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カテゴリ:旅行・お散歩( 354 )

競馬場でアンティーク・フェア

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スーパー等で無料で手に入る地域の情報誌(広告ばかりで情報はほとんどないのだが)で、我が家からそう遠からぬLingfield リングフィールドと言う村の競馬場で、一月末の日曜日にアンティーク・フェアが行われると知りました。屋内開催だと聞き、折しもその日は天気が悪く、フリマに行けそうもなかったので、このフェアに出掛けてみる事にしました。競馬場と聞くと、日本では耳に鉛筆挟んだオッサンの行く埃っぽい場所と言うイメージですが、イギリスでは全く違って裕福な男女の社交場です。つまり、意外にも英国では競馬場は、ポッシュでエレガントな場所なのです。
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初めて行くアンティーク・フェアとなると、初めて行くアンティーク・モール以上にドキドキします。何せ入場料を払うのですから、ガッカリはしたくない訳です。こんなお出掛けに不向きな季節だし、もし入場料を払う価値のないスカスカな状態だったらどうしようとか、ペットワース・ハウスのアンティーク・フェアのように超高級な骨董美術品ばかりだったら、または(やはり)ビンテージ風の新品ばかりだったらヤだなとか、色々不安はあります。
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正式名称を、「Lingfield Antiques, Collectables & Vintage Fair」と言います。競馬の場合はここが正面玄関だけど、フェアは左手の建物内で行われます。入場料は一人3.5ポンド。開催時間は10:30から15:30と遅めです。これより早い9:30から入場出来る「early bird 早起き鳥」料金だと、一人5ポンドになります。予めネットでチケットを予約すれば、50ペンスだけ安くなります。
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受け付け料金所は、感じ良く友好的な雰囲気。お金を払うと、例え一度この場を離れても再度入場出来るよう、手の甲にスタンプを押されます。会場に入ると、かなり混み合っていて結構な熱気。出店数も満杯なら、客の多さも歩き進むのがままならない程です。限られたスペースだからと言う事もありますが、これ程人気とは思っていなかったので少々驚きました。
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売られているのは、他の一般的なモールやフェアと同様で、本格的な骨董品もあれば、手の届くビンテージ、単なるジャンクも混じっていると言った具合で、ちょっと安心しました。
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確かに、中には主に新品を売るストールもあります。コレクタブルズと言う括りにすれば、何でも有りですからねえ。
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客層は、これも他のアンティーク・モールと同じで、中高年のカップルか友達同士が一番多いかな。貧乏そうな柄の悪い人は皆無だけど、さりとて金持ち臭プンプンでもないと言った所です。
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以前も思いましたが、ビンテージ・ジュエリーを買うのなら、アンティーク・モールよりフェアかマーケットの方が探し易いと実感しました。
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何故なら、すぐに手に取って状態と値段を確認出来、例えガラス・ケースに入っていても、頼めばただちに開けて見せて貰えるからです。
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このストールでは、インタリオの置物が幾つか揃っていました。私が持っているのと同じ物もあります。ビンテージ・ジュエリーと共に、一つどれでも5ポンドだそうです。
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このフェアで、姉用のビンテージ・バッグが見付かれば…と期待していましたが、これと言った個性の光る物には出会えませんでした。
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やっぱり圧倒的に多いのは、モノトーンのビーズ刺繍のビンテージ・バッグ。
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このアート・ガラス専門のストールには、うっとり目福なガラス器がいっぱい。
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珍しいタイプの美しいウラン・ガラスも多く、売り主はブラック・ライトさえ持参していました。しかし、値段を聞くまでもなく、絶対我々の手が届きそうな価格には見えません。
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バー・カウンターでは、飲み物の他に軽食も買えるようです。左には、この日の為の一日貸し切りジャズ・シンガーが居て、結婚披露宴のように歌い続けています。
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ストールは、別棟の建物内でも出店しています。予報通り、外では雨が降って来ました。
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それは競馬コースの観客席の一階部分で、ブラッセリ―と書いてあるので、普段はフランス風ビア・ホールのようです。
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右のストールのテーブル中央には、ベイクライトの電気メーター、ハンドル、ドア・ノブとかが沢山。ベイクライトのドア・ノブなら、義母の家で現役で働いていますよん。
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右上の木製の箱は、「tunbridge ware タンブリッジ・ウェア」と呼ばれるイギリスの寄木細工。コレクターが多く、更に今は作り手が絶えて生産されない工芸品の為、概ね結構高価です。
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この日は閉まっているけど、あちこちに飲食コーナーが設置されています。イギリスの競馬場って、純粋に競馬を楽しむと言うより、本当に酒を飲んでお喋りを楽しむ為の場所のようです。
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私にしては写真が意外と少ないのは、余りに混んでいて撮影出来なかったからです。それと、バックパックで行くのは、がんがん人がぶつかって来るので失敗でした。
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今回ここで出会ったウラン・ガラスは、サイズが大きくて高級で手が出ないか、手頃な値段だと既に持っているようなアイテムばかりでした。終盤にP太の元気がなくなり、買いたいウラン・ガラスが一つも見付らないから、つまらないのだろうか?と心配していたら、単にお腹が減ったのでパワー切れだと。…言ってよ!(怒) メントス一粒恵んで上げるからさ。
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ストールが集中していて、熱心なお客さんが多い分、このフェアで「掘り出し物」を見付けるのは難しいかも知れません。ただし、私が求めている物は、イギリスの一般的なアンティーク&ビンテージ・ファンの好みとはまた違うはずなので、やはり時の運次第だと思います。
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結局私がここで買ったのは、1ポンドのブローチ二つのみで、入場料の元値さえ取れませんでしたが、美しいアンティークやビンテージは、例え手は届かなくとも、沢山見て楽しむ事が出来たから、入場料を払う価値は十分あったと満足しています。2、3ヵ月置きに開催されるので、機会があったらまた行きたいと思います。ここで開催されない月は、同じイベント会社に寄る同様のフェアが、ブライトンの競馬場で開かれるようです。何より、アーディングリーのアンティーク・フェアと違い、天気に左右されない屋内で週末に開催される点は手軽です。例えフリマ最盛期の夏でも、雨天でフリマに行けない日には、有効な娯楽になると思いました。
 




