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ウラン・ガラスの矢車菊柄一輪挿し

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今回ハンガーフォード・アーケードで、P太が買ったもう一つのウラン・ガラスです。毎回のように買いたい物に出会える、ガラス専門のストールで見付けました。値段は10ポンド。限りなく白いに近い淡いクリーム色で、紫外線光を当てるまでウラン・ガラスだとは気付きませんでした。
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吹きガラスで、花柄が手彩色されています。この花は、P太は矢車菊じゃないかと言っていましたが、私には撫子に見えました。しかし、改めて観察すると、撫子に青系の花はないし、葉っぱからしても矢車菊の方が近いように見えます。もっとも、もしかしたら絵付け師は空想の花を描いただけで、モチーフに付いて議論するのは余り意味がないかも知れません。
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ガラスは分厚く、全体的にずっしりと重みがあります。一輪挿しなので、この方が安定があり、倒れる心配も少なくて安心だと思います。
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底には、絵付け師のサインと、オリジナルのラベルも残ったままです。このラベルからでも分かる通り、「Fenton フェントン」と言うアメリカのガラス・メーカーの製品です。値札には、1930~40年代の製品と書いてありましたが、どうもラベルはもっと新しく見えます。試しにネットで検索してみると、1970年代にも、同社で非常に良く似た製品が制作されていたようです。でも、70年代にウラン・ガラスとは?? 第二次世界大戦に向けて、ウランの核兵器への利用が活発化した為、ガラスをウランで着色する事は、1940年代でほぼ終了したはずです。
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実はフェントンは、現在でもウラン・ガラスを製造している、世界でも数少ないメーカーの一つだそうです。なのでこの一輪挿しも、実は結構新しいんじゃないかと思っています。しかし、手の込んだアート・ガラスなのには違いないし、それはそれでウラン・ガラスとして興味深い製品だと思いました。ハンガーフォード・アーケードでは、この他にも買う候補に挙がるウラン・ガラスが幾つかあったので、P太は超御機嫌でした。例え欲しい物が全てが手に入る訳ではなくとも、買いたい物に沢山出会えると言うのは、特にイギリスでは幸せだとつくづく思います。
  




by piyoyonyon | 2019-02-24 15:20 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

プリムローズ色ウラン・ガラスのバスケット型花器

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今回のハンガーフォード・アーケードでのお宝探しで、P太一押しのウラン・ガラスはこれです。商品がごっちゃり詰まったストールで、奥の方まで潜り込んで何をやっているのかと思いきや、これを掘り出していたのでした。大きな銅製の鍋の陰に、まるで隠すように置かれていたので、正に発掘したと言う感じです。そもそも、良く気付いたと感心します。
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ウラン・ガラスの中でもP太が特に好きな、デヴィッドソン社のヴィクトリア時代のガラス器です。黄色と乳白色の組み合わせで、ウランガラスでは通称プリムローズ色と呼ばれます。デザイン名を、「Lady Caroline レディ・キャロライン」と言うそうです。デヴィッドソンにはファンが多く、専用書まで出版されている程です。
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このガラス器も、本来なら30ポンド以上しそうです。ところが、何故6.5ポンドと言う破格な安さで売られていたかと言うと、結構大きなヒビが入っているからのようです。しかし、ヒビは何故かガラスの内部のみで、割れる可能性は少ないし、欠けたり汚く接着してあるよりは遥かにマシだと思いました。難有にしても、デヴィッドソンなら10ポンド以上では売られていそうです。もしかしたら売り主は、安く売るには勿体ないけれど、かと言って値段を上げると売れる自信もなかった為、踏ん切りが付かない状態で、わざと隠すように並べていたのかも知れません。
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用途は花器、またはボンボン入れのようです。型抜きガラスで成形した後、手作業で熱しながら口部分を捻り、更にハンドルのような物を曲げて接着したようです。そのせいで、型押しならではの細かい模様が付き、全体的には型抜きでは不可能な複雑な形になっています。
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脚部分には、ホタテ貝状の模様が付いています。このレディ・キャロラインには、プリムローズ色の他に水色、ハンドルが輪状になっていたり、三本になった物、ミルク・ピッチャーとシュガー・ボウル等、バリエーションが多く存在するようです。
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思った通り発光は強く、放射線量も高目でした。P太は余程この器を気に入って、アーケードを見て回る間、ずっと手に持ったままでした。割れ物を持って歩くのはいかにも不便そうなので、私は「最後に買うまで売り場に戻しても、他に誰も買わないよ」「レジに預けたら」と言いましたが、一向に聞きません。そのせいで、少し被曝したかも知れないなんて言っていました…。
 




by piyoyonyon | 2019-02-15 15:29 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ハンガーフォードでお宝探し ガラス器編

