カテゴリ:旅行・お散歩( 290 )

ウィッツタブルの魚市場

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Whitstable ウィッツタブルとHerne Bay ハーン・ベイの中間の浜辺でお弁当を食べた後、やっとやって来ました、ウィッツタブルの港。実は今回この方面に出掛けようと思い立ったのは、久々にウィッツタブルの観光用魚市場でシーフードを食べよう!と言うのが、元々のきっかけだったのです。その日は午前中は薄曇りで、車で移動途中には雨が激しく降ったりもしましたが、午後には予報通り快晴になり、気温も随分上昇しました。ここからは、ウィッツタブル城が見えます。
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ウィッツタブルの魚市場の入り口には、返って食欲が失せるような、気持ち悪い立体看板が幾つか掲げられていますが、このアイスクリーム屋のは立体看板の牛は、それを上回る目を疑うセンスの悪さ。思わず夫婦揃って、写真を撮らずには居られませんでした(笑)。
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ビーチ・ハット(海辺小屋)の建物を並べた、こんなお土産屋街が、新しく出来ていました。お目当てのシーフードのファーストフードは、ここでも売られていました。
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けれど私達は、やはり魚市場の店内で座って落ち着いて食べることに。これは「ホワイト・ベイト」と言う小魚に、パン粉を付けて丸ごと揚げたもので、味はワカサギのフライそっくりです。お昼御飯を食べたばかりで、未だお腹いっぱいだよ~とか思いつつ、結局二人でペロリと平らげちゃいましたね(しかもチップス付き)。
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漁港の町ウィッツタブルは、オイスターの町としても知られ、オイスター祭りも行われるそうです。この魚市場でも、生牡蠣一個1ポンドから販売しています。しかし、私は昔牡蠣を食べ過ぎて、酷いアレルギーを起こし、最早二度と食べることが出来ません! ついでにこの日は、この魚市場で、イギリスでは珍しい殻付きのアサリを買うつもりで、クーラーバッグまで持参で来たのですが、余りに高くて諦めました。アサリなんて、日本じゃ庶民のシーフード代表なのに、ここではムール貝の二倍の値段でしたよ…。
 




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by piyoyonyon | 2016-06-08 15:22 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

イギリスでビーチ・コーミング

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Faversham フェイヴァーシャムを去った後は、お昼時だったので、10km程離れたWhitstable ウィッツタブルへ向かう途中の、何処か雰囲気の良い場所で、用意して来たお弁当を食べる予定でした。しかし、高速道路クラスの幹線道路からウィッツタブルへの唯一の出口が、なんとその日は全面閉鎖されていました。やむを得ず、ウィッツタブルの隣町Herne Bay ハーン・ベイの出口まで車を飛ばさなくてはなりませんでした。
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結局ハーン・ベイからウィッツタブルの中間辺りの海岸で、こんな景色を眺めながらお昼御飯を食べることにしました。
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海岸沿いの遊歩道には、ピクニック・テーブルではなく、ベンチしか設置されていなかったので、この日はそれぞれ弁当箱を一つずつ割り当てて持って来て正解でした。この「魔女の宅急便」の弁当箱は、イギリスの義妹からプレゼントされたもの。
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今日の弁当、いんちき巻き寿司(相変わらず…)。具は炒り卵、チーズ、そしてドイツ風ソーセージのスライスです。うーん、イギリスの海に、いんちき寿司は似合うのう(無理矢理)。
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ウィッツタブルもハーン・ベイも人気のビーチ・リゾートで、シーフロントはいつでも冬でも賑わっています。ところが、この二つの町の中間の海辺には、ほとんど通過するサイクリスト位しか居ません。食後に、これはビーチ・コーミングをする良い機会と場所かも知れないと思いました。
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現在ウラン・ガラスに凝っていて、アンティーク・モールやチャリティショップやフリマでせっせと集めている私達夫婦ですが、タダでウラン・ガラスを手に入れる方法があります。それは、海岸でシーグラスを探すことです。これだけウラン・ガラスの残っているイギリスだから、海で破片を見付けられることもあるそうです(因みに、日本でも稀に発見されるとか)。ここの浜辺は、砂浜ではなくイギリス南東部らしい小石浜。
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実は、以前リトル・ハンプトンの浜辺でも、ビーチ・コーミングをしたのですが、波が穏やか過ぎて、シーグラスの一個すら見付かりませんでした。その点、ここは同じくイギリス海峡でも、海が狭まって海流がある程度早い為、漂流物が多く打ち上げられるのではないかと思いました。
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睨んだ通り、この浜辺では、結構すぐにシーグラスが見付かりました。シーグラスとしては若い、つまり未だ余り磨り減っていないガラス片も混じっていますが、お互いが触れ合うとシャリンシャリンと涼しげで独特な音がし、単なるガラスの欠片の音とは明らかに違います。因みに、以前訪れた三浦半島の入り江の浜はシーグラスだらけで、ごーっそりシーグラスを集めることが出来ました。まあそれだけ、ゴミが多いってことですけど…。イギリスでビーチ・コーミングをするなら、多分大西洋側が最適かと思います。
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ウラン・ガラスに多い緑色のシーグラス中心に拾い集めた、と言うか、実際一番多かったのが緑色でしたが…、結果的にはウラン・ガラスは一つもなく、どうやら皆ハイ★ケンの破片でした~。海と言ったら、ビールを飲む人が多い訳で、緑色のビール瓶のガラス破片が多いのも道理です。
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でも、元は単なる迷惑なゴミでしかないのに、波に何度も洗われて、角が取れて刷りガラスになるだけで、シーグラスって何て綺麗でロマンがあるんでしょね。子供が「人魚の涙」と信じるのも頷けます。その中でも、赤のシーグラスと言うか、赤いガラス自体は結構珍しいかも知れません。
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一方P太は、波で洗われて変わり果て、まるでスポンジみたいに見えるようになったレンガを、海岸から拾って来ました。これからは、我が家の庭で活躍してくれることでしょう。
  




