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薔薇天国、デヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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実は前回デヴィッド・オースティン社のバラ園を訪問した際、この「ヴィクトリアン・ガーデン」を見落としてしまっていた事に、帰宅してから気付きました。他だけで十分充実していて満足しちゃった為、更に、ここは「ロング・ガーデン」の一箇所からしか通じていないので、つい入る機会を失ってしまったようです(苦笑)。
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なので、義母にとってはこの部分に入るのは初めて。
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ここは、レンガの壁で囲まれたウォルド・ガーデンで、柘植の低い生垣で仕切られた花壇の中に、イングリッシュ・ローズだけが植えられた、ヴィクトリア時代風のフォーマル・ガーデンです。
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イングリッシュ・ローズだけと言っても、花色に富み、壁やアーチに蔓バラを這わせたりと高さにも変化を付けて、全く飽きさせません。
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所々に石の彫像が配置されていますが、初代デヴィッド・オースティン氏の今は亡き奥方で、彫刻家だったパット・オースティンに寄る物。
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手前の赤紫は「ムンステッド・ウッド」、後ろのピンクは「ハイド・ホール」。
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「ロアルド・ダール」が、ここでも目立って美しさを発揮しています。
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「サー・ジョン・ベッジャマン」の甘い花色は、やはり何度見ても目を引かれます。
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「ザ・ラーク・アセンディング」の透明感のある美しさには、義母も魅了され欲しくなりました。「でもトゲ多いよ」と私が言うと、あっさり諦めましたが。
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今年のD.A.のカタログでは、この「モーニング・ミスト」に、再び結構脚光が当てられています。
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この非常に繊細で儚げな花色のバラには、義母も私も強く惹かれましたが、何故か植物札を見付ける事が出来ませんでした。「ジェントル・ハーマイオニー」でしょうか??
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こんな黄色のシングル咲きのイングリッシュ・ローズは、今まで見た憶えないと思ったら、今年発表されたばかりの新種です。「トッタリング・バイ・ジェントリー」と」言い、カントリー雑誌に長年連載されている漫画のタイトルから名付けられたそうです。最初の花期が既に終わりつつあるようですが、新種の育った株の状態を確認出来るのは、このバラ園ならでは。
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この辺りで丁度3時半位の時間でしたが、義母が「先にお茶の時間と買い物を済ませてから、またバラ園をじっくり見に来ましょうよ」と熱心に提案しました。
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ティー・ルームのラスト・オーダーは4時半まで、閉園は5時です。バラ園の規模はそれ程大きくありませんが、足が不自由と言うだけでなく、写真の撮影に時間が掛かり過ぎ、歩みの非常にノロい私達一行。これではお茶の時間を逃すかも知れないので、義母の案に乗る事にしました。
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ティー・ルームで注文したのは、またしてもクリーム・ティー。朝御飯が大量だったので、それまで全く空腹を覚えず、昼食を食べていなかったんです。
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三人ともイギリスの甘過ぎるケーキは苦手なので、自分で甘さを調節出来るクリーム・ティーは安全圏です。スコーンもクロテッド・クリームもジャムの良質で、今回も美味しく頂きました。紅茶やコーヒーに付いて来る、ショート・ブレッドのような自家製クッキーも美味。でもやっぱりいつかはここで、アフタヌーン・ティーを試してみたいなあ。
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ショップは、昨年の秋に訪れた時から、結構変更・改造されていました。今までトイレだった建物は取り去られ、苗木の売り場が拡大されていました。トイレはティー・ルームに寄り近い新しい建物に入り、またバラ園右手(南側)にも、もう一つ飲食スペースが設けられていました。
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クリーム・ティーを楽しんだ後は、さあバラの苗木を買うぞ~と意気込んだものの、私のお目当ての品種が見付からない! ぐるぐる売り場全体を回って、最後に一つだけ残っているのを見付け出し、ホッと安堵しました。わざわざここまで来て買えないなんて…と焦ったので、義母の提案通り、閉園間際の買い物じゃなくて良かったと、つくづく思いました。




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by piyoyonyon | 2018-07-11 15:29 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

