青と緑のバイ・カラーのガラスのネックレス

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郊外の大型フリマが終了してしまうこの時期に、イギリスで未だ開催されているのは、街の中の駐車場等を会場とする小規模なフリマだけになります。しかし開催されているとは言え、早朝はかなり冷え込む為、例え快晴の日でも、出店数は大して多くありません(客は後からやって来るのでいつでも結構多い)。当然収穫も余り期待出来ませんが、そんな閑散期のフリマでも、今まで見た事のないタイプの、こんな美しいビンテージのネックレスに出会う事が出来ました。
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グラデーション状に連なった、四角っぽい大きなガラス製ビーズは、微妙に青と緑が混じり合い、透明感と共にうっとりする美しさ。ビーズがかなり大きいので、ガラスの美しさが遺憾なく発揮されています。角ばったビーズの合間には、水色のラウンド・ビーズも連なっています。多少ヒビと欠けはありますが、それでも捨て置けない程魅力的だと思いました。
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直線的でいかにもアール・デコらしいデザインで、確かにデコ時代には、こんな綺麗なバイ・カラーのガラス・ビーズが、結構盛んに製造されたようです。ネットで同じ形態のバイ・カラーのネックレスにヒットして、それには「極めてレア」とか「115ポンド」とか書いてありました。どちらにせよ、チェコスロヴァキア製のクリスタル・ガラスなのは、ほぼ確実だと思います。
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そして、ビーズの緑色の部分が、ブラック・ライトで発光します! となれば、当然ウラン・ガラス、しかもアール・デコ時代のウラン・ガラスのジュエリーと喜ぶ所ですが、かなり強い発光の割に、放射線量を測定したら、自然値と全く変わりありませんでした。
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つまり、発光するのは単なる蛍光塗料のせいなのかも知れません。(ただし、この時代にウラン以外のガラスの蛍光着色料があったかどうかは謎)ちょっと残念。しかし、ほとんど放射能を発しないと言う事は、普通に地肌に着用しても安全と言う訳です。
  



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# by piyoyonyon | 2018-11-17 15:25 | アクセサリー | Comments(0)

カナル・ボート・スタイルのミニチュアのテーブル

トールペイントは、世界中で親しまれているフォーク・アートです。しかし、一言でトールペイントと言っても、アメリカン・カントリー、ロシアのジョストボホフロマ、オランダのアッセンデルフトやヒンダローペン、ドイツのバウレルンマーレライ、ノルウェーのローズマリング(ローセ・マリン)等、国や地域に寄ってそれぞれ特色があり異なります。そして、「フォークロアの砂漠地帯」イングランドにも、実は伝統的なトールペイントが存在するんです。
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元々は運河や川で利用される細長い舟を装飾する為に生まれた技法なので、「canal boat style カナル・ボート様式」、または「narrow boat style ナロウ・ボート様式」と呼ばれます。舟本体をも装飾しますが、其処で使われる家具やブリキ等の器具にも施されます。特徴としては、地色は赤や緑や黒が多く、描かれるモチーフは黄色、赤、白のバラと、城の風景画が圧倒的に多く、ストロークは力強く大胆で、全体の色彩はかなり鮮やか。どちらかと言えば男性的(しかも赤ら顔のおっさんのイメージ)で、垢抜けない土着的な雰囲気です。イングランドの貴重なフォーク・アートな訳ですが、他の国のトールペイントと違って、現在一般の主婦から趣味として楽しまれていると言うのを、今まで聞いた事も見た事もなく…、もしかしたらイングランド国内でも、最早余り知られていないのかも知れません。あくまでナロウ・ボートの為の装飾技法、後はせいぜい古い物が、ガーデニング・グッズ等として再利用されるだけのようです。
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そんな私には余り縁のなかったカナル・ボート・スタイルのトールペイントですが、この度フリマでミニチュアのテーブルに出会い、ファッション・ドールに使えそうと思い買ってみました。
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そもそもこのスタイルって、色合いがケバくて大味で、余り好みではなかったのですが、このボリュームなら悪くないかもと思いました。
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一緒に撮影したミニチュアの椅子は、以前フリマで手に入れた、多分中南米とかの民芸品です。国は全く違うのに、フォークロア同士は意外と馴染む物だと思いました。
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昔の農家の娘さん風ドレスは、昨日御紹介のマザー・グースの絵本の挿絵を参考に作りました。花柄の身頃にストライプのスカートを合わせるのがミソだと思っていたのですが、この化繊地しか丁度良い幅のストライプの布がなく、張りがあり過ぎて手古摺りました。
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後姿は、こんな感じ。こう言うナイト・キャップのようなタイプを作るのは初めてでしたが、結構楽しいアイテムですね。これを被ると、たちまちカントリー・スタイルらしく見えます。
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イギリスだとジョージアン期、フランスだと革命時頃の平民の衣装ってイメージです。