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by piyoyonyon | 2016-06-05 15:20 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

中世のマーケット・タウン、フェイヴァーシャム

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ケント州の古いマーケット・タウンFaversham フェイヴァーシャムの、船着場の昔の倉庫街「Standard Quay スタンダード・キイ」を訪れた後は、Abbey Street アビー通りを南西に進んで、町の中心に向かいます。スタンダード・キイは町外れに在ると言っても、小さな町なので十分徒歩で中心へ行けます。
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アビー通りの名の通り、この一帯は、スティーヴン王とその妻マティルダ王妃に寄って12世紀に建立された、Abbey(大修道院)の敷地でした。左側の石造りの建物は、その時の外壁の門の名残り。
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アビー通り沿いには、1950年代の取り壊しを免れた木組みの家も、沢山残っています。サクソン時代には、フェイヴァーシャムはケント王の夏の首都だったそうです。
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港町でマーケット・タウンであるフェイヴァーシャムは、ビールの町としても知られています。以前通り掛った時、丁度ホップ祭の最中だったので、モーリス・ダンスに誘われて(爆)偶然立ち寄ったものの、歩くのもままならない程混雑していました。それで、もう一度普通の日に訪れたいと思っていました。しかし、今でも毎週土曜日に市場が開かれていて、この日もかなり混んでいました。
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この爽やかな水色の、時計台を持つ立派な建物は、昔のギルド・ホール。
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ギルド・ホールの裏側です。こんな地階がギリシャ風の柱だけのピロティ形式の建物は、イギリスでは典型的な昔の市場会場ですが、今でも現役で使用され、しかも木製の柱なのは珍しいんじゃないかな。
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ギルド・ホールの脇に立つ、ヴィクトリア時代の消化栓。
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石畳や古い家も沢山残り、歴史的な町の雰囲気ばっちりです。この建物は、今は不動産屋と言うのが、ちとガッカリですけど(笑)。
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イギリスに古いマーケット・タウンは多く存在し、大抵人気の観光地になっていますが、こんなに昔ながらの面影をそのまま残す町は、少なくとも南東部では結構珍しいかも知れません。雰囲気の良さの決め手は、町の中心に車が入り込めないこと。イギリスって、例え歴史的な町(特に中小規模)でも、中心を幹線道路が通過して交通量が非常に多かったり、町のヘソの広場が全て駐車場になっていたりで、景観を大きく損ねていることが多いのです。ハンガリー人の友達に指摘されて、「確かに」と思いました。
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これは布地屋さん(の裏側)。イギリスとしては安めの薄手のプリント生地が沢山揃っていたので、じっくり見て選びたかったなあ。
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この毎週土曜日の市は、基本的に何でも売っていて、一部はアンティーク・マーケットになっていました。因みに、毎月第一日曜日には、アンティーク&ビンテージだけのマーケットも開かれるそうです。
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この古物を売るストールは、船乗りの為のチャリティ・ショップ。そんなチャリティが存在するとは、さすがは港町です。しかしこんな場所にも、EU離脱派のキャンペーンが。
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カラフルなフルーツ柄のグラス・セットも、オレンジ色のホーローのケトルも素敵。左の可愛いイラストの箱は、交通ルールを学ぶ為のドミノ・ゲームだそうです。
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箱入りデッドストックのシンディ人形の実物を、初めて見ました。この状態で25ポンドは、割とお買い得かも知れません。
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アンティーク・マーケットの裏には、アンティーク・ショップが。
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店内は、イギリスの典型的な骨董商の品揃えと言う雰囲気。
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右の50年代の食器棚と、左の白いわんこが可愛い(笑)。
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本当は、訪れる予定だったアンティーク・ショップがもっとあったのですが、駐車場の時間切れで、後ろ髪を引かれながらフェイヴァーシャムを去りました。人気の観光地なので、町内の道路は、許可証を持った住民以外は駐車厳禁になっています。町の駐車場でも4時間が最長みたいですが、4時間あってもじっくり見て回れるか疑問な程、雰囲気ばっちりで魅力的なフェイヴァーシャムです。
  



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by piyoyonyon | 2016-06-03 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

