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春のリース・ヒル 2

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イギリス南東部の最高峰「Leith Hill リース・ヒル」の頂上、そして其処に立つ「Leith Hill Tower リース・ヒル・タワー」に登った後は、麓のお屋敷「Leith Hill Place リース・ヒル・プレイス」の駐車場に戻り、脇のピクニック・テーブルでお昼御飯のお弁当を食べます。
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今日の弁当、またしても海苔弁(爆)。それに、残り物の高野豆腐と大根の煮物付き。このフィッシュフィンガーが気に入ったのと、おにぎりより用意するのが簡単なことに気付きました(笑)。
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そして、一応この日一番の目的である、ブルーベルの花見に出掛けます。途中、道路脇で土筆を発見。その周囲に生えているのは蕗? どちらも私の田舎では在り来たりの山菜ですが、イギリスじゃ余り見掛けたことがありません。
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森の中へ続く遊歩道らしき物があり、奥にブルーベルの群生が見えたので、入って見る事に。
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未だ咲き始めですが、場所に寄ってはかなり密集しています。
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恐らく、次の週位が一番の見頃だったことと思います。
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本当に、森の奥の奥まで、果てしなくブルーベルがびっしり広がっています。満開時には、本当に青いカーペット状態になります。
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ブルーベルの合間に、黄緑色が眩しい羊歯が芽吹いていて、また美しい。
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そして、森そのものが美しいのです。
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最後に気付きましたが、良いブルーベル・スポットを探している内に、どうやら公共遊歩道ではなく、誰かの私有地に入っちゃったみたいです(汗)。実は、朽ち果てて蔦に埋もれたレンガの塀に囲まれていました。
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再び駐車場に戻り、最後にお屋敷「リース・ヒル・プレイス」を目指します。「石楠花の森」を通り、こんな緩やかな斜面をしばし降りて行きます。
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お屋敷としては地味ですが、陶器メーカーのウェッジウッド家、生物学者チャールズ・ダーウィン、そして国民的作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムスに縁の深い、興味深い館なのです。内部は前回見学したので、軽く流しました。余程予算が少ないのか、相変わらずインテリアは、簡素どころか貧乏臭い…。
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しかし、前回訪れた、寒々しい季節の惨めったらしい天気の日とは、印象が全く違います。
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お屋敷の南側は、本来は見晴らし抜群のテラスになっています。しかしこの日は、やはり一日中ひどく霞んでいました。
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実は、今回この屋敷に寄った理由は、ティールームのクリーム・ティが目当て。ボランティアの方々が切り盛りする、寄付金制のティールームなのです。食器も多分ボランティアが不用品を持ち寄った物だから、柄が皆バラバラ。でも何だか、こんな風景を眺めながら、こんな食器でクリーム・ティなんて、まるで多くの日本人が思い描くイギリスですね(笑)。クリームはクロテッドではなくホイップ・クリームでしたが問題なく、スコーンは外側がさっくり&中がふんわりで大変美味でした。
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一日中たっぷり歩いたけど、アイスクリームの上にクリーム・ティーまで食べて、消費したカロリーは帳消しになってしまいました(笑)。
  




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by piyoyonyon | 2017-05-23 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(8)

春のリース・ヒル 1

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日本に一時帰国するので、今年のイギリスのブルーベルの季節は逃しちゃうな…と残念に思っていた所、日本に帰る直前、近所でブルーベルが咲き出しているのに気付きました。折りしもピーカンの週末があり、荷造りもそっちのけで、ブルーベルの名所の一つでイギリス南東部の最高峰(と言っても海抜300m程度)「Leith Hill リース・ヒル」に出掛けました。
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向かう途中うっかり間違えて、いつも通るコースじゃない道路を通ってしまいましたが、今回ばかりはこの間違いが大正解。こんな素晴らしい菜の花畑の中を、走って行く道なのですから。
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丁度車を止められるスペースがあったので、しばし撮影しました。
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「月は東に日は西に」って程広くはないものの、菜の花畑の中にイギリスらしい農家がある、こんな風景、まるで絵本みたいでしょ?
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中央の木の陰に見えるのは、お屋敷のようです。イギリスの田舎のあちこちには、特に見晴らしの良い高台には、マナー・ハウスや城館等のお屋敷があります。
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丘の上のやや右寄りに見える建物が、我々が登る予定のリース・ヒルの頂上に立つ「Leith Hill Tower リース・ヒル・タワー」。
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ナショナルトラスト管理のお屋敷「Leith Hill Place リース・ヒル・プレイス」の駐車場に車を止め、頂上を目指します。お弁当は持参しましたが、未だ午前中なので、頂上から戻って来て食べる予定。このリース・ヒルは、ロンドンからも割と近い為、ピクニック、トレッキング、犬の散歩、サイクリング、バイクのツーリングに大人気。上り口周辺に設けられた幾つかの駐車場は、週末のお昼過ぎには大抵満杯になり、一度は断念したこともあります。この石垣のある登山道コースを登るのは初めて。こんな日本のような石垣は、イギリスでは結構珍しいかも知れません。この部分は結構急で、P太は息が切れていました。
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しかし急だったのはその最初だけで、この西側の登山道は、お年寄りやベビーカーでも歩行可能な程ゆるやかな坂道が続きます。
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途中、桜が美しく咲いていました。
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これは、実は「bill berry」と言うブルーベリーの一種。フィンランドでは「mustikka」と呼ばれ、義母の好物です。このリース・ヒルの一帯に沢山自生していますが、生粋のイギリス人(いわゆるアングロ・サクソン人)は概ね野生の食物に興味がなく、この植物に食用の実がなることに気付いたのは、私達の前を歩いていたインド人の女性でした。しかし、この植物が大繁殖していると言うことは、ここの土壌が酸性なのを意味しています。
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頂上に到着。ここに登るのは、4、5年ぶりかも知れません。周囲の木が随分伐採されて、見晴らしが一層良くなったようです。
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ただしこの日は、非常に霞んで視界が良くありませんでした。中央に見えるのが、リース・ヒル・プレイスのお屋敷。
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そしてこれが「リース・ヒル・タワー」。ラプンツェルの話で出て来そうな中世の塔に見えますが、実は意外と新しくて、18世紀の末に地元の貴族が酔狂で中世風に建てた物です。
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ここで、P太がまさかの燃料切れ!(…情けないなあ)。弁当は車の中に置いて来て、水しか持って来なかったので、塔の売店でアイスクリームを買いました。近くのLeighと言う村の農場製のアイスです。P太が蜂蜜生姜味、私はラズベリー味を選びました。甘さが極力控えめで、合成的な風味が皆無で、クリーミィなのにジェラートのようにあっさり軽く、抜群な美味しさでした。
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燃料補給した後は、塔を登ります。途中、螺旋階段が真っ暗でちょっとビビリました。
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部屋の一部も展示室として公開されていますが、一階に付き面積が6畳程度なのです。本当に、塔の上から眺望を楽しむ為だけの建物。
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こちらは北のロンドン方面。視界の良い日には、ロンドンの「小キュウリの漬物」や「チーズ下ろし」等の高層ビルまで見えるはずです。
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東側には、先程通って来た菜の花畑は見下ろせます。南東方面には、本当は国立公園のサウス・ダウンズ丘陵地帯も見えるはずなのですが、こんなに晴れているのに、この日は本当に視界が悪くて残念でした。
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とは言え、快晴の日のピクニックは、やはり気分が良いと上機嫌で丘を下りました。
  




