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ベージュ地のプチポワンのビンテージ・ブローチ

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郊外大型フリマの今年最後の開催日は、私にとってはビンテージ・ジュエリーの当たり日で、最後の最後に、この古いプチポワンのブローチを買いました。最初は1ポンドと言われて見送ったのを、去り際にもう一度寄って半額に負けて貰いました。
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プチポワンは、ハプスブルク家の宮廷で発達したと言われる、ウィーンを代表する工芸品・お土産です。以前手に入れた黒地のプチポワンのブローチと、ほぼ同じ図案、同じ形態をしています。ただし全体的な大きさは、こちらのほうが何故か微妙に一回り小さいのです。
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刺繍を囲むブローチの台座の枠が、連なったハート型なのも同じ。作られた年代も、多分同じ頃だと思います。ベージュ色の地は、もしかしたら元は白かったのかも知れませんが、全体的に経年で良い具合に渋い色合いに育っています。
 




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by piyoyonyon | 2018-10-21 15:35 | アクセサリー | Comments(0)

被せウラン・ガラスのミルク・ピッチャーとボウル

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ウィッカムのアンティーク・モールでは、結局最初に気に入ったウラン陶器のトリオは購入しませんでした。何故なら、二つ目のモールで、このミルク・ピッチャー(orクリーマー)と高杯のボウルのセットのウラン・ガラスに出会い、もっと気に入ったからです。
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シンプルに見えますが、実は中々凝ったガラス器なのです。どちらも吹きガラスで、白と透明な黄色(水色の布を背景にしている為、写真では薄黄緑色に見えますが…)の二重になった「被せガラス」です。しかも単なる二重ではなく、物を入れる部分のみ二重で、高坏やハンドルは黄色のみとなっています。白と黄色の重なった部分は、クリーム色に見えます。
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器部分の内側は白なので、紫外線ライトで発光しません。
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製造された当時、そんな知識が既にあって作られたかどうかは不明ですが、丁度食べ物を入れる部分のみ、白いガラスが黄色いガラスを内側からブロックし、黄色から有害な鉱物(放射線物質と言う意味ではなく)が、食物に溶け出す危険性は薄かった訳です。
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シンプルなデザインなので、製造年代を推測するのは難しいのですが、多分ヴィクトリアンからエドワーディアンの、19世紀末から20世紀初頭だと思います。
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ピッチャーのほうは、上から見ると、口がハート型になった可愛さ。
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ボウルのほうの内側に、製造時に出来たらしい、白いガラスの剥げはありますが、どちらも指で弾くとチーンと高い済んだ音がし、状態は良好です。値段は、セットで15ポンド位だったと思います。ただ、元からミルク・ピッチャーとボウルだけのセットだと考えるのは、ちと不自然です。もしかしたら、元は大きなティー・セットか何かの一部で、たまたまこの二つのアイテムのみが生き残った、と考えたほうが納得出来ます。
  




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by piyoyonyon | 2018-10-20 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

