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大人なTシャツの着こなし

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夏服と聞いて、真っ先に思い付くアイテムの一つがTシャツ。吸収性の良い伸縮性のある素材で快適な着心地、またアイロン掛け不要で、洗濯&手入れが楽チンなのも身上です。そんな極御馴染みのTシャツですが、「カジュアル」「スポーティ」「ボーイッシュ」「子供っぽい」等のイメージがあり、正直余り女性らしい服とは言えません。特に一番基本の形のTシャツって、襟ぐりが結構詰まっているので、着ると相当暑苦しい上に、地色が薄いと着膨れして見え、かなりスタイルの良い人でないと、中々お洒落にキマらないものです。ところが、そんなTシャツも、襟開きをボート・ネック、またはラウンドやスクエアやVネックの大きめにして、更に袖を五分か七分丈にすると、着やせするし、途端に女度が上がります。
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ふんわりガーリーなスカートに、あえてボーイッシュな定番型Tシャツを合わせ、ハズして甘さを抑えたような格好も好きですが(いい歳こいて)、大きく広がったドレッシーなスカートには、やはりこんな女子力高めのTシャツを、コンパクトに合わせたいものです。
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ただし、この手のTシャツに、ミニのタイト・スカートを合わせる格好なんかだと、大人し過ぎる上に女臭過ぎるイメージがあって、余り好きではありません。まあ根本的に、そういうテイストが、自分に全く似合わないってのもありますが…。
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また、本来ドレッシーなスカートには、レースのブラウスとかドレッシーなトップスを合わせたほうが、益々女性らしいはずですが、それではフォーマル過ぎたり、ボリュームが出過ぎたり、また返って野暮ったくなる場合があります。勿論デサインに寄りますが、バランスを取るのは結構難しい物です。その点五分袖大人Tシャツは、多少女度が上がったとは言え、あくまでまだまだカジュアル&シンプルなアイテムですので、失敗なく程良い甘辛の匙加減にしてくれます。
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とにかくこんな形のTシャツは、コーディネイトに必ずお役立ちで、持っていて損はないはず、と私は勝手に強くオススメします(笑)。今回スカートに使用した布は、フリマで手に入れた端切れで、本当に人形用のスカートにするしか使い道がないような、細長ーい生地でした。自分では絶対選ばないクドイ花柄だと思っていたところ、ちゃんと着こなすモモコさんに改めて感心です。ペンダントは、昔実家に転がっていたのを拾ったパーツから作りました。最早ビンテージ? 丁度色味的に、スカートに合うかと思いまして。青い部分が、実はマーブル模様になっています。
 




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by piyoyonyon | 2018-08-10 15:32 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

青い刺繍のジャンパー・スカート

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このジャンパー・スカート(サマードレスにもなる)は、数ヶ月前に作った物です。が、何故か今まで撮影する機会がなく、と言うかやる気が起きず、そうこうしている内に月日は流れ、中に合わせる予定だった長袖のブラウスが季節的に合わなくなったので、急遽半袖ブラウスを拵えました。
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多分、イースター用のタンポポのジャンパー・スカートと同じ頃、同じ型紙で作っています。
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刺繍をメインにしたかったので、ジャンパー・スカートは極シンプルな形に。
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一本取りの糸で刺繍しています。スカート部分の柄は、実はハート型が中心になっています。
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カラフルな刺繍も好きですが、今回は、地紋みたいに布地に自然に馴染むよう、また甘さを少し抑えるよう、地布の色に近い刺繍糸一色のみにしました。



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by piyoyonyon | 2018-08-03 15:31 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

