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ウラン・ガラスのストッパー

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これは何かと言うと、「Stopper ストッパー」と言うアイテムです。ストッパーとは、この場合ガラスの香水or化粧瓶やデキャンターの栓(キャップ)を差します。アンティークの香水瓶等の銀製の栓なら、一般的に「top トップ」と呼ばれるようですが、ガラス製の栓は大抵ストッパーと呼ばれています。そして、昔の装飾的な瓶の場合、大抵ストッパーも凝った装飾が施され、その多くは美しいカットガラス(風)でした。例え本体が割れてしまっても、栓だけは分厚い固体ガラス(中が空洞でない)の為壊れにくく、残っている場合が多くあります。そして、ストッパーのみが古物として売られているのを、実際良く見掛けます。私も、もしサンキャッチャーとして使ったら、素敵なんじゃないかと思っていました。
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ライで訪れたアンティーク・ショップ&モールの中にも、そんなストッパーだけをバスケット等に集めて売っている店が幾つかありました。もしこのストッパーの中にウラン・ガラスが見付かれば、値段は手頃だし小さいし中々美しいし、私達にとっては好都合なのに…なんて夫婦で話していて、試しに(と言うかほとんど冗談で)ブラック・ライトを当てて見ました。すると、自然光ではどう見ても無色透明なのに、バスケットの中の20個位のストッパーの半数は、緑色に光ったのです。
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その中で、一番濃く光るものを選んで買って来ました。…ほらね、確かに緑色に発光しているでしょ? 多分瓶本体では、ガラスの厚み自体が薄過ぎて、発光も気付けなかった程だと想像しています。  
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しかし何故、着色の目的ではないはずなのに、ウランをガラスに使用したのか?? …ウラン・ガラスは、まだまだ奥が深いようです。





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by piyoyonyon | 2016-04-30 15:25 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ライでアンティーク・ショップ巡り

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自分の誕生日には、今年もロマンティックな城下町ライに、連れて行って貰うことに決めていました。しかし丁度誕生日の辺りは、夫婦共に体調が良くなかったり、天気の良い週末に恵まれなかったりで、ずっと先延ばしにしていました。更に、人気の観光地で混むからと、イースター休暇中は避けた為、結婚記念日と順番が前後してしまいました。もう何度も訪れている町なので、観光はすっ飛ばして、ここでの目的も、飽きもせずアンティーク・ショップ巡り。そして、またしてもウラン・ガラス・ハントが中心です。
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まずは、「First Class Junk Shop 最高級ガラクタの店(…実際そう看板に書いてある!)」のお店へ。駐車場の隣なのです。ガラス製品中心の、中々良い品揃えです。結構魅力的なウラン・ガラスもありましたが、値段がファースト・クラスでした(笑)。
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その近所の、普通の民家の窓。ちょっとブライトンの雑貨屋さんみたい。日本では御馴染みのムーミン・グッズも、イギリスで見掛けるのは結構珍しいのです。
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そしてお誕生日ランチは、今年も、独創的なシーフードが美味しい「The Ship Inn」です。美味しい店を把握していることも、毎年この町に来たくなる理由の一つ。
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P太は、普通にハンバーガーを選びました。あ、でも、付け合せのフライド・ポテトは「チップス」ではなく、「フレンチ・フライ」(チップスより細い)なのが、ちょっとだけイギリスでは変わっています。
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私は、こんなの他で見たことのない、「鱈の燻製のポーチド・エッグ乗せ」と言うのを注文してみました。鱈とポーチド・エッグが、ジャガイモとホウレン草とレンズ豆のカレーの上に乗っています。このカレーが、実はかなりスパイシーで、最初は新鮮な組み合わせで美味しかったのですが、最後には辛過ぎて相当辛くなって来ました~。メニューにはカレー味とも辛いとも一言も書いてなかったのに、もし義母が知らずに頼んでいたら、完全にアウトですね。P太ママは、カレーも辛いものも嫌いですから。