オクトーバーフェスト

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自己流「ディアンドル姫」です。本家本元のmomoko DOLLの「ディアンドル姫」を初めて見た時、かなり正確なディアンドルで感心しました。今までのファッション・ドールの服に良くある、非ドイツ系の人達が勝手に考えた、単なる「ディアンドル風」または「似非ディアンドル」とは明らかに違います。と言っても、それぞれの土地に昔から伝わる伝統的な民族衣装ではなく、いかにも現地のトラハテン屋で売られているような、少し現代風にアレンジされたディアンドルです。シンプルで装飾少な目ながら、フォークロア感が良く出ていて、可愛く仕上がっていました。
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そして、この渋い赤地の布を手に入れた時、ドイツ語圏っぽい民族衣装を作るのに持って来いだと思い、私もディアンドル姫もどきに挑戦してみる事にしました。
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もう少し襟ぐりを大きく開けた方が、良かったかも知れません。とは言え、思い切り襟開きを大きくして胴衣で押し上げるような、余りに胸を強調するディアンドルは、えっち臭くて嫌ですが。
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本元のディアンドル姫とは違って、ワンピースとブラウスは一体化させました。つまり、ワンピースにブラウスの袖が直接縫い付けてある状態です。バランス良く重ね着出来るブラウスを作るのって、(万年)初心者には難しいもので。ただし、エプロンは付け外しできます。
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ディアンドル姫同様、エプロンの向かって左手にリボンを付けましたが、一説に寄ると、これはデートのお誘いおっけーの意味なんだとか。こういうお祭りって言うのは、古今東西男女の重要な出会いの場を担って来ている訳ですね~。
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ミュンヘンのオクトーバーフェストに関して言えば、誰かに誘われるとか、何かのついでじゃない限り、自分から行こうとは一生考えねえだろなと思います。何せ、ビールが大して好きじゃないし、飲めもしない(苦笑)。下戸の私にとっては、いつも酒のツマミのほうが魅力的です。
  


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by piyoyonyon | 2018-10-19 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ウィッカムのアンティーク・モール 「ウォリック・マーケット」編

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Wickham ウィッカムのアンティーク・モール「チェサピーク・ミル」を訪れた後は、村のもう一つのアンティーク・モールに向かいます。村の中心の広場に面した、「Warwick Lane ウォリック・レーン」と言うショッピング・モールの中にあります。村にショッピング・モールがあるとは驚きですが、村の規模に相応しい小さな、ほとんどミニチュア版のショッピング・モールです。
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入るとすぐ右手に、アンティーク・ショップがありました。ここはモール形式ではありません。
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店名は「This and That これとあれ」と言い、主にガラス器や銀製品を扱っているようです。
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乳児衣料店、毛糸屋、お洒落なペンキ屋(イギリスには多い)、宝飾店、不動産屋、美容室等が入っています。お目当てのアンティーク・モールは、建物の最奥にあります。
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羊毛を貼り付けた羊柄カードが、毛糸屋さんらしい。でも、これは自分で作れそうです。
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アンティーク・モールの手前の狭い廊下の壁は、全面モールのショー・ウィンドウ…と言うか、ストールの一部になっていました。
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このブドウのブローチは、ラインストーンの色は全て同じなのに、一部のみがウラン・ガラスです。何も考えずに、手元に残ってるラインストーンで作ったんだろうな…。
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いよいよ、アンティーク・モール「Warwick Market ウォリック・マーケット」に入ります。