by piyoyonyon | 2019-02-25 15:22 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し エンポリウム編

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今回のハンガーフォードでのお宝探しレポートで、今までの記事の内容は、実は全てアンティーク・モールの「ハンガーフォード・アーケード」の一軒分のみです。アーケードの向かい側には、「The Emporium エンポリウム」と言うもう一軒の中々充実したアンティーク・モールが在り、時間も残り少なくなって来たので、急ぎ足で見て回ります。
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こちらのモールは、少しだけ品揃えが高級。特に入り口のレジ周辺には、銀器等の芸術品のような美しいアンティークが揃っています。このピューター付きウラン・ガラスの水差しは、いかにもアール・ヌーヴォーらしいデザイン。
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コバルト・ガラスが美しいマントル・ラスターは、本来はペアのはずです。
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奥に在る、可愛いビンテージが集まって魅力的だったストールは、すっかりビンテージ風の新品雑貨が増え、残念ながらつまらなくなって来ました。
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毎回結構楽しませてくれたのに…。でも、結局新品のほうが売れるんだろうな。
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ビンテージ・ジュエリーは、結構良さ目なのが揃っていました。
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ヴィクトリア時代のマントル・ラスターのはずなんですけど、ファンシー新品雑貨に囲まれて、凄く安っぽく見えます(笑)。
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古い物ではなさそうですが、キッチン・ツールのミニチュアが可愛く見えました。
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その一方で、この新しく出来たらしいガラス専門のストール(と言うかキャビネットだけ)は、中々素晴らしい品揃え。ヴィクトリア時代の物から、コンテンポラリーまで揃っています。
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二階へ行きます。一部屋丸ごとが、あたかも実際に女性が住んでいるようにまとめられたストールもあります。
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住むにしては、まるで私の作業部屋のように物が多過ぎか(笑)。ここは、古着や布類等の女性的アイテムが結構充実しています。
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アンティークの絵葉書を繋げて、額装した物のようです。
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こちらは、ビンテージのカードやゲーム板を額装したのかも。昔の印刷物は、意外な物でも額装すると絵になります。
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ケイト・グリーナーウェイの挿絵に登場するような、ハイウェストの昔の少女服。
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クロシェ編みのパッチワークと、ヘキサゴン・パッチワーク(これはオクタゴンですが)。イギリス人の好きな二つのパッチワークが合体。
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手描きの花模様と摺りガラスの組み合わせが愛らしいコップは、アルプスのお土産のようです。
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こちらは、おままごとのラスター加工のティー・セット。
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ビンテージのディズニー・グッズでも、「わんわん物語」柄は特に貴重かも。
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この子供用食器は、上部の髭のおやじフィギュア部分が栓になっており、ここから熱湯を注ぎ入れて、皿の上に乗せた食べ物を長く保温出来る仕組みです。
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このアンティーク・モール、地下室もあります。このストールは、「アーケード」のジャンク・ショップ並みにジャンクが集まり、価格もチャリティショップ並み。
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アンティーク・モールで見掛けるアンティーク&ビンテージ陶器と言うと、この手のテイストが圧倒的に多いのです。揃った全体を眺めるのは、確かに絵になっていて爽快なんだけど…。
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生憎今回は、このエンポリウムでは、P太も私も買いたい物に出会えませんでした。でもこう言う古物との出会いは、本当に一期一会で時の運だと思います。
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実はもう一軒寄りたいアンティーク・モールがあったのですが、閉店時間20分前に到着したのにも関わらず、何故か既に閉店していてガッカリ。もしかして、平日で客入りが少なかったから?? しかし総合的には、とても充実した一日を過ごしました。
  