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ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」でも、我々が真っ先に注目するアイテムはウラン・ガラスです。この夫婦共通の趣味の御蔭で、英国全国津々浦々アンティーク・ロード・トリップが楽しめる訳です。
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何せこのアンティーク・モールには、ガラス専門や中心のストールが結構多いのです。
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そう言うストールは、ガラスの価値を熟知している為、扱っている商品も概ね高級で、掘り出し物に出会える確率は低いのですが…。
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こちらは、「ジャンク・ショップ」のほぼ向かい側に在る、ルネ・ラリック専門のストール。
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このストールで我々に買える商品は皆無ですが、毎回目の保養にはなります。半乳白とも呼ぶべきオパールセント色(元々はティファニーが開発したらしい)は、ラリックのガラス器の特徴の一つ。
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メインのモチーフはインコで、いかにもアール・ヌーヴォーらしいデザイン。
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こちらの花瓶には、キリギリスのモチーフがいっぱい…。トンボ等の虫モチーフも、アール・ヌーヴォー時代の流行の一つです。
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今回ここでP太が最初に見付けた、手が届く値段のウラン・ガラス。手彩色のピッチャーは悪くありませんが、揃いのコップの絵付けはハゲハゲ。そもそも、セットで大き過ぎるし。
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上段のヴァセリン色のガラスの幾つかはウラン・ガラスですが、それよりもクランベリー・ガラスのコレクションが目立ちます。何でもこの赤色は、金を混ぜて発色させていた為、当時のガラスの中で最も高級で大量生産しにくく、今でもコレクターに珍重されています。
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これが、典型的なヴィクトリア時代の手吹き+手彩色のクランベリー・ガラス。恐らく赤色が濃ければ濃い程、高級と見なされるのだと思います。
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こちらのクランベリー・ガラスは型抜き成型のようですが、小花柄付きで中々の可愛いさ。隣のジェード色のマントル・ラスターは、ウラン・ガラスではありませんでした。
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60~70年代のガラス工房製アート・ガラスが集まったストール。この時代のガラスでは、北欧やドイツ、イギリス製に人気があるようです。
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こちらも、同時代のアート・ガラスのコレクションで、ファンが多いのだと改めて実感しました。
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イッタラ製らしいのですが、初めて見るデザイン。ヒヨコ型のエッグ・スタンド? それともキャンドル(ティーライト)ホルダーかな。
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繊細な手吹き形成の、ヴァセリン色+オパールセント色のガラス器。淡くウラン入りで発光します。少し、このゴブレットにタイプが似ています。
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その下段。どれも、ガラスの美しさが堪能出来るような器ばかり。
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さて、この中でどれがウラン・ガラスでしょう?
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…答えは、手前左のカクテル・シェイカーと、クリーム色のストーアブリッジ・スタイルのフリル・ガラスです。右の緑の二つは、ウラン・ガラスではありませんでした。ウラン・ガラスでシェイカーは、初めて目にしました。
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中央の水色の二つのガラス器は、P太の好きなデヴィッドソン社のヴィクトリア時代の物。微量にウラン入りです。
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ほぼ毎回買いたいウラン・ガラスに出会える、ガラス専門のストール。上段左のフリル・ガラスは、前出のクリーム色のに良く似ているのに、ウラン・ガラスではありません。
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値札の商品説明を読むと、ストール主の知識の豊富さや「ガラス愛」が感じられます。
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ミルク・ガラス製のインク壺。絵柄からして、日本製ではないかと思っています。
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とても強く発光するヴィクトリア時代の黄色い吹きウラン・ガラスですが、形がボツボツして非常に不快! そもそも値段が、最初95ポンドで、次に79→76ポンド、最終的に値下がってさえ68ポンドもします。例え50ポンド以下になっても、絶対買わにゃい。
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マウリス・エルンスト・サビーノ作の、アール・デコ時代のオパールセント・ガラスのネズミのフィギュア。高さは10cm程度ですが、人気のコレクタブルズな為、98ポンドと凄いお値段です。
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アール・デコ時代の、細かいインタリオのソルト・ディッシュ。
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古い物ではなさそうですが、中央の魚柄の四角い皿が、結構夢可愛いと思いました。
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さて、今回はお目当て通り、我々は原子力お宝を獲得する事が出来たでしょうか?? 結果は後日!
  




