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ペットワース・パークにブルーベル花見

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5月の初旬に、気温が急激に上がり、突然冬(前の週は雪が降った)から夏に移り変わったような状態になりました。ブルーベルの花期も、今年はそろそろ終わりに違いないと、その週末はブルーベル花見に出掛けることにしました。ブルーベルは、この季節イギリスの何処の森林でも見ることが出来る野草ですが、久しぶりにウェスト・サセックスの町Petworth ペットワースに行くことにしました。ここなら、広大な公園を歩いた後、アンティーク・ショップ巡りも出来るからです。夫婦でウラン・ガラスに興味を持ち始めてからは、庭園(または自然)だけでなくアンティーク屋も楽しめる、と言うカップリングが多くなりました。
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たった一週間前の週末より、木々の緑が明らかに濃くなって、すっかり春から夏の景色に変わってるのに気付きました。やって来たのは、町の面積の大部分を占めると思われる「Petworth House & Park」。
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駐車場側の入り口から、まず見えて来るのが、高台に立つ「Ionic Rotunda」と呼ばれる新ギリシャ様式の東屋。これだけでも、相当贅沢なのが分かります。
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この季節、イギリスのあちこちで、菜の花の黄色い絨毯が見えます。
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東屋の背後には、期待通りブルーベルの群生が広がっていました。
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日陰を好むブルーベルの群生地としては、ここはちょっと陽当りが良過ぎるせいか、周囲の草の背が高いのが難点。未だ白い水仙の花も混じっています。
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ブルーベル自体を楽しむのなら、もっと群生の密度が高い、または面積の広い他の庭園や公園や森林が、この周辺には幾らでもありますが、甘い香りに包まれて、これだけの眺めを見ることが出来たら満足です。
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ブルーベルの他には、シャクナゲやツツジが咲いていました。日本人の度肝を抜く、イギリスのシャクナゲの巨木。ここには、珍しい種類のシャクナゲも多いそうです。
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ツツジとブルーベルの組み合わせ。
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これはウツギかな?
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こちらはハンカチの木のようです。
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Petworth House ペットワース・ハウスが見えて来ました。ここで、草花自体を楽しむ「植物庭園」と呼べるのは、せいぜいお屋敷脇の僅かなこの場所位で、後の敷地は、ひたすらダダっ広い、自然の野山にしか見えない「風景式庭園」なんです。ここの庭園のバラは、何故かとげとげしいルゴサ種(ハマナスの改良種)ばかりで、周囲で遊んでいた子供達は、イギリスの藪代表ブラックベリーだと勘違いしていました。
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ペットワース・ハウスの全景。「ハウス」と呼べど、お屋敷どころか宮殿です。内部はターナーやヴァン・ダイクの名画のコレクションで知られていますが、今は金満臭プンプンの豪華過ぎる内装と芸術には興味が沸かず、今まで一度も入ったことナシ。実は有料(ナショナルトラスト会員じゃないと13ポンド以上も掛かる)なのは、内部と館の北側だけで、それ以外の広大な敷地は、誰でも出入り自由な正に公園。
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そしてこれが、ランスロット・「ケイパビリティ」・ブラウンに寄る景観式庭園。自然の、しかしバランス抜群の風景に見えるよう、念蜜に計算されて作成された庭は、日本庭園のコンセプトと共通するものがあります。とは言え、お屋敷自体が宮殿並みに巨大なだけに、そこから眺める為の、また屋敷が組み込まれて絵になって見える庭の規模は、コンパクトに凝縮した自然美を箱庭的に愛でる日本庭園と異なり、とてつもなくデカイ。ケイパビリティ・ブラウンは、当時の王侯貴族に引っ張りダコだったようで、彼の設計した庭は、イギリス中の屋敷や城に残っていますが、ここは代表作の一つだそうです。
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今年はケイパビリティ・ブラウンの生誕300周年で、このペットワース・ハウスでも、記念展示が行われているようです。
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この公園、英国南東部一の鹿の数でも知られ、お屋敷の周囲には、鹿が立ち寄れない為の堀&柵が設置されています。もっとも、訪問者の多い日中の屋敷周辺では、鹿達は全く見掛けません。フンだけは散らばっているので、閉園後はやって来るみたいです。
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凄い巨大な丸太が転がっていました。
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大木の多くは、ほとんど樹皮だけで生きているようです。
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お屋敷西側の平地から丘に登ると、背後にはひたすら丘陵地帯が続いて見えます。これも全て屋敷の敷地で、全部で700エーカーもあるそうです。いつか丸一日掛けて、出来るだけ遠くまで歩いてみたいと思っています。鹿達は、日中はこの奥に集まっています。
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池に浮かぶ島に石像が立っていて、遠目からは私もP太もコペンハーゲンみたいな人魚像だと思っていましたが、近付いて確認して見たら、…犬でした。城主の飼い犬とかなんでしょうか。
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池には水鳥がいっぱい。この強面の鴨は、他の鳥が近付いて来ると攻撃し、見た目通り性格も激しい。
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Greylag goose(灰色ガン)は、ぴよぴよ達を連れていました。
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この巨大テントの中では、丁度アンティーク&アート・フェアが行われていました。入場料は、普通に払うと10ポンド(1500円以上)もしますが、既に屋敷と公園の入場料を払っているなら無料とのことで、覗いてみない手はありません。想像した通り、中は、庶民の家屋には全く似合わない(笑)、手の届かない値段の高級な骨董品ばかり。そして、象牙や鼈甲など、ワシントン条約に引っかかるもの多数。でも、ヴィクトリア時代のジュエリーや銀器、細工の美しい時計等は、目の保養にはなりました。
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テントの外にも、売り物のガーデン・アクセサリーが展示されていました。巨大スノードロップと、お屋敷の珍しい光景。
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中々素敵なデザインですが、何せ「アート」なものだから、見た目は似ていても、クラフト・フェアとかで売られているガーデン・アクセサリーとは、三~四桁違いの値段でびっくりです。
 



