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春のシシングハースト城庭園 2

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春の植物を楽しみに、イギリスを代表する庭園の一つ「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」に来ています。
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今年は春の植物の成長が著しく早く、未だ団体旅行客がこの庭園に押し寄せていないせいか、コテージ(田舎家)前のオレンジと黄色の花でまとめたコテージ・ガーデンも、こんなに空いているのを初めて見ました。
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普段は自分の庭では余り気乗りしないオレンジ色の花ですが、毎回ここに来ると、悪くない…と反省してしまいます。
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オレンジ色って、盛夏の花と言うイメージがあるのですが、春の花にも沢山あるのですね。
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なんと今年から、庭園の制作者である作家夫妻が執筆活動に使用したコテージの内部も、時間制で一般公開されているそうです。これはそのキッチン部分ですが、所有者だった作家のヴィタ・サックヴィル・ウェストは、キッチンとして使用したことはなく、専ら植物の植え替え場にしていたとか。そりゃ貴族のお嬢出身だから、自分で調理はしないでしょうけど、食事を運ばせるにしても、遠い母屋からより、ここで作らせたほうが冷めなくて美味しいだろうに。
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肝心のメインのコテージ内部は、未だ待ち時間がたっぷりある上、一回に付き定員は12名とのことで、我々はまたいつでも来れるから他の機会に見ようと、P太はさっさと諦めました。
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キッチンの入り口脇にある棚。植えられているのは、何てこと無いプリムローズなのですが、植木鉢の大きさ&古さや、配置のバランスが絶妙で絵になる~。
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続いて、「Nuttery」と呼ばれる人工の広葉樹林。春の木々やシダ植物が芽吹く季節は、特に綺麗です。
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これも見慣れたプリムローズですが、林で目を引く鮮やかな色合い。
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かつては、お城を「コ」の字型に囲んでいた堀。今は、一辺なくなって「く」の字です。
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その堀の脇に咲く水中植物。巨大なマーシュ・マリーゴールドと言った感じの花です。
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かつてはお堀の一部だったらしい、藤の小路。レンガ塀が崩れ易いらしく、長年立ち入り禁止です。
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果樹園も、樹木の花や水仙が咲き揃って綺麗でした。
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この庭園を訪れる多くの人が、魅了されて真似したくなる、白い花や銀葉植物ばかり集めた「ホワイト・ガーデン」。
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普通はここも、春の球根植物の開花時期には、未だ寂しい状態ですが、植物の成長の早い今年は、既に庭らしくなっていました。
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その奥の、「Delos」と呼ばれるシェイド・ガーデン。入り口からもチラッと覗けましたが、…うわー、これは凄い! 見事な花のカーペットです。
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ここの群生は、今までウィンド・フラワー(アネモネ・ブランダ)がメインだと思っていましたが、今回かなり「scilla messeniaca」が混じっていることに気付きました。
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部分的には、ほとんどシラーばかりの場所も。
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繊細な色合いで、水仙との組み合わせも綺麗。
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P太が、まるでグリム童話の挿絵みたいな風景じゃないかと盛んに言っていましたが、それじゃあこのコテージには、怖―い魔女が住んでいるってことか。
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それにしても、本当に今年は植物の成長が異様に早い! ここの芍薬なんて、既に蕾がでっかくなっていましたもん。実はこれ、約一ヶ月以上前の訪問なんですけど、いつもだったら、丁度今頃がこんな風景ですね。
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母屋の脇には、紫色の花ばかり集めたパープル・ボーダー。
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そして最後に、お決まりの城の塔の上の展望台へ。
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ここは狭いので、いつもは入場者数を制限してるのですが、今回は待ち時間全くなく登れました。
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しかも、しばし私達夫婦で展望台を独占状態。
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歩き回ると少し汗ばむような気候で、今年初めてのアイスクリーム日和となりました。P太は「キャラメル&ヘーゼルナッツ」、私は珍しく「ストロベリー」ではなく「ダブル・クリーム」。…ナショナルトラストのアイス、もしかしてちょっと大きくなった? どちらも、期待通り美味でした。
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例年なら、バラ咲き揃う6月がイギリスの庭園のハイライトですが、今年は5月中になりそうです。この時期を逃すのは、日本のお花見の時期を逃すようで、やはり残念な気がしますが、まあ毎年見られるのだから良しってことにしましょう。



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by piyoyonyon | 2017-05-10 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

