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壁画教会のお祈りクッション

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ウェスト・サセックス州のWest Chitlington ウェスト・チルティントン村の、大変保存状態の良い12世紀の壁画を残す「St.Mary’s Church 聖マリア教会」には、私の好きなお祈りクッションが沢山ありました。
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このお祈りクッション、英語では「kneeler ニーラー」と呼ばれます。ガーデニングで使用する「膝当て」と同じ単語で、礼拝中にお祈りする際、跪く時に使用するのだと思います。
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イングランド国教会、またはイギリス特有のアイテムのようで、他のキリスト教国では見掛けた事がありません(…もしかしたら英国連邦国にはあるのかも)。約B4の面積×厚さ10cm位のサイズのヌード・クッションかウレタンを、毛糸のニードル・ポイントが刺繍してある布で包む仕様も、国中何処へ行っても共通しているようです。多分、信者達が手分けして制作しているのだと思います。
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恐らくニーラー制作専門の手芸本が存在するらしく、イギリスの他の教会で見た覚えのあるデザインも多く、今までも既に撮影したことがあるかも知れません。この画面を六分割した中に花が一つずつ描かれたデザインは、どのバリエーションを見ても好き。
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側面にも注目。教会名入りがオリジナルです。
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ニーラーの図案は実に様々ですが、非常に大きく分類すると、いかにもキリスト教らしい物とそうでない物があります。私が好きなのは後者で、撮影するのも、どうしてもそう言うニーラーが中心になります。宗教色のないデザインのモチーフの代表は、植物や動物や風景。
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動植物は、やはりイギリスらしい種類ばかりだし、風景はイギリスを代表する田園風景中心です。
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大航海時代を思わせる、力強い帆船の柄。
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多分、秋の収穫を祝う柄。
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これは鳩なのかなあ? でも平和の象徴の白鳩ではないし、鳥種は特定出来ず。
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これは、もしかしたら十字架をモチーフとしたパターンなのかも知れません。だとしたら、隠れキリシタン並みの控えめなキリスト教色ですね…。
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一見単なる文様に見えても、実はさりげなく宗教的な意味合いが盛り込まれている柄も多いようです。
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これも、十字架をパターン化したようです。側面に制作年入り。
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前出の、ほぼ色違い。使い込まれて、かなり毛羽立っています。
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白百合は、聖母マリアの象徴。背景には百合の紋章が。
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楽しげな音符柄も、「主に向かって歌え」。
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これは、今まで見掛けたニーラーの中で、結構異色。はっきり鮮やかでレトロな色合いの、幾何学模様的なデザインです。平面構成に見えますが、何気に近い一段暗い色で、陰影が付けてあります。して言えば、ステンドグラスを題材にしているのかも。
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宗教っぽいにしろ、そうじゃないにしろ、やはりニーラーは魅力的な手芸品で、見ていて飽きません。イギリスで定期的に教会に通うキリスト教徒は、僅かになって来ているそうですが、このアイテムはいつまでも消えずに、イギリスの文化遺産として残って欲しいと(信者でもないくせに勝手に)思います。今後も、素敵なお祈りクッションの沢山ある教会との出会いを期待します。









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by piyoyonyon | 2017-04-25 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り 布小物&手芸用品編

