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クリスマス前のルイス

姉へのクリスマス・プレゼントのビンテージ・ジュエリーを買いに、今年もアンティーク・モールの多い町Lewes ルイスに行きました。お昼は外食にしようと珍しくP太が言い出しましたが、お気に入りのポーリッシュ・カフェが失くなって以来、ルイスには私達にとってコレと言った飲食店がありません。ネットで検索したところ、ノーリッジで偶然選んで入って美味しかったフレンチの支店が、最近ルイスにオープンしたらしいので、其処へ行く事にしました。
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ランチは12時からで、お昼ちょっと前に到着した為、待っている間にルイス城の周辺をブラブラ。
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このお城の内部(敷地内)には入ったことはありませんが、友達の話では、中世の衣装の貸し出しコスプレが出来るそうです。
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イングリッシュ・ヘリテイジの会員だった時は、確か入場料半額でしたが、結局アンティーク・モール巡りのほうが忙しくて、つい見逃してしまいました。
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目当ての「Cote Brasserie コート・ブラッセリー」は、お城のすぐ近くの目抜き通り沿いに在ります。この町には三ヶ月前にオープンしたとの事ですが、既にかなり人気で、開店と同時にお客が何組もゾロゾロと入って行きました。
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建物は、ジョージアンの古い建物を改装して使用しているようです。トイレは地下にありましたが、複雑に折れ曲がった廊下の奥で、まるで迷路のようでした(笑)。
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この暖炉や鏡も、ジョージアンの物をそのままリフォームしているようです。
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土日のランチ・メニューは、生憎夕方まで注文出来るお得なコースではなくて、ビーフ・ステーキかチキン・ソテーかハンバーガーの三種類だけですが、丁度私達はハンバーガーが食べたかったのでした。…全然フランス料理じゃないじゃん(笑)。
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しかし、肉が良質で味わい深いのは勿論、バンズが凄く美味しいのですよ。ハンバーグはイギリスでも概ねまあまあ美味しいのですが、大抵はバンズがまるで駄目です。でもここのは、ちょっとブリオッシュみたいな甘目の、外側はカリッと焼かれ、中は適度な弾力の有るバンズでした。オプションで、チーズとベーコンをプラスしています。分厚過ぎて齧り付けない為、ナイフとフォークを使用。付け合わせがチップスじゃなくて、細いフライド・ポテト(フレンチ・フライ)なのが、一応フランス風と言えばその通りです。
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食後は、勿論アンティーク・モールでビンテージ・ジュエリー探しに勤しみます。その合間に、クリスマスらしいアイテムがちょこちょこ目に映りました。このストールは、普段は古い印刷物を中心に扱っていますが、クリスマス時期には古いボーブルがずらりと並び、中々見応えが在ります。
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オリジナルの外箱にイギリス製と書いてあるのに、イギリスでも製造していたのかとちょっと驚きました。昔の薄いガラス製のボーブルは、ポーランド製が圧倒的に多いので。
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ボーブルは、大体色や素材別に分けられています。
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手前右の長いのは、ツリーの天辺に飾る「topper トッパー」と言うタイプ。
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しかし、毎年同じ物を売っているところを見ると、大して売れては居ないようです…(笑)。
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まあこういう場所に出店している人達は、儲け目当てではなく、半分以上が趣味だとは思います。アンティーク・モールの出店料は、どんな田舎でも結構驚きの高さです。
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中々好みのイラストの、昔のクリスマス・カード。古いコインが嵌め込まれたままです。ラッキー・コインの意味があったのか、単なるお小遣いだったのか。
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他のストールで。ビンテージ・ボーブルは、やはり軒並み結構高価です。
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これは北欧製のクリスマス用のテーブル・クロスらしいのですが、凄く可愛くて気になりました。
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布の中央は、ユール・トムテらしき子供達。
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5ポンド位だったら買ったところですが、結構高かった。
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同じストールで。子供用のニットのチロリアン・ジャケットと、御揃いのキャップです。クリスマスのディスプレイ用にもぴったり。
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勿論姉へのプレゼントは、全てのアンティーク・モールを巡って探し出し、ついでに自分へのプレゼントも買って貰い、P太も自分の為のいつもの「原子力お宝」を見付け出して買いました。しかし、昼食を飲食店で取ると、例えメインだけでも、結構ゆっくり目の給仕だった事もあり、やはり時間が足りなくなるようで、結局最後は結構駆け足でした。
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昨年のクリスマス前にルイスを訪れた時は、その四日後に愛猫トラを失いました。ルイスに居た時点では、未だトラが病気である事すら気付いていませんでした。なんて事を、今回訪れた際に思い出して、夫婦でしんみり話していたのですが、今年はここを訪れた三日後にポコが亡くなりました。大好きなルイスなのに、冬に訪れるのがトラウマになりそうです…。
  



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by piyoyonyon | 2017-12-21 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