春のシシングハースト城庭園 1

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今年は植物の成長が非常に早く、イギリスの庭がどんどん美しくなって行くので、この時期にイギリスを去るのが惜しくなってさえ来ました。そこで、日本に帰国する2週間前に、イギリスを代表する名園「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」で、春の球根植物のボーダー花壇を見ておくことにしました。はぼ毎年見に行っていますが、日本の桜と同じで、何度見ても飽きないのです。
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ピクニック・スポットが、入り口の前の緑地から、カフェの裏側に移動していて、こんな景色を眺めながらお弁当を食べました。側に広がるのは、多分この庭園のレストランで調理に使う野菜を育てている菜園です。
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本日の弁当、またしても海苔弁。「フィッシュ・フィンガー」と言うイギリスの一般的な冷凍食品が、魚のフライの代用品になり、海苔弁らしさを盛り上げています(笑)。しかもこのフィッシュフィンガー、衣が普通のとちょっと違っていて(どちらかと言うと天ぷらに近い)、冷めても中々美味しいのです。
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いよいよ、城内に入ります。城と言っても小規模な城館で、やはりここは庭園として有名です。
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あちこちでヒヤシンスが大量に咲いていて、花の香りに包まれました。春の球根植物では、ヒヤシンスの香りが最強かも。
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母屋の前の、芝生だけでも既に見事。
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母屋の外壁は、まるで蔓性植物の見本帳です。日本ではお馴染みのボケも、ここでは赤レンガの壁に這わせてあり、一味変わって見えます。
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カラフルな色がグラデーションになって楽しい、エリシマム「チェルシー・ジャケット」
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ちょっと珍しい、八重のプリムロース「ブルー・サファイヤ」
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これは何かマメ科の花。
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何度も言いますが、本当に今春は植物の成長が早い! 普通は春の球根植物の開花時期には、このバラ園は未だ寂しい状態なのですが、今年はバラから既にシュートがグングン伸びています。
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チューリップとウォール・フラワー(エリシマム)は、イギリスでは鉄板の組み合わせ。
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どのクレマティスより一早く開花する(ウィンター・クレマティスを除き)、アルピナ種の「ルビー」。
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そして、一番のお目当ての、春の球根植物のボーダー花壇「Lime walk」に入りましたが、…むむっ、静か。人が少なくて驚きました。
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いつもならこの時期は、人を避けて撮影するのは無理な程混んでいるのです。
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どうやら、開花時期が例年より異様に早い為、バスで押し寄せる団体旅行客、特にヨーロッパ大陸からの訪問者が、未だ来ていないからのようです。
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それとこの日は、イギリスの4月の天候らしく、にわか雨が多いと予報されていたからかも知れません。実際には、一度も雨に降られることはありませんでした。
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ここの花壇に新たに加わった、大理石(またはアラバスター?)の彫像。
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桜も咲いていて、花見が出来ました。
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チューリップの赤が入ると、やはり映えます。
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ウィンド・フラワー、フリティラリア、水仙と、一つ一つは野の花のように地味でも、やはり群生すると見応えあります。
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白同士の組み合わせも清楚で綺麗。
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スズラン水仙(スノー・フレーク)は、母のお気に入りの花だったので、私も昔から親しみがあります。
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球根植物の花壇なのですが、所々そうじゃない植物が組み合わせてあり、また楽しいのです。
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ここで、小さいながら、かなりの存在感を発揮していたのがシラーの一種「scilla messeniaca」。イギリスでお馴染みのブルーベル(scilla campanulata)より、小型で、花色が薄いと言ったところです。
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花壇だけじゃなく、敷石の隙間とか、至る所から花が咲いていて楽しませてくれます。
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菩提樹の根元の、小さなスペースにも。プリムローズとムスカリの組み合わせが、色に寄って意外と新鮮。―――以下、続きます。
 




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by piyoyonyon | 2017-05-09 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

春のナイマンズ散歩

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先週末、曇天で風が強くて天気はイマイチでしたが、とにかく運動せねば!と言うことで、ナショナルトラストの「Nymans ナイマンズ庭園」にちょっくら行って来ました。今年は植物の成長がとても早く、例年は4、5月に咲く植物でも、既に多くが花開いています。近所の木蓮が満開なので、きっとナイマンズの木蓮も、今頃咲き始めているだろうと気付いたからなのもあります。
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天気は今一どころか、時折霧雨が降っていましたが、駐車場は既に満杯の人気ぶり。ロンドンからアクセス抜群なのが、いつも混んでいる理由の一つです。入り口前の花壇にも、水仙が見事に咲き揃っていました。
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何かのサインなのか、こんなウェリーズ(ゴム長靴)に植物を植えたものが、あちこちに置かれていました。古い長靴を鉢植え代わりに使うのは、イギリスでは定番のアイディア。
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この時期の見所は、まずヘレボラス。
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12月に咲く「クリスマス・ローズ」ではなく、「レンテン・ローズ」のほうです。
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八重のヘレボラスは、華やかで見応えがあります。
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ヘレボラスとラングワート(別名ベツレヘム・セージ)の組み合わせ。
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それから石楠花。イギリスの石楠花は、概ね日本人が驚く程樹木が大きく、花弁も大きいのです。
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見事にボール状に花が集まった石楠花。
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石楠花と水仙。
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そして、期待した通り木蓮(及びコブシの仲間)。
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木蓮も、イギリスのには驚く程大きな花弁の種類があります。
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でも木蓮は、やはり青空を背景にしたほうが絵になりますねえ…。
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背が高過ぎて写真に納まり切れない木蓮が多い中、この木は手頃な大きさで、人気ナンバーワンでした。
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人が居ない時の撮影を狙っていましたが、ひっきりなしに人が集まって来ます。それにしても、今はカメラを持っている人が少ないと、改めて実感しました。皆スマホで撮影しています。
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椿はこの時期終わりかけですが、まだ賑やかに咲いている木も沢山ありました。
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やはり八重の椿は、バラに負けない華やかさ。
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葉が艶やかで濃い緑色なのも、花を際立てています。
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木蓮、椿、石楠花の組み合わせ。全て、酸性土壌を好む樹木です。
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桜も、種類に寄っては満開でした。
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この桜のこんもり具合は、日本のソメイヨノシを思い出させます。
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一方、夏と秋には見事なボーダー花壇は、この時期何も植えられていない寂しい状態。
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ヘザー(エリカ、ヒース)も、寒い季節が見頃です。
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生憎ヘザーが植えられているロック・ガーデンは、冬季の長雨で岩が脆くなっているのか、大部分が立ち入り禁止でした。
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ピンクと白のヘザー、オレンジ色のサンゴミズキ、濃い緑色の針葉樹と、目を奪われるコントラスト。
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春の球根植物では、まず水仙が真っ盛りでした。
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私の庭ではチューリップが咲き始めていますが、ここでは未だでした。うちとそう離れていませんが、農村部なので気温が少し低いのです。
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ミニ・シクラメンは、夏を除いてほぼ通年咲いているような。
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水仙の合間に、バイモが咲いています。
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この牧場脇の並木道沿いには、特に水仙が見事。
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天気は悪いけど、視界は割と良い日で、遠くまで見渡せました。
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ここは一番在り来たりな黄色いラッパ水仙ばかりですが、これだけ群生すると、やはり見応えがあります。
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クロッカスは終盤ですが、クロッカスの紫&藤色と水仙の黄色の組み合わせは、何度見ても飽きません。
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残念な天気の未だ肌寒い日でしたが、思いの他沢山の花を楽しめ、やっぱり来て良かったと思える、春の訪れを確実に感じたナイマンズでの散歩です。
  



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by piyoyonyon | 2017-03-21 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