by piyoyonyon | 2019-02-23 15:24 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し 玩具&その他編

今回のハンガーフォード・アーケードでは、ビンテージ・ジュエリーの品揃えも少なくなったかもと感じましたが、ビンテージ玩具も以前より少なくなったように感じました。玩具専門のストールが撤退したからのようで、まあ残っていたとしても、私が買えるアイテムはほとんど無かった訳ですが…。かと言って、ストールに空きが目立つようになって来た訳ではなく、ちゃんと代わりのストールで埋まり、ガラス製品は返って益々豊富になったかも知れません。
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専門のストールは減ったけど、あちこちのストールの合間にならビンテージ玩具を見る事が出来ます。こちらは高級ガラス器中心のストールなのですが、実は下方に、こんな気の抜けるような物が置かれていました。物凄く大股開きのテディベアが、否応なしに気になります(笑)。
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この人形の衣装違いには、ウィッカムの「チェサピーク・ミル」でも会いました。
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手作りっぽい縫いぐるみ。衣装的には赤頭巾ちゃんですが、…どちらも狼に見えます。
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蒸気機関車のモデルのようです。高級そうですが、詳細は分からず。
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大いに楽しませてくれたのが、この食品のミニチュア専門のストール。
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どれも、ドール・ハウスの基本的な1/12サイズです。
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これには、ミニチュア好きのP太も感心。イギリス旅行でイングリッシュ・ブレックファーストが気に入った人は、そのミニチュアをお土産に買ってみては。
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日本にも精巧なミニチュアを制作する人は結構沢山居ますが、これは負けるとも劣りません。
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ただし、あくまでイギリス人の食のセンスで、イギリスの食品がモチーフなので、豚の生首が乗った皿など、日本人の感覚とはやっぱ違うな!と思える物も混じっています(笑)。
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玩具の他に、箱類も御紹介。この木箱は、麦わらをカットした細かいピースで装飾されています。
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これは箱ではなく、美しい七宝細工の付いた、工芸品のような装丁の本です。
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ビンテージの缶は、何処のアンティーク・モールでも見掛ける、人気のコレクタブルズ。
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赤いポスト型やコテージ型缶は、特にイギリスならではのデザインです。
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OXO(オクソ)缶も、イギリスらしいアイテム。
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コバルト色の地には、カラフルな柄が映えます。
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一つ一つに欲しいアイテムはないんだけど、全体をまとめて見ると、何て絵になるんだろうと惚れ惚れするストールには、アンティーク・モールで沢山出会えます。勿論、無造作に並べて偶然そうなった訳ではなく、バランスを考慮してディスプレイしている場合もあるだろうし…。
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こういう場所では、売って儲けを得る事そのものよりも、自分のお気に入りを並べて、ディスプレイに満足する為に出店している人も、案外多いのかも知れません。
  



by piyoyonyon | 2019-02-20 15:27 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し テーブル&キッチン・ウェア編