サンダル&バッグ作り

momoko DOLL用に夏服を色々作っていて、そういや合わせる履物がないなあと痛感しました。もし日本であれば、小人の靴屋さんか??と感動する程素晴らしいドール用、またはミニチュアの靴を作る方が沢山居ますが、ここイギリスでは当然手に入りません(…怪しい中国製ならebay等で買えるようだ)。自分で作ろうにも、ここでは材料も揃わなければ、技術もナシのトリプル・パンチ。それでも手元にある材料だけで、何とかそれらしき物を誤魔化しで作ってみました。
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お見せするのが恥ずかしい衝撃のロー・クウォリティですが、実際人形に履かせると、何せかなり小さいので、余り目立たないのがせめてもです(笑)。厚紙をインソール型に切ってファブリック・テープを貼り、甲の部分をリボンやテープで覆ってから、古いウェスト・ベルトから再利用した、靴底型にカットした合皮を貼っています。インソールを、麻布で包んだ物もあります。
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レザー風のサボやビルケン風は、試しに縫い易い合皮で作っています。これがもう少しマシに出来るようになったら(そんな日がいつか来るのか?)、本革に挑戦してみたいと思います。本革の場合は、予めパンチか千枚通しで縫い穴を開け、出来れば専用の蝋引き糸で縫う事が薦められています。…そんなもん、イギリスで手に入るとは思えん。
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サンダルが欲しくなれば、夏用のバッグも欲しかろうと、幾つか用意してみました。中央のトートは、関口さんの本を見て作りました。相変わらず全部手縫い。
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暖色寒色混のストライプを使ったら、甘辛ミックスな雰囲気で、割とどんな服装にも似合います。
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青いグラニー・バッグの生地は、毎度お馴染み義妹から貰った端切れ。北欧風プリントで凄く可愛い布でしたが、本当に人形用のバッグを作る以外使い道がない位の面積しかありませんでした。
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日本だと、ミニチュア・サンダルのキットも販売されていますし、百円ショップでも皮革や皮革用の穴開けパンチが簡単に手に入りますもんね。昨年帰国した際、買ってイギリスに持って行こうかとも考えましたが、既にそれすら入らない程に荷物が満杯だったもので(涙)。嗚呼本当に、イギリスやだー、日本に住みたいよチクショウ。
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もっとも、もし日本に住んでいたら、minneやCreema等で作家さんから精巧な物が買えるし、わざわざ下手っぴな自分が作ろうとは、決して考えなかったはずです。
 



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by piyoyonyon | 2018-07-27 15:29 | おもちゃ・人形 | Comments(2)

緑のビンテージ・ファブリックのサマー・ドレス

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節操なく、割とどんな色の服も着る私。と言うより、同じような色を着続けるのが我慢出来ないタチなのです。更に、万能色と言われるナチュラル・カラー=オーガニック・カラー=地味色が、致命的に似合わない(笑)。目下服の色として一番惹かれるのは、緑か黄色です。とは言え、緑と黄色の服って、売られている商品自体が少ないし、気に入った&似合うデザインは更に限られているので、中々手に入れる事が出来ません。となれば、人形用に作ってウサを晴らします。
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フリマで、端布を幾つか売っているストールがあり、その中に好みの、いかにもスウィンギンな時代らしいポップな花柄の、緑色メインのビンテージ布がありました。長さは2m位あるのに、幅が13cm程度しかない細長い生地で、柄も人形用にしては大ぶりです。しかし、これでドール服を作ったら、中々個性的でお洒落に仕上がるかもと、見ていてすぐに創作意欲が沸きました。
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こんな生地の服を着こなせるのは、やっぱりブライスちゃんだと真っ先に思い付きました。ボディ・サイズがほぼ同じでも、頭の小さなリカちゃんでは、これ程の大柄は難しいと思います。まずは、手始めにシンプルなスクエア・ネックのサマー・ドレスにしました。
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サマー・ドレスの袖ぐりは大きめにして、中にブラウスやシャツ等を着て、ジャンパー・スカートとしても着用出来るようにしてあります。
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何故なら、黄色いエプロンと赤いバブシュカ、赤いブーツをプラスして、「マトリョーシカメイデン」もどきを目指したかったから(笑)。東欧風と60年代風ポップって、レトロさが共通するせいか、意外とマッチします。マトリョーシカメイデンと言うよりは、ロシアの人気TVアニメ・シリーズ「マーシャとくま」の主人公マーシャっぽく見えますが。
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バブシュカの生地は、H&Mの子供用バンダナです。丁度頭に巻き易い柔らかさ。
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スウィンギン時代のこの手のレトロ柄の布地で、綿100%と言うのは結構珍しいと思います。そのせいで、マットなプリントの派手な柄が、少しだけ落ち着いて見えます。多分元々はカーテン等インテリア用の生地なので、厚みは人形用の服として使用するのにはギリギリですが、柔らかく非常に縫い易い割に解れにくくて、少し驚きました。やはり花柄の部分が一番「らしく」て可愛いものの、その部分は限られているので、其処を服の目立つ場所に配置するのには少し頭を捻ります。しかし、縫っていて益々好きになる素敵な布で、凄く気に入りました。
  