秋のボディアム城

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先月末のお天気の良い平日に、有給休暇を取ったP太と一緒に、イースト・サセックス州南部に在る、NT(ナショナルトラスト)の「Bodiam Castle ボディアム城」へ出掛けました。ここは、イギリスを代表する中世の城の一つで、イギリスの城のカレンダーや、ナショナルトラストのガイドブックの表紙にも登場する程、絵になるロマンティックな古城です。
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平日なのに、予備の駐車場を使用する程混んでいました。海外(フランスやドイツ)からの車も、結構多く見掛けました。左手に見える四角いコンクリートの建物は、第二次世界大戦の砲撃代の跡。しかし、こんな大きな町から離れた辺鄙な場所が、ドイツ軍に攻撃される事はなかった為、兵士達はダラダラと専ら茶を飲んで過ごしていたそうです。
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ここを訪れるのは三度目ですが、二度目は真冬だった為、城内は閉鎖されて入れず、堀の外側から眺めるだけでした。
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四方を堀に囲まれている訳ですが、日本の城の深い堀+切り立った石垣とは全く違い、水面が地面と大差ない高さの、非常に幅の広い堀で、まるで湖に浮かんでいる城に見えると思います。
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これは城の南側で、正面に見えますが裏門です。城主夫妻の個人的な入り口に使用されたのではと言われ、かつては橋が架かっていたようです。
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この日は風がほとんどなかった為、水面に写る城もはっきりと美しく見えます。
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夏には堀に睡蓮が花開き、更にロマンティックな光景になるし、冬には堀の水面から登る蒸気霧に城が包まれた姿も幻想的です。
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とにかく、歴史的ドラマの撮影にも度々使用される、非常に絵になる城です。
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堀の東側の草原に、中世の騎士のような木像が建てられていました。
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その側には、こんな木像も。大蛇にしか見えませんが、もしこれが竜だとしたら、人物のほうは、イングランドの守護聖人セイント・ジョージ(聖ゲルギオウス)ではないかと思います。
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城の正門=門楼は、北側に在ります。城の北の斜面には、ブドウ畑が広がっています。地球温暖化で、イギリスのワインの生産量が急増しているそうです。
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城内へは、この木橋を通って行きます。
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現在は、NTの受け付けや駐車場が南側にあるから、南が正面に思えますが、当時は主要道路が北西から伸びていた為、北側の門楼に続く橋も、堀の北西側(写真右手)から伸びていたそうです。
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こちらが門楼(ゲートハウス)。
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門の天井に穴が沢山開いていますが、敵が侵入した際、この穴から弓矢で打ったり、石や煮え滾る油を落としたりする為に開けられたのではないかと言われています。別名「殺人穴」。
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堀の外からはほぼ完璧な城に見えますが、御覧の通り、内部はほぼがらんどうの廃墟です。
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しかも、この敷地全てが城だった訳でなく、建物は塔に連なる四角い外壁に沿っての部分だけで、中央の広い部分は中庭でした。
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このボディアム城は、14世紀末に、百年戦争での活躍で莫大な富と栄誉を得た、国王直属の騎士であり国会議員だった、Sir.Edward Dallingridge エドワード・ダリングリッジ卿に寄って建てられました。国内の反乱や、フランスからの侵略に備えて建設されましたが、実際には一度も攻撃されたことはないそうです。
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ノルマン様式より後の時代で、この頃から、城に要塞としての戦力的な実用性だけでなく、優雅で快適な住居としての建築美が求められるようになりました。
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しかし17世紀の清教徒革命の際に、当時の城主が国王側だった為、城はオリヴァー・クロムウェルに破壊されて朽ち果てて行きました。
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こちらは、西側に在る従者用の厨房だった部分。これは、巨大な調理用竈だったようです。この城では、西半分は概ね召使い達のスペースで、城主一家は主に東側に住んでいました。
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南東の大広間だった部分。玉座…と言うか、城主の席が再現されていました。
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スタッフが、中世の衣装を纏い案内しています。
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南西の塔の地下は、井戸になっていました。単に堀の水が流れ込んでいるだけに見え、とても飲用出来る水に見えませんが、実際当時でも飲用は不可能で、子供でも衛生上は安全な酒類(エール)を飲まざるを得なかったそうです。
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塔は外側から見ると円柱なのに、内部は六角形になっているのが分かります。勿論最初は、天井で塞がれていました。この南西塔の上部は、かつては巨大な鳩小屋で、約200羽の鳩が、卵や肉の食用の為に飼われていたそうです。
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南(裏門)塔の一階。先程写真を撮った対岸が見えます。
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ここは、塔の上にも登れる仕組みになっています。まるで梯子のように急な、手すりがなきゃ絶対ムリな螺旋階段です。
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それぞれの階は、せいぜい6畳もない広さ。
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それでも暖炉とトイレは、各階に設置されていました。勿論、超急降下ボットン式です(笑)。
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暖炉の脇に、不思議な模様の蝋印を発見。
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非常に急な上に真っ暗な螺旋階段を上り詰めて(結構緊張)、屋上に到着。
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これは、城の南東に広がる丘陵地帯です。丁度、紅葉の美しい季節でした。未だ紅葉の始まったばかりの木もあれば、既に葉をすっかり落とした裸木もあります。イギリスの紅葉は、日本のように一気にドラマティックな変化を遂げる訳ではないのです。
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こちらは南西側。最初にこの城を訪れたのは、イギリスに住み始めて間もない頃でした。その時は、こんな風に塔には登れる仕組みではなかったと記憶していますが、10年の間に整備されて、一般公開されるようになったようです。
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ここの四隅の塔は内部が全て六角形なのに、南東の塔の内部だけは、何故か正六角形ではなく不規則な六角形になっていました。
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四角い東塔と円柱の南東塔と、城主夫妻の居室が在った部分。
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礼拝堂だった部分。かつては、この窓にステンド・グラスが嵌め込まれていたようです。その頃ステンド・グラスは大変高価だったのに違いなく、エドワード卿の財力を物語っています。
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礼拝堂の床に、当時のタイルが少しだけ残っていました。あ、南塔の暖炉の文様はコレだ。
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北東塔の内部も、少しだけ登れます。
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楼門から上部へ登って、北西塔へ渡ることが出来ます。部屋の一部が再現されていました。
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城の内部全体を実感するのには、ここは最高のスポットみたい。
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中世の衣装も再現されていました。当時、布地や衣類は大変貴重だったので、虫に食われては一大事。そこで虫を避ける為、着ない間は臭いトイレの上に干していたそうです。…それは…、避けるのは虫だけではなかったことでしょう。
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堀に囲まれた城内部に入らなければ、高い入場料を払う必要はないので、周囲は地元周辺の人々の、格好のピクニックや犬の散歩スポットになっているようです。
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要塞としての意味が強い、無骨なノルマン様式の古城を中心に見学して来たせいか、生活を優雅かつ贅沢に楽しみ始めた時代の城との違いを、はっきりと感じました。塔に登れるようになったお陰が、大きいと思います。最初に訪れた時より、この城に対してずっと充実した印象を得ました。
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最後に、やっぱりNTのティー・ルームでクリームティーの〆となりました~。
 