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食事の会計時に出て来るサービスの飴を、やけに有り難く感じながら(笑)、アンティーク・ショップ巡り再開です。ここは「Quay」と言う、昔は港の倉庫街だった建物で、今はアンティーク街になっています。
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ここは、その中で一番ジャンク率の高いアンティーク・モール。
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レースが印象的な、フランスの1950年代の民族衣装人形です。
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アトマイザーなど香水瓶中心のブース。装飾の凝ったデザインが多く、コレクターも多いし、更に蓋が銀製だったりするので、概ね高価なアイテムです。ブリキ製のオーナメントは現行品。
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中央の、薄い黄色の瓶がウラン・ガラス。
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アンティーク・ショップと言っても、店主やブースの管理人の好みや目的は様々で、商品の半分位は、現行品や新し目の中古品、またはビンテージを加工した手作り品だったりします。
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このお店は、1/3位がペンキ屋になっていました。古家具の塗装やリフォームも、取り扱っているようです。
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この黄色い椅子に、古風な花柄のクッションを合わせたセンスが、中々素敵で目を引きます。
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カラフルなビンテージのキッチン用品中心の、いつ覗いても楽しい好みのお店。
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倉庫街を離れ、Wish Ward通りにもアンティーク屋が並んでいます。昔の井戸の鉄製手押しポンプが、花壇の素敵なアクセントに。
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ビンテージ・ドレスやコスチューム・ジュエリー等の品揃えが毎回うっとりする、センス良い女性店主のお店。
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一方、こちらはビンテージ・ショップにしか見えないディスプレイですが、実はチャリティショップです。
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ハイストリートの、私には余り縁の無い、コスチュームではなくファイン・ジュエリー(貴金属)の専門店。
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でも、魅力的な物も結構あります。銀製品に七宝加工と言うのも、英国人が珍重する人気の高いアイテム。
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アンティークの町に絵になる、背後の建物もばっちり決まっているクラシック・カー。絶対効果を分かっていて、持ち主は場所を選んで駐車しているのです。案の定、沢山の人が群がり写真を撮ったりして退けないから、隣に駐車していたドライバーは、中々発車出来なくてムカついていました。
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結局この町では、今回ウラン・ガラスの収穫には余り恵まれませんでしたが、ジャンク率は程良く、小物も多いので、アンティーク・ショップ巡り自体は毎回十分楽しめます。
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この日は、午前中は快晴で、真夏並みの格好の観光客も何人か見掛けましたが、午後は予報より早く雨が降り出して、旧市街地の散策も底々に、早々に引き上げなくてはなりませんでした。同じ南東部とは言え、うちからはかなり時間が掛かる不便な場所だし、既に夏時間で日は長かったのに残念です。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-29 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