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by piyoyonyon | 2017-05-22 15:38 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

春のシシングハースト城庭園 2

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春の植物を楽しみに、イギリスを代表する庭園の一つ「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」に来ています。
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今年は春の植物の成長が著しく早く、未だ団体旅行客がこの庭園に押し寄せていないせいか、コテージ(田舎家)前のオレンジと黄色の花でまとめたコテージ・ガーデンも、こんなに空いているのを初めて見ました。
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普段は自分の庭では余り気乗りしないオレンジ色の花ですが、毎回ここに来ると、悪くない…と反省してしまいます。
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オレンジ色って、盛夏の花と言うイメージがあるのですが、春の花にも沢山あるのですね。
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なんと今年から、庭園の制作者である作家夫妻が執筆活動に使用したコテージの内部も、時間制で一般公開されているそうです。これはそのキッチン部分ですが、所有者だった作家のヴィタ・サックヴィル・ウェストは、キッチンとして使用したことはなく、専ら植物の植え替え場にしていたとか。そりゃ貴族のお嬢出身だから、自分で調理はしないでしょうけど、食事を運ばせるにしても、遠い母屋からより、ここで作らせたほうが冷めなくて美味しいだろうに。
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肝心のメインのコテージ内部は、未だ待ち時間がたっぷりある上、一回に付き定員は12名とのことで、我々はまたいつでも来れるから他の機会に見ようと、P太はさっさと諦めました。
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キッチンの入り口脇にある棚。植えられているのは、何てこと無いプリムローズなのですが、植木鉢の大きさ&古さや、配置のバランスが絶妙で絵になる~。
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続いて、「Nuttery」と呼ばれる人工の広葉樹林。春の木々やシダ植物が芽吹く季節は、特に綺麗です。
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これも見慣れたプリムローズですが、林で目を引く鮮やかな色合い。
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かつては、お城を「コ」の字型に囲んでいた堀。今は、一辺なくなって「く」の字です。
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その堀の脇に咲く水中植物。巨大なマーシュ・マリーゴールドと言った感じの花です。
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かつてはお堀の一部だったらしい、藤の小路。レンガ塀が崩れ易いらしく、長年立ち入り禁止です。
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果樹園も、樹木の花や水仙が咲き揃って綺麗でした。
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この庭園を訪れる多くの人が、魅了されて真似したくなる、白い花や銀葉植物ばかり集めた「ホワイト・ガーデン」。
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普通はここも、春の球根植物の開花時期には、未だ寂しい状態ですが、植物の成長の早い今年は、既に庭らしくなっていました。
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その奥の、「Delos」と呼ばれるシェイド・ガーデン。入り口からもチラッと覗けましたが、…うわー、これは凄い! 見事な花のカーペットです。
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ここの群生は、今までウィンド・フラワー(アネモネ・ブランダ)がメインだと思っていましたが、今回かなり「scilla messeniaca」が混じっていることに気付きました。
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部分的には、ほとんどシラーばかりの場所も。
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繊細な色合いで、水仙との組み合わせも綺麗。
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P太が、まるでグリム童話の挿絵みたいな風景じゃないかと盛んに言っていましたが、それじゃあこのコテージには、怖―い魔女が住んでいるってことか。
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それにしても、本当に今年は植物の成長が異様に早い! ここの芍薬なんて、既に蕾がでっかくなっていましたもん。実はこれ、約一ヶ月以上前の訪問なんですけど、いつもだったら、丁度今頃がこんな風景ですね。
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母屋の脇には、紫色の花ばかり集めたパープル・ボーダー。
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そして最後に、お決まりの城の塔の上の展望台へ。
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ここは狭いので、いつもは入場者数を制限してるのですが、今回は待ち時間全くなく登れました。
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しかも、しばし私達夫婦で展望台を独占状態。
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歩き回ると少し汗ばむような気候で、今年初めてのアイスクリーム日和となりました。P太は「キャラメル&ヘーゼルナッツ」、私は珍しく「ストロベリー」ではなく「ダブル・クリーム」。…ナショナルトラストのアイス、もしかしてちょっと大きくなった? どちらも、期待通り美味でした。
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例年なら、バラ咲き揃う6月がイギリスの庭園のハイライトですが、今年は5月中になりそうです。この時期を逃すのは、日本のお花見の時期を逃すようで、やはり残念な気がしますが、まあ毎年見られるのだから良しってことにしましょう。



