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青い鳥を探して

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このチルチル・ミチルかヘンゼルとグレーテルみたいな衣装は、もうかれこれ20年以上昔に作った物なんです。なので、部分的にはシミが付いたりしています。ボトム以外はフェルトで、しかも袖付けもしない身頃と一体化させていると言う手抜き具合。その割には、目差した草花に馴染みそうな童話的な雰囲気は、一応出せたと結構自己満足しています(目標低い。笑)。
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モデル・ドールは、ジェニーの友達人形のキサラとリエで、どちらも初版廉価品です。キサラは、箱入り中古を知人から定価で売って貰った記憶があります。余程ジェニーが好きで詳しい人じゃない限り、友達人形はどれが誰か、ほとんど区別が付かないと思いますが、この二人は本当に良く似ています。と言うか、ほぼ同じです! フェイス・プリントの違いは、眉が吊り上がっているか否かだけのようです。巷では、勝気なキサラに対し、困り顔のリエと呼ばれているそうです。
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こっちがキサラ。ジェニー・フレンドでは珍しく(それとも唯一?)、「大徳寺貴更」と言う漢字付きフルネームが存在します。こんな体の線の全く出ないダップリした衣装を着せているので、男の子にしか見えませんが、実はれっきとした女の子です。少女人形でショート・カットな上、日本人らしいあっさりした顔立ちと、いかにも意思の強そうな瞳を持ち、実際ボーイッシュでチャキチャキの江戸っ子と言うキャラクター設定のキサラは、当時の着せ替え人形としては結構画期的だったようです。今気付きましたが、元々指に赤いマニキュアがしてある仕様です。
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こちらがリエ。その髪型の通り、当初「ボブガール・リエ」と言う商品名で販売されていました。何だか前髪だけ、以前より短くなったような…。彼女のデフォルト服は、デニムやダンガリー等のナチュラルさを意識した物が多く、実際ナチュラル・ファッションがこの上なく似合う人形なので、ジェニー・フレンドの中でも一番位のお気に入りモデルでした。私の中では、勝手にキサラの従妹と言う設定にしています。多分リエの名前は、当時ふんどし姿やヌード写真集で一世風靡した、女優の宮沢りえから付けられたのだと思います。今確認したら、日光の全く当たらない場所に保管していたのにも関わらず、足が変色している(涙)のに気付きました。
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これらの服を見るにつけても、自分の好みは本当に変わってねえなと実感します(笑)。リエのジャケットのボタンは、本革をパンチ穴で刳り貫いて縫い付けてあります。
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ジェニー及びその友達人形には、垂れ目の甘ったるい顔立ちか、睫毛いっぱいのゴージャス系が多いのですが、この二人はアイプリも雰囲気もちょっと異質で、リアル・クロージングも似合いそうで今でも気に入っています。ただ、どちらも肌の色の相当濃いのが気になります。日焼けした健康的なイメージを狙ったのかも知れないし、白人と言う設定のジェニーと差別化する為だったんでしょうけど、日本人としてもこれはかなり色黒ですよ。もっとも、今ならリカちゃんのお城で、色白や金髪やロングヘア等の様々なバージョンのキサラとリエが販売されているようです。
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気に入っていると言う割に、今まで全然登場させていなかったので、これからはもっと積極的にモデルとして利用しなくてはと思います。



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by piyoyonyon | 2018-11-30 15:31 | おもちゃ・人形