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by piyoyonyon | 2017-11-29 15:28 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

再びデヴィッド・オースティン・ローズ・ガーデン 2

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P太と義母とのシュロプシャー旅行で、今回の一番の目当てで最後の目的地、バラのブリーダー会社デヴィッド・オースティン社の直営バラ園を訪れました。
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ここは、庭園として美しいだけでなく、オースティン社の言わば生きた商品サンプル&カタログで、同社のバラを見て選ぶのには最適な場所です。
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そして、会社が新製品を一押しするのは当たり前です。ここでもその通りで、新しい品種は目立つように多く植えられています。新品種のバラの大きく育った姿を見るチャンスは、一般の店舗や他の庭園ではまずないので、私も自ずと一層注目します。特にERの場合、新しい(特に2006年以降の)品種のほうが、健康的にも寄り優れて、自信がある為に推奨されます。
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今年発表されたのは、この「デイム・ジュディ・デンチ」。「Dame デイム」は「Night ナイト」に相当する女性向けの称号で、ジュディ・デンチは「007シリーズ」のM役としても出演している、イギリスを代表する存在感に圧倒される女優さんです。アプリコット色のバラは、人気が根強いそうです。
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この「ジェームス・L. オースティン」も、今年発売された新品種。初代デヴィッド・オースティンの息子で、二代目の弟の名前だそうです。売り上げの10%がパーキンソン病基金に寄付されることから、恐らくこの方はパーキンソン病を患っているのでしょう。「デイム・ジュディ・デンチ」と共に、独特なうっとりする香りでした。
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その他、この庭園を見渡して、オースティン社が強く推していると分かる新しめの品種の一つが、2013年発売の「ザ・レディ・ガーデナー」。デヴィッド・オースティン氏拘りの、透明感のある花色が素敵。
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この「オリヴィア・ローズ・オースティン」(2014年)も然り。推奨する理由として、花自体の美しさや香りだけでなく、耐病性や育て易さ、花付きの良さ、株のまとまり具合などが総合的に含まれるようです。
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そして、エリザベス女王の長女の名を頂く「プリンセス・アン」(2010年)も、発売から7年経つのに、今も強くお薦めされている品種です。鮮やかな花色が目立って美しいけれど、棘が割と多いのが難点。「御本人も棘棘しいからね!(ズバッ)」と義母。
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昨年発売の「デスデモーナ」は、蕾はピンクなのに、花開くと純白になる魅惑のバラ。香りも非常に強くて心地良く、最近はすっかり鼻の利かなくなった義母が、このバラの香りなら分かると嬉しそうでした。
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「ジ・アンシェント・マリナー」(2015年)は、中心程ピンクの濃くなるのが魅力。
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私が特に惹かれたのは、ERの数少ないランブラー・ローズの一つ「ザ・レディ・オブ・ザ・レイク」(2014年)です。世の中の全てのランブラーの中でも、繰り返し咲き、尚且つ香りが良い品種は稀です。このバラの場合、四季咲きの上、ダブル咲きの小さな花弁も花色も香りも、全てが魅力的。ただしランブラーは凄く大きく育つので、もううちには植える場所がないなあ(苦笑)。
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しかしたまに、ここ2、3年の内に発売されたのに、後から何らかの問題が発生・発見されて、早々とカタログから姿を消す品種もあります。例えば、2014年の赤バラ「ヒースクリフ」とか。赤バラは、開発が難しいと聞きます。これは、「テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ」。
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最近のオースティン社のカタログで、この「チャールズ・ダーウィン」(2003年)がかなり推されているのに驚きました。それまでそんなことはなかったのに、今はお買い得な推薦コレクション・セットにも含まれている程です。もしかしたら、最近改良されて質が安定したのかも。
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「ガートルード・ジェキル」「グラハム・トーマス」、そしてこの「メアリー・ローズ」なんかは、発売から数十年経つのに、今でもERを代表する不動の人気です。
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もしかしたら、義母と一緒なら寄るのでは…と密かに期待していたのが、このバラ園付属のティールーム。
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やっぱりお茶することになりました! 義母は食事の量は少ないのですが、いつも何かしらお茶菓子を食べている食いしん坊なのです。三人とも、クリーム・ティーを注文しました。
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食器は、オースティン社のオリジナル。描かれたバラの品種は、うちにもある「ザ・ジェネラス・ガーデナー」です。この食器は、売店や通販でも購入出来ます。
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食べ方が汚くてスミマセン。クロテッド・クリームが良質で、スコーンもさっくり美味しく焼かれて、満足のクリーム・ティーでした。時々ホイップ・クリームしか出さないクリーム・ティーに、バターが付いて来る事があるんですけど、ここのは本物のクロテッド・クリームの他にも、バターが付いていました。因みに、ホイップ・クリームとバターを混ぜると、本当にクロテッド・クリームっぽい味になります…。
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周りを見渡すと、多くの客が「あの三段トレイ」を注文していました。アフタヌーン・ティーは予約制ですが、待っている間、バラ園をぶらぶらしていれば良いようです。
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勿論、バラを買って帰る予定で、このバラ園に寄りました。P太から、車に積めなくなる為一人一株ずつまでと念を押されたので、私も義母もどれを選ぶかウンウン迷いました。前回と違って、鉢植えのバラは人気&お勧めの品種に搾られ、アルファベット順ではなくなっていましたが、欲しい品種は割とすぐに見付かりました。この時期、裸苗は未だ売られていません。
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相変わらず、孔雀がえらそーに店内を闊歩しています。
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トイレにも試供品が置いてあった為、全員その香りの良さに感動したのが、オースティン社オリジナルのバラの香りのハンド・ソープとローション。値段は凄く高いんですが、セットで買うと若干割安になるので、義母は義妹へのお土産に買っていました。
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結局クリーム・ティーの威力で、その日は夕食が必要ありませんでした。お年寄りと旅行するのは大変なこともありますが、義母とは興味やノリが大体共通するから、正直言って実の両親と出掛けるよりずっとラクです。何より、義母が楽しんでくれて本望です。そしてやっぱり、初夏にもう一度このバラ園を訪れたい!