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こじんまりして見えますが、ちゃんと商品はゴチャゴチャみっちりと詰まっています。建物が古くない分、明るく清潔。
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一つのストールは、大体こんな感じ。アンティーク、ビンテージ、コレクタブルズもあれば、大して古くないジャンクも混じっており、極一般的なアンティーク・モールです。
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このライム・ジェリーのような物体は、ウラン・ガラスで、「ピアノ・レスト」と言うピアノの脚を乗せる為のアイテム。かなり強く発光しますが、2個で20ポンドもすると、P太は文句を言ってました。以前、安く手に入れたもんなあ。
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左側には、ネックレスそれでも一つ1ポンドのコーナー。
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このショッピング・モール、二階もあります。
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そして二階にも、「ウォリック・マーケット」のアンティーク・モールが続いています。
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世界一幸せな飲み物「ベビーチャム」のノベルティ・グラスは、時折古物屋で見掛けるアイテム。背後には、若々しい雰囲気のカフェがあります。
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ここで、P太好みのデヴィッドソンのウラン・ガラスに遭遇。しかし、45ポンドもします。
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その背後に、またしてもキュウリのようなウラン・ガラスが。後から判明した事には、「John Walsh」と言うブランドの通称「Thorn vase 刺花瓶」と言う、知られたデザインだそうです。
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二階は、割と女性的なアイテム中心のストールが多くなっていました。
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ガラス製品を多く扱うストールも。
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これら薄緑色のガラスは、全てウラン・ガラスでしたが、P太は最早この手のアール・デコ時代の型抜きガラスには、触手が動かなくなったのです。
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楕円のフィリグリーの大きめのブローチは、エメラルド色のラインストーンが全てオープン・バッグで綺麗。
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ここは、一見カラフルで可愛いストールに見えますが、実は古い商品は余りありません(苦笑)。
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ガール・スカウトの「ブラウニー」の服装をした、手作り人形のようです。ハンドペイントの顔が、ピッピ人形に似ているような…。イギリスでは、ボーイ・スカウトは「スカウト」ですが、ガール・スカウトは「ガール・ガイド」、略して「ガイド」と呼ばれます。
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これは可愛い。古い物ではありませんが、小ぶりの箪笥をフォルクス・ワーゲン「トランスポーター」柄にペイントしてあります。ハンドルも替えてあり、一目でそれと分かる所が優秀です。
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木肌柄のティー(またはコーヒー)セットは、初めて目にしました。…只珍しいってだけで、欲しいとも使いたいとも思えませんが(笑)。
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えーん( ;∀;)、これは何?? 値札には「中国の舞台型提灯」って書いてありますが、中心に居るのは、どう見ても日本の舞妓人形。その手前に、金プラの「努力」の文字!
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二階の一番奥は、古着屋中心のチャリティショップになっていました。中々お洒落な品揃えです。
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結局こちらのアンティーク・モールも、十分楽しめました。大きな町だと、駐車場が足りなかったり駐車料金が高かったりで、車で行くのを躊躇しますが(公共の乗り物は更に役に立たない)、ここは簡単に駐車出来、村がコンパクトなので歩き易いのも魅力です。アンティーク・モール巡りと、メオン川沿いのハイキング、お茶の時間を加えれば、この村で一日中退屈せずに過ごせそうです。