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# by piyoyonyon | 2018-11-16 15:30 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

アール・デコのマザー・グースの絵本

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フリマで手に入れた、小さな美しいマザー・グースの絵本です。サイズはB6位で、布張りの品の良い装丁です。タイトルは、「小さな青い童謡の本」となっています。これらの詩は、日本やアメリカでは「マザー・グースの歌」として知られていますが、イギリスでは一般的にNursery Rhymes 童謡と呼ばれます。イラストレーターは、「Henriette Willbeek Le Mair(1889生~1966年没)」と言うオランダの女性で、初版は1911~1926年頃に発行されたと考えられています。と言っても、この本は1980年代に復活された再販物です。
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本の前書きに寄ると、著者は裕福な商人の娘で、幼少の頃より絵画の才能を奨励される恵まれた環境で育ったと言う事です。この時代のアーティスト、特に女性となると、元々中流階級(と言っても日本人の考える平均的と言う意味ではなく、一般人より明らかに金持ちの階級)以上の家庭に生まれ育たない限り、こう言った分野で大成・活躍する事はほとんど不可能だったようです。
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10編の詩と、対になるイラストが納められています。それぞれ見開きの右側に文章、左側にイラストと言う構成です。とても細かい描線の、淡い色合いの繊細なタッチで、撮影するのも写真でお伝えするのも(特に縮小すると)非常に難しいと思いました。
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デッサンは正確で、子供達は概ね愛らしく生き生きと描かれています。当時としても時代物の衣装を纏っている場合もありますが、この絵のように、いかにもアール・デコらしいファッションの登場するのが、興味深く気に入った点です。
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全てのイラストが、飾り罫の中に描かれています。意図的なのか、ほとんどのイラストが真横から見た構図(一点パース)になっていますが、唯一このページのイラストのみは、少し上方から眺めた様子になっています。
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可愛いキッチンが描かれた、この本の中で特にお気に入りのページ。
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ディズニーの実写版「シンデレラ」にも登場していた、「僕が王様なら君は女王様」のフレーズが印象的な歌です(…映画は典型的なアメリカン・クラップだったが)。車輪にまでラベンダーが絡めてあり、香りが漂って来そうな美しいイラスト。
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童謡とは言え、子供にとって見本的とか教訓的ではない、意味不明な歌詞の多いマザー・グース。この「ジョージー・ポージー」なんて、今考えると単なるセクハラ小僧ですね…。イギリスを意識して描かれたのか、背後の崖のセブン・シスターズっぽいのが気になります。


 

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# by piyoyonyon | 2018-11-15 15:29 | 本・メディア | Comments(0)

木製装飾用ボタンとパーツ

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7、8年位前から、イギリスでは木製の様々な色や形のボタンやパーツが、沢山出回っています。厚みは1~5㎜程度で、べニアやバルサを打ち抜いたり、レーザー・カットで刳り貫いたりしてあります。無垢のままの状態もありますが、全体塗装、ラメ付き、またプリントしてあるカラフルな物も。これらは、グリーティング・カードを贈るのが盛んなイギリスで、主に手作りカードを装飾する為のアイテムです。実際結構役に立つので、手芸用品店や文具量販店、フリマ等で、気に入ったのを見掛ける度に出来るだけ買うようにしています。
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例えボタン穴が開いていても、洗濯の摩擦に対応出来る耐久性はない為、恐らく衣料には不向きです。ほとんど洗濯しないバッグ小物、アクセサリー、ドール服の装飾には概ね使用出来ます。
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ボタン穴がない場合、裏面に粘着テープが付いている場合もありますが、イギリスの粘着系は役に立たない事が多いので、ないほうがマシです。自分で木工用ボンドで貼り付けるのが一番です。
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一番気に入っているのは、このハート型の木製ボタン。木の素材感やレーザー・カットの焦げ具合などナチュラルさが生きたままの、あっさり目のプリント、水玉やチェック等のスタンダードな柄が、主張し過ぎず地味過ぎず良い塩梅です。
 