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アンティークの町Hungerford ハンガーフォードの、アンティーク・モール「ハンガーフォード・アーケード」に来ています。もう増やせないから買うチャンスはほとんどないのに、アンティーク・モール等でチェックせずには居られないのが食器類です。
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まずは、木製ハンドルと流線系が美しいピコー・ウェアのティー・セット。マグネシウムの加わった分厚いアルミニウム製で、物凄く重量があります。木調付きのトレーは、初めて見ました。
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日本で相変わらず人気のスージー・クーパーの「ガーデニア(クチナシ)」の、デコらしいフォルムが優雅で美しいティー・ポット。
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スージー・クーパーとほぼ同世代のクラリス・クリフは、本国イギリスでは評価と価値が遥かに上です。私は余り好きではありませんが、このティー・セットは今まで見た事がなく、とても洗練されたデザインで素敵。お値段も350ポンドと、…まあ素敵(笑)。
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私が普段使いするなら、やはりこの手の60年代辺りのレトロ・ビンテージな食器です。メーカーはミッドウィンター。このデザイン「チェリー・ツリー」の実物は、初めて見たように思います。
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このティー・セットは、何だが柄が和風。ノリタケとかではなさそうです。
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50年代を代表するような、食器やインテリアが集められています。
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文字からして、フランスのキャニスター・セットのようです。
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西洋のフォークロアなアースン・ウェアには、何だか惹かれます。
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手描きの値札の説明が全く読めませんが、北欧のドイツ当たりの1960年代の工房製のようです。
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またしてもピコー・ウェア。どんどん価値が上がって来ているそうです。
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我が家では、フランパンが酷使され過ぎて結構すぐにボロになります。そんなお釈迦になったフライパン達は、庭で植木鉢の受け皿として第二の人生を歩むしかありませんが、そうか、こんな風に絵付けして飾る方法があったか、と閃きました。
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ただし、ハンドルが木製か金属製とかのビンテージのフライパンじゃないと、やはり絵になりそうもないし(ティファールではね…)。そもそも、そんなにフライパンばかり飾っても変。
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幸か不幸か、今回ここで「これは買わなくちゃ」と思える食器には出会えず、増やさずに済みました(笑)。しかし、例え自分用じゃなくても、犬っこ祭りの皿のように、プレゼントしたくなる食器に出会える可能性もあるので、アンティーク・モールでの食器チェックはやはり欠かせません。
  




by piyoyonyon | 2019-02-18 15:35 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し ファッション&布小物編

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今回のハンガーフォードのアンティーク・モール巡りで、アクセサリーを買う目的は特にありませんでしたが、ビンテージのコスチューム・ジュエリーは、デザインと値段が気に入れば、いつでも何処でも手軽に買えるアイテムの代表です。
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ところが今回、どうもハンガーフォード・アーケードで、全体的にビンテージ・ジュエリーが少なくなったように感じました。扱うストールが減ったからのようです。
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この棚には、アンバー色のジュエリーが集められています。黄色系は、日本人の肌にも合わせ易く、使い勝手の良い色です。
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今までもフリマ等で購入したアイリス・ガラスは、やはりこう言う場所で買うなると結構な値段がします。値札には「ペンダントとしても着用出来る」と書いてありますが、自分でチェーンを付ければって事ですよね(大抵のブローチはそうだ)。現在はブローチがアイテム的に人気が低いからで、先日古物番組の中でも、「ブローチは着け(た事が)ない」と言う女性が登場していました。
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いつも思うけど、イギリスでここまでベイクライトを集められるのが凄い。ヨーロッパでは、アメリカ程は流通しなかった素材だそうです。
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中々目を引く力強いデザインの、毛糸のニードルポイントのビンテージ・バッグ。側面まで模様があって素敵です。容量はたっぷり目で、製造年代は多分40~50年代。上のトールペイントは、ノルウェーのローセ・マリンのようです。
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こちらはクロスステッチ、または細かいニードルポイントの、多分アール・デコ時代のビンテージ・バッグ。中々好みのデザインで、フィリグリーの口金も魅力的です。
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この1843年作のサンプラーは、額装されていないのにも関わらず、このお値段(£120)も頷ける仕上がり&状態&愛らしさです。何より七歳の少女が完成させたってのが、凄くないですか??
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ヘキサゴン・パッチワーク柄プリントの掛布団。イギリス人はヘキサゴン・パッチが好きですが、その柄も好きなようで、結構あちこちで見掛けます。
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ドイリー等で御馴染みのクロシェ・レース編みでも、ここまで大きな作品は圧巻。テーブル・クロスのようです。砂糖菓子のような甘い色合いも素敵。
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最後に、眩暈がする程死ぬ程細かい、20世紀初頭の中国の象牙細工のカード・ケースです。200ポンド以上するのも納得の透かし彫りの技術も凄いけど、こんな繊細な造りで今まで破損されなかったのが奇跡! ここイギリスでも、中国人の裕福層の購入が殺到する為、中国製の骨董品の値段は高騰しています。中国本土では、文化革命時に骨董美術品のほとんんどが破壊されたからのようです。しかし、象牙はワシントン条約に引っかかるので、中国人でも買えません。 
  




by piyoyonyon | 2019-02-16 15:26 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し ガラス器編

