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5月の庭便り 前庭編

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昨年の秋に、前庭の西半分に花壇を増設しました。
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これは、今月初旬の状態。バラの背の高い右側の花壇だけ、我々がこの家に引越して来た直後に作った物です。つまり元々は、アプローチに沿った部分だけの直線花壇だったのを、「コの字型」に増設しました。それまでは、入居時の裏庭同様、砂利が敷いてあるだけの惨めな状態でした。
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更に、写真の左側の隣家との境には、かつては分厚く背の高い生垣が鬱蒼と茂り、そのせいで我が家の前庭は非常に暗い状態でした。前の隣人がメンヘラ気味で、生垣の剪定さえさせてくれなかったからです。現在の隣人は、駐車スペースを拡大する為に、引越し早々忌まわしい生垣を取っ払い、境には低いブロック塀を建てました。そして生垣の代わりに、境にバラの花壇を作ってくれないかと提案して来ました(自分達は園芸の心得がない為)。我々は喜んで承諾しました。
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前庭は北側なので、冬はほとんど陽が当たりませんが、太陽の位置が高い夏は、道路に面した塀沿いの部分は陽当たり抜群なのです。しかし、この家の歴代のどの住民も、今まで前庭に花壇を設けようと思った事が全くなかったようです。その為、土壌改良は一苦労でした。30cmも掘れば硬い粘土質で水捌けが悪い為、レイズド・ベッド(一段高い花壇)にして、腐葉土を大量に漉き込みました。バラは粘土質を好む植物なので、順調に育っているようです。
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こちらは、今月末の状態。左奥には、オベリスクを建てています。今はハンギング・バスケットが掛かっているだけですが、蔓バラが伸びたら絡めるつもりです。
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植物って結構高価なので(特にイギリスでは)、これだけの花壇でも、埋め尽くすのにはお金が馬鹿になりません。そこで、バラの多くは予め挿し木で増やし、その他の植物も、球根以外は、概ね種や挿し枝で地道に増やした物で、お金は出来るだけ掛けていません。中には、ナーサリーから無料で貰って来た植物も(笑)。新たに植えた10本のバラの内、8本が挿し木です。
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花壇が埋まるのには、数年掛かるだろうと見込んでいましたが、既に半年で結構みっちみっちになってしまいました。この辺の読みが、いつも甘い私です。
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ボロボロだった木塀も、この際取り替えました。この新しい塀の素材(柱以外)は、一見木に見えますが、実はペット・ボトルを再利用した樹脂製で、現在ナショナルトラスト等で時々使用されている物です。ちょっと高く付きましたが、木製は度々オイルステインを塗らなくてはならないし、10~20年位毎に朽ちて取り替えなくてはならないので、返って環境に良く経済的と言う訳です。
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前庭で一番最初に咲いたバラは、義母から貰ったイングリッシュ・ローズの「プリンセス・アレクサンドラ・オブ・ケント」でした。義母が温室で栽培している際、既に蕾を付けていたので、これはちょっと反則かも知れません(笑)。プリンセス・アレクサンドラは、エリザベス女王の従姉妹で、「ケント公妃」と訳される事が多いのですが、実際には「ケント公女」だそうです。
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このイングリッシュ・ローズ「スカイラーク」は、昨年デヴィッド・オースティンのバラ園で購入した株。花色とカップ咲きが似た「ロイヤル・ジュビリー」と、どちらにするか迷いましたが、最終的にこちらを選びました。スカイラークのほうが香りは弱いのですが、花弁が多いので雨で傷み易いロイヤル・ジュビリーに対し、雨に濡れても花が傷まないからです。
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ガーデン・エッジは勿論間に合わせで、行く行くは右側と同じ物に替えなくてはならないし、その際までには、花壇の以外の地面も整備し、芝か砂利敷きにするかを決定しなくてはなりません。芝のほうが絶対見栄えは良いはずですが、コードレスの芝刈り機がない限り、管理が面倒臭くて嫌だとP太がボヤいています。例え砂利敷きでも、草むしりは定期的にしなくては(私が)ならないんですよね…。でももし砂利敷きだったら、中央にもう一つ花壇を増やしてやろうと企んでいます。
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そして将来は、前庭の残り東半分にもバラの花壇を増設する予定。其処には、今はシンフォリカルポス(スノーベリーorセッコウボク)の生垣が茂っていて、根ごと全部取り去るのがまた物凄く重労働そうです。一体どんな阿呆がこの木を生垣に選んだのか、落葉性で冬は垣根として役に立たない上、非常に侵略性だけは強く、増大し捲くっています。しかし、代わりにどんな植物を植えたら、どんなに素敵な花壇になるであろうと想像すると、モチベーションは上がります。
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以前、何気なく二階の窓から前庭を眺めていたら、歩道を足早に歩いて来たサラリーマンが、突然我が家のバラの前で足を止め、バラに顔を近付けて香りを嗅いで、ふっと微笑んで去って行きました。また、インド人のティーンの少女達が、我が家の春の球根植物が咲いている花壇を見て、うわー可愛いと言ってくれたり、郵便配達員さんに「素敵な庭になったね!」と言われたり、地道に庭造りをして来てやっぱり良かったなあと思った瞬間です。