by piyoyonyon | 2019-02-13 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ハンガーフォードでお宝探し ジャンク・ショップ編

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テームズ河畔の村ゴリンを経由して、結構久々にやって来ました、アンティークの町Hungerford ハンガーフォード。イギリスの観光的要素を示す茶色いサインにも、ハンガーフォードにはアンティークを意味するキャンドル・マークが付いています。一体どの位久々なのか?と一応確認した所、前回訪れたのは2017年の8月でした。しょっちゅう古物番組で見ているせいか、それ程前とは思っていませんでした。いつもの場所に車を止めて、何はともあれアンティーク・モール「Hungerford Arcade ハンガーフォード・アーケード」を目指します。
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この日は初めて平日にこの店を訪れた訳ですが、週末と全く変わらない客の多さでした。
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そして、まずはまっしぐらに、その名も「Junk Shop ジャンク・ショップ(ガラクタ屋)」のストールを目指します。
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ここは、古い木組みの建物の、奥がやたら深い迷路のように入り組んだアーケードの、怪しい地下室とその入り口周辺部分です。価格が概ねチャリティショップ並み…所か、それよりも更に安いフリマ並みの値段の商品も多いのです。
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こんな、いかにもロンドン・スウィンギン時代らしい、レトロ・ポップなテーブル・ウェアは、意外とアンティーク・モールでは見掛けません。多分これらを好む層は、モールではなく、ネット・オークションを利用する事が多いからだろうと見ています。
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こちらもレトロ・ポップ。二枚で50ペンスとかなり安いのですが、一枚の皿はC&Sのソーサーだけってのが、やはり中途半端ですね…。
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一般的にアンティーク・モールで見掛ける食器類は、レトロ・ポップなビンテージよりも、写実的な花柄+金彩のクラシカル&トラディショナルなタイプが圧倒的に多いように思います。
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天井に近い棚の上に、アール・デコ時代の物っぽいランプ・シェード。
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もしこのストールでウラン・ガラスを手に入れられれば、我々にとっては相当掘り出し物です。
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…早速ありました! かなり薄い緑色のお皿ですが、発光は結構強く、表面には全面細かい模様が型押しされていて中々綺麗です。値段は、たった1ポンド。
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しかし、良く観察すると、縁にカケがいっぱいだった為に見送りました。
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他の物もチェックしましょう。人気のクランベリー・ガラスの、ヴィクトリア時代らしい吹きガラスのパウダー・ジャー(白粉入れ)が、5ポンドで買えます。
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蓋にドングリ&樫の葉模様のレリーフの付いた、中々可愛いガラスの小箱。バター・ケースより二回り位小さいサイズ(もしかしたらタバコ入れ?)ですが、ガラスが分厚いせいか異様にズッシリと重く、非常に扱いにくそうです。
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床の上には、大小様々なオープン・ソルトが並べられています。
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このフランク・スローワーがデザインした、「ダーティントン・クリスタル」のアボカドの形その物のボウルは、四つセットで1ポンドの安さ。
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デイジー&ボタンの、かなりキラキラと輝く四角いハンドル付きディッシュも、僅か1ポンド。
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結局今回は、生憎この「ジャンク・ショップ」ではお宝に出会えませんでした。が、アーケードはまだまだ広いのです…! (続く)。
 




by piyoyonyon | 2019-02-12 15:27 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ゴリンのアンティーク・モール 1