フェイヴァーシャムの「スタンダード・キイ」

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5月末、イギリスで三連休がありました。その内、最も天気が良いと予報された土曜日には、何処かへ出掛けたいと思っていました。しかし、バラを見に庭園に行くのには、未だ少しだけ早かったので、ケントの海辺の町へ行くことにしました。そこでまず訪れたのが、古いマーケット・タウンFaversham フェイヴァーシャムの、「Standard Quay スタンダード・キイ」と呼ばれる、町外れの船着場の昔の倉庫街です。ここは現在再開発され、アンティーク・ショップが幾つか集まる、ちょっとした観光スポットになっています。
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倉庫自体が木組みや木造の歴史的な建物で、見るだけでも十分価値があります。例えアンティークに然程興味がなくとも、飲食店やガーデン・センター等もあり、楽しく過ごせるはずです。
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ここのアンティーク屋は、家具中心の店が多いようです。
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この広い倉庫の建物にも、古い家具がずらり。P太は、元は昔の小さな教会のものらしい、中々凝った装飾の小ぶりのオルガンに惹かれていました。
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他にも古い工具専門、時計専門、バイナル(ビニール)・レコード専門店なんかがあります。
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皆個人経営のようですが、唯一モール形式で、店舗自体も一番大きいのが、この「Aladdin’s Loft アラジンの屋根裏」。
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その名の通り、倉庫の屋根裏部分が店舗になっています。
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ここは女性的な小物、雑貨が多く、かなり楽しめました。お値段も、割と手頃な物を多く見掛けました。
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全体的に商品が可愛く見える決め手は、パステル・カラーにペイントされた陳列棚だと思います。
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アンティーク&ビンテージだけでなく、手作りのアクセサリーや服も。
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この木製の小さなメダルにプリントを貼り付けたイヤリングは、本当に買おうかと迷いました。
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ドイツの「トーマス」のティー・セット。青系の他に、こんな愛らしい赤系も同柄に存在するとは。
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アール・デコ時代の、型押しウラン・ガラスのキャンドル・スタンドとトレイ。
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中央は、ヴィクトリア時代の吹きガラスの花瓶。下部だけウラン・ガラスになっています。
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中々豪華なアメジストのネックレス。ホルマークがないからか、値札には「ホワイト・メタル」とだけ表示されていますが、多分銀製だと思います。
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こちらは古着専門のブース。
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中南米風のアップリケ・エプロン付きスカートは、かなりの重量です。フォーク・ダンスに活躍しそう。
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このコリン・バッグは、ビーズの幾つかが無くなっていると言う事で、結構お買い得な値段になっていました。デザインもとても可愛く、かなり惹かれましたが、こんなバッグを実際持ち歩くことはないもんなあ…。
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こちらの黒いビーズがびっしりのバッグは、姉に良いかもと思いましたが、クラスプが緩めで断念。
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倉庫街の裏は船着場になっていて、潮の香りがしました。フェイヴァーシャムは、海岸線から3、4km程内陸にありますが、イギリスの常で、河口から川を通じて港町になっている訳です。対岸には、多分意図的に「倉庫風」にデザインされた新し目のアパートメントが、ズラリと並んでいます。
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でもこの川、水位が凄~く浅くて、例え満潮時でも船は動かなさそう…と思ったら、多くの船は、Shoreham ショーハムで見たのと同様、定着の住居になっている「ボートハウス」のようです。
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実際船着場だった時代の名残りの看板。いかなる動物も、外国からは上陸出来ないと書いてあります。従順そうな犬に比べ、ふてぶてしそーな面構えの猫が印象的。
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駐車場の最長滞在2時間なんて、あっという間に過ぎてしまいそうな、中々充実したスタンダード・キイです。
 




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by piyoyonyon | 2016-06-02 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