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by piyoyonyon | 2017-05-10 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

春のシシングハースト城庭園 1

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今年は植物の成長が非常に早く、イギリスの庭がどんどん美しくなって行くので、この時期にイギリスを去るのが惜しくなってさえ来ました。そこで、日本に帰国する2週間前に、イギリスを代表する名園「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」で、春の球根植物のボーダー花壇を見ておくことにしました。はぼ毎年見に行っていますが、日本の桜と同じで、何度見ても飽きないのです。
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ピクニック・スポットが、入り口の前の緑地から、カフェの裏側に移動していて、こんな景色を眺めながらお弁当を食べました。側に広がるのは、多分この庭園のレストランで調理に使う野菜を育てている菜園です。
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本日の弁当、またしても海苔弁。「フィッシュ・フィンガー」と言うイギリスの一般的な冷凍食品が、魚のフライの代用品になり、海苔弁らしさを盛り上げています(笑)。しかもこのフィッシュフィンガー、衣が普通のとちょっと違っていて(どちらかと言うと天ぷらに近い)、冷めても中々美味しいのです。
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いよいよ、城内に入ります。城と言っても小規模な城館で、やはりここは庭園として有名です。
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あちこちでヒヤシンスが大量に咲いていて、花の香りに包まれました。春の球根植物では、ヒヤシンスの香りが最強かも。
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母屋の前の、芝生だけでも既に見事。
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母屋の外壁は、まるで蔓性植物の見本帳です。日本ではお馴染みのボケも、ここでは赤レンガの壁に這わせてあり、一味変わって見えます。
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カラフルな色がグラデーションになって楽しい、エリシマム「チェルシー・ジャケット」
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ちょっと珍しい、八重のプリムロース「ブルー・サファイヤ」
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これは何かマメ科の花。
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何度も言いますが、本当に今春は植物の成長が早い! 普通は春の球根植物の開花時期には、このバラ園は未だ寂しい状態なのですが、今年はバラから既にシュートがグングン伸びています。
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チューリップとウォール・フラワー(エリシマム)は、イギリスでは鉄板の組み合わせ。
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どのクレマティスより一早く開花する(ウィンター・クレマティスを除き)、アルピナ種の「ルビー」。
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そして、一番のお目当ての、春の球根植物のボーダー花壇「Lime walk」に入りましたが、…むむっ、静か。人が少なくて驚きました。
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いつもならこの時期は、人を避けて撮影するのは無理な程混んでいるのです。
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どうやら、開花時期が例年より異様に早い為、バスで押し寄せる団体旅行客、特にヨーロッパ大陸からの訪問者が、未だ来ていないからのようです。
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それとこの日は、イギリスの4月の天候らしく、にわか雨が多いと予報されていたからかも知れません。実際には、一度も雨に降られることはありませんでした。
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ここの花壇に新たに加わった、大理石(またはアラバスター?)の彫像。
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桜も咲いていて、花見が出来ました。
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チューリップの赤が入ると、やはり映えます。
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ウィンド・フラワー、フリティラリア、水仙と、一つ一つは野の花のように地味でも、やはり群生すると見応えあります。
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白同士の組み合わせも清楚で綺麗。
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スズラン水仙(スノー・フレーク)は、母のお気に入りの花だったので、私も昔から親しみがあります。
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球根植物の花壇なのですが、所々そうじゃない植物が組み合わせてあり、また楽しいのです。
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ここで、小さいながら、かなりの存在感を発揮していたのがシラーの一種「scilla messeniaca」。イギリスでお馴染みのブルーベル(scilla campanulata)より、小型で、花色が薄いと言ったところです。
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花壇だけじゃなく、敷石の隙間とか、至る所から花が咲いていて楽しませてくれます。
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菩提樹の根元の、小さなスペースにも。プリムローズとムスカリの組み合わせが、色に寄って意外と新鮮。―――以下、続きます。
 




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by piyoyonyon | 2017-05-09 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

