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生成りのツイードのハーフ・コート

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momoko DOLL用に作ったセラドン・グリーンのコーデュロイのコートと同じ型紙で、今回はやっと裏地付きのコートを完成させました。「私でも出来た~」と、結構達成感がありました(普通の人は普通に出来るんでしょうけど)。
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コートの型紙はほぼ同じですが、前回の反省を踏まえて、中に袖付きの服も着られるよう、袖の幅のみ少し広げています。身頃は全く同じはずなのに、裏地と布の質感のせいで、前回のコートよりも一回り小さく見えます。実際今回のコートなら、22cmドールに着せても丁度良い大きさです。
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表地に使用したのは、生成りのツイード。暖かそうで表情があって、冬のオーバー・コートにぴったりだと思いました。厚みの割には縫い易かったのですが、アイロンが全く利かない点は手古摺りました。そのせいで、襟は膨れ上がっているし(抑えミシンを掛けておくべきだった)、ポケットの形が全く形成できず、何だか凄く歪んだ物になってしまいました…。そして、無地でも十分雰囲気が出ると思っていたのに、意外と地味で、急遽包みボタンやポケットを加えました。
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裏地に使用したのは、襟とカフスに使用したのと同じ、細かい花柄のコットンです。毎度御馴染み、義妹から貰った端布で、アメリカ製のようです。こちらは一見地味でありふれた小花柄のようで、微妙に渋い色合いが品良く、しみじみ可愛い布だと思いました。この花柄に合わせて、コート自体はシンプルだけど、全体的には少し甘めのガーリーなコーディネイトを目指しました。
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一番苦戦したのが、またしてもコートの中の服! 身幅や丈のバランスは考慮し、またコートの袖の幅は予め広げたものの、中のワンピの袖を七分丈の少し膨らんだ袖にしたのが失敗でした。この七分袖が、中々コートの袖の中を通らず、結局作り直す羽目に。返ってインナーはフルの長袖のほうが、コートの袖の先から引っ張り出し易いのですが、最適なのはやはりノースリーブのようです。
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ハイウェスト切り替えのワンピの緑と茶系の生地も、確かアメリカ製です。本当はインナーのワンピは、単独でも十分可愛く見えるよう仕上げたかったのですが、襟を付けたり装飾を増やしても、コートを羽織る時に色々支障が出そうだったので、結局出来るだけシンプルにしました。
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ピンクのボアのミトン、バッグ、イヤー・マッフルは、子供向けのパーティー帽から作った物。これまた、ミトンもイヤー・マッフルもモモコには大き過ぎて、結構苦戦しました。頭のでかいシンディ人形なら、このイヤー・マフはぴったりかも。
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と言う訳で、中々思い通りにはなりませんでしたが、出来の悪い子程何とかやらで、手作りの思い入れだけは詰まったコーディネイトです(苦笑)。
 




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by piyoyonyon | 2018-12-14 03:42 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

昔のクリスマスのギフト・ボックス

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夏頃のフリマで、中に壊れたアクセサリーなどガラクタが詰められて売られていました。「この箱(だけ)が欲しいんですけど…」と言うと、売り主は「こんな物が欲しいのか?」と驚いたようでしたが、10ペンスで売ってくれました。
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そうそう、この味わい深い印刷やイラストが良いんですよ。かなり古そうな割に、箱自体の造りはしっかりしていて状態は良好です。
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昔の壁紙でも見掛けるような、まるでゴム判で押したみたいな、明らかにオフセットとは違う独特な印刷です。
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一緒に撮影したツリーの古いオーナメントは、山小屋風チャリティショップで30ペンスで買った物。まるでサンタと雪だるまが合体したようなヘナチョコな物体が、スキーをしている姿で、素材は発泡スチロールやモール、金色の箔押しの紙を組み合わせてあります。恐らく昔の日本製です。
 




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by piyoyonyon | 2018-12-13 15:27 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

