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ウラン・ガラスの香水瓶

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再びルイスに、ビンテージのタイニー・ベッツィー・マッコール人形を買いに行った際、いつもと違って午後遅めに到着したので、他のアンティーク・モールを覗く時間はありませんした。が、途中とあるアンティーク・モールの前で、屋外骨董市のようにテーブルに商品を並べた露店があり、其処でこの香水瓶が目に入りました。自然光でも一目でウラン・ガラスと分る、強めの蛍光黄緑色。今まで香水瓶としては見た事のない、円錐形に近い面白い形。全体的に、金彩で細かい模様が描かれています。そもそも、香水瓶は装飾の凝った物が多い為、人気のコレクタブルズなので、概ね値段が高く(蓋が純銀製だと特に)、私達は未だ鏡台セットの付属の瓶しか持っていません。
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ただしこの香水瓶、蓋にも底にもカケがいっぱいあり、金彩もかなり禿げ気味です。試しに値段を聞いてみると、10ポンドの事。…高過ぎます。「ええと、幾らまでなら負けて貰えますか? これ、いっぱい欠けていて状態は良くないですし」と尋ねました。こう言う時、英語では「What is your best price?」と聞いて値切ります。「How much~?」ではなく、何故か「 What~? 」なのです。それで、最初は8ポンドと言われましたが、それでも納得行かない顔をしていると、「未だ高い? 5ポンドじゃどうかしら?」と言われ、交渉成立。もしフリマだったら、きっと1ポンド位までしか出せないコンディションですもんね…。
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とは言え、アイテム的には結構珍しい事は確かで、ガラス自体は美しく、金の彩色は全て手描きです。もし状態が完璧だったら、さぞ優雅で綺麗だったであろうと想像出来る香水瓶です。
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ストッパー(栓)部分にまで、金彩が施されています。この部分のガラスの蛍光色は特に濃く、まるでバスクリンの湯のような色…。
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高目の放射線量からも、19世紀後期のヴィクトリア時代の製品ではないかと踏んでいます。売り主が、予めウラン・ガラスと知っていたのが意外でした。こんなにウラン・ガラスが安易に入手出来るイギリスなのに、いや返って普通過ぎるせいか、認識して売っている人は少ないのです。
  




by piyoyonyon | 2019-01-23 15:28 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ジェード色ウラン・ガラスのツバメ柄花瓶

ブラックリーのアンティーク・モールでも、当然ウラン・ガラスを真っ先に探しましたが、これ程広い店内なのに、今回はウラン・ガラスには不思議な程ほとんど出会えませんでした。今は余り惹かれなくなったアール・デコ時代の型抜きガラスや、高過ぎて手が出ない高級アンティーク品ですら、今回ここではほとんど見掛けませんでした。
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そんな中、数少ない候補に挙がったのが、この写真中央のジェード色の子供柄の花瓶。
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そして、この同じくジェード色のツバメ柄のハンドル付き花瓶。で、結局ツバメ柄のを買った訳です。子供柄のほうが、絵付けが繊細でデザイン的に良いと私は思いましたが、子供自体はプリントで、しかもP太が絵でさえ子供が嫌いな物で(苦笑)。
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ツバメ柄のほうは、全てが手彩色です。しかし、スポンジで着色したらしい上部と下部の緑色が、何だか苔生したか藻が張り付いたみたいで大味…。
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ツバメ自体の絵も、余り玄人っぽくないような…。しかし鳥柄だし、ヴィクトリア時代の吹きガラスだし、P太は気に入っているようです。
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唯一エナメル彩色で盛り上がった葉の部分には、アール・ヌーヴォーらしい優雅さが出ています。
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帰宅してから結構驚いた事には、ヴィクトリア時代のジェード色のウラン・ガラスなのに、放射線量が自然値と変わらない程低いんです。でも発光自体は、ちゃんと十分あるのです。それに、お出掛け先で何か買うと、やはり思い出の印象が強くなります。
 



by piyoyonyon | 2018-11-22 15:27 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