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by piyoyonyon | 2016-05-19 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ライでアンティーク・ショップ巡り

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自分の誕生日には、今年もロマンティックな城下町ライに、連れて行って貰うことに決めていました。しかし丁度誕生日の辺りは、夫婦共に体調が良くなかったり、天気の良い週末に恵まれなかったりで、ずっと先延ばしにしていました。更に、人気の観光地で混むからと、イースター休暇中は避けた為、結婚記念日と順番が前後してしまいました。もう何度も訪れている町なので、観光はすっ飛ばして、ここでの目的も、飽きもせずアンティーク・ショップ巡り。そして、またしてもウラン・ガラス・ハントが中心です。
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まずは、「First Class Junk Shop 最高級ガラクタの店(…実際そう看板に書いてある!)」のお店へ。駐車場の隣なのです。ガラス製品中心の、中々良い品揃えです。結構魅力的なウラン・ガラスもありましたが、値段がファースト・クラスでした(笑)。
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その近所の、普通の民家の窓。ちょっとブライトンの雑貨屋さんみたい。日本では御馴染みのムーミン・グッズも、イギリスで見掛けるのは結構珍しいのです。
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そしてお誕生日ランチは、今年も、独創的なシーフードが美味しい「The Ship Inn」です。美味しい店を把握していることも、毎年この町に来たくなる理由の一つ。
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P太は、普通にハンバーガーを選びました。あ、でも、付け合せのフライド・ポテトは「チップス」ではなく、「フレンチ・フライ」(チップスより細い)なのが、ちょっとだけイギリスでは変わっています。
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私は、こんなの他で見たことのない、「鱈の燻製のポーチド・エッグ乗せ」と言うのを注文してみました。鱈とポーチド・エッグが、ジャガイモとホウレン草とレンズ豆のカレーの上に乗っています。このカレーが、実はかなりスパイシーで、最初は新鮮な組み合わせで美味しかったのですが、最後には辛過ぎて相当辛くなって来ました~。メニューにはカレー味とも辛いとも一言も書いてなかったのに、もし義母が知らずに頼んでいたら、完全にアウトですね。P太ママは、カレーも辛いものも嫌いですから。
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食事の会計時に出て来るサービスの飴を、やけに有り難く感じながら(笑)、アンティーク・ショップ巡り再開です。ここは「Quay」と言う、昔は港の倉庫街だった建物で、今はアンティーク街になっています。
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ここは、その中で一番ジャンク率の高いアンティーク・モール。
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レースが印象的な、フランスの1950年代の民族衣装人形です。
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アトマイザーなど香水瓶中心のブース。装飾の凝ったデザインが多く、コレクターも多いし、更に蓋が銀製だったりするので、概ね高価なアイテムです。ブリキ製のオーナメントは現行品。
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中央の、薄い黄色の瓶がウラン・ガラス。
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アンティーク・ショップと言っても、店主やブースの管理人の好みや目的は様々で、商品の半分位は、現行品や新し目の中古品、またはビンテージを加工した手作り品だったりします。
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このお店は、1/3位がペンキ屋になっていました。古家具の塗装やリフォームも、取り扱っているようです。
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この黄色い椅子に、古風な花柄のクッションを合わせたセンスが、中々素敵で目を引きます。
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カラフルなビンテージのキッチン用品中心の、いつ覗いても楽しい好みのお店。
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倉庫街を離れ、Wish Ward通りにもアンティーク屋が並んでいます。昔の井戸の鉄製手押しポンプが、花壇の素敵なアクセントに。
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ビンテージ・ドレスやコスチューム・ジュエリー等の品揃えが毎回うっとりする、センス良い女性店主のお店。
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一方、こちらはビンテージ・ショップにしか見えないディスプレイですが、実はチャリティショップです。
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ハイストリートの、私には余り縁の無い、コスチュームではなくファイン・ジュエリー(貴金属)の専門店。
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でも、魅力的な物も結構あります。銀製品に七宝加工と言うのも、英国人が珍重する人気の高いアイテム。
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アンティークの町に絵になる、背後の建物もばっちり決まっているクラシック・カー。絶対効果を分かっていて、持ち主は場所を選んで駐車しているのです。案の定、沢山の人が群がり写真を撮ったりして退けないから、隣に駐車していたドライバーは、中々発車出来なくてムカついていました。
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結局この町では、今回ウラン・ガラスの収穫には余り恵まれませんでしたが、ジャンク率は程良く、小物も多いので、アンティーク・ショップ巡り自体は毎回十分楽しめます。
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この日は、午前中は快晴で、真夏並みの格好の観光客も何人か見掛けましたが、午後は予報より早く雨が降り出して、旧市街地の散策も底々に、早々に引き上げなくてはなりませんでした。同じ南東部とは言え、うちからはかなり時間が掛かる不便な場所だし、既に夏時間で日は長かったのに残念です。
 



