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キラかみ さくらちゃん人形

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今までリカちゃん関係のお人形は、フランスの従兄弟のシャルル以外は、リカちゃん自体のバリエーションしか持っていませんでした。が、この度お友達の「さくらちゃん」がやって来ました。「お迎えした」と言うより、「やって来た」と言う表現のほうが、今回はしっくり来るように思います。何せ、前々から買おうと計画していた訳ではなく、日本どころかイギリスのフリマで偶然出会ったのですから。イギリスで中古リカちゃん達に出会うとは、中々予測出来ませんよね。
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そのストールでは、このさくらちゃんの他に、リカちゃん、妹のミキちゃん(マキはなし)、三つ子の妹弟、着替えや小道具等を、ケースに雑多に入れて売っていました。どう見ても全員イギリス人の家族でしたが、これらは日本で買ったと言っていたから、もしかしたらその家族は一時日本に住んでいた事があるのかも知れません。まず、全部まとめてなら幾らかと聞くと、12ポンドとの返答が。フリマの子供の遊び古し玩具としては驚きの高値! では人形一体につきは?と聞くと、これも3ポンドと、ビンテージでもないのに、フリマの相場としては強気の値段でした。値切ろうとしましたが、売っていたお母さんは「他のモキシー・ガールズとかの人形なら安く出来るけど、Licca-chan達は値段交渉には応じられないわ。だって高級ですもの」とピシャリ。…別に高級ではないんですけど、モキシー等のイギリスで普通に買える人形に比べると、リカちゃん達が遥かに可愛くて品が良く、造りも丁寧なのは確かだと思いました。彼女も、その価値を理解していたのです。それで結局、リカちゃん人形よりも状態の良いさくらちゃん人形だけを、言い値で買いました。
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しかし良く良く考えると、昨年訪れた日本のフリマでさえ、中古のリカちゃん関連人形には全く出会えなかったし、ましてこんなデフォルトの服を着たままの非常に良い状態なら、ホビーオフでも一体千円以上はするので、3ポンドでも買って満足しています。
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このさくらちゃんは、元々は「キラかみ さくらちゃん」と言う商品のようです。付属のラインストーンを、専用のスティックで髪に鏤めて取り外せる仕様だったようで、そのせいか、ちょっとしっとりしたような、独特な髪質をしています。子供の古玩具の事なので、買った時点では、髪は見事にぐちゃぐちゃでしたが、櫛で整えたら、すぐに新品同様になりました。本体の汚れも、全くありませんでした。髪は赤毛掛かった茶髪、つまりオーバーンで、前髪有りのセンター・パート。髪遊びが専門の人形らしく、後ろは超ロング・ヘアーです。
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顔のプリントは、「さくらちゃん」の名前の通り、大和撫子らしい、黒目勝ちで日本人っぽい、優しい大人し目の顔をしています。もしかしたら、顔の鋳型は、初代ジェニーと同じのを使ってるんじゃないかとも疑う位(笑)、結構ジェニーに似通った顔立ちです。この子には、清楚なお嬢様な格好が似合いそう。茶髪ながら、着物も中々似合いそうです。
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現在の大量生産ラインのリカちゃんに有り勝ちですが、角度に寄っては、顔とボディの色が結構異なって見えるのが気になります。一緒に売られていたリカちゃん人形は、更に「変色したのか?」と思える程、顔とボディの色が違っていました。廉価品の中国製ボディは、皆首が曲がるものだと思っていましたが、これは曲がりません。左右には、ほぼ無理矢理少しだけ首を傾げる事が出来ます。ただし一番安価なリカちゃん人形のラインとは違い、手足の関節は曲がります。
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ブルーのドレスでやって来たさくらちゃんには、名前に因んで、手始めに桜色のハイウェストのサマー・ドレスを作りました(肩のラインが合っていないし、ちと寝巻きっぽく見えますが…。汗)。生憎桜の季節ではないので、背景に使ったのはピンクのバラです。リカちゃんとは一味違うような、さくらちゃんならではの着せ替えを、これからは楽しみたいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-07-06 15:37 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