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by piyoyonyon | 2018-05-31 15:28 | ガーデニング・植物 | Comments(0)

5月の庭(+猫)便り 裏庭編

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今月の初旬に、裏庭のアーチのクレマティス・モンタナが咲き始めました。
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その直後に、ライラックも咲き始めました。花開くと花色が薄くなるので、満開よりも五分咲きの蕾と混じっている状態のほうが、美しく見えるかも知れません。
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林檎の花も、今年は沢山咲きました。昨年は、何故か二つしか咲かなかったんです。今年は、実が収穫出来る事を祈ります。
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アルケミラ・モリスの花は苦手だが、朝露が付いた葉は綺麗でパチリ。
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これは今月初旬の風景(何故かやたら朝早く撮影したので暗い)。
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こちらは今月下旬、昨日の写真。雷雨の合間に撮影したので、湿度が高くて背後の樹木が霞んでいます。クレマティス・モンタナが散り始める頃、バラと大輪系のクレマティスが咲き始めます。
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庭の反対側から撮影。アーチの南西側と、東側(西向き)の花壇の開花が早いようです。
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今年我が家で最初に咲いたバラは、ランブラーの「オープン・アーム」でした。この品種はランブラー・ローズとしては小型と言う事ですが、それでも樹勢は凄まじいと思います。既にシュートが何本も伸びています。イギリスのお屋敷の庭園では、クライマーよりもランブラーの使用される事が多いようですが、日本の一般家庭の小さな庭では、ランブラーは扱いにくいかも知れません。
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西向きの壁面に、この「オープン・アーム」と「ゴールデン・セレブレーション」を這わせています。色も花弁の大きさも全く違う二つのバラが組み合わさると、一層魅力的に見えます。
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今年のブルーベルの開花は遅目だったものの、バラの開花は例年よりやや早目のようです。
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日本(の東京以南)では、バラは四月の終わりには咲き始めますが、イギリスでは、幾つかの早咲きの品種を除いては、五月中に咲き始めると早い方です。
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我が家のバラはほとんど四季咲き、または返り咲きで、初夏から晩秋に掛けて咲き続けますが、やはりバラは最初の開花時期が一番綺麗です。
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花だけでなく葉も健康で美しいし、樹形も整っているからです。
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昨年は帰国していて、丁度この時期を逃してしまいました。
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今年のうちのバラは、冬の剪定のタイミングが良かったのか、気候が順調だったのか、単に株が十分成熟しただけなのか、蕾を驚く程沢山付けています。
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ただし、我が家の裏庭は南向きなのに、狭くて塀が高くて陽当たりが余り良くないせいか、バラの樹高が概ね基準よりずっと高いかも知れません。幾つかのバラは間延びして、まるでスタンダード仕立てのようになってしまいました。
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そんなバラの株元を埋めてくれるのが、下草であるコンパニオン・プランツ。
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バラの開花時期に合わせて咲く植物を選ぶのが大切です。葉も魅力的だと尚良しです。
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株元には耐陰性のある宿根草、バラの合間に背の高いデルフィニウムやジキタリス、背後に蔓性のクレマティスやハニーサックルを這わせると、大体絵に描いたようなイングリッシュ・ガーデンの光景になります。とは言え、すぐにそんな状態になってくれるはずがなく、やはり株が十分育つのには、忍耐強く数年待って世話し続けなくてはなりません。
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忍耐の全くない私が、良く飽きずに続けていられるのは、この国で他に娯楽が無いからです(笑)。
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青い耐寒ジェラニウム(風露草)は、バラとの相性抜群。青はバラにない色なので、コンパニオン・プランツとして特に映えます。
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愛猫タラちゃんは、すっかり外出の楽しさを満喫しています。トラちゃんと同じで、私と一緒だと安心らしく、庭に出る際には「一緒に行こうよう」と誘います。
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私が庭に居ると、興奮して得意気に勢い良く白樺の木に登って見せます。その際、白樺の根元に置いていた植木鉢を、私の気を引く為にわざと蹴り飛ばします。暗い木陰で中々良いフォーカル・ポイントになっていた植木鉢ですが、何度も何度も倒されて、ついに置くのを諦めました…。
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運動能力は、姉の家のハイちゃん程ではありませんが、結構優れているらしく、うちのガレージの屋根から隣のガレージの屋根の間の、2m近い距離を飛びます。今までトラちゃんもソックスちゃんもフォックステイルも、其処を飛び越えた事はありませんでした。
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地面の苔が、ぬいぐるみの「ニンジンちゃん」同様に、ベロクロ・テープのように爪に引っ掛かるのが気に入って、まるで犬のように夢中で掘っているところです。
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まさか、苔を食べているのでは?? この他、タンポポの花も、爪に引っ付くのでお気に入り。
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ジェラニウムの葉陰に隠れている(つもり)。
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こちらは、ニゲラの葉の陰。
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今年は、出来れば庭の東側のユーティリティ・スペースを整える予定。P太がまたしても太陽高熱パネルを増設したい為、小屋のような物を建てたいそうです。その中は、ポッティング・シェッドや庭道具置き場として使って良いので、もし出来上がったら便利そうです。
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バラが大体咲き揃うまで、いよいよ後2週間位。また追って御報告したいと思います。