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by piyoyonyon | 2018-10-18 15:25 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウィッカムのアンティーク・モール 「チェサピーク・ミル」編

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Wickham ウィッカムは、人口5千人にも満たない村なのに、中々充実したアンティーク・モールが二つもあります。その一つが、「Chesapeake Mill チェサピーク・ミル」。Bridge Street沿いの、現在遊歩道となっている鉄道廃線の橋を潜ったすぐ右側にあります。
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名前の由来は、19世紀初頭に、イギリス海軍に寄って捕らえられたアメリカの戦艦「チェサピーク号」の、木材をそのまま使用して建てられたと言われているからです。また「ミル」の名の通り、かつては水車動力に寄る産業の工場でした。つまり建物そのものが、村のシンボルの一つであり、歴史的建築物で博物館な訳です。
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しかし、窓の外から見える商品は、どうもアンティークではなく新品にしか見えず、ここもファーナム近くの「The Packhouse」同様、アンティーク風やビンテージ風の現行品を中心に売る店なのかも…と、正直余り期待出来ませんでした。
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中に入ると、確かに新しい商品ばかりが並んでいます。
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しかしその奥には、古物も結構揃っていました。
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早速、ウラン・ガラスにも出会えました。ブッタ切ったキュウリのような奇妙な形ですが、黄色いヴィクトリア時代の吹きガラスで、発光も強めです。しかし、値段が40ポンド以上もしくさり、さっさと諦めました。
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手芸&DIY用品、クラフト系雑貨や、ハンドメイド小物を扱うストールもありました。
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新旧のテディベア達が、籠に詰まっています。右の眼の取れ掛かった黄色い子が好み。
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服は可愛いんだけど、肝心の顔が微妙~な手作りの抱き人形。
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古い味のあるホーロー看板は、内部にも外壁にも沢山掲げてありました。この「Spratts」は、ドッグ・フードのブランド名かメーカー名です。
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確かに、建物内部は中々興味深いものでした。この部分は、どうやら水車の臼だったようです。
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この窓の外に水車があるらしいのですが、窓が曇り過ぎて良く見えません。
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実は、店内は進むのもままならぬ程混雑し、客の話し声が非常に騒がしい状態でした。ここは、建物自体の面白さもあるからですが、とにかく人気の店のようです。やはり多くのイギリス人にとっては、古物ばかりの店より、新品のほうが買い易く魅力的なようです。
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多くのアンティーク・モール同様、入り組んだ造りになって、小部屋に分かれています。
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二階もあります。部分的に、ロフトのようになっています。
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50'sらしい平面的なタッチの器物柄が中々魅力的な、変形の皿セット。
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お澄まし顔と服のプリント生地が愛らしいビンテージ人形。顔のみ、セルロイド製のようです。
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水車工場だけあって、すぐ側にメオン川が流れています。カフェも併設されており、川に面したテラス席も用意されて人気のようです。
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これは、水車の電気コントローラー。水力を電力で操るとは、一瞬本末転倒のように思えますが、水車工場は1970年代まで使用されたそうです。
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ストールまるごとが、部屋のようにディスプレイされています。
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このアンティーク・モールで、今回P太が一番気に入ったのは、この花柄の陶器のトリオ(カップ&ソーサー&ケーキ皿)でした。ガラス釉薬がウラン入りで、全体的にかなり強く発光します。
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全部で3種類ありますが、1セットずつ販売されていて、価格は8ポンドと手頃なのも嬉しいところ。ウラン「ガラス」のほうが発光した時に美しいので、私はウラン「陶器」には余り惹かれませんが、これはデザインそのものが中々素敵だから、持っていても悪くないかもと思いました。
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買うのなら、このバターカップ柄が、一番個性的で可愛いと薦めました。もしもう一軒のアンティーク・モールで、買いたいと思えるウラン・ガラスに出会えなかったら、もう一度ここに戻って来て買う事にしようと話しました。
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フェルティングで形成したハート型に、風景の刺繍をしたオーナメント。自分でも真似したくなる、手作りのアイディアです。
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こちらは、木片にペイントして家型にした物。きっちり精密ではない、シンプルで素朴なタッチだからこそ映えるようです。
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二階の中央には、女性向けのビンテージ雑貨を多く扱うストールがありました。
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イギリスでは余り出会えないミッド・センチュリーのプリント生地も、割と豊富に揃っています。
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特に、この50年代らしい柄のカーテンは素敵。
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ビンテージ・ドレスも揃っていました。
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こんなにポップ&ファンキーな花柄なのに、ジャケットとワンピースがお揃いで、形的にはフォーマルっぽい雰囲気です。
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こんなウールのポンチョは、60~70年代に流行したらしく、当時のファッション・ドールのアウトフィットにも必ず登場します。
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バッグ類もあります。スウィンギンらしいオレンジと黄色のバスケットは、欲しくなりました。
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典型的なアール・デコ時代の裸婦像付き花器は、ウラン・ガラス。デコの時代は、とにかく裸の女モチーフが好きだったようです(…いつの時代もそうか)。
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手前のセルロイド製のバングルは、私が持っている物と同じ。…19ポンドだそうです。
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このアンティーク・モールは、結局半分位の商品は現行品でしたが、古物も十分あって楽しめました。二階に女性向けビンテージ・アイテムの充実したストールの在ったのが、満足した決め手だと思います。また、やはり建物自体が興味深く、小さなテーマ・パーク気分も味わえました。
 




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by piyoyonyon | 2018-10-17 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

