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奈良町散歩 2

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奈良町は、一般的に北室町の南側からを差すのだと思っていましたが、アーケード「もちいどのセンター街」と猿沢池の間にも、入り組んだ小路に沿って古い家並みが残る、好みの雰囲気の良い一帯があります。
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そういう古い建物のあちこちに、お洒落なビストロや郷土料理屋さんが入っていたりします。赤提灯に書いてある「鮑腸汁」とは、後から調べたことには、大分県の郷土料理で、実はシーフードでは全くなく、団子汁(実際には太い平たいうどん)とも呼ばれるそうです。
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しかし、地元民から親しまれて来た昔ながらのお茶屋さんなんかも、しっかり残っているところが魅力。
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そんな小路の合間に、突然小さな御堂がひょっこり。神社と地蔵堂が隣合っています。
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建て増しを繰り返した結果なのか、何だか凄く複雑に見える家。
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こちらの家は、宿になっているようです。こんな街のド真ん中の民宿に泊まってみるのも面白そう。
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古い家ばかりでなく、新しい建物も混じっているのですが、ちゃんと全体の調和が取れています。
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建具大工さんの、巧みの技の見本のような自宅。木の清々しい香りが漂って来そうです。
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猿沢池から流れる小川に沿っては、立派な土塀が。
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そして小川に舟型の中洲が設けられ、お地蔵さんや供養等が集められていました。こんな信仰の場、他に見たことないなあ。
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小川脇の石灯篭には、猫ちゃんが佇んでいました。
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黄昏時近くの猿沢池。「何処をいつまで眺めていても、全く飽きない街だね~…」と、P太もすっかり奈良が気に入った様子。初日と最終日は当初小雨の予報でしたが、結局一度も雨は降らず、お天気には恵まれました。名残惜しく、奈良を去った私達夫婦でした。
  
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by piyoyonyon | 2015-05-16 15:34 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

奈良町の素敵なお店

時代から取り残されたような古い街並みが返って現在注目され、お洒落な飲食店や若い世代の工房や集まって来ている奈良町。当然魅力的な店舗も沢山あります。
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がま口の工房兼ショップのようです。左の花柄バッグに、本気で懸想しました。大きさも丁度良く、軽くて使い易そう。普通がま口バッグには、口金のせいか、結構重いものが多いのです。でも、既に持っているマリメッコのがま口バッグと、柄が被り過ぎ…と言うのを思い出して断念。しかし後から考えれば、中央のノルディック風を選択すれば良かったじゃないか、と気付きました。ダッフルコートとかに、凄く似合いそう。
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奈良らしく、鹿の子柄ボアのバッグも。豹柄はハスッパだけど(P太曰く)、鹿柄はなんて可愛いのでしょう。
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閉まっていましたが、奈良町工房Ⅱにある、スタイリッシュな手作りの服や雑貨を売るお店のようです。
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ブライス人形のアウトフィットもあります。
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「開いてる時にもう一度来てみる?」とP太が言ってくれましたが、これ以上欲しい物が増えても困るので断念。今回の帰国は、こんな物欲生殺しばっかりです。
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センスの良い、和物のアンティーク&ビンテージ屋さん。
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古布のセットを買ったので、店内を撮影させて貰いました。
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古い雛人形やレトロな抱き人形、古着がぎっしり。
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…でも市松人形は、やはりちと怖い。
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クマのプーさんやETの縫いぐるみが、幼児用の着物を着て飾られていました。
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けれど、主に観光客向けの若い感覚のお洒落な店だけでなく、昔ながらの地元密着型の商店がちゃんと残っているのも、奈良町の魅力だと思います。雑誌やテレビの撮影に使われそうな店構えのお菓子屋さん。
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そして、昭和に戻ったような錯覚を覚える金物屋さん。誠に勝手ながら、どうぞいつまでもこのままの姿で残っていて欲しいと、願わずにはいられません。
  
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by piyoyonyon | 2015-05-14 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