アンティークのミルク・ガラスのパウダー・ジャー

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フリマで凄く古そうなガラス製品を見掛け、興味深いと思い買いました(50ペンスだったし)。高さ12cm位の乳白色の吹きガラスで、手描きでエナメル彩色されています。この手作業の掛け具合から、20世紀初頭以前のガラス器である事が分かります。売り主は、これはとても古いボーン・チャイナだと言っていましたが、私が「磁器ではなくガラスに見えますけど…」と言うと、今までそう考えた事は全くなかったようで、いきなり何言い出すんだコイツ状態で目を丸くしていました。
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もっとも買った当初は、埃塗れでかなりバッチイ状態でしたから、素材を確認する程の愛着もなかったようです。しかし部分的に透明感の高い場所があり、どう見てもガラスです。
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チューリップ(と言うか飾り切りの茹で卵)型の蓋の形態が、以前アンティーク・モールで買った、フランス製のウラン・ガラス器に良く似ています。吹きガラスで形成した後、この部分のみカットしたようです。このチューリップの上から見て中心に、何故か穴が開いていて、つまり茎の部分が空洞になっていて、約100年分の埃が溜まり、取り去るのにちょっと苦労しました。
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図案は私の苦手な蝶ですが、とりわけ上手くも精密でもない分、リアルでもないので、まあ許せるかなと思っています。
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元は縁やあちこちに金彩がふんだんに施されており、当時はかなり華やかだったであろうと想像出来ます。この時代のガラス器を見ていつも不思議に思うのですが、絵柄ははっきりと残っているのに対し、大抵金彩は酷くハゲハゲで、特に擦れ易い箇所でも用途でもないのに、金彩ってそんなに経年だけで剥がれ易い物なのでしょうか??
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用途は、白粉を入れるパウダー・ジャー、または小物類を収納するトリンケット・ボックスだと思います。どちらにせよ、昔の御婦人の鏡台で使用された、優雅なアイテムだったようです。
   




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by piyoyonyon | 2018-06-26 15:26 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

グログラン地のビンテージ・バッグ

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その日は快晴で、郊外の大型フリマも大変混み合っていましたが、一通り見渡して、これ程出店数が多いのに、買いたい物がほとんどない事に少々ガッカリしました。多くは、子供の衣料や玩具を売るストールだったからです。P太も、子供から出る不用品の多さに、改めて辟易したようです。子供はすぐに大きくなるから衣料は仕方ないにしても、玩具(安っちいプラスティック・ジャンク)の余りの多さには閉口するようです。やはり古い物を売るストールは、全体的に益々少なくなって来ているなあと痛感しつつ、二周目に見渡した時、このバッグに出会いました。
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黒いグログラン地で出来た、一見地味なバッグですが、あちこち細部がお洒落に出来ています。ハンドルを除く本体の大きさは、縦12×横20cm位。売り主は、1940年代の物だと言っていました。
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留め金に、ムーングロウのルーサイトが使用されているのがポイント。ハンドルもグログラン地で、この付け方や金具も中々お洒落です。若干黒は色褪せ、裏面に少し生地のダメージがあるものの、概ね今でも使用可能な状態です。勿論、留め金はかっちり閉まります。
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中面の状態も良し。チャック式のポケットと単なるポケットの、二重式になっています。また、「Alligator」と言うブランド名のタグが付いています。それと何故か、手書きの「Mrs. R. J. Edmondson」と言う名刺が、中に残ったままでした。今のイギリス人には書ける人が居そうもない、ペン書きの綺麗な筆記体です。
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とてもきちんとしていて、冠婚葬祭何でも来いな雰囲気。パーティーには地味かも知れませんが、コサージュか同時代のビンテージ・ブローチでも付ければ、幾らでも華やかになります。





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by piyoyonyon | 2018-06-24 15:35 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