メオン川沿いの古い村ウィッカム

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ポーツ・ダウンの小高い丘の上からしばし海辺を眺めた後、その日の目的地Wickham ウィッカムにようやく到着しました。今までこの近くを通過した事はありましたが、立ち寄るのは初めてです。以前TVのアンティーク番組で、中々良さげなアンティーク・モールが在る事を知り、一度訪れてみたいと思っていたのです。
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村営駐車場は三箇所在り、村のど真ん中のみ有料です。歩くのを厭わない(おまけにドケチ)な私達は、勿論郊外の無料の駐車場を選びました。村外れと言っても、小さな村なので、歩く距離はたかが知れています。其処はかつては駅舎があった場所で、すぐ脇には、1960年代に廃線になった線路が、現在遊歩道&サイクリング・コースになって伸びています。
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どうやら、ここがかつての駅のプラット・ホームだった場所のようです。
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この下にはRiver Meon メオン川が流れ、渓谷のようになっています。中々綺麗な流れのようです。遊歩道の北は、この川の上流に沿って延々と続いています。
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遊歩道を南に進むと、道路に掛かる橋に通じていました。橋の西側には、村の家並みが見えます。
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反対の東側には、丘の上に教区教会が立っています。12世紀に起源を持つ、St. Nicholas Church セイント・ニコラス教会です。
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道路から見上げると、今でも列車が通る橋にしか見えません。
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鉄道橋の掛かるBridge Streetから、少し坂道を登って、村の中心部に入って行きます。
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昔は水車を動力とした産業で結構栄えたらしく、元工場と思われる建物、また割と裕福な家が残っています。
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このフリント石造りの家は、絵本に登場しそうな可愛さ。
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TVで見た時は「町」の規模に思えましたが、本当は規模的には「村」で、実際に登録上も「村」だそうです。
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ここが村の中心、その名もズバリ「The Square 広場」。この村にはハイストリートは存在せず、店舗のほとんどは、この大きな広場に集中しています。
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村の歴史は古く、ローマ時代には、ウィンチェスターチチェスターを結ぶ道が、ここを通っていました。つまり、ポーツ・ダウン眺望道路の延長上にあります。サクソン時代には、既にここに居住地が存在していた記録があると言われています。
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ヘンリー蔦が見事に覆うこの建物は、右はB&Bになっています。
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イギリスでは珍しくなった、個人経営の肉屋もあります。タイルの装飾が、誇らし気に見えます。
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こんな古風なお菓子屋が残っているのは、観光に結構人気な場所の証拠です。
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また、飲食店の多さも、それを物語っています。パブの花の飾り付けは、ここも抜かり無し。
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特に、このインパチェンスのアーチが力作だと思いました。
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こちらは、ギフト雑貨や家具を扱い、トールペイント等の工芸&手芸のワークショップを行う店のようです。こんなお洒落で拘りの独立店舗が、田舎にこそ多いのがイギリス。
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折角素敵な建物が囲む広場なのに、中央が駐車場になっていて、また結構交通量が多いのも玉に傷です。住民の利便的には一番なんでしょうけど、ハンガリー人の友達が、イギリスの多くの田舎町は、例え歴史的で雰囲気が良くとも、それが残念だと言っていました。確かに、街の景観重視のドイツ語圏を始めとする中欧では、余り見られない光景です。
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去り際に、非常にお腹が空いて来たので、パン屋で菓子パンでも買って帰ろうと思いましたが、田舎だから、土曜日は午前中しか開いていないようです。
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このパン屋では、食べ物である事さえ考えなければ中々美しいケーキが、ショー・ウィンドウに並んでいました。
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駐車場に戻る途中、とても可愛い前庭を持つバンガロー(一階建て)に遭遇。小物をゴチャゴチャ置く庭は、本来余り好きではありませんが、これ程良く手入れされて、これ程綺麗にまとまっているのですから、文句はありません。
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私もP太も、すっかりウィッカムに満足しました。自然が豊かで、古めかしい雰囲気が残るのに、明るく開放的です。小さな村ですが、アンティーク・モール等でショッピングを楽しむ人々や、メオン川沿いのハイキングやサイクリングを楽しむ人々が、多く訪れ活気があります。また、音楽フェスティバルやフード・フェスティバル等、イベントも活発に行われているようです。この近くに来る機会があったら、再びこの村に立ち寄りたいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-10-16 15:32 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ミント・グリーンのバラ型エナメル・ブローチ