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by piyoyonyon | 2017-11-21 15:23 | 旅行・お散歩 | Comments(2)

晴れの日のシュルーズブリ

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シュロプシャーの州都シュルーズブリのB&Bは、街の中心部から1.5kmだけ離れた便利な立地にあり、建物自体は古いものの、快適に改装されてました。しかし階段が急で、高齢の義母にとっては昇り降りが大変だったようです。宿を予約する際、義母の為に、B&Bは建物が古くて階段が急な事が多いから、味気ないけど、エレベーター付きのビジネス・ホテルを予約してはどうかとP太に提案しましたが、「平気だよ。母さんは家でも普通に階段を登っているだろ?」と言って相手にしませんでした。
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一泊した翌日は、まずシュルーズブリの観光を予定していました。1.5kmと言えば、私達夫婦なら十分歩いて行ける距離ですが、足腰が痛む義母には無理な為、おまけにシュルーズブリは非常に坂道が多く、義母には歩き辛いので、街のド真中の料金の高い駐車場に車を止めなくてはなりませんでした。宿の人が、その駐車場の4階に車を止めると、丁度目抜き通りに通じるショッピング・モールの地上階に出る、と予め教えてくれましたが、…本当にその通りで、その位丘勝ちで高低差の大きな町なのです。
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シュルーズブリは、チャールズ・ダーウィンの生まれ故郷でもあります。
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生憎午前中は小雨が降ったり止んだりだったので、前回も入ったアンティーク・モールで過ごす事に。モールについては、また後日御報告します。イギリスは、大西洋から湿った空気がやって来る為、概ね国の西側は雨が多く、東側は雨の少ない気候になっています。湿った空気が丘にぶつかる度に雨を降らせ、東に到着する頃にはほとんど乾燥しているからです。やや西寄りのシュルーズブリは、やはり雨が多いようで、前回訪れた際は、豪雨で暗くて寒い惨めな天気でした。
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しかしアンティーク・モールを出る頃には、雨は上がって、街並みは前回とは全く違って輝いて見えました。
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酷い天気の日でも十分魅力的な街に見えたのだから、晴れの日には殊更美しく見えます。
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これはシュールズブリのヘソ、「Old Market Hall 旧市場会館」前の広場。
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ここでこの日、シェトランド・ポニーの保護の為のチャリティ・バザーが行われていました。スコットランド最北のシェトランド諸島を起源に持つ、非常に小型で気性の穏やかな馬です。
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これは御飯をおねだりしているところ。触らせて貰うと、その毛は柔らかくフコフコで、…ううっ可愛い。
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あ、ヴィクトリア時代の一番古いタイプのポストだ。
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この広場の前に、義母のお気に入りの衣料店の支店があったので、喜んで入って行きました。運良く丁度バーゲン中で、気に入った服を見付けることが出来たそうです。
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ヨーロッパに住んでいて変だけど、この町に来ると、久々にヨーロッパを旅行してる~と感じます。
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昼食は、前回も入って気に入ったフレンチ・ビストロで取ることにしました。フレンチなら量もそれ程多くないので、義母も気を揉まなくて済む筈です。
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前回注文したお得で魅力的なフレンチ・プレートはなくなっていましたが、典型的なパブ・メニューとは違う料理が楽しめました。義母と私は、ベジタリアン・メニューの「サツマイモと山羊のチーズのリゾット」を注文。山羊のチーズがかなり濃厚で、スパイスがふんだんに利いていて美味でした。
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P太は、ポーロックと言う白身魚のオランディーズ・ソースを選びました。前日の夕食が相当重かったので、こんなあっさりした魚料理は丁度有難かったとか。
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ランチのメイン・コースには、どれも別添えで野菜がどっさり付きます。前日から野菜不足を感じていたので、これは嬉しい。野菜は、生(サラダ)と温野菜の内から選べますが、三人とも温野菜を選びました。甘めに煮てある赤キャベツが気に入りました。
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このビストロ、美味しいし量も丁度良いし手頃な値段だし、街の中心で便利なものの、トイレが二階だったのが難点。欧米では飲食店でお手拭が出る習慣がまずなく、義母は食前に手を洗いにも行けませんでした。しかし、私が丁度携帯用のハンド殺菌ジェルを持っていたので、二階に登らずとも、手を清潔にすることは出来ました。イギリスの飲食店は、トイレは二階と言うのが結構多く、特に半端なく古い木組みの家の老舗パブなんかだと、トイレは最上階の梯子のような急な階段の先、と言う場合も経験したことがあります。
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折角美しく晴れて来て、見応えのある建物も目白押しのシュルーズブリでしたが、義母が長時間は歩けない為、昼食後はすぐに発つことにしました。高齢者と旅行する際、多くのことが自分達とは同じようには行かず、何かと大変です。シュルーズブリは私にとって二度目だから良かったものの、もし初めて訪れる場所だったら、少ししか見て廻れないことを凄く残念に感じたことと思います。でも本来旅行好きの義母が、昔のように活発に動き廻れないことに、一番フラストレーションを感じているのに違いありません。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-13 15:37 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