イギリスの玩具とゲームのFDC

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お土産を買うのが旅行の最大の楽しみの一つで、旅行先では財布の紐もつい緩む私ですが、イギリスでは滅多に物を買うことがありません。その土地ならではの特産品や工芸品もほとんど存在しないし、質を考えると、どうしても値段に納得の行かない商品ばかりだからです。記念日の外出位は、後々思い出になるのだし、多少割高に感じても、何か一つは買ったほうが良いと自分に言い聞かせてはみるものの、それでも出費してもいいなと思える物には中々出会えません。結婚記念日でハンガーフォードへアンティーク・ショップ巡りへ行った際も、ウラン・ガラスを買ったのは全てP太で、結局私は色々探して回って、この一枚50ペンスのFDC2枚(もう一つはクリスマス柄)しか買いませんでした。
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1989年発行の、玩具とゲームをモチーフとした切手のFDC(初日カバー)ですが、お洒落に処理され過ぎていて、テーマの「子供の時代の郷愁」は余り感じられません。それでもイギリスの切手としては、まあまあ魅力的です。タッチや色彩に、1980年代後半から90年代前半のセンスが感じられます。




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by piyoyonyon | 2016-04-23 15:37 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

ウィルトシャーのマーケット・タウン、マールバラ

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ハンガーフォードでアンティーク・モール巡りをした後は、ここまで来たのだから、ついでに寄ってみたいアンティーク・モールがもう一つありました。それがここ、隣町のMarlborough マールバラ(マールボローと記されることも)の「Marlborough Parade Antique Centre パレード・アンティーク・センター」。やはりここも、古物番組で知りました。マールバラは、ハンガーフォードから16kmしか離れていませんが、バークシャーではなく、お隣の州のウィルトシャーにあります。
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ハンガーフォード・アーケード」で白熱して三時間も費やしてしまった為、ここへは割と閉店間際に到着しました。内部は撮影禁止ですが、またしても元教会の建物を利用したアンティーク・モールです。もしかしたらこの前庭は、かつては墓地だったかも…。しかし、もうじきNewburyに移転するそうです。
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生憎ここでは、気に入ったウラン・ガラス器は見付けられませんでしたが、未だ外は明るいので、しばし町を散策することに。
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マールバラは、イギリスで二番目に幅広いハイストリート(目抜き通り)を持つ古い町です。バース街道のロンドンからの中継地として発展したマーケット・タウンで、かつては鉄道が二路線も通っていたそうです。今はハイストリートの中央は、味気ない駐車場になっていますが、昔はここに市場が立っていたものと思われます。
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ハイストリートに面して立つ、やけに立派な建物。最初はタウン・ホール(町役場)かなと思いましたが、実は商業会館だそうで、内部は一般に公開もされいるそうです。
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その裏には、いかにもヨーロッパの旧市街地らしい、こんな雰囲気の良い小路が。
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坂道や階段が公道になっている小路って大好き。
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そして、町の中心に、こんな魅力的なビンテージ・ドレス屋があったとは。
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残念ながら、既に閉店後でした。でも今回は、あくまでP太とウラン・ガラス・ハントが目的だからな…。
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好みのごっちゃり感の、こんな雑貨屋さんも。店名は「猫のヒゲ」です。
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一瞬可愛く見えたのですが、良く観察すると、実は割と何処でも扱っている商品中心でした。
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若干フランスのビンテージも扱っています。
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でも、このウサギ柄のカフェオレ・ボウルにはちょっと惹かれました。フランス製らしく、うどんが食えそうな程デカイんです。
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「seasalt」と言う、ナショナルトラストの売店なんかで見掛ける衣料ブランド。時々好みの服があります。
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このワンピースの花柄なんて、かなりの可愛いさ。でもワンピースの形は、50年代風でウェストが細くてフレンチ・スリーブで、私の敵でした。
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今は交通の要所から離れてしまい、大きな町から割と遠いせいか、それとも単に観光地だからか、町の規模の割に商店は充実していて、代表的なチェーン店は一通り揃っています。
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児童権利支援を目的とした慈善団体「セーブ・ザ・チルドレン」の創始者エグランティン・ジェップが、教壇に立っていたことのある、今は図書館の元小学校の建物。彼女の名前は、イングリッシュ・ローズの品種名(エグランタイン、イグランティーヌとも)にもなっています。
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ハイストリートの端には、セント・メアリー教会が、そしてもう一方の端には、淘汰されて今はアート・センターになっている、このセント・ピーター教会が立っています。この先に、イギリスで最も学費の高い、「マールバラ・カレッジ」と言う私立寄宿学校があります。その敷地内に、かつて王宮の一つであったノルマン時代の城跡の小高い人工丘があり、その丘自体は元々「シルベリー・ヒル」と同年代の古墳で、「アーサー王伝説」に登場する魔法使いマーリンの墓との伝説が残っているそうです。
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エイヴベリー及び周辺の先史時代の遺跡観光の基地として、立ち寄る人が多いと思いますが、古い町並み自体も中々魅力的で、見る価値のあるマールバラです。





   
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by piyoyonyon | 2016-04-21 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ジェードのウラン・ガラスのハンド・ペイントの花瓶

ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」で、小さな地下室に下りたら、既にP太がトルマリン色のウラン・ガラス器を見付けてホクホク状態でした。この花瓶は、丁度その隣に並んでいて、「もしかしてこれもウラン・ガラスじゃない?」と言って、ブラック・ライトで確認したら、正に当たりだったアイテム。値段は、トルマリン・ガラスより更に安い、たったの2ポンドで、抗う理由は全くありませんでした。
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多少知識がない限り、中々そんなに古い物とは気付くことは出来ませんが、100年以上昔のヴィクトリア時代の製品のようです。型抜きではなく、吹きガラスなのは確かです。
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地色は少し青み掛かった乳白色で、「ジェード」と言うよりは「アラバスター」と呼ぶべきかな。小菊のような花模様がエナメルで手描きされ、決して洗練された上手い絵ではありませんが、中々の素朴な愛らしさ。ガラスの質感に、盛り上がった彩色の組み合わせって好きです。
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ハンドル付きのディスペンサーと言った形ですが、多分一輪差しの花瓶では?と思っています。
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ブラック・ライトの範囲が狭くて、全体に上手く光が当っていませんが、ヴィクトリア時代のウラン・ガラスらしく、本当はかなり濃く発光します。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-19 15:25 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ハンガーフォードでアンティーク・ショップ巡り 3