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ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」でも、我々が真っ先に注目するアイテムはウラン・ガラスです。この夫婦共通の趣味の御蔭で、英国全国津々浦々アンティーク・ロード・トリップが楽しめる訳です。
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何せこのアンティーク・モールには、ガラス専門や中心のストールが結構多いのです。
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そう言うストールは、ガラスの価値を熟知している為、扱っている商品も概ね高級で、掘り出し物に出会える確率は低いのですが…。
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こちらは、「ジャンク・ショップ」のほぼ向かい側に在る、ルネ・ラリック専門のストール。
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このストールで我々に買える商品は皆無ですが、毎回目の保養にはなります。半乳白とも呼ぶべきオパールセント色(元々はティファニーが開発したらしい)は、ラリックのガラス器の特徴の一つ。
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メインのモチーフはインコで、いかにもアール・ヌーヴォーらしいデザイン。
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こちらの花瓶には、キリギリスのモチーフがいっぱい…。トンボ等の虫モチーフも、アール・ヌーヴォー時代の流行の一つです。
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今回ここでP太が最初に見付けた、手が届く値段のウラン・ガラス。手彩色のピッチャーは悪くありませんが、揃いのコップの絵付けはハゲハゲ。そもそも、セットで大き過ぎるし。
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上段のヴァセリン色のガラスの幾つかはウラン・ガラスですが、それよりもクランベリー・ガラスのコレクションが目立ちます。何でもこの赤色は、金を混ぜて発色させていた為、当時のガラスの中で最も高級で大量生産しにくく、今でもコレクターに珍重されています。
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これが、典型的なヴィクトリア時代の手吹き+手彩色のクランベリー・ガラス。恐らく赤色が濃ければ濃い程、高級と見なされるのだと思います。
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こちらのクランベリー・ガラスは型抜き成型のようですが、小花柄付きで中々の可愛いさ。隣のジェード色のマントル・ラスターは、ウラン・ガラスではありませんでした。
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60~70年代のガラス工房製アート・ガラスが集まったストール。この時代のガラスでは、北欧やドイツ、イギリス製に人気があるようです。
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こちらも、同時代のアート・ガラスのコレクションで、ファンが多いのだと改めて実感しました。
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イッタラ製らしいのですが、初めて見るデザイン。ヒヨコ型のエッグ・スタンド? それともキャンドル(ティーライト)ホルダーかな。
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繊細な手吹き形成の、ヴァセリン色+オパールセント色のガラス器。淡くウラン入りで発光します。少し、このゴブレットにタイプが似ています。
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その下段。どれも、ガラスの美しさが堪能出来るような器ばかり。
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さて、この中でどれがウラン・ガラスでしょう?
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…答えは、手前左のカクテル・シェイカーと、クリーム色のストーアブリッジ・スタイルのフリル・ガラスです。右の緑の二つは、ウラン・ガラスではありませんでした。ウラン・ガラスでシェイカーは、初めて目にしました。
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中央の水色の二つのガラス器は、P太の好きなデヴィッドソン社のヴィクトリア時代の物。微量にウラン入りです。
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ほぼ毎回買いたいウラン・ガラスに出会える、ガラス専門のストール。上段左のフリル・ガラスは、前出のクリーム色のに良く似ているのに、ウラン・ガラスではありません。
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値札の商品説明を読むと、ストール主の知識の豊富さや「ガラス愛」が感じられます。
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ミルク・ガラス製のインク壺。絵柄からして、日本製ではないかと思っています。
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とても強く発光するヴィクトリア時代の黄色い吹きウラン・ガラスですが、形がボツボツして非常に不快! そもそも値段が、最初95ポンドで、次に79→76ポンド、最終的に値下がってさえ68ポンドもします。例え50ポンド以下になっても、絶対買わにゃい。
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マウリス・エルンスト・サビーノ作の、アール・デコ時代のオパールセント・ガラスのネズミのフィギュア。高さは10cm程度ですが、人気のコレクタブルズな為、98ポンドと凄いお値段です。
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アール・デコ時代の、細かいインタリオのソルト・ディッシュ。
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古い物ではなさそうですが、中央の魚柄の四角い皿が、結構夢可愛いと思いました。
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さて、今回はお目当て通り、我々は原子力お宝を獲得する事が出来たでしょうか?? 結果は後日!
  