シュルーズブリでの夕食

シュルーズブリで予約したB&Bは、街の中心からそう遠くない立地にありました。丁度通りの向かい側には、パブもあって便利。長時間車を運転して来たP太にとって、夕食時にはビールが飲みたいから、運転しなくても行ける店が一番なのです。その向かいのパブを覗いて見ると、未だ午後6時位なのに既に相当混んでいます。おまけに衛生レートも、トップ・グレードのお墨付き(イギリスでは重要)。料理は在り来たりなパブ・メニューばかりのようでしたが、これは英国中大抵何処へ行っても同じなので構いません。義母も納得して、そのパブへ入ることに決めました。店に入ってメニュー・カードを改めて見ると、地元チェーン店であることが分かりました。その分、お値段はちょっと安めです。しかも其の夜は「グリル・ナイト」で、グリル料理を一品注文すると、もう一皿はタダになると言う太っ腹な特典が。P太が「グリルの盛り合わせ」を食べたいというので、私はもう一つのグリル料理「ガモン(厚切りのポーク・ハム)・ステーキ」を注文することにしました。
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P太の注文した「グリルの盛り合わせ」は、ビーフ・ステーキ、チキンのグリル、ハンバーグ、ソーセージの組み合わせです。付け合わせには、目玉焼き、チップスとグリーン・ピース、そして朝食でも御馴染みの焼きトマトが付いています。日本の凝った繊細な野菜料理に比べると、まるで芸のない不味そう&可哀想な付け合せにしか見えませんが、チップス&グリーンピースは、イギリスの定番中の定番なのです。ただし、チップスは誰でも好きですが、グリーンピースは残す人が多く、余り好まれていない様子。単に、冷凍を茹でるだけで済んでコストが安いから、良く付け合せに使われるだけだと思います。この盛り合わせ、色んな肉が味わえる…と思いきや、どれも味が単調で、最後はちょっと飽きて来たそうです。
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一方私が頼んだガモンは、塩気が半端なくキツかった。パイナップルの輪切りの乗っているのがせめてもですが、これが二切れ以上あっても良かったような。目玉焼きにもチップスにも、全くソースが必要ない程でした。結構急いで食べたので、義母に「そんなにお腹透いていたの?」と言われましたが、こう言う肉は冷めると硬くなるから急いだのです。案の定、終いのほうは硬くてしょっぱくて、食べるのがしんどくなって来ました。
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義母は、これまた典型的なパブ・メニュー「ハンター・チキン(BBQソースとチーズを乗せて焼いた鶏肉)」を選びました。お年寄りは余り量が食べられない上に、食べ残すことを非常に嫌います。しかしこのパブでは小盛りの選択も出来、義母は本当はそれを希望したのですが、P太が注文時に言い忘れた為、普通盛りで来てしまいました。食べ切れないので、最後はP太と私で手伝いましたが、結局これが一番良い味付けで、最も賢い選択だったようです。デザートは結構魅力的でしたが、メインだけですっかり満腹になり、誰も欲しいとは言い出しませんでした。確かにお得だし、お腹はいっぱいになったけど、正直言ってイマイチな夕食でした。
 




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by piyoyonyon | 2017-11-11 15:26 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