赤い縁の刺繍のドイリー

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地元のビンテージ屋風チャリティショップで、ビンテージ布の詰まった箱の中から見つけ出しました。同じ作り主と思われる刺繍ドイリーが、大小二つありました。
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赤い縁やイングリッシュ・ガーデンの刺繍が、中々緻密で可愛く、地布がリネンなのも気に入りました。買った時はクシャクシャの状態でしたが、家で洗濯してアイロンを掛けると、見違えるようになりました。ほぼ円形に近いので、切り刻んで人形の服に改造するのにピッタリだと思い、購入しました。シミもなく状態は良いので勿体ないのですが、ドール服に向くビンテージ刺繍布も、意外と少ない物なのです。
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メインの刺繍のモチーフは、典型的なイギリスのボーダー花壇。特に、ホリホック(タチアオイ)らしき刺繍の愛らしさが目立っています。葉っぱの淡いセラドン・グリーンなのが、カラフルな刺繍を上手く品良くまとめています。
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メインの刺繍の他に、サブの刺繍が二箇所入っています。
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こちらは、小さい方のドイリー。
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やはりメインの刺繍では、ホリホックが目を引きます。これがある御蔭で、イングリッシュ・ガーデンらしさが出ているように思います。
  



by piyoyonyon | 2018-11-29 15:33 | ファブリック

再びブラックリーのアンティーク・モール 6 キッチン用品編

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ノーサンプトンシャーの、Brackley ブラックリーのアンティーク・モールに来ています。うちには既に食器類が十分過ぎる程あるので、キッチン及びテーブルウェアは滅多に買えるアイテムではありません。でもやっぱり、素敵なデザインのビンテージ陶器には目が留まってしまいます。
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まずは、スージー・クーパーのチューリン。パターンは「プランタン」かな。チューリンは、料理(主にスープや煮込み)を冷めないよう食卓に出して、その場で取り分ける為の蓋付きの食器です。多分キャセロールと違い直接調理はしないと思いますが、形態や大きさは日本の鍋料理の鍋に似ています。蓋には、大抵レードルを挟む為の切り込みが開いています。
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極普通そうで、手描きの花柄が愛らしく、またいかにもイギリスらしい大皿。
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一目で1960~70年代の西ドイツ製と分かる、洗練されたデザインのティー・セット。
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このドイツのローゼンタールのカップ&ソーサーは、そんなに古い物ではなさそうですが、ソーサーに描かれた歪んだ柄が、鏡状になった金色のカップに映って、初めて真っ当なイラストに見える面白い仕組みです。
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日本のノリタケの「赤地白菊」のティー・セット。英語では、デイジー柄と書かれています。
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ユーゲントシュティールっぽいデザインの大きなコーヒー・キャニスター缶は、文字のスペルからしてオランダ製のようです。
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ビーズ刺繍がかなり凝っている、ちょっと珍しいタイプのティー・コジー。葉っぱらしきモチーフのビーズの色が、美しいグラデーションになっています。
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金や銀製の七宝のスプーン・セットは、常に高く取り引きされるアイテムです。箱入りで、状態の良い事が一際重要です。剥げがある場合、七宝は修理が非常に難しいらしいからです。こちらは、エナメルの土台の金属に地模様の付いた「guilloche ギョーシェ」仕様。
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一方こちらは、同じ七宝と言ってもクロワゾネの技法のスプーンです。やはり、かなり高価です。
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最後に、食器ではありませんが陶器繋がりで、イギリスの古窯の一つ「Aynsley」のフィギュリンです。何の動物を表しているのか不明ですが、憎めない可愛さがあると思いました。
  




by piyoyonyon | 2018-11-28 15:27 | 旅行・お散歩

青と白のエナメル花ブローチ

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ブラックリーのアンティーク・モールで、今回自分用の記念にと買った物は、この大好きな1960年代のポップなエナメル花ブローチです。それまで別なブローチを買うつもりでいましたが、最後の最後にこのブローチを見付け、即座に変更する事にしました。偶然にも、前回ルーサイトのインタリオのブローチを買ったのと同じストールの、同じトルソーの、同じ場所に括り付けてありました。しかし、最初に眺めた時は見落としていました。値段も、大差ありませんでした。ルーサイトのインタリオも、この時代のエナメル花ブローチも、同じ位好物で、同じ位結構レアです。
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直径は6㎝強で、ポップなインパクトは十分。エナメルの剥げや傷はなく、状態は良好です。花びらの、葉脈のような青と白の二重になった所が、個性的だと思いました。写真ではほとんどネイビー・ブルーに見えますが、実物はピーコック・ブルーに近い黄色味の強い青です。
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寒色な事もあり、この時代のエナメル花ブローチとしては、やや甘さ控えめでクールなイメージ。着用すると、キリッと締まって見えて映えます。
  