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元々テームズ河畔の村Goring ゴリンに立ち寄ったのは、この村に中々良さげなアンティーク・モールが存在するのを、予めネットで調べて見付けていたからです。店名は「Barbara’s Antique & Bric-à-Brac」と言います。bric-à-bracは、イギリスでも普通に使われるフランス語の単語で、ガラクタとか雑貨全般を意味します。チャリティショップでも、衣料や書籍、ディスク以外の小物は、しばしば総じてbric-à-bracと呼ばれます。最近のチャリティ屋では、このbric-à-bracを取り扱わず、寄付品は衣料品だけを受け付けると言った店が結構多いのですが、そう言う店は全体的に寄付品も客も少ないように思えます。
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住所に寄れば、「Station Road 駅通り」と言う通り上に在り、軒数も少ない村なので、探すのが難しいはずはないのですが、中々見付からず、実は駅通りから入る村営駐車場に面していました。
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初めて訪れるアンティーク・モールでは、毎回結構ドキドキです。もし家具等の大物や高級貴金属ばかりのアンティーク・ショップだったらつまらないし、ビンテージ風の新品が多い店や、本当に汚らしい壊れたゴミばかりの店もガッカリだからです。
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その点この店は、ジャンク率が高く、値段も安く、中には真っ当なアンティークやビンテージも混じっている、と予めレビューでの評判の良さを読んでいたので、期待出来そうだと思いました。でも、実際に訪れてみないと、ウェブ上では分からない事も多いのです。
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規模的には、村のアンティーク・モールとしては平均的。一階の奥は結構深く、二階もあり、商品は所狭しとぎっしり並んでいます。
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まずは、何はともあれウラン・ガラス探しです。この鏡台セットに付属していたらしいキャンドル・スタンドが、早速ウラン・ガラスだと分かり、値段は1.5ポンドとチャリティショップ並みでした。しかし、既に似た物を持っているし、この手のアール・デコの型抜きガラスは、余程アイテム的orデザイン的に凝った珍しい物じゃない限り惹かれなくなりました。

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これが、勝手に私が「ガラス・レンコン」と呼ぶ西洋剣山です。正式名を「flower frog」と言うそうです。未だ持っていないアイテムだし、発光は強いし、値段も5ポンドと手頃だったのですが、土台の銀メッキのボウルが磨き過ぎてハゲハゲだったのが、P太のお気には召さなかったようです。
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ウラン・ガラスでコルクの蓋付きキャニスターには、初めて出会いました。値段も2.5ポンド位だったけど、これも見送り。
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深い緑色のウラン・ガラスのパウダー・ジャー。蓋には、銀彩で模様が描かれていたようです。
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このお店で最も惹かれたウラン・ガラスは、この水差しでした。紫外線光を当てなくても、既にこの発光! 最初は、現代のプラスティック製品にしか見えませんでした。全体的に、細かい型押し模様で覆われています。しかし、半端なくデカいし高いしで、やっぱり見送りました。
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ウラン・ガラスじゃないけど、中々アートなガラス器達。左端の器の構造が、複雑で繊細。今写真を見ると、隣のストールの無造作に詰まれた商品が雪崩れ込んで来て、倒さないかと心配です。
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左は、木に留まった鳥がモチーフの、裏彫り細工が中々美しいガラス製の置物。右は、金属製の縁が付いた、エナメル彩色のガラスの花瓶です。
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この逆らい難い程可愛い紙箱の中身は、アルプス地方のお土産ペア・グラス。…毎度ながら要約が苦手で、記事が長くなって来たので、2に続きます!




by piyoyonyon | 2019-02-06 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ウラン・ガラスの円型花器

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今年初のフリマで、P太が手に入れた今年初の原子力お宝はコレです。アール・デコ時代の型抜きガラスのようですが、細かい粒々模様の反射が中々美しいと思いました。カケ&ヒビもなく、状態は良好。値段は、最初1.5ポンドと言われたのを、値切って1ポンドにして貰いました。
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用途は、「posy bowl」と呼ばれる浅い花器のようです。元は中央の窪みに入れる為の、まるでガラス製レンコンのような穴の開いた、言わば西洋剣山が付属していた物と思われます。
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ひっくり返すと、まるで粒々模様模様のお皿の上に乗った、ライム・ジェリーのように見えます。このブツブツは、裏面にのみに出っ張っていて、表側はつるんとしています。
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ちょっと調べた所、パイレックスのイギリス国内向けを契約生産して大成功を収めた、「Jobling」と言うガラス・メーカーのオリジナル製品だそうです。Joblingは、アール・デコ時代を代表するような、美しいガラス器を多種生産していたようです。
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P太は、「ちょっとフィンランドのガラス器みたいだね」と言っていました。確かに、イッタラの「カステヘルミ」や「ウルティマ・ツーレ」(の特に皿)なんかは、丁度こんな粒々模様が付いているので、少し似ているかも知れないし、そう言われると北欧っぽくも見えます。
 




by piyoyonyon | 2019-02-02 15:27 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ウラン・ガラスの香水瓶