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フラワーパワーなラインストーンのブローチを見付けた日のフリマの別なストールで、大好物の1960年代のエナメル(ホーロー)製のブローチにも出会いました。バラ型のエナメル・ブローチは、今までも何度か手に入れましたが、全体が同じ色のは初めてです。
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普段は思い切りポップ&キッチュなこの時代のエナメル花ブローチですが、今回のは、バラと言うモチーフと優しい色合い一色な為、ファンキーなポップさは控え目です。
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ただし実物は、もう少しはっきりしたペパーミント・グリーン色です。大きさは、フラワーパワーなラインストーンのブローチと、偶然ほぼ同じです。
    



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by piyoyonyon | 2018-10-15 15:27 | アクセサリー | Comments(0)

ポーツ・ダウン眺望道路

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サウス・ダウンズ丘陵地帯を南北に横断して、海岸線とほぼ平行に走る主要道路A27号線(高速道路クラス)に出ましたが、目的地Wickham ウィッカムへ向かうのには、A27を西へ直進せず、わざわざ横道に逸れるコースを取る事にします。ポーツマス湾の北に、「Ports Down ポーツ・ダウン(またはPortsdown Hill)」と呼ばれる小高い丘があり、ここに眺望抜群の道路が通っているからです。
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この道路からは、ポーツマスを含む、The Solent ソレント海峡沿いの南方面が広く見渡せます。小高い丘と言っても、海抜は最高でも130m程度ですが、海から急にせり上がっている、ほとんどチョークの崖のような丘の為、眺望が利くのです。
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ポーツマスのランドマーク、「Spinnaker Tower スピンネーカー」もはっきり見えます。
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ポーツマスの西には、湾に半島のように出っ張った部分のポーチェスター城が見えます。その左側(半島の先)に、同じ城壁内のセイント・メアリー教会も見えます。その背後に見えるのは、Gosport ゴスポートの町。更にその背後に見えるのは、Isle of Whight ワイト島です。
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生憎写真では逆光ですが、この日は視界が良かったので、ワイト島の北側全体が見渡せました。ワイト島の最西端、「ニードルズ」さえ見えました。
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しかし眺望が利き、更に難攻の崖の上に在り、特に海に面している場所と言うのは、昔から軍事的にも重要でした。実際この丘の上には、ヴィクトリア時代の要塞が幾つもあり、それらは、現在は工場や一般公開の博物館、またはイベント会場となっています。(写真はウィキから転用)
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現在も、軍のレーダー施設が置かれているようです。第二次世界大戦時には、D-Day(ノルマンディー上陸作戦実行)の基地となりました。また、この眺望道路そのものが、ウィンチェスターチチェスターを結ぶローマ時代の道でした。
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眺望道路には、大抵道路脇のあちこちに、車2、3台が駐車出来る、簡単な駐車スペースが設けられています。が、そう言う場所は、不法投棄にも持って来いと言う訳で(特に夜間)、この場所にも粗大ゴミが大胆に捨てられていました。折角眺めが良い、本来なら気持ちの良い場所のはずなのに、実は周囲の藪は、大変散らかった荒んだ状態になっていました…。
 




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by piyoyonyon | 2018-10-14 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ダンクトン・ヒル展望地