再びウェスタ―ハムのアンティーク・モール

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この時期、クリスマス・プレゼントの買い物を一早く進めなくてはならないと言うのに、11月中旬頃から暴風雨の週末ばかりで、フリマにさえ行けない日々が続いていました。私の古物血中濃度も欠乏状態で、ブログのネタも本当に乏しくなって来ました(苦笑)。そこで、義母の家に行く前に、Westerham ウェスタ―ハムのアンティーク・モールに連れて行って貰う事にしました。もしかしたら、プレゼントになる物にも出会えるかも知れません。
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黄昏時に到着。ここは小規模なモールですが、日曜日でも開いている所が貴重です。どうやら、店主が同じ建物の上階に住んでいるからのようです。また、少しだけ遠回りになりますが、我が家から義母の家への経路途中にあり、少し早く家を出さえすれば、いつでも立ち寄れます。
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ビンテージ・ジュエリーや古いレース等を扱う、女性っぽいアイテムの揃うストールもあります。
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これは全く古い物ではありませんが、スノー・グローブならぬスノー・フレームで、眺めているとクリスマスの雰囲気が結構盛り上がります。雪を表したラメの入りの液体に満たされたフレームの中には、Nativety(キリスト降誕のシーン)が樹脂製の人形で再現され、更に電飾で輝きます。実際には、ベツレヘムで雪が降る事は滅多にないようです。
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いかにもイギリス人好みの、清楚な花柄のおままごとティー・セット。合間に置かれた小さな紙箱は、クリスマス・プディングに使われる牛のケンネ脂の、昔のままごと用ミニチュアです。
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TVのパペット・キャラ「スーティ」の玩具の鉄琴。昔伊豆のテディベア博物館のスーティ展で、同じ物を見た事があります。きっと一オクターブもないんだろうな…。
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京都の町屋のような、イギリスに多い奥行きの深い建物です。
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一番奥のストールは、布類や食器等が揃っています。
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黄色地に紫の菫柄が印象的な、アール・デコ時代の陶器。リング・トレイがある所を見ると、用途は鏡台セットのようです。
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一方こちらは、アーツ&クラフツかアール・ヌーヴォー(どちらかと言うとユーゲントシュティールっぽいが)の蓋付き入れ物。大きさから、ビスケット入れとかのようです。
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このハンドル付きの花瓶はウラン・ガラスで、青い割に結構強く発光します。
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小学生用の手芸本に登場しそうな、ゆるいライオン柄アップリケ付きのレターラック。
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残念ながら今回は、プレゼントになりそうな物も、コレクションに加えたいウラン・ガラスにも出会えませんでした。でも、また訪れたいと思います。規模の割には充実しているし、何よりおじーちゃん店主が感じの良い人です。
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ウェスタ―ハム自体が結構素敵な村で、この季節はクリスマスの凝った装飾の家も沢山見掛ける事が出来ます。今回も私達は、モール訪問だけが目的の急ぎ足の立ち寄りでしたが、カフェやティールームも多く、ゆっくりお茶するのにも人気の村のようです。



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by piyoyonyon | 2018-12-12 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

天使がゾロゾロ

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今年の春頃、フリマの一つ(一袋)どれでも50ペンスのストールで出会いました。ビニール袋の中に、小さな安っぽいプラスティック製の天使人形が、ゾロゾロと入っていました。数えたら全部で12体有り、中には翼がもげた子も居ます。
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高さ3cm程度で、膝まづいてお祈りを捧げるポーズをしています。
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一体これは何の為の物かと言うと、どうやらクリスマス・ケーキの古いデコレーションのようです。ケーキはケーキでも、てっきり洗礼式のケーキの飾りかと思っていました。どちらにせよ、イギリス人が、未だ結構信仰深かった時代の名残りです。今は、こう言った宗教臭いモチーフは、アングロ・サクソン(古来からの英国人)からさえも、最早流行りじゃないと言うか、余り好まれないように思います。また、クリスマスのアイテムをキリスト教らしくする事は、他教徒から苦情が出るので、あえて避ける傾向があるかも知れません。しかし元々クリスマスが、キリスト教徒の為のお祭りなので、他教徒から注文される言われはないと思うのですが…。
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翼の折れたエンジェルでも、単なる子供に見えるだけで、別に痛々しくも堕天使でもありません。
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この天使自体が、プラスティックの乾いた質感と、甘ったるい色合いで、まるで砂糖菓子のようです。整列させると、何だか軍隊のよう…。大天使ミカエル率いる天の軍団ってとこですか?





