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ピッパ人形のスウィンギン・ワードローブ

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地元のチャリティショップで購入した、70年代製造の1/12サイズ・ファッション・ドール「Pippa ピッパ」人形には、沢山のオリジナルOF(アウトフィット)が一緒に付いて来ました。どれも、いかにもロンドン・スウィンギンらしいファッションばかり。ネットで検索しても、ピッパのOFは、その時代を反映したイカすデザインのオンパレードでした。そのお洒落さは、同時代にファッション・ブランドのマリー・クワント社が発売していた「Daisy デイジー」人形に匹敵します。しかし、実際のスウィンギン文化の全盛期は60年代後半なので、やはり子供の玩具だからか、お姉さん達の流行よりは一歩遅れていたようです。
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70年代と言う事で、生地のプリントに黄緑系とオレンジ系が多用されています。パンツは、やっぱりはためくようなベルボトム! しかし、本来ベルボトムは裾だけ広がっているはずなのに、全体的に幅広なので、今流行のガウチョと大差ないような…(笑)。
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ミニスカートも、当時の必須アイテム。背中の留め具には、御馴染みスナップの他に、今まで見た事のない不思議な留め具が使用されている服も混じっています。この頃は未だ人形の服には、ベロクロ・テープの使用は一般的ではありませんでした。
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そしてマキシ丈スカートも、70年代の流行でした。紺地に花柄の生地は、この時代の服に良く使用されたらしい伸縮性のある化繊地で、ピッパのポディにフィットし、これらのOFの中で一番お洒落に見えます。この小ささなのに、袖付けを簡略した身頃との一体型ではなく、ちゃんと袖が縫われている所にも驚きます。チャリティショップでは、この服を着た状態で売られていました。
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この服には、元々このビニール製の白い帽子がセットされていたようです。
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これはネットで見掛ける事が多い、つまり多くの女の子が持っていたらしい、ちょっと「スター・トレック」のユニフォームみたいな服。紺色のトリミングの色が、少しオレンジ色の生地に色移りしてしまっています。
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この時代らしい色合いのチェック地に、身頃のセルリアン・ブルーの無地が利いているミニ丈ワンピ。型抜き樹脂製のハンドバッグは、ちゃんと開閉します。
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賑やかな赤い上下パンツ・セットには、黄色いリックラック・テープが利いています(かなりでっかいけど)。服自体は極シンプルな構造でも、プリント生地のインパクトとミニマムなアクセント効果で、返ってパンチの強いのがこの時代のデザイン。何故か菅笠のような物が付属していて、一応中国服をイメージしていたようです。更に本当は、でっかい扇子(と言うか扇)も付いていました。
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この黒地に大胆な花柄のミディ丈ドレスは、最初はこう着るもんだと思っていました。が、実は前開きで、しかも何故かスナップのような留め具が一切見当たりません。
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幅広いベルト(単なるリボンだが)が付属していて、…ひえ~これもしかして着物のつもり?!と思ったら、どうもその通りのようです。この頃はどうか知りませんが、今ヨーロッパでは、留め具無しの長い羽織り物は「kimono」と呼ばれるようです。日本で流行っているロング・カーディ(ガウン)も、こちらではキモノって訳ですね…。このキモノにも、元はデカ扇子がセットされていた模様。
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ファッション・ドールのアウトフィットに、必ず乗馬服の存在する所が、イギリスらしいなーと思います。帽子は、フロッキー加工されています。元は、プラスティック製の鞭も付属していました。これらのOFは、どうも当時1セット25ペンス程度で販売されていたようです。
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その他、手編みのケープやスカート、予備のぱんつ、片方ずつになった白と黄色のサンダルも、買った中に含まれていました。何度か洗濯され、解れは繕われ、子供本人だけでなく親からも、凄く大事に扱われ愛された玩具なのが、ヒシヒシと伝わります。
 



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by piyoyonyon | 2018-06-22 15:32 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