イスラム教徒の結婚式

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P太が、会社の若い同僚の結婚披露宴に招待されました。その同僚は、英国生まれの英国育ちですが、インド系のイスラム教徒だそうです。私はその人とは面識がありませんが、イギリスなので、配偶者及び小さな子供は、ほぼ自動的に同伴で招待されることになります。それで、私が咄嗟に思ったことは、「貴重な機会。面白そう」と「花嫁さん、めっちゃ綺麗に違いない!」でした。昨今のテロや難民問題で、イスラム教徒に良いイメージを持っている日本人は、正直言って少ないと思います。私も然りです。決してイスラムだからと言う訳ではなく、現代文明にそぐわない宗教にしがみ付いている人が頂けません。しかし、我々がイスラム教徒について知識がなく、また知る機会もないのは、紛れも無い事実です。こんなにムスリムが多いイギリスに住んでいても、です。それで、折角見ず知らずの私まで招待して頂けるのだし、この機会にイスラムの文化や習慣に対する知識を多少得るところで、損も害も全くないだろうと思いました。
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招待状からして、西洋とはスタイルがまるで違います。花婿さんは、これをイギリスで印刷すると結構高いので、わざわざインドに発注したそうです。送料込みでも、1/3程度の値段だったとか。
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披露宴会場は、南ロンドンのクロイドン近くの、「Addington Palace アディントン宮殿」と言うお屋敷です。元々は17世紀に建てられたマナー・ハウスで、その後裕福なアメリカ商人に買い取られたり、カンタベリー大聖堂の大司教の別荘となったりもしました。
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丘勝ちな地形に造られた庭園は、著名な「ケイパビリティ」ブラウンに寄って設計され、見事だったはずですが、今は残念ながら大部分がゴルフ場になっています。
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披露宴自体は、お屋敷の中ではなく、こので行われます。
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こことて相当広く、豪華なのは確かです。8人掛けのテーブルが30位あるので、招待客は全部で200名は軽く超えそう。私が若い頃は、故郷では結構あった規模ですが、今は日本の田舎でも、それ程の派手婚が存在するのかは分かりません。
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到着した招待客は、まず全身の写るフォト・ブースに立ち、そのインスタント写真を二枚受け取り、一枚は記念に持ち帰り、もう一枚は芳名帳に貼ってお祝いのメッセージを書く仕組み。言わば、プリクラの豪華版です。これ程大きな結婚式でも、誰が来て誰が何を書いたのか、一発で分かります。これは別にイスラム教の伝統ではなく、最近のイギリスの豪華婚のオプションみたいです。私の格好が若作り過ぎたのが問題なんですけど、自分達の写真を見て、これじゃまるでお父さんと娘じゃないか!と、二人ともガクゼンとしました。
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こんな仲睦まじい写真が展示されている程ですから、新郎新婦はすっかりイギリス化されて、それ程厳格なイスラム教徒ではないようです。
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出席者は、白人が10名程度、黒人も少し、東アジア人は私だけ、後は、イスラム教徒ばかりではなさそうですが、皆インド系のようでした。
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期待した通り、正装したムスリム&インド人女性の美しいこと。金色のブレード等の装飾が非常に華やかで、ライトの下で星の如く煌きます。パッション・ピンクにエメラルド・グリーンを組み合わせたサリー等、服の地色自体が鮮やかな人も居ますが、渋めの地色一色のほうが、装飾が映えてお洒落に見えました。
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一言でムスリムと言っても、信仰の熱心さは様々です。新郎の家族は、女性は皆頭髪を出していたし、男性は預言者モハメットに対する敬意と言われている髭は生やしていないし、何より私達のような非ムスリムを招待してくれる程なので、やはりガチンゴチンの教徒ではなく、かなり自由な家族のようです。その一方で、この晴れの日でも、ほとんど黒ずくめの格好のムスリム女性も見掛けました。さすがに、全身黒テントで目だけ出した女性は居ませんでしたが。男性では、西洋のスーツでかなりお洒落にキメたインド人も居ました。
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彼女達は、ブライド・メイドとフラワー・ガールです。新婦が揃いで衣装を用意するので、彼女達の数が多い程、新婦側の財力と結婚式の豪華さの見せ所になります。この見ていて飽きない民族衣装の美しさに比べると、今の西洋の正装は、私の服装も含めて、何てつまらないんだろうと痛感しました。これに対抗出来るのは(対抗する気はありませんが)、日本人の場合、やはり着物しかありません。
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開始は1時半のはずで、新郎新婦もとっくに到着していていましたが、何故かいつまで経っても始まる様子がありません。何度か「もうすぐ始まるので着席して下さい」とアナウンスがあっても、多くの出席者が好き勝手に歩き回っています。結局、新郎新婦の入場は3時過ぎ!
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正餐開始も、当然その後です。ムスリムなので、アルコール類は一切ありません。食事は、勿論インド料理。前菜は、サラダ、タンドリー・チキン、魚のフライ、そして何故か春巻きを、各テーブルでセルフ・サービスで取り分けるシステムでした。
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私の知る限り、一般のインドのレストランでは、春巻き、炒飯、焼きソバ程度の中華料理はメニューにあります。しかしこの春巻きが…、春巻きなのに相当辛かった。こんなに辛い春巻きは、生まれて初めてです。味は、概ね美味しかったのですが。
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メインはカレー。チキン・ティッカ・マサラ、ダール(豆カレー)の他に、もう一つ違うソースのチキン・カレー、そして野菜カレーの四種。白米と、シナモン香るピラウ・ライスが用意されていました。イスラム教徒は、豚肉を不浄として食べません。ヒンドゥー教徒は、牛肉を神聖視して食べません。それでインドの大抵の飲食店では、肉は鶏か羊しか提供しないのですが、ここではラムはなくてチキンだけでした。
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普通の結婚式の食事と言うと、特に西洋料理のコースの場合、給仕に時間が掛かり、人に寄っては冷めていたりパサパサに乾いていたりで、余り美味しくないのが定番です。その点カレーは、かなり時間が経って煮詰まっても、更に美味しくなるだけで、こんな大規模のパーティーには持って来いの料理だ、とP太は言います。実際彼にとっては、今まで一番美味しい結婚式の食事だったそうです。私にとっては、美味しいことは美味しかったのですが、全体的にかなり辛く(ダールでさえ辛い)、油とニンニクの量も半端なく、更に散々待った空きっ腹状態で食べたので、次の日は腹具合が少し可笑しくなりました。
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デザートだけは西洋風。チーズ・ケーキのサマー・フルーツ・ソース乗せです。かなりあっさり軽くて、ほとんどムースのようなチーズ・ケーキでした。
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他の招待客も、同じくかなり空腹だったらしく、皆一気に平らげたようです。食事が終わるや否や、再び皆テーブルを好き勝手に離れて行きます。普通のイギリスの結婚披露宴と言うと、日本同様にスピーチまたスピーチなんですけど、この披露宴、スピーチや出し物等が全くないんです! 司会のアナウンスすら、ほとんどありません。良く言えば、全く自由気ままで堅苦しくないのです。
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じゃあテーブルで他の招待客と談笑でもしよう…にも、出席するはずだったP太の同僚・上司の2~3組が、待てど暮らせど誰一人来ない! まさかの、ドタキャンどころかすっぽかしです。こんなに人が多いのに、私達のテーブルは非常に寂しい状態でした。後で義母に話したところ、「白人だから、ムスリムの結婚式に躊躇したんじゃない?」と言っていましたが、もしそうだったら、何か理由を付けて予め断れば良いだけだし、同僚の一人は同じムスリムだそうです。
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仕方なく、新郎新婦に挨拶に行き、カードとお祝いを渡して会場を去ることにしました(既に5時頃)。ウェディング・ケーキが、上部の重さに耐え兼ねて、崩壊寸前のピサの斜塔状態。
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期待した通り、花嫁さんもウットリ綺麗ですが、花婿さんも男前で、とても絵になるカップルです。まるでボリウッド・スターのよう。P太に寄ると、新郎は頭も抜群に良いそうです。背後の女性達も、凄い美人揃い。
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義母は一度ムスリムの結婚披露宴に出席したことがあり、やたら長い上に相当奇妙だったと感じたそうです。また義母は、インド人の結婚式にも招待されたことがあるものの、辛い食べ物が大の苦手の為、食事をほとんど食べられなかったとか。P太は、モーリシャスの富豪のインド人の友人の結婚式には出席したことがあります。招待客は五千人規模で、警察が交通整理に出る程だったそうです。P太の友人アジョイもインド人ですが、古城で行われた結婚式は、インドらしさは微塵もありませんでした。たかがこの一件に参加したところで、イスラム教徒orインド人の結婚式が分かったとは全然言えませんが、スピーチも進行係もない位で、驚く程の変わった物は特に無かったと言うのが感想です。始終ボリウッド音楽が、大音響で会場に流れていたのも想定内です。P太の同僚達が無断欠席した事のほうが、余程驚きでショックでした。
  




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by piyoyonyon | 2017-10-30 15:33 | 旅行・お散歩 | Comments(0)

帰国の〆はお寿司!