ペットワースでアンティーク・ショップ巡り

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Petworth Park ペットワース・パークで散策を楽しんだ後は、ペットワースの町へ向かいます。町内は狭く駐車が難しいので、ペットワース・パーク内の駐車場に車を残したまま、しばし歩きます。
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ペットワースは、丘の上の町。民家に寄っては、庭からこんな素敵な田園風景が見下ろせます。
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そしてペットワースは、アンティーク屋が集まる町として知られています。私がここを知ったのも、デザイナーのマーガレット・ハウエルのお気に入りの町だと、友達が教えてくれたから。しかし、経営者自ら拘って選んだ(多分)家具やアート中心の店舗が多く、外国からの観光客が気軽に買える商品は少ないかも…。
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唯一、それぞれの契約者がブースや棚ごとに自分の好きな物を売る、アンティーク「モール」形式なのはこのお店だけ。
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隣の倉庫らしき建物も売り場になって繋がっていて、店内は結構広めです。
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このお店でヴィクトリア時代のウラン・ガラスの美しいワイン・グラスを見付けましたが、実用しないグラスにしては高いので見送り。
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古着や布小物が集まった、女性好みのブースもありました。
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右のゴブランのビンテージ・バッグは、中々好みです。
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お次は、チューダー時代の木組みの建物自体が、まるで骨董品のようなアンティーク屋さん。売られている物は高級で手が出ませんが、店内の造りを眺めるだけでも価値があります。ここで女性店主が、「ペットワースのアンティーク・フェアにも行きましたか?」と聞いて来たので、「行きましたが、サウナのような暑さでしたよ」とP太が答えたら、「あらやだ、明日は私がフェアの店番担当なのよ。明日は今日より更に気温が上がるはずなのにねえ」と心配そうでした。
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木製の塔が印象的な教会。
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古い建物が多く残る町並み自体は素敵ですが、幹線道路が町の中心を貫いており、狭い折り曲がった道路を沢山の車が結構なスピードで通過する為、歩いていてちっとも気が休まりません。ドイツとかだったら、こんな歴史的な町には、絶対バイパスを設置するところなのになーと思います。景観が良い通りや広場に駐車を許可するのも、ヨーロッパの他の国では余り見掛けないことです。
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そんな中、歩行者天国で雰囲気抜群なのが、石畳の残る、その名も「Cobble Lane 石畳小路」。
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ここにもアンティーク屋やアート・ギャラリー、お洒落な雑貨屋等が並びます。
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この通りは、店舗だけでなく民家の庭にしても、手入れが行き届いています(ペットワース中大抵そうですが)。石塀の上に、何故かチューリップが植えてある、斬新なガーデニング。
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アーツ&クラフツ専門の骨董品店です。例に寄って、手が出る商品はありませんが、ここの品揃えは徹底していて、本当にデザインが素敵な物ばかりでした。
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例えば、この小ぶりの可愛い本棚なら、並ぶ本もアーツ&クラフツらしい表装。
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お店のシンボル・マークのようです。
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一方、その向かい側にあるアンティーク屋は、レトロと呼べる小物が多くホッとしました。
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1950~60年代のテーブルウェアも。右の三角形が連なったパターンのコーヒー・セットと同じシリーズの砂糖入れを、長年使用していますが(電池やUSB入れとして…)、同柄を見掛けたのは初めてです。
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オランダのホーロー製のキャセロール。ちょっと惹かれました。ル・クルーゼ並みの厚み&重さです。
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ここでウラン・ガラスのストッパーを見掛けましたが、ストッパーにしちゃ値段が高くてパス。ストッパー位なら、カーブーツセールでも見付かりそうだし。ペットワースのアンティークは、総じて高めだと感じました。
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この古めかしい建物もアンティーク屋。やはり「大物」中心っぽいので、店内には入っていません。
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こちらの建物もアンティーク屋さん。同じく中には入っていません。
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今回初めて気が付いたお店。ペットワースでは珍しい、いかにも女性店主らしいセレクトの小物が主体の、中々好みのお店でした。小さく入り組んだ店内も楽しいし。
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やはりペットワースのアンティーク屋は、全体的にジャンク率が低く、本格的な骨董美術品中心で、結局買いたい物は何も見付かりませんでした。これだけお店を廻ったのに、ウラン・ガラスの収穫が全くなくて、P太は少しガッカリしていました。ちょっとはアンティークに対する関心が深まったので、この町のアンティーク屋も昔よりは楽しめるかも…と期待しましたが、やっぱりペットワースは町自体が結構ポッシュでした(笑)。
   




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by piyoyonyon | 2016-05-23 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ペットワース・パークにブルーベル花見