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by piyoyonyon | 2018-05-30 15:28 | ガーデニング・植物 | Comments(0)

黄色い花柄のビンテージ・エプロン

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このエプロンは、フリマでストールのテーブルの上に並べてあるのが、かなり遠くからでも目に入りました。その位、生地が目立って私好みでした。遠目から見ても、ビンテージらしい素敵なプリントだなーと思った訳です。でも、もし単なるレトロっぽいプリントの、現代の服とかだったらガッカリ。エプロンである事を望みながら近付き、実際手にとって見て、ビンテージのハーフ・エプロンなのを確認し喜びました。値札には「新品」と書いてあったけど、多分古い未使用品です。
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1.5ポンドと記してありましたが、1ポンドに負けて貰いました。幅も丈もたっぷりある、大き目のハーフ・エプロンです。
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ベルトに向けてタックが二箇所寄せてあり、また大きなポケットが、向かって左側に一個だけ付いています。ビンテージ・エプロンで良く見掛ける、パイピングやリックラック・テープ等の装飾は一切なく、あくまで生地だけで勝負。素材は多分ポリコットンです。既製品ではなくハンドメイドのようで、ポケットの中にマチ針が残ったままでした(あぶねー)。
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他でお目に掛かった事のない、本当に素敵なプリント生地で惚れ惚れします。実際の花の黄色は、目に眩しいような、もっと鮮やかな山吹色です。葉や茎、中心に紺色を使用して組み合わせてるところが、ピシッと締まって黄色を一層引き立てています。また、透け感のある布地なので、マットな白いプリントの花柄が、まるで透かし模様のように見えるのも魅力です。





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by piyoyonyon | 2018-05-29 15:30 | ファッション・コスメ | Comments(0)