秋の近所のヴィクトリアン庭園

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何処かに出掛けるのにしては価値の全くなさそうな、暗~い曇天の週末、それでもやはり運動はせねば!と、夫婦で近所に散歩に出掛けました。うちの周辺には、鉄道の廃線跡の遊歩道の他にも、結構良い散歩コースがあるのです。その中の一つが、ヴィクトリア時代のお屋敷の庭園跡です。長年修復中でしたが、今年ようやく復元が完了したとのことで、見に行くことにしました。
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まず、線路脇の草原を通って行きます。ここは、それまではコンクリートで川岸が固められた排水溝のような小川が流れていましたが、近年わざと川床を変更して蛇行させ、まるでビオトークのような自然の趣に改良しました。大雨の際には氾濫原となり、多分住宅地の洪水を防ぐ役目もあるのだと思います。
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そして、森を通ると人口湖に出ます。ここも、元々はお屋敷の庭園の一部でした。鴨やカナダ・ギースや水鶏、青鷺など、いつも水鳥でいっぱい。この秋は雨が少なくて、随分水位が下がっていました。
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いよいよ、ヴィクトリアン庭園に近付いて来ました。まず目に入るのが、大きな噴水。
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そして、かつては屋敷のテラスに続いていた、まるで宝塚の舞台のような(表現がなんだかなー)階段。
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うーん、確かに美しく復活しましたね。フォーマル・ガーデンなので、余り好みではないのですが。合計8ヘクタールの土地が、4段階の高さに分かれて、この庭園の他に、ヴィクトリア時代に大流行した競技「クローケー(ゲートボールのようなもん)」場、テニス・コート、森、原っぱ、湖が含まれています。既に一般の住宅地に分譲されている部分を含めると、かつては更に広大な敷地だったものと思われます。
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元々この庭は、1880年代に、王室御用達でもあった庭園設計士James Pulham に寄ってデザインされたそうです。
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私達がこの町に引っ越して来た当初は、ここは、多少植物は植えられていたものの、石の装飾品の残骸があちこちに散らばる、正に「庭の廃墟」と言う感じでした。
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夏であれば、もっと花盛り沢山で美しかったことと思いますが、その頃はナショナルトラスト等の庭園巡りで忙しかったもので。
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これがお屋敷の写真。19世紀中頃に裕福な商人の邸宅として建てられ、もし今でも残っていれば、豪華結婚式場兼ホテルか、それこそナショナルトラスト級になっていたものと思います。
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そして庭園も含む航空写真。お屋敷自体は、1920年代に売却されて女子寄宿学校として使用され(良くある話)、その後取り壊され、その跡にはあろうことか、非常に醜いアパートが建てられました。多分1960年代のことなので、特に公共建築物のデザインが酷い時代です(旧共産国っぽいっと言うか高島平っぽいっつーか)。折角庭園はヴィクトリア時代らしく復元されたのに、建物自体には悲しい程似合っていません(笑)。
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でもアパートの駐車場には、大変美しい紅葉の木がありました。
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その脇には、これまたヴィクトリア時代の庭園の名残りの、「ロッカリー(ヴィクトリア時代に流行した、自然の岩場のようなロック・ガーデン)」が。このロッカーリー形式は、Pulham自身の発明であり、十八番でもあった為、彼の名をとって「Pulhamite」とも呼ばれます。
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また、アパート脇に、迫力の大きな樅の木。ここは、ヴィクトリア時代のお屋敷になる前は、中世の鹿の狩猟場だったそうです。もしかしたらこの木は、その頃から存在するのかも。かつてお屋敷正面玄関に続いたアプローチにも、大きな針葉樹並木が残り、今は瀟洒な住宅地になっています。
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当時の邸宅の豪華さを伝える建物は、現在レンガ造りの厩舎のみ。厩舎だけでも十分大きな立派な建物で、歴史的建築物2級指定。今は集合住宅に改装されています。
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厩舎の脇には、立ち枯れた赤杉のような木を利用した、こんなオブジェが。現在未だ制作中のようで、辺りにはオガクズが散らばり、針葉樹の芳しい香りが辺りに漂います。
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鹿が木の幹を貫通しているように見える、中々楽しいデザイン。
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このお庭、宝くじの利益金で復元・管理されているそうです。新たに公衆トイレも設置され、有難い限り。イギリスに住んでいると、紅茶の飲み過ぎで、やたらトイレが近いものですから(笑)。
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ヴィクトリア庭園脇に、一際見事な紅葉の木がありました。幹には、何か括り付けてあります。
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近付いて良く見ると、クロシェ・パッチのブランケットを、木の幹に巻き付けてありました。ウィッシング・ツリーに見立てているのか、メッセージ・カードらしき物も沢山括り付けてあります。
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更に木の枝には、こんなポンポンが沢山ぶら下げてあります。
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周囲のベンチも、こんな感じ。
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もう一つのベンチ。どうやら、地元の編み物愛好家達の作品のようです。
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街路灯にさえ。多分アクリル毛糸なので、雨曝しでもお構いなしってのが、イギリスらしい自由で大胆な発想と言えばその通り。
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冴えない天気の日の、数時間だけの散歩でしたが、ヴィクトリアン庭園も想像通りに美しく復元され、その他にも色々面白い物を見ることが出来、十分運動にもなって満足です。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-28 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ナイマンズの秋のボーダー花壇

