キッチン柄のブリキのレシピ・ボックス

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昨年の11月と12月は、フリマでの収穫がほとんどありませんでした(涙)。本当に毎週末見事に暴風雨で、フリマ自体が欠行されたからです。僅かに開催された日でさえ、予報に反して結構雨が本格的に降り出したりしました。猫並みに濡れるのが嫌いなP太は、フリマに連れて来てはくれたものの、雨が降っているので、自分は車を降りずに中で待っていると言いました。それで、私のみが雨の中フリマを見て回りました。隣町の駐車場で開催される小規模なフリマなので、全部見て回っても大して時間は掛からない訳ですが、予報上は晴れだった為、この時期にしては出店者は結構居ました。しかしこの雨で、既に店仕舞いし始めているストールが多く、小走りに見て回りました。
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その中に、ガラクタの詰まった段ボール箱を並べている、いわゆるハウス・クリアランス系(家主が死亡した等の所持品処分)のストールがありました。トンブリッジ・ウェアのオルゴール等、結構面白いアイテムも混じっていましたが、何せ商品が全て濡れて寒くて、品をチェックするのもままなりません。そんな時、段ボール箱の一つから、1950年代に流行したらしい、レシピ・カードを入れる為の缶の箱を掘り出しました。
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野菜や果物、食器、調理器具等が、いかにも50年代らしい、好みの簡略化された平面的なタッチで描かれています。しかし色合い的には、もう少し後の時代の製品かも知れません。蓋の側面だけ、薄いグレイ地になっています。
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中には、レシピ・カードも残ったままです。大きさは、以前手に入れたレシピ缶とほぼ同じですが、こっちの方が少しだけ背が低めです。同じアメリカのメーカーが製造した物だと思っていましたが、こちらはイギリス製でした。
 



# by piyoyonyon | 2019-01-21 15:30 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り テーブル&キッチンウェア編

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テーブル&キッチンウェアは、我が家の収納場所が満杯な為、もう滅多な事で増やせないので、本当にお店で眺めて楽しむのが専門です。ビンテージの食器類は、昔は一般的に家族の人数が多かったから、6人分用とかの大きなセット販売が多く、尚且つC&S等の現代の生活では余り利用しないアイテムも多い、と言うのも安易に食器類を増やせない理由です。
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特に好みな訳ではありませんが、ブキ可愛い猫達がユーモラスで、妙に気になるティー・セット。
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ロココ調のフィギュリンや、ガラス製のインク壺の合間に、何故かいきなりホーンジーのマグが。
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これぞアール・デコ~なデザインの、ステンレス製のティー・セットです。中央がポットで、両脇はシュガー・ポットとクリーマーのようです。
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ノルウェーのフィッギオ・フリントの、人気デザイン「デイジー」のトリオ・セット。北欧ビンテージは、英国では割と狙い目。多分本国より安く手に入れられる場合も、結構あります。
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こちらは、スウェーデンのロールストランドのキャセロール。好みの50年代らしい絵柄の上、蓋やトレイのみ黄色の無地と言うのが素敵です。
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自分も愛用している、ノルウェー製の木製ハンドルのケーキ・サーバーは、イギリス製と違いデコラティブ過ぎずない為、現代の食卓にもすんなり馴染みます。同じ物を見付けて、友達にもプレゼントしました。
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中央はフィンランドのアラビアのC&S、左手前はライ・ポッタリーのS&P。その後ろの金属製のS&Pはデンマーク製。国籍やデザインは異なれど、製造時代が同じな為、不思議とマッチします。
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今まで見掛けた事のないデザインが目を引いた、フランス製のティー(またはコーヒー)・セット。アール・デコ調の絵柄は、良く見るとステンシルで吹き付けてある所が、いかにもフランスのビンテージ陶器らしいと思いました。
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ロンドンでは手に入りにくくなったと言われるスージー・クーパーも(何故なら日本人が買い占めるかららしい)、ルイスでは未だ結構見掛けます。これは、デザイン名「ダフォディル」の大皿。
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好みのポップな花柄のホーロー製のお鍋は、水色地と言うのが結構珍しいかも知れません。
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「Lovatt Langley」と言う、ダービーシャーの窯元のティー・ポットやジャグ。ドイツやポーランドの陶器にも共通するカントリー調で、イギリスでは割と珍しいストーンウェアの、素直に愛らしい中々素敵なデザインです。