陶器のブローチ 2種

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昨年の誕生日に、お友達のMちゃんからプレゼントされた物です。未だ一度も着用していませんが、とても好みで、時々眺めてはニンマリしています。
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恐らく作家さん作の、幅4cm位の陶器のブローチで、60年代の北欧デザインっぽい花模様が型押しされ、更に釉薬(実物は織部の緑っぽい色)が掛かっています。この花柄と艶が、すご~く好みのツボにどんぴしゃ。陶器としては軽量で、多分ポーセリン(磁器)ではないかと思います。
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こんな可愛いカルトナージュの箱に入れてくれました。内側はギンガム・チェック。
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こちらもMちゃんから貰った、一昨年前の誕生日プレゼントです。やはり作家さんの陶器製のブローチで、台紙に付いた状態が可愛くて外せずに居ます。陶器と言っても、こちらはストーンウェアのようで、ざっくりニットのワッチ・キャップなんかに似合いそう。
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こちらは、こんな可愛い布の袋に入っていました。いつもMちゃんは、手に入りにくい作家物の可愛い物を小まめに買い集めて、沢山贈ってくれます。イギリスは、ビンテージ・ジュエリーなら日本より豊富で格安だけど、一方日本には、ハンドメイド・アクセサリーの豊富さ&レベルの高さ&個性があり、尚且つ益々進化している強みと楽しみがあるとしみじみ思います。






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by piyoyonyon | 2018-05-28 15:33 | アクセサリー | Comments(0)

我が家のトップ・モデル

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ある日、いつものように愛猫タラちゃんが床で寝そべっていた時、「写真撮るよ~。ほれ、ポーズとりなっ」と声を掛けたら…、
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早速このポーズ。
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普通牝猫は、こんなにまで無防備でアラレもない格好はしないものですが、タラちゃんはやっぱり余り女の子らしくないようです。
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トラちゃんも、カメラを向けると、大抵快くポーズを決めてくれました。多分、注目されるのが好きだったからです。一方ポコちゃんは、写真を撮られるのは余り好きじゃなかったようです。
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猫がこんなポーズを取る時は、大抵撫でて構って欲しい時ですが、タラちゃんは夜寝ている時も、良く無意識にこんな格好をしています。
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一瞬まともな姿勢になりましたが、
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…その直後、やっぱりこのポーズ。まるで「あ、ほれほれ」とか、トランス状態で猫踊りを踊っているよう。
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例えお腹を擦っても、肉級をいじっても、タラちゃんは全くお構いナシで御機嫌です。
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でも、猫がポンポン丸出して寝そべっているのは、幸せの象徴。安心仕切って、我々を信頼仕切っている証拠ですから。
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そして愛娘の幸せは、私達の幸せです。





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by piyoyonyon | 2018-05-27 15:25 | 動物 | Comments(0)

恐らくイギリスで最も小さな図書館

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サリー州で最も美しい村「Shere シェア」に行った際、フォードを渡った先の住宅街の坂道に、こんな物が設置されていました。小さな小さな、私設図書館です。この一帯で、こんな無人図書館を管理・促進する機関があるそうで、誰でも勝手に利用して良い事になっています。
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赤電話ボックスを利用した無人図書館(または無人古本販売所)は、今まで見掛けた事はありますが、これは更なる小ささ。…一応ちっちゃな番人が、ちゃんと笑顔で見張っています。
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脚には、こんな七宝のキツツキの装飾が付けられ、管理者が楽しんで営んでいるのが思いっきり分かり、こちらまで楽しくなります。
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更に更に、生憎この角度では分かり辛いのですが、この本棚の上は、セダム類の箱庭になっています。言わばミニチュア・ルーフ・ガーデン。恐竜も居ます。
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こんな事が出来るのも、この村の治安が抜群に良い証拠です。もしロンドンでやったら、今時古本を盗んでもお金になりゃしませんが、多分すぐに意味なく破壊される事でしょう。
 



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by piyoyonyon | 2018-05-26 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

女子力高めのパンツ・スタイル

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今までスカートばかり着せていた「ヒースの妖精」のmomoko DOLLを、初めてパンツ・スタイルにさせてみました。とは言え、このモモコさんには、やはりドレッシーな格好が似合うと思い、目指したのは「パンツでも十分女性らしいスタイル」です。
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トップは、キャス・キッドソン風の花柄のカシュクール風ブラウス。使用した生地は、またしても元枕カバーです。ちょっと花柄が人形にとっては飛び過ぎですが、ガーゼのように柔らかくて、大体最初に思い描いたイメージには近く仕上がってくれました。
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ボトムは、ブルー・デニム・ジーンズの裾ロール・アップでも合いそうですが、寄り夏らしいリネンのクロップ丈パンツにしました。リネンと言っても、これは目が粗い壁用の生地の端布なので、服としてはゴワゴワして着心地(人形とは言え)悪そう…。
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ブラウスの縁に使用したのは、随分前にフリマで巻きで買った、ビンテージのノッティンガム・レース。とうとう、これで本当に使い切りました。元々ドール・ハウスのミニチュア用だった為、極細の割にとても繊細で、人形の服作りに大活躍でした。