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by piyoyonyon | 2018-07-20 15:22 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ギンガム・ブルーの陽差し

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momoko DOLLに、ブルーのギンガム・チェックのツーピースを作りました。生地は、イギリスの学校制服で御馴染みのポリ・コットン。なので、正確にはギンガム(=綿生地)ではありません。
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ブラウスは、関口さんの「今日から始めるドール服」の丸襟ブラウスをスクエア・ネックにアレンジしましたが、袖がヘンだし身頃がボディに沿わず、正直言って失敗しましたあ。
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装飾一切無しの極めてシンプルなツーピースで、トップをインにすると、益々古風と言うか地味!に見えます。スカートの丈や広がり具合も、正に無難で地味~。
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シンプルにしたのは、元々こんな服装にしたかったからです。白いオーバー・スカートは、ビンテージのレース布から作った物。
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この布を手に入れた時、すぐにこんなスタイルにしたいと思い浮かびました。ギンガム・ブルーと白いレースの組み合わせは、夏の鉄板だと信じています。
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ブラウスとオーバー・スカートだけ合わせて、このようにも着る事が出来ます。実際には、スカートの下には「見せタイプ」のペチコートを履かないと、背面はぱんつ丸見えですが…。
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ワンピースではなくわざわざツーピースにしたのは、こんな風に色々組み合わせたかった為です。
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シンプルだからこそ、様々なテイストと合わせる事が出来ます。
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ワンピースのような、ほぼイッパツでコーディネイトが決まる服装も、勿論便利で好きですが、色々組み合わせる楽しみがある服装にも、やはり捨て難い魅力があります。スタイル抜群のファッション・ドールとなれば、尚更色々組み合わせて着せ替えしたくなります。
  




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by piyoyonyon | 2018-07-13 15:28 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

キラかみ さくらちゃん人形

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今までリカちゃん関係のお人形は、フランスの従兄弟のシャルル以外は、リカちゃん自体のバリエーションしか持っていませんでした。が、この度お友達の「さくらちゃん」がやって来ました。「お迎えした」と言うより、「やって来た」と言う表現のほうが、今回はしっくり来るように思います。何せ、前々から買おうと計画していた訳ではなく、日本どころかイギリスのフリマで偶然出会ったのですから。イギリスで中古リカちゃん達に出会うとは、中々予測出来ませんよね。
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そのストールでは、このさくらちゃんの他に、リカちゃん、妹のミキちゃん(マキはなし)、三つ子の妹弟、着替えや小道具等を、ケースに雑多に入れて売っていました。どう見ても全員イギリス人の家族でしたが、これらは日本で買ったと言っていたから、もしかしたらその家族は一時日本に住んでいた事があるのかも知れません。まず、全部まとめてなら幾らかと聞くと、12ポンドとの返答が。フリマの子供の遊び古し玩具としては驚きの高値! では人形一体につきは?と聞くと、これも3ポンドと、ビンテージでもないのに、フリマの相場としては強気の値段でした。値切ろうとしましたが、売っていたお母さんは「他のモキシー・ガールズとかの人形なら安く出来るけど、Licca-chan達は値段交渉には応じられないわ。だって高級ですもの」とピシャリ。…別に高級ではないんですけど、モキシー等のイギリスで普通に買える人形に比べると、リカちゃん達が遥かに可愛くて品が良く、造りも丁寧なのは確かだと思いました。彼女も、その価値を理解していたのです。それで結局、リカちゃん人形よりも状態の良いさくらちゃん人形だけを、言い値で買いました。
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しかし良く良く考えると、昨年訪れた日本のフリマでさえ、中古のリカちゃん関連人形には全く出会えなかったし、ましてこんなデフォルトの服を着たままの非常に良い状態なら、ホビーオフでも一体千円以上はするので、3ポンドでも買って満足しています。
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このさくらちゃんは、元々は「キラかみ さくらちゃん」と言う商品のようです。付属のラインストーンを、専用のスティックで髪に鏤めて取り外せる仕様だったようで、そのせいか、ちょっとしっとりしたような、独特な髪質をしています。子供の古玩具の事なので、買った時点では、髪は見事にぐちゃぐちゃでしたが、櫛で整えたら、すぐに新品同様になりました。本体の汚れも、全くありませんでした。髪は赤毛掛かった茶髪、つまりオーバーンで、前髪有りのセンター・パート。髪遊びが専門の人形らしく、後ろは超ロング・ヘアーです。
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顔のプリントは、「さくらちゃん」の名前の通り、大和撫子らしい、黒目勝ちで日本人っぽい、優しい大人し目の顔をしています。もしかしたら、顔の鋳型は、初代ジェニーと同じのを使ってるんじゃないかとも疑う位(笑)、結構ジェニーに似通った顔立ちです。この子には、清楚なお嬢様な格好が似合いそう。茶髪ながら、着物も中々似合いそうです。
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現在の大量生産ラインのリカちゃんに有り勝ちですが、角度に寄っては、顔とボディの色が結構異なって見えるのが気になります。一緒に売られていたリカちゃん人形は、更に「変色したのか?」と思える程、顔とボディの色が違っていました。廉価品の中国製ボディは、皆首が曲がるものだと思っていましたが、これは曲がりません。左右には、ほぼ無理矢理少しだけ首を傾げる事が出来ます。ただし一番安価なリカちゃん人形のラインとは違い、手足の関節は曲がります。
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ブルーのドレスでやって来たさくらちゃんには、名前に因んで、手始めに桜色のハイウェストのサマー・ドレスを作りました(肩のラインが合っていないし、ちと寝巻きっぽく見えますが…。汗)。生憎桜の季節ではないので、背景に使ったのはピンクのバラです。リカちゃんとは一味違うような、さくらちゃんならではの着せ替えを、これからは楽しみたいと思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-07-06 15:37 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ストライプ&ローズ