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午前中は雨が降っていた土曜日、午後からは大体天気が回復したので、日頃の運動不足を少し解消する為にも散歩に出ようと言うことで、ウェスト・サセックス州のHandcross ハンドクロス村近くの、「Nymans Garden ナイマンズ庭園」に行きました。既に午後3時近くの、今までで一番遅い時間に訪れました。ここもロンドンから割と近い、人気のナショナルトラストの庭園で、晴れた週末の午後イチ位には、付属の駐車場が満杯で、村内に駐車しなければならない程です。しかし、その日は天候が不安定な上に遅い時間だった為、返って問題なく駐車出来ました。
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この時期、私達夫婦が庭園を訪れるのは、純粋に植物を楽しむ為よりも、只トレッキングしたいとか、リフレッシュしたい場合が多いと思います。とは言えナイマンズは、秋もしっかり花々で楽しませてくれます。まずは、バラ園を囲む生垣外側のボック&チェリー・セージのボーダー花壇。
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アスターやクレオメ、フーシャや秋明菊も加わり、全体的に野趣溢れる雰囲気です。
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どちらかと言えば普段は地味なアスターも、群生すると見応えあります。
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ここのバラ園には、四季咲きのイングリッシュ・ローズが多いのですが、この時は花自体は余り咲いていませんでした。うちの裏庭のほうが多い程。白黒の傘の主はP太。青空なのに、未だ時々雨が降ります。
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このバラは、「Gentle Hermaione ジェントル・ハーマイオニー」。シェイクスピアの戯曲「冬物語」に登場する、心優しき王妃に因みます。
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こちらは「Lichfield Angel リッチフィールド・エンジェル」。英国中部のリッチフィールド大聖堂で発見された、8世紀の石灰石板の天使のレリーフからの命名です。
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続いて、ウォルド・ガーデンの迫力の秋のボーダー花壇がお出迎え。ここでは、誰もが見入っていました。花壇の種類で言えば、「インフォーマル・ペレニアル(宿根草)・ボーダー」に分類されるはずですが、「インフォーマル」とは言え、いかにもキッチリ念蜜に植栽計画された雰囲気。
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植えられているのは、ダリア、ジニア、セージ、アスター、フロックスなど。それにトリカブト(汗)も混じっています。ここのボーダー花壇、季節毎に開花時の花に取り替えるので、このように見事に花いっぱいか、または改装中で全く花ナシの悲しい状態か、のどちらかです。どの季節のボーダー花壇も楽しませてくれますが、私は秋が一番見応えあるように思います。
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噴水の周囲のトピアリーは、まるでスター・ウォーズのBB-8のよう。でも、スター・ウォーズ7公開の遥か前からこの形なのです。何でも、女王のジュビリーを記念して王冠を象っているとか。
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噴水の後には、また両側に盛り沢山のボーダー花壇が続きます。
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日本では、盛夏の花と言うイメージのダリアですが、イギリスでは初秋から霜が降りる頃まで咲き続ける秋の花です。
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花弁の大きさや花色の鮮やかさから、やはりダリアは、どの花壇でも主役になり得る存在です。
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夏から咲き始めるフーシャも、イギリスではどちらかと言えば秋を彩る花。
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秋のボーダー花壇を通ると、館に到着します。いつもなら賑わっているこの辺りも、今回は遅い時間なので最早訪問者が疎らです。
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カメラ馬鹿のP太に寄れば、秋冬は日照時間が少ないし、晴れの日自体も稀だけれど、こんな低い日差しのほうが、撮影には向いているそうです。特に、雨上がりの澄んだ空気は最適だとか。
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半分廃墟のお屋敷の入り口には、シコンノボタンが咲いていました。非耐寒性のはずなのに、地植えされて、しかも大株に育っています。この鮮やかな花色は、私のカメラでは拾えないなあ…。
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館の南側は、私が初めてこの庭園を訪れ始めた頃には、工事中で立ち入り禁止でしたが、徐々に整備され、今では中々充実したロック・ガーデンになっています。
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数年前に完成した「sink garden 凹んだ庭」は、この季節はコスモスに覆われていました。ハートの繰り抜きが可愛いベンチの背面には、NYMANSと彫刻されています。
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公共遊歩道にもなっている庭園周辺の牧草地では、日本語でアマツバメと訳される鳥「swiftスイフト」が、物凄いスピードで沢山飛び回っていました。飛びながら、空中の虫を食べているのです。スイフトは普段は絶壁に住んでいますが、渡りの途中だけ平地でも姿を見ることが出来るそうです。しかしここで見掛けたのは、普通のスイフトではなく、どう見ても腹部の白い「alpine swift アルプス・スイフト」でした。イギリスで見掛けるのは、かなり珍しいかも知れません。
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日本と違いイギリスの紅葉は、8月下旬辺りから、気象条件や木の種類に寄り、徐々にゆっくり始まります。ナイマンズ周辺の谷も、一部の木だけが紅葉真っ盛りです。
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ふと気が付けば、既に他の訪問者もほとんど見当たらず、閉園時間間近! 日もすっかり傾き、気温もひんやりし始め、ここまで遅く居たのは初めてです。去り際に谷間を眺めると、淡く虹が掛かって見えました。
 



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by piyoyonyon | 2016-11-02 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