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5月の初旬に、気温が急激に上がり、突然冬(前の週は雪が降った)から夏に移り変わったような状態になりました。ブルーベルの花期も、今年はそろそろ終わりに違いないと、その週末はブルーベル花見に出掛けることにしました。ブルーベルは、この季節イギリスの何処の森林でも見ることが出来る野草ですが、久しぶりにウェスト・サセックスの町Petworth ペットワースに行くことにしました。ここなら、広大な公園を歩いた後、アンティーク・ショップ巡りも出来るからです。夫婦でウラン・ガラスに興味を持ち始めてからは、庭園(または自然)だけでなくアンティーク屋も楽しめる、と言うカップリングが多くなりました。
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たった一週間前の週末より、木々の緑が明らかに濃くなって、すっかり春から夏の景色に変わってるのに気付きました。やって来たのは、町の面積の大部分を占めると思われる「Petworth House & Park」。
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駐車場側の入り口から、まず見えて来るのが、高台に立つ「Ionic Rotunda」と呼ばれる新ギリシャ様式の東屋。これだけでも、相当贅沢なのが分かります。
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この季節、イギリスのあちこちで、菜の花の黄色い絨毯が見えます。
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東屋の背後には、期待通りブルーベルの群生が広がっていました。
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日陰を好むブルーベルの群生地としては、ここはちょっと陽当りが良過ぎるせいか、周囲の草の背が高いのが難点。未だ白い水仙の花も混じっています。
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ブルーベル自体を楽しむのなら、もっと群生の密度が高い、または面積の広い他の庭園や公園や森林が、この周辺には幾らでもありますが、甘い香りに包まれて、これだけの眺めを見ることが出来たら満足です。
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ブルーベルの他には、シャクナゲやツツジが咲いていました。日本人の度肝を抜く、イギリスのシャクナゲの巨木。ここには、珍しい種類のシャクナゲも多いそうです。
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ツツジとブルーベルの組み合わせ。
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これはウツギかな?
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こちらはハンカチの木のようです。
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Petworth House ペットワース・ハウスが見えて来ました。ここで、草花自体を楽しむ「植物庭園」と呼べるのは、せいぜいお屋敷脇の僅かなこの場所位で、後の敷地は、ひたすらダダっ広い、自然の野山にしか見えない「風景式庭園」なんです。ここの庭園のバラは、何故かとげとげしいルゴサ種(ハマナスの改良種)ばかりで、周囲で遊んでいた子供達は、イギリスの藪代表ブラックベリーだと勘違いしていました。
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ペットワース・ハウスの全景。「ハウス」と呼べど、お屋敷どころか宮殿です。内部はターナーやヴァン・ダイクの名画のコレクションで知られていますが、今は金満臭プンプンの豪華過ぎる内装と芸術には興味が沸かず、今まで一度も入ったことナシ。実は有料(ナショナルトラスト会員じゃないと13ポンド以上も掛かる)なのは、内部と館の北側だけで、それ以外の広大な敷地は、誰でも出入り自由な正に公園。
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そしてこれが、ランスロット・「ケイパビリティ」・ブラウンに寄る景観式庭園。自然の、しかしバランス抜群の風景に見えるよう、念蜜に計算されて作成された庭は、日本庭園のコンセプトと共通するものがあります。とは言え、お屋敷自体が宮殿並みに巨大なだけに、そこから眺める為の、また屋敷が組み込まれて絵になって見える庭の規模は、コンパクトに凝縮した自然美を箱庭的に愛でる日本庭園と異なり、とてつもなくデカイ。ケイパビリティ・ブラウンは、当時の王侯貴族に引っ張りダコだったようで、彼の設計した庭は、イギリス中の屋敷や城に残っていますが、ここは代表作の一つだそうです。
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今年はケイパビリティ・ブラウンの生誕300周年で、このペットワース・ハウスでも、記念展示が行われているようです。
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この公園、英国南東部一の鹿の数でも知られ、お屋敷の周囲には、鹿が立ち寄れない為の堀&柵が設置されています。もっとも、訪問者の多い日中の屋敷周辺では、鹿達は全く見掛けません。フンだけは散らばっているので、閉園後はやって来るみたいです。
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凄い巨大な丸太が転がっていました。
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大木の多くは、ほとんど樹皮だけで生きているようです。
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お屋敷西側の平地から丘に登ると、背後にはひたすら丘陵地帯が続いて見えます。これも全て屋敷の敷地で、全部で700エーカーもあるそうです。いつか丸一日掛けて、出来るだけ遠くまで歩いてみたいと思っています。鹿達は、日中はこの奥に集まっています。
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池に浮かぶ島に石像が立っていて、遠目からは私もP太もコペンハーゲンみたいな人魚像だと思っていましたが、近付いて確認して見たら、…犬でした。城主の飼い犬とかなんでしょうか。
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池には水鳥がいっぱい。この強面の鴨は、他の鳥が近付いて来ると攻撃し、見た目通り性格も激しい。
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Greylag goose(灰色ガン)は、ぴよぴよ達を連れていました。
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この巨大テントの中では、丁度アンティーク&アート・フェアが行われていました。入場料は、普通に払うと10ポンド(1500円以上)もしますが、既に屋敷と公園の入場料を払っているなら無料とのことで、覗いてみない手はありません。想像した通り、中は、庶民の家屋には全く似合わない(笑)、手の届かない値段の高級な骨董品ばかり。そして、象牙や鼈甲など、ワシントン条約に引っかかるもの多数。でも、ヴィクトリア時代のジュエリーや銀器、細工の美しい時計等は、目の保養にはなりました。
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テントの外にも、売り物のガーデン・アクセサリーが展示されていました。巨大スノードロップと、お屋敷の珍しい光景。
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中々素敵なデザインですが、何せ「アート」なものだから、見た目は似ていても、クラフト・フェアとかで売られているガーデン・アクセサリーとは、三~四桁違いの値段でびっくりです。
 



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by piyoyonyon | 2016-05-19 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