# by piyoyonyon | 2019-01-20 15:28 | テーブル&キッチンウェア | Comments(2)

茶系のラインストーンのブローチ

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姉へのクリスマス・プレゼントには、このブローチも加えました。これも結構前に買っていた物で、もしかしたら既にブログに載せた事があるのでは?と記憶があやふやです(苦笑)。花と葉を表した、1940~60年代の典型的なラインストーンのブローチです。
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てっきり横長のブローチかと思っていましたが、ピンの方向からすると、これが天地のようです。もっとも、元からピンが縦方向のブローチも存在するので、結局は着ける人次第、好きな角度でどうぞと言う事になります。当時のファッション雑誌等の着こなしを見ると、襟や襟開きの縁のカーブに沿わせて着けているのが優雅です。
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全体の色味的には落ち着いていますが、葉っぱ部分の、サードニクスのような縞模様入りのガラスが、中々個性的で目立っています。
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実は極小のラインストーンの一つが欠けていますが、地金と同じ色で目立たないし、補充も手に入らないので、このままでも大丈夫と判断しました。
 




# by piyoyonyon | 2019-01-19 15:26 | アクセサリー | Comments(0)

ビンテージのタイニー・ベッツィー・マッコール人形

ルイスのアンティーク・モールで、ビンテージの「Tiny Betsy McCall タイニー・ベッツィー・マッコール」人形が売られているのを、家に帰って写真をダウンロードしてから気付いて以来、気になって仕方ありませんでした。それで、我慢出来ずに、翌々週位に再びルイスに連れて行って貰いました。とは言え、手に入れられるかどうかは全く博打のような物でした。何せ、未だ価格が分からない。そして、許せるコンディションとは限りません。そもそも、未だ売れ残っている確証はないのです。予めネット・オークション等で価格をチェックすると、人形だけでも、概ね50ポンド(+送料10ポンド位)を下る事はないようです。因みに、イギリスから出品される事はまずなく、バービーやタミー人形と違い輸入されていなかったようです。只でさえXmasの出費で金欠の時だったので、自分がお金を出せるのは、せいぜい50ポンドまでだと予め心に決めていました。
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今回は、他のアンティーク・モールには一切目もくれず、お目当てのモールに直行しました。幸運な事に、人形は未だ残っていました。店員さんに頼んでガラス・ケースを開けて貰うと、値段は38ポンド(約5千3百円)だと分かりました。状態も、特に大きな問題はなさそう。そして晴れて、このベッツィーちゃんを我が家にお迎えする事にしました。
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ベッツィー・マッコールは、元々は服の型紙で御馴染みのマッコール社が発行していた女性雑誌に付属していた、女児服の型紙の販売促進の為に生まれた紙製着せ替え人形のキャラクターでした。その後1952年に14インチ(36cm)のプラスティック製の立体の人形としてアイディール社から発売され、次いで1957年には8インチ(20cm、1/6サイズ)の人形がアメリカン・キャラクター・トイ社から発売されました。だから、大きい抱き人形に対して「タイニー」なのだと納得。何せ元から型紙メーカーが版権を持つ人形なので、お揃いの子供服の型紙、また専用の人形用ドレスの型紙、またはキット、更にその頃マッコール社は木工クラフトも手掛けていた為、専用のドールハウスの設計図かキットも、当時は簡単に入手する事が出来たようです。しかし、人形は思ったように売れず、6年後の1963年に製造中止となりました。恐らく1959年に発売されたバービー人形の人気の影響で、幼児人形は最早子供に受けなくなったのだと思います。