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by piyoyonyon | 2016-04-29 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

アランデルでアンティーク・ショップ巡り

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P太の足が回復したので、ウラン・ガラス目当てのアンティーク・モール巡りも再開しました。今回訪れたのは、まるで御伽噺そのものようなロマンティックな城下町Arundel アランデル。イギリスの観光に人気の町の常で、この町にも幾つかのアンティーク屋があります。
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まずは、アラン川に架かる橋を渡ってすぐの、その名も「Bridge Antiques」を物色。入り口は見落としてしまいそうな程小さいものの、中は結構広く充実しています。
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ここで最初に見付けたウラン・ガラスは、このショーケースの中の脚付きプレートと大きなスプーン。微妙に可愛くない(笑)「不思議の国のアリス」のフィギュリンと、一緒に飾られていました。
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彫刻が施されたペーパーウェイト。ウラン・ガラスとしては今まで見たことがないアイテムだし、中々美しいので惹かれましたが、値段は結構高かったので断念。ガラスのペーパーウェイトは、イギリスでは人気のコレクタブルズです。
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アンティーク・モールに良くある、かつての普通の民家だった建物を改装したので、幾つもの小部屋がそのまま残っているタイプです。奥は、ロイヤル・コペンハーゲン中心の部屋になっていました。
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ビョルン・ウィンブラッドの陶器もいっぱい。因みに、同じアランデルのチャリティショップでも、ウィンブラッドのプレートが売られていましたが、チャリティ屋なのに10ポンドもしました…。5ポンド以下なら買うのに。
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何処でも人気の、マイクロ・モザイクのブローチ。手前の柄の細かい三つが、年代の古いものです。奥のマザー・オブ・パールの双眼鏡も、人気の古物です。
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二階の右手奥には、メディアにも度々取り上げられるビンテージ・カメラの専門店が。これは入り口部分で、内部は圧倒される品揃えです! このブースのみ、おじいちゃん店主が常在しています。
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二階の手前左の部屋は、一目で女性のオーナーと分かる、結構好みの商品セレクト。
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良く見ると、古物だけでなく、割と新しい製品も混じっていますが、全体的なディスプレイは調和が取れています。
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絶対昔の日本製に違いない、砂糖菓子みたいなビスク製の人形。ぎこちない西洋っぽさに、良い味が滲み出ています。
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手前の星型のデザート・ボウルはウラン・ガラス。中央のロシア製らしい木製人形に惹かれましたが、結構な値段でした。こう言う外国の古いスーベニールこそ、フリマで出会えると大抵格安なんですけどね。
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棚の高い部分に飾ってあるので、良く確認出来ませんでしたが、中々魅力的なガラス製のパステルの花のネックレス。隣のクロシュ・ハットも素敵です。
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続いてやって来たアンティーク屋は、家具やアートなど大物中心で、私達夫婦にはちと縁遠そう。ここで、携帯電話でバリバリの関西弁で喋っている日本人女性に遭遇し、「今の言葉、中国語に聞こえたかも知んないけど、西日本の方言なんだよ」と、後からP太に説明しました。するとP太、「それ位は聞いてて分かったよ。母親と喋ってたんだろ?」と、大方聞き取れたそうです。
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生憎閉まっていましたが(と言うか、開店しているのを見たことがない)、独立したアンティーク屋さん。
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ビンテージ・ジュエリーや布物など女性的なアイテム中心で、セレクトは魅力的そうです。
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一方、ハイストリートから少し横道に反れて、ここは元教会の建物を利用した、アンティークやクラフトのお店が集まる「Nineveh House」にやって来ました。
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一階のアンティーク屋は、金彩の食器や銀器など、割とオバサマ趣味中心。イギリスでは、古物と言うとこういうほうが主流です。
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中々可愛いプリント生地の、レトロな雰囲気のハンドメイドの子供服が売られていました。こんな昔ながらの素直なデザインの子供服が、一番可愛いと思います。
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二階は回廊式。
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ビンテージ中心のブースもあります。
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海賊版にしか見えない、1950年代のへなちょこなミニー・マウスのミルク・ガラスのランプ・シェイド。
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蓄音機やラジオ等、昔の電化製品専門のブース。木製のラジオもあれば、ベークライト製もあります。
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この他、町にはステッキ専門や軍物中心のアンティーク屋なんかも存在して、店舗数は多くないものの、意外と骨董度の濃くて深いアランデルです。実はこの日は、P太が有給休暇をとったので平日でしたが、こんな肌寒い天気でも底々観光客が居ました。夏のお城の庭園の美しい季節には、さぞ賑わうと思われます。
  