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撮った写真が余りに多くて、小出しに御報告している、アンティークの町Lewes ルイスで出会ったビンテージ。自分でも呆れますが、写真を撮りたい程魅力的な物に沢山出会えると言うのは、嬉しいことだと思います。で、今回は、布小物やボタン等の手芸用品を御紹介します。
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大きな白い「鳥の餌缶(意外にもブレッド缶ではないのだ)」の下に注目。古風な脚付きソーイング・ボックスを、昔の洋服の型紙のパッケージやメジャー・テープでデコパージュしたようです。
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単なるプラスティックのボタンも、昔の製品は良い味が出ています。左の二重の花型が素敵。
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普通のプラスティックの丸いボタンだけど、質感や色合いにニュアンスがあります。アール・デコ期らしい台紙も魅力的で、フランス製のようです。
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写真の手前にある二つは、昔の玩具のミシン。
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これは、何用の棚なのかなあ。中々凝った美しいトール・ペイントです。
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本当に手元にある端切れを、何でも豪快に繋げたようなパッチワーク。トム&ジェリーの布も混じっています。
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一方、イギリスらしいヘキサゴン・パッチワークは、どんな柄を繋げてもカントリーな雰囲気。
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好物のクロシェ・パッチワークの、クッション・カバー。カントリー&ビンテージ・ファンからの人気は根強いらしく、グラニー・ブランケットもそうですが、アンティーク屋では概ねかなり高値で売られています。
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かなり好みの、1950年代らしい器物柄のプリント生地のクッション。もしかしたら元はカーテンとかの布地で、リサイクルしたのかも知れません。
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一方こちらは、1960年代のイギリスらしいスウィンギングな花柄のクッション。
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動物柄子供用プリント生地で張り替えた椅子と、お揃いのクッション。椅子自体も、子供用らしく小さめ。
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私が持っているのとほぼ同じ、クロシェのミニチュア・ドロワーズを発見。タグには人形用の服と書いてありましたが…、実は着せられる作りじゃないんだよね。
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これにちょっと雰囲気が似ている、クロスステッチのサンプラー。同じ時代の図案&制作かも知れません。
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花の刺繍のタグを、沢山集めて額装してあります。このタグは何かと言いますと…、
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「Kensitas cigarette silk flowers」と呼ばれ、元々はこんなカードにセットされていました。なんと、スコットランド製のタバコの付録だったのです。一箱に一枚付いて来たとか。1930年代のアイテムで、植物シリーズの他にも国旗シリーズがあり、現在も人気のコレクタブルズになっています。そのタバコには10本入り、20本入り、50本入りと三種類あり、パッケージの大きさも異なった為、タグも3つのサイズが用意され、一番大きな物は葉書大だったそうです。景品としては随分太っ腹だし、機械刺繍(織り)とは言え美しい仕上がりのタグですが、タバコのメーカーが、それ程多くの女性の購買層を狙っていたと考えると、複雑な思いです。
  





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by piyoyonyon | 2017-03-15 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

青いクロシェ縁の刺繍クロス

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昨年の秋頃にフリマで購入した、古い刺繍布です。素材はコットンで、大きさ的にはテーブル・センター、または西洋の長方形のお盆に敷くトレイ・クロスと言ったところ。
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刺繍のモチーフは、イギリスの刺繍の定番、花いっぱいのコテージ・ガーデンと、ヴィクトリア時代のクリノリン・スタイル(中に枠を入れて大きく膨らませたスカート)のドレスを着た、ボンネットを被った横向きの女性です。もしそれだけだったら、在り来たりで余り気に止めなかったかも知れませんが、気に入ったのは、縁を囲む幅約5cmの、青いコットン糸で編んであるクロシェのレースです。
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これも、もし白いレースだったら、然程印象に残らなかったことでしょう。青だから目を引き、額縁効果で刺繍を引き立てています。刺繍の中心となるドレスの糸の色と、丁度このクロシェ糸の色が合っており、全体的に上手く調和して見えます。しかも、単に市販のレースを縫い付けたのではなく、布の大きさに沿って角もピッタリ合うように編んであり、このレースも刺繍を作成した人の手作りなのは、疑いようがありません。刺繍からレース編みまでこなす、昔の女性の手間を惜しまない働きぶり、また作品に込めた愛情に感心します。
  




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by piyoyonyon | 2017-02-01 15:24 | ファブリック | Comments(0)