風車のある村

あるお天気抜群の日曜日、フリーマーケット以外は何処にも出掛けなかったので、夕方に義両親の家に行く際、いつもの高速道路ではなく普通道を通過して、せめて季節の風景を楽しみながら進もうと言う事にしました。しかも、高速が渋滞の折に良く代用する国道クラスの道路ではなく、古風な風車のある村を通る田舎道をわざわざ行く事にしました。ここの風車は西を向いているので、夕方や遅い午後に眺めると、光の当たり具合が丁度良く、見応えがあるのです。
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村の名前は「Outwood アウトウッド」。 狙った通り、非常に良い眺め&気持ちの良い午後だった為、しばし車を止めて周囲を歩いて見ることにしました。
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ガイドブックにも紹介されていないので、今まで気付きませんでしたが、この周辺は、「Harewoods ヘアウッズ」と言う、NT(ナショナルトラスト)管理の土地になっています。これはほんの入り口部分で、ここから主に北の、サリー丘陵地帯の中の約2500エーカーの森と牧草地が、管理下になっているそうです。
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森の中には、こんな風に池が点在しているとのことです。ただし、雨の多い冬の間は、森の地面全体が湿地のようにぬかっており、ここ最近でやっと地が固まったようです。
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この季節は、丁度ブルーベルの見頃。
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場所に寄っては、青紫のブルーベルだけでなく、白花やピンクも混じっています。
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「cowslip」と呼ばれる野生のサクラソウも、イギリスでは非常に良く見掛ける春の野の花です。このクリーム色のが多分原種で、一番逞しいのだと思います。最近高級なアンティーク・ショップで、アーツ&クラフツの何十万円もするような花器に、このサクラソウとブルーベルが生けてあるのを見掛けました。何処にでもある草花なのに、凄く素敵に見えました。青紫とクリーム色って、やっぱ似合うんですね。
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アネモネ・ネモローサ(ヤブイチゲ)も、春の森の地面を覆う代表的な花。フィンランドでは、これが春を告げる象徴なんだそうです。
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森の入り口のNTの駐車場は、ほぼ満杯でした。犬の散歩等に、持って来いのスポットのようです。今度時間がある時に、じっくり歩いてみたいと思います。
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今でもイギリスの所々に、この手の風車が残っていますが、大抵風の強い丘の頂上に建てられました。右に立って見える運動会の玉入れのような物は、「beacon」と呼ばれる「のろし」、または「篝火」。言わば、昔の伝達手段です(ロード・オブ・ザ・リング3を見れば使い方が分かる)。これが立っていると言う事は、やはりここが周囲で一番標高の高い場所で、更に昔は見晴らしが良かったはずです。
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青空に白い風車が映えます。現在どんどん増えている背の高い三枚羽根タイプの風車は、風力発電の為の物ですが、昔の風車は主に穀物の製粉に使用されました。
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近くで風車を見てみようとしたら、残念ながら私有地の中で近付けませんでした(…なので入り口から写真撮ってます)。つまりこの風車、個人の所有物な訳です。今は動いておらず、単なるランドマークのようですが、やっぱり風車のある田園風景は絵になるので、このままずっと残って欲しいと思います。
  



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by piyoyonyon | 2016-05-15 15:21 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ヘッドコーンのアンティーク・モール

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シシングハーストへ行く機会があったら、ついでにHeadcorn ヘッドコーンと言う村にも寄りたいと、前々から思っていました。ヘッドコーンは、シシングハーストの北東8~10km位にあり、今までも何度か通過したことはある、いわゆる「クリームティー村」です。「クリームティー村」とは(注:私が勝手に作った単語です)、古い家並みが残って雰囲気が良いので、田舎好きのイギリス人が晴れた週末なんかに訪れる村で、そういう場所には大抵クリームティー(紅茶&スコーンのセット)を給するティールームがあるのです。そしてそういう村には、アート・ギャラリーやアンティーク・ショップがあるのも、イギリスではお約束です。古物番組で、ヘッドコーンにも中々充実したアンティーク・モールがあると知り、一度覗いてみたいと思っていました。
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クリームティー村らしく、ハイストリートにこんな木組みの家があります。しかも、かなり大きな家です。
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その隣のこちらの家は、かなり傾いています。内部も、傾いているのに違いない。
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チャリティショップも2軒あり、村としては大き目です。これは、元学校っぽい建物でした。
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これもクリームティー村の特徴の一つで、イギリスでは珍しくなった個人店舗が並んでいました。これはHardware屋さん。日本で言う金物屋か荒物屋、またはホームセンターのちっちゃい版で、奥が驚く程深い店舗には、食器、DIY、ガーデニング用品、ペット用品から手芸用品まで売られていました。
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イギリスでは非常に貴重なチェーン店ではない、昔ながらの店構えのパン屋さん。思わず夫婦揃って期待して覗いてみましたが、…昔ながらのイギリスの不味そうな菓子パンしかありませんでした(当然か)。
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これがお目当てのアンティーク・モールです。間口は小さく(しかも天井がメチャ低い)、外観からはとても「モール」には見えませんが、例によって奥は深く、少しですが二階もあります。
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あっ、私が持っているのと同じ、古いソーイング・バスケット(左手)がある。
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そして、いきなりこんなブースが。ウラン・ガラスをわざわざ紫外線光で照らして発光させている陳列棚は、イギリスでは初めて見ました。二段下のコスメ・セットも、ウラン・ガラスです。
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さして古くもないテディベアや縫いぐるみでも、籐椅子に並べると絵になります。
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コスチューム・ジュエリー、コンパクト、ピル・ケース、ルージュ・ケースなど、昔の小物類が色々。
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右は、アーツ&クラフツのボウル。確か30ポンド位。
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二階には、古着中心のブースもありました。左の三段重ねのレコードは、カップ・ケーキやアフタヌーン・ティー用のトレイ。お洒落なアイディアだけど、強度が平気なのかは疑問です。
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女性らしいアイテムと、手作り布小物のブース。
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中心のバッグは、古そうには見えませんでしたが、中々素敵なデザインで気になりました。
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大きくはないけれど、村のアンティーク・モールとしては充実していて、十分楽しめました。何より、結構知られたスポットなのか、歩くのがままならない程、店内はお客さんで混んでいました。
 