ビンテージ・ファブリックのリバーシブル・バッグ

その日曜日の天気予報は、午前中から雨時々雷雨でした。郊外の大型フリマは中止されたので、代わりに隣町の小規模フリマへ行きました(…結局その日は快晴だったんですけど!)。其処で、沢山の手作りバッグを、大きなトランクに詰めて売っているストールがありました。多くがトート・タイプでしたが、ぺらぺらの手提げやクロスボディ(肩掛け)バッグもあります。ソーイングに相当慣れた人の制作で、どれも造りがしっかりしていて、デザインも割とイケてる物ばかり。その中から、個性溢れるのを自分用にと、一番スタイリッシュな物を友達へのプレゼント用に買いました。
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まず私用のは、バケツ型のデニム地です。ポケットはジーンズのをそのまま使っているようで、もしリサイクルだとしたら、相当でっかいパンツだったのに違いありません。
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大きなプリント付きボタンがアクセントとして付いており、ループを引っ掛けて留められる仕組みです。難を一つ言えば、ハンドルが短目で付け向きが変ですが、使用には差し支えありません。しかしこれだけなら、特に個性的なバッグとは言えませんが…、
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…実はリバーシブルになっていまして、ひっくり返すとこんな賑やかな柄になっています。この生地はてろてろのポリエステルで、どうやらビンテージのようです。
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プリントの使用色は、パープル系の濃淡に、エメラルド・グリーンをプラス。ヨーロッパらしい家並みに、キノコみたいな木々の生えた、この時代ならではのポップな風景画です。
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一方お友達用のは、カメラでは全く色を拾えずカーキ色に見えますが(涙)、実は鮮やかなティー・グリーン地で、とってもハンサムなストライプ生地です。形は、マチ付きのトート型。ブローチは、私が勝手に拵えて付けた物です。こちらは、ハンドルの長さが肩に掛けるのに十分あります。内ポケット付きで、入れ口はマグネットで留まるタイプで、中々スマートな仕様になっています。
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ハンドルとして、紳士服地のような渋い細ストライプを合わせているところに、かなりのセンスの良さを感じました。グリーン地は派手に見えますが、全体的にはすっきりしており、割とどんな服装にも合わせ易いバッグだと思います。
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中面は、ハンドルと同じグレイのストライプ地。こちら側を表にする事も出来なくはありませんが、留め具が変に見えるので、やはりグリーン地を表にして使用したほうが良さそうです。
 




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by piyoyonyon | 2018-06-12 15:29 | バッグ・靴・帽子 | Comments(0)

東欧の木製引き出し

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隣町のフリーマーケットの、混み合っていた快晴の日に買いました。どう見ても、東欧のお土産っぽい木製の引き出しで、フォークロアなデザインが中々可愛いし、アクセサリー等の小物を仕舞うのに役に立ちそうです。しかし、最早家具と呼べる程の大きさなので、「買って一体何処に置くんだ?」と自分に問い掛け、一度は見送りました。
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再び同じストールに戻って来て、一応値段を聞いてみると、たった50ペンスとの事。これは買わない手はありません(笑)。
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トップと引き出し部分に、焼き鏝で彫ったような模様が付いて彩色されてます。原産国は分かりませんが、多分ポーランド辺りの物ではないかと思います。
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心配した置き場所ですが、ドレッサー周辺に上手く納まりました。チェストのように蓋を開けるタイプの箱だと、もし上に何か乗せたら不便ですが、引き出し式なので活用度が高いと思います。中の何処に何を入れたか分からなくなるのが難点ですが、普段余り使わないブローチ等を収納するのには、埃も入らなくて便利です。




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by piyoyonyon | 2018-05-16 15:27 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

菱形ラインストーンのフィリグリー・ブローチ

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今月の中旬位まで、天気の悪い週末が多く、フリマの開催される機会自体が少ないし、例え開催されても、早朝は未だ結構冷え込むので出店数が少なく、寄って古物の収穫もほとんどない寂しい日々が続いていました。これは、そんな中久々にフリマで手に入れた戦利品です。
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アンバー色の大きな菱形のラインストーンを中心とした、重厚感有るブローチです。フィリグリー(透かし金具)の台座は何故か二重になっていて、実際重みもずっしりあります。縦6×横4.5cm位で、ラインストーンの大きさだけでも2×3.5cm程あります。ラインストーンが一応オープン・バック式になっているので(ほとんどフィリグリーに被っていますが)、光が裏から通り深く輝きます。
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シンメトリーなフォルムで、割とフォーマルな雰囲気。フィリグリーのアクセサリーと言えば、1920~30年代のアール・デコ時代に流行したようですが、これはもっと後の時代の1940~50年代頃の製品ではないかと思います。
 



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by piyoyonyon | 2018-04-30 15:28 | アクセサリー | Comments(0)