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momoko DOLL用に、人形の服の中でも基本中の基本の一つ、ベアトップのドレスを作ってみたくて、ホビージャパン刊荒木さわ子さん著「型紙の教科書」を参考に、人形のボディにキッチン・ペーパー・タオルを当てて自分で型紙を起こし、まずは試し縫いをしてみました。
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生地は、またしても義妹から貰った端布! 最初はこの生地では地味になるかな~と思いましたが、昔の壁紙のようなストライプにバラの散った柄で、このクラシックなフォルムのドレスには、思いの他しっくり来ました。一応、身頃は横縞、スカート部分は縦縞に変えて組み合わせています。
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身頃に二箇所×線対称ダーツを入れたせいか、一応ボディには沿い、ずり落ちもしませんが(重要)、脇が少し攣れている所を見ると、未だ体のラインにぴったりとは行かないのかも。
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試し縫いなので、またしても極シンプルなドレスに仕立てましたが、レースのショール、パールのネックレス、バッグ、手袋でドレス・アップすると、結構フォーマルらしく見えます。
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何だか、夏の結婚式にお呼ばれしたようなイメージ。ナチュラル&カジュアルな「そっとほっとミルク」のモモちゃんでも、意外にドレッシーな服装が着こなせるのだと実感しました。
 



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by piyoyonyon | 2018-06-29 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