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by piyoyonyon | 2018-05-25 15:34 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

シェアで民家&庭ウォッチング

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魅力的な場所が魅力的に見える大きな理由の一つは、魅力的な建物が多いからです。サリー州で最も美しい村の一つと言われる「Shere シェア」にも、勿論素敵な建物が沢山ありました。この村には、歴史的建造物指定の家が34軒もあるそうです。
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しかし、素敵な家が素敵なのは、単に建物そのものの意匠が良いからとか、歴史的に価値があるからだけではありません。素敵な家に住む事を誇りに思う住民の、長年の手入れの賜物なのです。
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また田舎の家は、大抵庭の手入れも抜かりないと言う点が、建物の魅力を高めています。特にこんな暖かい季節は、花々で溢れていて、民家ウォッチングが一層楽しめます。
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やはりコテージ(田舎家)は、コテージ・ガーデンがあってこそ見栄えが増します。
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斜面や段差のある花壇のほうが、昔から私は好き。イギリスでこんな花壇に良く植えられている植物は、セラスティウム、オーブレアティア、イベリス、宿根アリッサムなんかが代表的です。
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前面の二階部分がかなり出っ張った、目を引く家。
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この木組みの家の前庭には…、
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こんなブキ可愛いカップルが。植木鉢を組み合わせて制作してある、イギリスでは割と御馴染みのガーデン・アクセサリーです。
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フォードを渡った先は、急な坂道になっていて、やはり多くの家が斜面(と言うか崖)を花壇に利用していました。
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こんな狭いスペースでさえ、結構無理矢理花壇にしているのには感服しました。植えられていたのは、ミヤマホタルカズラやパンジー。添えられた手書きサインに寄ると、水撒きには浴槽の残り湯を再利用しているそうで、「どの位頻繁にお風呂に入っているか、御近所さんにはバレちゃいますね」とお茶目な事が書いてありました。
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この家は、一見何の変哲もありませんが、階段脇の丸い窓が目を引きます。
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写真ではお伝えしにくいのですが、実はこの窓辺の内側には、大きなビンテージ・ドールが寄り掛かっているのが見え、一瞬ドキリとします。
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幹線道路沿いにも、魅力的な家が並びます。
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八重桜がシンボル・ツリー。この後のバラの季節には、イギリスの素敵な家は更に輝きます。
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その隣の家。左側の家とは全く外観が異なりますが、実は繋がっていてセミデタッチド(二軒長屋)形式になっています。
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緑の木枠が中々印象的な家。
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その隣は木組みの家。イギリスの典型的な田舎家の造りです。
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駐車場近くの、マナー・ハウスの入り口に在る、この一風変わった造りの家は、ゲート・ハウス、すなわち門番の家だったと思われます。
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狭い社会なので、住民の一人でも家の手入れの手を抜くと、周囲から色々言われちゃうのが田舎です。窮屈でもありますが、それ故に地域の美観を高め、結局は治安の良さにも繋がります。




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by piyoyonyon | 2018-05-24 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