by piyoyonyon | 2018-11-27 15:29 | アクセサリー

再びブラックリーのアンティーク・モール 5 ファッション編

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今回のようにアンティーク・モールへ遠出した場合、旅の思い出になるので、出来るだけ何か一つは自分用に買うようにしています。また、クリスマスを控えた時期なので、姉や友達へのプレゼントも探し、良いと思える物があれば購入します。その候補となり易いのは、幾つ持っていても大して邪魔にならず、郵送もし易いアクセサリー類です。
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イングランド中部最大と言われる、このBrackley ブラックリーのアンティーク・モールは、ジュエリー類が比較的充実しています。と言っても、ガラス・ケースの中に入った、手の出ない本格的なアンティークや貴金属も多いのですが、美しく手の込んだビンテージ・ジュエリーは、眺めるだけでも楽しい物です。
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上段のペンダント・ヘッドやブローチは、エドワーディアン期以前の物で、値段が桁違いです。
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中央のリース型ブローチは、以前友達に送った物にそっくり。…9金で85ポンド??
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オープン・バックのラインストーンの美しさには、つい目が留まります。
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典型的なイタリアのベネチア土産のマイクロ・モザイク。これらは、そんなに古い価値の高い物ではなさそうですが、セットの魅力と赤のベースが目を引きます。
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一方こちらのマイクロ・モザイクのイヤリングは、ハート型の愛らしさと鮮やかな青いベースが目を引きます。留め具は、クリップ式のようです。
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MOP(マザー・オブ・パール)の繊細なピアスド・ワークも、イギリスでは人気の高いビンテージ・ジュエリーです。エルサレムの特産で、其処からの輸入品やスーベニールが多いようです。
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こちらは、MOPのベルトのバックル。
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ビンテージやアンティークの金属製バックルを額縁に見立てて、中に文字の手刺繍を嵌めて加工したブローチ。完成度はともかく、面白いアイディアだと思います。多くの日本人なら、もっと素敵に仕上げられるんじゃないでしょうか。
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このストールでは、中々良さげなアール・デコ時代のフィリグリーのブローチが揃っていました。
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ビンテージ・ジュエリー5、6個が詰まったお徳用袋…と思いきや、一袋14ポンドとは、内容からしても大してお得ではなさそう。
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50年代以降の、キッチュなジュエリーにも注目です。こちらは、デッドストックのレトロ・ポップなプラスティック製イヤリングのようです。
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同じストールで。でもキッチュな割に、一つ9ポンドと結構高いのです。
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好みのビンテージ・ドレスがあれば、勿論それらもチェックします。このストールの多くは、単なるビンテージ風のデザインで、実際には古くはないようです。
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ビンテージ・エプロンも、チェックが外せないアイテム。この柄には、中々ソソられました。
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オーストリアの民族衣装の、革製の半ズボンです。子供用ですが、本物は初めて見たような。
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これもファッションとは言い難いのですが、珍しくなって来ている、赤ちゃんの洗礼服。裾が不必要に長く、レースの繊細で凝った物が多いのです。
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スカーフが沢山詰まった籠の中から、引っ張り出しました。何だか「日本人が考えるイギリス~」ってイメージの柄だと思いまして。
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男性用古着中心のストールでは、迫力抜群のエルヴィスがお出迎えしてくれました。
  