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その後2007年頃に、アメリカの大人の為のコレクタブル・ファッション・ドール・メーカー「トナー・ドール社」が、ベッツィー人形のライセンス契約をし、新しいタイプのベッツィーを復刻させました。以前姉がドール雑誌でその人形を見て、「ブッ、何このあんたの子供の頃みたいな人形は」と笑いました。ベッツィーの、日本でのドール・ファンからの愛称は「ベチ」。姉は私を「ぺっちー」または「ぺち」と呼ぶので、確かに前々から他人(形)とは思えませんでした。しかしビンテージのベッツィーちゃんは、念の為私には全く似ていません。
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髪の色は、多分「トスカ」と呼ばれる赤褐色、瞳の色はグレイ。顔は多少退色していますが、色白に見える程度です。ハード・プラスティック製なので、ベッツィーのボディは経年で割れ易いそうですが(特に尻!)、ダメージは見当たりませんでした。
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スリープ・アイの瞼は、問題なく開きます。上睫毛は、型抜きプラスティックを彩色した物です。下睫毛(ちょっと長過ぎ…)や眉毛は、手描きなのが分かります。首も傾げる事が出来ます。髪は少しだけ硬いものの、抜け毛切れ毛はなく、未だ艶も十分あり、形も余り崩れず、60年以上昔の人形にしては比較的良い状態です。何より、オリジナルの髪留めが両脇に二つとも残っています。
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一番気になるのは、腕の付け根の緩さ。なので、腕を上げて万歳させる事は出来ません。それどころか、もしかしたら中のゴムがその内切れるかも…(汗)と心配です。足の膝は問題なく曲がりますが、股関節は余り曲がらない為、残念ながらお座りさせるのは無理です。
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購入時から、この黒のギンガム・チェックのワンピースを着ていました。検索してもこの服の正体は突き止められず、多分元持ち主の(母親の)お手製だと思います。デザインはシンプルですが、総裏地でとても丁寧な造りです。オリジナルの靴も、薄汚れていますが履いています。ワンピの下には、オリジナルのぱんつさえ履いています。ついでに、どさくさに紛れて(?)スタンドも付属して来ました。古い人形に38ポンドも払うのかと、当然P太は怪訝そうでしたが、ドール・ファンにしてみれば、この状態のビンテージべち子ちゃんなら、結構お買い得なのじゃないでしょうか??
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更に、以前御紹介したこの古いアメリカのファッション・ドールのアウトフィットも、実はタイニー・ベッツィーのデフォルト服である事が判明しました。元々はフィギュア・スケートの衣装で、ワンピ(ジャンパー・スカート)の下に、長袖の白いタートルTシャツを着ていたそうです。道理で、ビンテージ・スキッパーのアウトフィットには見当たらなかった訳だ…。
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トナ―社のタイニー・ベッツィーは、最初から大人のコレクター向けに製造されているので、元値からして高価で、更に今はもうほとんど製造されておらず、中々手に入れられません。ましてビンテージは、一生入手出来るとは期待さえしていませんでした。トナーのベッツィーも人形としては大変魅力的ですが、ビンテージは誌上で見ても、他のファッション・ドールとは違う、儚げで透明感のある特別な空気を放っているのが伝わって来ました。半端なく古い上に、ソフビの人形よりも壊れ易い素材&造りなので、扱いには益々注意が必要ですが(粗忽者の私は特に…)、可愛いおべべを沢山作って着せてあげたいな~と思わせる、とっても愛くるしいべち子ちゃんです。
   