丸い赤いラヂオ「パナペット70」

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…そう、これトランジスタ・ラジオなんです。義兄が宮崎の実家で発掘して来たのを、P太が譲り受けました。直径は15cm位。名前を「パナペット70」と言い、大阪万博開催時の1970年に、松下電器(現パナソニック)から発売されました。この赤の他にも、白、青(スカイブルー)、黄色、70年代らしいオレンジやオリーブ・グリーンの色違いが存在したようです。当時の広告には「彼女に贈ろう」とのコピーがあり、どうやら女性をターゲットに開発されたようです。
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左のダイヤルがチューニングで、右のダイヤルがスイッチ兼ボリューム。操作はこれのみで、至ってシンプルです。
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「ナショナル」のロゴを見て、咄嗟に水戸黄門を思い浮かべる私は、紛れも無く昭和生まれ(たはは)。選局表示の左に、イヤフォン用のソケットがあります。
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選局表示の裏側が、スピーカーになっています。勿論モノラル。赤の色合いもプラスティックの質感もレトロ格好良い、全体的にいかにも60~70年代の近未来的デザインで、イカス!!と思いました。ボール・チェーンの先にリングが付いていて、これでブラ下げて、ペットのように持ち歩けと言う意味だったのでしょうか。以前イギリスの古物番組で、同じ物が5千円位で落札されていました。日本だと、状態やレア度に寄り、もっとずっと高値で売れる事もあるようです。
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「魔女の宅急便」の主人公キキは、お父さんの赤いトランジスタ・ラジオを貰って聴きながら旅立ちますが、もしそれがこのラジオだったら?? …そりゃどちらかと言うと、「ハリー・ポッター」のクィディッチみたいに見えるでしょうね。
 




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by piyoyonyon | 2018-06-17 15:34 | その他 | Comments(0)

パッチワーク柄プリントの鍋掴み

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夏頃にフリマで見付けた、いかにも70年代らしい小花のパッチワーク柄のプリント生地のキッチン・ミトンです。カナダ製の未使用で、未だパッケージにも入ったままでした。
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そのパッケージと言うのが、こんな感じでして、キッチュ&ポップな鍋掴みと、ジョージアンな女性を描いたイラストの、全くそぐわない所が面白いと思いました。
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素材はコットン100%。オレンジ+緑+黄色+茶色のプリントで、色合いからしてとても70’sです。しかし、端のバイアス・テープはきちんと処理されておらず、カナダ製とは言え、一体現在の中国製とどう違うの?と言った造り…。
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鍋を掴む両端の部分も、中に薄いスポンジが入っているだけで、耐熱性はまるでなく、鍋掴みとしてはまるで役立たずのようです。まあ元から使うつもりはなく、昔のプリント生地として眺めるだけで、十分楽しいと思っています。
  




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by piyoyonyon | 2018-02-11 15:26 | ファブリック | Comments(0)

ビンテージの幼児服 3種

フリーマーケットで、1970~80年代の古い乳児~幼児服が、沢山詰まったダンボール箱がありました。一着50ペンスと書いてありました。ニット服がほとんどでしたが、中には可愛いプリント生地の服もありました。ドール服を作るのに使えそうだと思い、三枚選んで買いました。しかし、布地だけでなく、子供服として十分可愛いので、切り刻む前にお見せしたいと思います。
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まず、赤地にストライプと花柄の、胸ヨークの切り替えが可愛い長袖のワンピース。白いコットンのレース襟が、時代を物語っています。後ろはボタン留め。「Mothercare」と言う、今でもメジャーなマタニティ&子供服チェーン店の商品で、イギリス製なのが、また時代の古さを感じさせます。
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化繊混の、少し起毛した暖かみのある綾織りの、ちょっとフォークロアなプリント生地です。甘めの赤い地に青い小花柄は、非常に好み。一目見て、人形用の民族衣装を作るのに、ピッタリな生地だと思いました。
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お次は、ウォール・ストライプのコットン生地のノースリーブ・ワンピース。スカートには二つのポッケ、端は同色のバイアス・テープでトリミングされています。被り込み式で、背後に一つだけボタンがあります(つまり結構背中が開く)。手作りらしく、タグは見当たらなく、裾は手縫いです。
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こちらのほうが、現物に近い色味です↑。ちょっと幼児には渋過ぎるようなピンク色の、壁紙のようなストライプ+古風な花柄です。人形用には、クラシックな少女服が作れそう。
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最後の、少し朱掛かった赤のワンピースは、ウォール・ストライプ柄と同じ作者に寄るもののようで、全く同じパターンで出来ています。やはり同じ場所にポケットがあり、端はバイアスでトリミングされています。こんな何の変哲もないシンプルなデザインが、子供には一番素直に可愛いように思います。
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特にビンテージらしくもない、中途半端に古臭いプリント・コットン生地ですが、良く見ると、波線のボーダーの中に、猫村さんのような猫がソンブレロを被っているイラストが描かれていて、何とも言えない緩さに、どうにも逆らい難くなりました。周囲には、パイナップルやサボテンも描かれています。どうして猫でメキシカンを表現したかったのか、この布のデザイナーに突っ込みたくなりますね。これのみは、1/6サイズのファッション・ドール用の服としては、ちょっと柄が大きいので、何か別な物に改造するかも。
 