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by piyoyonyon | 2016-03-28 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

年末のスタンデン

欧米のクリスマスは、基本的に家族や親戚と過ごすもので、日本のお正月の雰囲気に良く似ています。クリスマスの特別ドラマ等のテレビでも見ながら、ひたすら御馳走を食べ捲くり、その御馳走が大量過ぎて、数日間食べ続けなければならないのも、まるで日本の御節料理のようです。私達夫婦も、例年通り義両親の家で義妹家族と共に過ごしましたが、今年のクリスマスは週末に連なって長かったせいか、何だか夫婦揃ってドッと疲れてしまいました。今年も山のようにクリスマス・プレゼントとして玩具を手に入れた姪が、それらをダイニング・ルームの床中に広げてぶっ散らかし、興奮してキーキー騒いでいたのが(その割に、どれ一つとして長続きせずすぐに飽きる)、一番の原因だと思います。それに加え、姪の偏食が相変わらずひどくて、食事にはほとんど手を付けず、お菓子ばかり食べているのに、P太は心底イライラしたそうです。それで、次の日は義妹の家の夕食に誘われたのを、断ってしまいました。また姪の甘やかされぶりを目にしてウンザリしたり、姪一人に振り回されるのは真っ平御免だし、義妹の家に行ったら最後、私が遊び奴隷として姪の部屋に監禁されるのは、目に見えていましたので。その代わりにその日は、食べ過ぎた体に少しでも運動させる為、近辺のナショナルトラストの庭園にでもウォーキングに出掛けたいと思いました。クリスマス中でも開いている場所を確認し、久々に「Standen スタンデン」に行くことにしました。
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ここは、ウィリアム・モリスとフィリップ・ウェッブの代表作であり、アーツ&クラフツ様式の見本のようなお屋敷なのですが、館内は既に見学したことがあるので、とにかく周辺を散歩することに。
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未だクリスマス「休暇」中なので、あちこちがデコレーションされています。
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やはりこんなコテージにこそ、クリスマス・リースは絵になるなあ。
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お屋敷の主玄関の前には、こんなド迫力の斬新なクリスマス・ツリーが。
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Zandra Rhodes とAndrew Loganと言うアーティストの作品だそうです。ショッキング・ピンクがメインで、キッチュな紙飾りやプラスティック製の鏡が飾ってあります。クリスマス・ツリーと言うよりは…、何か中国の宗教儀式のようだと思いましたよ。
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ツリーの天辺には、クリスマス・エンジェルとして古臭い人形が飾られていて、何だか禍々しい。
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その直後、こう言うオーソドックスなクリスマスの装飾を見ると、大変ホッとしますね(笑)。
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現在、ナショナルトラストのお城やお屋敷で良く見掛ける古本屋販売コーナー。この時は無人でしたが、フルシーズンは有人なのかも。お金は箱に入れる仕組みで、「誠実に金額通り支払って下さい」なんて貼り紙がありました。
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古本より気になったのが、古風なレジ。
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屋敷の南側には、オランジェリーが(左一階部分)。
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中は、こんな風になっています。まあサンルームですね。
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その脇にあるベンチ・コーナー。ここの館内は、魅力的な家具や装飾の宝庫ですが、撮影禁止なのが残念です。インテリアの写真が撮れるのは、この場所位。
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多分オランダ・デルフト焼きのタイルと、典型的なアーツ&クラフトの木彫ベンチ。
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真冬と言えど、今年は異様な暖冬なこともあり、結構花が咲いていました。これは沈丁花。多分ヒマラヤ種なので、日本のものより匂いが弱めです。
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石楠花や椿や紅葉も、沢山植えられています。土壌が酸性なのを物語っています。
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ハンガリーの友達に聞いたら、石楠花も椿も余り見たことがないそうです。椿は日本等の東アジアが原産なので、この国でこんなに普通に看掛けるのは、イギリス人が椿の輸入・育成に余程熱心だったのだと思われます。
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この谷は、昔の石切り場跡をシェイド・ガーデンにしたもので、冬場は石が滑り易いせいか、立ち入り禁止になっていました。雨傘がさしてあるのは、大型シダ類の中心に水が入らないようにする為のようです。
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この時期に咲くので、「クリスマス・ローズ」と呼ばれるタイプのヘラボラス。一方早春に咲くタイプは、「レンテン・ローズ」と呼ばれるそうです。
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その白花で、葉がギザギザな種類。蟻や羽虫が結構群がっていました。そもそも昆虫って、普通この時期でもこんなに活動しましたっけ?
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スノーフレーク(鈴蘭水仙)が咲くのには、さすがに早いかな。
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久々に訪れたら、新たにこんな遊歩道が増設されていました。
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そして、展望台も作られていました。
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そこからの眺め。馬の牧場が見えます。
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展望台の下は、切り立った岩壁になっています。ここも、かつての石切り場だったのかも知れません。南東部で剥き出しの岩場は、結構珍しいのです。
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新しい遊歩道脇には、原種のシクラメンやヒマラヤ・ユキノシタなんかが植えられていました。
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こちらのテラスは、お屋敷建設当時からのもののようです。通路脇に植えられているグランド・カバーは、ヘザー(ヒース、またはエリカ)。
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ここからは、「クマのプーさん」で有名な「アッシュダウンの森」や、「Weirwood」 と言う人造湖(貯水ダム)が見渡せます。
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クリスマス中の、しかも気が滅入るような暗い曇天の日でしたが、意外と訪問者が多くて結構ビックリ。私達のように、親戚疲れや御馳走疲れしたのかも知れません。一方イギリスの北部や西部では、クリスマスだと言うのに酷い洪水に見舞われ(場所に寄っては今月だけで四回も!)、本当に気の毒に思います。被害者が一日も早く元の平和な生活に戻れるのを、願うばかりです。

