ルーシー・アットウェルのプリント・コットン布

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地元のチャリティショップで、人気のイラストレーター、ルーシー・アットウェル(orアトウェル)の柄のプリント・コットン生地を買いました。1×1m位で2ポンドだから、チャリティショップとしては特に安くはない値段ですが、一般の手芸用品店で買う事を考えれば破格の安さです。
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Marbel Lucie Attwell マーベル・ルーシー・アットウェルは、1879年にロンドンに生まれ、1964年にコーンウォールで亡くなりました。イラストレーターとして活躍したのは、1900年代から50~60年代で、当時から相当売れっ子だったようです。この布の柄にもあるように、ローズ・オニールのキューピーのような、ぷっくりほっぺのムッチリした子供や妖精(フェアリーと言うよりピクシー・タイプか)、ころころファンシーな小動物が特徴。初期の「不思議の国のアリス」や「ピーター・パン」の挿絵は、それらとは少し異なり、メランコリックな繊細さがあります。日本では、イギリス通以外の人には知られていないと思いますが、ルーシー・アットウェルは今でも本国では人気が高く、子供向けの絵本だけでなく、多くの種類があるポストカード、フィギュリン、チャールズ皇太子の幼少時代にも使用されたらしい子供向けの食器は、特に人気のアイテムです。
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私は特に彼女の絵が好きって訳ではないのですが、これは布としては十分可愛く、またドール服に活用出来る柄の細かさだと思いました。古い物ではなく、2003年のイギリスのメーカーのデザインで、プリントの精度も色合いも悪くありません。何より、ルーシー・アットウェルのイラストだと遠目にも認識出来ます。こんな商品がリプロされている事からも、人気の根強さが窺えます。この布でマダム・アレクサンダー人形の服なんか作ったら、きっと抜群に可愛いだろうと想像します。
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ほぼ時代が被る「フラワー・フェアリー」のC.M.バーカーのイラストが、卓越したデッサン力と写実性で、いつの時代にも色褪せない魅力で人気が高いのに対し、アットウェルのイラストは、その時代らしい懐かしさと、イギリスでは珍しい素直な可愛らしさで、今でも愛され続けています。
 




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# by piyoyonyon | 2018-07-19 15:30 | ファブリック | Comments(0)

ペースト・ガラスの花型ネックレス

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ミニチュアのビニール・バスケットと同じストールで一緒に買った、多分1930~40年代のネックレスです。無色透明だけのラインストーンが花型に連なった、極シンプルなデザインですが、その分何にでも合わせ易く、地金が銀色で清楚な雰囲気も、使い勝手が良さそうだと思いました。
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そして、全体的な花モチーフのボリュームが、微妙に大きめなのも気に入っています。大き過ぎて大げさではなく、小さ過ぎて地味でもない、本当に良い塩梅に目立つ大きさ。
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台座は少しメッキが剥げ気味で傷んでいるのに、ラインストーン自体は今尚美しく輝く点も気に入っています。現在のラインストーンとは一味違う、ペースト・ガラス特有の、少し翳りのある柔らかい光なのが魅力です。
 




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# by piyoyonyon | 2018-07-18 15:26 | アクセサリー | Comments(0)

ミニチュアのビニールのバスケット

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フリマで、三個組みの古い小さなビニール製のバスケットに出会いました。1/6ファッション・ドールに丁度良いサイズだと言うだけでなく、色合いや素材感もレトロで可愛いのです。「Chad Valley」と言うイギリスの老舗玩具メーカー(ブランド)製で、Made in England。後から調べたところ、これは1960年代の「Pretty Baskets」と言う商品で、既成の枠に子供が自分でビニール紐を編み込んでバスケットを形成する、キット玩具だと言う事が分かりました。
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(どっかから拾って来た写真↑)実際に子供が編んだのか、お母さんが大方手伝ったのか、はたまたキットの仕組みが優秀だったのか、すっかり元からこういう製品として売られていた物と思い込んでいた位、綺麗にきっちり編まれています。そして、そんな昔の子供の使い古し玩具なのに、今まで大して埃も被らず、かなり綺麗な状態で保管してあった事にも感心です。ナチュラルな天然素材の籠は勿論好きですが、こんなレトロ・キッチュなビニール籠にも惹かれます。
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ハンドルにリボン・モチーフが付いているのも、可愛いポイント。このハンドルは、元はプラモデルのように枠に嵌め込まれて、自分で切り離して取り付ける仕組みだったようです。朱赤の枠やハンドルに、60年代らしさが滲み出ています。
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一番小さなバスケットは、ビンテージ・シンディにとっては丁度お出掛け籠サイズ。レトロ同士で、良く似合います。
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中間の大きさのは、お買い物籠か収穫籠と言ったところ。
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一番好みの色合いで大きい籠は、洗濯用かな。頭の大きなシンディちゃんには、比率的にピッタリなバスケット達ですが、リカちゃんやモモコ・ドールには、多分バランス的に少し大き過ぎるし、テイスト的にも余り合わないかも知れません。
 


