タグ:アール・デコ ( 75 ) タグの人気記事

ウラン・ガラスのリング状花器

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実はこれが、我々にとって今年最初の原子力お宝でした。うちからはちょっと遠いフリーマーケットで、プロのガラクタ商から買いました(P太が)。その日はイギリスの冬らしい曇天で、この器は自然光でも蛍光色に輝いて、遠目にもウラン・ガラスだと分かりました。
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外径は15cm位で、ドーナッツのようなリング状です。喜んで買ったものの、P太は最初これが何の為に作られたアイテムなのか、全く検討が付きませんでした。しかし実は、花を生ける為の器なんです。こう言う浅い花器を、ホーンジーのバンビの花器のような形態も含めて、「posy trough ポージー・トラフ」と呼ぶようです。意味は、「花桶」と言ったところ。
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状態も良く形もシンプルなだけに、蛍光色っぽい色からしても、そんなに古い物には全く見えないと思いますが、こんなリング状の花器は、1920年代から50年代に掛けて流行したらしく、これもアール・デコ時代の製品のようです。
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この手の形で、ガラスに金属製の台が付属した物や、レリーフ状の凝った装飾が付いた物、陶器製等は、今まで何度か目にして来ました。ウラン・ガラスにも存在すると聞いてはいましたが、実際に出会うのは初めてです。こんな器に茎の短い花をグルリと円形に並べて、テーブル・センター・ピースとして、中央にキャンドルを立てたりもして使用したようです。
 



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by piyoyonyon | 2018-03-29 15:28 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ロイヤル・ドルトンの貝型の小皿

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夫婦揃ってウラン・ガラスに興味を持つようになって以来、P太はアンティークやビンテージの陶器にも、徐々に興味を持つようになりました。そう言う訳で、これはP太がフリマで買った物です。最初はウラン釉薬の陶器かと思ったのですが、そうじゃないと確かめてからも、価値自体も大してないと分かってからも(その場でネットで調べた)、何故だか気に入ったので買いました。
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ロイヤル・ドルトンのアール・デコ時代のハンド・ペイントの陶器で、ホタテ貝の形をしています。丁度実物大で、実際ホタテの殻を当てて型を取ったのではと疑う位。決して巧みとは言えませんが、オレンジ色の木の実が、黒い主線と力強いタッチで描かれています。この実は、「mountain ash ナナカマド」を表しているのかも知れません。縁に緑色のラインが入っているのがポイント。
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バック・プリントと共に、手書きのデザイン・ナンバーと年代が記されています。人気の古窯ロイヤル・ドルトンで、80年以上昔の製品でハンド・ペイントで、コンディションも完璧なのに、平均価格は5ポンド位しかしないそうです(…買ったのは1ポンドだが)。しかしデザイン自体は悪くないし、我が家でピン・トレイとしてちゃんと活躍しています。
 




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by piyoyonyon | 2018-03-24 15:36 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ウラン・ガラスの三つ脚エパーン

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城下町ロチェスターの、最後に訪れたアンティーク・モールで買った(P太が)、奇妙な形のガラス器です。ひっくり返した三角錐を、三本の脚が支えているような形です。この脚が、うんしょと踏ん張っている生き物のようで、何だか今にも動き出しそう…。やたら直線を強調した、典型的なアール・デコのデザインなのは分かります。
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恐らくスタンド付きのエパーンと呼ばれる花器の一種で、店主の話では、多分元は対になっていたのではないかとの事でした。
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それにしても、アール・デコのデザインって、装飾過剰って程ではないのに、何だか無駄が多く機能的じゃないと言うか、理解不能な意匠が結構あります。これも人を不安にさせる、言ってしまえば気持ち悪いデザインなので、P太は買うのを私が反対するんじゃないかと心配したそうです。
 




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by piyoyonyon | 2018-03-17 15:26 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ウラン・ガラスのヘルメット型クリーマー

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昨年、P太がフリーマーケットで手に入れたウラン・ガラスです。多分ティー・セットの中のクリーマー、またはミルク・ピッチャーのみで、淡い緑色の、典型的なアール・デコ時代の型抜きデプレッション・ガラスです。
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つまり然程珍しいタイプではないのですが、底や側面の大きな花模様が中々可愛いと思い購入しました(勿論フリマとしても安かった事もあり)。
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形も、片口でハンドルが付いた、クリーマーとしては極在り来たりの物ですが、こう言う形を「ヘルメット型」と呼ぶそうです。この場合、古代ローマの戦士のヘルメットを指します。クリーマーを逆さにしてみると、確かにそんな形をしています。
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紫外線光を当てると、発光が、…よ、弱ッッ。一瞬、ブラック・ライトの電池が切れそうなのかと疑いました。無色透明や青いウラン・ガラスでさえ、普通はもう少し強く光ります。案の定、放射線数値も、自然値と大差ない程度しかありませんでした。
  