今年も当ブログを御愛読頂き、本当に有り難うございました。お正月中も更新はしますので、お暇な時にお立ち寄り頂ければ幸いです。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-31 08:01 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

公衆電話ボックスの活用法

イギリスの赤い公衆電話ボックスは、赤いポストやロンドン二階建てバスと並び、紅茶やお菓子の缶、キーホルダー等のお土産のモチーフにもなる、言わばイギリスのアイコン的な存在です。けれども、この誰でも携帯電話を持つ時代、公衆電話の需要はすっかりなくなりました。若い世代は、公衆電話の掛け方すら知らないようです。そんな中、使われなくなくなった電話ボックスの、こんな再利用法をブライトンで見掛けました。
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右にはコーヒー・マシーン、左にはチョコレート噴水(チョコ・フォンデュのようなもの)が置かれていて、串刺しにしたお菓子か果物に絡めたものを販売しているようです。お二人の格好も、何だか絵になっていますねえ。表情も良いんですよ。この他にも、この電話ボックスを庭の温室として利用している人を、以前テレビで見たことがあります。温室の単語を英語に訳すと「green house」ですから、それは「red green house 赤いグリーン・ハウス」と言う訳です。もし手に入る機会があったら、きっと私も欲しくなると思います。
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by piyoyonyon | 2015-12-27 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ルイスでアンティーク・モール巡り ガラス器編

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本当に、夫婦で毎週末のようにアンティーク・モール巡りをしています。元々古物は大好きだし、イギリスには至る所にアンティーク・モールがあるし、嬉しい限りなのですが、ちょっと奇妙な骨董趣味に、夫婦揃って我ながら呆れています。今回は、古物番組にも度々登場する御馴染みの町Lewes ルイスにやって来ました。我々の一番のお目当ては、勿論ウラン・ガラス。元々ウラン・ガラスに目覚めたのが、このルイスの町でしたから。複数のアンティーク・モールをごちゃ混ぜで、今回はガラス製品の写真だけを御紹介します。
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一番上のボウルはウラン無し、その下はウラン有り、奥のセットもウラン含む。やはり今でも、肉眼だけで判断するのは難しいですね。勿論ウラン・ガラスかどうか確認する為、小さなブラック・ライト持参。これが、始終一緒に行動しているのにも関わらず、すぐ取り合いになってしまうので(子供と同程度夫婦)、一人一個ずつ持ち歩かないと駄目~と言う事が身に染みて分かりました。
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シンプルなワイン・グラス。こう言った今でも製造していそうなデザインだと、肉眼でウラン・ガラスと見極めるのが余計難しいようです。ただし、ここは紫外線が強い蛍光灯の下だったので、ブラック・ライト無しでも結構発光して見えました。
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現代の物にしか見えなかった、このクラック加工のワイン・グラスも、実はウラン・ガラスで少しびっくり。
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以前購入したBarkleyの「Carnival」は、セットが揃うとこんな感じ。
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一方、一目でヴィクトリア時代のウラン・ガラスだと分かった、非常に美しいボート型の器。ペアではなく、一つで40ポンドします。
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これはエレガント・ガラスとも呼べる程、繊細な模様が美しい、ウラン・ガラスのティーセット。
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拡大するとこうです。大きなセットですが、もしバラだったら買ったかも知れません。
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…もしかして、同型の色違い?? 因みに、これがデプレッション・ガラスに良くあるピンク色。
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同じく、ピンクのデプレッション・ガラス。思わず苺パフェなんかが食べたくなる、サンデー・グラスです。
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一応これも、ガラス製品と言うことで。日本の桜祭りの提灯のような、クリスマスのボーブル(ツリー・オーナメント)に見えますが、実は提灯型電球です。
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これは、ヴィクトリア時代のパラフィンオイル・ランプでして、点灯燃焼部分にトリウムが含まれていると知り、P太は嬉々として放射線量を測定していました(怪し過ぎる客)。結果、同時代のウラン・ガラスよりも、遥かに高い量が測定されました。しかもこの部分は燃えて灰になるので、使用するとマジで健康を害する恐れがあります。しかし、余り忙しくない時間なら、大抵の店は頼めば放射線測定に応じてくれるようで、P太はこの他にも第二次世界大戦中の戦闘機の部品を測定させて貰っていました。店のおじちゃん達も興味津々で、「それは放射線物質を出していなければOKなの? それとも出していたほうが良いの?」と質問していましたが、答えはP太的には後者のほうで、放射線量が高い程嬉しいなんて、頭可笑しいですよね…。
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ピンボケ失礼。アイリス・ガラスの亜種のようです。
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最後に、レリーフの猫がカナンみたいで思わず胸がきゅんとなる、素敵なガラス製の置物。
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今回アンティーク・モール巡りをして、改めて分かったことは、ウラン・ガラスがメインのアクセサリーは、元々余り存在しないのか、探すのが難しいということ。また、分厚い吹きガラスのウラン・ガラスは、ブラック・ライトを当てると、単なるウランの塊か溶岩のように見えて(笑)全然美しくないと言うことでした。
  
