集とだけ書いてあり、思わず手にとって中身を眺めて見ると、とても完成度の高い素晴らしい挿絵で、イギリスの作家の絵ではないことはすぐに分かりました。
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中表紙を確認して納得。チェコスロヴァキアの著名な人形作家、及び人形アニメ監督の「Jiří Trnka イジー・トルンカ(1912~1969年)」のイラストだったからです。英語訳になっていますが、本の発行もチェコスロヴァキアで、道理で中欧の昔絵本らしい雰囲気に溢れている訳です。
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奥付に発行年は記してありませんでしたが、見返しに「1959年、両親からマーガレット(持ち主の名前)へのクリスマス・プレゼント」と記入してあるので、1950年代の発行だと思います。この見返しの、ちょっとフォークロアな切り絵みたいなデザインが、また素敵。左右とも、線対称の同じ柄です。
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トルンカは、挿絵画家としても一流で、数多くの絵本を手掛けたそうです。でも実際トルンカの絵本を手にするのは、私にとってはこれが初めてでした。
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水彩の暈しを生かした繊細な色彩の、チェコの絵本らしいクセがある、それぞれ額装したい程美しい挿絵が盛り沢山です。この絵は、プラハの街並みっぽいですね。
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どれも何処か寂しげな絵で、今時の子供用絵本の挿絵とは全く違います。
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でも自分の子供時代を思い出すと、そういう子供向けには余り一般的ではないタイプの挿絵のほうが、返って印象に強く残っています。
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これは「雪の女王」。念の為、れりご~♪じゃないほうです。
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「みにくいアヒルの子」を、実際醜く描く挿絵は結構珍しいかも…。
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線画が多くなると、更にクセが強まって見えます。
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モノクロの小さなカットも魅力的です。
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大切そうな本だけあって、値段は最初2ポンドと言われ、フリマの古絵本の相場としては高めでした。1ポンド50ペンスに負けてとお願いしたら、「これはとても素晴らしい本だから」と応じて貰えませんでした。「んじゃあ、いいです」と去ろうとしたら、「1ポンド50ペンスで良いわ! 家には(荷物を減らしたいから)持って帰りたくないのよ」と言われ、交渉成立。値切ったものの、本当は2ポンド以上の価値が十分あることは、良く分かっているつもりです。しかし、それを私以上に理解する客も、イギリスのフリマには中々おるまい(ニヤリ)。
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元々この本を両親からプレゼントされた少女「マーガレット」が、1959年当時に7~10歳位だとしたら、現在60歳以上のはずなのです。フリマで売っていた女性は、それ程歳をとっているようには見えませんでしたから、マーガレット本人とは思えません。しかし、子供の本の割に状態も良くて、長年大切にされて来た思い出深い本なのは間違いありません。
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アンデルセンの哀愁漂う世界観に、トルンカの絵がぴったり。こんな充実した昔絵本、もう中々チェコ本国では中々手に入らないかも(多分日本人が買い占めて)知れません。
  
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by piyoyonyon | 2015-08-21 15:28 | 本・メディア | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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