奈良てんこ盛り柄ハンカチ

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奈良市の三条通りに、「日本市」と言う新しめの目立つお土産物屋さんがあります。最初は今時のスタイリッシュ過ぎる店に見えて、正直余り期待せず覗いてみたのですが、…中は可愛い欲しい商品だらけでした。
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元々は中川政七商店と言う、享保元年(1716年)創業の奈良伝統の麻織物店が経営している、新しい感覚の和雑貨屋さんです。ここの商品は、今や日本全国で展開しているようですが、このお店には奈良らしいアイテムが集中していました。お洒落なことは確かにお洒落ですが、若い世代でも普段の生活に気軽に取り込める、ちょこっと和風の、気の利いたお土産になるアイテムが勢揃い。例えば姉へのお土産には、ここで奈良らしい鹿柄のマスキング・テープを買いました(クリスマスに活躍しそう)。
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この店頭にあるガチャは特別仕様で、何とカプセルから張子の犬等の日本の民芸品が出て来ます。
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ここで、自分用と友達のお土産用に、ガーゼのハンカチを買いました。柄は二種で色違いです。柄や色合いが可愛いだけでなく、プリントの発色が良いのが目を引きました。
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シールが切手型なのも、切手女子(友達もみんな切手好き)には見逃せません。
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大仏、五重塔や鹿、釣り灯篭、団扇や書道用品等、奈良に関するモチーフは何でも描かれています。何と聖徳太子(厩戸のおーじ)まで描かれて、本当に奈良らしさてんこ盛り。
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そして店舗案内のちらしも、切手シート型なのです。このトレードマークの富士山は、店員さんの制服としてAラインのエプロン・ドレスにもなっています(販売もされている!)。富士山型の服って、ありそうでなかったアイディアですね。雑貨好きのセンスを良く知っている、優秀なデザイナーを雇っているんだなあと思いました。
  
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by piyoyonyon | 2015-05-13 15:22 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

奈良の抹茶パフェ oishii

普通、パフェと言うものには余り惹かれないのだけど、抹茶パフェだけは別物。元々抹茶味のスウィーツが好きなのですが、今までも京都の「津路里」(凄い並んだ!)や「小石」で抹茶パフェを味わいました。奈良にも、抹茶パフェの食べられるお店があると聞き、行かずには居られませんでした。
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その一つがここ、小西さくら通りにある「茶寮万年堂」。
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内装のメインカラーは、正に抹茶色。木材は吉野杉を使用しているそうで、爽やかな針葉樹の香りが漂って来そうです。基本的に喫茶店なので、お一人様でも全く平気な雰囲気。
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お昼時だったので、まずは御飯を頂きました。二人ともデミグラハンバーグ弁当を注文。普通に美味しく、ボリュームはたっぷりで、味噌汁も付き、これで650円はかなりコスパ良好でした。
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次にデザートとして、抹茶パフェを二人でシェア。パフェは4種類あり、これは「まほろばパフェ」と言うスペシャル版です。大和抹茶、ほうじ茶、ミルク、黒豆きなこアイスの中から、好きなものを一つ選べます。その他、抹茶寒天、抹茶蜜、抹茶ババロア、わらび餅、白玉、干杏、餡子が入っています。ババロアが特に美味しい!
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そして、奈良の抹茶パフェならではの、鹿型クッキーの可愛さに悶絶。地元民に寄れば、ちょっと前まで万年堂さんは、昔ながらの洋菓子屋さんだったらしいのですが、こんなにお洒落に変身して驚きだそうです。奈良での最後の食事を飾るのに相応しい、幸せな昼食&デザートでした。
  
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by piyoyonyon | 2015-05-11 15:31 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