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バークシャーのハンガーフォードのアンティーク・モール「ハンガーフォード・アーケード」で、希望通りウラン・ガラスを幾つか手に入れた私達夫婦は、その後ハイストリートの向かい側のもう一つのアンティーク・モール、「The Emporium Antique Centre エンポリウム・アンティーク・センター」を訪れました。この店も、度々古物番組に登場しますが、前回は時間切れで見ることが出来ませんでした。
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この店で一番目を引いた、ウラン・ガラスのマントル・ラスター。このブース、閉店セールで全品半額でしたが、それでもこれは高かった! 尚且つ、こんなもの我が家に置く場所も全くなし。
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人気アイテム、パフューム・ボトルのコーナー。一番奥の、緑色の瓶二つがウラン・ガラスでした。例えウラン・ガラスとは分からなくとも、蓋が銀製なので、どれも100ポンド以上します。
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高さ2cm程度の、真鍮や青銅製のフィギュリン。
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一方同じ位の大きさでも、彩色している分、手間は一層掛かっているはずの陶器製のフィギュリン。
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女性好みのビンテージが並ぶブース。中央の薄黄緑色のパンチ・ボウル・セットはウラン・ガラス。
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ここで、中々好みのイラストの古缶を目撃。
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ティー・カディがずらり。高価なアイテムなので、鍵付き棚に入っていないのは珍しいかも。
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二階は、小部屋のように仕切られていました。
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一つ一つの商品には、特に欲しいものはなかったけれど、全体的な調和や建物自体の雰囲気の良さは、西洋のアンティーク屋ならではだなーと感心します。
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なごみ系の小さな縫いぐるみ。
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こんな白や銀が基調のタイプは、ビンテージ・バッグとしては一番多く見掛けるように思います。
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こちらも部屋として、居心地良さそう。ある程度物が多いほうが、落ち着く性質なもんで(笑)。
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好みのビニール・ハンドルのバスケット。
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1950年代の子供飛び出し注意の看板。ホーローではなく、鉄製なので非常に重いです。
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綺麗に改装してあるものの、地下へ降りると、この建物も、元は厳しい古い木組みの家なのが分かります。
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…うーん、結局ここは、全体的に「パレード」よりも小奇麗で、ジャンク率は低かったかな。唯一、地下のこの棚だけがジャンクっぽかったけど、買いたい物は見付かりませんでした。
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でも、見る分には十分楽しめたし、古物との出会いはあくまで時の運なので、またこの町を訪れる機会があったら、次回もこの店を覗いてみたいと思います。
 


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by piyoyonyon | 2016-04-18 15:36 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

トルマリン色のウラン・ガラスのデザート・ボウル

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ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」の中でも、地下の古い食器類を集めた小部屋、及びその入り口周辺は、商品の値段が軒並みチャリティショップ以下で、特に心躍る場所でした。そこでP太が見付けて、「これは珍しい!」と喜んで飛び付いたウラン・ガラス器。何せ、ウラン・ガラスらしい緑色だけでなく、ピンク色も混じっているのです。私は、まるでトルマリンみたいな色だと思いました。値段も僅か3ポンド。
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用途はデザート・ボウル、または(アイスクリーム)サンデー・カップと呼ばれるものだと思いますが、ステムの付け根部分が受け皿のようになっていて、形的にもちょっと面白いのです。種のある果物を盛って、食べる時に種を入れておく受け皿として、丁度便利そうな仕組み。初期の精度の悪い型抜きガラスで、気泡だけでなく、不純物も沢山混じっています(笑)。
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暗闇でブラック・ライトを当てると、発光するのは黄緑色の部分だけなので、まるで不思議なマーブル模様が描かれているように見えます。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-16 15:37 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

フロスト・ウラン・ガラスのハンド・ペイントの花瓶

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ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」で、まず一番最初に気に入って購入を決意したウラン・ガラスです。そこは、ウラン・ガラスや古いガラス器を集めたブース(と言うか棚だけ)でしたが、「ウラン・ガラス」と明記して販売しているのは、結局その売り主だけだったように思います。
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蘭の花が手描きされ、全体的にシンプルながら、繊細な優しい雰囲気に溢れています。
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恐らく、ヴィクトリア時代の吹きガラスです。自然光では、極薄~く黄緑色が付いただけのフロスト・ガラスに見えますが、ブラック・ライトを当てると、意外な程明るく発光し、結構ウランが多く含まれていることが分かります。不思議な光の中に花模様が浮かび上がる様子が、中々綺麗です。
  