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by piyoyonyon | 2016-05-13 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

2016年 春のシシングハースト城庭園

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日本がGWだった時、イギリスにも三連休がありました。概ね天気にも恵まれ、ようやく気温も春らしく上がって来たので(何せその前の週はが降った)、ケント州の「Sissinghurst Castle Garden シシングハースト城庭園」へ、春の植物を堪能に行くことにしました。
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ここは、英国式庭園を代表する名園の一つです。ドーヴァーからも近いので、大陸からも観光バスで団体客がやって来ます。私達夫婦も、年に1、2回は訪れています。今までも何度か書いた庭園自体の御紹介はさておき、季節の植物を御一緒にお楽しみ頂ければと思います。
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塀に囲まれた「walled garden」は、バラが主体なので、この時期は未だ寂しい雰囲気。
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この季節、一番目立つ、花壇のアクセントとなる花はチューリップでした。
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子供が一番最初に描き始める、花の代表のようなチューリップですが、実に様々な種類があります。普段私が惹かれるのは、こんな素朴で可憐なタイプ。
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バイカラーも可愛い。ちょっとカニカマみたいですが。
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八重咲きは、まるでバラのように華やか。P太は「え?これもチューリップなの?」と驚いていました。何度も庭園を訪れている割に、彼の植物に関する知識はさっぱりだ…。
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今回改めて気付いたのは、紫色のチューリップの魅力。今までチューリップの中では地味な色だと思っていましたが、こんなに花壇で映えるとは思いませんでした。ヒヤシンスやムスカリ、ブルーベルの青紫に対し、赤みの強いマジェンダに近い独特な色なので目立つ訳です。
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紫色と一言で言っても、藤色から黒に近いものまであります。
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チューリップとウォールフラワー(エリシマム)の組み合わせは、春の花壇の王道のようです。多分開花時期が、ほぼ一緒なのだと思います。
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この庭園、さりなげなくあちこちに置かれた植木鉢のバランスも、全く抜かりありません。
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そして、ここの庭園の一番の見所の一つが、春の球根植物で埋め尽くされたボーダー状花壇。
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所々に大きな植木鉢を配置して、高さに変化を付けているところがミソ。
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その中でもここは、特に花密度が高い部分。
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普段は赤と黄色い花の組み合わせには惹かれないのですが、チューリップなら可愛いと思います。
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この季節を狙って毎年のように来ているのに、何度見ても、いつまでも眺めても飽きません。
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「Nuttery」と呼ばれる人工の広葉樹林は、丁度シダ植物が芽吹いているところでした。手前のブロンズ色の葉は、エピメディウムと言うイカリソウの一種。
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八重のアネモネ・ネモローサ(ヤブイチゲ)。
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コテージ(田舎家)前のコテージ・ガーデンは、相変わらず黄色とオレンジ色の花で統一されています。
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ここでも、この時期の主役はやはりチューリップ。
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今まで「sink garden(一段窪んだ庭)」だった場所は、今回池に変更されていました。元々ライオンの顔の泉栓がある、「Lion Pond」と呼ばれる池だったそうです。
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庭園では結構御洒落な人を見掛けますが、その中でも一際完成度が高くて、輝いて見えた格好の女の子。イギリスではとても珍しいテイストの服装で、ドイツからの観光客のようでした。
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この庭園で特に人気の高いホワイト・ガーデンも、今は未だ少し寂しい状態でした。
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以前より全体的にバラがかなり増えているようなので、今年はバラの最盛期に再び見に来なくちゃと思います。このパーゴラにも蔓バラが絡めてあり、開花時にはさぞ見応えがあることと思います。
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この季節、春の球根ボーダーに負けない位魅力的なのが、「Delos」と呼ばれるシェイド・ガーデン。主に地面を覆うのは、「ウィンド・フラワー」と言うアネモネ・ブレンダの一種です。
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この日は快晴の予報でしたが、実際には午後から時折雨が降り出し、雨と晴れを繰り返す非常に変わり易い天気でした。真っ黒い雲と日光に照らされた庭の組み合わせも、イギリスらしい光景だと思います。
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仕上げに、お決まりの城の屋上へ、螺旋階段で一気に登りました。夫婦揃って少し息切れしてしまい、日ごろの運動不足を痛感します…。それにしても、完璧な直角に刈り込まれた生垣に、凄い執念を感じるでしょ。
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左がホワイト・ガーデンで、右は果樹園(果樹はパラパラとしかないけど)。その彼方のあちこちに、写真では飛んでしまいましたが、雷を鳴らしているのに違いないドス黒~い雲が見えました。
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母屋の左側、半円形の壁の後ろに、色とりどりの花が植えられている、広大な育苗場があるのが見えるでしょうか? 言わば庭園の裏舞台で、ここで常に次の開花の植物を沢山育てている為、いつも花が絶えない状態なのです。一般住居の庭では、中々真似出来ることではありません。
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結局まとまった雨が降って、敷石もすっかり濡れました。その間、訪問者の多くは、お城や母屋のトンネルで待機していました。雨に塗れて輝く庭も、また美しいと思います。
  