by piyoyonyon | 2019-02-13 15:30 | 旅行・お散歩

ハンガーフォードでお宝探し ジャンク・ショップ編

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テームズ河畔の村ゴリンを経由して、結構久々にやって来ました、アンティークの町Hungerford ハンガーフォード。イギリスの観光的要素を示す茶色いサインにも、ハンガーフォードにはアンティークを意味するキャンドル・マークが付いています。一体どの位久々なのか?と一応確認した所、前回訪れたのは2017年の8月でした。しょっちゅう古物番組で見ているせいか、それ程前とは思っていませんでした。いつもの場所に車を止めて、何はともあれアンティーク・モール「Hungerford Arcade ハンガーフォード・アーケード」を目指します。
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この日は初めて平日にこの店を訪れた訳ですが、週末と全く変わらない客の多さでした。
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そして、まずはまっしぐらに、その名も「Junk Shop ジャンク・ショップ(ガラクタ屋)」のストールを目指します。
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ここは、古い木組みの建物の、奥がやたら深い迷路のように入り組んだアーケードの、怪しい地下室とその入り口周辺部分です。価格が概ねチャリティショップ並み…所か、それよりも更に安いフリマ並みの値段の商品も多いのです。
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こんな、いかにもロンドン・スウィンギン時代らしい、レトロ・ポップなテーブル・ウェアは、意外とアンティーク・モールでは見掛けません。多分これらを好む層は、モールではなく、ネット・オークションを利用する事が多いからだろうと見ています。
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こちらもレトロ・ポップ。二枚で50ペンスとかなり安いのですが、一枚の皿はC&Sのソーサーだけってのが、やはり中途半端ですね…。
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一般的にアンティーク・モールで見掛ける食器類は、レトロ・ポップなビンテージよりも、写実的な花柄+金彩のクラシカル&トラディショナルなタイプが圧倒的に多いように思います。
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天井に近い棚の上に、アール・デコ時代の物っぽいランプ・シェード。
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もしこのストールでウラン・ガラスを手に入れられれば、我々にとっては相当掘り出し物です。
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…早速ありました! かなり薄い緑色のお皿ですが、発光は結構強く、表面には全面細かい模様が型押しされていて中々綺麗です。値段は、たった1ポンド。
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しかし、良く観察すると、縁にカケがいっぱいだった為に見送りました。
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他の物もチェックしましょう。人気のクランベリー・ガラスの、ヴィクトリア時代らしい吹きガラスのパウダー・ジャー(白粉入れ)が、5ポンドで買えます。
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蓋にドングリ&樫の葉模様のレリーフの付いた、中々可愛いガラスの小箱。バター・ケースより二回り位小さいサイズ(もしかしたらタバコ入れ?)ですが、ガラスが分厚いせいか異様にズッシリと重く、非常に扱いにくそうです。
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床の上には、大小様々なオープン・ソルトが並べられています。
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このフランク・スローワーがデザインした、「ダーティントン・クリスタル」のアボカドの形その物のボウルは、四つセットで1ポンドの安さ。
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デイジー&ボタンの、かなりキラキラと輝く四角いハンドル付きディッシュも、僅か1ポンド。
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結局今回は、生憎この「ジャンク・ショップ」ではお宝に出会えませんでした。が、アーケードはまだまだ広いのです…! (続く)。
 