結婚記念日にライ 1

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今年の結婚記念日は、丁度週末でしかも快晴だったので、人気の可愛い城下町Rye ライに行って来ました。いつもならこの町へは、私の誕生日に訪れますが、その日&その週末は天気がイマイチだったので、天候に関係なく楽しめそうな別な目的地を選びました。結局快晴の週末はこの日まで来なかったから、先に誕生日の小旅行を済ませておいて正解でした。さもないと、記念日旅行の予定がどんどん立て込んで、結局「兼用」になってしまう恐れがありますから。
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丁度お昼頃に到着して、真っ先にお気に入りのパブ「Ship Inn」へ直行。今回はシーフードではなく、二人ともハンバーガーを選びました。極在り来たりなパブ・メニューですが、このハンバーグの美味しいのなんのって。挽肉ではなく、良質なステーキ用のビーフを刻んである感じで、尚且つスパイス等の味付けが絶妙です。バーガーには、チーズ、炒めた玉ネギ、レタス、トマト、照り焼きのようなソースが挟まっていました。バンズも、イギリスのバーガーには珍しく美味しい。付け合せは、ホーローのマグに入ったフレンチ・フライ。ところでこのパブ、犬連れ客がどんどん入って来て、我々の隣のテーブルの客も、スパニッシュ・ウォータードッグを連れていました。可愛い御行儀の良いわんこでしたが、…やはり時折強烈に犬臭が漂って来ました(笑)。
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腹ごしらえをした後は、これまたいつも通り、パブのすぐ隣の「Strand Quay ストランド・キイ」と言う昔の倉庫街へ。
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ここは、現在アンティーク街になっています。
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ペンキ屋兼アンティーク屋等、店によって幾つか特色があります。
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多分、ここで唯一本格的なアンティーク・モール形式になっているお店。
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ロシアのマトリョーシカも、日本のこけしも一緒くた。
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エルツの木の玩具っぽい木製人形が付いたライト・スタンド。
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しかし、ここはモールにしては全体的に割安感が無く、しかも現代の中国の趣味の悪い装飾品ばかりを売るストールとか(一体誰がここで買うんだ…)、余り品揃えが良くありません。基本的に、ストールの契約者が何を売っても良いことになっていると思いますが、余りアンティークに関係ないアイテムの割合が高くなると、店の魅力が落ち、客が遠のくのではと思います。
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このストランド・キイで最もセンスの良い、ビンテージのキッチンウェアを中心に売る「Jane Wicks Kitchenalia ジェーン・ウィックス・キッチナリア」と言うお店。
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昔の食器、調理器具類は勿論、古い料理本、テーブル・クロスやエプロン等の布物など、ヨダレ・クラスの可愛いアイテムがいっぱい。
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60~70年代には、やはりオレンジ色が多いみたい。
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続いて、アンティーク屋やアンティーク屋風チャリティショップが並ぶ、「Wish Ward」から「Cinque Ports Street」を歩きます。この通りに、ライ・ポッタリーのお店が出来ていました。元からここに工房はあったように思いますが、ギャラリー兼店舗に改装されているのを見るのは初めてです。
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北欧風の食器やカンタベリー物語を題材にしたフィギュリンなど、中々素敵な作品が並びます。
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カスタム・メイドで、ライの町で多く見掛ける表札(番地プレート)や、誕生日等の記念プレートも作成するようです。
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でも、一つ一つ総手作業なだけに、お値段は高め。直径10cm程のピン・トレイ(小皿)で、30ポンド位します。私がフリマで番地プレートを50ペンスで手に入れられたのは、本当にラッキーでした。
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このお店は、小さいながらモール形式なのかな? アクセサリー等女性的なアイテム中心で、値段は概ねお手頃です。残念ながら、この向かいの非常にハイセンスなビンテージ・ドレス&ジュエリー屋さんは、無くなってファンシー・ドレス(コスプレ)屋に代わっていました。
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「年中クリスマス屋」なんてのも、新たに出現していました。
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途中で買った物を車に預けに、一度駐車場へ戻りました。ライで利用するのは、いつもこの「Rope Walk Arcade」脇の駐車場。一日1.5ポンドと、ライの他の駐車場と比べても破格の安さです。しかも一日券しか発券しない為、運が良ければ、去り行く車から、不要になった駐車券を手渡して貰えることも。しかし人気の為、満車の場合も良くあります。
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「Rope Walk Arcade」の中には、正直言って貧乏臭いと言うか胡散臭いと言うか、やる気があるようには余り感じられない店舗が入っています。特に怪しげなのが、このセカンドハンド(ジャンク)屋。店内は常に足の踏み場もない位混沌としており、今回店主が居るのを初めて見ました。彼の話では、「今日は大きな家具が売れちゃったから、店がごちゃごちゃなんだ。…いや、いつもこんな風なんだけどね(笑)」 ええ、知ってますとも。でも、この写真中央の、多分アール・デコ時代のガラス・キャビネットは、結構素敵。
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この駐車場の隣に「First Class Junk Shop 高級ジャンク店」があります。ここはガラスが専門なので、さすがに魅力的なウラン・ガラスが揃っていました。他のガラス器にも、素敵な物が揃っています。この窓辺に吊るされたオーナメントは、北欧ガラスでしょうか。でもお値段は、全体的に高め。 値段も品揃えも十分アンティークなんだから、普通にアンティーク屋と名乗れば良いのに。
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元浄水所の建物を利用したビンテージ(ジャンク)屋。
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裏にも店舗の続きがあるのを、今回初めて知りました。何だかマッド・マックス、または北斗の拳の雑魚キャラみたいなマネキンが。この印象的な彼と、記念撮影する観光客も居ました(笑)。
  




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by piyoyonyon | 2017-04-18 15:34 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウェスト・ウィコムでお誕生日ディナー