by piyoyonyon | 2018-11-26 15:25 | 旅行・お散歩

再びブラックリーのアンティーク・モール 4 玩具編

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イギリスの他のアンティーク・モール同様に、イングランド中部最大と言われるBrackley ブラックリーのアンティーク・モールでも、ビンテージの玩具をあちこちに見る事が出来ます。元々子供が遊ぶ為のアイテムだから、状態の良い物が必然的に少ないせいか、コレクターが多いせいか、全般的にビンテージの玩具は、返ってビンテージの陶器やガラス器よりも高価な程です。
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イギリスを代表する玩具として、切手の題材にも取り上げられたメカノ。オリジナルの外箱も残っていて凄いと思いきや、残念ながら肝心の箱の中身が余り入っていませんでした。
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おっ、私の持っている風船ポンプと同じ。ただしこちらは、大きさが二回り位小さいのです。
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これは、ブリキで出来た万華鏡です。イラストがゆる下手っちいです。似た仕様の多分同年代の物を、私も持っています。
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ビンテージ人形&縫いぐるみ専門のストールで。マダム・アレクサンダーのウェンディ人形は、イギリスのアンティーク・モールでは初めて見ました。このストールで、1/6サイズ・ファッション・ドールのビンテージ・アウトフィットが見付かるかなと期待したのですが、抱き人形用の余り古くない物しかありませんでした。
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こちらも同じストール。アマンダ・ジェーン人形の、多分1970年代のおうちです。こちらも、初めて見ました。中身の揃い具合に寄りますが、もしコンプリートだったら、15ポンドは安いかも。
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1960~70年代当たりは、どうも足のやたら長い縫いぐるみや人形が流行したようです。
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人形と言えば確かに人形の、昔は純粋に子供の玩具だった日本の伝統こけしのビンテージが、結構大量に集められていました。一番小さい物で、28ポンド(約4200円)位します。
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アメリカのゴールデン・ブックスの、大好きなプロヴェンセン夫妻の絵本。この日本語訳版を持っていますが、光沢紙に印刷されている為、発色がイマイチなのです。
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やっぱり、オリジナルのマット紙の印刷のほうが、イラストが魅力増しに見えるなあ。
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絵本ではありませんが、1950年代らしいイラストが可愛い調理本。中身を確認したら、それ程でもありませんでした。英国医学協会の発行で、健康的な食生活を促進する為のレシピ本…と言うか、タイトルの「MORE FUN WITH YOUR FOOD」からして、料理そのものを楽しむ事を普及させる目的の本のようです。それらは、今でも多数のイギリス人にとって大きな課題です…!
  




by piyoyonyon | 2018-11-25 15:20 | 旅行・お散歩

再びブラックリーのアンティーク・モール 3 インテリア編

初めてロンドンのアンティーク・マーケットを訪れた際、ビンテージの家具の安さに結構驚きました。日本で売られているイギリスのビンテージ家具と言えば、高価なのが当たり前です。しかし、日本では値段が張るのは、輸送量が相当掛かるのと、イギリス製と言う響きの良さの為のようで、ビンテージ家具自体は、本国では決して高級な訳ではないと実感します。例えヴィクトリア時代のアンティーク家具であっても、イギリスではそんなに珍しいくはないし、勿論質や状態を考えたら上限はありませんが、手の届く値段の物は結構沢山あります。とは言え、今までフリマやチャリティショップでビンテージ家具を買った事はあっても、アンティーク・モールとなると、今でも中々家具を買うチャンスはなく、専ら見て楽しむばかりです。
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幾らヴィクトリア時代のアンティーク家具が、イギリスでは結構手頃な値段でも、大きさやデザイン、用途が、自分の家や現代の生活様式に合わなければ、意味がありません。その点、第二次世界大戦終戦以降の家具なら、そんなに違和感のない物が多いと思います。このいかにも1950年代の抽象柄の天板のロー・テーブルは、まだまだ活用出来そうです。
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1950~60年代の、中々機能的そうなデスク。この当たりの時代から、家具の大きさ的には、現代の生活にも取り入れ易くなります。
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レトロなソーイング・ボックスも、根強い人気のアイテム。これは二段になって、正に家具サイズです。中間が無駄に空いていますが(笑)。
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やっぱり出会いました、ビニール・クロスのマガジン・ラックの大きい方。
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本物のスチールの道路標識を、そのまま天板に使用したコーヒー・テーブルのようです。ありそうでなかったアイディアで、中々クールです。
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ビンテージ・シンディの家具にもある、エセ金持ち風の白い家具。素材はいかにも安っちく、70年代当たりに流行ったようです。
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手作り感溢れる、キノコ型ストゥール。こう言う赤地に白水玉の毒キノコを、英語でトッド・ストゥール(ヒキガエルの椅子)と呼びますからね。
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シートがゴブラン(ニードルポイント)張りになった椅子は、イギリスでは本当に良く見掛けます。
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手前の椅子は、背もたれの木彫りのデザインも、アーツ&クラフツ様式で素敵。
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ビンテージの収納用品も、実用的なのは結構人気があります。北欧のフォーク・アートっぽい、トールペイントの曲げ輪の木箱。
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この白地の箱は、何処の国の原産なのか検討付きません。白い主線の絵具が、立体的に出っ張っています。
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チェストと呼ぶ方が相応しい程大きい、ロシアのホフロマ塗りの木箱。
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こちらも、ロシアのホフロマの小物入れのようです。大きさや形態は、丁度日本の茶道に使う「なつめ」ぐらい。
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一方いかにもイギリスのデザインらしい、陶器+金属の枠で覆われたトリンケット・ボックス。蓋には、細かいレリーフ状の勿忘草がびっしり。
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額装物は、常に人気があります。コレクターも多い、良家の令嬢の刺繍の手始めとされるサンプラーですが、これすら自分には完成させる根気がない(苦笑)。
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インテリアでも、家具ではなくカーテンのような布物なら、海外からの観光客でも持って帰れそうです。メランジ毛糸が良い感じに野暮ったさを高めている、クロシェ・パッチワークのグラニー・ブランケット。
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これはちょっと面白い、企業名等が型押しされる、レンガの形成型です。カスタマイズされている訳で、一体誰が買うんだ?とは思いますが(笑)。
 