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再びルイスに、ビンテージのタイニー・ベッツィー・マッコール人形を買いに行った際、いつもと違って午後遅めに到着したので、他のアンティーク・モールを覗く時間はありませんした。が、途中とあるアンティーク・モールの前で、屋外骨董市のようにテーブルに商品を並べた露店があり、其処でこの香水瓶が目に入りました。自然光でも一目でウラン・ガラスと分る、強めの蛍光黄緑色。今まで香水瓶としては見た事のない、円錐形に近い面白い形。全体的に、金彩で細かい模様が描かれています。そもそも、香水瓶は装飾の凝った物が多い為、人気のコレクタブルズなので、概ね値段が高く(蓋が純銀製だと特に)、私達は未だ鏡台セットの付属の瓶しか持っていません。
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ただしこの香水瓶、蓋にも底にもカケがいっぱいあり、金彩もかなり禿げ気味です。試しに値段を聞いてみると、10ポンドの事。…高過ぎます。「ええと、幾らまでなら負けて貰えますか? これ、いっぱい欠けていて状態は良くないですし」と尋ねました。こう言う時、英語では「What is your best price?」と聞いて値切ります。「How much~?」ではなく、何故か「 What~? 」なのです。それで、最初は8ポンドと言われましたが、それでも納得行かない顔をしていると、「未だ高い? 5ポンドじゃどうかしら?」と言われ、交渉成立。もしフリマだったら、きっと1ポンド位までしか出せないコンディションですもんね…。
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とは言え、アイテム的には結構珍しい事は確かで、ガラス自体は美しく、金の彩色は全て手描きです。もし状態が完璧だったら、さぞ優雅で綺麗だったであろうと想像出来る香水瓶です。
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ストッパー(栓)部分にまで、金彩が施されています。この部分のガラスの蛍光色は特に濃く、まるでバスクリンの湯のような色…。
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高目の放射線量からも、19世紀後期のヴィクトリア時代の製品ではないかと踏んでいます。売り主が、予めウラン・ガラスと知っていたのが意外でした。こんなにウラン・ガラスが安易に入手出来るイギリスなのに、いや返って普通過ぎるせいか、認識して売っている人は少ないのです。
  




by piyoyonyon | 2019-01-23 15:28 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ルイスのアンティーク・モール巡り ガラス器編

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姉へのクリスマス・プレゼント用のビンテージ・ジュエリーを探すのが、今回のルイスのアンティーク・モール巡りの一番の目的でしたが、勿論ウラン・ガラスも欠かさずチェックしました。
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このガラス専門のストールには、美しい質の高いガラス器が沢山揃っていました。この棚には、凝った意匠の見事な香水瓶が集まっています。
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この手描きのC&Sなんて、うっとりする繊細な美しさ。
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モダン・アート・ガラスと呼ばれる60~70年代のガラス器にも、魅力的な物が。
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手前の黄色い白鳥型とクリーマー、右奥のジェード色の花瓶がウラン・ガラスで、古い時代(恐らくヴィクトリアン)の物らしく、かなり強く発光します。しかし、ガラスの価値を熟知している人のストールだけに、値段は皆高級…。
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こちらは、多分ヴィクトリア時代の繊細な金盛りのガラス器。どれも微量のウランが含まれているようで発光し、尚且つ綺麗で値段的にも可愛い(笑)。
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女王のジュビリー(戴冠周期祝賀)の記念プレート。最初はエリザベス女王のジュビリーかと思っていましたが、年代を確認すると、ヴィクトリア女王の御代でした。
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色も形成も繊細な吹きガラス器は、全てウラン・ガラス。
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緑色のカップ部分のみウラン・ガラスで、無色透明のステムには細かい装飾が。逆なら実用出来るのになあ(笑)。
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浅いハンドル付きグラスは、そんなに古く見えないけどウラン・ガラス。
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ステムがとても長くて優雅な、いかにもアーツ&クラフツらしいデザインのワイン・グラス。右の乳白水色のシルク・ハット型は、淡くウラン・ガラス。
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ウラン・ガラスに関係なくとも、相変わらず北欧ビンテージ・ガラスにも注目します。イッタラの金属ホルダー付きガラス・マグは、ペアで28ポンドか、…しめしめ。この後ろのフェスティーボは、念の為ドイツのバッタもんではなく、ちゃんと本物のイッタラ製のようです。
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北欧ガラスに混じって、古い小さなペプシ・コーラの空き瓶が。意外と結構高い。やはりこういう物にも、コレクターが居るんでしょうね。
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このイッタラのアルヴァ・アアルトのデザインの器は、いつか出会わないかと(あくまでフリマで)狙っています。
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詳細は分かりませんが、60年代辺りの北欧風デザインのキャンドル・スタンド。
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一見大味な1960~70年代のカラフルなガラス器も、こうやってまとめると絵になります。
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この用途不明の植木鉢+花のミニチュアのガラスは、とても惹かれる愛らしさ。しかし、セットで68ポンドとやたら高いのです。
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中央は、「チャンス」のハンカチ型ガラスの大きいサイズ。両脇の乳白ガラスは、元はガス・ランプでしたが、電気スタンドに改造してあるそうです。
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ステンシル風の花柄が素直に愛らしい、ミルク・ガラスのランプ・シェイド。
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結局今回は、好みのウラン・ガラスには出会えませんでしたが、ガラスにはいつの時代の物にもそれぞれの魅力があり、興味を持って眺めるのは飽きないと改めて思いました。
  