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誕生日のお出掛けで、ブラックリーのアンティーク・モールを訪れた際は、いつも通り、日中の行動時間を有効利用する為にも昼は弁当を持参し、夜にゆっくり夕食を楽しむ予定でいました。予めブラックリー周辺のレストランやパブも調べましたが、ピンと来る店はありませんでした。そもそも、イギリスの飲食店の口コミ・サイトには、食べ物の投稿写真やメニューの記載がほとんどない為、興味の沸きようがありません。
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本日の弁当。胡桃入り稲荷寿司、カルフォルニア巻きと卵焼き&チーズ巻き。それに大根とニンジンと高野豆腐の煮しめ(残り物)。オックスフォードのサービス・エリアの、噴水前のベンチで頂きました。この稲荷寿司のお揚げ、味付きのが缶詰にぎっちぎっちに入っている物でして、危惧した通り、取り出す際に何枚か破けてしまいました。やむを得ず、破けたお揚げは刻んで酢飯に混ぜました。
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ブラックリーが期待外れのつまならない町だった為、急遽ウェスト・ウィコムに移動した訳ですが、暮れ行くウェスト・ウィコムを歩いていて、こんな可愛い村で夕食をとったら、きっと素敵な誕生日の思い出になるね、と夫婦で意見が一致しました。折りしも、村には良さげなパブが幾つかあります。
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その中の一つ、「George & Dragon ジョージ(聖ゲオルギウス)&竜亭」に目を付けました。
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変わったメニューが多いし、未だ6時前なのに結構混んでいます。中に入ると、案の定その晩は既に予約でいっぱいだけど、7時までなら空きがあるとのこと。これは俄然期待出来きそうなお店です。
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地元産エールを、半パイントだけ注文。この程度なら、飲酒運転にはならないそうです(日本ほど飲酒運転に厳しいのは、フィンランド位らしい)。これが、フルーティで非常に美味しいエールでした。私は、ラガーよりエールのほうが好きです。以前は「室温で飲むビールなんて」と思っていましたが、実際イギリスの気候には合っているし、特に未だ夜は冷え込むこの季節には、ラガーよりずっと美味しく感じます。
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イギリスとしては結構メニューの豊富な店で、しかも魅力的で独特な料理が多いので、選ぶのには迷いました。P太は割と即決で「豚バラ肉の栗と白キャベツとリンゴ煮込み、ブラックベリー・ソース添え」、私は結局「軽食メニュー」の中から「カニと海老の揚げ団子、照り焼きソース添え」を選びました。
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これが「豚バラ」。柔らか~く煮込んだ豚肉の表面は、ぱりぱりにローストしてあります。付け合わせのドーフィネ風ポテト・グラタンも美味。
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こちらが、私の注文した「カニと海老の団子」。一口食めば、口の中に物凄く豊かな魚介の風味が広がります。一瞬おでんの具っぽくもあり、日本人には何だか懐かしい親しみ易い味かも。下に敷いてある付け合せは、ケールをカリカリに揚げたもので(中華料理の揚げ海苔に似ている)、組み合わせがお洒落。…しかし! 前菜もサラダもナシでこれだけでは、さすがに量が少な過ぎました。とても後引く美味しさで、この三倍位は食べられそうです(笑)。イギリスでは、例え軽食と詠っていても、日本人にとっては丁度良い分量の場合が多いのですが、ここは味に自信有りのガストロ・パブな為、イギリスとしては全体的に量が少なめ。普通のメイン・コースで適量でした。そこで、デザートを一人一品ずつ頼まずには居られませんでした。
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デザート・メニューにも、一工夫ある品が並んでいました。P太が選んだのは、「バナナとダーク・チョコレートのブレッド&バター・プディング、アイスクリーム添え」。「ブレッド&バター・プディング」自体は、イギリスの一般的なデザートなんですけど、イギリスのパンそのものが不味い為、プディングもイマイチのことが多いのです。しかしここのは、中はとろとろで外側はさっくりの、高級なフレンチ・トーストのような味わいでした。
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私が注文したのは、「ブラック・ベルベット・スマッグラー(密輸入者)のガトー、シャンティリー・クリーム添え」。濃厚で甘さ控えめなチョコレート・ケーキの塊に、ベリーの酸味と甘いクリームのまろやかさが美味。
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今回もまた、味、値段、雰囲気、サービス共に、大正解&大満足の選択となりました。結局、特に下調べせずに行き当たりばったりで飲食店を選んでも、私達夫婦が選択を外す事は余りないと思いました。再びこの村を訪れる機会があったら、絶対またこの店で食事をしたいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2017-04-11 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ノーリッジでの夕食

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ノーフォークの州都Norwich ノーリッジに出掛けた際、昼食はお弁当を持参して、夕食を現地で取る予定にしていました。が、その日はバレンタイン・デイ。普段バレンタインに外食する習慣がないもんで、ついうっかり忘れていましたが、その日の夜は何処の飲食店もメチャ混みするはずです。余程早い時間に入店しない限り、予約の無い我々は、ディナー難民になってしまう可能性大です。
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まず目を付けたのは、このベルギー料理のお店でした。ベルギー独特の変わったメニューがあるし、手頃な価格のコース料理もあるし、建物自体が素敵。しかし夕食は5時半からで(その時4時半位だった)、それを待っていては、ノーリッジは遠いだけに、帰宅がかなり遅くなってしまいます。
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次に目に入ったのが、このブラッセリーでした。ラッキーなことに、ランチ~早ディナー・タイムが7時まであります。しかも、2コース11ポンド、3コース14ポンドと、イギリスとしては手頃なお値段。ランチ・メニューは、前菜、メイン、デザートのそれぞれ5種類位からしか選べませんが、何せフランス料理なので、どれもイギリスのパブ・メニューとは異なり、在り来たりでなく美味しそうでした。…ここに決定。
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私達は、それぞれ2コースずつを注文して、一人が前菜を、もう一人がデザートを選び、どちらもシェアする、いつもの手を取りました。その位の量が、いつも私達には丁度良いのです。前菜として選んだのが、「croquette de porc」、つまりポークのコロッケです。で、出て来たのがこれ。一口食べてみて、余りの洗練された美味しさ&新鮮さに、まるで殴られたようにガツーンと来ましたね(笑)。コロッケがこんなにお洒落になるなんて。パン粉が細かい為に余り油っこくない、しかも揚げ焼けしてあるクロケットに、ポーチド・エッグとオランディーズ・ソースが掛かり、つまりコロッケのエッグ・ベネディクト風なんです。更に、クロケットに入っている豚肉は、定番の挽肉ではなく、煮込んでポロポロに解したような豚肉で、言わばプルド・ポークみたい。それがふんだんに入っているのに、クロケット自体の味わいは、割とあっさりしているのです。
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次に主菜として、私は初めフレンチ・フライ付きムール貝を注文するつもりでしたが、ムール貝が切れてしまったとのことで、「スモーク・トゥールーズ・ソーセージのル・ピュイ産レンズ豆煮込み付き」を選びました。トゥールーズ・ソーセージは、肉の旨みたっぷりの、フランスを代表する美味しいソーセージだそうで、パリッと焼いてあり美味。イギリスのソーセージでは、絶対こうは調理出来ません。ル・ピュイ産のレンズ豆は、レンズ豆の最高ブランドだそうで(全部後調べ)、これを食べると他のレンズ豆を受け付けられなくなるとか。ほっくり軟らかく煮てあり、かなり塩辛いソーセージに対して、良い塩梅の滋味深い味わいでした。元々レンズ豆は好きなんですが、我が家では食べる機会はありません。何故なら、P太が嫌っているもんで。ニンジンには歯応えが残り、白いソースには、ほんのりホース・ラディッシュが利いていました。
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一方P太の選んだ主菜は、フランス料理としては御馴染みの「coq au vin コック・オウ・ヴァン」、つまり鶏肉の赤ワイン煮込みでした。ほとんどチキンのトマト煮の義母のコック・オウ・ヴァンとは異なり(それはそれで美味しいんですけど)、赤ワインの風味がしっかりし、タイム等のハーブが芳しい大人の味わいです。骨付きチキンは、勿論柔らか~く煮込んであり、肉離れが抜群。付け合せのとろとろクリーミーなチャイブ入りマッシュ・ポテトと一緒に食べると、一層美味でした。
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最後に我々がデザートに選んだのは、「crème caramel」。見た目通り、日本の美味しいパティシエで食べられるようなプリンそのものです。非常に滑らかでミルキーで、幸せをしみじみ感じる味でした。今までてっきりプリンって、「カスタード・プディング」とか呼ばれるイギリスのデザートが元で、それが日本に伝わったものだと勝手に思っていましたが、この通り起源はフランスで、イギリスでもフランス語で呼ばれるそうです。
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結果的に、大正解&大満足の夕食でした。さすがに人気のお店らしく、その晩は予約でいっぱいで、私達より少し遅く来店した予約無しのお客は皆断られていたから、我々はとてもラッキーでした。しかし、コスパ抜群の夕食と喜んでいたのも束の間、…公営駐車場の料金が物凄く高く付いてしまいました~。
  