by piyoyonyon | 2018-11-24 15:31 | 旅行・お散歩

マッシュルーム・ハンター

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以前リカちゃん人形用にフード・ワンピースを作った、キノコ柄のベビー服の古着で、momoko DOLL用にパーカーを作ってみました。テーマは、やっぱり「キノコ狩り」。
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今年のキノコは豊作。今日の収穫はレア物。 
キノコを求めて秋の野山を駆け巡る、
スーパー・アウトドアタイプのmomoko ドールです。

…って、単なる田舎者じゃないですか(笑)。しかも収穫は、毒キノコばっかだし。調理以外のキノコ・モチーフって、見事に毒キノコしか存在しないんですよねえ。
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このキノコ柄のパーカーは、「今日から始めるドール服」のガウンのパターンを利用しています。サルエル・パンツのような裾絞りパンツも、同書のワイドパンツの型紙を元に改造しています。サルエル・パンツをイギリスで全く見掛けない為(※イスラム教徒が着ている本家本元以外)、実はどう言うアイテムなのか良く分かっていません(笑)。
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作っている内に気付いてはいたのですけど、やはり袖が長過ぎました。古着の端処理済みの裾をそのまま利用して、縫い代分を差し引かなかったせいです。
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昔、イギリス人は山菜や木の実、キノコ等の野生の食べ物に全く興味がなく、フンギ・ポルチーニなんか其処等辺に生え放題&採り放題と聞いていました。そんなイギリスでも、最近はキノコの乱獲が問題になっている程です。レストラン等で高級食材として買い取るので、プロのマッシュルーム・ハンターが採り尽くしてしまう為と、どうやらキノコ好きの移民が急増したからのようです。
  