ポケット・サイズのファッション・ドール、ピッパ人形

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チャリティショップで運命の出会いの古物が、久々にないかな~と思いながら、地元のチャリティショップを物色している時、このビンテージのファッション・ドールに出会いました。他にオリジナルのアウトフィット数着とセットで、たったの1ポンド。正にカテゴリーA的な出会いで、収穫の滅多にないチャリティショップでも、やはり巡り会う時は巡り会うもんだと実感しました。
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このお人形は、「Pippa ピッパ」と言います。1972年から1980年の間に、「トレーシィ」や「アクション・マン」で御馴染みのイギリスの玩具メーカー、Palitoy社で製造されました。「じゃあトレーシィと被っちゃうじゃん」と思う所ですが、トレーシィがファッション・ドールとしては最も一般的な1/6スケールなのに対し、ピッパはそれよりずっと小さい1/12スケールなので、市場がバッティングする事は一応なかったようです。身長は大体16cmで、昔自分が持っていた、日本のタカラ社の「ピコ」と言うお人形に似た小ささかも知れません。現在の人形なら、多分ピコニーモやポーリーポケットに近いサイズです。
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ウィキぺディアに寄れば、ピッパは1/6サイズのファッション・ドールに比べて小さい分、原料費を抑えられた為、安く製造出来たそうです。シンディ人形やバービー人形が、多分お誕生日やクリスマスに特別に買って貰う、当時としては割と贅沢な玩具だったのに対し、ピッパは文房具や駄菓子感覚で、子供のお小遣いでも買える値段だったのではと想像しています。「ポケット・マネーで買えるポケット・サイズのお人形」と言うのが、ピッパのコンセプトでした。
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しかし、確かに材料費は1/6程は掛からないものの、製造の手間は同じ所か、返って小さい分面倒じゃないのか?と疑問に思います。特に服なんて、ほとんど手作業だから、小さいと余計厄介なのに…。ところがPalitoy社は、安価に商品の幅を広げる技には長けていたようです。例えば、ピッパには30種類以上のフレンド・ドールが存在しましたが、実はそれらはたった三つの顔の形成型から出来ていたそうです。着替えや家具、家等も豊富に揃い、女の子達にとっては、手頃な値段な事もあり、ついコレクションしたくなるアイテムだったのに違いありません。イギリス社会の移民の増加に従い、後からアフリカ系やアジア系の友達人形も加わったそうです。
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この服は、付属してたアウトフィットではなく、私が勝手にその時代らしさを狙って作った物です。サイズが小さいだけに、ほんの少しの面積の布地で一着分は仕上げられるものの、合う細かさの柄のプリント生地を探す事自体が、イギリスでは益々非常に難しいと痛感しました。
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1/12スケールと言う事で、一般的なドール・ハウスの家具の一部が使えるはずです(生憎この紙製ドール・ハウスはサイズが合いませんが)。ピッパの存在は以前から知っていましたが、実物を目にするのはこれが初めて。シンディ人形に比べ、製造期間が短かったせいか、アンティーク・モール等でも見掛けた事がありませんでした。実際に手にとって見て、当時のファッション・ドールとしては、結構質が良い事にちょっと驚きました。
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この小ささなのにも関わらず、睫毛が植毛された、つまりリアル・アイラッシュ仕様です。頭髪は、ビンテージ・シンディと同様に、頭頂部だけに植毛されていて、油断すると盛り上がってベン髪状態になります。しかし、当時のシンディの頭が倍以上の大きさなのに、植毛の密度が同程度だった事を考えれば、まずまず許せる仕上がり。腕は曲がりませんが、膝と股関節はビスで留めてあるジョイント式で曲げる事が出来ます。
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顔の造詣は、バービー人形のロンドンの従妹、フランシーを縮小したようなクール・ビューティ系。金髪ロングの真ん中分けだし、睫長いし、後頭部が盛り上がって見えるので、何だか松本零士の描く美女みたいだと思いました。
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更に、そんなに古い使用済み玩具なのに、このお人形の状態の良さには驚かされました。ボディに手垢の汚れは無く、服をきちんと着たままの状態で、私は顔の汚れを多少落とし、ちょっと髪型を整えただけです。髪の劣化は全くなく、今でも新品のように真っ直ぐサラサラなまま。数々のオリジナル・アウトフィットのみならず、ゴミのような小ささの靴まで、ちゃんと失くさずに一緒に保管してありました。うちとは全く逆の、凄く丁寧な娘+きちんとしたお母さんが所有していたんだろうなあ…と、溜息混じりに想像します。
 




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by piyoyonyon | 2018-06-15 15:30 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