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by piyoyonyon | 2017-03-11 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

クリスマス・シーズンのルイス

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12月に入り、快晴の週末があり、何処へ出掛けようと考えて、恐らくこの辺りで一番ヨーロッパのクリスマスらしい雰囲気が味わえる町、Lewes ルイスに行くことにしました。チチェスターやウィンチェスター、カンタベリー等の大聖堂都市も、クリスマスは良い雰囲気だと想像しますが、駐車のし易さを考えると、多分ルイス位の規模の町のほうが、訪れるのにはずっと手軽です。
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ルイスに来て何をするかと言えば、勿論主にアンティーク・モール巡り。まずは、「フリー・マーケット」と言う名の、元礼拝堂を改造したモール。
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入り口に、中世のお姫様が使用したような、天井付きのベッドがありました。
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毎度の如く私が惹かれるのは、100年以上昔の「アンティーク」よりも、やはりミッドセンチュリーやスウィンギング時代の「ビンテージ」が多い、更に女性らしいセレクトの小物がストール。
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1950年代辺りの食器棚を利用したディスプレイは、何度見ても素敵。
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今回は、クリスマスらしいアイテムを中心に御紹介します。この季節、私の大好きな、薄いガラス製のビンテージ・ボーブルがあちこちで売られていました。
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「フリー・マーケット」の近くの、旧マーケットの建物では、実際クラフト・マーケットが開かれていました。
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お次にやって来たのが、やはり教会を改造したアンティーク・モール。宗教建築の再利用、イギリスでは特に多いと思います。
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入り口には、手作りのリースが。生の植物を利用しても、大抵一ヶ月位は色褪せずに長持ちするよう工夫されています。
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中二階から眺めると、天井が高くて、教会らしさが良く分かります。
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ここのモールは、全体的にやや高級なアンティークが多め。でも一つだけ、キッチュなビンテージ・ボーブルを沢山扱うストールがありました。
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バラで販売するストールもあれば、一箱分セットで販売するストールもあります。ここはバラ。一個2ポンドから5ポンド位です。
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全体的に見ると、何度眺めて飽きない程魅力的なのですが、実際買いたいかと言えば、もう随分似た物を持っているしってことになります。
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唯一惹かれたのは、手前のリスのようなモール製の動物が張り付いたボーブル。
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左のカラフルなクレープ・ペーパーを巻いた物も、何かクリスマスの装飾のようです。
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ちょっと小生意気そうな、スノーマンの人形。もしかしたら、昔の日本製かも知れません。
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こちらのストールは、セット販売でした。1セット20~30ポンド位。中央の長いオーナメントは、ツリーの天辺に差す物。「topper トッパー」と呼ばれます。
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パッケージの紙箱も、良い味に育っています。
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橋の袂に毎週出店している、バッジ(インド風天ぷら)屋さんの屋台。今まで何度も見掛け、毎回その匂いに激しく誘われましたが、お昼ご飯を済ませた直後だったのに、今回初めて買ってみました。
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バッジは豆の粉の天ぷらで、グルテン・フリー。オニオン以外は、パコラと呼ばれるようです。何と、バッジ・バーガーなんてメニューも。インド人ではなく、白人女性二人が切り盛りしています。その内の一人は、ジブリ映画のファンらしく、P太のコートに着いているトトロのバッジにすぐに気が付き(いい歳したオッサンがトトロのバッジ…)、「どのジブリ映画が一番好き?」と尋ねて来ました。
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私達が注文したのは、小盛りアソートです。注文後に揚げるので、カラッと出来立て熱々。付け合せに、マンゴー・チャツネ等の二種類のソース(またはインド風漬物)が選べます。オニオンの他に、パースニップ、ケール、芽キャベツなんかが揚げてありました。どの野菜も美味しい!! 天ぷらもそうですが、野菜の美味しさが一層際立つ、または野菜嫌いでも克服出来る調理法かも。ルイスを訪れる際には、是非お試し下さい。
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橋を渡り、長いルイスの目抜き通りの東の果て、「Cliffe Street 崖通り」に入って来ました。ここにも、アンティーク・モールが数軒。
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幾つかのアンティーク屋は小規模ですが、ちゃんとモール形式になっています。ディスプレイが、いかにもクリスマス仕様。
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ツリーに飾り切れないボーブルは、こうやってまとめてボウルに盛ると綺麗。
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こちらは、古物番組にも度々登場するモール。奥が迷路のように深く複雑な構造で、掘り出し物に出会える確率も高めです。
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イギリスのお土産モチーフとしても代表的な、赤いポストの缶。この三つは貯金箱のようです。右の裏面には、実は成婚時のチャールズ&ダイアナの写真がプリントしてあります。
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そのお向かいのモール。やはり奥が深く、地下&屋根裏も含めて4階の構造です。
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針金で作った、卓上ミニ・ツリー。ちょっと楽しいアイディアです。
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上階の奥のほうには、部屋を丸ごと表現したような、1950~70年代のレトロ率の高いストールが幾つかあって、いつ見ても心が躍ります。
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左の戸棚の扉の文字の書体が、いかにもイギリスらしい。
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椅子の上には、実はおもちゃの国のノディ君の人形が座っています。
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屋根裏の小部屋ってところが、また好み。
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緑と赤の鹿のガーランドを飾って、少しクリスマス気分。
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緑のビニールのレトロ籠も、赤と緑の刺繍テープ、金のリボンでクリスマス仕様。
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でもやっぱり、ビンテージ・ボーブルのキッチュな色合いが一番クリスマスらしいかな。
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アンティーク・モールの窓から、町並みとお城が見えます。丁度雪が降っているような雰囲気ですが、実は窓が汚れているだけ(笑)。
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日が翳り出すと、薄暗い古風な町並みにイルミネーションが映えて、益々クリスマスらしさが盛り上がって来ました。
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特にツリーの電飾は、やはり薄暗くなったほうが見栄えが増します。
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最後に訪れた、Needlesmaker内のアンティーク・ショップの聖歌隊人形。…他人とは思えん(笑)。
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今回既にクリスマス・プレゼントは買い終えていたので、ここに来る目的は特になかったのだけど、やはりクリスマス・シーズンのルイスは雰囲気抜群です。
 