シュロプシャーの田舎宿「ザ・ダウン・イン」

シュロプシャーへの小旅行の宿泊先は、Bridgnorth ブリッジノースから南西5km程のイン(大抵居酒屋を兼ねた昔ながらの小規模旅館)を予約していました。インとは言え四つ星のホテルで、大手宿泊予約サイトでも、利用者レビューの最高得点クラスを獲得しています。P太が予約サイトの会員登録をすると、思いの他手頃な宿泊料金で予約する事が出来ました。
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それがここ、「The Down Inn ザ・ダウン・イン」。村と言うより、周囲に農家が疎らに在るだけの、Bクラス道路の辺鄙な場所にポツンと突然立っています。外観は割と普通です。ところが、次々と車で客がやって来る人気ぶり。背後の広い駐車場は、見る見る満杯になって行きました。
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私達の部屋はこんな感じ。広さは十分あり、清潔感は申し分なく、機能的にも問題ありません。
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オーク材の家具が中々重厚ですが、さりとて装飾過剰では全くなく、全体的にはあっさりモダンで快適です。専用駐車場からすぐなのも、安心で便利です。
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義母の部屋も、同じような広さとインテリアでした。最初義母は、部屋の割に余りに料金が安いので、二部屋じゃなくて一部屋分の値段と勘違いしていない?と疑っていました。
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パブ兼用なので、同じ建物内で夕食が取れるのも魅力です。その料理の質の高さも、この宿の人気の秘訣で、スコアの高さに大きく反映しているそうです。この日は父の日だった為、予約してもテーブルを確保出来るだろうかと心配になる程混んでいました。生憎P太は、もうこの日は車を運転する必要がないのに、通風の発作の為お酒は飲めませんでしたが…。
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日曜日だったので、メイン・コースは「carvery カーヴェリー」のみです。カーヴェリーは、ローストされた肉を好きなだけ切り分けて貰い、好みのソースと付け合わせを自由に選べるビュッフェ・スタイルの食事で、イギリス人にとって最も御馳走の一つ。
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え?美味しそうに見えない?? …そりゃーイギリス料理っちゃ、こんなもんです(笑)。ロースト・ビーフ、チキン、ターキー(七面鳥)を一切れずつと、ヨークシャー・プディング、スタッフィング、紫キャベツの煮物、ロースト・ポテト、ロースト・パースニップ(白ニンジン)、カリフラワーのチーズ・ソース和え、マッシュ・バターナッツ(カボチャの一種)、茹でブロッコリー、クランベリー・ソース、ミント・ソース、グレービー(肉汁)ソース等を選びました。
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全体的に薄味で、素材の味が生きた上品な味付けが意外でした。いえ、私には丁度良いんですが、イギリス人とっても、それで大丈夫なのかと意外だったのです。グレービーでさえ、かなり薄味でした。しかし肉自体は、全て驚く程柔らかくジューシーでした。質の悪いカーヴェリーでは、肉が硬かったり、脂身が多かったり、パサパサに乾いていたりするんです。
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たらふく食べたくせに、デザートの魅力には逆らい難く、P太と二人でチーズ・ケーキのクリーム添えを半分個しました。これがムースのようにふわふわと軽い、ベリーの酸味が爽やかな、甘さ最小限のチーズ・ケーキでして、あっと言う間にペロッと平らげちゃいました。
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一方義母は、軽い物が食べたいワと言いつつ、ブラウニーのアイスクリーム(更にホイップ・クリームも付いて来た)添えを注文しました。が、これは相当濃厚で甘ったるく…、P太と私とで手伝っても、半分位は残してしまいました。でもこれは、明らかに選択のミスですよね。イギリスのデザートは、大抵クリームかアイスクリームから選んで添える事が出来、ここもそう言うシステムでしたが、アイスクリームでは甘くなり過ぎる可能性が大なので、私は選んだ事がありません。その点クリームは、無糖の物が添えられる為、コクは出て重くはなるけど、甘さを還元してくれます。
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街灯が明る過ぎる我が家とは違い、完全に真っ暗で静かで平和な夜でした。が、P太の鼾が非常にうるさいのは、家で寝る時と変わらない…(涙)。次の日の朝は、天気がかなり回復していました。
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イギリスの宿の楽しみは、朝食にあると言っても過言ではありません。イギリス式の注文に応じて調理される暖かい朝食が、宿泊料金に含まれているのも、この宿の人気の高さの秘訣です。なんとここでは、朝食のメニューに「エッグ・ベネディクト」までありました。こんなの、イギリスの宿で初めて見ます。私と義母は、ウキウキとこれを注文しました。料理を待つ間、ビュッフェでシリアルやヨーグルト、ジュース、ベリー類を取る事が出来ます。
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P太が頼んだのは、典型的なイングリッシュ・ブレックファースト。ベーコン、ソーセージ、ブラック・プディング、焼きトマト、炒めマッシュルームとジャガイモ、それに揚げトースト。ベイクド・ビーンズが加われば完璧ですが、P太は豆が好きではありません。卵料理は、目玉焼きや茹で卵、オムレツから選べる中、スクランブル・エッグを選択しました。これに、更にトーストも注文しました(イギリスらしく焼き過ぎで焦げていましたが)。
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来ました~、私のエッグ・ベネディクト。イングリッシュ・マフィンのトーストの上に、ポーチド・エッグ、スモーク・サーモン、それにホランディーズ・ソースが乗っています。焼きトマトと炒めマッシュルーム、ベイクド・ビーンズも加えました。朝食も、やはり全体的に薄味でした。
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ポーチド・エッグは意外と作るのが面倒臭く、またホランディーズ・ソースも結構手間が掛かるので、自分では作った事がありません。しかし、サーモンとホランディーズ・ソースの組み合わせは、やはりバッチリです。ポーチド・エッグがもう少し柔らかくて黄身とろりだと嬉しいんだけど、生卵の食べられないイギリス人向けでは、こんな物なのかな。
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義母は、調理朝食はエッグ・ベネディクトだけでしたが、他にクロワッサンもオーダーしました。多分冷凍のパン・ダネを、注文を受けてから焼き上げるようです。こちらもちょっと焼け過ぎですが、外側は香ばしく中ふんわりで美味しく頂きました。
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イギリスでは珍しく、朝食のコーヒーもちゃんと美味しく、義母は、もしまたバラ園に来る機会があったら、絶対この宿に宿泊したいと、とても気に入っていました。宿泊予約サイトでは、不正で点数を高くしている場合もやはりあるらしいのですが、この宿は評価通りの質の高さでした。今まで自分がイギリスで利用した中でも、確実にベスト5に入る宿屋だと思います。
  




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by piyoyonyon | 2018-07-02 15:35 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

初夏のナイマンズ 1

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Standen スタンデン」を訪れた次の週末は、五月で二度目の三連休でした。しかし天気予報は、生憎三日間とも雷を伴う暴風雨。唯一晴れの予報の土曜日の午後に、急に思い立って、我が家から程近いナショナルトラストの「Nymans ナイマンズ」の庭園へ行く事にしました。
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ナイマンズに来たかったのは、花の撮影の練習をしたかったからです。入り口前の駐車場脇の花壇からして、こんなに花々で溢れています。
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この時期は、アイリス中心の花壇になっていました。
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カフェ・売店を通り抜け、この庭園で最初に出迎えてくれたのが、このハンカチの木。
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続いて、長く幅が広い宿根草のボーダー花壇。
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青いダッチ・アイリスと赤紫のアザミ、背後に咲いている白い花はウツギのようです。
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カフェ脇の説明に寄ると、これは細葉丁子草だそうです。
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花の撮影の練習と言っても、技術的な上達は見込めそうもありません(苦笑)。単に、構図や角度の工夫をする事です。例えば、白い風露草の写真は、普通なら自分の目の高さでこう撮り勝ちです。
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しかし、少し目線を変えて、出来るだけ背景を生かして被写体を際立たせるようにと、P太先生は指導します。
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セントーレア・モンタナ(宿根矢車菊)と、オレンジ色のウェルシュ・ポピーの鮮やかな組み合わせ。
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こちらは、白花のセントーレア・モンタナ。同じく宿根矢車菊のデアルバータより、花びらが疎らなようです。
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凄く背の高い黄花アイリス。皆、日当たりの方向に傾いています。手前の青紫の花はネペタかな。
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段状咲きになった、背の高いプリムラ。
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透明感が美しいアストランティア・マヨール。
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春の球根植物としては、一番最後位に花開くアリウムですが、花壇の目を引くアクセントになって良い仕事しています。
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チューリップや水仙の球根に比べると、値段が割高なんですよね~。それにうちでは、アリウム・モーリー以外のアリウムは、皆育たなくて自然消滅してしまいました(涙)。
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小屋の脇に咲く白い藤も、あえて小屋の壁を背景に撮影。
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バラ園は、この時は未だ花期には早過ぎました。唯一咲いていたのは、ほとんどルゴサ・ローズ(日本のハマナスの改良種)だけ。
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イングリッシュ・ローズの「ワイルド・エドリック」は、うっとりする芳香の強さですが、ルゴサ系なので幹が凄いトゲトゲ。我が家には、迎え入れられそうもありません。
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アイルランド民謡「The Last Rose of Summer 夏の名残りのバラ(邦題:庭の千草)」のモデルと言われる「オールド・ブラッシュ・チャイナ」は、歌詞通り晩秋まで咲き続ける上に、咲き始めも早い働き者。
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バラの下草のネペタの合間に、黄色いウェルシュ・ポピーが紛れ込んでいました。
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盛夏と秋には見事なボーダー花壇は、この時は未だ植え込み待ちの寂しい状態。
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その脇にある藤棚は、丁度真っ盛りです。この庭園を紹介する時に良く使用される、アイコン的なお屋敷(半廃墟)の壁の壁を伝う藤は、一足早く終わっていました。
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藤の花とバターカップの組み合わせ。
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こちらは、ヤマボウシorハナミズキ系の花とバターカップ。単なる雑草のバターカップですが、群生すると中々見応えがあり、背景として結構お役立ちです。
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この庭園は、ツツジやシャクナゲも見事です。
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お屋敷に近付いて来ました。お屋敷の裏手に、新たにカフェ・コーナーが出来ていました。ここは、かつては厩か車庫だった場所のようです。
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いつもは庭園散歩の最後にアイスクリームを食べますが、この日は相当暑かったし、到着した初っ端からP太がアイスアイスと騒いでいたので(子供か)、ここで早くもアイスクリーム・タイムとなりました。私はストロベリー&クリーム、P太はハニー&ジンジャーを選択。ストロベリーは甘さギリギリで自然な風味で爽やか、P太のは生姜が半端なく利いてスパイシー、どちらも非常に美味でした。地元ウェスト・サセックス州の乳業製です。
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しかし後から知った事には、同じメーカーのアイスなのに、入り口のカフェのほうが安かった…。ナショナルトラストの敷地内であっても、飲食店だけは外部経営の場合がある為、こんな差額が出るのかも知れません。しかしロケーション的には、いつも混んでいて騒がしい入り口近くのカフェより、ここの方がずっと落ち着いた良い雰囲気でした。---食後は、まだまだ歩きます。