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by piyoyonyon | 2018-12-11 15:25 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

「クリスマスの12日間」柄ティー・タオル

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夏頃フリマで買った、未使用のアイリッシュ・リネンのティー・タオル、つまり西洋布巾です。本来食器を拭く為の布な訳ですが、イギリスでは典型的なお土産で、各地に因んだ柄が存在し、コレクションしてペナント(若者の知らない単語)のように壁に貼る人も多く居ます。私も時折貰いますが、大抵柄がつまらないので、さっさと布巾として実用します。しかしこれは、イギリスのティー・タオルの柄にしては、中々イラストが可愛いと思いました。
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イラストの内容は、イギリスでは誰でも知っているクリスマス・ソング「クリスマスの12日間」を表しています。この歌は、12月25日のクリスマス当日から1月6日の公現祭(フランスで言うエピファニ)までに、恋人から毎日貰い、数が一つずつ増えて行く、それぞれ違った内容のプレゼント(主に鳥や人)について歌う「積み上げ歌」です。
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一番目の歌詞から全てのアイテムを一々繰り返しながら歌うので、最後の12番目には歌詞が物凄く(しつこい程)長くなります。
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実は私は今まで、クリスマスまでの12日間だと勘違いしていました。クリスマスを盛り上げる為に、一つずつ贈り物を増やして行くのだと誤解していました。しかし本来のクリスマスは、きっと25日からが本番って事なのですね。
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まー五番目の金の指輪以外は、実際貰っても困るもんばっかなんですけど(笑)。
 




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by piyoyonyon | 2018-12-10 15:27 | ファブリック | Comments(0)

十二月の庭便り

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我が家の裏庭の冬咲きのクレマティスが、今年も先月から咲き続けています。
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品種(商品)名は「ジングル・ベル」。ベル型で純白で、クリスマスの時期の庭に相応しい花です。
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年々株が成熟して、驚く程沢山の花を付けるようになりました。
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落葉後に大きく切り詰めた白樺の木に、このクレマティスの蔓を絡めたので、まるで白樺の木がクリスマス・ツリー用の電飾で覆われたみたいに見えます。
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これなんて、本当に花型の電飾みたいに並んで垂れ下がっています。
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ぷっくり膨らんだ蕾も可愛い。
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陽に透ける様子も素敵。一つの花期は短いようですが、次から次へと咲きます。
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未だたっぷり蕾を付けているので、これからクリスマス休暇中も咲き続けるでしょう。
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12月の庭と言えば、花が無くて寂しいはずなのですが、実は未だ結構バラが咲いています。これはER(イングリッシュ・ローズ)の「ザ・ハーバリスト」。
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こちらはER「ゴールデン・セレブレーション」。蕾も、未だ結構沢山付いています。
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ER「ジュビリー・セレブレーション」。
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オールド・ローズの「マダム・イザーク・ペーリエ」。近所を見渡すと、10月頃には早速バラを丸っと刈り込んじゃう家も多いのですが、一季咲きじゃない限り、このように真冬近くまで健気に咲き続けるバラは多いので、うちは春直前に剪定します。
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ER「ハイド・ホール」。しかしイギリスの冬は、こんな快晴の日こそが非常に珍しく、大抵はどんより曇が重くて暗い上に、暴風雨も多いので、そう言う意味では普段は寂しい庭に見えます。
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タラ猫ちゃんは、しばらく雨で「おんも」に出られない日々が続いていたので、この日は大はしゃぎ。更に、私が庭に居ると、調子に乗ってお転婆ぶりに拍車が掛かります。
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この他、前庭ではペンステモンが咲いています。やっと病気が治って動けるようになり、貴重な雨の降らない日を狙って、急いでバラ苗や春の球根類を地植えしました。これからハンギング・バスケットをヴィオラに植え替えなければならない仕事が、実は未だ残っているのですが、ハンギングではロベリアが今だに元気に咲いていて、抜き取るのはちょっと可哀想で躊躇しています。




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by piyoyonyon | 2018-12-09 15:28 | ガーデニング・植物 | Comments(0)