9月の初旬に天気の良い週末があり、何処かへ出掛けたいと思いました。そこで今回は、ハンプシャーの「Wickham ウィッカム」と言う村を訪れる事にしました。コースは、数週間前に立ち寄ったばかりのペットワースから、A285号線を南下しながらサウス・ダウンズ丘陵地帯を横断し、海岸線沿いに出る事にします。毎回渋滞するアランデル付近のA27号線を避ける為と、そのA285号線沿いに「Duncton Hill ダンクトン・ヒル」と言う展望スポットがあるからです。イギリス南東部は、概ねゆるやかな丘陵地帯ですが、結構あちこちに眺望道路や展望地があります。丘に生える樹木が少なく、大抵牧草地で覆われているので、起伏が少ない割に視界が開けているからです。
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今までもこの路線を通過して、この展望地に立ち寄った事はありますが、いつも北上するばかりで、南下するのは今回が初めて。ペットワースからやって来て、結構急な坂道を登って行く事を改めて実感しました。
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この展望地からは、サウス・ダウン国立公園の北方面が見渡せます。眺めが良いと言っても、何せ標高差が少ないし、長閑な田園地帯ばかりで、景色は何処も変わり映えしないのですが(苦笑)。
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中央の奥に見えるのが、先程通過したペットワースの町。その手前に大規模な工事中の土地が見えますが、多分新しい宅地造成地だと思います。今イギリスは深刻な住宅不足で、こんな田舎でさえ?と思える場所にも、ニュー・タウンがどんどん出来ており、田園風景も変わりつつあります。
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先日訪れたばかりの、ブラックダウン・ヒルが見えます。やはりサウス・ダウンズ最高峰とは信じ難い、かなり緩やかな丘です。
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西の麓に見えるのは、どうやらお金持ち寄宿学校の校庭のようです。こう言った、日本の私立校とは比較にならない程金の掛かるイギリスの私立学校の8割近くが、南東部に集中しているそうです。
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展望地の名前の由来になっている丘、ダンクトン・ヒルの頂上(海抜255m)そのものは、ここからはちょっと見えません。
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この丘の北側斜面は、概ね森に覆われているようです。
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道路は、更に少し登る事になっています。登り切ると、南側にはひたすら牧草地が開け、ブドウ畑等もあります。総じて北上より南下するほうが、この道路はワクワクすると感じました。
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道路の向こう側には、鬱蒼とした森の中の遊歩道が続いています。結構交通量が多く、更に飛ばし屋が多いので、道路を渡るのには注意が必要です。
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その後A285号線から、ほぼ海岸線と平行に走る主要道路A27号線に合流しました。アランデル付近の渋滞は避けられましたが、結局州都チチェスターに向かう車で非常に混雑していて、次回はここも避けるべきだと思いました。まあドライブは楽しめたので、今回は良しとしますが。





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by piyoyonyon | 2018-10-13 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

黄色と紫の人形用レインコート

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夏頃のフリマで、今まで見た事のない人形用の衣装を、何種類か揃えて売っているストールがありました。全く古くはなく、服のサイズは微妙に1/6ファッション・ドール用とは言えず、ちょっと独特な大きさで、どれも同じ人形用のようです。その中から、中々気に入って、ビンテージ・シンディなら着られるかもと思った、レインコートと共布のレインハットのセットを買いました。
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服のタグを調べてみたら「Groovy Girls」と言う、布製の着せ替え人形用のアウトフィットらしいです。道理で、不思議なプロポーション用に仕立ててあると思いました。でも思った通り、ビンテージ・シンディでも何とか着こなせます。肩幅とかは、明らかに合っていませんが。
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帽子は、27㎝ドールにしては頭のでかいシンディにとっても、さすがに大き過ぎますね…。
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イギリスのレインコートの基本色、鮮やかな黄色に、反対色の紫の少しフラワーパワー風のプリントがアクセントとして使われ、ちょっと60年代っぽいコートです。レインコートは、雨の多いイギリスでは需要の高いアイテムです。でもレインハットを被る人は、実際には余り居ないかも知れません。もしコートにフードが付いていれば、それで事足りるからです。透明ビニール製のレイン・ボンネット(バブシュカ)を被るおばーちゃんなら、今でも時々街で見掛けます。





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by piyoyonyon | 2018-10-12 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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