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いよいよ、翌日の早朝には出発して、イギリスに戻らなくてはならない時がやって来ました。東京滞在最終日は、まず東伏見稲荷神社へお参りに行きました。
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この神社は、昭和初期に京都の伏見稲荷を分霊して創建されたそうです。私が田無に住んでいた際、ここと田無神社は、何か困り事がある度にお参りしました。その度に何とかクリア出来た訳だから、御利益が有ると言えばその通りだし、とにかく訪れると勇気を貰える場所です。
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お昼ご飯は、「青葉」で中華そばを。美味しいラーメンも、帰国したら食べたい物の一つでした(…何度か食べたが)。ここのは煮卵が嬉しく、期待通りの美味しさでした。
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晩ご飯は寿司。姉の家からそう遠くない、新潟から直送される、質の良さで人気の大型魚店「角上魚類」に買い付けに行きました。最初は前回同様にお刺身の盛り合わせを買う予定でしたが、御飯を炊かなくて済むからと、寿司に変更しました。
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不精して容器のままですけど(笑)、さすがにネタが良く、折り詰めとは思えぬ美味しさです。そう言えば、日本に到着してすぐにも、姉の家の近所の美味しい回転寿司屋に行きました。
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美味しいかまぼこも。かまぼこの刺身って、日本では手抜きおかずの代表でしょうが、イギリスでは味わえぬ恋しい食べ物の代表です。
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お寿司用の卵焼きも、寿司と一緒に買いました。味噌汁は、姉と私が好きな生のアオサです。卵豆腐もあります。ちと野菜が少なかったか(笑)。
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魚屋の隣の八百屋で、ホワイト・アスパラガスが売られていたので、茹でて定番のホランディーズ・ソース掛けにしました。英国以外のヨーロッパでは、春を告げる御馴染みの食材ですが、うちの近所の店で4、5年前まではホワイト・アスパラガスが売られていたこともあるのに、その後はとんと見掛けなくなりました。
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本日の日本酒はこれで! 私は大して飲めませんが・・・。
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6月から長々と続いた今回の帰国のレポートも、これで一先ず終了です。読んで下さって有難うございました。また今後も何か、帰国関係の記事が出て来るかも知れません。今回もとても充実した日々を送っていたので、ブログのネタには困りませんでしたが、写真も多いしまとめるのが面倒で、ついダラダラと進めてしまいました。特に、食べ物の写真を見て美味しさを思い出すのは、イギリスに住んでいる身としては悶絶の苦しさ(笑)。今回は結婚後初の単独での帰国で、その間に義父が急死したり、イギリスでまたテロが起きたりと、色々気が揉む事もありました。歳をとって来て、家族や友達の有り難さが、一層身に染みる帰国でもありました。日本でもイギリスでも、社会も個人的にも、いつまでも同じと言う訳には行かず、大きく変わりつつあることをヒシヒシと実感します。親が元気なうちに、出来るだけ早くまた帰国せねばと思います。
  




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by piyoyonyon | 2017-10-26 15:33 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

田無「けんぞう」で大満足ディナー

私が日本に帰って来た直後から、姉と義兄は「『けんぞう』には一度は行っておかなくちゃだね~」と言い続けていました。「けんぞう」は、姉夫婦がクリスマスや誕生日等のお祝い事に必ず利用する、田無の行き付けのフレンチ・レストランです。その位、毎回外れなく美味しく、お店の雰囲気も和やかで居心地良く、特別で豪華なお料理はちょっとだけ贅沢で、おまけに姉の家から近くで便利なのです。皿の上の好物は一番最後に残して置いて食べるタイプの私なので、「けんぞう」へ行くのは、イギリスに戻る直前が良いと思っていました。それで、イギリスに帰る前々日に、とうとう姉と義兄と「けんぞう」を訪れました。
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三人とも、ディナー・コースを注文しました。まずは美しい前菜の盛り合わせ。グラスに入っているのは、ホワイト・アスパラガスのムースのジュレ乗せです。
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テリーヌとラタトゥユとポテトのトリュフ・クリーム乗せ。あんまり昔で詳細を憶えてないのですが(…メニューの写真を撮っておくべきでした)、本当は料理にもっとお洒落な名前が付いているはずなのです。どれも味わいや食感がそれぞれ違って、充実した嬉しい前菜の一皿。田無の我々のお気に入りの飲食店は、地産地消を推奨しているお店が多いのですが、ここもそうで、特に野菜が美味しいのです! 料理には先代シェフが自家菜園で育てている野菜も混じり、店先で野菜が直売されることもあります。
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前菜と主菜の間に、本日のスープが出ます。その日は私の大好物の御馴染みコーン・ポタージュでしたが、ここのは滑らかでクリーミィで、他所のとは段違いの美味しさ。
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主菜は、5種類の中から選べます。私は魚を選択しました。真鯛の甲殻類ソースだったと思います。このお店は、メインの肉や魚が美味しいのは然ることながら、付け合せの野菜にも工夫が溢れて抜群に美味しく、見た目も独特で毎回楽しませてくれます。
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お魚の下には、とろりと柔らかく煮込まれた大根が。
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姉は、鴨のオレンジ・ソースだったかな。
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義兄は、確かビーフの洋酒系こってりソース煮込みでした。家では、まず作れない料理です。
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デザートの盛り合わせも、これまた毎回美しい~。
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クレム・ブリュレと、ベリー類のムース、そしてソルベです。やっぱり日本人としては、少しずつ違う味を楽しむことに幸せを感じます。西洋料理なら、イギリスでも簡単に食べられるはずなのに…と言いたい所ですが、一皿の量、繊細な油や塩加減など、やはり日本で味わうものが一番しっくり来ます。特に、この付け合せ野菜の、それぞれの持ち味を生かして丁寧に調理された工夫は、イギリスではほとんど見られない事です。




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by piyoyonyon | 2017-10-23 15:35 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