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# by piyoyonyon | 2018-07-17 15:30 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

スージー・クーパーの「グレン・ミスト」のケーキ・プレート

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フリマで、スージー・クーパー×ウェッジウッドの、「グレン・ミスト」のお皿を買いました。お値段は3枚で1ポンド。直径は16cm位で、用途はお菓子等を食べる為のケーキ皿だと思います。
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買ったのは、この手の日本では普通のケーキ用サイズの小皿を、イギリスでは余り見掛けないからです。現在のイギリスのケーキ&デザート皿は、これよりもっと大きい直径20cm位が主流です。まあイギリスのケーキの一切れ(一食分)自体がデカイし、更にアイスクリームやクリームを盛るので、当然お皿も大きくなくちゃ困るんでしょうけど、お茶と一緒にビスケットを頂く時は、この程度の大きさで十分です。それと、この柄のポットを、既に持っていると言うのも買った理由です。
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もしかしたら、元はカップ&ソーサーとセットで、「トリオ」仕様だったのかも知れません。私にとってスージー・クーパーのデザインは、一目見て「わ~素敵! 好み!」って訳じゃないんですけど、そのデザイン性の高さから、後からじわじわと魅力が伝わって来る感じです。テーブルウェアのデザインは、使い易くて飽きが来ない、食べ物の映える事が一番重要だと思います。
 




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# by piyoyonyon | 2018-07-16 15:26 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

暑い日のお助けメニュー、蒸し鶏

茹だる様に暑い日は、例えエアコンの利いた室内でも、調理するのは大変です。イギリスの夏は、日本ほどは暑くなりませんが、さすがにオーブンを使う気は失せます。そして、普段から煮込み、ロースト、グリルと、オーブンに頼る料理が多い為、レパートリーに悩みます。そんなイギリスでも、「ああ料理なんてマジやってらんねー」って位暑い日がたまにあります。しかし幾ら暑いとは言え、となりの山田くんちのように、もし毎日素麺だったら、飽きるし栄養が偏ってしまいます。そんな余り加熱する調理に時間を掛けたくない時に、役に立つのが「蒸し鶏」の献立。イギリスでも簡単に手に入る鶏の胸肉(orもも肉)で簡単に出来、柔らかくジューシーな鶏肉は、食欲の落ちる夏でも喉通りが良く、蛋白質もしっかり補えます。
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蒸し鶏と言っても、実際には蒸すと肉がぱさぱさになってしまうので、被る位のヒタヒタの水で蒸し煮します。この時、水に塩と出来れば料理用酒を入れて置きます。キノコ類や野菜(特に香味野菜)と一緒に蒸し煮すれば、味も良くなる上、付け合せも一気に調理出来ます。肉に完全に火が通ったら、冷めるまでは茹で汁の中に漬けて置きます。熱い内に肉を取り出すと、肉が乾いてしまいます。荒熱が取れたら冷蔵庫へ。これを涼しい午前中か夜のうちに済ませて置きます。食べる直前に、鶏肉を薄く切ってソースを掛けます。手で裂いてもOK。ソースや合わせる物を変えれば、2、3回続けて飽きずに食べられます。また冷蔵庫で、2、3日は保存出来ます。
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ソースはポン酢醤油、中華だれ、胡麻だれ、サルサ、タルタル(刻んだピクルスと茹で卵入り)等、和・洋・中と合いますが、特に暑い日に私が食べたくなるのは、卸し生姜どっさりの生姜醤油。または、酸味の利いたレモンだれです。
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この日は、ざる蕎麦の副菜にしました。ざる蕎麦、蒸し鶏の生姜醤油、卵焼き、茄子と青梗菜の炒め物の献立です。御飯のおかずにはなりますし、麺に添えたりトッピングにしたり、サラダに混ぜたりも出来ます。寒い季節は、勿論暖かい状態でも構いません。鶏の旨みが染み出た茹で汁は、捨てずにスープとして利用して下さい。暑い時でも、暖かい食べ物のほうが体に良いとは言われていますが、汗をダラダラ搔き朦朧となりながら熱い食べ物を無理矢理食べても、本当に体に良いのか疑問に思う事があります。その点やっぱり、体の中から涼しくなる、冷たい食べ物の心地良さったらありません。