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by piyoyonyon | 2016-12-21 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

秋のノールで鹿見散歩

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快晴の週末、体を動かさねば!と思い(ほぼ脅迫観念)、ケント州のNT(ナショナルトラスト)のお屋敷&公園「Knole ノール」へ、夫婦で散歩に出掛けました。丁度「ウィンクワース森林公園」に行った次の週で、きっと紅葉が更に進んで美しいだろうね~と言う期待もありました。
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ここは貴族のお屋敷と言うか、ほぼ城規模です。「シシングハースト城庭園」の元所有者&制作者ヴィタ・サックヴィル・ウェストの実家であり、ヴァージニア・ウルフ(一時ヴィタと同性愛関係にあったらしい)の小説「オーランド」の舞台であり、「ブーリン家の姉妹」等歴史映画&ドラマの撮影も度々行われています。城内は何度か見学しているので、今回は見送り。公園へ直行です。
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城の周囲には、広大な森林&草原になっており、大量の鹿が生息しています。
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元々は中世から続く狩猟場で、ケント州の唯一の生き残りだとか。
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しかし、合間の所々にゴルフ・コースのあるのが、本当に目障り。
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公園内に、幾つか民家があることにも、今回初めて気付きました。
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上の写真の造りが独特で可愛いコテージは、遺跡(廃墟)の中に立てられているようです。元は、公園管理人の住居だったのかも。
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今回は、今まで歩いたことのない、西側の谷に沿って歩きます。
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最寄の町Seven Oaks セヴン・オークスの教会の尖塔が見えます。
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歩き始めてすぐに気付きましたが、ここは原生林に近い森で、生育しているのはイギリス古来の樹木、特に樫の木中心です。そのせいか、一週間前のウィンクワースと比べても、どうも紅葉が美しくない…。樫の紅葉って、何だか葉が焦げているみたいなのですよ。返って庭園や一般家庭の庭木や街路樹のほうが、今や外来の樹木が多く、紅葉のバラエティには富んでいるように感じました。
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1987年の記録的なハリケーンで、根こそぎ倒されたままの木も沢山残っています。この木は、S字状に折れ曲がって、未だ生きています。
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ここの鹿は、奈良公園の鹿程は人馴れしていませんが、若い好奇心の強い鹿のみは、時折人間のすぐ近くまで姿を現します。
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この若い雄鹿は、通行人の目の前を、全く気にも止めず堂々と横切って行きました。何故かと言えば、谷の反対側に、ギャル鹿達数匹が居た為です。鹿も女にゃメチャメチャ弱い!
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こんな緩やかな登りになった谷を、歩いて来ました。
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この道は、南端の出入り口に続きます。ノールの館内は高い入場料が掛かりますが、この公園だけなら入場無料です。しかし専用駐車場も、NT会員じゃない限り結構高い料金が掛かるので、非会員はこの南門付近の道路に車を止めています。
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帰りは、森の中の尾根道を通って屋敷に向かいます。所々に、見晴らしの開けた場所があります。
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とにかく、すっごくたっぷり歩くことは出来ました。紅葉は期待外れでしたが、鹿が見られたからまあいいや。
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歩いた後は、毎度の如くアイスクリーム・モード。こんなんだから、たっぷり歩いても余り意味がありません(笑)。久々に、NTオリジナルのアイスに出会いました(SOLLEY’Sのよりちょっと安い)。私は相変わらずイチゴ味、P太はキャラメル&ヘーゼルナッツ味です。イチゴは勿論美味しかったのですが、P太のも、キャラメルとナッツのつぶつぶが入っていて美味しい~。ただし屋外で食べるのには少し肌寒く、カフェの室内で食べました。多分これが今年最後の、散歩の後のアイスクリームになると思います。
  