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by piyoyonyon | 2017-05-30 15:30 | ファッション・コスメ | Comments(0)

オレンジ系プラ・ビーズのチェーン・ベルト

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フリマのアクセサリー専門のプロのストールでは、ロング・ネックレスとして売られていましたが、実はウェスト用のベルトではないかと思っています。変形四角の、プラスティック製ビーズが連なっています。この色が、オレンジ、黄色、茶色と、いかにも70年代な配色。一辺は1.5cm位です。
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ファンキーで派手に見えますが、実際着用すると、ネックレスとしてもベルトとしても、意外な程落ち着いて馴染んで見えます。特に、茶系のシンプルなワンピース(またはチュニック)に似合うかも。
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プラ・ビーズは、良く見るとマットと透明がマーブル状で、飴かジェリー菓子のようで美味しそう。コーラ味、オレンジ味、レモン、またはパイン味と言ったところ。
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更に、全てのプラ・ビーズに、何故か指紋にしか見えない模様がベッタリ付いています。未だプラスティックが柔らかい内に、それぞれ指で捻って微妙なカーブを付けたとか?? 思わず、そんな不思議な製造方法を想像してしまいます。 
 




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by piyoyonyon | 2016-11-20 15:33 | アクセサリー | Comments(0)

ポップな花柄のビンテージ・エプロン

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地元のビンテージ屋風チャリティショップで買った、古いハーフ・エプロンです。ビンテージのエプロンは、今時普通のチャリティショップでも大抵3ポンド以上しますが、これはいかにもなのに、何故か1ポンドでした。
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素材は綿100%。恐らくマリー・クワントに影響された、フラワーパワー全開のポップな花柄で、1970年代らしいオレンジ系に、蛍光ピンクとモーヴが加わっています。元からこんな薄い色なのか、それとも何度も洗濯されて色褪せちゃったのかは、判断の付きにくいところ。
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何故って、ポケットの黄色は結構鮮やかなままだからです。この黄色無地と、白いリックラック(山道)テープが、レトロ感を高める良いアクセントになっています。
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ただしポケットが大き過ぎ、だらんと前のめりになるのが玉にキズ。多分、ハンドメイドだと思います。
   



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by piyoyonyon | 2016-11-06 15:23 | ファッション・コスメ | Comments(0)

額装のフェルトの貼り絵

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イギリスの古物として、今まで何度か見たことのある物です。多分1970年代に流行した、既に型抜きしてあるフェルトのピースを自分で台紙に貼る、キットか何かだったのではと想像しています。カラフルなフェルトの花がレトロ可愛いと思っていたのですが、生憎ひどく色褪せたりとかで、今まで状態の許せる物に出会ったことがありませんでした。それが先日、非常に綺麗な状態の物に出会い、安く手に入れることが出来ました。
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返ってちょっと綺麗過ぎて、ビンテージではなく結構最近作られたのでは?と疑う程です。でも、台紙にプリントしてある「Anemone Bouquet」の文字が、70年代の典型的な流行の書体なので、少なくともデザイン自体は70年代の物だと思います。
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実際には、アネモネだけじゃなく、スミレや勿忘草等の花も混じったブーケです。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-31 15:31 | インテリア・デコレーション | Comments(0)