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by piyoyonyon | 2018-06-13 15:31 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

初夏のスタンデン 2

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Standen スタンデンのお屋敷脇のテラスでお茶した後は、屋敷から低い部分に向かいます。
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やっぱりイギリスの庭園を楽しむのには、こんな快晴の日に限ります。日本庭園の場合は、雨や曇りの日でも結構絵になるんですけどねー。
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牧草地の上には、先程訪れた東屋が見えます。一面に咲く黄色い花は、バターカップ(ウマノアシガタ/キンポウゲ)。我が家で雑草として生える物より、背の高いタイプです。
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屋敷の下方には、こんな円型のローズ・ガーデンが出来ていました。ここも新しいようで、未だバラの株が十分育っていません。
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バラの下には、主にアイリスが植えられています。
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ハナニラのような小ささですが、蕾を見ると、これもアイリスの仲間のようです。
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バラ園の脇には、池が作られています。池の中を熱心に観察している男性が居て、何でも珍しい種類の爬虫類が生息しているそうです。
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更にこの下にも、もう一つ池が設けられています。その周囲は、ファーン(羊歯)ガーデン。
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「樹木を保護する為、登らないよう御協力お願い致します」と書いてあります。庭園や植物園で木に登るなんて、日本なら在り得ませんが、イギリスでは子供が登っても注意しない親をしょっちゅう目撃します。この他にも、あちこちに「花壇を踏み荒らさないで下さい」等のサインを見掛けました。そして、サインがあるのにも関わらず、実際荒らしている子供も見掛けました。
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更に下方には、ツツジ&シャクナゲ園がありました。シャクナゲが巨大な樹木なので、日本のとは随分雰囲気が違います。
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その隣は、クロッケー(クリケットじゃないよ。ゲートボールみたいなやつ)等の競技の為の緑地のようです。ここにも、モリス柄のデッキ・チェア。
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競技場から見上げた屋敷。かなり急な勾配です。やはりシャクナゲの巨木が。
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イギリスのシェイド・ガーデンの代表的な植物、ソロモンズ・シール(ナルコユリ)。
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お屋敷の脇に、渡り廊下で繋がったコテージがあります。ここの手前がコテージ・ガーデンになっていまして、これこそ日本人が思い描くイングリッシュ・ガーデンに最も近いかも知れません。私にとっても、ここが一番庭造りの参考になります。
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既に、オリエンタル・ポピーも咲いていました。広さに余裕があるから、多少の雑草なんて気にしない所が、コテージ・ガーデンの真髄です。
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ユニオン・ジャックのバンティングが飾ってあるのは、ロイヤル・ウェディングを祝っての事かも。
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その渡り廊下の下を潜ると、屋敷の正面玄関です。
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その向かい側の高台にも、近年花壇が設けられました。この先を登ると、前出の山小屋と展望テラスに通じます。
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最後に、やはりアイスクリームを食べました。納屋カフェの壁にも、モリス柄のタペストリーが。
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P太はブラックベリー・ヨーグルト味、私はキャラメル&ヘーゼルナッツ味にしました。カップが大きめ!と喜んだら、実はロンドン・ブーツ仕様(つまり上げ底)で軽かった…。でも、味はバッチリでした。本当に今は、イギリス中の何処でも、安心の美味しさのアイスクリームが買えるようになりました。しかし値段は、こんな量産アイスでも、二人で700円位と結構馬鹿になりません。
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キッチン・ガーデン、すなわち家庭菜園を通って、駐車場に戻ります。
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ここでは、既にルピナスが咲いていました。
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その下には、ポーチド・エッグ・プラント(リムナンテス)の群生。
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果樹園の中には、ミツバチの巣箱が。周囲の風景も、いかにも田園的で絵になります。
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駐車場脇の牧草地も、一面バターカップの花畑。
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正直言ってスタンデンで、これ程植物を楽しめるとは期待していませんでした。ここの庭園は、以前はほとんど屋敷周りの僅かな部分だけでしたが、どんどん新しい試みに挑戦し、増やして来ているようです。イギリス南部では結構珍しい程変化に富んだ地形に、様々な種類の庭が在り、見所がコンパクトにまとまっている為、一層充実感を味わえたように思います。

  



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by piyoyonyon | 2018-06-07 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ハッチランズ・パークへブルーベル花見