知られざる?世界遺産、元興寺

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この奈良町にある元興寺は、元々は6世紀末頃に蘇我馬子が開基・建立した飛鳥の法興寺(現在の明日香村の飛鳥寺)が前身と言われており、日本最古の本格的仏教寺院とされています。8世紀の平城京遷都に伴い、この地に引っ越して来ました。南都七大寺の一つで、ユネスコの世界遺産にも登録されていますが、実を言うと私は今まで知りませんでした(汗)。多分耳にしたり目にしたことはあっても、とんと頭に入らなかったのだと思います…。そんな知る人ぞ知る?世界遺産と言うことで、今回返って興味を持ちました。
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これが、東大寺の門を移築したと言われる「東門」。元興寺は、かつては東大寺や興福寺と並ぶ大寺院で、奈良町のほとんどを占める程の規模でしたが、今は半分以下の敷地しかありません。その為、現在は中院町と西新屋町の二箇所に分かれましたが、今回訪れたのは中院町の「極楽坊」のほうです。
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これが「極楽堂」と呼ばれる本堂。国宝で、木材の一部は奈良時代の部材を再利用しているそうです。
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その背後に立つのが、やはり国宝の禅室。本堂同様、木材の一部に奈良時代のものが残っています。
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ここで絶対に見逃しちゃいけないのが、本堂と禅室の屋根の一部に使われる、日本最古の屋根瓦。何と飛鳥時代(6世紀)のもので、黒いのと赤っぽいのがそれです。この屋根瓦の葺き方を、「行基葺き」と呼ぶそうで、土木・建築技術者としても当時の第一人者であった、奈良時代の高僧・行基に由来しているようです。
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境内では、夥しい数の五輪塔に目が留まりました。この一帯から集めて来たもので、かつては中に遺骨が納められていたから墓石でしたが、今は単なる供養塔だそうです。
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集められた供養塔の中には、板碑に五輪塔や宝篋印塔の図が彫られただけのものもあります。
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奥は丘のように高低が付けられ、苔や水仙等の植物が植えてあります。
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本当に、良くこれだけ集めて来たもんです。まるで供養塔庭園と言う感じで、境内で一番印象的でした。
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宝物殿には、国宝の奈良時代の「五重小塔」が収められています。高さは5.5m程で、どう見ても五重塔の雛形(ミニチュア)なのですが、内部も本物同様に全く省略されずに細密に建設されている為、驚くことに「建築物」として国宝に指定されているそうです。光明皇后の発願により建立された、元興寺西小塔堂に安置されていたと言われています。この他この宝仏殿には、平安・鎌倉時代を中心とした国重文クラスの見応えある仏像や、中世から江戸時代に掛けての庶民の信仰資料が展示されています。
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入り口の参拝受付で、宝物殿は鉄筋コンクリート造りで冷えるから、見学後は「小子房」で暖をとって行きなさいと、念を押して言われました(…ホント、冷えました!)。ここはかつての僧坊の台所の建物だったようで、県重に指定されています。御仏の慈悲の心のようにほっこり暖かく、本当に癒されました。こんなところまで信仰の対象のあるのが、また古いお寺らしくて興味深いと思います。
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小子房にあった、かなり古そうな水屋箪笥。奥には檀家用の茶室になっているらしく、賑わっていました。
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正直言って、私が体験した限り、スロヴァキアの「ヴルコリニェツ」に並ぶ、最も地味な(失礼!)世界遺産だと思いました。しかし、東大寺のように団体客が押し寄せるような大寺院ではないからと言って、決して歴史的に重要じゃないとか、面白くない訳ではありません。返って余り観光客が犇いていないからこそ、奈良の一般大衆の素朴な信仰心が感じられるようで、印象深く写りました。因みに、、元興寺を「がごぜ」と呼ぶこともあり、その場合、この元興寺に起源を持つ妖怪のことを差すそうです。
 
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by piyoyonyon | 2015-05-09 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

奈良の「ぽっぽさま」

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奈良で宿泊した「ホテルフジタ奈良」には、土産物を売る売店が入っていまして、そこを通る度に「これいいな~」と思い、最終的に買ったものです。奈良の神社仏閣では、金属製の釣り灯篭を多く見掛けますが、そう言った伝統的な板金加工技術を生かして作った工芸品のようです。全体的に厚めに塗装してあるので、ホーロー引きと言うことになるのかな。「カキモト」と言うメーカーの「ゆらり工芸」と言うシリーズで、この他にも、今年の干支の羊や奈良名物の鹿等がありました。どれも可愛く迷いましたが、最終的に鳩を選びました。この鳩にしても、塗装が数色あった中から、スタンダードな平和の象徴、白鳩にしました。
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二枚の金属板だけで、鳩の立体感を造形的に上手く表現していると感心します。平面に安定して置くことができ、頭と尾がゆらゆら動く仕組みです。金属と言う硬質な素材なのに、柔らかい優しさが出ています。奈良の職人技の生きる中に、デザイン性の高い可愛さが光る、優秀な奈良土産だと思いました。
 