by piyoyonyon | 2019-01-22 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

オレンジ色チェックのハンカチ型ガラス製花器

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山小屋風チャリティショップでの収穫が、しばらくなかったので(手芸材料とかならチマチマありましたが…)、久々に何か出会わないかな~と勝手に期待していたところ、これがドドーンと目に入って来ました。幾つか集めている、1960年代前半にイギリスで製造された、「Chance チャンス」のハンカチーフ型ガラス器です。
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色は、正に求めていた明るい元気な色。しかも、この時代のアイコン的な、オレンジ色と朱赤のギンガム・チェックです。今までの下白付きのハンカチ・ガラスと違い、無色透明の上に直接チェックのプリントが乗っている所も、ガラスの透明感が際立って新鮮です。
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ガラス自体は型押しですが、上から見ると、ハンカチのひらひら部分のカーブは不均等で、この部分は手作業で形付けられたのが分かります。
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実は、ハンカチ型ガラス器だけでなく、同柄のこのお皿とセットでした。同じパターンの皿が存在するとは、それまで知りませんでした。直径約30cmで、最早小盆に近い大きさです。
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皿のほうは、勿論ハンカチ型ではありませんが、縁に金色が入り、ひらひらとフリル状になっています。本当はハンカチ型花器だけでも良かったんですけど、こちらはどう使いこなそうか?と思案中。食器としては、柄が激しい事もあり、結構難しそうです。
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とは言え、セットで2.5ポンドは、今時のチャリティショップとしてはお買い得でした。やっぱり諦めずに欠かさずチェックしていると、不毛と言われる今のチャリティショップでも、割とコンスタントに収穫があるもんです。




by piyoyonyon | 2019-01-15 15:10 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ジェード色ウラン・ガラスのツバメ柄花瓶

ブラックリーのアンティーク・モールでも、当然ウラン・ガラスを真っ先に探しましたが、これ程広い店内なのに、今回はウラン・ガラスには不思議な程ほとんど出会えませんでした。今は余り惹かれなくなったアール・デコ時代の型抜きガラスや、高過ぎて手が出ない高級アンティーク品ですら、今回ここではほとんど見掛けませんでした。
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そんな中、数少ない候補に挙がったのが、この写真中央のジェード色の子供柄の花瓶。
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そして、この同じくジェード色のツバメ柄のハンドル付き花瓶。で、結局ツバメ柄のを買った訳です。子供柄のほうが、絵付けが繊細でデザイン的に良いと私は思いましたが、子供自体はプリントで、しかもP太が絵でさえ子供が嫌いな物で(苦笑)。
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ツバメ柄のほうは、全てが手彩色です。しかし、スポンジで着色したらしい上部と下部の緑色が、何だか苔生したか藻が張り付いたみたいで大味…。
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ツバメ自体の絵も、余り玄人っぽくないような…。しかし鳥柄だし、ヴィクトリア時代の吹きガラスだし、P太は気に入っているようです。
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唯一エナメル彩色で盛り上がった葉の部分には、アール・ヌーヴォーらしい優雅さが出ています。
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帰宅してから結構驚いた事には、ヴィクトリア時代のジェード色のウラン・ガラスなのに、放射線量が自然値と変わらない程低いんです。でも発光自体は、ちゃんと十分あるのです。それに、お出掛け先で何か買うと、やはり思い出の印象が強くなります。
 



by piyoyonyon | 2018-11-22 15:27 | インテリア・デコレーション | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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