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# by piyoyonyon | 2018-07-15 15:22 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

イングリッシュ・ローズのハンド・ローション

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デヴィッド・オースティンのバラ園では、義母はショップでの買い物を楽しみにしていました。ここではバラの苗木だけでなく、ガーデニング用品、書籍、ティー・ルームでも使用されているイングリッシュ・ローズ柄のオリジナル食器、またイングリッシュ・ローズの香りのオリジナル・トイレタリー用品等も販売されています。そのトイレタリーの中のハンド・ソープとハンド・ローションは、バラ園のトイレにも備え付けてあり、ウットリ感動する程の香りの良さ! …実に効果的なデモンストレーションをしていると思います。でも、消耗品なのに250mlで14ポンドと値段は高く、正直私には高値の花でした。ところが義母は、今回もお土産用にハンド・ソープとハンド・ローションを幾つか買って、そのローションを太っ腹にも私にプレゼントしてくれたのです。
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ローズ・ウォーターとローズ・オイルを配合しており、使い心地はベタ付かずサッパリ目。冬よりは夏向きだと思います。イングランド製です。
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使うのが勿体ないけど、かと言っていつまでも保存出来る物ではないので、無駄にしないよう使い切ろうと思います。使用すると、手だけでなく、バスルーム全体がバラの香りに包まれます。




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# by piyoyonyon | 2018-07-14 15:32 | ファッション・コスメ | Comments(0)

ギンガム・ブルーの陽差し

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momoko DOLLに、ブルーのギンガム・チェックのツーピースを作りました。生地は、イギリスの学校制服で御馴染みのポリ・コットン。なので、正確にはギンガム(=綿生地)ではありません。
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ブラウスは、関口さんの「今日から始めるドール服」の丸襟ブラウスをスクエア・ネックにアレンジしましたが、袖がヘンだし身頃がボディに沿わず、正直言って失敗しましたあ。
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装飾一切無しの極めてシンプルなツーピースで、トップをインにすると、益々古風と言うか地味!に見えます。スカートの丈や広がり具合も、正に無難で地味~。
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シンプルにしたのは、元々こんな服装にしたかったからです。白いオーバー・スカートは、ビンテージのレース布から作った物。
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この布を手に入れた時、すぐにこんなスタイルにしたいと思い浮かびました。ギンガム・ブルーと白いレースの組み合わせは、夏の鉄板だと信じています。
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ブラウスとオーバー・スカートだけ合わせて、このようにも着る事が出来ます。実際には、スカートの下には「見せタイプ」のペチコートを履かないと、背面はぱんつ丸見えですが…。
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ワンピースではなくわざわざツーピースにしたのは、こんな風に色々組み合わせたかった為です。
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シンプルだからこそ、様々なテイストと合わせる事が出来ます。
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ワンピースのような、ほぼイッパツでコーディネイトが決まる服装も、勿論便利で好きですが、色々組み合わせる楽しみがある服装にも、やはり捨て難い魅力があります。スタイル抜群のファッション・ドールとなれば、尚更色々組み合わせて着せ替えしたくなります。
  




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# by piyoyonyon | 2018-07-13 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