サリー州で最も美しい村シェア

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ハッチランズ・パークに向かう途中、「Shere シェア」と言う名の村の側を通過しました。この村はサリー州で最も美しい(or可愛い)村の一つと言われ、随分前に一度訪れた事があります。そこでハッチランズ・パークからの帰りは、久々にこの村に立ち寄ってみる事にしました。
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古い建物が集まり、中心を清流が流れて雰囲気が良い、いかにもイギリス人が好みそうな田舎です。前回は村名の発音の仕方すら、P太に聞いても分からなかったのですが、日本語で表記すると、どうやら「シェア」に近いようです。
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が、今回訪れてみて、観光客が余りに多い事にちょっと驚きました。この日はこんな快晴の週末で、更に前回よりずっと暖かい季節で、おまけにこの辺一帯で「テディベアのピクニック」と言う、ピクニック推進のようなイベントが行われていたから、訪問者が多くて当然なのですが、にしても、海外からの旅行客をかなり見掛けました。村外れの無料駐車場も拡大されていたし、ここ数年で明らかに訪問者が増えた様子です。多分旅行ガイドブックか何かに、「ロンドンから簡単に行ける典型的なイギリスの美しい村」とでも、紹介されているんじゃないかと思いました。
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観光は地方を活性化させ、経済を潤すのにも一役買いますが、マナーの悪い観光客が必ず居るのも事実で、もしかしたら村人は余り嬉しくないかも知れません。幾ら無料駐車場を拡大しても、やはり村の中心部の路上に駐車する訪問者は多いようだし、これは住民にとっては迷惑だと思います。
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動くと汗ばむような日なので、橋の袂のアイスクリーム屋さんは大繁盛。
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今は水は枯れていますが、昔の壁泉のようです。馬の水飲み場とかだったのかも。
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人口千人程の村ですが、イギリスの人気の田舎の常で、パブやレストランやティー・ルーム等の飲食店、トレッキング用品店、アート・ギャラリー等の商店が、結構豊富に揃っています。
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イギリスの可愛い村には、わざわざクラシック・カーでやって来る人が多く居ます。田舎のほうが、自分の車が映えて絵になると信じているからです。これはシトロエンの2CV。
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ノルマン時代に起源を持つ村の教区教会、St. James' Church セイント・ジェームス教会。この地は、カンタベリーとウィンチェスターを結ぶ中世の巡礼路に近い為、恐らく巡礼者が落としたらしい小さな聖母子像が近辺で発掘され、この教会に安置されています。
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教会近くの民家の屋根の上に鴨が! …いえ、鴨は飛べるので、屋根の上に居ても何も不思議はないはずなんですけど、結構珍しい光景だと思いました。
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村を流れる川の名前は、「Tillingbourne」と言います。
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この川辺が「テディベアのピクニック」の会場で、親子連れでいっぱいでした。
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川沿いの小路を進むと、アロットメント(家庭菜園)が在りました。
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普通イギリスの家庭菜園は、ドイツ語圏のと違い、非常に雑多で見ぐさいんですけど、ここのはきちんと整備されています。
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小路が折れ曲がり、どうやら川にぶつかっているようなので、行き止まりかと思ったら、ford フォード(=歩いて渡れる浅瀬)になって、対岸にも続いていました。さすがに今は人間用には木橋が掛かっていますが、今でも車は川の中を通らなければなりません。
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対岸の道は、結構急な登り道となって幹線道路に続いています。その途中の民家の石垣にさり気なく嵌め込んである、世界最古級のヴィクトリア時代のポスト。
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確かにシェアは美しい村です。しかし、村そのものが美しいだけでなく、周囲の丘の風景も相まってこそ魅力的だと感じました。この一帯は、North Downs ノースダウンズ丘陵地帯の中の、Vale of Holmsdale ホルムスデール谷と呼ばれています。ヨーロッパの村や町は、丘の上等の高台に築かれる事の方が多いように感じますが、この村は丘に囲まれた谷間にあります。しかも、イギリスに良く在る牧草地に覆われたなだらかな丘ではなく、丘と丘の間隔が狭い、森に覆われた山に近い丘です。ちょっと自分の故郷の地形のようだと思い、懐かしく感じました。




 
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by piyoyonyon | 2018-05-23 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ハッチランズ・パークへブルーベル花見