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# by piyoyonyon | 2018-11-14 15:30 | 手芸用品 | Comments(0)

ビンテージ・ドイリーのコサージュ

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タイトルからすると、何だかお洒落で高級な響きがありますが…、現実は毎度ながら私の「意識低い系手芸」です(とほほ~)。古いレース編みのドイリーを沢山持っていますが、好きで買った物も当然あれば、中には何かのついでで手に入った物も結構あります。例えば、フリマで手に入れた古い裁縫箱や、ビニール袋に詰められた端布の詰め合わせの中なんかに紛れ込んでいたとか。そんな不意にやって来て、どうも見た目がイマイチなドイリー達も、結構貯まって来たので、只持ち続けていてもしょうがないし、何かに再利用出来ないかと考えました。
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そこで、とりあえずコサージュ作りに挑戦してみました。試してみた結果、そのままでも冴えない大味なドイリーは、何に利用しても映えないな…と痛感。何せ繊細さは、レースの持ち味の一つですから。それと、張りのないドイリーも、コサージュにはしにくいと感じました。つまり、コサージュにするのにピッタリなドイリーは、それ専用に探さないと中々ない訳です。
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しかし、余り適さないドイリーでも、他のレースで重ねる事で何とか落ち着きました。そのほうが華やかだし、強度も出ます。ここまで到達するのに、これでも結構試行錯誤を繰り返しました。
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こちらは、そんな太い糸で編んだ大味なドイリーと、張りのないドイリーを組み合わせた物。中央のビンテージ・ブローチは、縫い付けてある訳ではなく、ただ普通に留めてあるだけなので、飽きたら他のブローチに替える事が出来ます。線対称のフォルムの小さいブローチなら、ほとんど合うようです。小さ過ぎて使い辛いブローチの活用には、この方法は便利かも知れません。
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結論としては、ドイリーをコサージュに加工するより、レース・テープをコサージュにしたほうが、まとめ易いと言う事です(本末転倒じゃわい)。また何かビンテージ・レース・ドイリーの活用法を閃いたら、懲りずに挑戦してみたいと思います。
  




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# by piyoyonyon | 2018-11-13 15:32 | アクセサリー | Comments(0)

白と青のウラン吹きガラスの花瓶

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フェイヴァーシャムのアンティーク・マーケットでは、買いたいと思えるウラン・ガラスには、生憎全く出会えませんでした。しかし、ついでに覗いた町のチャリティショップで、これは中々の掘り出し物!と思えるウラン・ガラスに出会えました。一目でヴィクトリア時代の吹きガラスと分かるデザインで、特筆すべきは、色が乳白と青だと言う事。一見して全くウラン・ガラスらしくなく、これにブラック・ライトを当ててみようと気付いただけでも、とてもラッキーでした。
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乳白のガラスは、実は良く見ると微妙にクリーム色掛かっています。フリル状の縁とハンドル、そして海藻がへばり付いたようなモチーフは、所々乳白の混じった透明な水色のガラスで出来ています。典型的な、ヴィクトリア時代後期(1880~90年頃)のデザインです。ハンドルは付いていますが、ピッチャーとかでなく、用途はあくまで花瓶のようです。
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このタイプのガラス器は、イギリス独特の物で、「Stourbridge glass ストーアブリッジ・ガラス」と呼ばれるようです。ストーアブリッジは、バーミンガムの西に在る町の名前で、17世紀にフランスのユグノー(新教徒)であるガラス職人が移住し、産業革命時にはイギリス国内最大のガラスの産地に発展したそうです。
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値段は5ポンドと、チャリティショップとしては決して安くない価格でしたが、動物保護のチャリティ団体なので許せます。もしこれがアンティーク・モールだったら、多分20~30ポンドはする!とP太は御満悦です。実際、別のチャリティショップのオンライン・ショップで、同時代の良く似た物が25ポンドで売られていました(…チャリティショップはアンティーク・モール等プロの店と同等の価格設定をするべきではないと思うが)。
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自然光ではこんな全くウラン・ガラスらしくない色でも、ブラックライトを当てると、さすがはヴィクトリア時代のウラン・ガラスらしく、強く発光します。乳白色だけでなく水色の部分も、一部はウラン・ガラスで発光するようです。
 