チャートウェルのカボチャ畑 sanpo

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夫婦揃って姪から風邪を移された週末、二次感染させる可能性がある為、年老いた義両親を訪れるのは遠慮させて貰いました。しかし、二人とも出掛ける分には問題ない程度の体調だったし、お天気も良かったので、第二次世界大戦時のイギリス首相チャーチルの旧邸宅、ケント州の「Chartwell チャートウェル」を、久しぶりに訪れることにしました。
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ここは、ロンドンからそう遠くないこともあり、またチャーチル自身が今でも極めて人気の高い人物なこともあり、元々人気のナショナルトラストでしたが、最近は益々訪問者が多いようで、新たに駐車場が拡張されていました。更にその日は快晴だった為、拡張された駐車場ですら満杯になる寸前に到着しました。
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生憎邸宅自体は修復中で、工事の足場に覆われていました。その邸宅脇にあるバラ園。その日は混んでいたから、奇跡的に人が居ない瞬間を狙って撮影。
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バラの葉は概ね傷んでいましたが、未だ結構多くの花が咲いていました。20世紀初頭に人気だったらしいバラ園のスタイルで、十字の通路で四角に仕切られたブロックに、それぞれ一種類ずつのバラが植えられており、面積の割に品種は多くありません。
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ベンチの脇に植えられているのは、確か「サー・ウィンストン・チャーチル」と言う名のバラ。
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その他この時期咲いている花は、秋明菊、紫陽花(未だ)、フーシャ、フロックスなど。
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…それと、ペンステモン。
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ガウラ(ハクチョウ草)の群生。
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この日は割と視界が良く、イングランド南東部の「weald ウィールド」と呼ばれる森林地帯を、かなり遠くまで見渡せました。
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続いて、ウォルド・ガーデンになっている畑に向かいます。この部分は元々「庭園」ではなく、チャーチル夫人の家庭菜園で、昔から料理に使う野菜や館に飾る花を栽培していました。
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この季節、ダリアが満開で圧巻。
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何故ダリアがイマイチ好きじゃないかと言えば、1.耐寒性がなく、毎年球根を堀り上げなくてはならず栽培が面倒、2.有毒、3.母が盆のお供え用に大量に栽培していて抹香臭いイメージ、…だからなのですが、見栄えがとても良い花だと言うことは認めざるを得ません。
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そして、ここでもう一つ目を引くのがカボチャ畑。この季節にピッタリな眺めです。畑っつーか、既に刈り取られて、カボチャの実だけが棚に吊り下げられています。多分地面に触れたままだと傷むから、吊るした状態で陽に当てて完熟させるのだと思います。
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こちらの小さなカボチャ達は、多分食用ではなく、おもちゃカボチャのような装飾用なのではと思います。
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ブツブツ恐怖症の人は閲覧注意(もう遅いか。笑)。自分で撮影しておいてナンですが、私も苦手ですぅ。
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畑の中央には、「Golden Rose Avenue」と呼ばれる通路が。昨年秋に、チャーチル在世時の植栽計画に沿って、デザインを戻したそうです。メインのバラは、咲き進むにつれて色が変化する「マスカレード(マスケラード)」。バラの下草としては、ネペタやラムズ・イヤーなど銀葉植物でまとめてあります。
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ヒガンバナの仲間のネリネの群生。葉が無い分、花の固りが一際目立ちます。
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壁に這ったクレマティスも、未だ沢山咲いています。
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ウォルド・ガーデンの脇の果樹園では、つやつやの姫リンゴが鈴成り。
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実は私達、チャートウェルには何度も来ているのに、いつも義両親の家に行く途中とか、中途半端な時間にやって来て、1~2時間程しか滞在しないので、池の反対側に行ったことは一度ありませんでした。それで今回、初めて(ちょこっとだけ)行ってみることにしました。
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池の脇には、チャーチル夫妻の像。
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中央辺りの池の表面に、大きな水しぶきが見えるでしょうか? 実は、体長1mもありそうな巨大な鯉が跳ね上がった直後なのです。田舎育ちの私の経験からすると、これは雨(特に夕立や雷雨)の前兆。しかし、この快晴からは雨の降ることが全く想像できませんでした。が、この一時間後位に本当に雨が降りました~。
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遊歩道は、この周辺に果てしなく完備されており、10km歩けば同じナショナルトラストのエメッツ庭園まで行けるとか。海外からの観光客ではない、地元のリピーターには、割と早い時間にやって来て、延々と森の中を散策する家族が多いようです。この頃の森は、丁度紅葉が始まったばかりと言ったところ。
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最後に、売店&カフェに戻ったら、大好きなアイスクリーム・メーカー「SOLLEY’S」の創立30周年記念と言うことで、専用アイスクリーム・スタンドが特設されていました! こんなの初めて見る!(思わずコーフン) スコトニー城で食べたバナナ味があったら、絶対それを選ぼうと思っていましたが、意外とフレーバーの種類は少なく、とんでもなく不味そうな色の、聞くだけでジャンクな「バブルガム味」なんてのがありました。
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結局、塩キャラメル味を注文。…これは正直言って、残念ながらチェシャーで食べたアイスのほうが遥かに上でした。P太は無難にチョコレート味。お釣りに受け取ったのは、この9月から使用されているプラスティック製の新5ポンド札です。丁度チャーチルの肖像入りだったから、一緒にパチリ。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-26 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

スコトニー城のウォルド・ガーデン

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スコトニー城の入り口の手前の駐車場脇に、レンガの塀で囲まれた庭、すなわち「walled garden」があります。つまり、ここは基本的に入場無料なのです(ただしNT会員以外は駐車料金は掛かります)。ところが以前は、朽ちた温室の周囲に植物がほんのちょっとだけ植えてあり、鶏が放し飼いされている、言わばウォルド・ガーデンの廃墟のような、非常に寂しい状態でした。
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しかし、少しずつ改良はされて来ていて、今回訪れてみると、やっと庭らしくなっていました!
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特にこの季節、ダリアのボーダーが見事でした。
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自分ではもう二度と植えることはないダリアですが(笑)、晩夏を飾るのに相応しい存在感です。
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種類も実に豊富。このダリアは、縁がほんのりピンク掛かっています。
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私は、このツートーン・カラーのダリアが特に気に入りました。
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葉と茎がシックなチョコレート色のダリアも素敵。
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ポンポン・ダリアは、何度見ても、これが天然のものとは信じ難い、完璧な造詣です。
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矢車菊の青は昔から好きです。しかし、完璧な日向に植えない限り、茎が曲がり捲くって場所を取ります。
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これはマロウかな? 艶やかな花びらが綺麗。
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奥は、キッチン・ガーデン(菜園)になっています。
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不思議な形のカボチャなんかが育っていました。
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アーティチョークの花で、夢中で蜜を集める丸花蜂。最早花粉塗れで、重くて飛べそうもありません。
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こんな唯一「庭」らしい、憩いの場も設けられていました。将来柘植のガーデン・エッジが育てば、もっと庭らしく見えることでしょう。
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温室の前には、新たにローズ・ボーダーが作られていました。
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生憎植物札が掲げてなくて、設置してある手作りカタログを眺めながら、写真だけでどれがどの種類のバラか判断するのは大変でした。
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そんな中、唯一はっきりと判別できて、一番印象的だったのが、この「Nostalgia ノスタルジア」と言うバラ。花びらの縁だけが、チェリー・レッドになっています。デヴィッド・オースティンの作出ですが、イングリッシュ・ローズではなくハイブリット・ティーです。
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ヒマワリも沢山咲いていました。子供が花として一番最初に憶えるようなヒマワリでも、実に様々な大きさや形や色があります。
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こっちの花びらは、レモン・イエローで爽やか。
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工夫を凝らした、バランスばっちりの英国式庭園と言うよりは、未だ単なる「畑」と言う雰囲気ですけど、美しい花々を存分に楽しめました。
 




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by piyoyonyon | 2016-09-24 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

モティスフォント・アビーのバラ園(2016年編)

