カテゴリ:箱・缶・入れ物( 55 )

アンティークのミルク・ガラスのパウダー・ジャー

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フリマで凄く古そうなガラス製品を見掛け、興味深いと思い買いました(50ペンスだったし)。高さ12cm位の乳白色の吹きガラスで、手描きでエナメル彩色されています。この手作業の掛け具合から、20世紀初頭以前のガラス器である事が分かります。売り主は、これはとても古いボーン・チャイナだと言っていましたが、私が「磁器ではなくガラスに見えますけど…」と言うと、今までそう考えた事は全くなかったようで、いきなり何言い出すんだコイツ状態で目を丸くしていました。
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もっとも買った当初は、埃塗れでかなりバッチイ状態でしたから、素材を確認する程の愛着もなかったようです。しかし部分的に透明感の高い場所があり、どう見てもガラスです。
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チューリップ(と言うか飾り切りの茹で卵)型の蓋の形態が、以前アンティーク・モールで買った、フランス製のウラン・ガラス器に良く似ています。吹きガラスで形成した後、この部分のみカットしたようです。このチューリップの上から見て中心に、何故か穴が開いていて、つまり茎の部分が空洞になっていて、約100年分の埃が溜まり、取り去るのにちょっと苦労しました。
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図案は私の苦手な蝶ですが、とりわけ上手くも精密でもない分、リアルでもないので、まあ許せるかなと思っています。
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元は縁やあちこちに金彩がふんだんに施されており、当時はかなり華やかだったであろうと想像出来ます。この時代のガラス器を見ていつも不思議に思うのですが、絵柄ははっきりと残っているのに対し、大抵金彩は酷くハゲハゲで、特に擦れ易い箇所でも用途でもないのに、金彩ってそんなに経年だけで剥がれ易い物なのでしょうか??
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用途は、白粉を入れるパウダー・ジャー、または小物類を収納するトリンケット・ボックスだと思います。どちらにせよ、昔の御婦人の鏡台で使用された、優雅なアイテムだったようです。
   




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by piyoyonyon | 2018-06-26 15:26 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

東欧の木製引き出し

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隣町のフリーマーケットの、混み合っていた快晴の日に買いました。どう見ても、東欧のお土産っぽい木製の引き出しで、フォークロアなデザインが中々可愛いし、アクセサリー等の小物を仕舞うのに役に立ちそうです。しかし、最早家具と呼べる程の大きさなので、「買って一体何処に置くんだ?」と自分に問い掛け、一度は見送りました。
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再び同じストールに戻って来て、一応値段を聞いてみると、たった50ペンスとの事。これは買わない手はありません(笑)。
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トップと引き出し部分に、焼き鏝で彫ったような模様が付いて彩色されてます。原産国は分かりませんが、多分ポーランド辺りの物ではないかと思います。
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心配した置き場所ですが、ドレッサー周辺に上手く納まりました。チェストのように蓋を開けるタイプの箱だと、もし上に何か乗せたら不便ですが、引き出し式なので活用度が高いと思います。中の何処に何を入れたか分からなくなるのが難点ですが、普段余り使わないブローチ等を収納するのには、埃も入らなくて便利です。




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by piyoyonyon | 2018-05-16 15:27 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ホロハーザの羊のトリンケット・ボックス

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山小屋風チャリティショップで、久々に出会った収穫です。一目見て、イギリスの製品ではないと分かりました。きっとハンガリー辺りとか…と思ってバッグ・スタンプを確認すると、ハンガリーの古窯の一つ「Hollóháza ホロハーザ(ホッローハーザ)」とありました。
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製造年代は分かりませんが、あるサイトにはミッド・センチュリー(20世紀中期)と記してありました。Hollóházaとsheep、または lamb(どう見ても子羊じゃないけど…)で検索してもヒットせず、 ram(牡羊)でやっとゾロゾロと出て来ました。
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彩色は青と金のみですが、返って風格が出ています。チェッカー模様が印象的。
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羊の形のトリンケット・ボックスとしてだけでも十分インパクトありますが、側面に白鳩のようなパターンが描かれているのも魅力です。このパターンが、一見プリミティブなようでいて、実は小慣れてデザイン性が高く、ハンガリーらしさが滲み出ているように思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-05-07 15:22 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

フォレスト・グリーンのレトロ花模様缶

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昨年夏頃地元のフリマで買った、1960年代後半~70年代前半の空き缶です。既に机の上で愛用していて、最早すっかり馴染んでいます。
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蓋は蝶番式で開きますが、外れ易い為、余り開け易くはありません。
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上から見ると、横長の八角形のような形をしています。深い緑の地色に、花模様が並んでいます。
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こちらは、側面の正面。典型的なスウィンギンの柄だと思っていましたが、良く見るとペイズリー柄でもなく、花柄も然程ポップでなく、結構独特です。
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側面の横側。縦長の缶なので、容量の割に、卓上でも面積を余り占めない所が便利です。