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by piyoyonyon | 2018-02-24 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

金色と銀色の銀線細工のブローチ

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繊細なフィリグリー(透かし金具)のブローチには常に惹かれますが、大抵は銀、または燻し銀一色に統一されており、こんな金色と銀色の物は初めて目にしました。フィリグリーの中でも、型押し型抜き金具ではなく、実際に極細のワイヤーを複雑に曲げて形成した「銀線細工」です。葉も花部分も、非常に緻密、かつ巧みに立体的に作られていることが分かります。
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ネットで似た物がヒットして、それに寄ると、アール・デコ期のブローチで、スターリング・シルバーに部分的に金メッキしているそうです。
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これは同じ素材なのかはどうかは分かりませんが、そう言われれば確かに納得の、渋さと華やかさの同居具合です。どちらにせよ、かなり手の込んだ細工には変わりありません。
  




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by piyoyonyon | 2017-11-14 15:31 | アクセサリー | Comments(0)

秋風の港町

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パンツ・ルックで来た「そっとほっとミルク」のmomoko DOLLに、ドレスを作ったろーと思い付きました。とは言え、デコラティブでゴージャスなデザインは、この子に似合いそうもありません。そこで、以前発売された、漫画家「めるへんめーかー」がデザインしたモモコ・ドールのような、1920年代風のストレート・ライン&ローウエストのドレスを目指すことにしました。
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この手の格好は、ラクチンそうで自分で着るのも好きです。この時代の特徴の、微妙に少しだけ広がるスカートをどう表現しよう?と考えて、両脇だけプリーツを入れることで何とか解決。全体をプリーツにするより、誤魔化しが利いてラクです。デフォルトのカンカン帽が、丁度スタイリングに役に立ちました。
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襟は付け襟なので、こんな風にセーラー・カラーに換えて、昔の女子学生の制服っぽくも出来ます。
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更に、襟をレースのショールに、帽子をクロシュに変えて、ちょっと大人っぽくフォーマルっぽくも出来ます。
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アール・デコ時代のファッションと言えば、フラッパー・スタイルのロング・ネックレスも、アイコン的なアイテム。バッグは、クラッチ・タイプがイメージかなとも思いましたが、ベルベットのハンド・バッグにしました。
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このストライプの生地は、ドレス・メイキングが趣味の、日本の義妹から大量に貰った端切れの一つ。良く見ると手描きのような掠れた線で、何気に味があって気に入っています。
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実は子供の頃、めるへんめーかーを教祖と崇める程好きで、影響を沢山受けました。彼女のデザインしたモモコ・ドールが発売されると聞き、すっかり金髪ふわふわロングの人形に、フリフリお姫様ドレスか、アリス風やカントリーなエプロン・ドレスとかを想像していましたが、意外にも、すっきりシンプルなアール・デコ調のドレスで、この子と同じ位の長さのストレート金髪の人形した。それはそれで品が良くて可愛かったのですが、やっぱりエプロン・ドレス+ボンネットみたいなバージョンも見てみたい気がします。
  




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by piyoyonyon | 2017-10-13 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