ティペットの威力

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momoko DOLL用にセラドン・グリーンのコーデュロイのコートを作った時、中に合わせて着るワンピースも一緒に作りました。しかし、コートの袖の幅の都合上、中の服に袖があると羽織れなくなる為、冬なのにノースリーブのワンピとなってしまいました。しかも素材はコットンで、全く冬らしくありません…。しかし、そんな夏っぽいワンピでも、たちまち冬のパーティー仕様になる(かも知れない)、お役立ちアイテムがあります。それがティペット。ファーやベルベットで出来た、言わば付け襟、またはネックウェアです。
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ファー(勿論フェイク)って言うか、私のは縫いぐるみ用のボアなんですけど(苦笑)、留め具をサテンのリボンにすると、少しはそれらしく見えるように思います。西洋では、夜のドレスは、基本的に肌の露出が多い物となっているようです。また、西洋のパーティー会場は、暖房が大抵ばっちり過ぎる程利いているので、冬でもノースリーブやチューブトップが全く可笑しくありません。ただしコットンは、やはり昼間向けのドレスの素材です。
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ベルベットでも、ティペットを作ってみました。ツルツル滑り易く、ファーより更に縫い辛かった…。透明+ラスターのシード・ビーズで、縁を装飾しています。
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サテンでも作ってみました。銀色のシード・ビーズで、刺繍っぽく入れています。
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私も結構ティペット類は持っていますが、ここ数年は余り活用していないなあ。首回りも暖かくなる事だし、今年はもっと利用しようと思います。
 



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by piyoyonyon | 2018-12-08 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

花柄コーデュロイのオーバー・コート

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今まで姉のmomoko DOLL用に、春・夏・秋服なら送りましたが、冬服が決定的に不足していました。そこで、姉のモモコ達も寒かろうと(んな訳ない)、アウター類を幾つか作って送る事にしました。まず最初に作ったのが、このセラドン・グリーンのコーデュロイのハーフ・コート。使用した生地は、以前リカちゃん用にコートを作ったのと同じ、元は私のシャツ型ワンピです。紺色のレースのアクセントも、前回と同じです。
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自分のワンピとしては地味ッ過ぎて処分しちゃった訳ですけど、1/6人形にも合う花柄の細かさ、薄さ、扱い易さで、ドール服作りには大いに役に立っています。コーデュロイって、厚みの割に縫い易いし、アイロンも結構利きます。それに、コーデュロイにこんな細かい均等な散らし柄は、結構珍しいかも知れません。本当は、裏地付きに初挑戦するつもりでしたが、見事失敗・挫折しました~。襟の裏地がピンクなのは、全ての裏地をもピンクにする予定だった名残りです(苦笑)。
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型紙は、本に掲載されていた22cm人形用のコートの身頃はほぼそのままに、袖丈だけ2cm長くしています。アウターは身頃がたっぷり目な事が多いので、例え22cm用のパターンでも、概ね27cmの細身のモモコには大丈夫みたいです。返ってリカちゃんやブライスには、実際仕上がったコートを着せてみて、裏地がないせいか、ちと大き過ぎる感がありました。
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しかし袖の幅も、22cm用の型紙のそのままだった為、中に袖付きの服を着るのは不可能になってしまいました。既成の人形のデフォルト服でも、アウターの中には、ノースリーブを着せてある事が多いと思います。人形のアウターに合わせるインナーって、意外と本当に難しい! 着用可能かどうかだけでなく、色や柄、丈や幅とかのバランスが、既存の服ではどれも微妙に合わず、結局このコート用に、新たに中のドレスを考えねばならなくなりました。
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キャップは、リカちゃん同様にベレー帽が似合うかなとも思いましたが、防空頭巾のような物にしてみました。こう言う耳元まで覆うタイプは、人間用でも防寒ばっちりです。
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実際に売られている人間用の冬のコートって、只でさえ暗く景色が寂しい季節なのに、黒とかグレイ、ネイビー、茶、キャメル、カーキなど地味で暗い色がメインで、つくづくつまらねーなと思っていました。しかし、他の衣類と比べて高価な、収納も嵩張るコート類は、普通はそう何着も持てる物ではないし、少しのアウターで色んな服に着回せる事を考えると、そう言う無難な色で無地で形もスタンダードなデザインが、結局一番と言う事になるのかも知れません。



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by piyoyonyon | 2018-12-07 15:20 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