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by piyoyonyon | 2018-04-26 15:31 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ジェイド・ウラン・ガラスのパウダー・ジャー

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ランフォードで二軒目に立ち寄ったアンティーク・モールで、今回夫婦揃って最も気に入ったウラン・ガラスはこれでした。今まで見たことのない独特なデザインで、手吹きガラス+手描き彩色と制作に手が込んでいる上、年代の古いジェイド色のウラン・ガラスらしく発光も強い。しかし値段が、我々のコレクションとしては最高額位だった為、最初はP太は買うのを諦めるつもりでした。そこで、彼への誕生日プレゼントとして、半分だけ出費して上げました。もう既に他にプレゼントを買っていたし、全額払うのには私にとっては高過ぎたからです(笑)。
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値札には「1930年代のフランス製」と書いてありましたが、それよりもっと古いヴィクトリア時代の製品だと、ほとんど確信しています。フランス製なのは、ネットで似た物にヒットして、ほぼ間違いないようです。用途は、多分白粉を入れるパウダー・ジャーじゃないかと踏んでいます。
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蓋だけだと、まるでキャンドル・スタンドのように見えます。トップの王冠のような切れ込みは、吹きガラスで形成後にカットしたようです。
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ベル状の可憐な白い花が、エナメルで盛り上がって彩色されています。裏面は生憎エナメルが潰れて、柄が不鮮明になっています。更に元は、縁等のあちこちが金盛りで装飾されていたようで、さぞかし華やかだった事と想像します。
ウラン・ガラスとしてだけではなく、単なるガラス製品としても十分美しい工芸品です。お出掛け、そして今年のP太の誕生日の、良い記念となりました。




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by piyoyonyon | 2018-03-22 15:30 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

レトロ・テレビ型ランチ・ボックス

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今年P太が義妹から誕生日プレゼントとして貰った物ですが、即効フリーマーケット行きと言っていたから貰い受けました。1950~60年代辺りのブラウン管テレビを模った缶で、ハンドルが付き、蓋が外れる仕組みになっています。缶のラベルには、「sandwich tin サンドウィッチ・ティン」だと記してありました。サンドウィッチ・ティンとは、イギリスでは大抵パイ皿みたいなお菓子の型を指しますが、この場合はサンドウィッチ用のランチ・ボックスです。こう言う缶製のって、アメリカではメジャーなのかも知れませんが、イギリスだと、タッパー式やビニール・バッグのサンドウィッチ入れの方が主流のようです。
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ところがP太は、現在家から徒歩3分の事務所に勤めており、普段は昼食は帰宅して食べるので、ランチ・ボックスが必要ありません。出張の際には弁当を持って行く事もありますが、基本的にサンドウィッチではなく日本式のお弁当です。
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その上このランチ・ボックスの場合、蓋が蝶番で繋がっている訳ではなく、分厚い蓋をバコッと外さなくてはなりません。しかもこの蓋がかなり硬く、開け辛い事この上無し。もし中途半端に閉めたなら、持ち歩いている最中にでも蓋がガコーンと落ちそうで、中身も台無しにしそうで不安です。使い手の気持ちをまるで考えない(この国の商品には良くある事)機能性の低さに、もしかしたら元はビスケット・ティン(お菓子入れ)として作られた缶を、単にメーカーで使い回しして販売しているのでは?と疑った程です。とにかくランチ・ボックスとしては、不便・不要だから絶対使いそうもなく、P太は処分するつもりでした。しかしフリマで売るところで、この手の現代の典型的なギフト商品は、多分1ポンドにすらなりません。でも缶としては十分可愛いから、私が譲り受けることにしました。手芸用品入れとかとしては、十分役に立つ事でしょう。





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by piyoyonyon | 2018-03-18 15:33 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ポーランドのハートの木製小箱

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イギリスにポーランドからの移民が多いせいか、ポーランドに旅行するイギリス人が多いのか、ポーランドの土産の定番の一つである焼き鏝模様の付いた木箱は、古い物も比較的新しい物も新品も、フリマやチャリティショップで結構頻繁に見掛けるアイテムです。なので、出会う度に買っている訳ではありませんが、これはフリマの一個どれでも10ペンスの中から見付け、非常に小さくて置き場所も取らないし、ハート柄は初めて見たので買ったもの。
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全体的に赤っぽいニスで、ハート柄に似合う甘い雰囲気なのも気に入りました。良く見ると、模様は焼き鏝だけでなく、部分的に波打った金属板を埋め込んであり、結構凝った造りなんです。多分最近の製品な上、限りなく未使用に近い分、状態もとても綺麗です。
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約5×8×3cmの本当に小さな箱で、板の厚みも8mm位あるから、容量は本当に僅かなのですが、アクセサリー等を一個だけ入れて贈る時のプレゼンテーション的に役立ちそうです。