by piyoyonyon | 2019-02-12 15:27 | 旅行・お散歩

ゴリンのアンティーク・モール 2

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テームズ河畔の可愛い村Goring ゴリンの、アンティーク・モール「Barbara's Antique & Bric-a-Brac」のレポートの続きです。
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こんなあっさり目の可愛い柄なら、アール・デコ時代のテーブル・ウェアも悪くありません。
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こちらもデコ時代のティー・セットのようですが、もう少しイギリスらしい花柄。
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やっぱりアール・デコ時代のティー・セット。三つのセット共に同じストールの商品で、これがストール主の好みのようです。サラッと描かれた桜かハナミズキのような花が中々素敵で、日本人の生活にも馴染み易そうなデザインです。
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凄く洗練されたフォルムの、1960年代辺りのステンレス製ポット。多分デンマーク製。
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こちらも、多分同年代のステンレス製で、洗練されたデザインのエッグ・スタンド。更に個別の塩入れが付属していて機能的…なのですが、イギリスに住み始めて以来、自宅で朝食に茹で卵を食べる機会は、何故か全くなくなりました。
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左の木の形の陶製オブジェは素人の作成なのか?? やたらデカいけどやたら安い。
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人形自体は怖いんだけど(苦笑)、服のプリント生地が結構可愛いと思いまして。
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右の人形の箱の柄に惹かれました。
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上段のブリキ製のロボットは、多分レプリカだと思います。この手の本物の日本製のビンテージは、コレクターが多くてかなり高価。下段左のキューブ状のオレンジ色のは、サンヨー製のラジオ。恐らくこの丸い赤いナショナル製のラジオと同年代で、凄く70年代っぽいアイテムです。
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カンカン帽から、長い三つ編みが伸びています。白人が被るとそれなりにお茶目ですが、日本人が被ると結構冗談キツそうですね。ーーーところでこのお店、全体的にやたらワム!やジョージ・マイケルのグッズが売られているとは、P太も私も気付いていたのです。しかし、ジョージ・マイケル本人が、実際この村に住んでいて亡くなったとは、この時は露知らずでした。
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結局今回は、ここで買いたい物には何も出会えませんでしたが、店の雰囲気は期待通りで十分楽しめました。ウラン・ガラスにも結構出会ったし、一階にはビンテージ・ジュエリーも多く、ちょくちょく覗くと何か掘り出し物が見付かりそう。この近辺に行く機会があったら、また立ち寄りたいと思います。村営駐車場は、一時間まで無料。アンティーク・モールだけなら一時間もあれば十分見て回れますが、村自体の雰囲気も良く、更にテームズ河畔を散策したり、この村でティー・タイムや食事を楽しみたい人は、近くの住宅街の路上に駐車すると良いでしょう。
 



by piyoyonyon | 2019-02-07 15:22 | 旅行・お散歩

ゴリンのアンティーク・モール 1

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元々テームズ河畔の村Goring ゴリンに立ち寄ったのは、この村に中々良さげなアンティーク・モールが存在するのを、予めネットで調べて見付けていたからです。店名は「Barbara’s Antique & Bric-à-Brac」と言います。bric-à-bracは、イギリスでも普通に使われるフランス語の単語で、ガラクタとか雑貨全般を意味します。チャリティショップでも、衣料や書籍、ディスク以外の小物は、しばしば総じてbric-à-bracと呼ばれます。最近のチャリティ屋では、このbric-à-bracを取り扱わず、寄付品は衣料品だけを受け付けると言った店が結構多いのですが、そう言う店は全体的に寄付品も客も少ないように思えます。
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住所に寄れば、「Station Road 駅通り」と言う通り上に在り、軒数も少ない村なので、探すのが難しいはずはないのですが、中々見付からず、実は駅通りから入る村営駐車場に面していました。
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初めて訪れるアンティーク・モールでは、毎回結構ドキドキです。もし家具等の大物や高級貴金属ばかりのアンティーク・ショップだったらつまらないし、ビンテージ風の新品が多い店や、本当に汚らしい壊れたゴミばかりの店もガッカリだからです。
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その点この店は、ジャンク率が高く、値段も安く、中には真っ当なアンティークやビンテージも混じっている、と予めレビューでの評判の良さを読んでいたので、期待出来そうだと思いました。でも、実際に訪れてみないと、ウェブ上では分からない事も多いのです。
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規模的には、村のアンティーク・モールとしては平均的。一階の奥は結構深く、二階もあり、商品は所狭しとぎっしり並んでいます。
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まずは、何はともあれウラン・ガラス探しです。この鏡台セットに付属していたらしいキャンドル・スタンドが、早速ウラン・ガラスだと分かり、値段は1.5ポンドとチャリティショップ並みでした。しかし、既に似た物を持っているし、この手のアール・デコの型抜きガラスは、余程アイテム的orデザイン的に凝った珍しい物じゃない限り惹かれなくなりました。

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これが、勝手に私が「ガラス・レンコン」と呼ぶ西洋剣山です。正式名を「flower frog」と言うそうです。未だ持っていないアイテムだし、発光は強いし、値段も5ポンドと手頃だったのですが、土台の銀メッキのボウルが磨き過ぎてハゲハゲだったのが、P太のお気には召さなかったようです。
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ウラン・ガラスでコルクの蓋付きキャニスターには、初めて出会いました。値段も2.5ポンド位だったけど、これも見送り。
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深い緑色のウラン・ガラスのパウダー・ジャー。蓋には、銀彩で模様が描かれていたようです。
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このお店で最も惹かれたウラン・ガラスは、この水差しでした。紫外線光を当てなくても、既にこの発光! 最初は、現代のプラスティック製品にしか見えませんでした。全体的に、細かい型押し模様で覆われています。しかし、半端なくデカいし高いしで、やっぱり見送りました。
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ウラン・ガラスじゃないけど、中々アートなガラス器達。左端の器の構造が、複雑で繊細。今写真を見ると、隣のストールの無造作に詰まれた商品が雪崩れ込んで来て、倒さないかと心配です。
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左は、木に留まった鳥がモチーフの、裏彫り細工が中々美しいガラス製の置物。右は、金属製の縁が付いた、エナメル彩色のガラスの花瓶です。
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この逆らい難い程可愛い紙箱の中身は、アルプス地方のお土産ペア・グラス。…毎度ながら要約が苦手で、記事が長くなって来たので、2に続きます!