横長のカロチャ刺繍+ドロン・ワークのドイリー

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地元のビンテージ屋風チャリティショップで、95ペンスで売られていた、一目でハンガリーのカロチャ刺繍と分るドイリーです。結構大きくて、横幅は50cm位あります。こんなに非常に手の込んだ工芸品が、たった95ペンス…。しめしめ御買い得と喜ぶ一方で、この価値が分からないとは怪しからんとも思いました。フォーク・アートに疎いイギリスだから、まさかこれが総手作りだとは、思いも寄らなかったし、気にも留めなかったのでしょうか? または、キッチュな程カラフルなので、もしかしたら中国製だとでも思われたのかも知れません。
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この大きさのカロチャ刺繍のドイリーを、現地、特に首都ブダペストの繁華街の土産物屋等で買うとしたら、5千円近くするのではないかと想像しています。しかし大きい分、正直言って、まるで小さいドイリーから拡大しただけの図案のようで、カロチャ刺繍にしてはやや大味で(特にこのパステルのカロチャ刺繍に比べると)、格別凝ったデザインと言う訳ではありません。
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とは言え、刺繍の周囲の「richelieuリシュリュー」(仏語)と呼ばれるドロン・ワークのレースは、布地部分がほとんど残っていない、やはりどう見ても驚きの技と手間です。
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裏面が、一瞬表面と区別が付かない仕上がりに見えるのは、完成度の高いカロチャ刺繍の証。玉留めはせず、サテン・ステッチの合間に糸を通して、縫い終わりの端を処理します。
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少しシミがあって、新品未使用ではないようです。円型や正方形に近いドイリーであれば額装に映えるんですが、、これ程大きく横長だと、額に収めるのは難しそうです。とは言え、何せ布部分がほとんどないのですから、ドイリーとしても余り実用的とは言えません。
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しかし、眺めているだけでも美しい事は確かなので、奥底に仕舞ったままにせず、何か身近な場所で利用できればと考えています。
 




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by piyoyonyon | 2018-12-06 15:27 | ファブリック | Comments(0)

スロヴァキアの美味しいチーズ

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スロヴァキアの友人アドリアンが持って来てくれたお土産は、「マーレンカ」のハニー・ナゲットと言う絶品のチェコのお菓子、ハンガリーのパーリンカ(アルコール度数の高い果物の蒸留酒)と、ドライ・フルーツの詰め合わせ、それにスロヴァキアのチーズをどっさりでした。このチーズが、見た目も変わっていて、どれも凄く美味しそうなのです。
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どう変わっているかと言うと、例えば帯状になったチーズが、カタツムリみたいに巻いてあります。これらは「パレニツァ」と呼ばれる、羊の乳から作られたチーズです。種類の多いスロヴァキアのチーズの中でも、代表的な物の一つようで、「チーズの王様」と呼ばれる事もあるとか。
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ヌードルみたいに細く、これがチーズ?と思える物も。左なんて、更に編み込んでありますし。右は羊乳チーズの「ニテ」、左は牛乳チーズの「コルヴァーチク」と言います。羊乳から作ったチーズは、代表的な郷土料理「ハルシュキ」にも使用され、スロヴァキアでは極一般的なようです。
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その中でこれらは、多分燻製にしてあるタイプ。燻製チーズもまた、スロヴァキアでは非常に親しまれているようです。
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早速翌日、燻製タイプを一パック開けて、前菜として食べてみました。オーブン・トースターで炙って、クランベリー・ソースを添えました。モチモチ・プリプリした食感は、ポーランドのスモーク・チーズにそっくりですが、それ程しょっぱくはなく、期待した通り美味! 
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強い匂いやクセもなく、味わいはまろやかで、日本人にとっては非常に食べ易いチーズだと思います。ただし油分は多そうなので、余りしょっちゅうは食べられませんね…。
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因みにこれが、スロヴァキアのドライ・フルーツの詰め合わせ。干し杏やクランベリー、干しナツメやドライ・パイナップル等がギッシリ詰められ、木箱がクリスマス・ツリー型になっています。地元のポーランド食品店でも見た覚えがあるので、もしかしたら中欧一帯では、クリスマスに楽しむスナックの定番なのでしょうか。アドリアン本人は、甘い物は食べず、お酒も全くの下戸で、そもそも食全般に余り執着がないんですが、いつもプレゼントのセンスが良いのに感心します。
 




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by piyoyonyon | 2018-12-05 15:34 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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