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# by piyoyonyon | 2018-11-12 15:30 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ルーサイトのインタリオのS&P

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ミッド・センチュリーに流行した、大好きなルーサイトのインタリオ(裏彫り彩色)…ですけど、アクセサリーではなく、置物でもなく、ナプキン・リングでもない、今まで見た事のない珍しいアイテムにフリマで出会いました。その用途は、S&P(ソルト&ペッパー)、つまり卓上塩胡椒入れです。とは言え、それすら最初は中々気付けませんでした。塩入れと胡椒入れが一体化していて、こんな形態、ルーサイト以外でも見た事がありません。そもそも、高さが4㎝程度しかなく、更にS&P自体の容量はほんの僅かで、実用的とは言い難い仕様です。
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真上から見ると、ピンクのバラの花と葉が彫られているのが分かります。ルーサイトのインタリオらしい、レトロ&キッチュな魅力に溢れています。
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両側面には、降り掛ける為の穴が開いています。でも非常に小さな穴で、すぐに詰まってしまいそうです。胡椒なんか、穴を通るのかさえ疑問。
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更に良く見ると、それぞれ下部に小さく「PEPPER 」「SALT」の文字が刻まれています。底にコルク&ルーサイトの栓があり、ここから塩胡椒を入れる仕組み。割ときっちり閉まります。今まで使用された形跡はありますが(未だ洗っていない)、やはり胡椒を入れるのには不便過ぎたのか、どうも両方とも塩を入れていたようです。
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ん~、でもインタリオは何故ここ? もっと目立つ場所の大きな面積に施した方が良かったのに…と、どうしてもモヤモヤ感消えが去らないS&Pです。





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# by piyoyonyon | 2018-11-11 15:25 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ウィッツタブルの海辺

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古いマーケット・タウンFaversham フェイヴァーシャムを去った後は、隣町のWhitstable ウィッツタブルに向かいます。ここは海に面した人気の港町で、イギリスで一番独立した店舗が多い事でも知られ、フェイヴァーシャムに負けない魅力的な町です。しかし今回は、既に夕方に近かったので、ウィッツタブルでのショッピングは見送り、海辺を歩く事のみが目的です。
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その日は快晴で、気温も夏を思わせる程暖かかったので、午後4時過ぎだと言うのに、浜辺には未だ驚く程沢山の観光客が居ました。
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イギリス南東部の浜辺は、概ね小石浜ですが、ここは一部は珍しい砂浜になっています。イギリス海峡なので、波はほとんどなく、まるで湖のように穏やか。また、磯の香りはほとんどしません。
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海辺には、レトリーバー犬が良く似合います。この黒ラブ君は、実際この後、海の中にジャブジャブ入っていました。そしてその後、彼はびしょ濡れの体で、何故かわざわざ私の元へスリスリ挨拶をしに来ました(ひぃ~やめて~)。
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北西に見えるのは、Isle of Sheppy シェピー島です。ここでこんなに視界の良い日は珍しく、その背後(右側)にエセックス州も微かに見えるようです。
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海上には、ヨット、カヌー、モーター・ボート等がいっぱい。
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その彼方に、世界最大のオフショア風力発電所、及び巨大なタンカーも見えます。
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海沿いには、こんな建物が並んでいます。住居もあれば、休暇用の浜辺小屋(つまり簡易別荘)もあります。実際海のこんなに近くに住むのは、湿気や風の強さが大変だし、津波はなくとも高潮のリスクは怖いと思うのですが、特に年金者に人気のようです。
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浜辺小屋の一つ。パステル・カラーの塗装とパーム・ツリーで、トロピカルな雰囲気です。ドア上のレリーフの人魚の巨乳には、本物の貝殻が貼り付けてあります。
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浜辺小屋には、こんなテラスが設置されている事も。しかしこんなに人通りが多い遊歩道沿いでは、余り休養にならないと思います(…ハイ、余計なお世話ですね)。
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また海沿いには、オイスター・バーやシーフード・スタンド、土産物店も点在します。これらは、ここでは近年増えて来ているように思います。海辺の土産物屋に、絵画を販売するようなアート・ギャラリーの結構多いのが、イギリスならではだと思います。
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この日は、こんな遅い時間でも、桟橋まで未だ沢山の人で賑わっていました。
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その向こうに、古風な大きな船の停泊しているのが目に入って来ました。どうやら人出が多いのは、この船のせいでもあるようです。
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近付いて見ると、「Waverley号」と言う、1946年に建造された(意外と新しい)最後の旅客外輪式蒸気船である事が分かりました。この日は、チャリティ特別運航されていたようです。
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この巨大なパドル・ウィール=外輪で進みます。P太の話では、蒸気船にはしては煙突からの煙が少ないので、今は電力モーターを併用しているのかも知れないとの事。
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乗客も見送る見物人も、一堂に幸せそう。
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いよいよ出発進行です。
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船は、エセックスのSouthend-on-Seaへ行き、翌日ウィッツタブルに戻って来るそうです。
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カモメが沢山群がっていました。右のカヤックの人、大丈夫なんか??
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風邪っ引き状態でしたが、爽やかな潮風に当たり、日光も沢山浴びて、広々とした景色を思い切り眺め、清々しい気分になれたと思っていました。が、とんだ気のせいでした。この後病状が悪化して、マイコプラズマ肺炎だと判明し、一ヵ月以上外出出来ませんでした…。
  