二人のマリー・クワント・デイジー人形

地元の郊外大型フリマが、今年分は9月末に終了してしまいました。未だ近辺で定期的に開催されているのは、隣町の駐車場のと、隣村の牧草地のフリマ。前者は入場無料なものの規模が小さく、後者は割と大きめだけど駐車料金が1ポンド掛かります。その日は快晴だったので、後者を選んでみました(…別に私は両方行っても一向に構わないんですが)。そこでこの人形に出会ったのだから、その日の選択は大正解でした。
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イギリスのスウィンギング文化を代表するファッション・デザイナー、Mary Quant マリー・クワントに寄って、1970年代にデザインされた「Daisy デイジー人形」です。「マリー・クワントが世界一お洒落なファッション・ドールを作ります!」のキャッチコピーで販売されました。フリマでは、シンディ人形以上に、服や小物ですら出会える確率が非常に低く、まして、オリジナルの服や靴まで履いたままの人形は非常に稀です。この状態では、ネット・オークションならかなり高値で取り引きされるはずです。しかも、二体一辺に入手出来たのだから、凄~くラッキーでした。値段は2体で2.5ポンドで、一応2ポンドに値切ろうとしましたが、本当は2.5ポンドでも随分お買い得なんですよね…(笑)。
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どちらも、写真ではガングロで白目とアイシャドーが目立ちますが、実物はもう少し可愛く見えます。凄く大事にされていたのは確かで、人形自体にもアウトフィットにも手垢や退色はなく、どちらの人形もとても綺麗な状態。とは言え、手付かずで遊ばれなかった訳ではないらしく、下着は履いていないし、眉のプリント等は薄く掠れて来ています。目に眩しい赤と黄色のボーダーのトップ、黄色いクロップ丈パンツを履いています。髪は若干乾燥していますが、抜けはないようで、大きなカールも一応残ったままです。植毛は元からかなり緻密で、良く見ると、当時から数色の髪色をブレンドしてあるところにも注目です。
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赤いブーツには、マリー・クワントのシンボル、デイジー・マークが。
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一方こちらの人形の髪は、同様に髪色はブレンドしてあり植毛も密なものの、痛みが結構ひどく、アフロのようにちりちり。髪の長さは、後から短く切られたのかも知れません。そのままでは不恰好なので、やむを得ず後ろで束ねています。服にも、インクの染みがあります。チロリアン・テープのスタンド・カラーと、インド更紗風のプリントが70年代らしさを伝える、当時「ジプシー風」と呼ばれたマキシ丈のドレスを着ています。
追記:後から、このドレスは「Kenner Blythe ビンテージ・ブライス人形」のデフォルトと判明。
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ころんとサボのように丸い靴も、デイジー人形のアイコン的なアイテム。ただしアウトフィット自体は、どちらもデイジーの代表的なものではないらしく、デザイン名は突き止められませんでした。デイジー人形の着替えは、非常に沢山の種類が発売され、普通の店(ってニュース・エージェントとかか?)でも、子供達がお小遣いで簡単に購入出来たそうです。現在のファッション・ドールでは、利益率の高い人形自体を出来るだけ多く売ったろ、と言う商戦略なので、着替えはほとんど存在しません。
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最初に入手したデイジー人形(右)に比べると、どちらも一層小顔です。また、今回の2体のボディと見比べてみても、構造や部分的な素材、刻印の場所が異なっており、それぞれ製造された年代が違うようです。少し調べたところ、黄色い服(左)のが、初代の「Dizzy Daisy」だと分かりました。足はハード・プラスティックで膝は曲がらないし、腰も回らない簡素な仕組みです。ロング・ドレス(中)のが二番目。腰は回り、足は柔らかい塩化ビニール系(ソフトビニール)に換わりましたが、関節は曲がらず、ただグニャッとしているのみ。首の接続が細いプラスティック棒だけで、「折れたら最後」みたいだから、取り扱いには気を付けねばなりません。先に手に入れたのが、実は最も新しい三番目の「Dashing Daisy」でした。膝は曲がり、確かにギミックが一番進化しています。同じイギリスのシンディ人形に比べると、製造販売期間も短く、返って現在貴重な存在になっているデイジー人形ですが、イギリスだけでなく、オランダ等の国外でも販売されていたようです。フィンランドでは、オリジナルのフィン人やサーミ人の民族衣装バージョンも販売されていたとか。とにかく、イギリスの70年代のファッション文化を、今尚シンディ以上に鮮明に伝える人形です。
  




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by piyoyonyon | 2016-10-14 15:32 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