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by piyoyonyon | 2016-11-22 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

チャートウェルのカボチャ畑 sanpo

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夫婦揃って姪から風邪を移された週末、二次感染させる可能性がある為、年老いた義両親を訪れるのは遠慮させて貰いました。しかし、二人とも出掛ける分には問題ない程度の体調だったし、お天気も良かったので、第二次世界大戦時のイギリス首相チャーチルの旧邸宅、ケント州の「Chartwell チャートウェル」を、久しぶりに訪れることにしました。
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ここは、ロンドンからそう遠くないこともあり、またチャーチル自身が今でも極めて人気の高い人物なこともあり、元々人気のナショナルトラストでしたが、最近は益々訪問者が多いようで、新たに駐車場が拡張されていました。更にその日は快晴だった為、拡張された駐車場ですら満杯になる寸前に到着しました。
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生憎邸宅自体は修復中で、工事の足場に覆われていました。その邸宅脇にあるバラ園。その日は混んでいたから、奇跡的に人が居ない瞬間を狙って撮影。
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バラの葉は概ね傷んでいましたが、未だ結構多くの花が咲いていました。20世紀初頭に人気だったらしいバラ園のスタイルで、十字の通路で四角に仕切られたブロックに、それぞれ一種類ずつのバラが植えられており、面積の割に品種は多くありません。
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ベンチの脇に植えられているのは、確か「サー・ウィンストン・チャーチル」と言う名のバラ。
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その他この時期咲いている花は、秋明菊、紫陽花(未だ)、フーシャ、フロックスなど。
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…それと、ペンステモン。
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ガウラ(ハクチョウ草)の群生。
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この日は割と視界が良く、イングランド南東部の「weald ウィールド」と呼ばれる森林地帯を、かなり遠くまで見渡せました。
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続いて、ウォルド・ガーデンになっている畑に向かいます。この部分は元々「庭園」ではなく、チャーチル夫人の家庭菜園で、昔から料理に使う野菜や館に飾る花を栽培していました。
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この季節、ダリアが満開で圧巻。
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何故ダリアがイマイチ好きじゃないかと言えば、1.耐寒性がなく、毎年球根を堀り上げなくてはならず栽培が面倒、2.有毒、3.母が盆のお供え用に大量に栽培していて抹香臭いイメージ、…だからなのですが、見栄えがとても良い花だと言うことは認めざるを得ません。
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そして、ここでもう一つ目を引くのがカボチャ畑。この季節にピッタリな眺めです。畑っつーか、既に刈り取られて、カボチャの実だけが棚に吊り下げられています。多分地面に触れたままだと傷むから、吊るした状態で陽に当てて完熟させるのだと思います。
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こちらの小さなカボチャ達は、多分食用ではなく、おもちゃカボチャのような装飾用なのではと思います。
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ブツブツ恐怖症の人は閲覧注意(もう遅いか。笑)。自分で撮影しておいてナンですが、私も苦手ですぅ。
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畑の中央には、「Golden Rose Avenue」と呼ばれる通路が。昨年秋に、チャーチル在世時の植栽計画に沿って、デザインを戻したそうです。メインのバラは、咲き進むにつれて色が変化する「マスカレード(マスケラード)」。バラの下草としては、ネペタやラムズ・イヤーなど銀葉植物でまとめてあります。
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ヒガンバナの仲間のネリネの群生。葉が無い分、花の固りが一際目立ちます。
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壁に這ったクレマティスも、未だ沢山咲いています。
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ウォルド・ガーデンの脇の果樹園では、つやつやの姫リンゴが鈴成り。
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実は私達、チャートウェルには何度も来ているのに、いつも義両親の家に行く途中とか、中途半端な時間にやって来て、1~2時間程しか滞在しないので、池の反対側に行ったことは一度ありませんでした。それで今回、初めて(ちょこっとだけ)行ってみることにしました。
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池の脇には、チャーチル夫妻の像。
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中央辺りの池の表面に、大きな水しぶきが見えるでしょうか? 実は、体長1mもありそうな巨大な鯉が跳ね上がった直後なのです。田舎育ちの私の経験からすると、これは雨(特に夕立や雷雨)の前兆。しかし、この快晴からは雨の降ることが全く想像できませんでした。が、この一時間後位に本当に雨が降りました~。
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遊歩道は、この周辺に果てしなく完備されており、10km歩けば同じナショナルトラストのエメッツ庭園まで行けるとか。海外からの観光客ではない、地元のリピーターには、割と早い時間にやって来て、延々と森の中を散策する家族が多いようです。この頃の森は、丁度紅葉が始まったばかりと言ったところ。
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最後に、売店&カフェに戻ったら、大好きなアイスクリーム・メーカー「SOLLEY’S」の創立30周年記念と言うことで、専用アイスクリーム・スタンドが特設されていました! こんなの初めて見る!(思わずコーフン) スコトニー城で食べたバナナ味があったら、絶対それを選ぼうと思っていましたが、意外とフレーバーの種類は少なく、とんでもなく不味そうな色の、聞くだけでジャンクな「バブルガム味」なんてのがありました。
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結局、塩キャラメル味を注文。…これは正直言って、残念ながらチェシャーで食べたアイスのほうが遥かに上でした。P太は無難にチョコレート味。お釣りに受け取ったのは、この9月から使用されているプラスティック製の新5ポンド札です。丁度チャーチルの肖像入りだったから、一緒にパチリ。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-26 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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