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# by piyoyonyon | 2018-11-10 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

「オレンジショコラ」モモコ・ドール

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毎晩のようにオンライン・ショッピングしている姉に、「もしネット・フリマで、momoko DOLLの『オレンジショコラ』が売られていたら、裸状態でも良いから買っておいて~」と頼んだら、ラクマで出物を見付けてくれました。「オレンジショコラ」は人気が高いので、普通はかなり高額ですが、これはマッパだとしても相当お買い得でした。
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名前の通り、少し赤み掛かったチョコレート色の髪に、甘いオレンジ系のメイクをしています。瞳は、まっすぐ正面向きの深いグリーン。実は、眉毛もグリーンでちと驚きました。それと、ネットの写真で見るより、実物はチークが濃いなと思いました。
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髪型は、セキグチのモモコの公式サイトでは、前髪が少しだけセンター・パートで、裾が結構複雑にカール掛かったボブに見えましたが、これは単なる裾が膨らんだ普通の内巻き気味ボブ…ですね。前髪は思ったより重めで、どうやってもセンター・パートにはなりそうもありません。
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彼女のデフォルト服も抜群に可愛いかったのですが、あんな凝った服は当然自分では作れません。しかし、せめて最初は名前通り、同じ茶系の服を作って着せてみる事にしました。
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デフォルトは、胸元にタックの沢山入った裾広がりのスモック風のトップ、複雑なパターンのスカートでした。茶色無地に白いレースのアクセント、ツーピースと言う所だけは真似ています。
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私好みのガ―リー、ナチュラル、ロマンティック・テイストは勿論、すっきりモードな服装や和服も似合いそうで、モデルさんとして大活躍すること間違いナシです。こんな可愛い子を、買っておいてくれた姉に感謝。勿論、お金は帰国時に払う事になっています~。
 




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# by piyoyonyon | 2018-11-09 15:32 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ビールの町フェイヴァーシャムのマーケット