国立の「甘味ゆい」の職人技カキ氷

もう既に季節外れで、もっと早く記事にすべきでしたが…、イギリスに戻る直前、再び国立を訪れ、お友達のキチ吉ちゃんに、美味しいお店や可愛いお店を案内して貰いました。その中の一軒が、前回帰国した際、屋台で美味しい鯛焼きを売っていた「ゆいさん」のオープンした甘味処。特にカキ氷が抜群に美味しいらしく、丁度6月初旬でも日差しがギラギラと暑い日だったので、食べに行きました。
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大人気で、並ぶのは必須。店内で待てればラッキーだけど、それもすぐに満席で、外で待つことになる人が多いようです。夏は、開店と同時に整理券を配って、2時間待ちも当たり前だとか。
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店内はお客さんがいっぱいだったので、写真は撮っていませんが、ナチュラル系のお洒落な雑貨屋さんのような、若々しくて懐かしい、木調の落ち着く内装。ほうじ茶を、渋い蕎麦猪口に入れて出すのが素敵です。一台の削り器で、ゆいさんが一つ一つ丁寧に削るので、時間は掛かります。その上、一人で二つ以上のカキ氷を注文して平らげる人もザラ! その削る作業を眺めていると、削っては優しく手で押し固めて盛るの繰り返しで、正に職人技です。
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席に通されてからもしばらく待ち、いよいよ来ました。「黒蜜アーモンド」「カルダモンとキウィ」「カボチャとカシュー」「キャラメル・クランベリー」「カカオすもも」「アンデスメロン・ミルク」「洋ナシ」など、沢山のソソられるシロップやトッピングが選べる中、私達はスタンダード中のスタンダード「宇治金時」と「苺ミルク」のカキ氷を注文し、二人で分けっこすることにしていました。
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食べてみて納得。キメの細かい削り氷は、サクッとちゃんと食べ応えがあり、尚且つ口の中ではふわ~っと溶け、これは最早カキ氷の芸術品です。
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香り高い濃厚な抹茶と、ふっくらした丁度良い甘さの粒餡との相性も抜群で、カキ氷ってこんなに美味しいものだったんだ~と、目からウロコの美味しさでした。
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苺ミルク・カキ氷は、苺色シロップではなく苺そのもの。苺好きには堪りません。昔のプールの帰りなんかに食べたカキ氷は、例の明治屋の色付きシロップが、最後は足りなくて単なる味無し氷になったり、または底に溜まって極甘になりましたが、ここのはカキ氷に対するシロップが、丁度良い濃さ・量・割り合いで、最後まで同じ味で頂けるのも、美味しさの決め手だと思います。たかが水を凍らせて削った物と侮るなかれ。たかが氷でもこんなに絶品にしてしまう、日本人の食に対する追求って、やっぱり凄いと感心します。長時間並んでも待ってでも、また食べたくなるゆいさんの職人魂カキ氷です。




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by piyoyonyon | 2017-10-21 17:26 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)

田無の隠れ家的ダイニング・バー「炭味坐」

田無駅北口の三井住友銀行の裏手に、小さな飲食店や居酒屋が集まる小路があります。しかし何せ田無なので(笑)、怪しさや裏ぶれ具合は極めて薄く、明るく小奇麗なお店ばかりです。そこに、姉と義兄のここ数年のお気に入りのダイニング・バーが一軒あると言うので、駅で待ち合わせて案内して貰いました。
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外装写真はHPから拝借。ここ「炭味坐 すみざ」のお料理は、土佐備長炭を使用した炭火焼きを始め、拘りの旬の食材を使用した、国籍に囚われない、かつ奇をてらわない、お酒にぴったりな創作料理です。
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メニューには、すごーく個性的な訳ではないけれど、一工夫があって気が利いている、美味しそうなお料理が並びます。お値段も手頃。今気付いたけど、「チーたらの天ぷら」が気になるよ。
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日本酒のセレクトが良い点も、義兄は気に入っています。こじんまりとした店内は、さりげなくお洒落で清潔感と落ち着きがあり、正に「隠れ家的」。女性だけの集まりでも、全く平気な雰囲気です。居酒屋なのに全席禁煙なのも、姉と義兄のお気に入りの理由の一つ。やはり繊細なお酒とお料理の味わいを楽しむのには、タバコの煙は頂けません。
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姉が注文した、うっとり美しい色合いの青いワイン。ブルー・ハワイのようなカクテルではなく、フランス産辛口スパークリング・ワインなのですよ。
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メモリーカードが壊れてしまい(当初カメラ自体の調子が悪いと思っていた)、スマホで撮影している為、生憎料理の色がイマイチに写っているのですが、お通しは、多分赤魚の粕漬け。
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生ハムの一口クロケット(コロッケ)は、トマト・ソースの酸味でさっぱりとし、細かいパン粉使用なので余り脂っこくありません。
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春キャベツのアンチョビ炒め。実は、キャベツって相当好きな野菜です。アンチョビと炒めるのは、キャベツ自体を味わう最高の調理法の一つだと思いますが、こんな風に歯ごたえを残すのは、意外と難しいものです。
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質の良いお刺身の盛り合わせ。のどぐろ(左から二番目。正式名称:赤ムツと言う高級魚)はふわっとして旨みが多く、本マグロとサーモンは口の中でとろりと蕩けます。
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穴子入りの出し巻き卵焼きは、卵自体の味が濃く、味付けもしっかり目でお酒の進む味。
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若鶏の唐揚げの油林鶏ソースは、食べ易いサクッと軽めの口当たり(食べるのに気合が必要な揚げ物って好きじゃないんです)。地中海野菜が綺麗で、盛り付けもお洒落です。
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〆のフクレモノは、高菜のチャーハンで。どれも飽きの来ない丁度良い味付け、油っこさ、食感、量で、最後まで美味しく居心地良く頂きました。この日は混んでいませんでしたが、満席で座れないことも多いそうです。もし近くに住んでいたら、間違いなく定期的に通ってしまうと思います。




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by piyoyonyon | 2017-10-16 15:28 | 飲み物・食べ物 | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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by Tallulah at 16:49
aquaさん、こんにちは..
by piyoyonyon at 18:50
ぴよよんさん、こんばんは..
by aqua at 18:22

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