茶色いベルベットの刺繍バッグ

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プルボローのアンティーク・モールで、姉へのクリスマス・プレゼントとして買いました。値札には1930年代のビンテージ・バッグと書いてありましたが、状態が綺麗過ぎて、ビンテージ風に作られた、比較的新しい製品なのではと疑いました。色々調べましたが、結局真相は掴めず。しかし、例えビンテージじゃなかったとしても、古風で品のあるデザインは十分魅力的で、造りは丁寧だし、中々優秀なビンテージ風のリプロ物と言えます。本当のビンテージだったとしても、当然古いから価値がある訳ではなく、デザインが良くなかったり、状態が悪くて実用出来ないバッグでは、意味がありませんから。
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茶色いふかふかのベルベット地に、緑色系で刺繍が施され、更にシード・ビーズや竹ビーズ、スパンコールが縫い付けてあります。この刺繍のパターンが、アール・デコ風、またはアーツ&クラフツ風と言えばその通り。口金にも細かい古風な模様が彫り込まれ、ワンタッチで簡単に開く仕組みです。
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ハンドルはベルベットのリボン。容量は、パーティ・バッグとしてはやや大きめで、派手過ぎず地味過ぎず、使い勝手は良さそうです。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-30 15:27 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

プラスティック・キャンバス刺繍の家型小物入れ

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見掛けると中々逆らえない、何処かの誰かの手作りの、プラスティック・キャンバスに毛糸の刺繍を施し、立体的に組み立てた物です。この手の手芸では、家型は割と定番のようですが、今回のはイギリスらしい田舎家ではなく、縦長で屋根の傾斜が急で、どちらかと言えばドイツの木組みの家っぽく見えます。
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蓋を外すと、こんな風になります。屋根裏の窓部分が屋根に刺さり、蓋になっている屋根が中々しっかり固定される仕組み。かなり縦長で底が深いから、一体何を入れて使うのかは、結構迷うところです。短いペン入れとか、眼鏡を立て掛ける、辺りかな。
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側面も、ちゃんと木組みの家っぽく刺繍入り。
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裏面。ドイツ風と言う事で、同じくドイツ出身の、プレイモービル君に出演して貰いました。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-28 15:36 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

スウェーデンのクロスステッチの本

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日曜日に隣町の中心の駐車場で行われるフリーマーケットに行った日、クリスマスに近い時期だからか、いつもなら日曜日は閉まっているはずのチャリティショップが開いていました。そうとなれば覗いて見ない訳がなく、そこでこのスウェーデンのクロスステッチ刺繍の本に出会いました。丁度フリマで古いクロスステッチ布3枚を買った日で、その日は偶然「クロスステッチ被り」でした。
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スウェーデン手工芸協会の著作となっています。原本は1976年ストックホルム発行で、この本はアメリカで1981年に出版されたようです。御馴染みのばってんのステッチだけでなく、同じく升目を利用した、ステッチのバリエーションも紹介されています。
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具象的なクロスステッチの図案は、本来余り好みではありませんが、北欧の物はやはり一味違うと思います。この室内の風景を表した図案も、インテリアが北欧らしくて可愛く、黒猫が居る所もマル。右側は作品例の写真、左側には升目を塗り潰したガイドラインが掲載されています。
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文様的な意匠は、やはり好み。ちょっと子供っぽい花柄を、渋めの色でまとめています。
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それぞれのパターンにはタイトルが付いていまして、右は「8月の蔓」、左は「ロック・ローズ」と言います。
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クリスマス柄。ブタをモチーフに選んでいる所が、北欧ならでは。赤一色でも十分魅力的…、と言うか、下手に色を混ぜるより、返って単色のほうがお洒落に見えます。
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単色だと、フォークロア感が強調されることも。カントリー調の椅子に、ばっちり似合っています。
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参考作品。19世紀前半のサンプラーです。
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とてもスウェーデンらしい、夏至祭りの様子の図案。民族衣装を着た男女は具象的に表現されているけど、夏至ポールは文様風に構成されています。
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大人な色合いの刺繍が、驚く程椅子に自然に馴染んでいます。
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一方こちらは、こってりフォークロア調な刺繍。中々独特なデザインの椅子にも注目。
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パイプを吹かしたおじーちゃんが使いそうな、渋い色合いのオットマン。毛糸を使用しているようです。長い間、何故フット・ストゥールをオットマンと呼ぶのだろうと不思議に思っていましたが、オスマン(=オットマン)トルコ帝国から伝わった為だそうです。
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近年は珍しくなって来ているのに違いないアイテム、赤ちゃんの洗礼服。子供に洗礼を受けさせる親が、めっきり減っているからです。凝ったレースが盛り沢山の洗礼服なら、アンティークで度々見掛けますが、手刺繍入りは、少なくともイギリスでは珍しいかも。
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ここからは「ロングレッグ・クロスステッチ編」となっています。「ロングレッグ=足が長い」がどんなクロスステッチなのか知りませんが、見た目的にはニードル・ポイントに近く思えます。まず最初に、いかにも70年代らしいオプティカル・パターン。色の違いだけで、結構雰囲気が変わります。
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ロングレッグ・クロスステッチ編には、絵画的な図案が多く紹介されています。しかも、力強く油絵風。これもまた、ヨーロッパの他の国とは一味違う図案ばかり。多分、タペストリーとして使用するのだと思います。やっぱり北欧人は、壁を装飾するのが好きなんだな。
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刺繍のバッグも。今見ても中々お洒落ですが、刺繍がモノトーンなので、背景を色付きにしたほうが良かったのにと思いました。これでは、一瞬モノクロ写真のように地味に見えます。