薔薇天国、デヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 3

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先にティー・ルームでクリーム・ティー、ショップで苗木の買い物を済ませ、再びバラ園に戻り、残り時間を閉園ギリギリまで鑑賞して過ごす…、この義母の提案は大正解でした。だって、あれ程多かった訪問者が、もうすっかり居ません(笑)。ほとんどバラ園独り占め状態。
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このバラ園で私の一番のお気に入りの、「ライオン・ガーデン」と呼ばれる宿根草との混採(ミックス・ボーダー)庭園に入ります。
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自分の庭も、一応バラ中心の宿根草混採花壇なので、ここでは学ぶべき事が沢山あります。
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ところがこの季節は、バラの数が多過ぎて宿根草の姿が見えず、余りミックス・ボーダーになっていないような…。
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やっとまず目に入って来た宿根草は、このスタンダードのバラの下のネペタ。
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青はバラにない花色なので、やはりバラに映えます。
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ここで一番目立っていた宿根草は、右奥の背の高い青いデルフィニウム、それと手前の一際目を引く、蛍光色みたいな青紫の花は、アニス・ヒソップでしょうか?
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白いデルフィニウムも、バラとの相性抜群。白は万能色なので、大抵の花や花壇に合い、特に日陰を明るく見せる効果があります。
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朱赤はイングリッシュ・ローズには馴染みにくい色だと思っていましたが、このヤロウ(ノコギリ草)は小花で野趣溢れる雰囲気なので大丈夫。
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本来のオールド・ローズなら、クリムゾン~ピンク~白の、大体こんな色合いです。
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イングリッシュ・ローズには、それに黄色やオレンジ系が加わります。しかし、イングリッシュ・ローズの花色には透明感がある為、どの色のバラを組み合わせても驚く程調和します。
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ここには、イングリッシュ・ローズ以外のバラも植えられています。これは、日本でも御馴染みのシュラブ・ローズ「バレリーナ」。
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でも、ハイブリット・ティーやフロリバンダなど、モダン・ブッシュ系のバラは、このバラ園では一切見当たりません(D.A.社でも苗を販売はしてますが)。それらにはかなり強い色味のバラがあるので、加わるとバランスを取るのが難しい為かも知れません。
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所々、円錐の頂点を少し削ぎ落としたような形の、深い緑色のトピアリーが頭を出し、アクセントになっています。
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は~、脳内お花畑って、こう言う光景の事を言うんでしょうか(笑)。
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次に、「ルネッサンス・ガーデン」にやって来ました。
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柘植のガーデン・エッジで仕切られた花壇にバラのみが植えられた、上から眺めると線対称のフォーマル・ガーデンです。中央奥の横長の東屋は、「loggia リッギア」と呼ばれます。
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普段フォーマル・ガーデンには惹かれない私ですが、ここのは、イングリッシュ・ローズの魅力で別物に見えます。
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こちらは「パーゴラ」と呼ばれる、言わば蔓バラの見本帳です。一季咲きのランブラー・ローズが多いからか、秋には寂しい状態だったここも、初夏にはこの通り。
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これは「フィリス・バイド」かな。見事な花付きな上、一つの種類で白にピンク、クリームの花色が混じって、見事な景観を作っています。
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さすがに暗くなって来ました。この時期のイギリスは、日没は9時頃なのですが、この日は夕方に向かって雲が多くなって来たせいかも知れません。
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本当に、係員の人が「もう閉園ですよ~」と呼びに来るまで、バラ園を楽しみました。他にも5、6組は残っていたかな。念願通り最盛期の沢山のバラをたっぷり鑑賞し、これでもう思い残す事はないと思いきや、日本の桜の花見と同じで、何度でも毎年でも見に来たくなるぅぅぅと感じました。





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# by piyoyonyon | 2018-07-12 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