先月の中旬、数年ぶりにハンプシャーの「Mottisfont Abbey モティスフォント・アビー」のバラ園に、バラを見に行くことにしました。義母が、前回行った時の思い出を盛んに話していたからです。では、そろそろ季節だから、今年も行きましょうか?と話を持ち掛けたら、もうすぐにでも行きたい様子。それで、次の週末は、雨が降らないそうだから行こうと言うことになりました。しかし、かろうじて雨が降らない程度の曇天の予報で、晴れじゃなくて良いの?と聞いたら、全然構わないとのことでした。バラは大抵7中旬位までは満開なのに、義母が何故こんなに焦っているかと言えば、数年前王立バラ園の無料チケットを義両親に上げた際、庭園に興味のない義父が行くのを先延ばしにして、結局訪れたのは8月になってからで、その時にはバラはほとんど終わってしまい(四季咲きでも一時休憩する)、義母は非常にガッカリしたからなのでした。今回も、義父は行くかどうかギリギリまで気乗りしない様子でしたが、最終的には同行しました。
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モティスフォントは、同じ南部とは言え、我が家からも義両親の家からも遠く(東京から宇都宮や高崎以上かなあ)、年老いた義両親には最早運転出来ない距離なので、P太が運転して連れて行ってくれるのが頼りなのです。ところが、何故かP太が出発前にカーペットの洗濯を突然始めてしまい、出足が大幅に遅れ、おまけに途中は高速道路で渋滞に巻き込まれ、予定より大分遅れてモティスフォントに到着しました。
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数年ぶりの訪問なので、モティスフォントも結構変化していました。まず入り口が、チケット販売窓口、トイレ、売店込みのこんな建物になっていました。
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駐車場で遅い昼食をとった後、元修道院のお屋敷の建物は以前見学したし、時間もないのでバラ園に直行。入口から結構遠く、おまけに登り坂なので、義両親はこんな無料園内車に乗ってバラ園に向かいます。
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天然の川が堀のようにお屋敷を囲む、水に恵まれたモティスフォント。バラ園へ行く途中の、この新しく作られた池のようなものは、最初は単に川の水を引いたものかなと思いましたが、サインの説明に寄ると、昔の源泉を復元したもだそうです。水底から気泡らしきものが上がって来るのは見えませんが、確かにここから水が湧き出て流れているのは分かります。
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バラ園の売店前で、義両親と待ち合わせ。ここに近付いただけで、もうバラの香りが漂っていました。
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バラ園は、高さ3m位のレンガの塀で囲まれ、入り口からまず「アプローチ」、「売店前(売店&トイレ&育苗場)」、四角形のウォルド・ガーデン、その奥の三角形のウォルド・ガーデンから成り立っています。
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パッとしない天気の上、雨続きの直後だったので、生憎バラの多くが傷んでいました。
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ここのバラ園が好きなのは、オールド・ローズやクラッシク・タイプのバラを中心に、宿根草と組み合わせたミックス・ボーダーで、イン・フォーマルな気取りのない雰囲気だから。
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同じイギリスのバラ園でも、モダン・ブッシュ・ローズだけのフォーマル・ガーデン(ローズ・ベッド)とは、かなり趣が違います。
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国家遺産的なオールド・ローズのコレクションを誇り、オールド・ローズを鑑賞するなら、多分この庭がイギリスで一番(つまり世界一)。
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花色のグラデーションとカップ咲きが魅力的な、チャイナ系OR「ソフィーズ・パーペチュアル」。
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ピンクのバラは、OR「ケニギン・フォン・デネマルク」、 すなわち「デンマークの女王」。
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多分OR「ローザ・ガリカ・オフィシナリス」。「薬剤師のバラ」、またはバラ戦争時の「ランカスター家の赤いバラ」として知られています。実際には、濃いピンク色なんですね。
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今回義母が一番気に入ったのが、この一角をぐるりと囲む、コンパクトなFB「グリュース・アン・アーヘン(アーヘンヘの挨拶)」。イングリッシュ・ローズの元となったバラの一つで、白とピンクの二種あります。ピンクは非常に繊細な色合い。丁度売店で販売されていたので(二株だけ)、義母のお買い上げとなりました。
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ここへ来て、毎回私が最も惹かれるバラの一つが、このガリカ系OR「コンプリカータ」。一季咲きだし、香りもなく、おまけにとても大きく育つので、買うのは見送っていたのですが、それでもやっぱり強く惹かれるところを見ると、こりゃもう買うしかないと思います(笑)。
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この庭のアイコン的な存在、蔓仕立てのER「コンスタンス・スプライ」が囲む白いベンチです(注:手前のアーチのバラではありません)。モティスフォントが紹介される時、またコンスタンス・スプライが紹介される時も、必ずこのスポットが掲載されます。でもいつも人が座っていて、近付いて写真を撮れたことがありません!
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白~ピンク~クリムゾンのオールド・ローズ系ばかりの中で、多くの訪問者の注目を引く、黄色のER「グラハム・トーマス」。偉大な園芸家でオールド・ローズの収集家でもあった、このバラ園の造園に尽力を注いだグラハム・スチュアート・トーマスの名前に因む、今でもイングリッシュ・ローズを代表する銘花です。
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この庭園、バラも勿論美しいのですが、引き立て役のはずの宿根草の魅力にも毎回惹かれます。
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例えばこれは、風露草、ニゲラ、桃葉桔梗と、イギリスでは割と在り来たりな植物ばかりですが、群生すると見事。でも面積の限られた一般家庭の庭では、中々こんなにまとめて植えられませんよね…。
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こちらは、ブラッシュ・ピンクのバラと、白&紫のスミレ、アリウム・ギガンジューム。総じて青紫の花は、オールド・ローズの色合いに抜群に似合います。
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奥の三角形のウォルド・ガーデンの、エッジとして使われているラベンダー。毎回、未だ開花には早過ぎる時期に訪れますが、今年はもう咲き始めていました。
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やはり、オールド・ローズの色に似合う、クリーム色のアキレア(西洋鋸草)。花の名前音痴のP太が「なんて花?」と聞くので、「これは普通ヤロウって呼ばれるんだよ。聞いたことあるでしょう?」と答えると、「『この野郎』とか『死に急ぎ野郎』のヤロウ?」 ………英語なんですけど!!
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そして、ウォルド・ガーデンの外側(売店側)のボーダー花壇は、私はここでは特に好きかも知れません。
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高さを生かして、それぞれ花の魅力を最大限に引き出した植栽が見事です。
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八重咲きのデルフィニウムには憧れます。
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義母は、ここで「グレハム・トーマス」のスタンダード仕立てが気に入っていました。スタンダードは、フォーマルらしい雰囲気に溢れていますが、上部で同種の二本のバラを接木しているので、通常の株の3倍の水が必要だそうです。根元から次々生えてくるシュートも摘み取らなくてはならず、何だか盆栽のような強制的な不自然さがあります。そう言えば、ナイマンズのサンク・ガーデンでも、手間が掛かって上手く行かなかったのか、スタンダードのバラは、全て諦めて引っこ抜いていたなあ。
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バラ園を去る際、義母がアイスクリームを御馳走してくれました~。余り暑くなかったので、遅い時間でも、珍しく売店のナショナル・トラスト特製アイスが残っていました。ただし、「モティスフォント・スペシャル・フレーバー」は既に存在せず、代わってバラ味アイスが販売されていました。本当にかなりバラの味がして、ロマンティックではあるけれど、美味しいかどうかは好みの分かれるところです(私は好き)。
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売店脇に、更に「グラハム・トーマス」の大株。うちにもありますが、ホント見ていて飽きないバラだなあ。
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天気はイマイチでしたが、義母のようなお年寄りにとっては、脱水症状になりがちな快晴の汗ばむ日より、返って歩き易くて有り難いそうです。
  




