メオン川沿いの古い村ウィッカム

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ポーツ・ダウンの小高い丘の上からしばし海辺を眺めた後、その日の目的地Wickham ウィッカムにようやく到着しました。今までこの近くを通過した事はありましたが、立ち寄るのは初めてです。以前TVのアンティーク番組で、中々良さげなアンティーク・モールが在る事を知り、一度訪れてみたいと思っていたのです。
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村営駐車場は三箇所在り、村のど真ん中のみ有料です。歩くのを厭わない(おまけにドケチ)な私達は、勿論郊外の無料の駐車場を選びました。村外れと言っても、小さな村なので、歩く距離はたかが知れています。其処はかつては駅舎があった場所で、すぐ脇には、1960年代に廃線になった線路が、現在遊歩道&サイクリング・コースになって伸びています。
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どうやら、ここがかつての駅のプラット・ホームだった場所のようです。
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この下にはRiver Meon メオン川が流れ、渓谷のようになっています。中々綺麗な流れのようです。遊歩道の北は、この川の上流に沿って延々と続いています。
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遊歩道を南に進むと、道路に掛かる橋に通じていました。橋の西側には、村の家並みが見えます。
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反対の東側には、丘の上に教区教会が立っています。12世紀に起源を持つ、St. Nicholas Church セイント・ニコラス教会です。
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道路から見上げると、今でも列車が通る橋にしか見えません。
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鉄道橋の掛かるBridge Streetから、少し坂道を登って、村の中心部に入って行きます。
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昔は水車を動力とした産業で結構栄えたらしく、元工場と思われる建物、また割と裕福な家が残っています。
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このフリント石造りの家は、絵本に登場しそうな可愛さ。
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TVで見た時は「町」の規模に思えましたが、本当は規模的には「村」で、実際に登録上も「村」だそうです。
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ここが村の中心、その名もズバリ「The Square 広場」。この村にはハイストリートは存在せず、店舗のほとんどは、この大きな広場に集中しています。
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村の歴史は古く、ローマ時代には、ウィンチェスターチチェスターを結ぶ道が、ここを通っていました。つまり、ポーツ・ダウン眺望道路の延長上にあります。サクソン時代には、既にここに居住地が存在していた記録があると言われています。
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ヘンリー蔦が見事に覆うこの建物は、右はB&Bになっています。
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イギリスでは珍しくなった、個人経営の肉屋もあります。タイルの装飾が、誇らし気に見えます。
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こんな古風なお菓子屋が残っているのは、観光に結構人気な場所の証拠です。
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また、飲食店の多さも、それを物語っています。パブの花の飾り付けは、ここも抜かり無し。
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特に、このインパチェンスのアーチが力作だと思いました。
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こちらは、ギフト雑貨や家具を扱い、トールペイント等の工芸&手芸のワークショップを行う店のようです。こんなお洒落で拘りの独立店舗が、田舎にこそ多いのがイギリス。
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折角素敵な建物が囲む広場なのに、中央が駐車場になっていて、また結構交通量が多いのも玉に傷です。住民の利便的には一番なんでしょうけど、ハンガリー人の友達が、イギリスの多くの田舎町は、例え歴史的で雰囲気が良くとも、それが残念だと言っていました。確かに、街の景観重視のドイツ語圏を始めとする中欧では、余り見られない光景です。
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去り際に、非常にお腹が空いて来たので、パン屋で菓子パンでも買って帰ろうと思いましたが、田舎だから、土曜日は午前中しか開いていないようです。
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このパン屋では、食べ物である事さえ考えなければ中々美しいケーキが、ショー・ウィンドウに並んでいました。
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駐車場に戻る途中、とても可愛い前庭を持つバンガロー(一階建て)に遭遇。小物をゴチャゴチャ置く庭は、本来余り好きではありませんが、これ程良く手入れされて、これ程綺麗にまとまっているのですから、文句はありません。
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私もP太も、すっかりウィッカムに満足しました。自然が豊かで、古めかしい雰囲気が残るのに、明るく開放的です。小さな村ですが、アンティーク・モール等でショッピングを楽しむ人々や、メオン川沿いのハイキングやサイクリングを楽しむ人々が、多く訪れ活気があります。また、音楽フェスティバルやフード・フェスティバル等、イベントも活発に行われているようです。この近くに来る機会があったら、再びこの村に立ち寄りたいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-10-16 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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