薔薇天国、デヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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実は前回デヴィッド・オースティン社のバラ園を訪問した際、この「ヴィクトリアン・ガーデン」を見落としてしまっていた事に、帰宅してから気付きました。他だけで十分充実していて満足しちゃった為、更に、ここは「ロング・ガーデン」の一箇所からしか通じていないので、つい入る機会を失ってしまったようです(苦笑)。
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なので、義母にとってはこの部分に入るのは初めて。
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ここは、レンガの壁で囲まれたウォルド・ガーデンで、柘植の低い生垣で仕切られた花壇の中に、イングリッシュ・ローズだけが植えられた、ヴィクトリア時代風のフォーマル・ガーデンです。
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イングリッシュ・ローズだけと言っても、花色に富み、壁やアーチに蔓バラを這わせたりと高さにも変化を付けて、全く飽きさせません。
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所々に石の彫像が配置されていますが、初代デヴィッド・オースティン氏の今は亡き奥方で、彫刻家だったパット・オースティンに寄る物。
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手前の赤紫は「ムンステッド・ウッド」、後ろのピンクは「ハイド・ホール」。
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「ロアルド・ダール」が、ここでも目立って美しさを発揮しています。
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「サー・ジョン・ベッジャマン」の甘い花色は、やはり何度見ても目を引かれます。
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「ザ・ラーク・アセンディング」の透明感のある美しさには、義母も魅了され欲しくなりました。「でもトゲ多いよ」と私が言うと、あっさり諦めましたが。
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今年のD.A.のカタログでは、この「モーニング・ミスト」に、再び結構脚光が当てられています。
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この非常に繊細で儚げな花色のバラには、義母も私も強く惹かれましたが、何故か植物札を見付ける事が出来ませんでした。「ジェントル・ハーマイオニー」でしょうか??
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こんな黄色のシングル咲きのイングリッシュ・ローズは、今まで見た憶えないと思ったら、今年発表されたばかりの新種です。「トッタリング・バイ・ジェントリー」と」言い、カントリー雑誌に長年連載されている漫画のタイトルから名付けられたそうです。最初の花期が既に終わりつつあるようですが、新種の育った株の状態を確認出来るのは、このバラ園ならでは。
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この辺りで丁度3時半位の時間でしたが、義母が「先にお茶の時間と買い物を済ませてから、またバラ園をじっくり見に来ましょうよ」と熱心に提案しました。
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ティー・ルームのラスト・オーダーは4時半まで、閉園は5時です。バラ園の規模はそれ程大きくありませんが、足が不自由と言うだけでなく、写真の撮影に時間が掛かり過ぎ、歩みの非常にノロい私達一行。これではお茶の時間を逃すかも知れないので、義母の案に乗る事にしました。
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ティー・ルームで注文したのは、またしてもクリーム・ティー。朝御飯が大量だったので、それまで全く空腹を覚えず、昼食を食べていなかったんです。
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三人ともイギリスの甘過ぎるケーキは苦手なので、自分で甘さを調節出来るクリーム・ティーは安全圏です。スコーンもクロテッド・クリームもジャムの良質で、今回も美味しく頂きました。紅茶やコーヒーに付いて来る、ショート・ブレッドのような自家製クッキーも美味。でもやっぱりいつかはここで、アフタヌーン・ティーを試してみたいなあ。
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ショップは、昨年の秋に訪れた時から、結構変更・改造されていました。今までトイレだった建物は取り去られ、苗木の売り場が拡大されていました。トイレはティー・ルームに寄り近い新しい建物に入り、またバラ園右手(南側)にも、もう一つ飲食スペースが設けられていました。
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クリーム・ティーを楽しんだ後は、さあバラの苗木を買うぞ~と意気込んだものの、私のお目当ての品種が見付からない! ぐるぐる売り場全体を回って、最後に一つだけ残っているのを見付け出し、ホッと安堵しました。わざわざここまで来て買えないなんて…と焦ったので、義母の提案通り、閉園間際の買い物じゃなくて良かったと、つくづく思いました。




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# by piyoyonyon | 2018-07-11 15:29 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