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by piyoyonyon | 2016-07-06 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

2016年 春のシシングハースト城庭園

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日本がGWだった時、イギリスにも三連休がありました。概ね天気にも恵まれ、ようやく気温も春らしく上がって来たので(何せその前の週はが降った)、ケント州の「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」へ、春の植物を堪能に行くことにしました。
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ここは、英国式庭園を代表する名園の一つです。ドーヴァーからも近いので、大陸からも観光バスで団体客がやって来ます。私達夫婦も、年に1、2回は訪れています。今までも何度か書いた庭園自体の御紹介はさておき、季節の植物を御一緒にお楽しみ頂ければと思います。
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塀に囲まれた「walled garden」は、バラが主体なので、この時期は未だ寂しい雰囲気。
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この季節、一番目立つ、花壇のアクセントとなる花はチューリップでした。
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子供が一番最初に描き始める、花の代表のようなチューリップですが、実に様々な種類があります。普段私が惹かれるのは、こんな素朴で可憐なタイプ。
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バイカラーも可愛い。ちょっとカニカマみたいですが。
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八重咲きは、まるでバラのように華やか。P太は「え?これもチューリップなの?」と驚いていました。何度も庭園を訪れている割に、彼の植物に関する知識はさっぱりだ…。
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今回改めて気付いたのは、紫色のチューリップの魅力。今までチューリップの中では地味な色だと思っていましたが、こんなに花壇で映えるとは思いませんでした。ヒヤシンスやムスカリ、ブルーベルの青紫に対し、赤みの強いマジェンダに近い独特な色なので目立つ訳です。
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紫色と一言で言っても、藤色から黒に近いものまであります。
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チューリップとウォールフラワー(エリシマム)の組み合わせは、春の花壇の王道のようです。多分開花時期が、ほぼ一緒なのだと思います。
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この庭園、さりなげなくあちこちに置かれた植木鉢のバランスも、全く抜かりありません。
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そして、ここの庭園の一番の見所の一つが、春の球根植物で埋め尽くされたボーダー状花壇。
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所々に大きな植木鉢を配置して、高さに変化を付けているところがミソ。
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その中でもここは、特に花密度が高い部分。
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普段は赤と黄色い花の組み合わせには惹かれないのですが、チューリップなら可愛いと思います。
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この季節を狙って毎年のように来ているのに、何度見ても、いつまでも眺めても飽きません。
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「Nuttery」と呼ばれる人工の広葉樹林は、丁度シダ植物が芽吹いているところでした。手前のブロンズ色の葉は、エピメディウムと言うイカリソウの一種。
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八重のアネモネ・ネモローサ(ヤブイチゲ)。
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コテージ(田舎家)前のコテージ・ガーデンは、相変わらず黄色とオレンジ色の花で統一されています。
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ここでも、この時期の主役はやはりチューリップ。
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今まで「sink garden(一段窪んだ庭)」だった場所は、今回池に変更されていました。元々ライオンの顔の泉栓がある、「Lion Pond」と呼ばれる池だったそうです。
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庭園では結構御洒落な人を見掛けますが、その中でも一際完成度が高くて、輝いて見えた格好の女の子。イギリスではとても珍しいテイストの服装で、ドイツからの観光客のようでした。
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この庭園で特に人気の高いホワイト・ガーデンも、今は未だ少し寂しい状態でした。
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以前より全体的にバラがかなり増えているようなので、今年はバラの最盛期に再び見に来なくちゃと思います。このパーゴラにも蔓バラが絡めてあり、開花時にはさぞ見応えがあることと思います。
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この季節、春の球根ボーダーに負けない位魅力的なのが、「Delos」と呼ばれるシェイド・ガーデン。主に地面を覆うのは、「ウィンド・フラワー」と言うアネモネ・ブレンダの一種です。
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この日は快晴の予報でしたが、実際には午後から時折雨が降り出し、雨と晴れを繰り返す非常に変わり易い天気でした。真っ黒い雲と日光に照らされた庭の組み合わせも、イギリスらしい光景だと思います。
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仕上げに、お決まりの城の屋上へ、螺旋階段で一気に登りました。夫婦揃って少し息切れしてしまい、日ごろの運動不足を痛感します…。それにしても、完璧な直角に刈り込まれた生垣に、凄い執念を感じるでしょ。
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左がホワイト・ガーデンで、右は果樹園(果樹はパラパラとしかないけど)。その彼方のあちこちに、写真では飛んでしまいましたが、雷を鳴らしているのに違いないドス黒~い雲が見えました。
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母屋の左側、半円形の壁の後ろに、色とりどりの花が植えられている、広大な育苗場があるのが見えるでしょうか? 言わば庭園の裏舞台で、ここで常に次の開花の植物を沢山育てている為、いつも花が絶えない状態なのです。一般住居の庭では、中々真似出来ることではありません。
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結局まとまった雨が降って、敷石もすっかり濡れました。その間、訪問者の多くは、お城や母屋のトンネルで待機していました。雨に塗れて輝く庭も、また美しいと思います。
  