白と青のウラン吹きガラスの花瓶

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フェイヴァーシャムのアンティーク・マーケットでは、買いたいと思えるウラン・ガラスには、生憎全く出会えませんでした。しかし、ついでに覗いた町のチャリティショップで、これは中々の掘り出し物!と思えるウラン・ガラスに出会えました。一目でヴィクトリア時代の吹きガラスと分かるデザインで、特筆すべきは、色が乳白と青だと言う事。一見して全くウラン・ガラスらしくなく、これにブラック・ライトを当ててみようと気付いただけでも、とてもラッキーでした。
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乳白のガラスは、実は良く見ると微妙にクリーム色掛かっています。フリル状の縁とハンドル、そして海藻がへばり付いたようなモチーフは、所々乳白の混じった透明な水色のガラスで出来ています。典型的な、ヴィクトリア時代後期(1880~90年頃)のデザインです。ハンドルは付いていますが、ピッチャーとかでなく、用途はあくまで花瓶のようです。
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このタイプのガラス器は、イギリス独特の物で、「Stourbridge glass ストーアブリッジ・ガラス」と呼ばれるようです。ストーアブリッジは、バーミンガムの西に在る町の名前で、17世紀にフランスのユグノー(新教徒)であるガラス職人が移住し、産業革命時にはイギリス国内最大のガラスの産地に発展したそうです。
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値段は5ポンドと、チャリティショップとしては決して安くない価格でしたが、動物保護のチャリティ団体なので許せます。もしこれがアンティーク・モールだったら、多分20~30ポンドはする!とP太は御満悦です。実際、別のチャリティショップのオンライン・ショップで、同時代の良く似た物が25ポンドで売られていました(…チャリティショップはアンティーク・モール等プロの店と同等の価格設定をするべきではないと思うが)。
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自然光ではこんな全くウラン・ガラスらしくない色でも、ブラックライトを当てると、さすがはヴィクトリア時代のウラン・ガラスらしく、強く発光します。乳白色だけでなく水色の部分も、一部はウラン・ガラスで発光するようです。
 




by piyoyonyon | 2018-11-12 15:30 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

デイジー&ボタン模様のウラン・ガラスのプレート

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フェイヴァーシャムの「スタンダード・キイ」のアンティーク・モール「アラジンズ・ロフト」では、買いたいと思えるウラン・ガラスに幾つか出会う事が出来ました。
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まずは、この左側のシュガー・シフター。言わば塩入れの砂糖版で、蓋に小さな穴が幾つか開いていて、砂糖を直接食べ物や飲み物に降り掛ける為のテーブル・ウェアです。ウラン・ガラスとしては今まで見た事のないアイテムだし、カスタード色だし、エドワード時代のアンティーク(つまり100年以上経っている)だからと、P太は最初こちらを買うつもりでした。しかし、エドワード時代にシュガー・シフターは未だ存在しないはず、と私は止めました。値札を確認すると、エドワーディアンなのは隣のジェード色の香水瓶のほうで、シュガー・シフターにはアール・デコ時代と書いてありました。
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ブラック・ライトを当てると、確かにアール・デコのウラン・ガラスらしく、シュガー・シフターの発光は、カスタード色と言えど弱めでした。隣の香水瓶のほうが、遥かに強く発光します。デザイン的にも、香水瓶のほうが可愛いと思いますが、シュガー・シフターの三倍近い値段なのです。
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もう一つ気になっていた商品が、型抜きガラスのデコラティブなお皿です。発光させた時にこちらのほうが美しいし面白いので、最初から私はこちらのほうが気に入っていました。値段も7.5ポンドとお手頃ですし。で。結局こちらを買いました。
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型抜きで細かく深く付けられた模様は、「デイジー&ボタン」と呼ばれ、ヴィクトリア時代に流行ったようです。
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ただしこの皿の場合、ボタンばかりでデイジー(花)柄は中央のみです。
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フリルのように跳ね上がった縁にも、ヴィクトリア時代の特徴が出ています。
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型抜き模様で凸凹があるのは裏側だけで、表側は全くつるんとしています。
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エメラルド・グリーンに近い青味の強い緑色ですが、大変強く発光します。放射線量も、この色味からは想像出来ない高さでした。
  



by piyoyonyon | 2018-11-07 15:31 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

被せウラン・ガラスのミルク・ピッチャーとボウル

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ウィッカムのアンティーク・モールでは、結局最初に気に入ったウラン陶器のトリオは購入しませんでした。何故なら、二つ目のモールで、このミルク・ピッチャー(orクリーマー)と高杯のボウルのセットのウラン・ガラスに出会い、もっと気に入ったからです。
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シンプルに見えますが、実は中々凝ったガラス器なのです。どちらも吹きガラスで、白と透明な黄色(水色の布を背景にしている為、写真では薄黄緑色に見えますが…)の二重になった「被せガラス」です。しかも単なる二重ではなく、物を入れる部分のみ二重で、高坏やハンドルは黄色のみとなっています。白と黄色の重なった部分は、クリーム色に見えます。
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器部分の内側は白なので、紫外線ライトで発光しません。
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製造された当時、そんな知識が既にあって作られたかどうかは不明ですが、丁度食べ物を入れる部分のみ、白いガラスが黄色いガラスを内側からブロックし、黄色から有害な鉱物(放射線物質と言う意味ではなく)が、食物に溶け出す危険性は薄かった訳です。
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シンプルなデザインなので、製造年代を推測するのは難しいのですが、多分ヴィクトリアンからエドワーディアンの、19世紀末から20世紀初頭だと思います。
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ピッチャーのほうは、上から見ると、口がハート型になった可愛さ。
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ボウルのほうの内側に、製造時に出来たらしい、白いガラスの剥げはありますが、どちらも指で弾くとチーンと高い済んだ音がし、状態は良好です。値段は、セットで15ポンド位だったと思います。ただ、元からミルク・ピッチャーとボウルだけのセットだと考えるのは、ちと不自然です。もしかしたら、元は大きなティー・セットか何かの一部で、たまたまこの二つのアイテムのみが生き残った、と考えたほうが納得出来ます。
  




by piyoyonyon | 2018-10-20 15:30 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