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by piyoyonyon | 2016-04-14 15:28 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ハンガーフォードでアンティーク・ショップ巡り 2

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イギリスのGWとも言えるイースター休暇の唯一の晴れの日に、夫婦でバークシャー州のハンガーフォードのアンティーク屋巡りに来ています。一番の目的は相変わらずウラン・ガラスですが、ガラス製品以外の商品も勿論チェックしています。ここは、最初に訪れた「ハンガーフォード・アーケード」と言うアンティーク・モール。
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Lea Stein リア・スタン(またはシュタイン)と言うフランスのデザイナーのセルロース・アセテート製のブローチは、非常に人気の高いコレクターズ・アイテム。値段も、貴金属並みに高価です(日本だと倍位)。アール・デコ風だけど、実は年代的には結構新し目の70~80年代。
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大好物のルーサイトのインタリオのブローチは、ここでは軒並み20ポンド以上しました。ブライトンやルイスのほうが、お買い得だなと実感。
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その点、同じルーサイトのインタリオでも、単なる置物は安め(…オーナーにも寄りますが)。
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布物のチェックも外せません。イギリスでは、刺繍よりもパッチワークに惹かれます。
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イギリスのパッチワークは、全般的に余り緻密じゃなくて、返って素朴で和める雰囲気です。
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オールド・シュタイフ等が揃う、ビンテージ玩具の専門ブース。テディベアも、ブリキのおもちゃも根強い人気。
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イギリスでは、昔から缶入りお菓子がギフトとして定番で、その空き缶を集めている人も多いようです。左下のビアトリクス・ポッター柄の丸い缶は、私も子供の頃から実家で持っている物と同じ。中のお菓子は、何せ昔のイギリス製だから、悲しい程不味かった記憶が(笑)。
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ドイツ語圏で良く見掛ける、木製のお菓子、またはバターや蝋細工型。
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スージー・クーパーのデコ時代の人気デザイン「ドレスデン・スプレイ」のポットは、58ポンドでした。
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しかし、同時代でもスージーより遥かに高価なのが、クラリス・クリフ。古物番組を見ていると、多少難有りでも高値で取り引きされます。
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ロイヤル・コペンハーゲンのクリスマス・プレートは、何処でも人気。中央の、北欧フォークロア調の柄に惹かれました。
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ここのアンティーク・モールで、我々が一番興奮したのが、この小さな地下部屋(及びその入り口周辺)のブース。主に陶器やガラス器などのテーブルウェアを扱っていますが、何せ値段が、今時のチャリティショップより安い位なのです。お客さんの中には、ここの食器ばかり何個も買っている人もいました。
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中央の花模様のカップは、確か「Queen Ann」と言うメーカーだったような。右のソルト・ディスペンサーは、その後お買い上げされていました。
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人懐っこい花柄が愛らしい、J&Gメーキンの「トピック」のティーセット。
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ここでは、お皿一枚からバラバラで売られていますが、ティーセットは割と揃っていることが多いようです。今はカップ&ソーサーなんてめっきり使わなくて、多分丸ごと手放す人が多いのでしょうね。
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結局、ここで中々魅力的なウラン・ガラス器を、手頃な値段で幾つか手に入れることが出来ました。気が付けば、この最初の店だけで、いつの間にかたーっぷり3時間も費やしてしまいました…。前回訪れた際は、仕方なく私に付き合わされて、始終眠そうだったP太も、うって変わって今回は凄く楽しんでいました。これもそれも、ウラン・ガラスのお陰です。しかし、ウラン・ガラスを知らない、または興味のない人から見れば、余り高級そうでない地味なガラス器ばかり嬉々として買って、我々はさぞかし奇妙な客に写るだろうなと思いきや…、とんでもない! 私達とほぼ同時に会計をしていた他の客のうち、一組の夫婦は鹿の頭蓋骨と錆びたプロペラを、もう一組は野鳥(しかも特に珍しい種類でもない)の古い剥製を買っていて、私は横目で内心うわあ…と思って見ていました。骨董趣味(?)の奥の深さを、改めて思い知らされましたとさ(笑)。
  




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by piyoyonyon | 2016-04-13 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ハンガーフォードでアンティーク・ショップ巡り 1