時代の差もありますが、やはりクロスステッチにも、その国らしさが表れて興味深いと思いました。
  




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by piyoyonyon | 2016-12-14 15:31 | 本・メディア | Comments(0)

クリスマス柄クロスステッチ

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フリマで、ダンボール箱にクロスステッチの布が何枚か突っ込まれているのを発見し、その中から3枚選んで買いました。三枚で20ペンス。その中でも一番大きい(一辺30cm位)布は、この季節にぴったりなクリスマス柄でした。升目がはっきりしたクロスステッチ専用の布の中でも、「これなら私でも挑戦してみようか」と思う気になる程(笑)升目が大きい布ですが、大味にならずに、中々魅力的にまとまっています。
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鮮やかな赤い地を賢く利用し、白いステッチで埋めて、キャンドルとリンゴのモチーフを抜き風に上手く表現しています。ちょっと北欧風。更に黒いステッチが、ピリッと利いたアクセントになっています。
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ついでに、一緒に買った他の2枚はこの通り。こちらは一辺12cm程度で、黄土色に近い渋い山吹色一色なのに、いや単色の幾何学文様だからこその、中々の可愛さです。地はリネン。
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これは、それよりも若干大きく一辺15cm位。地は化繊混のリネンのようです。クロスステッチだけでなく、枡目を利用した他のステッチも組み合わせ連続模様風に、淡いパステル・カラーのみで花柄ボーダーを表しており、こちらも中々の可愛さです。今後はどちらも、アクセサリー等の背景布として活躍してくれそうです。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-11 15:24 | ファブリック | Comments(0)

スリープ・アイのリトル・ボー・ピープ人形

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夏頃フリマで見付けた中古人形ですが、目が閉じる仕様の人形には珍しく、幼児顔ではなく少し大人びていて、中々品の良い綺麗な顔立ちなのが気に入って購入しました。しかも、子供の玩具としては使用されなかったらしく、状態も良好です。オリジナルの服を着た状態で売られていましたが、そちらは大分色褪せてくたびれていたので、自作の服を着せています。小花柄のシンプルなAラインのワンピースに、ビンテージの刺繍布から作ったエプロンです。この刺繍布は、以前ジェニー用にドレスを作った残り。頭は、イングリッシュ・カントリー風にボンネットでも良かったのだけど、赤いバブシュカにして好みの東欧風にしました。
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顔と腕はソフビ、ボディと脚は空洞のポリエチレン製です。服を脱がせたら、股の接合部分が割れていたのが(一応女の子なだけに)ショックでした。ポリって、経年で割れるんですね…。いや、元々造りが悪いだけか?? まあ、これ以上割れが進むことはないようですし、ぱんつを履けば問題ありません。
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瞼の調子がイマイチ良くありませんが(中途半端に目を開いたスリープ・アイは怖い)、人間が指で押し上げてやれば大丈夫。色白肌+ピンク系のメイクに、印象的な灰色の瞳、ピンク掛かったプラチナ・プロンドのような綺麗な髪色をしています。元からショート・ヘアだったのか、後からちょん切られたのかは不明。何より、植毛は中々密なようだし、中古の人形で髪質の状態が良いのは有難いことです。
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元は、こんな衣装を着ていました。どう見ても、イギリスの童謡でお馴染みのリトル・ボー・ピープの衣装に見えます。小花柄のドレスに共布のボンネット、胴衣、ペプラム、ペチコート、ドロワーズ、黒い靴を着用していました。ドレスの一部は手縫いで、それなりに造りの丁寧さや、製造年代の古さを感じます。子供に遊ばれた形跡はないものの、胴衣は日に焼けて色褪せているし、ウェストや袖口のゴム紐も、全て経年で伸び切っていました。が、幸運にも着脱出来る仕様だった為、別な服を拵えて着せて上げようと思った訳です。ドロワーズのみ、ゴムを付け替えて、そのまま着用し続けています。
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後からちょっと調べたところ、アメリカの老舗人形メーカー「Effanbee エファンビー」の1975年製のお人形で、髪はやはり元は長かったことが分かりました。マダム・アレクサンダー人形のように、同じサイズ・仕様で、各国の民族衣装や物語のキャラクターの衣装のシリーズ人形を発売していたようです。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-09 15:37 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