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by piyoyonyon | 2015-05-06 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

古墳脇のホテル

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奈良での宿泊は、「ホテルフジタ奈良」と言う、繁華街のすぐ側の、JR奈良駅と近鉄奈良駅の丁度中間にある、抜群の立地のビジネス観光ホテルを予約しました。このホテル、立地が便利だからと言うだけでなく、前から一度泊まってみたいと思っていたんです。何故なら、開化天皇陵(春日率川坂上陵)と言う全長105mの前方後円墳の、すぐ脇にあるからです。
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客室やロビーには、「散華」と呼ばれる、蓮の蕾を模った御札が飾ってありました。
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寺院で法要する際、諸仏を供養する為に花が撒かれ、これを散華と呼ぶそうですが、この御札は花の代わりに撒いて拾って飾るものなのかな。どれもデザインが美しく、手刷りの風合いが印刷物として魅力的です。
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三枚1セットと言うのが基本のようです。私は奈良でしか見掛けたことがなく、薬師寺でも今も売られていました。昔は、確か1セット千円位で買った憶えがあるのですが、三倍位の値段になっていました。
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和食を含めたビュッフェ朝食なのも、このホテルを選択した理由の一つ(P太が和食朝食に拘った)。御飯は、白米と奈良名物「茶粥」から選べます。茶粥自体は美味しかったのですが、おかずとはイマイチ合わず、次の日の朝食は普通の白米にしちゃいましたけどね…。
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この朝食室(普段はカフェ)やロビーに面した、庭の向こうに見える森が古墳!
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上階から眺めると、こんな感じ。考古学的には、「念仏寺山古墳」と呼ばれます。古墳の周囲は寺に囲まれ、まあこのホテル自体も、周りは墓地だらけな訳です。古墳も、古代の墓と言っちゃあその通りなんですが。宮内庁で厳重に管理している為、古墳の内部には入れないものの、鳥居と案内板のある入り口までは、ホテルの脇を通って行くことが出来ます。 
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開化天皇は、第9代天皇と言われ、実在の疑わしい神話(記紀)の中の天皇様です。しかし、この古墳が5世紀前半、つまり古墳時代中期の大王クラスの陵(みささぎ)であることは、ほぼ間違いないようです。そんな古墳のすぐ側で眠れることも、古墳好きとしては十分凄いのだけれど、街のド真ん中に古墳が残っていること自体がオドロキ。さすがは古都奈良です。 
  
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by piyoyonyon | 2015-05-04 15:34 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