ヴィクトリア時代の翡翠色ウラン・ガラスの花瓶

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ペットワースのアンティーク・モールで、こんなウラン・ガラスの花瓶に出会いました。無地でカット模様すらないものの、色味だけで十分目立ちます。
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乳白掛かった緑色ですが、それまで出会ったジェード色のウラン・ガラスより青味の強い、ドギツイと言うか、ちょっと今まで見た事のない、目を奪われる濃い色味(写真よりも)をしています。
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形だけでも、結構インパクトがあります。時代も国も全く違うけど、ベルリンのテレビ塔を彷彿とさせます。少しだけヒビとカケはありますが、値段も10ポンドと納得のお手頃具合で、即お買い上げとなりました(P太が)。
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ブラック・ライトを当てると、驚く程強く発光します。家に帰って放射線量を測定すると、今までの我々が手に入れたウラン・ガラス器の中で、最高値に近い数字を弾き出しました。
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底に向かうに従い、ガラスの厚みが増し、安定が良い構造になっています。底を見ると、手吹きガラスなのが確認出来ます。例え放射線量が高くとも、我々にとっては無害なレベルですが、当時空中に大量の着色用のウラン粉末が舞う工房で、それを無意識に吸い込みながら、吹きガラスを制作していたガラス職人にとっては、今考えると命懸けな作業であったと想像します。
 



by piyoyonyon | 2018-10-11 15:26 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

ヴィクトリア時代の吹きガラスのウラン・ガラスのゴブレット

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ウラン・ガラスを集めるようになってから、イギリスではフリマでもチャリティショップでも、比較的安易に安価で、ウラン・ガラスを手に入れられる事が分かりました。でもそれらは、ほとんどアール・デコ時代の型抜き大量生産ガラスで、概ねウラン含有量が低く、紫外線での発光が弱目です。それに、その時代の型抜きウラン・ガラスは、既にかなり集まって来たので、余程珍しいアイテムやデザインじゃない限り、触手が動かなくなりました。それ以前のエドワーディアンやヴィクトリアンのウラン・ガラスのほうが、大抵発光は強いし、装飾も凝っていて面白い物が多いのですが、その時代は生産量そのものがずっと少なかったはずだし、寄り古い時代の製品のほうが現在残っている数が希少なのは当然なので、安価で出会うチャンスは中々ありません。それでもヴィクトリア時代のガラス器自体なら、フリマやチャリティショップでも見掛ける機会は度々あります。デコ期以前のウラン・ガラスにも、その内出会えないもんかなーと勝手に願っていた矢先、地元のチャリティショップで、このゴブレットに遭遇しました。
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高さは20cm位で、ゴブレットと呼ぶには小ぶり。単なるワイン・グラスと呼ぶべきかも知れません。しかし、どう見ても手作りの吹きガラスで、しかもアート・グラスと言って良い程、中々繊細で凝った造りです。もしアンティーク・モールのガラス専門のストールとかだったら、それなりに結構高い値段で売られていそうなアイテムです。
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上から見ると、八角形になっています。薄い緑色のガラス金箔が混ぜ込まれて、全体に金色が散っているように見えます。所々気泡も見え、初期のガラス器の特徴が出ています。
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ステムの膨らんだ部分は空洞になっており、かなりの技術の高さが伺えます。全体的に薄くて軽く、ステムも持ち易く、多分縁の口当たりも良いはずで、使い勝手の良いグラスに見えます。
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ただし、肝心の紫外線での発光が、凄~く弱いんです! お店で確認した時は、店内が明るいから余り発光しないのだろうと思っていましたが、家に帰って室内を暗くしてブラック・ライトを当てても、やはり発光が弱かった…。P太の強力ブラック・ライトだから、辛うじて発光する程度です。これでは返ってデコ時代のウラン・ガラスより弱い程で、とんだヌカ喜びでした。いえ、貴重なヴィクトリア時代のガラス器なのは確かだし、ガラス製品として十分美しいので満足していますけど。
  




by piyoyonyon | 2018-09-04 15:26 | テーブル&キッチンウェア | Comments(0)