ポーリッシュ・ポッタリーのレードル・レスト

いつもなら4月中旬には始まる、郊外の広大な牧場で開催される大型フリマが、今年はグランウンド・コンディションが悪い為に遅れ、5月初旬に開始とのこと。仕方なく、毎週日曜日は、隣町の駐車場で開かれるフリマに行っています。これは、其処で買った物です。
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レードル・レスト、すなわち調理器具のお玉乗せです。一目見て、実際にキッチンで役に立ちそうと思いました。しかも大好きなポーランド陶器で、柄も中々の可愛いさ。
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側面(外側)にも柄有り。プリントは、典型的なポーランド陶器の柄とは異なります。結構細かい花柄で、ポピーやムスカリのような花が、びっしり覆っています。しかし、ほぼ藍一色(+黒)のプリントの為、うるさい感じはしません。
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お玉乗せは、既にスタンド式のを持っていますが、私のレードルが重いせいで、安定が悪く倒れ易いんです。結局、サイド・プレート・サイズのお皿の上に、レードルや菜箸を乗せて調理することになりますが、それでは場所を結構取ります。その点このレードル・レストなら、さすが専用なだけに、コンパクトに転がる事なくレードルを乗せられる訳です。





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by piyoyonyon | 2018-04-29 15:27 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

凄~く愛されたパペット熊

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昨年の夏頃フリーマーケットで出会った、古い味のある縫いぐるみの熊のパペットです。値段は1ポンドと言われ、状態は口周りがひしゃげて鼻が取れかかっていたので、本当はもうちょっと値切りたいところでした。が、その前に、売り手の60歳近く見える女性から、「これ、私が子供の頃の大好きだった玩具なの」「とても古くて大体50年位前の物よ」「大事なお友達だったの」「貴女が大切にしてくれるなら、1ポンドで良いわ」とか矢継ぎ早に言われ、すっかり値切る気は失せました。
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結局言い値で買う事にした訳ですが、女性はいよいよパペットを手放す時に、とても名残り惜しそうに「可愛がられて幸せになってね」と熊に言い、キスをしてから渡しました。私がそのストールを去る際も、彼女の家族と見られる売り手全員(旦那+息子+娘または嫁)が、「可愛がってあげてね~」とニコやかに手を振って私を見送りました。約10年イギリスのフリマに通い続けていますが、これ程愛された品物に出会うのは初めてかも知れません。そもそも、不要になったから売るのがフリマですし。もし売る為の演出だと疑うのなら、もっと高い値段に設定したはずです。フリマで1ポンドと言う価格は(勿論アイテムにも寄りますが)、とにかく手っ取り早く不要品を処分したい訳ではなく、とは言え利益を得たい訳でもなく、底々価値が分かるor思い入れのある物に対する値段です。きっとこのパペット熊は、持ち主の女性にとってだけでなく、家族全員にとって、家の風景の一部のような御馴染みの存在だったのでしょう。
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体はゴワゴワしたボア(多分経年で)、口回りと耳の内側と手足の平は、やはり経年で硬くなったらしいフェルト、目はガラス製です。パペットと言うと、普通は手だけですが、これには足まで付いているのが特徴的。…一体どうやって、手足首全部に指を通して操作するんだ。
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なので、中に詰め物をして裾を折り込んで座らせると、ほぼテディ・ベアみたいに見えます。取れかかった黒い鼻も直して、言い付け通りずっと大切にしたいと思います。





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by piyoyonyon | 2018-03-14 15:27 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

フリンジ付き紫系ラインストーンのネックレス

今年初のフリーマーケットでの収穫です。うちからはちょっと遠い、一年中開催されているフリマで、プロのガラクタ商から買いました。最初は5ポンドと言われたのを、幾つか石が無くなっているから2ポンドに値切ろうとし、粘って粘って2.5ポンドで交渉成立。
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1940~50年代の、紫系のラインストーンでまとめた、かなりゴージャス&グラマラスなネックレスです。ゴージャスさの決め手は、やはり一番下部に揺れるフリンジ。それと、シャープな細マーキス型のラインストーンも目を引きます。中央の一番大きな濃い紫色のラインストーンも、直径1.2cm位あり目立っています。
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単なるコスチューム・ジュエリーですが、連爪仕様なので、それなりに高級な造りになっています。元々はフォーマル用に作られたはずですが、現在なら普段の格好に合わせてこそ、お洒落に決まると思います。多分、姉行きとなるでしょう。
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一番小さな薄い紫色のラインストーンが、合計6つ無くなっていましたが、手元に同じ色&同じ大きさのビンテージ・ラインストーンが、二つしかありませんでした。仕方なく、まあ欠けているよりはマシだろうと、残りは大きさだけ合う、無色透明の新品のラインストーンで補充しました。爪留めだから、正しい色の画手に入った場合、また交換すれば良いですし、実際身に着けると、全体的にかなりキラキラ光るから然程目立ちません。
  