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by piyoyonyon | 2015-12-03 15:30 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

ウェイクハーストで秋のフェア

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ここイギリス南東部では、一ヶ月程前から徐々に紅葉が始まり、今はすっかり秋らしい景色&気温になっています。そんな季節の晴れた週末、義母が何処か庭園に出掛けたいと言い出したので、みんな(義両親+私達夫婦)で「Wakehurst Place ウェイクハースト・プレイス」に行くことにしました。
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ここは、数年前に高い駐車料金を取るようになって以来、余り混んでいたことがないのですが、この日は珍しく駐車場が満杯近くなっていました。これは入り口の、原種シクラメンの絨毯。
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その理由は、お屋敷近くの緑地で、こんなフェアが開催されていたから。何度もウェイクハーストには来ているのに、こんなの一度も見たことないと思いきや、それもそのはずで、これが初めての開催だそうです。
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チーズやパン、ジャムやチャツネなど、地元産の拘りの食料品を売るストールが幾つも並ぶので、食いしん坊の義母は大喜び。ただし、いつも何処へ行ってもこういう催しでは、決まり切った種類の食品だけで、珍しい御当地食品には全く出会えない(って言うか存在しない)のがイギリス…。
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キュー・ガーデンのスタッフに寄る(※ウェイクハーストはキューの別園)、園芸のワークショップも色々開催されていました。ここで、私のペンステモンの挿し木の仕方は、全く間違っていたことが判明(それでも幾つかは成功したけどね~。笑)。キノコの見分け方教室なんかもありましたが、やっぱり素人には無理そうです。
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このフェアで一番人気だったのは、このロープに寄る木登り。子供専用で、命綱&ヘルメットを本格的に着用して大木に登ります。でも有料で、一人5~7ポンド位掛かるようです。入場料や駐車料金だけでも恐ろしく高いのに、子供が3人以上もいるような家族は出費が凄いことになりそう。
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お屋敷の西側のボーダー花壇は、相変わらず良く手入れされています。オレンジ系でまとめてあるように見えますが、実はオレンジ→ピンク→紫→白とグラデーションになっています。
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この季節は、ダリアとペンステモン、アスター等がメインです。
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ダリアはとても見栄えのする花ですが、耐寒性がないので毎年球根を掘り起こし、凍みないように保管しなければならないのが結構面倒です。毒性があることにも、注意が必要です。
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大輪はバラに負けない程華やかで、ぽんぽん咲きは可愛くと、ダリアにも色々表情があります。私が特に惹かれるのは、葉と茎が紫や茶色のシックなダリア。
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ウォルド・ガーデンも、相変わらず見応えがあります。
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私にとっては、ここが一番充実したウォルド・ガーデンで、真冬以外はいつ来ても楽しめます。
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この「Little Pink Beauty」と言うアスターは、色が綺麗で背が低めの為、義母が欲しがっていました。
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秋明菊も、秋を象徴する植物。イギリスでは、Japanese anemone 日本のアネモネと呼ばれています。
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秋バラも、あちこちで咲いていました。これは「Caprice(別名Lady Eve Price)」と言う品種。
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ハナトラノオには、沢山バンブル・ビーが群がっていました。中にはクマバチ並にデカイのも居て、モコモコで縫いぐるみのようだと思いました。一方ミツバチはセダムに群がっていて、蜂に寄っても好みが分かれるのだと知りました。
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この紫の花は、「monk’s head」と言います。和名はトリカブト…。全体が猛毒なので、ひえ~恐ろしいと思いますが、イングリッシュ・ガーデンでは結構一般的な植物なのです!
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ウォルド・ガーデンの奥の育苗場の小屋の壁は、こんな風に装飾されていました。
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畑では、巨大カボチャがゴロゴロと実っていました。
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今やハロウィーン近くになると、提灯制作用にスーパーマーケット等にどっさり並ぶカボチャも、ここ数十年でアメリカから入って来た文化で、元々イギリスでは馴染みがない野菜だったそうです。
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生憎今回は、キノコ撮影をする時間まではありませんでしたが、絶好のお天気で、美味しい物も色々買えて大満足のお出掛けでした。
 
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by piyoyonyon | 2015-10-17 15:26 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