# by piyoyonyon | 2019-01-18 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(2)

ルイスのアンティーク・モール巡り 玩具編

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ルイスのアンティーク・モールには、品揃えの充実したビンテージ玩具専門のストールが幾つかあります。かつては単なる子供の玩具だったとは言え、今は大人のコレクタブルズとして売られている訳だから、それらは当然概ね高価です。なので、私の触手が動く事は滅多にありませんが、現代の大量生産品とは全く違う、丁寧な造りや品のあるデザインは、眺めていてやはり楽しい物です。
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ボアの摺り切れ具合も愛おしい、相当古い犬の縫いぐるみ。愛嬌あるお顔をしています。タグに寄れば、フランス製との事。44ポンド(約6千円強)。
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イギリスの絵本の黒人キャラ、ゴーリー君(今なら絶対発禁)の、お店屋さんセットのようです。中のミニチュアのグッズの一つ一つも、リアルで素敵。「HPソース」や「オクソの固形スープの素」等、今でもイギリスで御馴染みの商品が並んでいます。
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スペインのリヤドロと並ぶ人気の陶磁器人形、ドイツのフンメル人形のようですが、布製の衣装を着ているタイプは初めて見ました。丁度サイズも、1/6に近い結構大きな物。たったこれだけで、途端にファッション・ドールに近付いて見え、俄然可愛く思えます。
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マトリョーシカの、多分白雪姫版だと思います。七人の小人は四人のみ…? 商業的にやる気があるとは思えない程全く可愛くナイ点が、最早御立派!です。
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こちらは、新しく出来た玩具専門のストール(って言うかキャビネットだけ)です。私も持っている居眠りライオンちゃんが。日本のモダンペッツ系は、英国でも知っている人には人気のようです。
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その下の段。ビンテージ・シンディ人形や、モッズ・バービーが並んでいます。奥の中段左のビンテージ・スキッパー人形は、私が持っている物以上に顔が変色(苦笑)。売り場が半端なく暗かった上に隅だったので、現場では見落とし、写真をダウンロードした時に初めて気付きましたが…、右端の人形は、ナヌッ?? ビンテージのタイニー・ベッツィー・マッコールではないか! 今まで英国で見掛けた事がなかっただけでなく、実物を目にするのも(結局は写真上ですが)初めてです。
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更にその下の段。ビスク人形の頭部だけってのは、価値はあるんでしょうけど、やはりどうも…。こう言う物を、庭でプランターとして再利用する悪趣味な人も居るようです。
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こちらは別なビンテージ玩具専門ストール。ニットのチロリアンな衣装のテディベアが、おっさんぽくて妙に好き。その手前には、今年の干支の良く出来た縫いぐるみが。
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うっとり繊細なレースの人形用衣装。身頃だけなら、1/6サイズのファッション・ドールにも合いそうでした。でもスカートが、洗礼服のように長いのです。
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また別なストール。ビンテージ・シュタイフは、やっぱりイギリスでも人気。しかし値段的には、絶対本国ドイツで買う事をお勧めします。
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右奥は、イギリスのメリーソート社のチーキィ・ベア。クリスマス直前に、BBCニュースでメリーソートの工場から生中継していましたが、現在はイギリス国内で生き残っている唯一のテディベア・メーカーだそうです。
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こちらの右端にも、今年の干支が居ます。耳のタグは見当たりませんが、どちらもシュタイフなのかな。縫いぐるみのイノシシと言うと、必ず仔猪(ウリ坊)ですね。
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紙製の着せ替えも、れっきとした人形。左の質素な紙袋のパッケージも、すっかり味わい深く育っています。多分1940~50年代辺りの、クリスマス向けのプレゼントだったようです。
   




# by piyoyonyon | 2019-01-17 15:23 | おもちゃ・人形 | Comments(2)

カウスリップの刺繍クロス

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久々に、中々可愛い刺繍のクロスに出会いました。一辺80cm位で、小さなコーヒー・テーブル用のクロス、または大きな食卓ではテーブル・センターだと思います。地布がリネン100%なのも、気に入りました。ビンテージの刺繍布でも、地布がへにゃへにゃの化繊と言うのが結構多いのです。手入れがラクな上、安価だから化繊地が普及したんでしょうけど、幾ら刺繍が魅力的な場合でも、地布が麻や綿の天然素材じゃないと、やはり魅力が半減するように思います。天然素材の布は歳を経て魅力が増しますし、アイロンのピシッと利いた布でこそ刺繍は映えます。
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刺繍のモチーフのメインとなっているのは、イギリスの春の到来を告げる野草の一つ、「cowslip カウスリップ(和名:黄花九輪桜)」のようです。カウスリップはプリムラ、つまりプリムローズ(桜草)の一種で、イギリスの牧草地や土手に幾らでも生えます。そんな非常に御馴染みの野草なのに、刺繍のモチーフとして見るのは意外と初めてだと思いました。
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生憎刺繍は縁と角だけで、中央にはありませんが、テーブル・クロス、またはセンターとして使用する場合、多分この方が機能的なのだとは思います。余りに中央の刺繍が盛り沢山だと、食器を置き辛いし、安定も良くないはずですので。
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四隅の刺繍の図案は同じですが、糸の色が少しずつ変えてあります。これが一番鮮やか。
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縁の花模様の刺繍は、最初はかなりカラフルだったと思われますが、すっかり良い感じに色褪せて、全体的に落ち着いて見えます。
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今までカウスリップは、「cow’s lip=牛の唇」の意味だと勝手に思い込んでいました。しかし実は、「cow slip=牛糞」を意味するそうです…。念の為、牛糞の上に生える植物だからではなく、いかにも牛糞の落ちていそうな牧草地に生える為、この名前が付けられたそうです。
  