原生林の春日大社

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奈良滞在での最終日は、春日大社へ行ってみることにしました。時間短縮の為、行きは路線バスで、帰りは徒歩です。何度か奈良には旅行で来ているのに、ここへは修学旅行以来訪れたことがありませんでした。
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全国の春日神社の総本社、奈良最大の神社「春日大社」と一口で言っても、大小様々な特色を持つ神社が集まっている訳です。まずはバスの停留所脇に「一言主神社」と言う小さな社があり、参拝してみることししました。熱心な願いを、一つだけ必ず叶えて下さると言う神社です。
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どんな願いかと、他人の絵馬を覗いて見ると…、………叶うといいね。
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続いて、回廊内の御本殿に入りました。ここで一般参拝者が入れるのは、残念ながら一部だけ。
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さすがにここは、こんな寒い季節(一月)でも観光客で賑わっています。と言うか、団体客はここばかりに集中しています。まるで押し寄せる波のように、突然参拝客でごった返して来たなーかと思えば、数分後には一斉に去って、急に静けさが戻ったり。春日大社は、平城京遷都の8世紀に、藤原氏の氏神として創立されました。御神体は御蓋山そのもの。鹿島神社(現茨城県)の武甕槌命、香取神社(現千葉県)の経津主命、枚岡神社(現大阪府)の天児屋根命・比売神の合計四神にお出で頂き、主祭神としていると縁起にはあります。遠く東国の神々のほうが先であったことが意外でしたが、この場所自体は、それ以前から信仰の地だったと言われているそうです。藤原氏の氏神・氏寺と言う関係から、麓の興福寺とは縁が深いそうで、藤原氏の隆盛と共に、平安時代には大いに発展したようです。日本の神社仏閣を見ていると、寺院境内に神社があるのも珍しくなく、日本の基本文化は本当に神仏混合だなと実感します。
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御守りや絵馬、おみくじ、お札類も、ここが一番充実していました。主祭神のうちの御一人、武甕槌命が白鹿に乗って来たとされることから、鹿を神使としており、お守りも鹿柄(姉と義兄用に買った)、おみくじも鹿型。おみくじは、鹿が口にくるくると巻かれたおみくじを咥えている愛らしさ。
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絵馬も鹿型。良く見ると、角アリとナシがありますね。奈良県産の檜で作られているそうです。
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沢山の金属製の釣灯篭が、奈良らしい風情を伝えています。有名な万灯篭(節分とお盆)は、さぞ幻想的で美しいことでしょう。憧れます。
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ここで写真を撮っていたら、見知らぬおばさまが、「まあ、ここ素敵な場所ねえ」と声を掛けて来ました。坂道の回廊と言うのが、ちょっと珍しいと思います。
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禰宜様や巫女、神楽の一団が若宮神社へ移動するところ。彼等を追っ掛けて、P太が黙って消えてしまいました(笑)。ガイジンにしてみれば、非常に日本的で魅力的な職業&服装でしょうから。
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この春日神社の特徴として、まず気が付いて圧倒されるのは、夥しい数の釣灯篭や石の灯篭が境内、参道にあることだと思います。
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これらは皆、参拝者達から奉納されたもので、苔むした非常に古いものも多く、長い歴史を通して信仰の対象の地であることを物語っています。春日大社程の著名な神社なので、地元のみならず、日本全国から奉納者がいるようです。大企業やデパート等は、一際巨大な石灯篭を寄進しています。注意深く探すと、歴史上の著名人(直江兼続とか)の灯篭も見付かるそうです。
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若宮神社の前で、禰宜の祈祷、神楽の演奏、巫女の舞が奉納されます。ここでは熱心な観光客数人しか見学しておらず、返って御本殿より荘厳な雰囲気が漂っていました。
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その前に生える、御神木の楠木。太古からの神聖な手付かずの森の中にある為、驚く程大きな木が沢山あります。
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小慣れた着物姿の御婦人方。特にオレンジ色の羽織の女性がお洒落だと、P太と意見が一致しました。
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若宮神社の隣には、「夫婦大國社」と言う夫婦円満、家内安全、縁結びの神様が。ハート型の絵馬が、縁結びの雰囲気を盛り上げ大人気のようです。
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そして御百度参りに最適らしい「金龍神社」(…コンパクトだから?)。まだまだお社はありますが、ここから原生林の中を通って下ることにします。
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修学旅行以来、何故春日大社には一度も来なかったと言えば、その時面白いと感じた印象がまるで無かったせいです。御本殿だけにいきなりバスで大勢でワシャッ~と押し寄せ、御守りとせいぜい参道の土産物屋で包丁だけ買って去るようでは、それも当然です。春日大社が興味深いのは、御蓋山の原生林に囲まれているからで、ユネスコの世界遺産に登録されたのもその為です。
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行きもやっぱり、徒歩で坂道をえっちら登って来るべきだったみたい…。鬱蒼とした森の中を歩いてこそ、春日大社が太古からの神聖な地であることを認識出来ると、しみじみ実感しました。
 
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by piyoyonyon | 2015-05-02 15:20 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