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by piyoyonyon | 2016-05-10 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(4)

ライでアンティーク・ショップ巡り

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自分の誕生日には、今年もロマンティックな城下町ライに、連れて行って貰うことに決めていました。しかし丁度誕生日の辺りは、夫婦共に体調が良くなかったり、天気の良い週末に恵まれなかったりで、ずっと先延ばしにしていました。更に、人気の観光地で混むからと、イースター休暇中は避けた為、結婚記念日と順番が前後してしまいました。もう何度も訪れている町なので、観光はすっ飛ばして、ここでの目的も、飽きもせずアンティーク・ショップ巡り。そして、またしてもウラン・ガラス・ハントが中心です。
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まずは、「First Class Junk Shop 最高級ガラクタの店(…実際そう看板に書いてある!)」のお店へ。駐車場の隣なのです。ガラス製品中心の、中々良い品揃えです。結構魅力的なウラン・ガラスもありましたが、値段がファースト・クラスでした(笑)。
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その近所の、普通の民家の窓。ちょっとブライトンの雑貨屋さんみたい。日本では御馴染みのムーミン・グッズも、イギリスで見掛けるのは結構珍しいのです。
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そしてお誕生日ランチは、今年も、独創的なシーフードが美味しい「The Ship Inn」です。美味しい店を把握していることも、毎年この町に来たくなる理由の一つ。
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P太は、普通にハンバーガーを選びました。あ、でも、付け合せのフライド・ポテトは「チップス」ではなく、「フレンチ・フライ」(チップスより細い)なのが、ちょっとだけイギリスでは変わっています。
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私は、こんなの他で見たことのない、「鱈の燻製のポーチド・エッグ乗せ」と言うのを注文してみました。鱈とポーチド・エッグが、ジャガイモとホウレン草とレンズ豆のカレーの上に乗っています。このカレーが、実はかなりスパイシーで、最初は新鮮な組み合わせで美味しかったのですが、最後には辛過ぎて相当辛くなって来ました~。メニューにはカレー味とも辛いとも一言も書いてなかったのに、もし義母が知らずに頼んでいたら、完全にアウトですね。P太ママは、カレーも辛いものも嫌いですから。
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食事の会計時に出て来るサービスの飴を、やけに有り難く感じながら(笑)、アンティーク・ショップ巡り再開です。ここは「Quay」と言う、昔は港の倉庫街だった建物で、今はアンティーク街になっています。
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ここは、その中で一番ジャンク率の高いアンティーク・モール。
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レースが印象的な、フランスの1950年代の民族衣装人形です。
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アトマイザーなど香水瓶中心のブース。装飾の凝ったデザインが多く、コレクターも多いし、更に蓋が銀製だったりするので、概ね高価なアイテムです。ブリキ製のオーナメントは現行品。
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中央の、薄い黄色の瓶がウラン・ガラス。
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アンティーク・ショップと言っても、店主やブースの管理人の好みや目的は様々で、商品の半分位は、現行品や新し目の中古品、またはビンテージを加工した手作り品だったりします。
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このお店は、1/3位がペンキ屋になっていました。古家具の塗装やリフォームも、取り扱っているようです。
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この黄色い椅子に、古風な花柄のクッションを合わせたセンスが、中々素敵で目を引きます。
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カラフルなビンテージのキッチン用品中心の、いつ覗いても楽しい好みのお店。
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倉庫街を離れ、Wish Ward通りにもアンティーク屋が並んでいます。昔の井戸の鉄製手押しポンプが、花壇の素敵なアクセントに。
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ビンテージ・ドレスやコスチューム・ジュエリー等の品揃えが毎回うっとりする、センス良い女性店主のお店。
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一方、こちらはビンテージ・ショップにしか見えないディスプレイですが、実はチャリティショップです。
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ハイストリートの、私には余り縁の無い、コスチュームではなくファイン・ジュエリー(貴金属)の専門店。
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でも、魅力的な物も結構あります。銀製品に七宝加工と言うのも、英国人が珍重する人気の高いアイテム。
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アンティークの町に絵になる、背後の建物もばっちり決まっているクラシック・カー。絶対効果を分かっていて、持ち主は場所を選んで駐車しているのです。案の定、沢山の人が群がり写真を撮ったりして退けないから、隣に駐車していたドライバーは、中々発車出来なくてムカついていました。
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結局この町では、今回ウラン・ガラスの収穫には余り恵まれませんでしたが、ジャンク率は程良く、小物も多いので、アンティーク・ショップ巡り自体は毎回十分楽しめます。
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この日は、午前中は快晴で、真夏並みの格好の観光客も何人か見掛けましたが、午後は予報より早く雨が降り出して、旧市街地の散策も底々に、早々に引き上げなくてはなりませんでした。同じ南東部とは言え、うちからはかなり時間が掛かる不便な場所だし、既に夏時間で日は長かったのに残念です。
 



・ 
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by piyoyonyon | 2016-04-29 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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