可愛い校門

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ブライトン近くの村の小学校の鉄製の門に、思わず目が留まりました。子供達のズラリと手を繋いだシルエットが装飾されており、可愛いかったからです。
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合わせてあるベルのモチーフや書体、ポップな塗装の色も可愛いと思います。レンガ造りの校舎とも、似合っいます。でもP太にそう言ったら、子供の造形が、デフォルメし過ぎで気持ち悪いって…(汗)。この他にもイギリスの小学校舎には、巨大色鉛筆型のフェンスなど、子供が喜ぶ工夫を凝らした装飾が多いようです。
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by piyoyonyon | 2015-08-29 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

海辺のリゾート、イーストボーン

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ペヴェンシー城を去った後、P太に頼んで、一度訪れてみたかった、近くの「Eastbourne イーストボーン」の町に立ち寄って貰うことにしました。ここは、ブライトンと並ぶ、イギリス南東部を代表する海辺のリゾートと言われています。それなのに、今まで一度も来た事がありませんでした(ルイスの祭りを見に行く為、駐車だけしたことはある)。何故かと言えば、P太が「老人が死にに行く町」と呼んで、馬鹿にして嫌っているからです。イギリスの御年寄りは、定年後海辺に住むことを望む人が多いらしく、この町は特に人気だそうです。実際町には、年金者用のアパートメントが沢山設けられているとか。
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まず海岸沿いには、イギリスの海辺の町らしく、ジョージ時代やヴィクトリア様式の立派な建物がズラリと並んでいます。多くは、マリーン・ビュウのホテルになっている模様。
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そして、これもイギリスの海辺のリゾートの象徴、「Pier ピア(桟橋)」があります。ヴィクトリア時代に立てられた優雅な建物が多いのですが、内部は大抵単なるゲーム・センターかソソられない飲食店になっており、特に面白いものではありません。しかも、海辺のゲーセンと言う事で、ガラの悪い連中が集まり易いせいか、火事で燃やされるニュースを度々耳にします。このイーストボーンのピアも、昨年放火されました。
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その側では、巨大スクリーンで音楽フェスが行われていました。グラストンベリーの様子を放送していたようです。
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この無骨な塊は…、かつての軍事要塞で、現在博物館になっています。大陸に近い南東部の海岸線には、チューダー時代、ナポレオン戦争時代、世界大戦中の、こんな軍事建造物が今だあちこち残ったままです。
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町の発展に尽力を注いだ貴族の領主、後の7代目デヴォンシャー公ウィリアム・キャヴェンディッシュの像だそうです。P太は、「オビ・ワン」だと言い張って、聞き入れませんでしたが…(勝手にしてくれ)。公爵様のお陰かどうか、ビーチ沿いは、概ね花壇も良く手入れされ、綺麗に整備されているようです。
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町の中心部へも行ってみました。カール・マルクスやドビュッシー等多くの著名人お気に入りの、古くからのリゾート地だし、国際観光都市だし、優雅な雰囲気なのかなと少し期待していたのですが…、
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優雅なのは、駅舎だけのようです。後は、イギリス中何処でも同じチェーン店ばかりで、道行く人もどうも概ね品がなく、「なんか…、私達の町よりクラップ・タウンだね!」と、P太と意見が一致しました。
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それと、ここのカモメは一際凶暴です! イギリスのカモメは、良くチップス(揚げ芋)を狙いますが、ここのは通行人のアイスクリームを奪っていました。
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歩行者天国のショッピング・モール前にいきなり立っている、「ポートランド石」の石像(って言うか石のまんま)。良く見ると、貝の化石がびっしりです。ドーセット州の島で採掘される、建造物用としては高級な石材ですが、この街には相応しい、美しいとは言い難いオブジェです。
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しかし、ちょっと中心から外れると、雰囲気良さげな古本屋が残っていたりします。
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こんなコレクタブルズ屋さんがありました。主に切手やコインを扱っているようですが、中にはこんな木製人形もあり、むっ、これは私も買ったことがある、スペインの人形じゃないか。閉店時間じゃなかったら、じっくり覗いてみたかったお店でした。
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お年寄りの町だけあってか、多くのチャリティショップで、ビンテージ・ドレス(単なる古着ではなく)がやたら充実していると思いました。町の中心部は全く期待出来ませんが、ビーチは雰囲気が良いし、それと中心部の間の所々には、アンティーク・モール等もあるようなので、それなりに楽しめるかも知れません。
 
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by piyoyonyon | 2015-08-08 15:18 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