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ライへ行った際、既にブルーベルの開花の季節である事に気付いたので、次の週は何処かへブルーベル花見に出掛けたいと思いました。出来れば、今まで訪れた事がない場所に行きたくなり、ナショナルトラストの「Hatchlands Park ハッチランズ・パーク」を選びました。ハンドブックにも、ブルーベルの森が在ると書いてあり、その美しい写真も掲載されています。
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ここは、うちからそう遠くありませんが、今まで訪れた事がありませんでした。
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元々は、軍人で政治家だったエドワード・ボスコーエン提督の、18世紀中頃に建てられたジョージアン様式の邸宅と、その広大な敷地だったのを、ナショナルトラストに寄贈された場所です。その規模は400エーカー(東京ドーム約35個分)だそうで、イギリスのカントリー・ハウスの敷地としても、国内屈指の広さと言われています。
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J.S.バッハやショパン等の楽聖達の使用した鍵盤楽器のコレクションを誇る屋敷と、その周囲の庭園も一般公開されています。ただし4月~10月の午後のみで、更に公開曜日は一週間の半分程度で、毎週土曜日は閉館。今まで訪れた事がなかったのは、このせいだと思います。
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ブルーベル花見には、紫色で記されたコースを通って「8番」の森へ進めと、入り口の看板に書いてあったので、その通りにします。まずは、ひたすら牧草地を歩きます。
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草原のあちこちに、樹齢数百年は軽く超えている、巨大な樹木(主に樫)が生えています。この時期の葉は、強い日差しと青空に映えると、まるで蛍光色のよう。
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この木は、寄生されている訳ではなく、一度死に掛けて復活した模様。大木の強靭な生命力を感じます。根元には、大人でも十分入れる大きな洞があります。
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前方に森が見えて来ました。
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この森の中には、「Wizard Wix’s Willow Warren」と言う、大木と組み合せて建てたキャビンが在ります。しかし、お目当てのブルーベルは一向に見当たらない!
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この森を抜けると、入り口に小屋のある、もう一つの森が見えました。これが、地図上で8番と記されている森です。
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本当にここでブルーベルが咲いてるのぉ?と半信半疑でしたが、ちゃんとありました。遊歩道の脇はロープで仕切られていて、良く管理されいます。じゃないと、子供がブルーベルを踏み荒らしても、親は注意しませんから。
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ブルーベルの群生する森は、太古から余り人間の手が加えられていない、つまり原生林に近い状態だと言われています。
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ここのブルーベルの絨毯は、場所に寄って、ほとんどブルーベルだけが地面を覆っている箇所もあれば、芽吹いた羊歯が混じっている場所、またはブランバー(ブラック・ベリー)の藪の合間に生えている場所もあり、青色の密度が違います。
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ブルーベルだけの場所では、葉は既にほとんど地面に寝そべっていて、花茎だけが起き上がっているのが分かります。
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森の中の木の根元に、こんなドアが取り付けられてありました。ドアノブだけで開かないんですけど、子供には勿論大人気。「何が住んでいるの?」と、色んな想像を掻き立てる、お茶目なアイディアです。
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昨年のブルーベルの満開時は、丁度私が日本へ去る4月中旬でした。
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今年は、異常気象だった訳でもないのに、それより半月遅く、ブルーベルの開花時期は、桜以上に年に寄ってバラつきがあり、中々読めないと実感します。
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早くに航空券等を予約しなければならない海外旅行者にとって、このイギリスならではの景色を眺められるのは、結構貴重な機会かも知れません。
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ただし、花持ちは桜より良い為、満開時の結構長い点はせめてもです。
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遊歩道が微妙に方向を変えて森の中を円を描いて回っており、いつの間にか入り口の小屋近くに戻ってしまいました。
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やっと森を出ました。傾斜が緩やかなので実感していませんでしたが、割と標高は高く(注:イギリスとしては)、かなり遠方まで見渡せます。
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汗ばむような日だったので、カフェでアイスクリーム・タイム。お屋敷は閉まっている日でも、カフェや売店、トイレは開いています。これは、元stable(厩や馬車の車庫)の建物のようです。
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P太はブラック・カラントのシャーベット、私はイギリスの夏のデザートの定番、ストロベリー&クリーム味を選択しました。あくまで苺味アイスではなく、バニラクリーム・アイスに、本物の苺の粒が入っています。クリーミィで甘さスッキリで美味。ブラック・カラントは果汁そのものの味で、これまたすこぶる美味でした。
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厩の近くで飼われているロバ。CallumとMorrisと言う名だそうです。どちらがどちらかは分かりませんが、左のロバの生イーヨー感が半端ない…。
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樹形が見事完璧な木。ただし、この角度からだけでした。
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結局ちゃんと目的は果たし、新緑の美しさも満喫しました。しかし、お屋敷は見学出来なかった事もあり、何か物足りないと言うか、単にだだっ広い公園と言う印象で、ブルーベルの森はそのほんの一部でした。今後ブルーベル花見を目的に、再びここを選ぶとは思えないなあ…。まあ初めてで知らなかったから仕方ないし、只ひたすらのんびりと自然の中を歩きたい!と言う時には、便利な立地かも知れません。実際、ロンドンから近い事もあり、かなり人気のようでした。高低差は余り無く概ね平坦なので、ベビーカー連れや高齢者には最適な散歩コースのはずです。





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by piyoyonyon | 2018-05-22 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