# by piyoyonyon | 2019-01-16 15:22 | ファブリック | Comments(0)

オレンジ色チェックのハンカチ型ガラス製花器

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山小屋風チャリティショップでの収穫が、しばらくなかったので(手芸材料とかならチマチマありましたが…)、久々に何か出会わないかな~と勝手に期待していたところ、これがドドーンと目に入って来ました。幾つか集めている、1960年代前半にイギリスで製造された、「Chance チャンス」のハンカチーフ型ガラス器です。
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色は、正に求めていた明るい元気な色。しかも、この時代のアイコン的な、オレンジ色と朱赤のギンガム・チェックです。今までの下白付きのハンカチ・ガラスと違い、無色透明の上に直接チェックのプリントが乗っている所も、ガラスの透明感が際立って新鮮です。
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ガラス自体は型押しですが、上から見ると、ハンカチのひらひら部分のカーブは不均等で、この部分は手作業で形付けられたのが分かります。
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実は、ハンカチ型ガラス器だけでなく、同柄のこのお皿とセットでした。同じパターンの皿が存在するとは、それまで知りませんでした。直径約30cmで、最早小盆に近い大きさです。
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皿のほうは、勿論ハンカチ型ではありませんが、縁に金色が入り、ひらひらとフリル状になっています。本当はハンカチ型花器だけでも良かったんですけど、こちらはどう使いこなそうか?と思案中。食器としては、柄が激しい事もあり、結構難しそうです。
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とは言え、セットで2.5ポンドは、今時のチャリティショップとしてはお買い得でした。やっぱり諦めずに欠かさずチェックしていると、不毛と言われる今のチャリティショップでも、割とコンスタントに収穫があるもんです。




# by piyoyonyon | 2019-01-15 15:10 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

寒牡丹

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私の元へ、和装の凄く似合いそうなmomoko DOLLがやって来ました。前々から欲しいとお願いしていたのを、姉がヤフオクで落札してくれたのです。
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2016年発売の「Wake-Up モモコ・ドール」の品番:WUD022と言い、限りなく黒髪に近いダーク・ブラウンのストレート・ロングヘア、ダーク・ブラウンの瞳、そして朱赤のリップをしています。髪色も目の色も、現実の日本人にとても近いと思いました。それでいて、意思の強そうな現代的な顔をしています。とにかく、私にとっては初になる、メイクちょい濃い目のモモコです。
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「Wake-Up」は、モモコ・ドールのベーシック・シンプル版で、靴も付属せず、大抵オールインワン等の簡素な服装をして販売されます。簡素と言っても、初めて実際に目にして、ポケットまでちゃんと付いている事に感心しました。もっとも値段は定価で7千円近くで、ファッション・ドールの趣味がない限り、「たかが着せ替え人形にこの値段?!」と驚くかも知れません。通常のテーマ付きのフル装備のモモコ(セキグチ版)は、この倍位の値段で発売されます。ギミックや仕様にも寄りますが、概ね大人向け着せ替え人形は、1万円台だったら未だ手頃なほうです。
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このモモちゃんなら、大ぶりな古典柄の艶かな着物を着こなせると思いました。そこで、まずはワイン色に近い深紅地の、牡丹がメインの大ぶりな(人形にしては)花柄の振袖を仕立てました。普通の和小物用の和柄プリント・コットンなので、無難で面白みはありませんが、やっぱりドール用の着物を作るのには扱い易さ一番だし、金プリントの割合が多いと、綿でもそれなりに華やかです。
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帯には金襴を使ったり、帯留めにはラインストーンのボタンを使ったりと、私史上最も派手な着物となりました。帯揚げがもこもことボリュームあり過ぎて、すっきりさせるべきだったと反省。
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ヘッドドレスの花は、グリーティング・カード制作用のトッピングのレジン製を利用しました。ちと頭に固定するのには重いです。本当は、襟抜きをもうちょっと開けるとか、少し大人な着付けをさせたかったのですが、生憎私には(人形ですら)技術がありません…。
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このモモちゃんなら、古典柄の振袖だけでなく、モダンな訪問着も似合いそう。勿論、着物だけでなく、普通のモードな服装やロリータ・ファッションでさえ、問題なく着こなせそうです。
  