by piyoyonyon | 2018-11-23 15:32 | おもちゃ・人形

ジェード色ウラン・ガラスのツバメ柄花瓶

ブラックリーのアンティーク・モールでも、当然ウラン・ガラスを真っ先に探しましたが、これ程広い店内なのに、今回はウラン・ガラスには不思議な程ほとんど出会えませんでした。今は余り惹かれなくなったアール・デコ時代の型抜きガラスや、高過ぎて手が出ない高級アンティーク品ですら、今回ここではほとんど見掛けませんでした。
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そんな中、数少ない候補に挙がったのが、この写真中央のジェード色の子供柄の花瓶。
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そして、この同じくジェード色のツバメ柄のハンドル付き花瓶。で、結局ツバメ柄のを買った訳です。子供柄のほうが、絵付けが繊細でデザイン的に良いと私は思いましたが、子供自体はプリントで、しかもP太が絵でさえ子供が嫌いな物で(苦笑)。
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ツバメ柄のほうは、全てが手彩色です。しかし、スポンジで着色したらしい上部と下部の緑色が、何だか苔生したか藻が張り付いたみたいで大味…。
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ツバメ自体の絵も、余り玄人っぽくないような…。しかし鳥柄だし、ヴィクトリア時代の吹きガラスだし、P太は気に入っているようです。
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唯一エナメル彩色で盛り上がった葉の部分には、アール・ヌーヴォーらしい優雅さが出ています。
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帰宅してから結構驚いた事には、ヴィクトリア時代のジェード色のウラン・ガラスなのに、放射線量が自然値と変わらない程低いんです。でも発光自体は、ちゃんと十分あるのです。それに、お出掛け先で何か買うと、やはり思い出の印象が強くなります。
 



by piyoyonyon | 2018-11-22 15:27 | インテリア・デコレーション

再びブラックリーのアンティーク・モール 2 ガラス器編

何度も言いますが、ウラン・ガラスに興味を持つようになって以来、古いガラス器全般にも興味を持つようになりました。それまでは、「粗忽者の私には壊れ易いガラス器は不向き」と、どちらかと言うと敬遠していました。また、陶器やメタルウェアと違い、ガラス器には大抵バックスタンプやホルマークがなく、ラベルが貼られて発売されるので、中古だと剥がされて無くなっている事が多く、ある程度知識がない限り、製造国やメーカーが分からないからです。それ所か、状態が良い場合、陶器と比べて古さが表れにくいので、製造年代すら検討の付かない事が多いと思います。
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今回、ブラックリーのアンティーク・モールで、一番美しいと思ったガラス器。こう言った「オぺーク」や「オパライン」と呼ばれる淡く乳白掛かったガラスは、有名なルネ・ラッリクを始め、イギリスでは大変人気があります。白一色のエナメルの絵付けの、繊細な美しさにも注目です。
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多分同時代(ヴィクトリア後期)のガラス。絵柄は、インタリオ式に彫られているようです。
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古ければ古い程貴重で価値が高い…とは一概には言えず、60~70年代のガラス器にも熱心なコレクターは多く、返ってその前の時代の物より高価な場合もあります。こちらは、フォルムが北欧的で洗練された、イギリスの「ダーティントン」の花瓶。
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右は、私も持っているフィンランドのイッタラのキャンドル・ホルダーの「バロ」。左のキャンドル・ホルダーは、イッタラの「フェスティーボ」のドイツ製のコピー品ですが、やはり堂々とイッタラと書かれて販売されている! …気を付けましょう。
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目を引くオレンジ色と紺色の組み合わせが、いかにもスウィンギンの時代っぽいアート・ガラスの花瓶。この時代でフロスト・ガラスは、結構珍しいかも知れません。
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同時代のアート・ガラスと陶器が見事に集められた棚。
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この時期の「プール」や「トロイカ」の陶器は、特に人気の高いアイテムです。
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ナショナルトラストの売店とかで、時々見掛けるガラス製の花で、今まですっかりベネチア・ガラスだと思い込んでいましたが、サフォーク州で製造されているそうです。古い物ではなく新品ですが、可憐で中々魅力的です。花瓶付きで一束10ポンドは、イギリスではかなり良心価格かも。
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こちらも新品ですが、結構惹かれる、ガラス製のツリーに小さいボーブルを目いっぱい吊るした物。安定は悪そうで、猫か小さい子供の居る家庭には不向き(笑)。
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最後に、土台は大理石+ブラスのレリーフで装飾された、結構珍しいウラン・ガラスの時計です。文字盤が蓄光なのではなく、文字盤を覆うガラスが偶然ウラン入りなのです。
  




by piyoyonyon | 2018-11-21 15:28 | 旅行・お散歩


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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