ノーリッジのベルギー・ブラッセリーでの夕食

誕生日&結婚記念日のお出掛けでは、昼食は弁当を持参し、夕食を現地Norwich ノーリッジで取る予定にしていました。夕食を取る店の目星は、予め付けていました。前回は時間が足りない(夕食開始時間が少し遅かった)為に諦めた、ベルギー料理のブラッセリー(フランス式居酒屋)です。
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ロケーションも良く、お店の外観からして、クラシックな木組みの家で大変ソソられます。
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隣の教会とは建物が繋がっており、その部分にはこんなトンネルが開いています。トンネルの奥は、劇場に続いています。
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店名は「The Belgian Monk ベルギーの僧侶」。まあベルギーの修道院僧って、せっせとビールを醸造しているようなイメージですよね。
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外の看板に出ているメニューからして、変わっていて魅力的な料理揃いでした。しかも一品6.75ポンドで、二品だと少し割引されて12.95ポンド。外食でメインコースが7ポンド(千円ちょっと)以下で食べられるって、英国では破格の安さなのです。この中の「Croustade クルースタード」の意味が分かりませんでしたが、ネットで検索した所、「パン生地で包んだもの」との事。「きっとソーセージ・ロール(イギリスの定番の惣菜パン)のような物だよ!」と、勝手に納得したらしいP太。
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店内も、想像通りの良い雰囲気。実際に歴史ある木組みの建物なのが分かります。私は「ワイルド・マッシュルームとカシュー・ナッツのパイ、茹で新じゃがと茹でインゲン添え」、P太は「ムール貝のクルースタード、サラダとフレンチ・フライ付き」を注文しました。
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二階席もありますが、既にほぼ満席でした。ただし夕食開始直後の早い時間に入店した為、予約席に座らせて貰いました。とても人気が高い店のようで、予約を入れたほうが良さそうです。
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料理が運ばれて来ました~。P太の「クルースタード」は、実はパンの器だったのです。
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パンは、「プール」のようなフランス・タイプ。繰り抜いた中には、たっぷりの西洋ポロネギと一緒に炒め煮したムール貝が詰まっています。パンの外側は最後までパリパリと香ばしく、内側は貝の濃厚なエキスをたっぷり吸って、しっとり味わい深く絶品だったそうです。フライド・ポテトにマヨネーズが付いているのは、ベルギーやオランダでは定番(…カロリーの上乗せだが)。
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私のは、数種のキノコのグレービー・ソースに、カシュー・ナッツがザクザク入っていました。茹で新じゃがとインゲンには、軽くバターが掛かっています。
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パイ皮は勿論パリパリ&サクサクで、グレービーとの相性抜群で凄く美味しい!! これがもしカシューではなく豆だったら、割と在りそうなお料理ですが、こんな組み合わせは初めてです。香ばしいカシューは好きですが、実はふやけて少し柔らかくなったカシューも大好きなのです。それでいて、ちょっと日本の餡掛けのような、ホッとする懐かしい味わい。味付け自体は奇を衒ったところがなく、丁度良い塩梅で、最後まで飽きずに食べられます。どちらの料理も美味しくお得な上に、前菜もデザートも必要ない程の量が十分ありました。
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しかし、デザート・メニューの魅力にも逆らえず、二人でチョコレート・ワッフルを一皿注文しました。ベルギーと言えばワッフル。これがまあ、外側はさっくりし、内側は口の中で蕩ける様にふわっと軽く、粉もんなのに全く重くない、間違いなく今までで最高に美味しいワッフルでしたよ。一人一皿ずつでもイケたかも(笑)。チョコレート・ソースは、甘さ控えめのビターで濃厚。
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イギリスの飲食店では、会計後にミント・キャンディーやミント・チョコを出す事が多いのですが、この店のミント・キャンディーはオランダ製でした。ウィルヘルミナ女王様柄の、有名な飴ちゃんだそうです。食べてみると、丁度でかい穴ナシのポロと言う味でした。
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文句の付け所がない、至福の記念日ディナーでした。唯一残念だったのは、ベルギー・ビールが豊富に揃っている店なのにも関わらず、P太は車を運転するから注文出来なかった事。私は酒類を必要としない下戸なので、もし私が車を運転出来れば一番好都合なのですが、恐らく世界で一番車の運転に向いていないタイプの人間だから、一般人の飲酒運転以上に怖い事になるでしょう(苦笑)。
  




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by piyoyonyon | 2018-04-23 15:32 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

日本三大桜の一つ、三春の滝桜

昨年春から初夏に掛けて日本に一時帰国した後、その記事を順追ってブログにアップしましたが、やはりこの記事だけは、桜の季節に載せるべきだろうと勝手に思っていました(…そう思いつつ忘れなくて良かった)。そもそも昨年の帰国は、三春町の滝桜の開花時期に合わせる事が、目的の一つでもありました。福島県出身の私は、子供の頃から何度も滝桜を見て来ましたが、進学に伴い上京して以降は、中々見る機会がありませんでした。
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滝桜は、三春の旧市街地から離れた農村部にあります。周囲の細い道路は大変混み、特設駐車場も限られていて、この時期には空きを探すのが非常に難しい為、行きは父の車で滝桜で降ろして貰い、帰りは旧町内まで徒歩で帰る事にしました。
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丁度満開で天気もまあまあ良好だったので、地元のTV局のクルーが何組か来て中継していました。
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でも、この日は平日だったから、歩くのもままないない程の混雑ではありませんでした。
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一応所々に青空は見えますが…、雲が多くて日光が射しません。
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昔は幹に直接触れる事も出来ましたが、今は根が傷むのを避ける為に、周囲に柵が巡らされています。更に、保護活動の為の観桜料(一人300円)も必要です。
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とは言え、枝は大きく広がり低く垂れ下がっているので、桜の花は十分間近で見る事が出来ます。
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昔は藩主の桜でしたが、今は小学生を含む地元を人々から手厚く保護されています。周囲に植えられた菜の花が同時に咲き揃うのも、地元民に寄る尽力の賜物。
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また、桜の季節以外でも花が楽しめるよう、背後には紫陽花が植えられています。
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阿武隈高地の中に在り、背後の高台に登ると黒石山等が見渡せます。
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高台にも、桜が植えられています。ここには、福島県出身の歌人・草野心平の歌碑もあります。
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周囲には、この時期だけの仮設飲食店や土産物屋が並びます。やはり食べ物は、花見の醍醐味の一つ…。ええ、食い意地は張ってますとも。
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もしP太か姉と一緒だったら、片っ端から買い食いし捲くったことでしょう(笑)。
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と言いつつ、ぼっちでも「おおはたや」の豆腐ドーナツの魅力には逆らえず。
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滝桜の子孫の苗木も販売されています。うちの両親の庭の枝垂桜も、こう言う苗木から育てたようです。滝桜の子孫苗は、瑞巌寺の愛姫の廟を含む日本全国を始め、ザルツブルク出身の指揮者カラヤンの生家や、ポーランドやハンガリーにも植樹されてるそうです。
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その内、やーっと待望の日差しが照り出して来ました。
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やはり桜の花は、青空を背景に日光を浴びてこそ映えます。
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樹齢は1000年以上、樹高は凡そ12m、枝張りは約20m。幹周囲は約10mと言われていますが、表皮のみで中は空洞になっています。その中には、小さな祠が祭ってあります。
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日本五大桜、または日本三大巨桜の一つで、とにかく日本を代表する桜の一つである事は疑いようもありません。富士山や京都、浅草雷門なんかと並んで、日本の代表的なイメージとして、旅行ガイド・ブック等の日本を紹介する外国の本の表紙に登場するのを良く見掛けます。
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ピンク色が濃い目の「エドヒガン系ベニシダレザクラ」の花そのものが美しいのは然る事ながら、天然の造詣なのに、まるで盆栽のお手本のようと言うか、アシンメトリーな枝ぶりが、これぞ日本の伝統美!と呼べる程の見事なバランスだと思います。
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訪問者は年間30万人と言われていましたが、やはり震災を原発事故の影響で打撃を受けているようです。とは言え、海外からの観光客も多く見掛けました。
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昨年は4月20日頃が満開でしたが、今年は開花がずっと早く、4月2日に開花宣言しています。この時期はJRも臨時便列車を増発し、町内周遊バスや無料シャトル・バスも運行します。
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最後には夕方に近く、いつの間にか観光客も少なくなっていました。
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帰りは、田舎道(一応県道)を通りながら、独り旧町内へ戻ります。4km位かなあ? 
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途中、こんな長閑な田園風景が広がっています。一番奥の赤い屋根の建物はお寺。
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滝桜は東向きの斜面に生えているので、写真を撮るなら晴れた午前中がベストかも知れません。それと、ライトアップされた夜桜も未だ見たことがないので、いつかは鑑賞しておかなくてはと思っています。もしこの滝桜が枯れて無くなったら、三春町の観光収入にとって致命的な打撃になるし、日本国民にとっても大きな損失となります。しかし残念ながら、どんなに精魂尽くして手入れしても、桜とて生き物なので、永遠に咲き続け存在する訳ではありません。未だ桜の時期の日本を訪れた事のないP太にも、少なくとも一生に一度は絶対に見せなくてはと肝に命じます。そして、今年も綺麗に咲いてくれて有り難うと、滝桜に感謝する事を忘れてはなりません。