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by piyoyonyon | 2018-02-20 15:27 | アクセサリー | Comments(0)

ウラン・ガラスのドルフィン型キャンドル・スタンド

フリーマーケットでの、P太の久々のウランガラスの収穫です。買うピッチが鈍くなったのは、決してウラン・ガラスに飽きて来たからではなく、余りに増えて置き場所にも困るので、出来るだけ嵩張らない、今まで持っていない、デザイン的に面白いタイプを寄り厳選しているからです。
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P太がこのウラン・ガラスのキャンドル・スタンドを、夏の終わりにフリマで見付けた時、買おうかどうか決めるのに、わざわざ別行動中の私を呼び出しました。デザイン的には、今まで見たことのない、しかもヴィクトリア時代の装飾の結構凝ったタイプ。色は、日中でもギラギラと光り、遠目にもウラン・ガラスと分かる蛍光黄色で、放射線量は絶対高そう。もしそれだけだったら、彼は私に聞かずに迷わず買ったでしょうが、高さ30cm位とかなりデカく、しかもペアで、皿に両方共先が大きく欠けていたのが問題でした。
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売り主は、これをつい先週割ったそうで、その破片も未だ持っていました。かなり気に入っていて相当名残り惜しかったらしく、値段はペアで4ポンドと、欠けたガラス製品としてはフリマでは結構高い値段を提示されました。デザイン的には凝っているものの、私はこの不気味な魚モチーフが余り好きではなかったのと、蝋塗れでみすぼらしく汚れたままだったので、自分だったらペアで2ポンド以下じゃなきゃ買わない、とP太に告げました。そのやりとりを聞いていて、売り主は特別に3ポンドに負けると言い出しました。私「2ポンドになりませんか~。これ壊れているし」。売り主「それは駄目。もしeBayだったら、これ、ずっと高いはずだよ」。私「ええ、分かりますとも。ただし壊れていなかったらね!(ビシッ)」。…それでも迷っていたP太に、あとは好きなようにしてくれと言い残し、とっとと私はその場を離れました。結局P太は、3ポンドで買った訳です。
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しかし家に帰って、P太は丁寧に蝋を落とし、カケラも完璧に繋ぎ合わせたので、見違えるように綺麗になりました。本当にもし割れていなかったら、アンティーク専門店では30ポンド以上、ヒビがあってもこの状態なら10ポンド以上で売れたと思います。上手く繋ぎ合わせることが出来たのは、落として粉々になった訳ではなく、売り主が蝋燭を付けたままにしてウッカリ忘れ、スタンドの窪みより短くなった蝋燭の熱で割れたからです。こんな背の高いキャンドル・スタンドに蝋燭を灯して、放ったらかしにしていた事のほうが余程危なく、スタンドが割れただけで済んで返って良かったね、と私もP太も思いました。
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この気味の悪い魚は、実はイルカを表しています。全くイルカに見えないと思うでしょうが、生物図鑑など一般的ではなかった時代、イルカは形式的にこう表現されていました。丁度日本の大昔の絵画で、当時誰も見たことがなかった為、象や獅子が想像上の動物として描かれていたり、鯱のシャチが実際のシャチとは全く違うのと似たような現象です。もっともイギリスでは、今でもフィッシュ&チップス屋の看板に、イルカやクマノミなど全く材料に関係ない魚を記すので(イルカは魚じゃないけど)、このモチーフに限らず、伝統的に魚の種類に無頓着なのかも知れません。↓向かい合わせに二つ並べると、本当に鯱みたい。
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底には「MMA」の刻印が入っていて、後から調べたところ、アメリカのメトロポリタン美術館の、多分ミュージアム・グッズとして売られていた物であることを突き止めました。売り主はフランス製だと言っていましたが(恐らくフランスで買ったのだろう)、実はアメリカの今は存在しない「インペリアル・グラス社」の製品。
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何はともあれ、期待通り発光も放射線量も強く、P太はとても気に入っています。もしこの美しく復活した姿を見たら、売り主はフリマで売ったことを後悔したでしょうね(笑)。
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ついでに、その日のフリマでは、このウラン・ガラスのデザート・ボウルも安く見付けたので、P太はホクホクでした。でも結局やっぱり問題なのは、家の何処へ置いておこう?と言う事です。
 



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by piyoyonyon | 2017-12-19 15:34 | インテリア・デコレーション | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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