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Faversham フェイヴァーシャムの「Standard Quay スタンダード・キイ」を訪れた後は、其処から遠からぬ町の中心部に向かいます。本当なら歩いても十分行けますが、スタンダード・キイの駐車場の制限時間を超えてしまう為、車で移動して駐車し直します。
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最初はこのスーパーマーケット「テスコ」の駐車場に、車を止めようと思っていました。大型店舗の専用駐車場は、イギリスでは大抵2時間までなら無料駐車出来ます。しかしここは、誰もがそう考えるせいか、買い物客以外は駐車禁止(5ポンド以上購入のレシートを提示しなければならない)でした。ところでこのテスコ、昔のレンガ造りの工場の建物を再利用しているようで、何だか様子が他の支店とは全く違います。こんなクラシックなテスコ、他で見た事がありません。
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もしかしたら一部は未だ現役の、かなり大規模な工場らしいのですが、一体何の工場なのかは突き止められませんでした。
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その工場の巨大な煙突と、教会の尖塔の強烈なコントラスト。フェイヴァーシャムは、サクソン時代にはケント王国の夏の首都で、更にその後のノルマン時代には、スティーヴン王とマティルダ王妃に寄って、この辺りに修道院が建てられていたそうです。
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結局、市場に程近い路上に駐車しました。制限時間は一時間まで。フェイヴァーシャムはビールの町としても知られ、私達が初めて立ち寄った時も、丁度ホップ祭りの最中でした。右の建物も、ビール醸造所だそうです。先出の工場も、もしかしたらビール関係だったのかも知れません。
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この市場は、900年以上の歴史を持つ、ケント州で最も古いストリート・マーケットと言われています。部分的に、アンティーク・マーケットになっています。
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イギリスでは貴重になって来ている、オリジナルと思われる石畳が残る上で行われるストリート・マーケットは、やはり雰囲気抜群。
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売っているアイテムと値段は、アンティーク・モールと変わりありません。
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右のケースに入っているのは、もしかしてマイケル・ジャクソン人形??
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勿論、青果など一般の市場のストールもあります。
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こちらは、品の良い木製玩具の専門ストール。
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この布地専門のストールは、イギリスとしてはかなりお手頃価格だったのを記憶していたので、もしここで気に入った布を見付けたら買うつもりでした。しかし今回は、コレダと思えるプリント生地に出会えませんでした。
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この丁度裏手には、お洒落な手芸用品の店舗が。
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前回ここを訪れた時、丁度EU離脱の是非を問う国民投票の直前で、地元の漁業組合のチャリティ・ストールが、「離脱に投票しよう!」とサインを大々的に掲げていました。イギリスは日本同様に島国ですが、現在のイギリス人は概ね魚嫌い(フィッシュ&チップス以外)で魚が余ってしまう為、漁獲の多くを主にEU内に輸出しているそうです。つまり、今後実際にEUを離脱したら、魚は益々売れなくなって漁民は困るのに、何故か離脱を支持していると言う事ですね!
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市場は、このギルド・ホールから始まって、Corurt Street コート通り沿いに続いています。
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ギルド・ホールの塔の天辺の風見は、拡大するとこんな感じになっています。
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この周辺には、こんな雰囲気の良い小路も。
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このティールームは、ビンテージ・ショップも兼ねています。
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独立した肉屋が残るのは、昔気質の雰囲気の良い街の証拠。建物自体も素敵です。
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その向かい側の、一般店舗の入った建物も立派。フェイヴァーシャムには、チューダー時代の木組みの家、ジョージアン、ヴィクトリアン時代の建築物等、見応えのある建物が沢山あります。
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こちらのレリーフの凝った建物は、17世紀築。
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何とこの町には、個人経営の肉屋がもう一軒ありました。入り口のチェーンの暖簾は、虫が入るのを防ぐ為と思われます。
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窓に掛かった編み物の幾つかは、赤ちゃん用にしても小さ過ぎ、まるで人形サイズだな…と思ったら、本当に人形用でした。こちらは毛糸専門店で、内部は凄く古臭い店構えで心が時めきました。
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イギリスの多くの田舎町は、交通量の多い幹線道路が中心部を貫通していたり、町のヘソに大規模な駐車場を設けていますが、フェイヴァーシャムがこんなに雰囲気が良いのは、中心部を歩行者天国にしている為です。その分ここは、路上駐車の規制が厳しく(無料駐車出来る場所がほとんどない)、有料の駐車場でさえ最長4時間までと、車の乗り入れは結構厄介です。やっぱり一時間の駐車なんてあっと言う間で、名残り惜しくフェイヴァーシャムを去りました。
 




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# by piyoyonyon | 2018-11-08 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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