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by piyoyonyon | 2018-04-05 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

クリスマス前のルイス

姉へのクリスマス・プレゼントのビンテージ・ジュエリーを買いに、今年もアンティーク・モールの多い町Lewes ルイスに行きました。お昼は外食にしようと珍しくP太が言い出しましたが、お気に入りのポーリッシュ・カフェが失くなって以来、ルイスには私達にとってコレと言った飲食店がありません。ネットで検索したところ、ノーリッジで偶然選んで入って美味しかったフレンチの支店が、最近ルイスにオープンしたらしいので、其処へ行く事にしました。
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ランチは12時からで、お昼ちょっと前に到着した為、待っている間にルイス城の周辺をブラブラ。
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このお城の内部(敷地内)には入ったことはありませんが、友達の話では、中世の衣装の貸し出しコスプレが出来るそうです。
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イングリッシュ・ヘリテイジの会員だった時は、確か入場料半額でしたが、結局アンティーク・モール巡りのほうが忙しくて、つい見逃してしまいました。
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目当ての「Cote Brasserie コート・ブラッセリー」は、お城のすぐ近くの目抜き通り沿いに在ります。この町には三ヶ月前にオープンしたとの事ですが、既にかなり人気で、開店と同時にお客が何組もゾロゾロと入って行きました。
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建物は、ジョージアンの古い建物を改装して使用しているようです。トイレは地下にありましたが、複雑に折れ曲がった廊下の奥で、まるで迷路のようでした(笑)。
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この暖炉や鏡も、ジョージアンの物をそのままリフォームしているようです。
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土日のランチ・メニューは、生憎夕方まで注文出来るお得なコースではなくて、ビーフ・ステーキかチキン・ソテーかハンバーガーの三種類だけですが、丁度私達はハンバーガーが食べたかったのでした。…全然フランス料理じゃないじゃん(笑)。
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しかし、肉が良質で味わい深いのは勿論、バンズが凄く美味しいのですよ。ハンバーグはイギリスでも概ねまあまあ美味しいのですが、大抵はバンズがまるで駄目です。でもここのは、ちょっとブリオッシュみたいな甘目の、外側はカリッと焼かれ、中は適度な弾力の有るバンズでした。オプションで、チーズとベーコンをプラスしています。分厚過ぎて齧り付けない為、ナイフとフォークを使用。付け合わせがチップスじゃなくて、細いフライド・ポテト(フレンチ・フライ)なのが、一応フランス風と言えばその通りです。
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食後は、勿論アンティーク・モールでビンテージ・ジュエリー探しに勤しみます。その合間に、クリスマスらしいアイテムがちょこちょこ目に映りました。このストールは、普段は古い印刷物を中心に扱っていますが、クリスマス時期には古いボーブルがずらりと並び、中々見応えが在ります。
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オリジナルの外箱にイギリス製と書いてあるのに、イギリスでも製造していたのかとちょっと驚きました。昔の薄いガラス製のボーブルは、ポーランド製が圧倒的に多いので。
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ボーブルは、大体色や素材別に分けられています。
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手前右の長いのは、ツリーの天辺に飾る「topper トッパー」と言うタイプ。
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しかし、毎年同じ物を売っているところを見ると、大して売れては居ないようです…(笑)。
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まあこういう場所に出店している人達は、儲け目当てではなく、半分以上が趣味だとは思います。アンティーク・モールの出店料は、どんな田舎でも結構驚きの高さです。
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中々好みのイラストの、昔のクリスマス・カード。古いコインが嵌め込まれたままです。ラッキー・コインの意味があったのか、単なるお小遣いだったのか。
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他のストールで。ビンテージ・ボーブルは、やはり軒並み結構高価です。
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これは北欧製のクリスマス用のテーブル・クロスらしいのですが、凄く可愛くて気になりました。
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布の中央は、ユール・トムテらしき子供達。
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5ポンド位だったら買ったところですが、結構高かった。
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同じストールで。子供用のニットのチロリアン・ジャケットと、御揃いのキャップです。クリスマスのディスプレイ用にもぴったり。
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勿論姉へのプレゼントは、全てのアンティーク・モールを巡って探し出し、ついでに自分へのプレゼントも買って貰い、P太も自分の為のいつもの「原子力お宝」を見付け出して買いました。しかし、昼食を飲食店で取ると、例えメインだけでも、結構ゆっくり目の給仕だった事もあり、やはり時間が足りなくなるようで、結局最後は結構駆け足でした。
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昨年のクリスマス前にルイスを訪れた時は、その四日後に愛猫トラを失いました。ルイスに居た時点では、未だトラが病気である事すら気付いていませんでした。なんて事を、今回訪れた際に思い出して、夫婦でしんみり話していたのですが、今年はここを訪れた三日後にポコが亡くなりました。大好きなルイスなのに、冬に訪れるのがトラウマになりそうです…。
  



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by piyoyonyon | 2017-12-21 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