70年代のファッション・ドールのドレス制作セット

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今まで見たことのない、かなり珍しいアイテムをフリマで手に入れました。A3位×厚み7cm程度の紙箱のパッケージで、表に6種類の衣装を着たファッション・ドールがプリントされています。一瞬単なる着せ替え人形セットと思いきや、中には裸の人形と布、裁縫道具が入っていて、子供が自分で人形の服を制作する為のセットなのです。製造は1970年代のようですが、中身は未使用。そのストールは、プロの骨董商に見えたから、このセットも4ポンド位はしそう…と見送るつもりでしたが、値段も聞いていないのに、店主のほうから「それは1ポンドよ」とのお声が。即お買い上げとなりました。
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モデル人形は、身長23cmで、どちらかと言えばリカちゃんに近いサイズ。パッケージの写真を見る限り、中々レトロ可愛い人形です。そして服が、子供用ながら、どれも抜かりなくバリバリの70年代ファッションですね~。このセットから、6少なくとも種類の服が作れると書いてあります。香港製で、適応年齢は7歳から。
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中を開けると、人形(白ブーツ付き)、布6種の他に、ハサミ、糸、縫い針、マチ針、装飾テープ、スナップ、指貫までセットされて、一応これ一箱で、すぐに人形の服を作り始めることが出来る仕組みです。ただし、布の柄はパッケージとは随分違うし、人形は髪がザンバラで直らない上、元々植毛が疎らでひどく、更に、未使用なのに経年だけで後頭部がパカ~ッと割れています! 人形が裸のままでは可哀想だから、針の袋を乗せて撮影してみましたが、もしかして益々エッチ臭い?(笑)
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勿論、原寸大の型紙も付属しています。全部広げると、A1位の大きな紙1枚。これがかなり斬新な型紙でして、一方やはり日本の人形の服の作り方の本は優秀だなあと思います。このパターンに寄ると、服の端は切りっ放しの構造だから、もしかして布に解れにくく糊で固めた加工でもしてあるのか?と思いましたが、…単なる普通の綿生地でした。そもそも、プロの版下制作が書いたとは思えない、相当きったない図面です。
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このイラストにしても、絵心のない素人が写真をトレースしただけってな感じで、かなりテキトウ。パターンB(左から二番目)は、キモノと言う名のドレスだそうです。一応作り方の文章も載っていますが、とてもそれだけの説明で、初心者の子供が作れるとは思えない程不親切。とは言え、イギリスの手芸本は概ねそんな風です。とまあ、やっぱりあちこち完璧とは程遠く、昔の香港製だと納得するジャンク感は否めません。
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まあこれは、実用することなく、保存用資料になることと思います。それでも、服のデザイン自体は、今後の人形の服作りの参考にはなります。例え実際作ることが出来なくても、もし自分の子供時代に、こんな物をプレゼントされたら、どんなに興奮して嬉しかっただろうなと想像出来ます。
  




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by piyoyonyon | 2016-09-27 15:26 | おもちゃ・人形 | Comments(0)

1972年の複十字シール

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1970年版と一緒にキチ吉ちゃんから貰った、複十字(結核予防の為の募金活動)のクリスマス・シールです。やはりデンマークのお土産だと記憶していますが、これもアメリカ製です。発行は1972年。
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横長に柄が連なったデザインで、1970年の同様、やはり青がメイン・カラーです。
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それに、サブ・カラーとして赤が目立ち、クラシックなクリスマスの雰囲気が出ています。結構細かい柄ですが、レトロさが滲み出た、やはり可愛いデザインです。
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結核の他にも、肺気腫症等の呼吸器疾患、そして大気汚染と戦うことを謳っています。1970年代は、多分先進国で最も工業汚染が深刻だった時代のはずです。ところで、昔は不治の恐ろしい感染病で、私の祖父とP太の祖父も、新選組の沖田総司も「風立ちぬ」の菜穂子も命を落とした(肺)結核ですが、1970年代にも結核患者が居たのか?と言えば、伯母が長年結核用サナトリウムに看護師として勤めていたので、ずっとこの病気で苦しむ人々が存在し続けたようです。現在でも、世界で年間約150万人が死亡する、決して過去の病気ではないと言うことです。
 
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by piyoyonyon | 2015-12-20 15:35 | ステーショナリー・グラフィック | Comments(0)


こんにちは! ぴよよんです。英国から蚤の市等で出会った愛しのガラクタ達を御紹介する雑貨手帖も2冊目となりました。1冊目と共に宜しくお願い致します。


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