薔薇天国、デヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 1

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P太と義母とのシュロプシャー小旅行で、アーツ&クラフツ尽くしの館Whightwick Manor ワイトウィック・マナーを去り、いよいよ最後で最大の目的地、バラの育種会社デヴィッド・オースティン社の私設バラ園へやって来ました。車のドアを開けた途端、濃厚なバラの香りに包まれます。
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それもそのはず、ショップとティー・ルーム前の花壇でさえ、このバラの数です。
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しかし覚悟はしていた事ですが、バラがこれだけ見頃と言う事は、訪問者もまた多いと言う事。平日とは言え、駐車場は予備まで使用する程で、秋の訪問時とは比べ物にならない訪問者の数でした。これでも出来るだけ人を避けて撮影していますが、去るのを待つのは時間が掛かるし中々大変!
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まずは、主に平行に並んだ長い三列の通路に沿って、バラだけが直線のボーダー状に植えられた「ロング・ガーデン」を歩きます。中央の通路の両脇は、イングリッシュ・ローズのみ。
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ボーダーは、色合いがグラデーションになるよう、植えられています。
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うーむ、本当に凄いバラの数です。最早バラの洪水。
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イギリス中にバラ園は数多くあれど、これ程バラの数が多いのは、ここが一番、いえ、世界中を見渡しても一番じゃないでしょうか。
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王立バラ協会のバラ園も物凄いバラの数ですが、こちらは面積的には余り広くない分バラが集中していて、「バラ密度」が非常に高いように感じます。
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また、イングリッシュ・ローズ自体の本来の花数の多さや、念入りな世話に寄る花付き良さも、大きく関係しているはずです。
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今思うと、6年前にここを訪れた時は、秋にしては花が多めで驚きましたが、昨年の秋はそれより花が少なかったし、どちらにせよ、やはり初夏の花数は、秋とは比べ物になりません。
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英国式庭園に、イチイの生垣と柘植の低い生垣(ガーデン・エッジ)は付き物ですが、どちらも深い緑色で、花色を映えさせる抜群の役割の果たすと、改めて気付きました。
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バラの花の美しさだけでなく、毎回ここのバラの葉の美しさ・健康状態の良さには驚かされますが、どうやら徹底した薬剤消毒が秘訣のようです。ナイマンズのバラ園では、薬剤に頼らないオーガニック栽培だそうですが、やはりそれだけでは葉の病気は塞ぎ切れません。
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両脇の通路沿いは、オールド・ローズを始め、イングリッシュ・ローズ以外のシュラブ・ローズも多数植えられています。
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オールド・ローズは一季咲きが多いので、秋にここを訪れると、寂しい状態の箇所も多いのですが、さすがにこの時期は、この通り何処も花盛り沢山。
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「レッド・ブランケット」と言う名の、目を引く花色のモダン・シュラブ。背が低目なので、グランド・カバー・ローズかも。
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花弁が小ぶりで縁だけ濃いピンクで、何て可愛いバラ、と思ったら、ガリカ・ローズだそうです。きっと一季咲きですね。品種名を「Hebes lip」と言い、日本では余り知られていないようです。
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今までこのバラ園には、秋にしか来た事がなかったので、初めて初夏に咲く姿を見て、新たな発見をする品種もあります。実際返り咲き性と言っても、一年で最初の花と秋の花では、花の付き方や量が結構大きく異なる品種も多いそうです。
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例えば、この花びらの幅が狭くて細かい「プリンセス・アン」は、丸く寄り添った大きな房咲きが迫力で、まるで仙台七夕の飾りのよう。
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D.A.(デヴィッド・オースティン)社で特に押している新品種「ロアルド・ダール」も、今回初めて「こんなに美しいのかー」と気付きました。完全カップ咲きの花は、咲き進むに連れ、アプリコット色からピンクのトリミングのクリーム色に変わり、とても美味しそうな色です。
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更に、蕾は赤味が強く、花弁を数個の蕾が囲む姿は、まるでカップケーキの苺のようだ、とP太は喜んで写真を沢山撮っていました。
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「ロイヤル・ジュビリー」も、初夏はこんなに花付き抜群。
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「ヴァネッサ・ベル」は、花が混み合い過ぎて、モチのように潰れて見えます。
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ほとんどのバラには、きちんとフォントの植物札が付いていますが、この間に合わせの手書きの札は、妙に味があると思いました。
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義母も私も、今回ここで買うバラは、予め心に決めていました。義母が狙っていたのは、昨年発表された「デイム・ジュディ・ディンチ」。カタログには軽香と記してありますが、その割には強く香るように感じます。
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私は、この「バターカップ」です。全く気取りがないルーズなカップ咲きで愛らしく、花色も香りも良く、このバラを迎える事にP太も大賛成。
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最初はこの「キュー・ガーデン」も候補に挙げていたのですが、P太にカタログを見せたら、「シンプル過ぎてイマイチ」と却下されました。しかし実物を見て、「凄く魅力的なバラじゃないか」とP太。花びらの形が変わっていて素敵です。
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純白のバラが群れて咲く姿は、まるで雪が積もったようです。やはりバラは、実際に見て選ぶのが一番ですね。…続いて、「ヴィクトリアン・ガーデン」へ行きます。





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# by piyoyonyon | 2018-07-10 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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