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ライへ行った際、既にブルーベルの開花の季節である事に気付いたので、次の週は何処かへブルーベル花見に出掛けたいと思いました。出来れば、今まで訪れた事がない場所に行きたくなり、ナショナルトラストの「Hatchlands Park ハッチランズ・パーク」を選びました。ハンドブックにも、ブルーベルの森が在ると書いてあり、その美しい写真も掲載されています。
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ここは、うちからそう遠くありませんが、今まで訪れた事がありませんでした。
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元々は、軍人で政治家だったエドワード・ボスコーエン提督の、18世紀中頃に建てられたジョージアン様式の邸宅と、その広大な敷地だったのを、ナショナルトラストに寄贈された場所です。その規模は400エーカー(東京ドーム約35個分)だそうで、イギリスのカントリー・ハウスの敷地としても、国内屈指の広さと言われています。
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J.S.バッハやショパン等の楽聖達の使用した鍵盤楽器のコレクションを誇る屋敷と、その周囲の庭園も一般公開されています。ただし4月~10月の午後のみで、更に公開曜日は一週間の半分程度で、毎週土曜日は閉館。今まで訪れた事がなかったのは、このせいだと思います。
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ブルーベル花見には、紫色で記されたコースを通って「8番」の森へ進めと、入り口の看板に書いてあったので、その通りにします。まずは、ひたすら牧草地を歩きます。
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草原のあちこちに、樹齢数百年は軽く超えている、巨大な樹木(主に樫)が生えています。この時期の葉は、強い日差しと青空に映えると、まるで蛍光色のよう。
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この木は、寄生されている訳ではなく、一度死に掛けて復活した模様。大木の強靭な生命力を感じます。根元には、大人でも十分入れる大きな洞があります。
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前方に森が見えて来ました。
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この森の中には、「Wizard Wix’s Willow Warren」と言う、大木と組み合せて建てたキャビンが在ります。しかし、お目当てのブルーベルは一向に見当たらない!
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この森を抜けると、入り口に小屋のある、もう一つの森が見えました。これが、地図上で8番と記されている森です。
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本当にここでブルーベルが咲いてるのぉ?と半信半疑でしたが、ちゃんとありました。遊歩道の脇はロープで仕切られていて、良く管理されいます。じゃないと、子供がブルーベルを踏み荒らしても、親は注意しませんから。
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ブルーベルの群生する森は、太古から余り人間の手が加えられていない、つまり原生林に近い状態だと言われています。
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ここのブルーベルの絨毯は、場所に寄って、ほとんどブルーベルだけが地面を覆っている箇所もあれば、芽吹いた羊歯が混じっている場所、またはブランバー(ブラック・ベリー)の藪の合間に生えている場所もあり、青色の密度が違います。
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ブルーベルだけの場所では、葉は既にほとんど地面に寝そべっていて、花茎だけが起き上がっているのが分かります。
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森の中の木の根元に、こんなドアが取り付けられてありました。ドアノブだけで開かないんですけど、子供には勿論大人気。「何が住んでいるの?」と、色んな想像を掻き立てる、お茶目なアイディアです。
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昨年のブルーベルの満開時は、丁度私が日本へ去る4月中旬でした。
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今年は、異常気象だった訳でもないのに、それより半月遅く、ブルーベルの開花時期は、桜以上に年に寄ってバラつきがあり、中々読めないと実感します。
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早くに航空券等を予約しなければならない海外旅行者にとって、このイギリスならではの景色を眺められるのは、結構貴重な機会かも知れません。
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ただし、花持ちは桜より良い為、満開時の結構長い点はせめてもです。
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遊歩道が微妙に方向を変えて森の中を円を描いて回っており、いつの間にか入り口の小屋近くに戻ってしまいました。
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やっと森を出ました。傾斜が緩やかなので実感していませんでしたが、割と標高は高く(注:イギリスとしては)、かなり遠方まで見渡せます。
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汗ばむような日だったので、カフェでアイスクリーム・タイム。お屋敷は閉まっている日でも、カフェや売店、トイレは開いています。これは、元stable(厩や馬車の車庫)の建物のようです。
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P太はブラック・カラントのシャーベット、私はイギリスの夏のデザートの定番、ストロベリー&クリーム味を選択しました。あくまで苺味アイスではなく、バニラクリーム・アイスに、本物の苺の粒が入っています。クリーミィで甘さスッキリで美味。ブラック・カラントは果汁そのものの味で、これまたすこぶる美味でした。
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厩の近くで飼われているロバ。CallumとMorrisと言う名だそうです。どちらがどちらかは分かりませんが、左のロバの生イーヨー感が半端ない…。
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樹形が見事完璧な木。ただし、この角度からだけでした。
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結局ちゃんと目的は果たし、新緑の美しさも満喫しました。しかし、お屋敷は見学出来なかった事もあり、何か物足りないと言うか、単にだだっ広い公園と言う印象で、ブルーベルの森はそのほんの一部でした。今後ブルーベル花見を目的に、再びここを選ぶとは思えないなあ…。まあ初めてで知らなかったから仕方ないし、只ひたすらのんびりと自然の中を歩きたい!と言う時には、便利な立地かも知れません。実際、ロンドンから近い事もあり、かなり人気のようでした。高低差は余り無く概ね平坦なので、ベビーカー連れや高齢者には最適な散歩コースのはずです。





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by piyoyonyon | 2018-05-22 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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