# by piyoyonyon | 2019-01-14 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り 紙物編

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インターネットの普及で、紙の文化は急速に廃れて行っていると言われています。その証拠に、出版業や印刷業、製紙業はどんどん苦境になって来ているそうです。しかし、こうしてブログなんかをやっている私ですが、インターネットの利便性と紙文化はまた別物。実は紙の印刷物には、ネットでは決して伝える事の出来ない豊かな情報量が在るのです。そしてそう言われると、アンティーク・モール等で見掛けるビンテージの紙類が、益々貴重に愛しく思えます。
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例えば、こんな古いクロモスのスクラップ帳。何かに役に立つ訳ではありませんが、当時の紙文化を物語る、紙への愛がぎっしり詰まった一冊です。
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昔の子供用のカード・ゲームの一枚一枚を、グリーティング・カードに仕立てた物。50年代らしい、可愛い動物が描かれています。レトロな写真用のコーナーを使っている所もミソ。
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ボロボロになった古い本や雑誌でも、味のある印刷で絵になるページは、部分的に切り取って額装等に利用出来ます。アンティーク・ショップでは、そういうページがマウント付きで販売されていたりします。これは、20世紀の人気イラストレーター、マーベル・ルーシー・アットウェルの絵本の中でも特に評価の高い、アール・デコ時代の「ピーター・パン」の1ページのようです。
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こちらは、昔のカード式広告…とかなのかな? 既に黒の台紙にバランス良く配置されていて、すぐに額装出来ます。
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フランス語のアルファベット教本の1ページのようです。シェーンブルンで御前演奏をしてマリー・アントワネットに謁見した、少年モーツァルトかと思いました。
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私もP太も思わず目を留めた、チェアマン・マオのポスター。二人揃って共産主義国は嫌いなのに、プロレタリア・アートには妙に惹かれます。そういう物を、単に茶化して見ていられる境遇だからでしょうか。しかしこのポスター、実際中国で使用された訳でもない、単なるレプリカの普通の印刷物のくせに、一枚9ポンドもしくさります。そもそも、家に飾る勇気は毛頭ナイ。




# by piyoyonyon | 2019-01-13 15:21 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

「イッツ・ア・スモールワールド」のランチョン・マット

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クリスマス時期の1ポンド・ショップの、いかにも安っちいクリスマス用品ばかりが並ぶ売り場で、一種類だけ好みの可愛さの、言ってしまえば異質な商品が目に入りました。厚さ5㎜程のウレタン・シートの表面がプラスティックでコーティングされ、シンプルな子供の顔が描かれています。実用する訳でもないのに、他人とは思えず、つい衝動買いしました。クリスマス間近だった為に更に値引きされ、今時のチャリティショップよりも安い、一枚たった50ペンスでした。
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用途がランチョンマット(英語でplacemat)である事は、一目で検討が付きました。ただし、やたらデカいんです。幅は40cm位あり、明らかに実物の子供の顔より大きいのです。デザイン的には子供用にしか見えないのに、サイズ的には全く子供向けではありません。
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また、ディズニー・ランドの「イッツ・ア・スモールワールド」の商品である事もすぐに分かりました。しかし売られていたのは、このビーフィーター(ロンドン塔の衛兵)柄だけ。……ここがイギリスだから? そもそも、どうしてそれが1ポンド屋に? しかも何故クリスマス・グッズ? 色々疑問はありますが、少なくともアウトレットの流れ品なのは確かでしょう。以前、日本の「北斗の拳」のフィギュア(しかもレイだけ)が、同じ1ポンド屋で山積みされていた事がありましたから。
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P太に見せたら、「うえっ、ほんと君に驚く程似てる」とウンザリしていました(どうしてウンザリするのだ)。ついでに、彼に「イッツ・ア・スモールワールド」を知っているかと尋ねたら、ディズニー・ランドには一度も行った事がないのに、「あのいつもムカつく音楽を流しっ放しの場所だろ?」とちゃんと知っていました(爆)。さて私は、これを実用するつもりはない訳で、…さすがに自分の顔の上で食事をする気にはなれません。ところで、これを買った直後に、ビーフィーター達がストライキを起こすとのニュースを聞きました。ビーフィーターも、大変な仕事なんですね…。 



・ 
# by piyoyonyon | 2019-01-12 15:25 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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