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by piyoyonyon | 2018-02-14 15:25 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

扇形の押絵箱

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これも、キチ吉ちゃんからのクリスマス・プレゼントです。やはり、町田天満宮の「がらくた骨董市」で買ってくれたそうです。ややっ!これは大好きな、京文庫の押絵箱ではないかい。本場京都の骨董市でも、ビンテージを幾つか見掛けた事がありますが、こんなに状態が良い物は初めて目にしました。大抵メインに使用されているのが、特に日に焼けて褪せ易い赤系の布の箱なので、今まで見掛けたのは、全体的にひどく退色した物ばかりだったのです。
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しかもこれは、扇の形とは洒落ています。単に形だけではなく、実際に扇を広げたように再現されています。扇央から放射状に張られた細い銀の糸の下には、松竹梅の小さなモチーフが貼られています。このレトロな色合いが堪りません。
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紙製の土台を、布で丁寧に包んで形成した、言わば和風カルトナージュ。
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両脇には五色の房が揺れ、雅な雰囲気がたっぷり。キチ吉ちゃん、こんな好みの物をありがとう!
  




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by piyoyonyon | 2018-01-03 15:26 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

昭和レトロなオルゴール箱

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フリマで出会った、何とも懐かしい雰囲気のオルゴールです。一目で、これ絶対日本製だ~と思ったら、確かに日本製でした。サンキョーのムーブメントが付いていて、底に襖の裏紙のような和紙が貼ってあります。大きさも仕様も留め具の形態も、「イッツ・ア・スモール・ワールド」のオルゴールそっくりで、多分同じメーカーが作ったのだと思います。売っていた30歳代位の白人女性の、子供の頃の持ち物だそうです。
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蓋には、厚さ0.5mm位の樹脂製の立体映像印刷のカードが貼ってあります。これは「Lenticular print レンチキュラー印刷」と言うそうで、姉と私の写真アルバムに、こんな絵葉書が1枚ずつ貼ってあり、見せて貰うのが好きでした。この図案は、イラストではなく、「トツパンの人形絵本」のような人形を撮影した写真だと思います。「ヘンゼルとグレーテル」の最後の場面? 立体映像ですが、図柄が動く訳ではありません。
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側面は、昔の少女漫画のようなタッチで、花と何故かカスケット帽が描かれています。
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そして蓋を開けると、内面はピンクのサテン張りで、チープなプラスティック製の銀枠の鏡が貼ってあり、同じく安っぽいバレリーナの人形がボヨヨンと立ち上がります。この人形は、足の部分がバネで固定してあり、流れる曲に合わせて、軽やかにクルクル~…ではなく、怪しくガクガクと振動しながら結構激しく廻ります。曲目は、映画「ドクトル・ジバコ」の「ララのテーマ」(念の為ラ・ラ・ランドじゃないよ)。
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拡大すると、バレリーナっつうより、何だか場末の踊り子っぽい…。私も昔、バレリーナが踊るオルゴール箱を持っていましたが、磁石で滑らかに廻る仕様で、もう少しバレリーナらしく優雅に舞ったと記憶しています。
 



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by piyoyonyon | 2017-08-01 15:35 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

エーデルワイスの透かし彫りの木箱

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フリマで出会った、ちょっと変わった、直径6cm位の白木の箱です。蓋の中央に、エーデルワイスらしきモチーフが浮き彫りになっているので、オーストリアとかアルプス地方の土産物では?と思うのですが、今までこんな仕様の土産物を、現地でも古物としても見たことがありません。
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多分素材は白樺の木で、一本を丸ごと刳り貫いて入れ物にしてあります。全て手作業なはずで、透かし模様が一つ一つ丁寧に彫ってあり、かなり労力が掛かっています。
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エーデルワイスの中心や、蓋の縁に並んだ花のような細かい模様は、革細工の刻印みたいに打ち付けてあるようです。
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とは言え、スカスカで収納にはならず、一体何を入れて置く箱として作られたのでしょうね?? 一応、アクセサリー類を収納する「トリンケット・ボックス」にはなるのかな。




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by piyoyonyon | 2017-07-30 15:35 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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