秋のボディアム城

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先月末のお天気の良い平日に、有給休暇を取ったP太と一緒に、イースト・サセックス州南部に在る、NT(ナショナルトラスト)の「Bodiam Castle ボディアム城」へ出掛けました。ここは、イギリスを代表する中世の城の一つで、イギリスの城のカレンダーや、ナショナルトラストのガイドブックの表紙にも登場する程、絵になるロマンティックな古城です。
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平日なのに、予備の駐車場を使用する程混んでいました。海外(フランスやドイツ)からの車も、結構多く見掛けました。左手に見える四角いコンクリートの建物は、第二次世界大戦の砲撃代の跡。しかし、こんな大きな町から離れた辺鄙な場所が、ドイツ軍に攻撃される事はなかった為、兵士達はダラダラと専ら茶を飲んで過ごしていたそうです。
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ここを訪れるのは三度目ですが、二度目は真冬だった為、城内は閉鎖されて入れず、堀の外側から眺めるだけでした。
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四方を堀に囲まれている訳ですが、日本の城の深い堀+切り立った石垣とは全く違い、水面が地面と大差ない高さの、非常に幅の広い堀で、まるで湖に浮かんでいる城に見えると思います。
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これは城の南側で、正面に見えますが裏門です。城主夫妻の個人的な入り口に使用されたのではと言われ、かつては橋が架かっていたようです。
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この日は風がほとんどなかった為、水面に写る城もはっきりと美しく見えます。
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夏には堀に睡蓮が花開き、更にロマンティックな光景になるし、冬には堀の水面から登る蒸気霧に城が包まれた姿も幻想的です。
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とにかく、歴史的ドラマの撮影にも度々使用される、非常に絵になる城です。
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堀の東側の草原に、中世の騎士のような木像が建てられていました。
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その側には、こんな木像も。大蛇にしか見えませんが、もしこれが竜だとしたら、人物のほうは、イングランドの守護聖人セイント・ジョージ(聖ゲルギオウス)ではないかと思います。
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城の正門=門楼は、北側に在ります。城の北の斜面には、ブドウ畑が広がっています。地球温暖化で、イギリスのワインの生産量が急増しているそうです。
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城内へは、この木橋を通って行きます。
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現在は、NTの受け付けや駐車場が南側にあるから、南が正面に思えますが、当時は主要道路が北西から伸びていた為、北側の門楼に続く橋も、堀の北西側(写真右手)から伸びていたそうです。
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こちらが門楼(ゲートハウス)。
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門の天井に穴が沢山開いていますが、敵が侵入した際、この穴から弓矢で打ったり、石や煮え滾る油を落としたりする為に開けられたのではないかと言われています。別名「殺人穴」。
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堀の外からはほぼ完璧な城に見えますが、御覧の通り、内部はほぼがらんどうの廃墟です。
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しかも、この敷地全てが城だった訳でなく、建物は塔に連なる四角い外壁に沿っての部分だけで、中央の広い部分は中庭でした。
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このボディアム城は、14世紀末に、百年戦争での活躍で莫大な富と栄誉を得た、国王直属の騎士であり国会議員だった、Sir.Edward Dallingridge エドワード・ダリングリッジ卿に寄って建てられました。国内の反乱や、フランスからの侵略に備えて建設されましたが、実際には一度も攻撃されたことはないそうです。
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ノルマン様式より後の時代で、この頃から、城に要塞としての戦力的な実用性だけでなく、優雅で快適な住居としての建築美が求められるようになりました。
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しかし17世紀の清教徒革命の際に、当時の城主が国王側だった為、城はオリヴァー・クロムウェルに破壊されて朽ち果てて行きました。
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こちらは、西側に在る従者用の厨房だった部分。これは、巨大な調理用竈だったようです。この城では、西半分は概ね召使い達のスペースで、城主一家は主に東側に住んでいました。
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南東の大広間だった部分。玉座…と言うか、城主の席が再現されていました。
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スタッフが、中世の衣装を纏い案内しています。
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南西の塔の地下は、井戸になっていました。単に堀の水が流れ込んでいるだけに見え、とても飲用出来る水に見えませんが、実際当時でも飲用は不可能で、子供でも衛生上は安全な酒類(エール)を飲まざるを得なかったそうです。
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塔は外側から見ると円柱なのに、内部は六角形になっているのが分かります。勿論最初は、天井で塞がれていました。この南西塔の上部は、かつては巨大な鳩小屋で、約200羽の鳩が、卵や肉の食用の為に飼われていたそうです。
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南(裏門)塔の一階。先程写真を撮った対岸が見えます。
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ここは、塔の上にも登れる仕組みになっています。まるで梯子のように急な、手すりがなきゃ絶対ムリな螺旋階段です。
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それぞれの階は、せいぜい6畳もない広さ。
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それでも暖炉とトイレは、各階に設置されていました。勿論、超急降下ボットン式です(笑)。
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暖炉の脇に、不思議な模様の蝋印を発見。
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非常に急な上に真っ暗な螺旋階段を上り詰めて(結構緊張)、屋上に到着。
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これは、城の南東に広がる丘陵地帯です。丁度、紅葉の美しい季節でした。未だ紅葉の始まったばかりの木もあれば、既に葉をすっかり落とした裸木もあります。イギリスの紅葉は、日本のように一気にドラマティックな変化を遂げる訳ではないのです。
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こちらは南西側。最初にこの城を訪れたのは、イギリスに住み始めて間もない頃でした。その時は、こんな風に塔には登れる仕組みではなかったと記憶していますが、10年の間に整備されて、一般公開されるようになったようです。
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ここの四隅の塔は内部が全て六角形なのに、南東の塔の内部だけは、何故か正六角形ではなく不規則な六角形になっていました。
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四角い東塔と円柱の南東塔と、城主夫妻の居室が在った部分。
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礼拝堂だった部分。かつては、この窓にステンド・グラスが嵌め込まれていたようです。その頃ステンド・グラスは大変高価だったのに違いなく、エドワード卿の財力を物語っています。
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礼拝堂の床に、当時のタイルが少しだけ残っていました。あ、南塔の暖炉の文様はコレだ。
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北東塔の内部も、少しだけ登れます。
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楼門から上部へ登って、北西塔へ渡ることが出来ます。部屋の一部が再現されていました。
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城の内部全体を実感するのには、ここは最高のスポットみたい。
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中世の衣装も再現されていました。当時、布地や衣類は大変貴重だったので、虫に食われては一大事。そこで虫を避ける為、着ない間は臭いトイレの上に干していたそうです。…それは…、避けるのは虫だけではなかったことでしょう。
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堀に囲まれた城内部に入らなければ、高い入場料を払う必要はないので、周囲は地元周辺の人々の、格好のピクニックや犬の散歩スポットになっているようです。
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要塞としての意味が強い、無骨なノルマン様式の古城を中心に見学して来たせいか、生活を優雅かつ贅沢に楽しみ始めた時代の城との違いを、はっきりと感じました。塔に登れるようになったお陰が、大きいと思います。最初に訪れた時より、この城に対してずっと充実した印象を得ました。
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最後に、やっぱりNTのティー・ルームでクリームティーの〆となりました~。
 