大人のマリン・スタイル

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またまた「大人の~」なんて目指すのは、私にとっては自殺行為と分かりつつ(苦笑)。クロップ丈のワイド・パンツは、宝島社刊関口さん著の初心者ドール服本を見て作りました。本中でrurukoが着ていたマリン・パンツを参考に、momokoサイズ(27cmドール)にしました。
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マリン・スタイルには、セーラー・カラーやボーダー・シャツが定番ですが、それでは当たり前過ぎて芸がないと思い、爽やかなブルー系のストライプ生地の、オフショルダーでベル・スリーブのブラウスにしてみました。
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パンツはハイウェスト気味なので、トップをインにしてもサマになります。人形用と言えど気回しが考慮された関口さんのデザインは、やっぱり優秀~。
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ところで昨年一時帰国した際、日本では丁度こんなオフショルダーの、袖がたっぷりふんわりしたブラウスと、てろんとした素材のワイド・パンツ(と言うかフレア・パンツと言うかガウチョ)が流行っていて、ちょっとガッカリしました。だって、似合っている日本人が余り居ない
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ボリュームあるトップを着る時はボトムをタイトに、ボトムにボリュームがある時にはトップをコンパクトに、と言うのはコーディネイトの鉄則です。しかし、そんな上下共にボリューミィな上に曲線的なフォルムの服を着る場合、余程モデルのようにタッパがあって細い人じゃない限り、かなり難しいと実感します。更にその格好に、これまた流行のロング・カーディガン(orガウン)を合わせたもんなら、非常にバランスが悪く、正直言って貧乏臭く見えました。尚且つ、まるでスケ番かレディース特攻服を髣髴とさせるラインだと思った自分に、否応無しに年齢を感じました(笑)。
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とは言え、日本のあの夏の暑さを考えると、フレア・パンツがいかに快適でラクチンかは納得出来ます。ワイド・パンツでも、せめてこんなすっきりしたフォルムとパリッとした素材なら、そんなにだらしなく見えないのではと思います。

  



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by piyoyonyon | 2018-06-08 15:27 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

フィトンチッドのシャワー

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日本の義妹から大量に貰った端布の中に、黄色に近い淡いグリーン地の、柔らかくてサラッとした極薄の、素敵な風合いの布地がありました。カーゼ地のようで、尚且つ柳のようなシボが付いています。水玉のようなプリントは、まるで木漏れ日を鏤めたような爽やかさ。この生地を使って人形服を作るなら、休日に森にピクニックに出掛けたくなるような、ストレス・フリーのふわっとしたラインのワンピースにしたい、と真っ先に頭の中で思い描きました。こんな風に、すぐに服のイメージが沸く生地って、魅力的な証拠だと思います。
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ラグラン袖にして、襟ぐりにギャザーをたっぷり目に寄せました。極シンプルなので、羽織物や首に巻物、またはこんな風にジレを合わせて、色々組み合わせが楽しめます。
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背面は、乳白色のビーズを並べて、後ろボタン留め仕立てのようにしています。実際には、鍵ホック+糸ループ三段留めです。ビーズは、カフスにも付けました。
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ボタン留め風にしたのは、ワンピの両面どちらを前にしても着られるようにした為です。ボタン側を前にすると、ロング・カーディガン風にも着ることが出来ます。鍵ホック+糸ループ留めにしたのは、外した時に可笑しく見えないようにです。
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また着丈は、単品でも、パンツやスカートと重ねても、一応OKな長さに拘ったつもりです。
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前を外してカーディガン風に羽織ると、こんな感じに。中に合わせたハイ・ウェストのキャミソール型ワンピースは、きっと重ね着好きなら一枚は欲しくなる、かなりお役立ちなアイテムです。このキャミ・ワンピの下にブラウス等を着ると、エプロン・ドレス風にもなります。
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しかし、カーゼ・ワンピ自体は、大体一発で希望した通りの形になったものの、合わせるジレもキャミ・ワンピも、シンプルなようで中々ガーゼ・ワンピにぴったりのバランスにならず、実は何度も作り直し、最後には飽きて泣きたくなりました~。後から知った事には、藤井里美さん著の「HANON」のドール服本(凄く好みの一冊!)に、かなり似た服の作り方が掲載されていて、もしその型紙を使って作れば、こんな苦労はしなかっただろうにと思いました。
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ジレもキャミ・ワンピも、単品としては可笑しく見えなくても、ガーゼ・ワンピとは微妙に合わず、重ね着って難しいッと改めて痛感しました。念の為、ドール服に限った話で、実際の人間の重ね着は、ここまで難しくはないと思います(笑)。
 




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by piyoyonyon | 2018-06-01 15:33 | おもちゃ・人形 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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