奈良でお好み焼き

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奈良へ行ったら、お好み焼きが食べたい、食べたい、食べたーい!と、我儘大放出のドキンちゃんのように暴れました(ウソ。単に言っただけ)。何せ関西のコナモンは、私のような東人(あずまびと)に言わせれば、何処で食べても外れがない位美味しいので…。ところが、ネットやガイドブックで一押しのお好み焼き屋さんは、改装で長期休業中。どうすりゃいいの?と(こんな時こそスマホがあれば良いんだが)、遅くまで開いている観光案内所に駆け込みました。「お好み焼が食べられるところ、他にありますかねえ?」と言う観光客のアホな質問にも、案内所のお姐さんは慣れたもんですと言った調子で、サクサクと検索してくれました。
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結局、お姐さんが調べてくれたところも閉まっていたのですが(このオフシーズンのせいか、何処でもこんなのばっかで何かと不便だった)、偶然近くの新しく出来たらしい飲食店街ビルに、観光案内所未登録のお好み焼き屋を発見。この店、本来は関西風もんじゃ焼きの店なんですが、お好み焼きも食べられます。東京に長く住んでいた私でも、もんじゃ焼きよりお好み焼きのほうが美味しいと思います。
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とは言え、こちらではもんじゃ焼きが珍しいせいか、かなり賑わっていました。隣は、お一人様用席。ぼっちでお好み焼き(またはもんじゃ)は勇気要るな。
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自分達で調理するのではなく、大抵厨房で焼いた料理を、テーブルの鉄板に持って来てくれて、アツアツを食べる仕組みです。ちょこちょこつまみの他に、まずはジャガイモとチーズのお好み焼きを頼みました。凄く分厚く、マヨネーズが芸術的。とろり蕩けるチーズは、お好み焼きソースに合いますね。
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そして、奈良へ来る直前に丁度テレビで目撃して、興味深々だった「奈良焼き」にも出会えました。
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「奈良焼き」とは、丁度卵焼きと粉もんの中間のようなフワッフワの生地を焼いたもので、スプーンで少しずつ千切って、出汁に潜らせて頂きます。
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タコも葱も入っているし(ついでにうどんも)、言わば明石焼きのお好み焼き版。偶然見付けた店でしたが、期待した通りの奈良の夜を過ごせました。
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by piyoyonyon | 2015-04-30 15:25 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

奈良町散歩 1

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奈良は、かつては日本の首都でしたが、それ以降は長年門前町として発展して来ました。現在の奈良市街地の南東には、「奈良町」と呼ばれる、古い家並みが残る一帯があります。因みに、そう言った旧市街地を「奈良町」と総称で呼んでいるだけで、地図上にはそう言う名前はないそうです。「ならまち」と平仮名でも記されますが、ここでは漢字の「奈良町」で統一します。
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京都に比べると、一昔前まで奈良がイマイチ観光的に地味だったのは、名高い寺院や神社等の観光資源自体は豊富でも、若い世代にアピールするお洒落な商店や飲食店が、割と少なかったせいかも知れません。
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でも今は、全く京都に劣らないと感じました。いえ、街がコンパクトな分、返って京都よりも歩き易い位。その魅力に大きく影響しているのが、奈良町の再生だと思います。
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古い町家の建物に、スタイリッシュな雑貨屋や工房、カフェ等の店舗がどんどん増えて来ており、街に活気を与えています。10年程前に訪れた時よりも、確実に多くなったと感じます。
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勿論、そういった新しい店だけでなく、昔ながらの商店や民家が沢山残り、確かな生活の匂いが感じられるのも魅力です。
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京都の間口の狭い町家とはまた違った、コンパクトな敷地を有効利用した奈良の町家は、意匠も様々で、幾ら眺めて飽きません。
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多分宮大工が多く、もしかしたら彫り物、建具大工も盛んなのか、凝った木彫の民家を多く見掛けました。
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新し目の家も、伝統に乗っ取った造りで、街並みに溶け込んでいます。地元住民が、いかに地域を大切にしているかが感じ取れます。
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いきなりこの重厚な木製の窓枠は?と目に留まったのは、大阪万博で展示された、ネパールの伝統的な彫刻の窓枠だそうです。周り周って、奈良の町家にやって来ました。
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奈良町の軒下で良く見掛ける「身代わり申(さる)」。飛騨高山の「さるぼぼ」に良く似ており、同じように厄除け・御守りの意味が篭められている、庚申信仰の名残りだそうです。
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一際多く身代わり申が飾られているのは、「奈良町資料館」のようです。
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こんな細い路地には、一層萌えます。車が入らず、住むのは大変だと思いますが…。
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御蓋山の裾野にあるので、坂道が結構多いのも、私にとっては魅力。
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そしてあちこちに、こんな昔ながらの祠があります。住所標識の古さも絵になります。
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この辺りの散策を楽しむのは、カップル、または老若女子だけのお友達同士と言うのが多かったかな。幾ら歩いても飽きない、時間が足りなくなりそうな、隅から隅まで魅力的な奈良町です。
 
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by piyoyonyon | 2015-04-27 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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