征服王上陸の地、ペヴェンシー城

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快晴の週末があったので、久々にイングリッシュ・ヘイリテイジ(EH)の遺跡に行くことにしました。しかし、申し込んで半年以上経つのに、未だ本会員証が届かないないんですよ…。仮の会員証の期限すら切れ、既に発行二回目の仮証です。しかも、最初に向かったこの↑「Michelham Priory ミッチェルハム修道院」は、いつの間にかEHの管轄ではなくなっていました。昨年までは、EHの会員なら半額の割引があったようですが、それすら消えていました。結局、会員証が利かない場合、入場料金が凄く高いので、入り口だけ見学して見送り。それもこれも、本会員証と共にガイドブックが届かず、確認出来なかったせいです。きっとEHがいい加減なので、修道院側が愛想を尽かしたのに違いない!と思いました。
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気を取り直して、次の目的地「Pevensey Castle ペヴェンシー城」に向かいました。ここは、Eastbourne イーストボーンの西の小さな村にあります。
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このチューダー時代の建物には、少年王エドワード6世が滞在したことがあるそうです。以前はアンティーク・ショップだったことがあるようで、看板が残っていますが、今は売りに出されていました。
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村のハイストリートは、そのまま真っ直ぐ城門に続いています。城壁フェチなので萌えます。
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外城壁の中は、こんな広々とした草地になっています。かつて城の使用人や、村民の居住区だったと思われる場所です。この中は入場無料で、地元民が気軽に散歩に訪れています。私達も、ここだけなら以前も訪れたことがありました。
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外城壁の所々突起した部分は、見張り塔だったようです。
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大方崩れ落ちて、僅かしか残っていないように見える外城壁ですが、城壁内自体が一段高い場所に築かれている為、壁外から比べると結構な高さです。
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この場所は、ノルマンの城が築かれる以前は、「Anderitum」と言うローマ植民地の要塞でした。ノルマン時代の城壁の下に、ローマ時代の壁が残っています。ローマ時代のほうが造りがしっかりしているように見え、土木工事を始め色々な技術が、やっぱり中世には退化したんだなーと実感しました。
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外城壁の中に、更に堀に囲まれた内城壁があります。日本の城で言えば、本丸と呼ばれる部分です。
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廃墟ですが、このベヴェンシー城、ノルマンディー公ギョーム(イングランド王ウィリアム一世)が、イングランド征服の際に上陸に成功し、ヘイスティングスの戦いの足掛かりとしたことで知られ、イギリス史上、結構重要な場所とされています。
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遺跡は、まず航空写真で上空から確認するのが、一番把握し易いですね。
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堀は、かつては海に直結していたものと思われますが、今は単なる窪地で、雨が降れば水が溜まって一応堀となるけれど、そうでなければ湿地帯か空堀…と言った状態です。
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いよいよ、内城壁内に入ります。ここからは有料。昔は、跳ね橋が架かっていたものと思われます。
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城内は、こんな風になっています。城門、砦、北塔、南塔、東塔…の一部が残るのみです。北塔の内部は、現在資料室になっています。
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すっかり鳩の巣となっている、見事な廃墟っぷりの城門の内側。
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城門の階段を下ると、地下牢跡を見ることが出来ます。「洪水注意」の張り紙があるのにも関わらず、床に足を踏み入れてビシャッとやってしましました。2~3cm程度かと思ったら、10cm位浸水していたのです。この他にも、地下の幾つかが、洪水の為立ち入り禁止になっていました。
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大抵こういう昔の井戸は、半分以上埋め立てられていますが、ここのは深いままでした。
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南塔の地下に詰まっていた、砲弾ではなく砲丸の山。火薬のない時代、武器として飛ばした石の玉です。
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これが、「keep 」と呼ばれる中心となる陣地、または城主一家の居城だった部分。日本の城で言うと天守閣かな。当時の部屋らしきものは、一切残っていません。
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現在は海岸線から1km程内陸にありますが、当時は海に隣接し、この砦のすぐ脇が船着場だったそうです。
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北塔を登ります。
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と言っても、塔の上部は崩れ落ちているので、大した高さはありませんが、少なくともここからは、遺跡の全体を眺めるのには最適です。右の礎石部分は礼拝堂跡。彼方に海も見えます。
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北塔の上階。窓は弓を射る為のものなので、最小限に開けられています。
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これは何かと言うと、鳩の雛です。城の窓部分には、鳩が入り込まないように、内側からも外側からも鉄格子や網が張ってあるのにも関わらず、何処か隙間から鳩が入り込み、返って狐も猫も入れない安全な場所なので、伸び伸びと子育てしている訳です。雛のほうも、網が人間を遮っているのを知っているから、近寄っても逃げません。鳩はこんなに身近な鳥なのに、意外にも雛を見るのは初めて。P太は、「ぶっさいくな雛だなあ」と言っていましたが。
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エリザベス一世時代に鋳造された、「ペヴェンシー・ガン」と名付けられた大砲。
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城としては荒廃が進み、建築物は余り残っておらず、当時の地形からも様変わりしていますが、ローマ時代にも要塞であり、第二次世界大戦中も、ドイツ軍の侵攻に備える軍事基地として使用され、立地的に興味深いと思いました。ローマの遺跡を中世に再利用するのは、ヨーロッパでは良くあることですが、近代の戦争にも利用するのは、イギリス南東部ならではかも知れません。太古から軍事的に重要な場所が、飛行機の飛ぶ時代になっても重要だった訳です。ここは、主にアメリカ軍とカナダ軍が使用したそうですが、彼らにとっては、中世の城が軍事基地だなんて、さぞ驚きだったことでしょうね。
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by piyoyonyon | 2015-08-06 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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