プチポワンのがま口財布

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非常に細かいニードル・ポイント刺繍「petite point プチポワン」の、ほぼ円型のお財布です。オーストリア土産として有名ですが、これには「Made in Austria」の表示がないので、もしかしたら香港か韓国製かも知れません。どちらにせよ、相当手の込んだ、それなりに古い(多分40~50年前)の製品には違いありません。これ一個製作するのにも、一体どれだけの労力と根気が掛かったのだろうと想像します。黒地で花模様オンリーな点が、気に入っています。風景や人物画が入ったプチポワンは、ちょっと苦手です(その方が大抵大きく手間が掛かっているので高級なんですが)。背景の黒地も、全面刺繍で埋めてあります。
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幅1cm強のマチがあり、そこにもしっかり刺繍が入っています。裏面は、黒い無地のベルベット。中を開けると、おばーちゃんの鏡台のような匂い(つまり昔の化粧品)がします。
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ジッパー式ではなく、がま口タイプと言うのが、やはりプチポワンのクラシックな雰囲気には似合っていると思います。容量は結構あるので、財布としてだけでなく、ポーチ代わりに小物入れとしても活用出来そうです。
 




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by piyoyonyon | 2016-11-16 15:30 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

アール・デコのビーズ刺繍のクラッチ・バッグ

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うっとり繊細で美しい、アール・デコ時代のクラッチ・バッグ…と言うか、パース、またはポーチを、格安で手に入れることが出来ました。多少布地に虫食い跡があり、フェイク・パール・ビーズの塗装は剥げているものの、その他はビーズの緩みもなく、驚く程良い状態です。同じ店で、良く似た仕様の黒いバッグも売られていましたが、そちらは手に取った途端、ビーズがパラパラと落ちて来ました。
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小さいシード・ビーズの刺繍でびっしり埋め尽くされ、これぞ正に美しい昔の手仕事と呼べるバッグです。全体的なパターンも、フタの形も洗練されて凝っています。中にタグが残り、黒いバッグと共にフランス製です。
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姉も同じことを考えていたようですが、普通アール・デコと聞くと、やたら直線を強調したデザインを真っ先に思い浮かべます。でも、それはアール・デコの代表的な一部であって、実際にはこんな繊細で柔和なデザインも沢山存在した事実を、様々なこの時代の製品を目にする機会に寄って学びました。
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裏面はこのようになっていまして、中央の帯状の部分に、手の甲を引っ掛けて持つ仕組みです。つまり、クラッチ・バッグを持つのと同時に、同じ側の手で、シャンペン・グラス位は摘むことが出来た訳です。1920~30年代辺りのパーティー・バッグに、良く見られる特徴です。
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表地も中地も、エクル色の絹のようです。中面も、目立つシミや解れはなく綺麗。内ポケット付きで、付属の鏡も残ったままでした。今は見掛けないスナップのデザインが、また時代の古さを物語っています。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-08 15:27 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


by piyoyonyon

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