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by piyoyonyon | 2017-11-29 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

再びデヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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P太と義母とのシュロプシャー旅行で、今回の一番の目当てで最後の目的地、バラのブリーダー会社デヴィッド・オースティン社の直営バラ園を訪れました。
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ここは、庭園として美しいだけでなく、オースティン社の言わば生きた商品サンプル&カタログで、同社のバラを見て選ぶのには最適な場所です。
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そして、会社が新製品を一押しするのは当たり前です。ここでもその通りで、新しい品種は目立つように多く植えられています。新品種のバラの大きく育った姿を見るチャンスは、一般の店舗や他の庭園ではまずないので、私も自ずと一層注目します。特にERの場合、新しい(特に2006年以降の)品種のほうが、健康的にも寄り優れて、自信がある為に推奨されます。
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今年発表されたのは、この「デイム・ジュディ・デンチ」。「Dame デイム」は「Night ナイト」に相当する女性向けの称号で、ジュディ・デンチは「007シリーズ」のM役としても出演している、イギリスを代表する存在感に圧倒される女優さんです。アプリコット色のバラは、人気が根強いそうです。
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この「ジェームス・L. オースティン」も、今年発売された新品種。初代デヴィッド・オースティンの息子で、二代目の弟の名前だそうです。売り上げの10%がパーキンソン病基金に寄付されることから、恐らくこの方はパーキンソン病を患っているのでしょう。「デイム・ジュディ・デンチ」と共に、独特なうっとりする香りでした。
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その他、この庭園を見渡して、オースティン社が強く推していると分かる新しめの品種の一つが、2013年発売の「ザ・レディ・ガーデナー」。デヴィッド・オースティン氏拘りの、透明感のある花色が素敵。
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この「オリヴィア・ローズ・オースティン」(2014年)も然り。推奨する理由として、花自体の美しさや香りだけでなく、耐病性や育て易さ、花付きの良さ、株のまとまり具合などが総合的に含まれるようです。
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そして、エリザベス女王の長女の名を頂く「プリンセス・アン」(2010年)も、発売から7年経つのに、今も強くお薦めされている品種です。鮮やかな花色が目立って美しいけれど、棘が割と多いのが難点。「御本人も棘棘しいからね!(ズバッ)」と義母。
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昨年発売の「デスデモーナ」は、蕾はピンクなのに、花開くと純白になる魅惑のバラ。香りも非常に強くて心地良く、最近はすっかり鼻の利かなくなった義母が、このバラの香りなら分かると嬉しそうでした。
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「ジ・アンシェント・マリナー」(2015年)は、中心程ピンクの濃くなるのが魅力。
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私が特に惹かれたのは、ERの数少ないランブラー・ローズの一つ「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(2014年)です。世の中の全てのランブラーの中でも、繰り返し咲き、尚且つ香りが良い品種は稀です。このバラの場合、四季咲きの上、ダブル咲きの小さな花弁も花色も香りも、全てが魅力的。ただしランブラーは凄く大きく育つので、もううちには植える場所がないなあ(苦笑)。
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しかしたまに、ここ2、3年の内に発売されたのに、後から何らかの問題が発生・発見されて、早々とカタログから姿を消す品種もあります。例えば、2014年の赤バラ「ヒースクリフ」とか。赤バラは、開発が難しいと聞きます。これは、「テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ」。
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最近のオースティン社のカタログで、この「チャールズ・ダーウィン」(2003年)がかなり推されているのに驚きました。それまでそんなことはなかったのに、今はお買い得な推薦コレクション・セットにも含まれている程です。もしかしたら、最近改良されて質が安定したのかも。
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「ガートルード・ジェキル」「グラハム・トーマス」、そしてこの「メアリー・ローズ」なんかは、発売から数十年経つのに、今でもERを代表する不動の人気です。
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もしかしたら、義母と一緒なら寄るのでは…と密かに期待していたのが、このバラ園付属のティールーム。
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やっぱりお茶することになりました! 義母は食事の量は少ないのですが、いつも何かしらお茶菓子を食べている食いしん坊なのです。三人とも、クリーム・ティーを注文しました。
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食器は、オースティン社のオリジナル。描かれたバラの品種は、うちにもある「ザ・ジェネラス・ガーデナー」です。この食器は、売店や通販でも購入出来ます。
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食べ方が汚くてスミマセン。クロテッド・クリームが良質で、スコーンもさっくり美味しく焼かれて、満足のクリーム・ティーでした。時々ホイップ・クリームしか出さないクリーム・ティーに、バターが付いて来る事があるんですけど、ここのは本物のクロテッド・クリームの他にも、バターが付いていました。因みに、ホイップ・クリームとバターを混ぜると、本当にクロテッド・クリームっぽい味になります…。
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周りを見渡すと、多くの客が「あの三段トレイ」を注文していました。アフタヌーン・ティーは予約制ですが、待っている間、バラ園をぶらぶらしていれば良いようです。
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勿論、バラを買って帰る予定で、このバラ園に寄りました。P太から、車に積めなくなる為一人一株ずつまでと念を押されたので、私も義母もどれを選ぶかウンウン迷いました。前回と違って、鉢植えのバラは人気&お勧めの品種に搾られ、アルファベット順ではなくなっていましたが、欲しい品種は割とすぐに見付かりました。この時期、裸苗は未だ売られていません。
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相変わらず、孔雀がえらそーに店内を闊歩しています。
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トイレにも試供品が置いてあった為、全員その香りの良さに感動したのが、オースティン社オリジナルのバラの香りのハンド・ソープとローション。値段は凄く高いんですが、セットで買うと若干割安になるので、義母は義妹へのお土産に買っていました。
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結局クリーム・ティーの威力で、その日は夕食が必要ありませんでした。お年寄りと旅行するのは大変なこともありますが、義母とは興味やノリが大体共通するから、正直言って実の両親と出掛けるよりずっとラクです。何より、義母が楽しんでくれて本望です。そしてやっぱり、初夏にもう一度このバラ園を訪れたい!





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by piyoyonyon | 2017-11-21 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(2)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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