エレガント・ウラン・ガラスのカップ&ソーサー

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ハンガーフォードのアンティーク・モールでの、P太の一番のお目当ては、やっぱりウラン・ガラスでした。そして全部一通り見渡して、今回最終的に選んだのは、このC&S(カップ&ソーサー)です。でも、買ったのはアンティーク・モールじゃないんです。町に到着して最初に入った、チャリティショップで見付けた物。その後全部アンティーク・モールをチェックして、結局これが値段的にも大きさ的にも一番理想的だったのです。因みに、同じチャリティショップで、大きなウラン・ガラスのパンチ・ボウルも売られていましたが、そちらは帰りには売れてなくなっていたので、本命のこっちは残っていてラッキーでした。
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今までも魅力的なウラン・ガラスのC&Sは、何度か見掛けたことがあり、非常に惹かれましたが、全て大きなセットだったので買えずにいました。家族の人数が多かった昔は、6客で1セットが普通だったようです。今回初めて1客だけの物に出会い、これはチャンス!と思った訳です。後で少し調べたところ、アメリカの「Hazel Atlas」社の、「Royal Lace ロイヤル・レース」と言うシリーズ名だと突き止めました。確かに、柄がレースのように繊細です。型抜きガラスに、後からエッチングで細かい模様を付けたようです。
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アール・デコ期の大恐慌時代に流行したデプレッション・ガラスの中でも、最早エレガント・ガラスと呼べる程緻密で優雅なデザインです。実際のエレガント・ガラスは、普通のデプレッション・ガラスより、ガラスの質自体も高級なのだそうですが。
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特に蛍光色っぽくもない、薄い緑色のガラスですが、発光はそれなりに綺麗に輝きます。ただし放射線量は、思った通り低めです。
  




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by piyoyonyon | 2017-09-06 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ウラン・ガラスの羽根柄フルーツ・ボウル

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ウラン・ガラスの金彩入りワイン・グラスを買った翌週も、来客の都合で、隣町の小規模なフリマしか行けませんでした。ところが、先週と同じストールの、同じくハウス・クリアランス(古い家の処分品)のダンボール箱の中で、このウラン・ガラスのボウルに出会うことが出来ました。
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今までも何度が出会ったことのある、チェコ製の羽根のレリーフの付いたシリーズです。既に手に入れたクリーマーやシュガー・ボウルより、アール・デコらしさが際立っていて、とてもスタイリッシュに見えます。
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底に水切り穴が開いており、果物を盛る為のボウルと思われます。
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放射線量は低めで、発光も大したことはありませんが、色の薄いガラスだけに、自然光よりはブラック・ライトを当てた方が、全体的な形ははっきり見えると思います。
 



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by piyoyonyon | 2017-08-20 15:31 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

アンティークのハートの刺繍の絵葉書

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うちからはちょっと遠い、ほとんどアンティーク・マーケットのようなフリマの、今年最後に訪れた日に買いました。「今年最後」と言うのは、今年はその日で開催終了と言う訳ではなく、次の週から近くの別なフリマが始まるので、わざわざ遠い其処へはもう行く必要がないからです。しかし、そのフリマで買わないと、アンティーク・マーケットやモールの絵葉書専門ストールでもない限り、中々出会えないアイテムなのです。ほぼ百年前の第一次世界大戦中の兵士用に制作された、大好きな刺繍のアンティーク絵葉書です。ラッキーなことに、久々に気に入った絵柄に出会えたので、友達用に購入しました。
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これらの第一次世界大戦時の刺繍葉書は、極薄の絹地に刺繍してある為、コレクターの間では「シルク・ポスト・カード」と呼ばれています。台紙にはシミが目立ち、刺繍地は多少破けていて、コンディションは余り良くありませんが、ちょっと目を引く蛍光っぽいパステル・カラーの刺繍糸の、愛らしいハート・モチーフなのが気に入りました。
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売り手の話だと、こんな風に台紙の額縁にエンボス模様の入っていたほうが、シルク・ポスト・カードとしては価値が高いそうです。
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通信面からは、多分兵士である父親が、息子の15歳の誕生日に、戦場から送った葉書であることが分かります。この父親が、その後無事に家族の元へ帰ることが出来たことを祈るばかりです。
  




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by piyoyonyon | 2017-06-12 15:34 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)

タンジェリン色のガラス・ビーズのロング・ネックレス

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日本に帰国する直前に行ったイギリスのフリマで出会い、おっ、これは姉へのお土産に良さそうと思って買った、古いネックレスです。
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単色の、しかも同じ形&大きさのガラス・ビーズを連ねているだけなのですが、このビーズの色が、ちょっと変わっていると思いました。いわゆる「タンジェリン」と呼ばれる、朱に近いオレンジ色です。
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一見シンプルなようでも、一つ一つのビーズに菊座が嵌めてあり、何気に重厚感があります。
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更に、実はとんでもなく長ーいネックレスでして、三重でも使用出来そうな位です。多分アール・デコ時代のチェコ製で、この時代に流行した典型的なフラッパー・スタイルのネックレスだと思います。デコ期には、こんなタンジェリン色も流行したそうです。
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・・・しかし、この色+丁度この粒の大きさが、私にはどうしてもイクラを連想させる!
  



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by piyoyonyon | 2017-06-11 15:18 | アクセサリー | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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