アンティークのミルク・ガラスのパウダー・ジャー

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フリマで凄く古そうなガラス製品を見掛け、興味深いと思い買いました(50ペンスだったし)。高さ12cm位の乳白色の吹きガラスで、手描きでエナメル彩色されています。この手作業の掛け具合から、20世紀初頭以前のガラス器である事が分かります。売り主は、これはとても古いボーン・チャイナだと言っていましたが、私が「磁器ではなくガラスに見えますけど…」と言うと、今までそう考えた事は全くなかったようで、いきなり何言い出すんだコイツ状態で目を丸くしていました。
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もっとも買った当初は、埃塗れでかなりバッチイ状態でしたから、素材を確認する程の愛着もなかったようです。しかし部分的に透明感の高い場所があり、どう見てもガラスです。
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チューリップ(と言うか飾り切りの茹で卵)型の蓋の形態が、以前アンティーク・モールで買った、フランス製のウラン・ガラス器に良く似ています。吹きガラスで形成した後、この部分のみカットしたようです。このチューリップの上から見て中心に、何故か穴が開いていて、つまり茎の部分が空洞になっていて、約100年分の埃が溜まり、取り去るのにちょっと苦労しました。
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図案は私の苦手な蝶ですが、とりわけ上手くも精密でもない分、リアルでもないので、まあ許せるかなと思っています。
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元は縁やあちこちに金彩がふんだんに施されており、当時はかなり華やかだったであろうと想像出来ます。この時代のガラス器を見ていつも不思議に思うのですが、絵柄ははっきりと残っているのに対し、大抵金彩は酷くハゲハゲで、特に擦れ易い箇所でも用途でもないのに、金彩ってそんなに経年だけで剥がれ易い物なのでしょうか??
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用途は、白粉を入れるパウダー・ジャー、または小物類を収納するトリンケット・ボックスだと思います。どちらにせよ、昔の御婦人の鏡台で使用された、優雅なアイテムだったようです。
   




by piyoyonyon | 2018-06-26 15:26 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ジェイド・ウラン・ガラスのパウダー・ジャー

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ランフォードで二軒目に立ち寄ったアンティーク・モールで、今回夫婦揃って最も気に入ったウラン・ガラスはこれでした。今まで見たことのない独特なデザインで、手吹きガラス+手描き彩色と制作に手が込んでいる上、年代の古いジェイド色のウラン・ガラスらしく発光も強い。しかし値段が、我々のコレクションとしては最高額位だった為、最初はP太は買うのを諦めるつもりでした。そこで、彼への誕生日プレゼントとして、半分だけ出費して上げました。もう既に他にプレゼントを買っていたし、全額払うのには私にとっては高過ぎたからです(笑)。
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値札には「1930年代のフランス製」と書いてありましたが、それよりもっと古いヴィクトリア時代の製品だと、ほとんど確信しています。フランス製なのは、ネットで似た物にヒットして、ほぼ間違いないようです。用途は、多分白粉を入れるパウダー・ジャーじゃないかと踏んでいます。
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蓋だけだと、まるでキャンドル・スタンドのように見えます。トップの王冠のような切れ込みは、吹きガラスで形成後にカットしたようです。
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ベル状の可憐な白い花が、エナメルで盛り上がって彩色されています。裏面は生憎エナメルが潰れて、柄が不鮮明になっています。更に元は、縁等のあちこちが金盛りで装飾されていたようで、さぞかし華やかだった事と想像します。
ウラン・ガラスとしてだけではなく、単なるガラス製品としても十分美しい工芸品です。お出掛け、そして今年のP太の誕生日の、良い記念となりました。




by piyoyonyon | 2018-03-22 15:30 | 箱・缶・入れ物 | Comments(0)

ヴィクトリア時代のグリーティング・カード

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ルイスのアンティーク・モールの店頭ディスプレイに、凄く繊細なアンティーク・カードが幾つも掲げられていました。
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多分ヴィクトリア時代の物で、以前アメリカの大手グリーティング・カード・メーカー「Hallmark ホルマーク」がリプロで出していた、レースのように緻密なエンボス&ダイカットのカードは、この手のを元にしていたんだと分かりました。
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カラー印刷部分は、クロモスを貼って作成したのだと思います。
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100年以上昔の物にしちゃ確かに状態は良いし、仕様も非常に凝っていますが、一枚10~20ポンドと、アンティーク・カードとしても高価です。
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これなんて、40ポンドもします。意匠的にだけじゃなく、もしかして歴史的にも貴重なのか?とさえ疑います。
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まあ確かに、誰もが気軽にカードを買える&送れる時代ではなかっただろうし、特にこの時代は、グリーティング・カードとしては葉書形式が主流だったようで、今でも沢山見掛けますが、こんな二つ折りの豪華な仕様のカードは、もしかしたら裕福な家庭や特権階級のみに許された、贅沢で貴重なアイテムだったのかも知れません。
  




by piyoyonyon | 2018-03-01 15:27 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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