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by piyoyonyon | 2016-05-10 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

年末のスタンデン

欧米のクリスマスは、基本的に家族や親戚と過ごすもので、日本のお正月の雰囲気に良く似ています。クリスマスの特別ドラマ等のテレビでも見ながら、ひたすら御馳走を食べ捲くり、その御馳走が大量過ぎて、数日間食べ続けなければならないのも、まるで日本の御節料理のようです。私達夫婦も、例年通り義両親の家で義妹家族と共に過ごしましたが、今年のクリスマスは週末に連なって長かったせいか、何だか夫婦揃ってドッと疲れてしまいました。今年も山のようにクリスマス・プレゼントとして玩具を手に入れた姪が、それらをダイニング・ルームの床中に広げてぶっ散らかし、興奮してキーキー騒いでいたのが(その割に、どれ一つとして長続きせずすぐに飽きる)、一番の原因だと思います。それに加え、姪の偏食が相変わらずひどくて、食事にはほとんど手を付けず、お菓子ばかり食べているのに、P太は心底イライラしたそうです。それで、次の日は義妹の家の夕食に誘われたのを、断ってしまいました。また姪の甘やかされぶりを目にしてウンザリしたり、姪一人に振り回されるのは真っ平御免だし、義妹の家に行ったら最後、私が遊び奴隷として姪の部屋に監禁されるのは、目に見えていましたので。その代わりにその日は、食べ過ぎた体に少しでも運動させる為、近辺のナショナルトラストの庭園にでもウォーキングに出掛けたいと思いました。クリスマス中でも開いている場所を確認し、久々に「Standen スタンデン」に行くことにしました。
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ここは、ウィリアム・モリスとフィリップ・ウェッブの代表作であり、アーツ&クラフツ様式の見本のようなお屋敷なのですが、館内は既に見学したことがあるので、とにかく周辺を散歩することに。
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未だクリスマス「休暇」中なので、あちこちがデコレーションされています。
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やはりこんなコテージにこそ、クリスマス・リースは絵になるなあ。
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お屋敷の主玄関の前には、こんなド迫力の斬新なクリスマス・ツリーが。
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Zandra Rhodes とAndrew Loganと言うアーティストの作品だそうです。ショッキング・ピンクがメインで、キッチュな紙飾りやプラスティック製の鏡が飾ってあります。クリスマス・ツリーと言うよりは…、何か中国の宗教儀式のようだと思いましたよ。
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ツリーの天辺には、クリスマス・エンジェルとして古臭い人形が飾られていて、何だか禍々しい。
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その直後、こう言うオーソドックスなクリスマスの装飾を見ると、大変ホッとしますね(笑)。
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現在、ナショナルトラストのお城やお屋敷で良く見掛ける古本屋販売コーナー。この時は無人でしたが、フルシーズンは有人なのかも。お金は箱に入れる仕組みで、「誠実に金額通り支払って下さい」なんて貼り紙がありました。
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古本より気になったのが、古風なレジ。
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屋敷の南側には、オランジェリーが(左一階部分)。
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中は、こんな風になっています。まあサンルームですね。
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その脇にあるベンチ・コーナー。ここの館内は、魅力的な家具や装飾の宝庫ですが、撮影禁止なのが残念です。インテリアの写真が撮れるのは、この場所位。
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多分オランダ・デルフト焼きのタイルと、典型的なアーツ&クラフトの木彫ベンチ。
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真冬と言えど、今年は異様な暖冬なこともあり、結構花が咲いていました。これは沈丁花。多分ヒマラヤ種なので、日本のものより匂いが弱めです。
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石楠花や椿や紅葉も、沢山植えられています。土壌が酸性なのを物語っています。
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ハンガリーの友達に聞いたら、石楠花も椿も余り見たことがないそうです。椿は日本等の東アジアが原産なので、この国でこんなに普通に看掛けるのは、イギリス人が椿の輸入・育成に余程熱心だったのだと思われます。
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この谷は、昔の石切り場跡をシェイド・ガーデンにしたもので、冬場は石が滑り易いせいか、立ち入り禁止になっていました。雨傘がさしてあるのは、大型シダ類の中心に水が入らないようにする為のようです。
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この時期に咲くので、「クリスマス・ローズ」と呼ばれるタイプのヘラボラス。一方早春に咲くタイプは、「レンテン・ローズ」と呼ばれるそうです。
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その白花で、葉がギザギザな種類。蟻や羽虫が結構群がっていました。そもそも昆虫って、普通この時期でもこんなに活動しましたっけ?
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スノーフレーク(鈴蘭水仙)が咲くのには、さすがに早いかな。
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久々に訪れたら、新たにこんな遊歩道が増設されていました。
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そして、展望台も作られていました。
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そこからの眺め。馬の牧場が見えます。
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展望台の下は、切り立った岩壁になっています。ここも、かつての石切り場だったのかも知れません。南東部で剥き出しの岩場は、結構珍しいのです。
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新しい遊歩道脇には、原種のシクラメンやヒマラヤ・ユキノシタなんかが植えられていました。
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こちらのテラスは、お屋敷建設当時からのもののようです。通路脇に植えられているグランド・カバーは、ヘザー(ヒース、またはエリカ)。
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ここからは、「クマのプーさん」で有名な「アッシュダウンの森」や、「Weirwood」 と言う人造湖(貯水ダム)が見渡せます。
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クリスマス中の、しかも気が滅入るような暗い曇天の日でしたが、意外と訪問者が多くて結構ビックリ。私達のように、親戚疲れや御馳走疲れしたのかも知れません。一方イギリスの北部や西部では、クリスマスだと言うのに酷い洪水に見舞われ(場所に寄っては今月だけで四回も!)、本当に気の毒に思います。被害者が一日も早く元の平和な生活に戻れるのを、願うばかりです。

今年も当ブログを御愛読頂き、本当に有り難うございました。お正月中も更新はしますので、お暇な時にお立ち寄り頂ければ幸いです。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-31 08:01 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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