by piyoyonyon | 2019-02-06 15:23 | 旅行・お散歩

テームズ河畔の村ゴリン

P太の有給休暇が未だ余っており、三月末までに消化しなくてはいけないので、1月の金曜日を休んで何処かへ出掛ける事になりました。天気の悪い日が多く陽の短いイギリスの冬で、庭園の寂しいこの季節にお出掛けするとなると、我々が真っ先に思い立つのは、まずアンティーク・ショップ巡りのアンティーク・ロード・トリップ。久々に、バークシャーのアンティークの町ハンガーフォードに行く事にしました。しかしその途中、地図上で「景色が良い」と記されているA329号線からA417号線を通って、少し遠回りしてからハンガーフォードへ行く事にしました。
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その沿線で立ち寄ったのが、「Goring ゴリン(またはゴリング)」と言う古風な村。正式名称を、「Goring-on-Thames ゴリン・オン・テームズ」と言います。
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その名の通り、この村の魅力の一つが、テームズ川沿いにある事です。
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橋の近くで、川には水害を防ぐ為の堰が設けられています。川の向こうは、「Streatley ストリートリー」と言う別な村。また、この辺りではテームズ川は州境となり、ゴリンはオックスフォードシャーですが、隣村ストリートリーはウェスト・バークシャーに属します。
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これらの村は、Chiltern Hills チルターン丘陵地帯とNorth Wessex Downs 北ウェセックス丘陵地帯の合間に位置し、イギリス南東部としては結構丘勝ちな地形です。
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この南東には、Reading レディングと言う比較的大きな町が在ります。レディングはつまらない工業都市だとイギリスに住む人は大抵言いますが、その近くにこんな結構雰囲気の良い田舎があるなんて。しかも、近くにアストン・マーティンの販売店も在り、裕福な一帯である事が伺えます。
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これは、運河に付き物の水位を調節する為のロック(閘門)。テームズ川もかつては重要な交通路だったので、特に下流から上流へ進むのにはロックが必要でした。この上流のケルムスコットに邸宅を持っていたウィリアム・モリスも、テームズ川を船でロンドンに向かったそうです。中州にある家は、lock keeper 閘門番の家ではないかと思います。
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更に、下流から上流に向かって右手に、川の一部が分かれています。もしかしたら、ロックの水量を調節する為の設備かも知れないし、魚が通る為の魚道かも知れません。
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目抜き通りには万屋や美容室等が並び、村に相応しいこじんまりしたサイズ。
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しかし、雰囲気の良い村らしく、中々可愛い陶器を売るお洒落な雑貨屋さんも。
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その隣には、高級そうな壁紙と工芸品を売るお店。
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この建物は、5つ星ホテル兼レストランだそうです。
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古風な郵便局も、現役のまま。
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この時計台のある建物は村役場。
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川沿いに、英国国教会の「セイント・トーマス・オブ・カンタベリー教会」があります。12世紀のカンタベリー大司教のトーマス・ア・ベケットが暗殺された後の50年以内に、創立された教会だそうです。川側は、庭園になっている模様。この奥には、カソリックの教会もあるそうです。
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この日は雨は降らないはずだったのに、実際には予報に反して概ね雨降りで、時折は土砂降りにさえなりました。しかしこの村を訪れた時のみは、運良く御覧の通りの快晴。
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後から知った事には、この村は、歌手のジョージ・マイケルが亡くなって発見された自宅が在る事で有名だそうです。今でも元自宅周辺には、ファンから捧げられた花束が絶えないとか。
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河畔の村だから、やはり夏には一層雰囲気が良さそう。近くに「Basildon Park バジルドン・パーク」と言うナショナルトラストのお屋敷&庭園もあるので、庭の綺麗な季節に訪問する機会があったら、再びこの村にも訪れたいと思います。
 




by piyoyonyon | 2019-02-05 15:32 | 旅行・お散歩


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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