今年のイースターは、三月末と非常に早くやって来ました。そして、イギリスの早い時期のイースター休暇の常で、天気は全般的に大荒れで、フリマに行くことさえ期待出来ませんでした。金曜日の祝日「グッド・フライデー」だけが好天気と予報され、折りしもこの日は私達の結婚10周年記念日でした。絶対何処かに出掛けねば!と意気込んだものの、庭園を楽しむのには未だ時期的に少し早過ぎるし、普通の観光地はめちゃ混みそうなので、またしてもアンティーク・モールでのウラン・ガラス・ハントを提案すると、P太大賛成。そこで思い付いた場所が、古物番組にも度々登場する、西バークシャーのハンガーフォード。ここのアンティーク・モールが、中々ガラス器が充実していたはず、と記憶していたからです。うちからは結構遠いので、普段は余り行けない特別な日に訪れるのには、ぴったりの目的地だと思いました。
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しかしハンガーフォードも、人気の観光地なので混んでいました(笑)。おまけに、途中高速道路で、ひどい渋滞に巻き込まれました(典型的なイギリスのイースター休暇の現象)。ハンガーフォードの駐車場は既に満杯でしたが、近くの住宅地内に無料で駐車することが出来ました。
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この町は2年前も訪れましたが、今回は雰囲気の良い川辺には目もくれず、真っ先に向かったのがここ、「Hungerford Arcade ハンガーフォード・アーケード」。
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古い木組みの建物の中の、文字通り奥行きの深~い、迷路のように入り組んだアンティーク・モールで、例え古物に興味がない人でもワクワクするはずです。
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幾つもの小部屋や元収納庫(?)やディスプレイ・ケースが、それぞれ契約したオーナーを持つブースに分かれている、イギリスのアンティーク・モールではお馴染みのタイプ。
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だからブースに寄って、オーナーの趣味や特色が各自出ていて、銀器、カトラリー、ポストカード、鉄道模型等のテーマに拘った専門店もあれば、単にガラクタを新旧雑多に販売しているブースも。
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ガラス器は、狙った通り充実していました。幾つかは、ガラス専門、または中心のブース。
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その中でも一際目を引くのが、このルネ・ラリックの専門店。
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うーむ、特にファンならずとも、この独特の乳白色の美しさには心を奪われます。
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一方こちらのブースのように、「ウラン・ガラス」と明記しているのは少数派で、大抵は知らず&気にせずに販売しているから、やはり確認する為のブラック・ライトは必須です。
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典型的なアール・デコ時代のデザインの、型抜きのウラン・ガラスの花瓶。
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ステムのみウラン・ガラスの、花柄付きシャンペン・グラス。エナメルの柄は手描き…なんですけど、何だか下手っちくて、後年素人が描き加えたのでは?と思える出来栄え(笑)。
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ガラス製品は、元々イギリスでは非常に人気の高い古物です。アンティーク・ショップでは、大抵かなりの数を占めますし、チャリティショップでも、陶器と同じ位の数のガラス器を扱っている店は多いので、これに興味があるのとないのでは、古物探しの充実感が全く違うと痛感します。
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ガラス製品のコレクタブルズの中でも、一番人気で品揃えも豊富なのは、無色透明のクリスタル・ガラスではないかと思っています。一方色付きガラスの中では、返ってウラン・ガラスよりも珍重されているのが、右のような「クランベリー・ガラス」と呼ばれる赤いガラス器。何でも昔は、ガラスの中でも赤色を製造するのに一番コストが掛かったそうで、裕福層だけが持つことが出来た贅沢品なのだそうです。貧乏な(またはケチな)教会のステンド・グラスには、赤い色が少ないとか。
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でも私は、左のような青いガラス+エナメル・ハンドペイントのほうに寄り惹かれます。
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ヴィクトリア時代に暖炉の上に置いて、光が反射するのを楽しんだらしい「Mantle Lustre」と言うアイテム。恐らく中流以上の家庭のみで所有していたらしく、大抵装飾が凝っており、更に今でもペアで残っているものはやはり高価です。
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一般家庭のドアや窓に嵌め込まれていたらしいステンド・グラス。輸送量が掛からない分、さすがに日本よりは手頃な値段です。
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ゴージャスとキッチュの境界線上のような、ガラス製ブドウ型の照明器具。
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50~60年代に流行した、「チャンス」のハンカチーフ型のガラス器。赤い水玉柄のは、ポップで特に可愛い。
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…さてさて、我々はお目当てのウラン・ガラスを、このアンティーク・モールで、希望通り手に入れることが出来たでしょうか? 「2」に続きます。
  




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by piyoyonyon | 2016-04-12 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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